第101回高校サッカー選手権2022鹿児島予選の日程まとめ!優勝候補や注目選手も調査!

高校サッカーファンの皆さん、こんにちは。

 

冬の選手権に向けて、全国各地で本格的に予選が始まっています。

最後の大舞台に向けて、各都道府県で熱い戦いが繰り広げられるでしょう。

今回は、九州を代表するサッカー王国、鹿児島県予選についてお伝えしていきます。

 

鹿児島県は、鹿児島実業が選手権優勝を2回経験し、九州でも長崎(7回)、福岡(3回)に次ぐ優勝回数を誇ります。また第87回大会(2008年度)は鹿児島城西大迫勇也(現神戸)を擁し準優勝、第85回大会(2006年度)は神村学園がベスト4に進出するなど、近年でも全国の舞台で上位に進出しています。

また鹿児島県からは、古くは前園真聖城彰二松井大輔、現役では遠藤保仁(磐田)、大迫勇也(神戸)など、日本そして世界でも活躍する選手を多く輩出しています。今大会でも、今後の日本を背負う期待のホープたちの活躍を目にすることが出来るでしょう。

 

という事で今回の記事は

  • 全国高校サッカー選手権2022鹿児島予選の日程
  • 全国高校サッカー選手権2022鹿児島予選の組み合わせ
  • 全国高校サッカー選手権2022鹿児島予選の優勝候補
  • 全国高校サッカー選手権2022鹿児島予選の注目選手
  • まとめ

という順番でお伝えしていきます。

全国高校サッカー選手権2022鹿児島予選の日程

全国高校サッカー選手権2022鹿児島予選の日程は以下の通りです。

 

1回戦

2022年10月31日(月)

 

2回戦

2022年11月1日(火)

 

準々決勝

2022年11月4日(金)

 

準決勝

2022年11月11日(金)

 

決勝

2022年11月12日(土)

 

 

 

全国高校サッカー選手権2022鹿児島予選の組み合わせ

令和4年度 KFA第101回全国高校サッカー選手権県予選 組み合わせ (参照:鹿児島県サッカー協会HPより)

1回戦

No 月 日 対 戦 カ ー ド
10/31 鹿児島実業 11 × 0 川内商工
No 月 日 対 戦 カ ー ド
10/31 沖永良部 1 × 5 尚志館
No 月 日 対 戦 カ ー ド
10/31 伊集院 1 × 3 鹿児島商業
No 月 日 対 戦 カ ー ド
10/31 加治木工業 0 × 8 鹿児島
No 月 日 対 戦 カ ー ド
10/31 松陽 5 × 0 鹿児島水産
No 月 日 対 戦 カ ー ド
10/31 鹿児島中央 1(2PK4)1 鹿屋工業
No 月 日 対 戦 カ ー ド
10/31 れいめい 6 × 0 大島
No 月 日 対 戦 カ ー ド
10/31 国分 1 × 15 鹿児島城西
No 月 日 対 戦 カ ー ド
10/31 神村学園 18 × 0 屋久島
No 月 日 対 戦 カ ー ド
10 10/31 加治木 0 × 3 鹿児島工業
No 月 日 対 戦 カ ー ド
11 10/31 鹿児島南 5 × 1 国分中央
No 月 日 対 戦 カ ー ド
12 10/31 吹上 0 × 2 鹿屋中央
No 月 日 対 戦 カ ー ド
13 10/31 奄美 0(4PK1)0 鹿児島高専
No 月 日 対 戦 カ ー ド
14 10/31 鳳凰 1 × 2 鹿児島情報
No 月 日 対 戦 カ ー ド
15 10/31 指宿商業 2 × 1 曽於
No 月 日 対 戦 カ ー ド
16 10/31 出水中央 1 × 0 樟南

 

 

