ドルトムント2022夏の最新移籍情報まとめ!補強ポイントや狙ってると噂の獲得候補・退団選手リストも調査!

ドルトムントファンの皆さん、こんにちは。

 

ドルトムントファンの皆さんにとっては、2021-22シーズンは、またしても残念なシーズンになってしまいました。

2021-22シーズンは、2019-20シーズンにボルシアMGを4位に導いたマルコ・ローゼ監督が新たに就任し、今回こそは覇権奪回かと期待もありました。

しかし、シーズンを通して、リーグ順位は2位を維持したものの、バイエルンとの力の差は埋められず、バイエルンに前人未踏のリーグ10連覇を許してしまいました。

 

リーグ順位以上に、なかなか安定しない試合内容が続き、守備の崩壊も目立ってしまいました。

ローゼ監督は、ボルシアMG時代は“4-3-1-2”また“4-3-3”のフォーメーションを使い分け、強度の高いプレスと前線への速いスプリントを駆使した戦術を展開し、地元紙は当時のボルシアMGの攻撃スタイルを「嵐を呼ぶ雄牛たち」と評していました。

しかし、ドルトムントではローゼ監督の戦術は浸透せず、監督のプランと選手たちの温度差が如実に出てしまいました。

シーズン中盤は、エースのハーランドをはじめ故障者が続出し、苦しい時期を送る事になり、ヨーロッパリーグでは決勝トーナメントプレーオフでレンジャーズに2戦合計6失点の大敗を喫し、終始もやもやさせられる戦いぶりでした。

 

リーグ戦も2位に終わり、来シーズンもローゼ監督の続投が有力視されていましたが、最終節終了後、クラブ首脳陣は協議の末、ローゼ監督の解任を発表し、後任には2020年12月にファブレ監督解任後に指揮してしたエディン・テルジッチTDが就任することが発表されました。

バイエルンに爪痕一つ残すことも出来ず、みすみす10連覇を許してしまった不甲斐ない状況を踏まえ、ドルトムントはこの夏の移籍市場で積極的に動き、エースのハーランドマンチェスター・シティに移籍したものの、その収入源を元に、シュローターベックアデイェミらを獲得し、来シーズンこそは覇権奪回を目論んでいます。

 

ということで今回は、ブンデスリーガの覇権を奪回すべく、積極的に動いているドルトムントの2022年夏

  • 最新移籍情報と補強ポイント
  • 狙っていると噂の獲得候補選手
  • 退団が予想される選手
  • まとめ

の順でお伝えしていきます。

 

他に気になるチームはありますか?

プレミアリーグ(イングランド)

 

ブンデスリーガ(ドイツ)

 

リーガエスパニョーラ(スペイン)

 

セリエA(イタリア)

 

リーグアン(フランス)

最新移籍情報と補強ポイント

現時点で決まっているドルトムントの新加入・退団選手は以下の通りです。

 

〈加入〉

pos. 選手名 年齢 前所属 移籍形態(移籍金)
GK アレクサンダー・マイヤー 31 レーゲンスブルク(2部) 完全移籍(フリー)
マルセル・ロトカ 21 ヘルタ・ベルリン 完全移籍(フリー)
DF ニクラス・ズーレ 26 バイエルン・ミュンヘン 完全移籍(フリー、4年契約)
ニコ・シュロッターベック 22 フライブルク 完全移籍(2000万€、5年契約)
MF サリフ・エズジャン 24 ケルン 完全移籍(500万€、4年契約)
FW カリム・アデイェミ 20 ザルツブルク 完全移籍(3000万€、5年契約)
ジェイデン・ブラーフ 19 マンチェスター・シティU-23 完全移籍(フリー)

 

ニクラス・ズーレ(バイエルン・ミュンヘン/ドイツ代表)

ポジション:CB、RSB
生年月日:1995年9月3日(26歳)

