ユベントス2022冬の補強ポイントと最新移籍情報まとめ!噂の獲得候補・退団選手リストも調査!

ユベンティーニの皆さん、こんにちは。

 

昨シーズンは首位インテルに13pt差をつけられ、セリエA10連覇を逃し、何とかギリギリでCL出場権を確保しました。

かつてクラブの中心的な存在として活躍してきたピルロ監督も、いきなり指導経験なしからでは厳しかったかもしれません。

今シーズンは再びセリエAの覇権奪還を狙うべく、かつてクラブを率いていたアッレグリ監督を再び招聘しました。

しかし、移籍期間終了前に昨シーズンの得点王で、絶対的な存在であったクリスティアーノ・ロナウドマンチェスター・ユナイテッドに電撃復帰。

その影響からなのか、得点力不足が顕著になり、今シーズンは第19節終了時点で首位インテルと12pt差の5位に沈んでいます。

 

かつての黄金時代の守備の要として活躍し、現在はパルマでプレーするブッフォンロナウドの加入により、ポジションを巡る競争、そしてチーム一丸になるというDNAが失われた。」とコメントしています。

それだけ絶対的な存在になっていたクリスティアーノ・ロナウドが抜けた影響は想像以上に大きかったかもしれません。

新たなチームを構築し、後半戦からの巻き返しを図るためにも、この冬の移籍市場での動きは非常に重要です。

 

ということで今回は、2022年ユベントス冬

  • 最新移籍情報と補強ポイント
  • 狙っていると噂の獲得候補選手
  • 放出が予想される退団選手
  • まとめ

の順にお伝えしていきます。

最新移籍情報と補強ポイント

現在のユベントスのフォーメーションは“4-4-2”または“4-3-3”が採用されています。

ポジションごとに分析してみると…

 

GK

正GKにシュチェスニー、控えGKにぺリンと経験豊富な実力者がいます。

シュチェスニーは開幕数試合でミスを犯していますが、アッレグリ監督はシュチェスニーを起用し続け、その信頼に応える活躍を見せています。

この二人のどちらかが怪我しない限り、補強の必要性は無いでしょう。

 

 

DF

CBはデ・リフトボヌッチ、またキエッリーニルガーニといった代表クラスが控えています。

しかし、ここ最近、デ・リフトの代理人ライオラデ・リフトの移籍を匂わせる発言をしています。

デ・リフトが移籍した場合、ボヌッチキエッリーニのベテラン二人に頼ることになるので、即戦力のCBを獲得するかもしれません。

SBは右はダニーログアドラード、左はアレックス・サンドロペレグリーニ、さらに両サイドできるデ・シリオもいますので、CBほどは緊急性は無いかもしれません。

 

 

MF

人材はいますが、絶対的な存在はロカテッリくらいで、この夏も中盤の質の向上が補強ポイントとしてあげられていました。

かつてポグバピルロビダルマルキージオを擁していた頃と比べると、かなり戦力ダウンしてしまう感は否めません。

 

システムによって、使う選手も変わり、それが今シーズンの不安定な戦いぶりにつながっていると思われます。

この冬で刷新が行われる可能性が高いポジションだと言えるでしょう。

レンタル先のジェノアからロヴェッラを戻す可能性もありますが、それ以外にも選手の入れ替わりが行われるかもしれません。

 

 

FW

絶対的な存在であったクリスティアーノ・ロナウドが抜けて、得点力不足が顕著になっていますが、ここも人材がいないわけではありません。

ここ最近は、3トップの中央をモラタ、両翼をベルナルデスキモイーズ・キーンディバラクルセフスキが務めています。

現在は怪我で離脱していますが、EURO2020で活躍したフェデリコ・キエーザも復帰すれば、面白くなるでしょう。

とはいえ、獲得できるのなら計算できる経験豊かなFWを1枚獲得したいところです。

 

以上から、ユベントスの補強ポイントとして、デ・リフト移籍時に備えたCBの補強中盤の余剰戦力の整理と刷新経験豊かなCFが挙げられるでしょう。

アッレグリ監督は、現有の戦力で改善を図り、冬の補強には動かないと強調していますが、出場機会の少ない選手たちの移籍なども含め、刷新があるかもしれません。

 

 

 

