モナコ2022夏の最新移籍情報まとめ!補強ポイントや狙ってると噂の獲得候補・退団選手リストも調査!

モナコファンの皆さん、こんにちは。

 

過去2シーズンは下位に沈んでいましたが、2020-21シーズンは3位でフィニッシュし、3シーズンぶりにチャンピオンズリーグ出場権を獲得したものの、本戦プレーオフでシャフタール・ドネツクに敗れ、本選出場とはなりませんでした。

この敗戦を引きずった影響もあったか、2021-22シーズンはリーグアン開幕5試合で1勝1分け3敗とスタートダッシュに失敗し、その後もフォーメーションの変更など試行錯誤を繰り返しつつも、なかなか勝ち点を積み重ねることは出来ませんでした。

リーグ中位に停滞し、ベン・イェデルとの関係悪化も噂されたこともあり、シーズン半分でニコ・コバチ監督は解任されてしまいました。

 

2022年からは、クラブ・ブルージュで監督を務め、前任のヘンクを含めベルギーリーグを3シーズン連続で制していたフィリップ・クレメントが新監督に就任しましたが、就任直後のリーグ戦9試合で3勝3分け3敗と、前半戦と同じくなかなか軌道に乗れない状態が続きました。

しかしリーグアン第29節、チャンピオンズリーグ敗退でゴタゴタ状態だったパリ・サンジェルマンにホームで3-0で快勝し、その後怒涛の9連勝で一気に2位まで上がってきました。

最終節のRCランス戦では惜しくも引き分けに終わり、リーグ戦3位でフィニッシュし、チャンピオンズリーグ本選にストレートインとはなりませんでしたが、中位に停滞していたシーズン中盤戦の状態からここまで持ってきただけでも素晴らしいのではないでしょうか。

 

エースのベン・イェデルの復調、そして中盤の底で攻守に躍動し、一気にワールドクラスのボランチに成長したチュアメニの活躍がシーズン終盤でのモナコの復活の原動力となりましたが、チュアメニは先日レアル・マドリードへの移籍が決定してしまいました。

大きな戦力ダウンとなってしまいましたが、チュアメニ売却によって8000万ユーロ(約114億8500万円)を手にし、さらにパリ・サンジェルマンムバッペが契約延長したことによって、前所属のモナコに追加の移籍金3500万ユーロ(約50億2500万円)が入る可能性もあり、モナコはこの資金を元手に積極的な補強を仕掛けていくようです。

 

ということで今回は、パリ・サンジェルマンの一強状態に待ったをかけようとするASモナコの2022年夏

  • 最新移籍情報と補強ポイント
  • 狙っていると噂の獲得候補選手
  • 退団が予想される選手
  • まとめ

の順でお伝えしていきます。

 

他に気になるチームはありますか?

プレミアリーグ(イングランド)

 

ブンデスリーガ(ドイツ)

 

リーガエスパニョーラ(スペイン)

 

セリエA(イタリア)

 

リーグアン(フランス)

最新移籍情報と補強ポイント

現時点で決まっているASモナコの新加入・退団選手は以下の通りです。

〈加入〉 

pos. 選手名 年齢 移籍先 移籍形態(移籍金)
FW ブリール・エンボロ 25 ボルシアMG 4年契約(1200万ユーロ(約16億円))

 

 

〈退団〉

pos. 選手名 年齢 移籍先 移籍形態(移籍金)
GK バンジャマン・ルコント 31 エスパニョール レンタル1年
MF オーレリアン・チュアメニ 22 レアル・マドリード 完全移籍(8000万€、6年契約)

 

オーレリアン・チュアメニ(フランス代表)

ポジション:DMF、CMF
生年月日:2000年1月27日(22歳)

この夏、多くのビッククラブによって争奪戦が繰り広げられていましたが、ムバッペの獲得を逃したレアル・マドリードがクラブ史上4位となる8000万ユーロ(約114億8500万円)の移籍金で獲得し、チュアメニ争奪戦を制しました。

 

守備的MFを本職とするチュアメニは、2021-22シーズン5大リーグトップのインターセプト数(101回)を記録し、ボール奪取力の高さには定評があり、さらに展開力の高さや攻守の切り替えの冷静さにも磨きがかかり、若手ながら欧州屈指のボランチとして注目される存在となりました。

フランス代表でも、スタメンで出場する試合も増え、カタールW杯での活躍も期待されています。

 

早々とカゼミーロの後継者候補を獲得したレアル・マドリードは、この夏以降、中盤の世代交代を一気に進めてくることでしょう。

チュアメニはいきなり銀河系軍団のレギュラーポジションを確保することが出来るのか、新天地での活躍に注目ですね。

 

