第101回高校サッカー選手権2022群馬予選の日程まとめ!優勝候補や注目選手も調査!

高校サッカーファンの皆さん、こんにちは。

 

冬の選手権に向けて、全国各地で本格的に予選が始まっています。

最後の大舞台に向けて、各都道府県で熱い戦いが繰り広げられるでしょう。

今回は、北関東を代表するサッカー王国、群馬県予選についてお伝えしていきます。

 

群馬県と言えば、まずは前橋育英高校を思い浮かべる人が多いことでしょう。

第93回(2014年度)、第95回(2016年度)と連続で決勝に進出し、第96回大会(2017年度)では決勝で流通経済大柏を破り、群馬県勢として選手権初制覇を成し遂げました。

さらに今夏のインターハイも制し、県勢二度目の全国制覇の期待も高まっています。

とはいえ、前橋育英に待ったをかけるべく、群馬県内にも対抗馬となる学校がいくつかあり、インターハイ王者の前橋育英を破るという番狂わせが起こる可能性もあります。

2年前の選手権予選では前橋育英がまさかの3回戦敗退を喫するなど、何が起こるか分からず、最後まで目が離せません。

 

という事で今回の記事は

  • 全国高校サッカー選手権2022群馬予選の日程
  • 全国高校サッカー選手権2022群馬予選の組み合わせ
  • 全国高校サッカー選手権2022群馬予選の優勝候補
  • 全国高校サッカー選手権2022群馬予選の注目選手
  • まとめ

という順番でお伝えしていきます。

全国高校サッカー選手権2022群馬予選の日程

全国高校サッカー選手権2022群馬予選の日程は以下の通りです。

 

ブロック予選

1回戦

2022年8月27日(土)

 

2回戦

2022年9月3日(土)

 

決勝

2022年9月10日(土)

 

 

決勝トーナメント

1回戦

2022年10月10日(月・祝)

 

2回戦

2022年10月16日(日)

 

3回戦

2022年10月23日(日)

 

準々決勝

2022年10月29日(土)

 

準決勝

2022年11月3日(木・祝)

 

決勝

2022年11月6日(日)

 

 

 

全国高校サッカー選手権2022群馬予選の組み合わせ

第101回全国高等学校サッカー選手権大会 群馬県大会 組み合わせ (参照:群馬県サッカー協会HPより)

決勝トーナメント

1回戦

No 月 日 対 戦 カ ー ド
10/10 常磐 6 × 0 伊勢崎清明
No 月 日 対 戦 カ ー ド
10/10 前橋東 3 × 2 市立前橋
No 月 日 対 戦 カ ー ド
10/10 前橋工 1 × 2 高崎経済大附
No 月 日 対 戦 カ ー ド
10/10 利根商業 2 × 0 渋川工
No 月 日 対 戦 カ ー ド
10/10 桐生商業 0 × 6 伊勢崎商業
No 月 日 対 戦 カ ー ド
10/10 前橋 1 × 3 西邑楽
No 月 日 対 戦 カ ー ド
10/10 樹徳 0 × 4 高崎商業
No 月 日 対 戦 カ ー ド
10/10 館林 0 × 1 安中総合

 

 

2回戦

No 月 日 対 戦 カ ー ド
10/16 常磐 3 × 0 前橋東
No 月 日 対 戦 カ ー ド
10 10/16 高崎経済大附 0 × 1 利根商業
No 月 日 対 戦 カ ー ド
11 10/16 伊勢崎商業 4 × 1 西邑楽
No 月 日 対 戦 カ ー ド
12 10/16 高崎商業 1 × 0 安中総合

 

 

3回戦

No 月 日 対 戦 カ ー ド
13 10/23 常磐 1 × 0 沼田
No 月 日 対 戦 カ ー ド
14 10/23 伊勢崎工業 1(5PK4)1 利根商業
No 月 日 対 戦 カ ー ド
15 10/23 伊勢崎商業 2 × 1 新島学園
No 月 日 対 戦 カ ー ド
16 10/23 前橋商業 1(5PK3) 高崎商業

 

 

準々決勝

No 月 日 対 戦 カ ー ド
17 10/29 前橋育英 3 × 0 常磐
No 月 日 対 戦 カ ー ド
18 10/29 伊勢崎工業 0 × 3 健大高崎
No 月 日 対 戦 カ ー ド
19 10/29 共愛学園 3 × 1 伊勢崎商業
No 月 日 対 戦 カ ー ド
20 10/29 前橋商業 0(3PK2)0 桐生第一

 

 

準決勝

No 月 日 対 戦 カ ー ド
21 11/3 前橋育英 2 × 1 健大高崎
No 月 日 対 戦 カ ー ド
22 11/3 共愛学園 2 × 0 前橋商業

 

 

決勝

No 月 日 対 戦 カ ー ド
23 11/6 前橋育英 6 × 0 共愛学園

前橋育英高校が2年連続25回目の選手権出場を決めました。

 

 

 

全国高校サッカー選手権2022群馬予選の優勝候補

群馬予選の優勝候補として挙げたい高校は、「前橋育英」「桐生第一」「健大高崎」の3校です。

 

