ブライトン2022夏の最新移籍情報まとめ!補強ポイントや狙ってると噂の獲得候補・退団選手リストも調査!

シーガルズファンの皆さん、こんにちは。

 

かつては3部と2部を主戦場としていたクラブですが、16-17シーズンで35年ぶり、プレミアリーグが創設されてからは初昇格を果たし、2021-22シーズンはプレミアリーグで5シーズン目のシーズンとなりました。

2019-20シーズンは15位、そして2020-21シーズンは16位と、ギリギリで何とか残留し、リーグ残留が現実的な目標だったクラブでしたが、2021-22シーズンは大きく飛躍を遂げました。

 

19-20シーズンから指揮を執るグレアム・ポッター監督が、守備偏重だったチームに改革をもたらし、チーム全体でパスを回すポゼッションサッカーへの転換を図ってきました。

2020-21シーズンはプレミアリーグ16位だったものの、得失点差は“-6”と前のシーズンでの“-15”からさらに減少し、ポゼッションも1試合40%から55%程度までに引き上げ、パス成功率の向上にも成功しています。

 

2021-22シーズンは、ポッター監督が貫いてきたポゼッションサッカーが定着し、1試合平均のポゼッションはリーグ全体で4位の54.6%となり、1試合のパス成功本数は405本(成功率81.7%)を記録しました。

さらに守備陣は、失点数リーグ全体で6位(44失点)を記録し、開幕前に主力CBのホワイトを放出した影響をほとんど感じさせませんでした。

 

ビッククラブ相手にも物怖じせず、攻撃的なスタイルを展開し、前半戦はリバプールアーセナルチェルシーなどと引き分けるなど、互角に渡り合ってきました。

しかし2022年に入ると調子を落とし、2月から3月にかけてはリーグ戦6連敗を喫し、順位も13位まで下がってしまいました。

それでも4月以降は、アーセナルトッテナムに勝利し、マンチェスター・ユナイテッドにはホームで4-0で快勝、9試合で5勝3分け1敗と持ち直し、クラブ史上最高成績となるリーグ戦9位でフィニッシュしました。

 

ポッター監督は、対戦相手やチーム状況に応じて、“3-4-2-1”、“4-4-1-1”、“3-5-2”など様々なフォーメーションを使い、試合中でも状況に応じて配置を変え、ハイプレスからのカウンターを意識しつつもDFラインを高くせず、危機管理に備えた対応を見せています。

後方からショートパスをつなぐビルドアップを基本としつつ、時にはロングボールで積極的に裏を狙うなど、効率的な攻撃スタイルを追求しています。

 

就任4年目を迎える来シーズンは、ポッター監督の戦術がより浸透し、2021-22シーズン以上の躍進を期待したいですね。

ということで今回は、プレミアリーグの常連になりつつあり、来シーズンは欧州カップ出場権獲得をうかがっているブライトンの2022年夏

  • 最新移籍情報と補強ポイント
  • 狙っていると噂の獲得候補選手
  • 退団が予想される選手
  • まとめ

の順でお伝えしていきます。

 

他に気になるチームはありますか?

プレミアリーグ(イングランド)

 

ブンデスリーガ(ドイツ)

 

リーガエスパニョーラ(スペイン)

 

セリエA(イタリア)

 

リーグアン(フランス)

最新移籍情報と補強ポイント

現時点で決まっているブライトンの新加入・退団選手は以下の通りです。

 

〈加入〉 

pos. 選手名 年齢 前所属 移籍形態(移籍金)
GK キエル・スヘルペン 22 オーステンデ レンタル期間終了
MF カツペル・コズロウスキ 18 ユニオン・サン・ジロワーズ レンタル期間終了
FW 三笘 薫 25 ユニオン・サン・ジロワーズ レンタル期間終了
フリオ・エンシオ 18 リベルタ(パラグアイ) 完全移籍(1160万€、4年契約)
デニス・ウンダブ 26 ユニオン・サン・ジロワーズ レンタル期間終了※

※2022年1月31日にユニオン・サン・ジロワーズから完全移籍で加入。シーズン残りはレンタル移籍で残留。

 

三笘 薫(日本代表)

ポジション:LWG、LMF
生年月日:1997年5月20日(25歳)

2021-22シーズン開幕前に川崎フロンターレから4年契約で加入し、労働許可証の関係で2021-22シーズンはユニオン・サン・ジロワーズにレンタル移籍、公式戦通算29試合に出場し、8得点4アシストを記録、昇格組のユニオンの躍進を支える活躍を見せました。

日本代表でも、ワールドカップ出場権を決定づけるゴールを挙げるなど、切り札としての活躍を見せ、カタールW杯での活躍も期待されています。

 

何と言っても三笘の持ち味はドリブルですね!