狙っていると噂の獲得候補選手

フェデリコ・ガッティ(フロジローネ/イタリア)

ポジション:CB

生年月日:1998年6月24日(23歳)

190㎝の長身を生かした強さが武器のCBで、昨シーズンはセリエCでプレーし、今シーズンはセリエBのフロジローネで4バックの中央で起用され、主力として活躍しています。

ただ、現在所属するフロジローネはセリエBで8位とセリエA昇格には微妙な位置にいるため、ガッティ売却に動く可能性もあります。

ガッティ獲得には、ユベントスだけでなく、アタランタナポリも関心を示しています。

 

わずか2シーズンでセリエCからAへと個人昇格を果たそうとしていますが、ユベントスに加入したら、デ・リフトルガーニの動向次第ではありますが、他チームへのレンタル移籍になるかもしれません。

いずれにせよ、将来性が期待される存在として確保しておきたいですね。

 

 

ジャンルカ・マンチーニ(ローマ/イタリア代表)

ポジション:CB、SB、DMF

生年月日:1996年4月17日(25歳)

アグレッシブな守備、スピードを生かしたカバーリング、190㎝の長身を生かした空中戦の強さと守備面だけでなく、高いキック精度からのビルドアップなど攻撃面でも貢献度が高い実力者です。

所属するローマでは主力として活躍し、リーグ戦18試合に先発出場しています。

仮にデ・リフト移籍となったら、ボヌッチキエッリーニのベテランコンビでシーズンを乗り切るのは不安が伴います。

この2人の後継者として、また代表クラスの即戦力として獲得したい存在ですね。

ローマは移籍金4000万ユーロ(約51億3000万円)を要求するとのことですが、デ・リフト移籍で得られる移籍金で十分獲得できるでしょう。

 

 

レナト・サンチェス(リール/ポルトガル代表)

ポジション:CMF、OMF、RMF

生年月日:1997年8月18日(24歳)

対人ではほとんど負けないフィジカルの強さと、高いテクニック、スピードを生かしたドリブルだけでなく、中盤を動き回れる豊富な運動量も併せ持つボックス・トゥ・ボックス型のCMFです。

バイエルンでは、出場機会を得ることは出来ませんでしたが、その後移籍したリールではリーグアン優勝に貢献し、再びビッククラブの注目を集める存在となっています。

 

ボックス・トゥ・ボックス型のMFはマッケニーもいますが、テクニックやスピードではレナト・サンチェスの方が上回っているのではないかと思います。

また、その風貌やプレースタイルから、ダービッツを彷彿させるとの評価もあります。4-3-3の2枚のインサイドハーフで起用すれば、存在感が増すプレイヤーになるのではないでしょうか。

レナト・サンチェス獲得には、リバプールアーセナルACミランも関心を示しているとのことですが、どこに新天地を求めることになるでしょうか。

 

 

ライアン・グラッフェンベルフ(アヤックス/オランダ代表)

ポジション:CMF、DMF

生年月日:2002年5月16日(19歳)

190㎝の長身から想像できない柔らかなボールタッチで相手を翻弄し、前線にパスを供給するプレースタイルは、ポグバを彷彿とさせるものがあります。

所属するアヤックスでは2018年に16歳でプロデビューを飾って以降、主力として活躍し、今シーズンもリーグ戦18試合に出場しています。

2021年3月にはオランダ代表デビューを果たし、これからの飛躍が期待される存在です。

 

グラッフェンベルフ獲得には、リバプールチェルシーバルセロナレアル・マドリッドといったビッククラブも注目しているようです。

中盤の若返りを図りたいチームにとっては、打ってつけの存在ですね。

ユベントスへの加入が実現したら、4-3-3の2枚のインサイドハーフで見てみたいですね。

本人はアヤックス残留を希望しているようですが、今後の動向に注目です。

 

 

イスコ(レアル・マドリード/スペイン代表)

ポジション:OMF、SMF、CMF

生年月日:1992年4月21日(29歳)

昨シーズンでのジダン前監督下ではなかなか出場機会を得ることは出来ませんでしたが、今シーズンから就任したアンチェロッティ監督下でも状況は変わらず、リーグ戦7試合で1得点、うち先発出場は2試合のみです。