2回戦

No 月 日 対 戦 カ ー ド
17 11/1 鹿児島実業 4 × 0 尚志館
No 月 日 対 戦 カ ー ド
18 11/1 鹿児島商業 0 × 17 鹿児島
No 月 日 対 戦 カ ー ド
19 11/1 松陽 3 × 0 鹿屋工業
No 月 日 対 戦 カ ー ド
20 11/1 れいめい 0 × 4 鹿児島城西
No 月 日 対 戦 カ ー ド
21 11/1 神村学園 3 × 0 鹿児島工業
No 月 日 対 戦 カ ー ド
22 11/1 鹿児島南 1(7PK6)1 鹿屋中央
No 月 日 対 戦 カ ー ド
23 11/1 奄美 0 × 2 鹿児島情報
No 月 日 対 戦 カ ー ド
24 11/1 指宿商業 1 × 8 出水中央

 

 

準々決勝

No 月 日 対 戦 カ ー ド
25 11/4 鹿児島実業 1(4PK2)1 鹿児島
No 月 日 対 戦 カ ー ド
26 11/4 松陽 0 × 1 鹿児島城西
No 月 日 対 戦 カ ー ド
27 11/4 神村学園 9 × 0 鹿児島南
No 月 日 対 戦 カ ー ド
28 11/4 鹿児島情報 0(2PK4)0 出水中央

 

 

準決勝

No 月 日 対 戦 カ ー ド
29 11/11 鹿児島実業 2 × 1 鹿児島城西
No 月 日 対 戦 カ ー ド
30 11/11 神村学園 2 × 0 出水中央

 

 

決勝

No 月 日 対 戦 カ ー ド
31 11/12 鹿児島実業 1 × 2 神村学園

神村学園高校が6年連続10度目の選手権出場を決めました。

 

 

 

全国高校サッカー選手権2022鹿児島予選の優勝候補

鹿児島予選の優勝候補として挙げたい高校は、「神村学園」「鹿児島城西」「鹿児島実業」の3校です。

 

【神村学園】

まず優勝候補に挙げるのは、神村学園です。

インターハイは今夏も含め5大会連続出場、選手権も5年連続出場を果たし、鹿児島県の中では一歩抜き出ている存在です。

またプリンスリーグ九州では、2位に勝ち点差9をつけて首位を快走し、九州の中でもトップクラスのチーム力を有しています。

 

とりわけ今年度のチームは、昨年のインターハイ得点王のFW福田師王セレッソ大阪入団内定のMF大迫塁を中心に、ボランチの笠置潤、2年生の右サイドバック有馬康汰、FW西丸道人、スーパールーキーのFW名和田我空など、超高校級の実力者や、期待のタレントが例年になく揃っています。

有村圭一郎監督も「今年は『勝負する全国大会』にしたい」と抱負を語っています。

 

インターハイ予選を制し、いざ全国へと意気込んでいましたが、新型コロナウイルスの集団感染による影響でコンディション調整が間に合わず、初戦で履正社に0-2で敗れてしまいました。

しかし、その後行われた“ユースワールドチャレンジ・プレ大会2022”では、静岡学園を7-0で破るなど、見事優勝を果たし、全国で十分戦える力を見せつけました。

不完全燃焼となったインターハイの雪辱を晴らすべく、選手権では全てをぶつけてくるでしょう。

過去最強ともいえる世代で臨む今年度の選手権では、鹿児島県を危なげなく制し、全国では第85回大会(2006年度)のベスト4を超える成績を収めることが出来るのか注目です。

 

 

【鹿児島城西】

次に優勝候補に挙げるのは、鹿児島城西です。

前回大会予選、そして今夏のインターハイ予選と連続で決勝に進出しましたが、神村学園の前に跳ね返されています。

今夏のインターハイ予選決勝では序盤で失点し、後半盛り返してきたものの、1-2で敗れ、あと一歩のところで悔しさを味わいました。

 

神村学園ほどずば抜けたタレントはいないものの、3年生の前田隼希と2年生の矢吹凪流がシャドーの位置で掻き回していく攻撃は相手チームの脅威となり、ボランチの原田天がゲームを組み立て、キャプテンの小堀優翔が豊富な運動量で攻守にわたりチームを支えていくなど、神村学園に対抗しうる戦力は十分に揃っています。

順当に進めば、神村学園と決勝でぶつかることになります。

「打倒・神村学園」を果たし全国へと再び行くことが出来るのか、2強の一角、鹿児島城西の戦いぶりにも注目です。

 