2017年夏にホッフェンハイムから加入後、5シーズンにわたり公式戦通算171試合に出場してきましたが、2021-22シーズン限りで契約が切れ、ニューカッスルチェルシーなどプレミアリーグへの移籍も噂されていましたが、まさかのドルトムントへのフリーでの移籍を決断しました。

2020-21シーズンはボアテングアラバの牙城を崩すことが出来ませんでしたが、2021-22シーズンは3バックと4バックを併用するナーゲルスマン監督の下で重宝され、リーグ戦28試合に出場しました。

 

身長195㎝の強靭なフィジカルを武器に、対人の強さを誇り、2021-22シーズンもトップスピード時速34.0㎞を記録するなど、身体能力の高さも見られます。

またパス成功率も90.08%を記録し、ビルドアップの面でも大きく貢献しています。

 

バイエルンハイナー会長は「ステップアップになるとは思わない」と否定的な見方をしていますが、ドイツ代表のフリック監督は「リーグの競争力が上がる」とズーレの移籍の決断を歓迎しています。

レギュラーを張っていたDFのフリー流出がここ数年間続き、バイエルンにとって大きな痛手となりました。

もしかしたら、バイエルンの11連覇を止めるのは、元バイエルンの主力DFなのかもしれないですね。来シーズンの活躍に期待しましょう。

 

 

ニコ・シュロッターベック(フライブルク/ドイツ代表)

ポジション:CB、LSB、DMF
生年月日:1999年12月1日(22歳)

2020-21シーズン後半戦はレンタル先のウニオン・ベルリンで主力として定着し、満を持して復帰した2021-22シーズンは、フライブルクでコロナウイルスでの欠場2試合を除く、全32試合にスタメン出場し、一気にブレイクしました。

この活躍から、バイエルントッテナムなど多くのビッククラブの関心を集めていましたが、ドルトムントが争奪戦を制しました。

 

191㎝の高身長とフィジカルを生かし、地上戦また空中戦問わず対人での強さを見せるとともに、長い手足を生かしたボール奪取能力の高さも誇ります。

利き足の左足からの正確なパスも持ち味の一つであり、3バックにも4バックにも対応できるポリバレント性も兼ね備えています。

積極的にドリブルで持ち上がっていくなどの攻撃面でも成長も見られます。

 

ズーレと共に来シーズンはドルトムントのCBコンビを組むことが予想されますが、2021-22シーズンのフライブルクと同様、またはそれ以上の活躍を見せ、ワールドクラスのDFとして飛躍を遂げて欲しいですね。期待の若武者の活躍に期待しましょう。

 

 

サリフ・エズジャン(ケルン/トルコ代表)

ポジション:CMF、DMF、OMF
生年月日:1998年1月11日(24歳)

ケルンの下部組織で育ち、2020-21シーズンはリーグ戦28試合、2021-22シーズンはリーグ戦31試合に出場し、主力として活躍しました。

各年代のドイツ代表でプレーし、2020年にはU-21ドイツ代表として欧州選手権での優勝にも貢献しましたが、A代表はトルコ代表を選択し、今年3月にデビューを果たしました。

 

視野の広さとパスセンスの高さを生かし、中盤の底からゲームメイクしていきます。

ミドルシュートの精度の高さや、推進力の強いドリブルも武器として併せ持っています。

また攻撃面だけでなく、インターセプト数はチーム2番目の51回を記録し、視野の広さから先読みする守備面での貢献度も高く、攻守両面で計算できる選手に成長してきました。

 

ケールSDもエズジャンについて「泥臭い仕事ができ、チームを助けるために常に全力を尽くす。彼のメンタル、フィジカル、そして知性はチームの武器となるだろう」と期待を寄せています。

ヴィツェルの後釜として迎え入れられたエズジャンは、ドルトムントの中盤の軸となることが出来るでしょうか、活躍に期待ですね。

 

 

カリム・アデイェミ(ザルツブルク/ドイツ代表)

ポジション:CF、WG
生年月日:2002年1月18日(20歳)