カマヴィンガ加入によりさらに序列が下がってしまったようです。

レアル・マドリードとの契約は今シーズン終了までとなっており、契約延長の動きは見られません。

移籍金が見込める最後のチャンスとして、この冬で移籍に動くかもしれませんが、ユベントスだけでなく、ACミランも獲得に興味を示しているようです。

 

パスやドリブルなど攻撃に違いをもたらせるイスコのような存在は現チーム内でも少ないのではないでしょうか。

個人的には2枚のインサイドハーフに入って、フェデリコ・キエーザベルナルデスキのカウンター攻撃を生かすパスをどんどん供給してほしいですね。

 

 

エディソン・カバーニ(マンチェスター・ユナイテッド/ウルグアイ代表)

ポジション:CF

生年月日:1987年2月14日(34歳)

ナポリPSGマンチェスター・ユナイテッドで活躍してきた世界的なストライカーの一人ですが、今シーズン、所属するマンチェスター・ユナイテッドでは、リーグ戦5試合で1得点と、出場機会を得ることは出来ていません。

 

ユベントスは不足している得点力不足を補うため、この冬でストライカーの補強が噂されています。

獲得候補として、カバーニをはじめ、PSGイカルディマンチェスター・ユナイテッドマルシャルなどが挙がっていますが、守備の献身性という点ではカバーニが抜きんでているのではないでしょうか。

カバーニの熱いプレーがチームのメンタリティーに影響を与えることも期待されます。

カバーニのように、前線からチームを鼓舞するプレイヤーが加入すれば、チームも大きく生まれ変わるかもしれません。

 

 

 

放出が予想される退団選手

① DF マタイス・デ・リフト

生年月日:1999年8月12日(22歳)

移籍先候補:バルセロナ、レアル・マドリッド、チェルシー、トッテナム

今シーズンも最終ラインの主力として、ここまでリーグ戦15試合に出場しています。

しかし、ここにきてデ・リフトの代理人を務めるライオラが「新たなステップに進む準備が出来ている」と退団を示唆するコメントをし、ネドベド副会長と会談したようです。

 

デ・リフトは世界有数のCBとして多くのビッククラブの注目を集めていますが、中でも注目はバルセロナです。

なんとデ・リフトの契約の中には「バルセロナ条項」というものが含まれているらしく、通常は1億2000万ユーロ(155億円)に設定されている契約解除料が、バルセロナが獲得に乗り出した場合は、7500万ユーロ(97億円)に減額することが可能になるとのことです。

先日、マンチェスター・シティからフェラン・トーレスを獲得したばかりですし、財政難問題を抱えているバルセロナがこの金額を出せるかどうか疑問が残りますが、年俸の問題だけクリアできれば、獲得に乗り出すかもしれません。

デ・リフトが抜けたら大変なことになるかもしれませんが、その移籍金をすぐに活用して、新たな即戦力CBを確保するかもしれません。もしかしたら一番動きが活発になるポジションかもしれませんね。

 

 

② MF アルトゥール

生年月日:1996年8月12日(25歳)

移籍先候補:アーセナル、ローマ、ベンフィカ、セビージャ

昨シーズン開幕前にピャニッチとの交換でバルセロナから加入したものの、今シーズンはアッレグリ監督の信頼を得ることが出来ず、ここまでリーグ戦6試合の出場に留まっています。

才能やポテンシャルは高く評価されているものの、度重なる素行不良によって、才能を開花するには至っていません。

また、レジスタ的な役割を期待されていましたが、今シーズンはロカテッリの加入により、さらに序列が下がってしまったようです。

この状況を受けて、この冬での移籍に動くとみられていて、移籍先候補としては、アーセナルローマベンフィカセビージャなどが挙がっています。

 

2020年10月以降遠ざかっているブラジル代表への復帰、そしてカタールW杯の出場をも見据えているようですが、なかなか厳しいのではないでしょうか。

いずれにせよ、出場機会が増える要素は今のところ見受けられないので、新天地に移って開花することを期待したいですね。

 

 

③ MF アーロン・ラムジー

生年月日:1990年12月26日(31歳)

