第101回高校サッカー選手権2022静岡予選の日程まとめ!優勝候補や注目選手も調査!

高校サッカーファンの皆さん、こんにちは。

 

冬の選手権に向けて、全国各地で本格的に予選が始まっています。

最後の大舞台に向けて、各都道府県で熱い戦いが繰り広げられるでしょう。

今回は、日本を代表するサッカー王国、静岡県予選についてお伝えしていきます。

 

静岡県は、県別での選手権優勝回数は11回を誇り、近年では第98回大会(2019年度)で静岡学園青森山田を破り、優勝を成し遂げています。

また今年8月末に行われたSBSカップ 国際ユースサッカー 2022で、U-18静岡ユースは、U-18ウルグアイ代表U-18日本代表U-18ウズベキスタン代表らと互角に渡り合い、静岡県には個々のレベルが全国また世界にも通じる高いものを持っている人材が多くいます。

 

今夏のインターハイ予選では、静岡学園が準々決勝で敗れるという波乱も起き、どこが勝ち上がってきてもおかしくない、群雄割拠の激戦区です。

最後まで目が離せない戦いが繰り広げられるでしょう。

という事で今回の記事では

  • 全国高校サッカー選手権2022静岡予選の日程
  • 全国高校サッカー選手権2022静岡予選の組み合わせ
  • 全国高校サッカー選手権2022静岡予選の優勝候補
  • 全国高校サッカー選手権2022静岡予選の注目選手
  • まとめ

という順番でお伝えしていきます。

全国高校サッカー選手権2022静岡予選の日程

全国高校サッカー選手権2022静岡予選の日程は以下の通りです。

 

1次トーナメント

1回戦

2022年9月17日(土)

 

2回戦

2022年9月24日(土)

 

3回戦

2022年10月15日(土)

 

決勝

2022年10月22日(土)

 

 

決勝トーナメント

1回戦

2022年10月30日(日)

 

準々決勝

2022年11月3日(木)

 

準決勝

2022年11月5日(土)

 

決勝

2022年11月12日(土)

 

現在、1次トーナメント2回戦までの日程が終了しています。

 

 

 

全国高校サッカー選手権2022静岡予選の組み合わせ

第101回全国高校サッカー選手権 静岡県大会1次トーナメント 組み合わせ表(静岡県サッカー協会HPより)
https://www.shizuoka-fa.com/app/uploads/2022/08/7797001fee833e5b3b73e23e194bfc8f.pdf

 

1次トーナメント

1回戦

No 月 日 対 戦 カ ー ド
9/17 静岡 (不戦勝) 富岳館
No 月 日 対 戦 カ ー ド
9/17 富士東 6 × 1 天竜
No 月 日 対 戦 カ ー ド
9/17 浜松修学舎 0 × 3 加藤学園
No 月 日 対 戦 カ ー ド
9/17 加藤学園暁秀 2 × 0 島田
No 月 日 対 戦 カ ー ド
9/17 浜松商 (不戦勝) 知徳
No 月 日 対 戦 カ ー ド
9/17 浜松日体 1 × 1 伊豆中央 (PK 5-3)
No 月 日 対 戦 カ ー ド
9/17 星陵 1 × 0 裾野
No 月 日 対 戦 カ ー ド
9/17 御殿場南 0 × 9 浜松東
No 月 日 対 戦 カ ー ド
9/17 オイスカ 6 × 0 榛原
No 月 日 対 戦 カ ー ド
10 9/17 島田商 0 × 1 島田工
No 月 日 対 戦 カ ー ド
11 9/17 沼津工 1 × 0 沼津東
No 月 日 対 戦 カ ー ド
12 9/17 伊東 1 × 2 静岡西
No 月 日 対 戦 カ ー ド
13 9/17 磐田西 3 × 2 島田樟誠
No 月 日 対 戦 カ ー ド
14 9/17 静清 2 × 1 城南静岡
No 月 日 対 戦 カ ー ド
15 9/17 沼津城北 0 × 4 吉原
No 月 日 対 戦 カ ー ド
16 9/17 三島北 1 × 3 桐陽
No 月 日 対 戦 カ ー ド
17 9/17 吉原工 0 × 4 三島南
No 月 日 対 戦 カ ー ド
18 9/17 藤枝北 2 × 0 遠江総合
No 月 日 対 戦 カ ー ド
19 9/17 御殿場 0 × 2 静岡大成
No 月 日 対 戦 カ ー ド
20 9/17 田方農 3 × 2 浜松啓陽
No 月 日 対 戦 カ ー ド
21 9/17 掛川西 1 × 4 掛川工
No 月 日 対 戦 カ ー ド
22 9/17 磐田南 0 × 0 沼津市立 (PK 3-2)
No 月 日 対 戦 カ ー ド
23 9/17 小笠 1 × 0 焼津水産
No 月 日 対 戦 カ ー ド
24 9/17 浜松江之島 1 × 2 駿河総合
No 月 日 対 戦 カ ー ド
25 9/17 沼津中央 0 × 6 沼津西
No 月 日 対 戦 カ ー ド
26 9/17 池新田 0 × 2 浜松学院
No 月 日 対 戦 カ ー ド
27 9/17 韮山 1 × 2 相良
No 月 日 対 戦 カ ー ド
28 9/17 藤枝西 0 × 2 浜松聖星
No 月 日 対 戦 カ ー ド
29 9/17 小山 1 × 5 浜松南
No 月 日 対 戦 カ ー ド
30 9/17 清流館 0 × 1 静岡北
No 月 日 対 戦 カ ー ド
31 9/17 沼津商 0 × 4 浜松西
No 月 日 対 戦 カ ー ド
32 9/17 磐田北 0 × 2 掛川東
No 月 日 対 戦 カ ー ド
33 9/17 浜松学芸 0 × 1 浜松湖南
No 月 日 対 戦 カ ー ド
34 9/17 新居 2 × 1 袋井商
No 月 日 対 戦 カ ー ド
35 9/17 浜松城北工 1 × 2 静岡東
No 月 日 対 戦 カ ー ド
36 9/17 浜松市立 0 × 1 静岡城北
No 月 日 対 戦 カ ー ド
37 9/17 浜松湖北 6 × 0 磐田農
No 月 日 対 戦 カ ー ド
38 9/17 浜北西 3 × 0 沼津高専
No 月 日 対 戦 カ ー ド
39 9/17 清水西 0(PK 2-4)1 静岡商 
No 月 日 対 戦 カ ー ド
40 9/17 御殿場西 1 × 0 富士宮北
No 月 日 対 戦 カ ー ド
41 9/17 静岡市立 0 × 1 伊豆総合
No 月 日 対 戦 カ ー ド
42 9/17 常葉菊川 1 × 9 浜松工業
No 月 日 対 戦 カ ー ド
43 9/17 浜松北 12 × 1 静岡星光
No 月 日 対 戦 カ ー ド
44 9/17 富士見 6 × 0 清水国際
No 月 日 対 戦 カ ー ド
45 9/17 横須賀 1 × 3 下田
No 月 日 対 戦 カ ー ド
46 9/17 富士 0 × 6 湖西