2021-22シーズン、ザルツブルクでリーグ戦29試合で19得点5アシスト、チャンピオンズリーグでも8試合で3得点2アシストを記録し、ベスト16に進出したザルツブルクで中心的な活躍を見せ、一気にブレイクしました。

昨年9月にはドイツ代表デビューも果たし、カタールW杯の代表メンバー入りも期待されています。

 

アデイェミの最大の特徴は“スピード”です。

30mを推定3.6秒で走り、カウンターではほぼ独走状態になり、一気にゴールへと持ち込んでいきます。

さらに、ドリブルやシュートテクニックも高く、両足を器用に使いこなし、2021-22シーズンは決定力にさらに磨きがかかり、ゴールを量産していきました。

 

ハーランドに代わる新たな得点源としての期待も高いですが、アデイェミ自身も「僕はアーリングとは違うタイプの選手であり、比べることは出来ない」とコメントし、まずはレギュラー定着を目標に掲げています。

ドルトムントでは、RWGでの起用が予想されていますが、今までの二列目の選手とは違う持ち味を発揮できるのか、来シーズンの活躍に注目ですね。

 

 

〈退団〉

pos. 選手名 年齢 移籍先 移籍形態(移籍金)
GK ロマン・ビュルキ 31 セントルイス・シティ(MLS) 完全移籍(フリー、25年12月末まで)
マルビン・ヒッツ 34 バーゼル 完全移籍(フリー、3年契約)
DF マルセル・シュメルツァー 34 現役引退
マリン・ポングラチッチ 24 ヴォルフスブルク レンタル期間終了
MF ヘイニエル 20 レアル・マドリード レンタル期間終了
  アクセル・トマ・ヴィツェル
33 アトレティコ・マドリード 1契約
FW アーリング・ハーランド 21 マンチェスター・シティ 完全移籍(6000万€、5年契約)
シュテファン・ティッゲス 23 ケルン 完全移籍(150万€)

 

ロマン・ビュルキ(元スイス代表)

ポジション:GK
生年月日:1990年11月14日(31歳)

2015年に加入後、2020-21シーズンまでは正GKとして活躍していましたが、2020-21シーズン負傷離脱後は定位置を失い、2021-22シーズンはシュトゥットガルトからコベルが加入したことで、出場はおろか、ベンチ入りもままならない状況でした。

冬の移籍期間での移籍も模索していましたが実現せず、その後も第3GKの序列は変わらず、出場機会はなかなか訪れない中、3月中旬には2023シーズンからMLSに新規参入するセントルイス・シティへの移籍が発表されました。

 

第31節バイエルン・ミュンヘン戦でようやく2021-22シーズン初のベンチ入りを果たし、最終節ホームでのヘルタ・ベルリン戦ではフル出場を果たし、2-1の勝利に貢献しました。

ビュルキ自身もアメリカ移籍に関し、「セントルイスというまだ構築中のクラブで、その発展に関われることを楽しみにしている」とコメントしています。

歴史がないクラブで、ビュルキの経験はどんな効果をもたらすのか、新天地での活躍にも期待ですね。

 

 

マルセル・シュメルツァー(元ドイツ代表)

ポジション:LSB
生年月日:1988年1月22日(34歳)

クロップ監督が指揮し、香川真司レヴァンドフスキフメルスなどを擁して、ブンデスリーガ2連覇を成し遂げたチームの時代から左サイドバックのレギュラーとして活躍していたシュメルツァー。

下部組織から昇格後もプロではドルトムント一筋でプレーしてきましたが、近年は怪我との闘いで戦線離脱を余儀なくされ、最後の出場は2020年6月17日のマインツ戦で、2シーズン出場がありませんでした。

そんな中、自身のインスタグラムで現役引退を報告し、「残念ながらこの2年間は度々怪我に悩まされた。それに関して、ここでリハビリに臨ませてくれたドルトムントに感謝を告げたい」とコメントしています。