移籍先候補:ニューカッスル、リバプール、エヴァートン

長年アーセナルで活躍し、2019年にユベントスに移籍したものの、十分な出場機会を得ることは出来ておらず、今シーズンもリーグ戦3試合の出場に留まっています。

ユベントスとの契約は2023年6月までとなっていますが、ラムジー自身はプレミアリーグ復帰を望んでいるようです。

1000万ユーロ(約13億1000万円)ともいわれる高額な年俸もあることから、ユベントスとしても適切なオファーが届けば放出に応じる姿勢です。

年俸の問題さえクリア出来れば、すぐに移籍に動くとみられ、プレミアリーグで再び躍動するラムジーの姿を見られるのか、今後の動向に注目です。

 

 

④ MF アドリアン・ラビオ

生年月日:1995年4月3日(26歳)

移籍先候補:ニューカッスル、チェルシー、エヴァートン

昨シーズンはリーグ戦34試合で4得点、今シーズンもここまでリーグ戦15試合に出場と、出場機会を得ることは出来ていますが、絶対的な主力といわれるかというと、そうとは言い切れない状態です。

アッレグリ監督もラビオのパフォーマンスに満足しておらず、信頼を完全に得ているとはいえません。

さらにラビオの年俸は700万ユーロ(約9億2000万円)といわれていますが、ラムジーと同様、その額に合った活躍は見せれていません。

とはいえ、中盤のマルチロール性は高く評価されており、多くのクラブが獲得に興味を示しています。

高給取りのラムジーラビオを放出することで新戦力獲得の財源を確保することは出来るので、チームとしては適切なオファーが届けば、放出を容認する姿勢です。

ラムジーと同様、今後の動向に注目です。

 

 

⑤ MF デヤン・クルセフスキ

生年月日:2000年4月25日(21歳)

移籍先候補:アーセナル、トッテナム

19ー20シーズンのパルマで大ブレークを果たし、翌シーズンからユベントスに加入。

昨シーズンは、リーグ戦35試合に出場し、4得点3アシストと活躍し、これからが期待されていましたが、今シーズンはリーグ戦16試合に出場していて、先発出場は4試合のみで、低調なパフォーマンスに留まっています。

同じポジションには競争相手も多く、出場機会を得るために移籍に動く可能性もあるようです。

 

移籍先候補には現在、アーセナルトッテナムが挙がっています。

特にトッテナムにはクルセフスキを引き抜いたパラティチSDがいます。

クルセフスキへの高い評価は変わっておらず、前線の補強に動くトッテナムが引き抜く可能性もあるかもしれません。

 

 

⑥ FW パウロ・ディバラ

生年月日:1993年11月15日(28歳)

移籍先候補:バルセロナ、リバプール

これまでユベントスの攻撃の中心として活躍してきましたが、ユベントスとの契約は今シーズン終了までとなっており、現時点では契約延長の発表はありません。

今シーズンもリーグ戦13試合に出場し、5得点を記録していますが、やはりクリスティアーノ・ロナウドが抜けた後の攻撃の核としての期待には十分に応えているとはいえないのが現状です。

 

ユベントスは2026年までの契約延長を目指して交渉を続けているようですが、契約延長に至らなかったら、シーズン終了後フリーでの移籍になりますので、この冬で移籍金を得るために放出する可能性もあります。

現状、ディバラはチーム内で絶対的な存在となっておらず、ディバラ抜きで新たなチーム作りに移ることもあるかもしれません。

ディバラ自身はユベントスの残留を望んでいるようですが、どうなるでしょうか。

 

 

 

まとめ

いかがでしたか。

 

今回は『ユベントス2022冬の補強ポイントと最新移籍情報まとめ!噂の獲得候補・退団選手リストも調査!』と題しまして、お伝え致しました。

 

現在のリーグでの順位は、本来ユベントスがいる位置ではないと感じる方も多いかもしれません。

それでも、まだリーグ戦も終わったわけではありませんし、徐々に復調の兆しも見えてきています。後半戦からの巻き返しに期待していきましょう。

今シーズンはやはりクリスティアーノ・ロナウドという絶対的な存在を失ったことにより、試行錯誤が続きそうですが、新たな軸、また新たなスタイルを築き上げ、新しいユベントスの誕生を期待したいと思います。

 

他に気になるチームはありますか?

プレミアリーグ(イングランド)

 

ブンデスリーガ(ドイツ)

 

リーガエスパニョーラ(スペイン)

 

セリエA(イタリア)

 

リーグアン(フランス)

いつもありがとうございます!

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