左サイドでボールを受け、タメを作った後、積極的に仕掛けていくプレーは、日本代表でもユニオンでもお馴染みとなっています。

カウンターの時には、スピードと推進力のあるドリブルで中央から持ち込んだり、スペースを見つけ、積極的に飛び込んでゴールを奪っていきます。

ここ最近は得点力の高さも出てきましたね。

 

当面のライバルはおそらくLWGのトロサールになるでしょう。

ユニオンでも“3-5-2”のLWBでも起用されていましたが、守備の強度という点では少し不安が残ります。

ただ、ドリブルからの積極的な仕掛けやボールキープはブライトンのサッカーでも十分計算できますし、2列目でも結果を出す活躍を見せることが出来れば、起用法の幅も広がるでしょう。

ポッター監督はどう起用していくのか、日本代表と同様、インパクトの与える活躍に期待ですね。

 

 

デニス・ウンダブ(ドイツ)

ポジション:CF
生年月日:1996年7月19日(26歳)

ドイツ3部のクラブに在籍し、2020年7月に当時2部だったユニオンに加入、2020-21シーズンはリーグ戦26試合で17得点を記録し、昇格の立役者になりました。

2021-22シーズンもリーグ戦33試合で25得点10アシストを記録して、見事ベルギーリーグの得点王に輝きました。

前半戦の活躍から、冬の移籍期間終了間際にブライトンと4年半契約を結び、後半戦はレンタルという形でユニオンにそのまま残留し、シーズン終了後晴れてブライトンの一員となりました。

 

ゴールへの嗅覚と得点感覚に優れたストライカーで、動き出しが上手く、スペースを作り出し、ボールを受けて得点を奪っていきます。

またパス精度も高く、アシストの多さからもチャンスメイク能力も高いことが分かります。

前線から積極的にハイプレスを仕掛けるなど、守備面での貢献も大きく、ブライトンのサッカーでも十分適応できるでしょう。

 

ユニオンではベルギー代表ヴァンザイルとの強力な2トップを形成したように、2トップの方がウンダブの能力がより生きるかもしれません。

もちろん1トップでも機能するかもしれませんが、展開が速く当たりの激しいプレミアリーグの舞台で活躍し、さらにステップアップすることができるのか、来シーズンの活躍にも注目ですね。

 

 

〈退団〉

pos. 選手名 年齢 移籍先 移籍形態(移籍金)
DF ヘイドン・ロバーツ 20 ダービー レンタル移籍(23年5月末まで)
MF トゥードル・バルツァ 23 FCVファルル(ルーマニア1部) 完全移籍(フリー)
イヴ・ビスマ 25 トッテナム 完全移籍(2920万€、4年契約)
FW アーロン・コノリー 22 ヴェネツィア(イタリア2部) レンタル移籍(23年6月末まで)

 

イヴ・ビスマ(マリ代表)

ポジション:CMF、DMF
生年月日:1996年8月30日(25歳)

2018年夏にブライトンに加入後、在籍4シーズンで公式戦通算124試合に出場し、6得点3アシストを記録、ブライトンの中盤の要として活躍してきました。

2021-22シーズン開幕前からも、プレミアリーグのビッククラブから多くの関心を集めていましたが、トッテナムへ移籍金2500万ポンド(約41億円)、4年契約での完全移籍が決定しました。

 

2021-22シーズン、プレミアリーグで1試合平均のタックル成功数はリーグ1位の3.2回を記録するなど、リーグ屈指のボール奪取能力を誇り、ブライトンのカウンタープレスを主導する役割を担ってきました。

またボール保持時は、足元の技術の高さと巧みなフットワークで相手のプレスを回避してから、上手くパスコースを作り出し、ブライトンのポゼッションサッカーに大きく貢献する活躍を見せていました。