 

【鹿児島実業】

最後に優勝候補に挙げるのは、鹿児島実業です。

90年代、2000年代初頭は鹿児島だけでなく、全国でも強さを発揮していましたが、選手権出場は第86回(2007年度)以来無く、近年は神村学園鹿児島城西の後塵を拝している状況です。

前回の選手権予選ではまさかの3回戦敗退に終わり、巻き返しを図る今年度は、インターハイ予選で準決勝で鹿児島城西に0-2で敗れたものの、3位決定戦で樟南に7-1で勝利し、2強に迫ろうと意気込んでいます。

 

今年度の鹿児島実業は、インターハイ予選準決勝の鹿児島城西戦でのスタメンの8人が1・2年生と、フレッシュなチームとなっており、FW伊地知龍之介(2年生)やDF吉村太希(1年生)をはじめ、系列のFC KAJITSU出身の選手も多く、入学前からの強化も着実に進んでいます。

ダイレクトプレーを中心とした攻撃的なサッカーを展開し、鹿児島城西を押し込んでいた時間帯もありました。

今年度もそうですが、来年度以降も大きな期待を持てるチームとして注目ですね。

鹿児島県を制し、再び名門復活の狼煙を上げることが出来るのか注目です。

 

 

 

全国高校サッカー選手権2022鹿児島予選の注目選手

ここでは鹿児島県予選の注目選手をご紹介していきます。

 

【大迫 塁 (おおさこ るい)】※C大阪加入内定

神村学園の3年生で昨年度の時点で既に、セレッソ大阪入団が内定した天才レフティーです。

視野の広さと精度の高い左足からのキックで、チームの攻撃を組み立てる司令塔であり、今年度はキャプテンとしてチームを引っ張ります。

しかし、インターハイ初戦で履正社に敗れ、相手の徹底マークを受けた大迫は決定的な仕事をすることが出来ませんでした。

その後は、8月に行われた“ユースワールドチャレンジ・プレ大会 2022”では、チームの攻撃の起点となる活躍を見せ、チームを優勝に導き、プリンスリーグ九州でもアシストだけでなくゴールも決め、勝負所で結果を出すプレーヤーとして存在感を増しています。

 

大迫は「最後、絶対に勝ちます。」とインターハイで敗れた後、選手権に向けてのリベンジを誓っていました。

最後の大舞台となる選手権に向けて、上手さだけでなく、戦う姿勢を見せて、チームを牽引し、神村学園を全国の頂点へと導けるのか注目です。

 

 

【福田 師王 (ふくだ しおう)】

神村学園の3年生で、昨年は2年生ながらインターハイ得点王に輝いた、世代を代表するストライカーです。

 

身体能力の高さと多彩なフィニッシュワーク、決定力の高さを武器に得点を量産していく神村学園の絶対的なエースストライカーです。

今年度も大迫塁と共に神村学園を引っ張り、インターハイ予選決勝ではゴールを奪うなど活躍し、いざ全国制覇と臨んだインターハイですが、初戦で履正社に0-2で敗れ、無得点で大会を去りました。

 

インターハイの悔しさを晴らすべく、より一層の成長を誓った福田は、8月に行われた“ユースワールドチャレンジ・プレ大会 2022”の静岡学園戦ではハットトリックを決め、個の力の高さを見せつけました。

練習で誰よりもシュートを打ち続けるなど、常に向上心を持ち、守備の意識も高く、最後の大舞台となる選手権に向けて、チームを引っ張る強い気持ちを持っています。

 

現時点では進路は決まっていませんが、春にはバイエルン・ミュンヘン、夏にはボルシアMGの練習に参加し、Jリーグだけでなく、欧州からも関心が寄せられる超高校級ストライカーは、最後の大舞台となる選手権で、全世界にアピールする大活躍を見せることが出来るのか注目ですね。

 

 

【名和田 我空 (なわた がく)】

神村学園の1年生でU-16日本代表にも選出されている期待のスーパールーキーです。

 