【前橋育英】

まず優勝候補の筆頭に挙げるのは、インターハイ王者の前橋育英です。

 

今夏のインターハイ群馬県予選を危なげなく制して、全国でも県予選ほどの圧倒的な強さとはいえないものの、接戦をものにし、見事2度目のインターハイ王者に輝きました。

また今年度から初参戦しているプレミアリーグEASTでも12チーム中7位(第16節終了時点)に位置し、上々の成績を収めています。

 

インターハイ群馬予選では4試合で26得点と、圧倒的な攻撃力を誇り、高足善小池直矢の強力な2トップに加え、3列目から青柳龍次郎が積極的に顔を出し、得点を狙っていきます。

両サイドからの攻撃も多彩で、中盤でキャプテンの徳永涼がチームを引き締めていきます。

守備陣もインターハイでは5試合でわずか1失点と堅守を誇り、CBの齊藤駿を中心とした隙の無い守備網を形成しています。

 

攻守においてタレントが揃い、選手権でも優勝候補の最上位に挙げられるチーム力を持っていますが、プレミアリーグEASTでは、5月29日の桐生第一戦で勝利して以来勝ちが無く、少し調子を落としているのが懸念材料です。

しかし、最後の大舞台となる選手権に向けて、しっかりと照準を合わせてくることでしょう。

インターハイ王者の戦いぶりにも注目です。

 

 

【桐生第一】

次に優勝候補に挙げるのは、桐生第一です。

 

2年前の選手権予選では、前橋育英を3回戦で破ったものの、準決勝で前橋商に敗れ、選手権出場とはなリませんでした。

前回の選手権予選、そして今夏のインターハイ予選ではいずれも決勝で前橋育英の前に屈しています。

前橋育英と共に今年度のプレミアリーグEASTに参戦していますが、12チーム中最下位に沈み、苦戦を強いられています。

 

前橋育英ほどの圧倒的な攻撃力はないものの、背番号10を背負うキャプテンの諏訪晃大や、ボランチの岡村葵といった得点力のある選手が中盤に揃い、躍動感のある攻撃を見せます。

プレミアリーグEAST開幕当初は大量失点を喫していた守備陣も、ここ数試合は安定してきています。

プレミアリーグEASTでは最下位に沈んでいるものの、9月19日の大宮アルディージャU-18戦で勝利して以降、3試合で2勝1分けと、調子を上げてきています。

第18節、10月15日には前橋育英との対戦が予定されており、選手権予選でもおそらくぶつかることでしょう。

互いに手の内を知るライバル同士ですが、前橋育英という高い壁を打ち破り、最後に笑うことが出来るのか、対抗馬の筆頭である桐生第一の戦いぶりにも注目です。

 

 

【健大高崎】

最後に優勝候補に挙げるのは、健大高崎です。

 

今年度はプリンスリーグ関東2部に参戦し、山梨学院桐蔭学園といった関東の強豪校を抑えて、現在6チーム中2位(第11節終了時点)に位置しています。

前回の選手権予選はまさかの初戦敗退となったものの、今夏のインターハイ予選は準決勝まで進出し、2強に次ぐ勢力のトップに位置づけられています。

 

インターハイ予選では3試合で12得点と、2強に迫る高い得点力を誇り、エースストライカーの小野関虎之介を中心に相手ゴールに迫っていきます。

チームは“プレースピード、プレー強度、攻守の切り替え、ハードワーク”の四原則を掲げ、攻守に躍動感のあるサッカーを見せていきます。

トーナメントの組み合わせから、順当に行けば、準決勝で前橋育英、決勝で桐生第一にあたることになるでしょう。

前橋育英という高い壁を打ち破れば、一気に全国の切符をその手に手繰り寄せるかもしれません。

2強に割って入ろうと勢いに乗る健大高崎の戦いぶりにも注目ですね。

 

 

 

全国高校サッカー選手権2022群馬予選の注目選手

ここからは、群馬予選の注目選手をご紹介していきます。

 

徳永 涼 (とくなが りょう)】

前橋育英の3年生でU-18日本代表でもキャプテンを巻く、頼れるリーダーです。

 

2ボランチの一角として、視野の広さを生かした展開力を武器に左右にパスを散らし、前線の強力なアタッカー陣にパスを供給していきます。

また、守備面でも寄せの速さや当たりの強さも誇り、攻守の切り替えの速さにも定評があります。

 

前橋育英だけでなく、8月に行われたSBSカップ国際ユースサッカー2022では、U-18日本代表でもキャプテンを務め、プレーだけでなくチームの精神的支柱として、大きな存在感を放っています。

対戦相手の監督も徳永のリーダーシップに感心し、拮抗した試合展開の中でチームとして結果を出し、インターハイ優勝へと導いた大きな要因と評価しています。

 

第97回大会(2017年)以来の優勝を果たすために、欠かせない存在といえるでしょう。

多くの名選手が背負ってきた前橋育英の背番号14を背負うキャプテンは、プレーでも、また精神的にもチームをどう向上させていくのか、さらなる進化に注目です。

 