これを受けて、ASモナコの2022年夏の移籍市場での補強ポイントとして、

  1. チュアメニの後釜
  2. センターバック
  3. 前線の補充

が挙げられます。

 

①チュアメニの後釜

まずは、チュアメニの後釜候補の獲得に動くことでしょう。

現在のモナコのスカッドでは、ユスフ・フォファナジャン・ルーカスマタゾなどの若手がボランチとして起用でき、トップチームデビューをまだ果たしていないものの、下部組織で印象的なプレーを見せ、ビッククラブが注目しているママドゥ・クリバリという期待の逸材もいますが、まずはチュアメニが抜けた影響を最小限に抑えるためにも、中盤の選手獲得に動くことでしょう。

 

 

②センターバック

CBもバディアシルディザジマツィマなどに移籍の話も挙がっており、総入れ替えになる可能性もあります。

特にバディアシルチュアメニと並んで、ビッククラブからの関心を集めており、モナコは売却には消極的ではあるものの、オファー次第では移籍に動く可能性があります。

ここも補強の必要性は高いポジションだといえるでしょう。

 

 

③前線の補充

リーグ戦25得点8アシストを記録したエースのベン・イェデルと、リーグ戦9得点9アシストを記録したトップ下のフォラントの縦の関係が抜群のコンビネーションを見せ、チームの攻撃の中心となりましたが、二人のバックアッパーや、サイドの攻撃力には少し物足りなさを感じます。

ミッチェルSDもチャンピオンズリーグで戦うためにも得点力アップを課題として掲げ、前線の選手の補強に積極的に動くと予想されます。

 

 

 

狙っていると噂の獲得候補選手

では、補強ポイントに沿って、狙っていると噂の獲得候補選手を取り上げます。

 

①チュアメニの後釜

アマドゥ・オナナ(リール/ベルギー代表)

ポジション:DMF、CMF、CB
生年月日:2001年8月26日(20歳)

2020-21シーズンはブンデスリーガ2部のハンブルガーSVでリーグ戦25試合に出場、リールに移籍した2021-22シーズンはリーグ戦32試合に出場し、着実に実力を付けているベルギー期待の若手です。

6月のネーションズリーグではベルギー代表にも初招集され、これからの飛躍も期待されています。

 

195㎝のフィジカルと長い手足を生かしたボール奪取能力、ダイナミズムに定評があり、センターバックもこなすことの出来るユーティリティ性も持っています。

左右両足遜色なく使え、パス精度も高く、ベルギーU-21代表ではキャプテンを務めています。

 

クレメント監督もオナナを高く評価していることや、所属するリールも欧州カップ戦出場権を逃したことなどもあり、移籍に前向きに動いているようです。

チュアメニに近いスケールを持つオナナは、チュアメニの穴を埋める存在へと成長できるでしょうか、注目です。

 

 

ダニーロ(パルメイラス/ブラジル代表)

ポジション:DMF、CMF
生年月日:2001年4月29日(21歳)

コパ・リベルタドーレス2連覇を果たしたパルメイラスで、2020年大会は11試合、2021年大会は全13試合に出場し、2連覇の原動力となりました。

6月にはブラジル代表に初招集され、出場はなかったものの、日本戦にもベンチ入りしていました。

 

ボール奪取能力の高さはもちろん、隙あらば積極的に攻撃参加し、攻守両面でバランスの取れたボランチです。

利き足の左足から出されるパスの精度も高く、展開力はチュアメニを上回るものがあります。

また右サイドに流れ、カットインからチャンスメイクするなど、ウイングばりの攻撃力を見せます。

 

ダニーロ獲得にはバルセロナアーセナルなど、他のビッククラブも関心を示していますが、攻撃性能の高さはチュアメニを上回るポテンシャルを持っており、モナコでの飛躍に期待したいですね。

どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

②センターバック

ダビンソン・サンチェス(トッテナム/コロンビア代表)

ポジション:CB
生年月日:1996年6月12日(26歳)

2017年夏にアヤックスからトッテナムに加入し、加入初年度はリーグ戦31試合に出場しましたが、その後は出場機会が徐々に減少、2021-22シーズンはリーグ戦23試合の出場にとどまり、CBでは4・5番手の序列に位置しています。

 

圧倒的なフィジカルと身体能力の高さを生かし、チーム屈指の対人の強さを誇りますが、時折見せるパスミスなどビルドアップの面では不安視されており、2021-22シーズン途中からトッテナムの指揮官になったコンテ監督の下でも、ロメロが負傷離脱している期間は先発で起用されることもありましたが、ロメロ復帰後はベンチを温める日々が続きました。