神村学園中学時代は、第52回全国中学校サッカー大会で10得点を記録し、得点王に輝き、チームを全国制覇に導くだけでなく、昨年度のプリンスリーグ九州でも、中学3年生ながら高校世代で出場を果たしています。

晴れて高校入学後、いきなり背番号10を背負い、主に左サイドハーフや2トップの一角として起用され、プリンスリーグ九州やインターハイ予選などで堂々とした活躍を見せています。

 

有村圭一郎監督も名和田について、「状況を把握できているので、その瞬間その瞬間でしっかりプレーを選べる。チームの中心となっていく選手」と高い期待を寄せています。

名和田自身は、公式戦出場を通して、フィジカル面での課題を挙げつつ、ドリブルやパスなどは通用すると実感し、更なるレベルアップに意気込んでいます。

初の選手権となる今年度、鹿児島県を制し、全国でセンセーショナルなデビューとなるのでしょうか。スーパールーキーの活躍にも注目です。

 

 

【矢吹 凪流 (やぶき なる)】

鹿児島城西の2年生で二列目から積極的にゴールを狙うスピードスターです。

 

50m6秒フラットの快足を武器に、裏への抜け出しから積極的にゴールを狙っていくストライカーです。

昨年度からスタメンで起用されはじめ、今年度も3年生の前田隼希と共に2列目のシャドーで起用されています。

インターハイ予選決勝の神村学園戦では惜しくも敗れたものの、矢吹の快足からチャンスを作り出し、相手ゴールを脅かしました。

 

昨年度は先輩たちからポジショニングを指示されることが目立っていましたが、今年度は自慢の快足に加え、裏への抜け出しのタイミングも良くなり、より頼れるストライカーへと成長しています。

相手の体力が消耗し始める時間帯では、矢吹の存在は相手にとって大きな脅威となります。

インターハイ予選では、またしても神村学園に敗れたものの、攻略の糸口はある程度見えてきたかもしれません。

これまで全国への道を阻んできた神村学園を破り、自身初の全国へと進むことは出来るのか注目です。

 

 

【伊地知 龍之介 (いじち りゅうのすけ)】

鹿児島実業の2年生でチーム期待の2年生ストライカーです。

 

系列のFC KAJITSU出身で、名門鹿児島実業の10番を背負うストライカーです。

1・2年生が中心のフレッシュなチームの中で、積極的に自らゴールを狙っていくだけでなく、チームが取り組んできたダイレクトプレーでの崩しにおいて、前線の起点となり、チャンスメイクしていきます。

 

インターハイ予選準決勝の鹿児島城西戦では、惜しくも0-2で敗れてしまいましたが、ダイレクトプレーで相手を押し込む時間帯もあり、ここ数年低迷が続く名門の復活の兆しが見えてきました。

鹿児島実業森下和哉監督が取り組む攻撃的なチーム作りにおいて、2年生エースの伊地知の存在は欠かせないものといえるでしょう。

2強を破り、久々の全国の切符を掴むことが出来るのか注目です。

 

 

 

まとめ

いかがでしたか。

 

今回は全国高校サッカー選手権2022鹿児島県予選の日程と組み合わせに加えて、優勝候補、注目選手をご紹介しました。

 

優勝候補には、2017年度からインターハイと選手権連続出場中の神村学園、前回の選手権予選と今夏のインターハイ予選で準優勝の鹿児島城西、名門復活の狼煙を上げたい鹿児島実業を挙げました

その他、プリンスリーグ九州に参戦中の鹿児島高、インターハイ予選ベスト4の樟南鹿屋中央松陽出水中央れいめい鹿児島情報などが選手権の切符を争うことになるでしょう。

 

ここ数年は、神村学園鹿児島城西の一騎打ちになっていますが、鹿児島実業を筆頭に、この2強に割ってこようとする学校も控えており、この2強を崩して決勝まで勝ち上がってくるのかも注目ですね。

注目選手は、神村学園大迫塁選手、福田師王選手、名和田我空選手、鹿児島城西矢吹凪流選手、鹿児島実業伊地知龍之介選手をご紹介しました。

鹿児島県予選を制し、本大会での躍進を果たすのはどこのチームになるか楽しみですね!

いつもありがとうございます!

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