ドルトムントで14シーズンにわたって公式戦通算366試合に出場し、キャプテンも務めたシュメルツァーに感謝を表しつつ、またいつか何らかの形でドルトムントに戻ってくることにも期待したいですね。

 

 

アーリング・ハーランド(ノルウェー代表)

ポジション:CF
生年月日:2000年7月21日(21歳)

いつかはドルトムントを離れる日が来るとは分かっていましたが、ついにその日がやってきてしまいましたね…。

多くのビッククラブの争奪戦が繰り広げられていましたが、かつてハーランドの父親もプレーしたマンチェスター・シティへの移籍が決定しました。

 

2020-21シーズンはリーグ戦28試合で27得点、2021-22シーズンは故障離脱もあった中で、リーグ戦23試合で20得点と、試合数に近いゴール数を決め、高い決定力を見せてきました。

単独で持ち込むことも出来るだけでなく、周囲を生かしたポストプレーにも磨きがかかり、ドルトムントの攻撃の中心として活躍してきました。

惜しくも、レヴァンドフスキというライバルが立ちはだかり、得点王にはなることは出来ませんでしたが、世界有数のストライカーとして大きく成長してきました。

 

マンチェスター・シティにとっては待望のストライカー獲得ということで期待値も高く、特にプレッシャーがのしかかるシーズンになるでしょう。

加入1年目で早速結果を出すことが出来るのか、ハーランドのプレミアリーグでの活躍にも注目ですね。

 

これを受けて、ドルトムントの2022年夏の移籍市場での補強ポイントとして、

  1. 左サイドバック
  2. ハーランドの後釜

が挙げられます。

 

①左サイドバック

2021-22シーズンは、ラファエル・ゲレイロシュルツが左サイドバックとして起用されていましたが、両者とも攻撃的な側面が強く、守備面では不安を抱えています。

加えて、シュルツは放出候補としてリストアップされ、ラファエル・ゲレイロとの契約は来シーズン終了までとなっています。

一気に層が薄くなる可能性もあるポジションですので、即戦力候補を1枚確保しておきたいところです。

 

 

②ハーランドの後釜

ドルトムント在籍約2シーズン半で公式戦通算87試合に出場し、試合数に迫る83得点を記録、高い決定力を見せたハーランドの抜けた穴はそう簡単には埋まらないことでしょう。

もちろん、この影響を最小限に食い止めるべく、攻撃的なプレーヤーとして、既にアデイェミを獲得していますが、ハーランドのようなポストプレーヤータイプは現チーム内にはいないため、1トップを張れるストライカーの獲得が期待されています。

 

 

 

狙っていると噂の獲得候補選手

では、補強ポイントに沿って、狙っていると噂の獲得候補選手を取り上げます。

 

①左サイドバック

ラミ・ベンゼバイニ(ボルシアMG/アルジェリア代表)

ポジション:LSB、CB、LMF
生年月日:1995年4月16日(27歳)

2019年にレンヌから加入し、2020-21シーズンはリーグ戦25試合に出場、2021-22シーズンは怪我の影響もあった中、リーグ戦23試合に出場し、ボルシアMGの左サイドバックのレギュラーとして活躍してきました。

 

地上戦また空中戦を問わず対人の強さはドイツ国内でも定評があり、粘り強い守備とボール奪取能力の高さを見せています。

攻撃面では推進力の強いドリブルで攻め上がり、左足からのキックの精度も高く、チーム内ではPKキッカーも務めています。

左サイドバックだけでなくウイングバックやセンターバックにも対応可能で、3バックと4バックどちらでも起用できるユーティリティ性もあります。

 

ドルトムントの現スカッドの左サイドバックは攻撃性が強く、守備型のサイドバックであるベンゼバイニが加われば、2020-21シーズンの課題だった守備力の改善にも大きく貢献できるでしょう。