 

【高足 善 (たかあし ぜん)】

前橋育英の3年生で背番号10を背負う小さなエースストライカーです。

 

身長158㎝と小柄ながらも、抜群の機動力とゴールへの嗅覚、巧みなポジショニングセンスを発揮し、ゴールを量産していきます。

今夏のインターハイでは決勝までノーゴールと苦しみましたが、決勝の帝京戦では後半アディショナルタイムで値千金の決勝ゴールも決め、インターハイ優勝へと導きました。

 

U-17日本代表小池直矢と組む2トップは、全国屈指の破壊力を持ち、ボランチの徳永涼からの正確なパスやサイドからの多彩な攻撃を受けて、積極的にスペースに飛び込んでいくスタイルは相手チームにとって大きな脅威となるでしょう。

インターハイでは思うような結果を残せなかった背番号10は最後の大舞台となる選手権に向けて、さらなるレベルアップに意気込んでいます。

選手権では、インターハイの鬱憤を晴らす活躍に期待ですね。

 

 

【諏訪 晃大 (すわ こうた)】

桐生第一の3年生で背番号10を背負い、またキャプテンとしてチームを牽引します。

 

右のウイングバック、また右サイドハーフとして主に起用され、高い技術とスピード、推進力、キレのあるドリブルで相手ゴールに迫っていきます。

臨機応変に対応し、チームの攻撃のリズムを作り出し、桐生第一の攻撃陣の中心的な存在となっています。

 

今年度は背番号10、そしてキャプテンという重責を担い、プレミアリーグEASTでの苦戦や、インターハイ決勝の前橋育英戦での完敗など、結果を残すことが出来ず、悔しい思いを味わい続けてきましたが、最後の大舞台に向けてリベンジ、そして全国へと意気込んでいます。

桐生第一の躍進には、背番号10、そしてキャプテンの諏訪の活躍は不可欠です。

リベンジを果たし、最後に笑うことが出来るのか注目です。

 

 

【岡村 葵 (おかむら あおい)】

桐生第一の3年生で高い得点力を持つセントラルMFです。

 

チームでは2ボランチの一角として起用されており、足下の高い技術と視野の広さ、状況判断の良さを生かし、ビルドアップに関わり、チームの攻撃を組み立てていきます。

また自らドリブルや抜け出しで前線に顔を出し、ゴールを奪う場面も多く、今年度のプレミアリーグEASTでは7得点(第16節終了時点)を上げ、Jクラブユースの選手以外ではトップスコアラーとなっています。

 

今年度のプレミアリーグEAST第8節の青森山田戦では、試合終了間際に決勝ゴールを決め、勝利をもたらしました。

苦しい時間帯の中でも、冷静に状況判断し、豊富な運動量でスペースを突く岡村の神出鬼没なプレーは相手チームにとって大きな脅威となるでしょう。

プレミアリーグと同様の活躍を見せ、全国の切符をその手に手繰り寄せることが出来るのか、岡村の活躍にも注目ですね。

 

 

【小野関 虎之介 (おのぜき とらのすけ)】

健大高崎の3年生でチーム不動のエースストライカーです。

 

今年度のプリンスリーグ関東2部で現在2位につけるチームで、チームトップ、リーグ全体でも2位の6得点(第11節終了時点)を記録し、チームの得点源として不可欠な存在となっています。

相手チームのマークが厳しい中でも、健大高崎が掲げる四原則“プレースピード、プレー強度、攻守の切り替え、ハードワーク”が発揮され、そこで生まれた一瞬の隙を逃さず、しっかりとチャンスをものにしていきます。

 

健大高崎は第98回(2019年)大会の選手権予選では決勝まで進出しましたが、全国には届かず。チーム初の全国に向けて、エース小野関の活躍は不可欠です。

2強に強烈な一撃を与えることが出来るのか、活躍に注目です。

 

 

 

まとめ

いかがでしたか。

 

今回は全国高校サッカー選手権2022群馬県予選の日程と組み合わせに加えて、優勝候補、注目選手をご紹介しました。

 

優勝候補には、インターハイ王者の前橋育英、前橋育英と共にプレミアリーグEAST参戦中の桐生第一、プリンスリーグ関東2部で好位置につけている健大高崎を挙げました

その他、インターハイ予選ベスト4の共愛学園、2年前の選手権出場校の前橋商高崎経済大附新島学園沼田伊勢崎工などが選手権の切符を争うことになるでしょう。

チーム力から考えると、前橋育英桐生第一の一騎打ちになりそうですが、健大高崎も2強に割って入ろうと着実に力をつけてきています。

2年前の選手権で前橋育英が敗れるような波乱が起これば、どこが決勝まで勝ち上がってくるのか予想がつきません。

 

注目選手は、前橋育英徳永涼選手、高足善選手、桐生第一諏訪晃大選手、岡村葵選手、健大高崎小野関虎之介選手をご紹介しました。

群馬県予選を制し、本大会での躍進を果たすのはどこのチームになるか楽しみですね。

いつもありがとうございます!

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