 

かねてからチャンピオンズリーグ出場の憧れを持っていたビスマは、トッテナム加入決定に際し、「チャンピオンズリーグに出場することは、僕の夢なんだ。…スパーズの選手としてチャンピオンズリーグでプレーできるなんて信じられない。本当に嬉しい。…みんなにありがとうと言いたい。スパーズにも感謝している」とコメントしています。

欧州の舞台で、さらにスターダムに上る活躍を見せてくれることに期待したいですね。

 

これを受けて、ブライトンの2022年夏の移籍市場での補強ポイントとして、

  1. DFラインの補充
  2. ビスマの後釜候補
  3. 二桁得点を狙えるストライカー

が挙げられます。

 

①DFラインの補充

3バックと4バックを対戦相手に合わせて併用するポッター監督のプランにおいて、CBはもちろん、WBなどにも対応できるユーティリティ性を持った選手が控えていることは重要なポイントとなります。

冬の移籍期間でバーンニューカッスルに引き抜かれてからは、守備陣の整理に時間がかかり、WBを主に務めていたフェルトマンククレジャが3バックに入ることもありました。

 

ククレジャには、2021-22シーズンの活躍から、引き抜きの噂が挙がっており、2021-22シーズンはジェノアにレンタル移籍していたエスティゴーにはナポリへの完全移籍も噂されています。

CBまたSB問わずDFの補充が求められます。

 

 

②ビスマの後釜候補

攻守に渡りブライトンのキーマンとして活躍したビスマの穴はそう簡単には埋まらないかもしれませんが、守備の強度と一定の攻撃センスを持ち合わせるCMFを獲得することは、ポゼッションサッカーを継続していく上で、不可欠だといえます。

2021-22シーズン加入したムウェプや、冬にレンタルバックし、終盤戦に先発起用されたカイセド、ベテランのララーナなどが控えていますが、ビスマの売却益を利用して即戦力候補を獲得しても良いかもしれません。

 

 

③二桁得点を狙えるストライカー

2021-22シーズンのリーグ総得点数は42点を記録し、2020-21シーズンのリーグ総得点数(40点)を超えたものの、リーグ全体では15位と低く、得点力不足は相変わらずブライトンの頭を悩ませる問題となっています。

特にチームのトップスコアラー(8点)のモペートロサールは2列目で生きるタイプであり、ここまでの攻撃的な選手の補強も2列目の選手が主になっており、1トップを張って二桁得点を狙えるストライカーの獲得を期待したいですね。

 

 

 

狙っていると噂の獲得候補選手

では、補強ポイントに沿って、狙っていると噂の獲得候補選手を取り上げます。

 

①DFラインの補充

リーヴァイ・コルウィル(ハダーズフィールド/イングランドU-21代表)

ポジション:CB、LSB
生年月日:2003年2月26日(19歳)

チェルシーの下部組織出身で、2021-22シーズンはハダーズフィールドにレンタル移籍し、チャンピオンシップで29試合に出場、2得点1アシストを記録して、主力として活躍しました。

 

身長187㎝の屈強なフィジカルを持つ左利きのCBで、地上戦また空中戦問わず高いデュエル勝率を誇り、長いリーチを生かした粘り強くアグレッシブな守備を売りとしてします。

またロングフィードの精度も高く、ビルドアップの際には時折、自らドリブルで持ち込んでいくなどの積極性も見られます。

3バックでも4バックでも対応でき、左サイドバックにも対応できるユーティリティ性もあります。

 

3バックと4バックを併用するブライトンにとっては使い勝手の良い選手かもしれませんね。

保有元のチェルシーも来シーズンは再びレンタルでの武者修行を計画しているようで、ブライトンをはじめ、エバートンレスターなどが獲得を狙っているようです。

2021-22シーズンは、プレミアリーグ昇格プレーオフ決勝で、決勝点につながるオウンゴールを献上してしまい、悔しさを味わいましたが、プレミアリーグでその悔しさを晴らすことは出来るのでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

ニコラス・タグリアフィコ(アヤックス/アルゼンチン代表)

ポジション:LSB、CB、LMF
生年月日:1992年8月31日(29歳)