 

とはいえ対人の強さやスピード、冷静な対応などセンターバックとしてトップクラスの能力を持っており、トッテナムとの契約は2024年6月末までとなっていますが、この夏新たなセンターバックを獲得した場合は、移籍に動く可能性もあります。

どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

イッサ・ディオプ(ウェストハム/元フランスU-21代表)

ポジション:CB
生年月日:1997年1月9日(25歳)

2018年にトゥールーズから当時のクラブ史上最高額となる2200万ポンドの移籍金でウェストハムに加入し、加入当初はレギュラーに定着していましたが、モイーズ監督がシーズン途中から就任した20-21シーズンは18試合、2021-22シーズンはオグボンナの負傷離脱やズマの不祥事といった非常事態の中でも、リーグ戦13試合の出場にとどまり、CB陣の中でも、序列は大きく下がっています。

 

長い手足を生かしたタックルを武器にボール奪取能力に長け、スピードやカバーリング能力も高いセンターバックです。

194㎝の長身を生かした空中戦の強さもあり、かつてはビッククラブからの関心も集めた逸材ですが、近年は伸び悩んでいます。

 

ウェストハムとの契約は来シーズン終了までとなっており、ラツィオリヨンなども獲得に関心を示しているようです。

まだ25歳と老け込む年齢ではないので、心機一転環境を変えて、再起を図るかもしれません。

新天地はどこになるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

③前線の補充

南野 拓実(リバプール/日本代表)

ポジション:WG、ST
生年月日:1995年1月16日(27歳)

リバプールでは出場機会をなかなか得ることで出来ませんでしたが、カップ戦ではチームの得点王になるなど、与えられた出場機会の中でしっかり結果を残してきました。

しかし、この夏リバプールファビオ・カルバーリョヌニェスなど前線の選手を積極的に補強し、さらに取り巻く状況は厳しくなっています。

 

自らドリブルで仕掛けるタイプではないですが、味方との連携を生かしてのチャンスメイクなどに長け、守備面でも前線から献身的にプレスを仕掛けていきます。

得点力はカップ戦や少ない時間ながらもリーグ戦での結果にも裏付けられており、リバプールで大舞台を多く経験している南野モナコは高く評価しているようです。

 

既にモナコと移籍金1800万ユーロ(約26億円)でクラブ間合意に達したとの報道もあり、クレメント監督も南野加入を認めるなど、ほぼモナコ移籍は決定的となっており、メディカルチェックを経て、正式発表を待つのみとなっています。

当面はトップ下のフォラント、またLWGでのポジション争いになりそうですが、モナコの得点力アップに貢献してくれることを期待しましょう。

 

 

ジャスティン・クライファート(ニース/オランダ代表)

ポジション:LWG、RWG、OMF
生年月日:1999年5月5日(23歳)

2017-18シーズンのアヤックスで若干18歳ながら、リーグ戦30試合に出場し、10得点5アシストとブレイクしましたが、その後移籍したローマではゴールを奪うことが出来ず出場機会も徐々に減少、2020-21シーズンはライプツィヒにレンタル移籍、2021-22シーズンはニースにレンタル移籍し、リーグ戦27試合で4得点5アシストを記録、5位でフィニッシュしたニースの主力として活躍しました。

 

左サイドでスピードとテクニックに溢れたドリブルで切れ込み、自らシュートを決めていくドリブラーで、クロスの精度も高く、チャンスメイク力にも長けています。

LWGのレギュラーであるゴロビンと比べると、ドリブルの推進力やパス精度にはまだ差がありますが、やや中央よりでプレーするゴロビンに対し、クライファートはサイドに張って自ら仕掛けるタイプだといえるでしょう。

 

ローマ移籍後はやや燻っていた印象ですが、2021-22シーズンのニースでの活躍で再浮上のキッカケを掴んだのではないでしょうか。

来シーズンはどこでプレーするか、まだ分かりませんが、モナコへの加入が実現したら、従来のスカッドにはない特色を加えることになるでしょう。

どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

セク・マーラ(ボルドー/フランスU-20代表)

ポジション:CF
生年月日:2002年7月30日(19歳)

2021-22シーズンはリーグアンで最下位に終わり、降格が決定してしまったボルドーの中でも、26試合で6得点を挙げ、期待の若手として注目を浴びました。

さらに、3年ぶりに開催されたモーリスレベロトーナメント(旧トゥーロン国際)では、フランスU-20代表として5得点を挙げ、得点王に輝き、チームの優勝の立役者となりました。

 