ベンゼバイニ自身もボルシアMGに対して移籍希望を表明したとの報道もあり、この夏での移籍はあるのでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

ダビド・ラウム(ホッフェンハイム/ドイツ代表)

ポジション:LSB、LMF
生年月日:1998年4月22日(24歳)

2020-21シーズンはグロイター・フュルトの1部昇格に貢献し、2021-22シーズンからホッフェンハイムに加入後、すぐに左サイドバックの主力として定着し、リーグ戦32試合に出場、3得点11アシストを記録しました。

ドイツ代表に昨年9月に初招集されて以降、定期的に招集されており、カタールW杯の代表メンバー入りも期待されています。

 

左足からの正確なクロスを供給し、ブンデスリーガ全体でもクロス本数はフランクフルトコスティッチ(103本)に次ぐリーグ2位の本数(96本)を記録しています。

左サイドで上下運動を絶やさない豊富な運動量も誇り、粘り強く落ち着いた守備対応も見せます。

 

ラウムホッフェンハイムとの契約を2026年6月末まで延長したばかりで、契約解除金は3000万ユーロ(約42億円)に設定されています。

現時点でドルトムントはこの金額を払うのに難しい状況ですが、シュルツまたラファエル・ゲレイロに対して適切なオファーが届けば、ラウム獲得の資金源を確保できるでしょう。

プレミアリーグ勢もラウム獲得に関心を示しているようですが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

②ハーランドの後釜

セバスティアン・ハラー(アヤックス/コートジボワール代表)

ポジション:CF
生年月日:1994年6月22日(28歳)

フランクフルトウェストハムと渡り歩き、2020-21シーズン途中からアヤックスに加入後、2021-22シーズンはリーグ戦31試合で21得点を記録し、見事エールディビジの得点王に輝き、チャンピオンズリーグでもグループステージでスポルティングから4得点を奪うなど、8試合で11得点を記録し、高い決定力を見せています。

 

190㎝の高身長を生かしたポストプレーを最大の武器とし、ボックス内で抜群の強さを誇り、ボールキープから周囲との連携でチャンスメイクし、得点を奪っていきます。

もちろん2021-22シーズンの数値からも明らかなように、高い決定力を誇り、ヘディングだけでなく、両足でゴールを奪うことも出来ます。

 

フランクフルトにも在籍していたこともあり、ブンデスリーガにも難なく対応できるでしょう。

既にクラブ間で総額3500万ユーロ(約49億6200万円)の4年契約で合意に達し、メディカルチェックも済ませ、正式発表を待つのみとの報道もありますが、どうなるでしょうか、注目です。

 

 

サーシャ・カライジッチ(シュツットガルト/オーストリア代表)

ポジション:CF、OMF
生年月日:1997年7月7日(24歳)

2019年夏にシュツットガルトに加入後、2020-21シーズンはリーグ戦33試合で16得点を記録し、2021-22シーズン前半戦は肩の怪我により離脱していたものの、復帰した後半戦はリーグ戦15試合で6得点を記録、シュツットガルトの残留に貢献しました。

 

身長2mの大型ストライカーであり、そのサイズから空中戦では抜群の強さを誇り、2021-22シーズン記録した6得点中半分の3得点はヘディングで挙げています。

もちろん、空中戦の強さだけでなく、足元の技術の高さから巧みにボールキープし、前線から少し下がってゲームメイクしたり、狭い局面を切り開いていくこともあります。

 

ドルトムント移籍の可能性は徐々に薄くなっていますが、バイエルン・ミュンヘンローマレスターニューカッスルなど多くのクラブから注目を集めており、新天地はどこになるのか、引き続き動向に注目ですね。

 

 

 

退団が予想される選手

次に、退団が予想される選手を取り上げます。

 