2018年1月にインデペンディエンテからアヤックスに加入後、左サイドバックの主力として定着し、アヤックスの18-19シーズンの国内2冠やチャンピオンズリーグベスト4進出などに大きく貢献しました。

アルゼンチン代表でも常連になりつつあり、カタールW杯の代表メンバー入りも有力視されています。

 

闘志溢れるプレーを持ち味とするタグリアフィコは、身長172㎝と小柄ながらも空中戦に強く、対人守備の強さを誇ります。

またスピードもあり、持ち上がりのタイミングやDFラインの裏への抜け出しにも長けた高い攻撃センスを持っています。

全体的にバランスが取れており、攻守両面でククレジャと同じような強さを誇るサイドバックです。

 

冬の移籍期間では、バルセロナナポリへの移籍も噂されていましたが実現せず、タグリアフィコも不満を漏らしていました。

アヤックスとの契約も残り1年となり、アヤックスは完全移籍での売却に前向きの姿勢のようです。

現時点では、ブライトン以外にもリヨンタグリアフィコ獲得に動き出しているようですが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

②ビスマの後釜候補

モハメド・カマラ(ザルツブルク/マリ代表)

ポジション:DMF、CMF
生年月日:2000年1月6日(22歳)

近年、有望な若手選手を多く輩出し、チャンピオンズリーグでもベスト16に進出するなど躍進を遂げているザルツブルクに所属する期待のCMFで、2021-22シーズンはリーグ戦25試合に出場し、チャンピオンズリーグではグループリーグと決勝トーナメント合わせて8試合すべてに先発出場しています。

 

ザルツブルクではアンカーとしてプレーし、相手に対する速い寄せ、高いボール奪取力、豊富な運動量、前線へのパス精度の高さなどが評価されています。

特に2021-22シーズン、オーストリア・ブンデスリーガで地上戦勝利数はリーグ2位の147回を記録し、勝率は62%を記録、デュエルの強さを大きな武器としています。

身長174㎝と小柄であり、ビスマほどの手足の長さはないですが、対人守備の強さや能力の高さ、また豊富な運動量や相手のいなし方などはビスマに引けを取らないものを持っています。

 

2021-22シーズンの活躍から、リーズニューカッスルなどプレミア勢の関心も集まっていますが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

グスタボ・ハメル(コヴェントリー/元オランダU-20代表)

ポジション:DMF、CMF、RSB
生年月日:1997年6月24日(25歳)

ブラジルで生まれ、オランダに家族で移住した後、フェイエノールトの下部組織に所属し、トップチームでは2試合出場しました。

その後、2018年7月にはズヴォレに完全移籍し、主力として活躍、日本代表DF中山雄太ともチームメイトでした。

2020年7月にコヴェントリーに移籍し、2020-21シーズンはリーグ戦42試合で5得点3アシスト、2021-22シーズンはリーグ戦39試合で3得点10アシストを記録、ボランチの主力として活躍しています。

 

2021-22シーズン、チャンピオンシップで77%のパス成功率を記録し、中盤で確実にボールを繋ぎ、精度の高いパスを前線に供給します。

ロングフィードだけでなく、積極的にプレスを掛けていき、高い位置からボールを奪い、ドリブルで持ち込んで決定的なパスを出すなど、守備面での貢献度も高いです。

ミドルシュートの強度も強く、様々なパターンでゴールに近づいていきます。

ボランチだけでなく、右サイドバックにも対応できるユーティリティ性もあります。

フィジカルの強さや豊富な運動量、サイドバックもこなせるユーティリティ性などはブライトンの可変式フォーメーションでも十分生きることでしょう。

ポゼッションサッカーにも難なく適応できると思います。

 

コヴェントリーは2021-22シーズン、チャンピオンシップ12位でフィニッシュしましたが、ハメルはプレミアリーグへの個人昇格を果たすことが出来るでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

③二桁得点を狙えるストライカー

サーシャ・カライジッチ(シュトゥットガルト/オーストリア代表)

ポジション:CF、OMF
生年月日:1997年7月7日(25歳)

2019年夏にシュツットガルトに加入後、2020-21シーズンはリーグ戦33試合で16得点を記録し、2021-22シーズン前半戦は肩の怪我により離脱していたものの、復帰した後半戦はリーグ戦15試合で6得点を記録、シュツットガルトの残留に貢献しました。