身体能力も高く、ヘディングでゴールを決めたり、サイドに流れてテクニックで相手をかわして、コースを狙うなど、多彩なゴールパターンを見せています。

最終節ブレスト戦では2得点を決め、ゴールへの嗅覚の良さも兼ね備えています。

 

2022-23シーズン降格が決定したこともあり、マーラ獲得にはモナコをはじめ、レンヌフライブルクブレーメンといったクラブが関心を示しているようです。

未来のエース候補を獲得するのは、どのクラブでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

 

退団が予想される選手

次に、退団が予想される選手を取り上げます。

 

ヴィト・マンノーネ(元イタリアU-21代表) → 退団決定

ポジション:GK
生年月日:1988年3月2日(34歳)
移籍先候補:不明

アーセナルでプロデビューを果たし、その後バーンズリーハル・シティサンダーランドレディングなどのプレーを経て2020年9月にモナコに加入、控えGKとして2020-21シーズンはリーグ戦9試合に出場しましたが、2021-22シーズンはニューベルバイエルンから加入したことにより、リーグ戦の出場はなく、カップ戦2試合のみの出場となりました。

契約満了となり、先日2021-22シーズン限りでのモナコからの退団が発表されました。

具体的な移籍先は挙がっていませんが、個人的にはまだプロでのプレー経験がないセリエAでのプレーに期待したいですね。

 

 

ブノワ・バディアシル(フランスU-21代表)

ポジション:CB
生年月日:2001年3月26日(21歳)
移籍先候補:マンチェスター・ユナイテッド、ニューカッスル、ユベントス

2018-19シーズンにトップチームデビューを果たし、その後はモナコの最終ラインの番人として活躍し、2020-21シーズンはリーグ戦35試合に出場、シーズン途中には怪我による離脱期間もありましたがリーグ戦24試合に出場しました。

チュアメニと並び、モナコで注目を浴びる若手の中心選手であり、多くのクラブが獲得に関心を示しています。

 

身長194㎝の強靭なフィジカルを生かした空中戦や地上戦でのデュエルの強さを誇り、スピードも兼ね備え、長い手足を生かしたボール奪取力の高さも誇ります。

また利き足の左足から正確なフィードを供給し、ビルドアップの面での貢献度も高いです。

時折、集中力の欠如から致命的なミスを招いてしまうこともありますが、成長著しい若手有望株の一人として挙げられています。

 

現在マンチェスター・ユナイテッドニューカッスルをはじめ、プレミア勢が獲得に関心を示している他、ユベントスキエッリーニの後釜候補としてバディアシルをリストアップしているようです。

しかしモナコバディアシルの契約解除金に4000万ポンド(約66億円)を要求しており、チュアメニも放出したこともあり、これ以上の戦力ダウンは避けたいようですが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

クリスラン・マツィマ(フランスU-20代表)

ポジション:CB
生年月日:2002年5月15日(20歳)
移籍先候補:リール、フライブルク、ドルトムント

2020-21シーズン、トップチームデビューを果たした若手のセンターバックで、2020-21シーズンはリーグ戦9試合、2021-22シーズンはリーグ戦7試合に出場しています。

また先日行われたモーリスレベロトーナメント(旧トゥーロン国際)ではフランスU-20代表で4試合に先発出場し、チームの優勝に大きく貢献しました。

 

190㎝の長身を生かした空中戦の強さに加え、足元の技術も高く、ビルドアップでの貢献度も高い選手です。

また長い手足を生かし、相手の懐に上手く潜り込んでボールを奪う技術も高く、カバーリング範囲も広いです。

モナコやフランス代表でのアンダーカテゴリーではキャプテンを務め、リーダーシップにも定評があります。

 

しかしモナコでの現状は、バディアシルディザジマリパンに次ぐ4番目の序列に位置し、2020-21シーズンと比べると先発出場の試合数は3試合から1試合へと減少し、少しモナコでの状況は厳しいものとなっています。

それでも、マツィマのポテンシャルは高く評価されており、リールフライブルクなどが獲得に関心を示しています。

完全移籍はなさそうですが、レンタル移籍の可能性は十分にありますね。

どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

ジブリル・シディベ(元フランス代表) → 退団決定

ポジション:RSB、LSB、RMF
生年月日:1992年7月29日(29歳)
移籍先候補:ヘルタ・ベルリン、シャルケ

2016年夏にリールから加入し、加入初年度はリーグ・アンで29試合に出場し、リーグ優勝やチャンピオンズリーグベスト4進出に貢献しました。

2019-20シーズンはエバートンへレンタル移籍しましたが、それ以外のシーズンは右サイドバックの主力として活躍してきました。

しかし、2021-22シーズンはアギラールの台頭により、出場機会が減少し、リーグ戦17試合の出場にとどまり、先日契約満了により退団が発表されました。

 