ダン=アクセル・ザガドゥ(フランス) → 退団決定

ポジション:CB
生年月日:1999年6月3日(23歳)
移籍先候補:マルセイユ、ニース、ホッフェンハイム、ウェストハム

2017年夏にパリ・サンジェルマンの下部組織から加入し、ドルトムントの最終ラインの中心を担う存在として、将来が嘱望されていましたが、度重なる怪我による影響で、2020-21シーズンはリーグ戦9試合、2021-22シーズンもリーグ戦15試合の出場にとどまり、期待に応えることは出来ませんでした。

2021-22シーズンで契約が満了となり、先日ドルトムントからの退団が発表されました。

 

身長196㎝のサイズを生かし、空中戦での強さはもちろん、スピードも一定水準以上のものを持ち、対人での強さを見せます。また左利きというのもの魅力的な部分であり、パス精度もまずまずであり、3バックにも4バックにも対応できます。

 

まずは怪我無くシーズンを送ることが出来るかどうかですね。

2021-22シーズンは終盤戦5試合はスタメン起用され、及第点のプレーを見せていました。

ポテンシャルは高く評価されているだけに、新天地での活躍にも期待ですね。

マルセイユニースなどフランス帰還の可能性や、ホッフェンハイムなどブンデス残留の可能性もありますが、新天地はどこになるでしょうか、今後の動向に注目ですね。

 

 

マヌエル・アカンジ(スイス代表)

ポジション:CB
生年月日:1995年7月19日(26歳)
移籍先候補:インテル、ユベントス、ミラン、マンチェスター・ユナイテッド

2018年1月にバーゼルから加入後すぐにCBの主力に定着し、2020-21シーズンはリーグ戦28試合、2021-22シーズンもリーグ戦26試合に出場しています。

また、スイス代表でもCBの主力として定着し、カタールW杯の代表メンバー入りも有力視されています。

しかし、ドルトムントとの契約は来シーズン終了までとなっており、去就が囁かれるようになってきました。

 

対人の強さと俊敏性を誇り、カバーリングの範囲も広く、危機管理能力の高さから、積極的にタックルを仕掛け、ボールを奪っていきます。

またパス成功率は2021-22シーズン90%以上を記録し、ビルドアップの面でも計算できます。

3バックにも4バックにも対応でき、2021-22シーズンは右サイドバックで起用されたこともありましたが、安定したパフォーマンスを見せていました。

 

アカンジの存在感は決して薄れていないですが、この夏のズーレシュロッターベックの獲得により、序列が下がってしまった印象は否めません。

もちろん、来シーズン、ポジション争いによって定位置を確保できる力は十分にありますが、契約満了まであと1年に迫り、魅力的なオファーが届けば、移籍に踏み切るかもしれません。

欧州のビッククラブの注目を集めていますが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

ニコ・シュルツ(ドイツ代表)

ポジション:LSB、LMF
生年月日:1993年4月1日(29歳)
移籍先候補:ラツィオ

2019年夏、ホッフェンハイムから加入し、大きな期待を寄せられていましたが、加入初年度はリーグ戦11試合の出場にとどまり、その期待を裏切る結果になってしまいました。

2020-21シーズンはリーグ戦13試合、2021-22シーズンもリーグ戦15試合と、ラファエル・ゲレイロに次ぐ序列から上がることは出来ていません。

 

スプリントの多さやクロスの精度の高さを武器に、ホッフェンハイム時代には、現バイエルンナーゲルスマン監督の下で大きく飛躍し、ドイツ代表にも定着していた時期もありました。

しかしドルトムント移籍後は、その活躍は影を潜め、出場機会が減少してしまい、代表からも遠ざかってしまいました。

ローゼ前監督もシュルツのパフォーマンスに苦言を呈することもあり、改善を求めていました。

 

契約は2024年6月末まで残っていますが、新たな左サイドバックを獲得するための資金源を確保するために、適切なオファーが届けば移籍に応じる可能性は高いでしょう。

現時点ではラツィオが獲得に向けて動いているとの報道もありますが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

アクセル・ヴィツェル(ベルギー代表)