 

身長2mの大型ストライカーであり、そのサイズから空中戦では抜群の強さを誇り、2021-22シーズン記録した6得点中半分の3得点はヘディングで挙げています。

もちろん、空中戦の強さだけでなく、足元の技術の高さから巧みにボールキープし、前線から少し下がってゲームメイクしたり、狭い局面を切り開いていくこともあります。

ブライトンに加入すれば、1トップを張れる待望のターゲットマンとなり、二列目の動きをより生かしたダイナミックな攻撃を見せることも出来るでしょう。

 

カライジッチシュトゥットガルトとの契約は来シーズン終了までとなっており、ブライトンの他にもウェストハムレスターローマベンフィカなど、欧州の多くのクラブからの関心を集めていますが、「すべてに対してオープンだ」とコメントしているカライジッチはどんな決断を下すのか、注目です。

 

 

エヴァニウソン(ポルト/元ブラジルU-23代表)

ポジション:CF
生年月日:1999年10月6日(22歳)

フルミネンセでプロデビューし頭角を現した後、2020-21シーズンの夏の移籍期間で、ポルトに5年契約で加入しました。

2020-21シーズンはリーグ戦15試合で3得点にとどまり、2021-22シーズンも開幕当初は控えでしたが、中盤戦以降はスタメン起用も増え、リーグ戦30試合で14得点4アシストを記録し、冬の移籍期間でリバプールに移籍したルイス・ディアスに代わる新たな得点源として活躍しました。

 

ウィンガーからストライカーにコンバートされたことにより才能が開花し、エリア外では積極的にドリブルで持ち込んでいく事が出来る上、シュート精度の高さも武器とし、エリア内では少ないタッチと無駄のない動きで確実にゴールを奪っていきます。

フィジカルの強さと足元の技術の高さも誇り、少ない動きからゴールを奪っていくスタイルから“Lewanilson(レヴァニウソン)”と呼ばれるなど、レヴァンドフスキとも比較されます。

 

当初はブライトンウォルバ―ハンプトンなどがエヴァニウソン獲得に関心を示していましたが、2021-22シーズンのブレイクから、ポルトエヴァニウソンの移籍金を8000万ユーロ(約113億円)に設定し、マンチェスター・ユナイテッドが出した移籍金6500万ユーロ(約92億円)のオファーは拒否されたようです。

当然、ブライトンには手が出ない額ですが、ブライトンへ加入すれば、1トップとして頼りがいのある存在となるでしょう。

いずれにせよ、クラブレコードの移籍金が必要かもしれませんね。

注目株の今後の動向に注目です。

 

 

 

退団が予想される選手

次に、退団が予想される選手を取り上げます。

 

ロベルト・サンチェス(スペイン代表)

ポジション:GK
生年月日:1997年11月18日(24歳)
移籍先候補:レスター

レバンテの下部組織出身で、2013年にブライトンのユースに加入後、2020-21シーズンにトップチームデビューし、そのまま正GKの座を奪取。

2020-21シーズンはリーグ戦27試合に出場し、2021-22シーズンはリーグ戦37試合に出場しました。

昨年3月にはスペインA代表にも招集され、EURO2020のスペイン代表メンバーを果たし、現在も定期的に代表に招集され、カタールW杯メンバー入りも期待されています。

2020-21シーズンは10試合でクリーンシートを達成し、2021-22シーズンも11試合でクリーンシートを達成、ブライトンの最後の砦として立ちはだかっています。

 

197㎝の高身長と長いリーチを生かした高いセービング技術に加え、足元の技術も高い現代的なゴールキーパーであり、ブライトンのポゼッションサッカーを展開する上で、後方からのビルドアップを支えるロベルト・サンチェスは不可欠な存在となっています。

 

サンチェスに関しては、レスターシュマイケルの後継者として、サンチェス獲得を狙っているようです。

ブライトンとの契約も2025年6月末まで残っており、ブライトンでの絶対的な地位を確立しつつあるため、移籍には消極的な姿勢のようです。

代わりのGK獲得の話も現時点では挙がっていませんが、何が起こるか分かりませんね。

どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

マルク・ククレジャ(スペイン代表)