豊富な運動量を武器に、90分間縦に上下運動を繰り返すことが出来る攻撃的なサイドバックとしてその名を轟かせ、16-17シーズンのモナコではセンセーショナルな活躍を見せ、ロシアW杯のフランス代表メンバーにも選出されました。

守備面でも堅く粘り強い守備を見せ、世界有数のサイドバックとして注目を集めていましたが、近年は怪我の影響で戦線離脱することが多く、チーム内での序列も下がってしまいました。

 

これで2016-17シーズンのチャンピオンズリーグベスト4の主力メンバーが全て退団ということになりましたが、シディベの移籍先としてヘルタ・ベルリンシャルケといったブンデスリーガのクラブが有力視されています。

新天地はどこになるのでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

セスク・ファブレガス(元スペイン代表) → 退団決定

ポジション:CMF、OMF、DMF
生年月日:1987年5月4日(35歳)
移籍先候補:サンプドリア、引退

アーセナルバルセロナチェルシーとビッククラブを歩み続け、スペイン代表でも数多くのタイトルをもたらしてきたセスクは2019年冬にモナコに加入し、2021-22シーズンまで公式戦通算63試合に出場してきましたが、2021-22シーズンはハムストリングの怪我や新型コロナウイルス感染により、公式戦5試合のみの出場となり、先日契約満了により2021-22シーズン限りの退団が発表されました。

 

セスクは現地メディアのインタビューで「別のクラブで新たなスタートを切りたいと思っている」とコメントし、現役続行に意欲を示しており、噂されている現役引退については、コーチ就任の打診を断ったことも明かし、否定しています。

まずは怪我の状況にもよりますが、プレーヤーとしてもセスク以上の経験値を持つプレーヤーは少なく、加入すればチームに大きな財産をもたらす存在となるでしょう。

人生最悪の1年と2021-22シーズンを振り返っているセスクが来シーズンは充実した日々を送ることが出来るのか、今後の動向に注目です。

 

 

ソフィアン・ディオプ(フランスU-21代表)

ポジション:LWG、OMF、RWG
生年月日:2000年6月9日(22歳)
移籍先候補:ニース、ドルトムント、レスター

2018年夏にモナコに加入し、2020-21シーズンはリーグ戦32試合で7得点1アシストを記録、2021-22シーズンはリーグ戦30試合で6得点4アシストを記録し、モナコが低迷していた時期において希望の星となった若きドリブラーです。

 

2021-22シーズンも開幕からLWGや攻撃的MFとしてスタメン起用されていましたが、シーズン終盤戦は、冬の移籍期間で獲得したヴァンデルソンが前線のポジションで起用されるようになり、押し出される形でベンチを温める日々が続き、クレメント監督からの評価を得ることが出来ませんでした。

細かいタッチで狭い局面でも打開でき、パスセンスも高いテクニシャンですが、フィジカル面で不安視されることもあり、そこが差を生み出したようです。

 

噂されている南野クライファートなど前線の選手の補強が進めば、ディオプを取り巻く状況はさらに厳しくなり、移籍に踏み切る可能性もあります。

現在、ニースレスターなどが獲得に関心を示しているようですが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

 

まとめ

いかがでしたか。

 

今回は、『モナコ2022夏の最新移籍情報まとめ!補強ポイントや狙ってると噂の獲得候補・退団選手リストも調査!』と題してお伝えしました。

 

やはり、パリ・サンジェルマンの一強状態にあるリーグアンを盛り上げるためには、マルセイユ、そしてモナコといった伝統あるチームの奮闘は欠かせないのではないでしょうか。

2021-22シーズン後半戦での戦いぶり、そしてチュアメニが抜けたものの、それを埋めるべく積極的な補強に動いているモナコに来シーズンの活躍をぜひ期待したいですね。

加入が噂される南野にも、リバプール時代の鬱憤を晴らす活躍を見せて欲しいと思います。

 

まずは2021-22シーズン、惜しくも敗退を喫してしまったチャンピオンズリーグのプレーオフでしっかり勝って、本選出場を果たして欲しいです。

そしてリーグアンではパリ・サンジェルマンの牙城を崩し、チャンピオンズリーグでベスト4に進出した2016-17シーズン以来の優勝を期待したいですね。

 

他に気になるチームはありますか?

プレミアリーグ(イングランド)

 

ブンデスリーガ(ドイツ)

 

リーガエスパニョーラ(スペイン)

 

セリエA(イタリア)

 

リーグアン(フランス)

いつもありがとうございます!

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