ポジション:CB
生年月日:1989年1月12日(33歳)
移籍先候補:アトレティコ・マドリード、マルセイユ、ガラダサライ

2018年夏にドルトムントに加入後、在籍4シーズンで公式戦通算143試合に出場し、2021-22シーズンもリーグ戦28試合に出場しましたが、2021-22シーズン終了までとなっていた契約を延長せず、契約満了により、2021-22シーズン限りでの退団が発表されました。

 

抜群のポジショニングセンスを生かし、ピッチを駆け回り、チャンスの芽を潰していくだけでなく、2021-22シーズンのブンデスリーガ全体でトップのパス成功率(93.2%)を記録するなど、ゲームの組み立て役として、チームに安定感をもたらす存在となっていました。

しかし、ローゼ監督が志向するプレッシングサッカーの対応に苦しみ、年齢によるパフォーマンスの低下も顕著になり、スタメンで起用される機会も少なくなっていきました。

さらに、チーム内でも高年俸をもらっていることもあり、ドルトムントも契約延長に消極的だったのかもしれません。

 

ヴィツェルの移籍先候補として、アトレティコ・マドリードが有力候補として挙げられていましたが、チーム内でのサラリーの問題があり、状況は不透明となっています。

その他、マルセイユガラダサライなども候補に挙げられていますが、ヴィツェルの新天地はどこになるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

トルガン・アザール(ベルギー代表)

ポジション:LWG、RWG、OMF
生年月日:1993年3月29日(29歳)
移籍先候補:ニューカッスル、ミラン、アトレティコ・マドリード

2019年夏にボルシアMGからドルトムントに加入し、在籍3シーズンで公式戦通算98試合に出場、15得点20アシストを記録してきましたが、2021-22シーズンは怪我やコロナウイルスによる離脱により、リーグ戦22試合の出場にとどまり、3得点1アシストに終わりました。

 

レアル・マドリードエデン・アザールを兄に持つトルガン・アザールは、兄と同じく左ウイング、また攻撃的MFで起用されることが多いものの、ウイングバックなど他のポジションにも対応できるユーティリティ性もあり、2019-20シーズンは13アシストを記録するなど、周囲を生かしたプレーも得意としています。

スピード溢れるドリブルで突破し、両足を器用に使い、チャンスメイクしていきます。

 

2020-21シーズンそして2021-22シーズンは少し物足りない結果に終わり、さらに来シーズンからアデイェミが加わり若手との競争もあるので、トルガン・アザールにとっては正念場となっています。

現スカッドでも前線はタレントが揃っていますので、ポジション争いに敗れ、移籍に踏み込む可能性も否定できません。

多くのクラブの注目を集めていますが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

 

まとめ

いかがでしたか。

 

今回は、『ドルトムント2022夏の最新移籍情報まとめ!補強ポイントや狙ってると噂の獲得候補・退団選手リストも調査!』と題してお伝えしました。

 

来シーズンのドルトムントの至上命題は、バイエルンの連覇を阻止とブンデスリーガの覇権奪回”以外ないでしょう。

ここまでの積極的な補強動向から、その期待はより高まりますね。

ただ、シーズンが始まってみないと分からないところはありますが、少しでもバイエルンに爪痕を残し、ブンデスリーガをより面白くして欲しいですね。

 

来シーズンのブンデスリーガの日程も発表され、ドルトムントは開幕戦はホームでレバークーゼン、第2節はアウェーでフライブルクと、2021-22シーズンの上位陣との対戦が続きます。

来シーズン最初のデア・クラシカーは、第9節(10/7~10/9)ドルトムントのホームで行われます。

そこまで、バイエルンとの勝ち点差や順位はどうなっているのか、注目ですね。

 

他に気になるチームはありますか?

プレミアリーグ(イングランド)

 

ブンデスリーガ(ドイツ)

 

リーガエスパニョーラ(スペイン)

 

セリエA(イタリア)

 

リーグアン(フランス)

いつもありがとうございます!

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