ポジション:LSB、LMF
生年月日:1998年7月22日(23歳)
移籍先候補:マンチェスター・シティ、チェルシー

2021-22シーズン、プレミアリーグ初挑戦ながら、しっかり適応し、ブライトンで結果を残した左サイドのスペシャリストです。

2021-22シーズンはリーグ戦35試合に出場し、クラブの年間MVPに選出されています。

 

攻撃面では、縦への推進力の強いドリブルと、90分間上下運動を繰り返すことが出来る運動量でチャンスメイクをします。

守備面でもタックル成功数(93回)、デュエル勝利数(151回)はチームトップを記録し、強度を見せています。

バルセロナの下部組織出身ということもあり、足元の技術の高さやビルドアップ能力の高さにも定評があります。

攻守両面で計算できるサイドバックとして、一気にビッククラブの注目を集める存在になりました。

 

2021-22シーズンのブライトンでのククレジャの活躍から、プレミアリーグ内でも争奪戦が繰り広げられており、マンチェスター・シティククレジャ獲得に移籍金3000万ポンド(約48億円)を用意しているとの報道もあった他、チェルシーも獲得に関心を示しているようですが、ビスマを放出したこともあり、これ以上の主力の放出は避けたいとブライトンは消極的な姿勢のようです。

左サイドを主戦場とする三笘にとってもククレジャの存在は大きいですが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目ですね。

 

 

レアンドロ・トロサール(ベルギー代表)

ポジション:LWG、OMF、ST
生年月日:1994年12月4日(27歳)
移籍先候補:ニューカッスル、マンチェスター・ユナイテッド

2019年7月にヘンクからブライトンに加入後、1年目からレギュラーに定着し、2021-22シーズンもリーグ戦34試合に出場、8得点3アシストを上げ、チームのトップスコアラーになる活躍を見せました。

ベルギー代表にも定期的に招集され、カタールW杯の代表メンバー入りも期待されています。

 

優れたアジリティと足元の技術の高さを生かした鋭いドリブル突破を見せ、シュート精度の高さや、パス精度の高さも誇り、裏への抜け出しなど黒子的な動きも見せるなど、ラスト30mで決定的な仕事をこなしていきます。

また守備面では献身的に高い位置からプレスを掛けていき、WBで起用された試合もありましたが、豊富な運動量と献身的な動きでバランスを保ち、攻守両面でブライトンのサッカーに大きく貢献しています。

 

これまで、LWGやSTなどで起用され、ブライトンの攻撃を牽引する活躍を見せてきたトロサールですが、ブライトンとの契約は来シーズン終了までとなっています。

ブライトンは契約延長に向け動き出すようですが、ビッククラブへのステップアップのチャンスと捉え、移籍に向けて動くかもしれませんね。

三笘の活躍も、もしかしたらトロサールの動向に影響を与えるかもしれません。

 

 

 

まとめ

いかがでしたか。

 

今回は、『ブライトン2022夏の最新移籍情報まとめ!補強ポイントや狙ってると噂の獲得候補・退団選手リストも調査!』と題してお伝えしました。

 

2021-22シーズン開幕前は、アーセナルに守備の要ホワイトを放出したにも関わらず、クラブ史上最高成績を収め、この夏も中盤の主力のビスマを放出しつつも、2021-22シーズンと同様の成績を収めることが出来れば、プレミア屈指の育成型クラブとしてのブランドを確立することが出来るでしょう。

三笘をはじめ、多くの原石が加入しており、世界最高峰のプレミアリーグの舞台でどのように輝くことが出来るか、注目ですね。

 

来シーズンのプレミアリーグの日程も既に発表され、開幕戦はアウェーでマンチェスター・ユナイテッドと、第2節はホームでニューカッスルと激突します!

 

開幕から強豪との試合が続きますが、この2連戦を上手く乗り切れば、クラブ史上初となる欧州カップ戦出場権獲得も見えてくるかもしれません。

ポッター監督のポゼッションサッカーが成熟し、プレミアだけでなく、欧州を席巻する日も近いかもしれないですね。ブライトンの活躍にも注目です。

 

他に気になるチームはありますか?

プレミアリーグ(イングランド)

 

ブンデスリーガ(ドイツ)

 

リーガエスパニョーラ(スペイン)

 

セリエA(イタリア)

 

リーグアン(フランス)

いつもありがとうございます!

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