 

 

2回戦

No 月 日 対 戦 カ ー ド
47 9/25 静岡 2 × 5 富士東
No 月 日 対 戦 カ ー ド
48 9/25 加藤学園 1 × 0 加藤学園暁秀
No 月 日 対 戦 カ ー ド
49 9/25 浜松商 2 × 1 浜松日体
No 月 日 対 戦 カ ー ド
50 9/25 星陵 0 × 10 浜松東
No 月 日 対 戦 カ ー ド
51 9/25 オイスカ 0 × 1 島田工業
No 月 日 対 戦 カ ー ド
52 9/25 沼津工 3 × 0 静岡西
No 月 日 対 戦 カ ー ド
53 9/25 磐田西 1 × 2 静清
No 月 日 対 戦 カ ー ド
54 9/25 吉原 1 × 7 桐陽
No 月 日 対 戦 カ ー ド
55 9/25 三島南 2(PK 2-4)2 藤枝北
No 月 日 対 戦 カ ー ド
56 9/25 静岡大成 6 × 2 田方農
No 月 日 対 戦 カ ー ド
57 9/25 掛川工 1 × 2 磐田南
No 月 日 対 戦 カ ー ド
58 9/25 小笠 3 × 2 駿河総合
No 月 日 対 戦 カ ー ド
59 9/25 沼津西 3 × 0 浜松学院
No 月 日 対 戦 カ ー ド
60 9/25 相良 0 × 2 浜松聖星
No 月 日 対 戦 カ ー ド
61 9/25 浜松南 1 × 4 静岡北
No 月 日 対 戦 カ ー ド
62 9/25 浜松西 1 × 3 掛川東
No 月 日 対 戦 カ ー ド
63 9/25 浜松湖南 1 × 4 新居
No 月 日 対 戦 カ ー ド
64 9/25 静岡東 1 × 2 静岡城北
No 月 日 対 戦 カ ー ド
65 9/25 浜松湖北 0 × 0 浜北西 (PK 4-2)
No 月 日 対 戦 カ ー ド
66 9/25 静岡商 2 × 0 御殿場西
No 月 日 対 戦 カ ー ド
67 9/25 伊豆総合 1 × 6 東海大翔洋
No 月 日 対 戦 カ ー ド
68 9/25 浜松工 8 × 1 浜松北
No 月 日 対 戦 カ ー ド
69 9/25 富士見 5 × 0 下田
No 月 日 対 戦 カ ー ド
70 9/25 湖西 0 × 3 浜松湖東

 

 

3回戦

No 月 日 対 戦 カ ー ド
71 10/15 清水東 5 × 0 富士東
No 月 日 対 戦 カ ー ド
72 10/15 加藤学園 1 × 0 浜松商
No 月 日 対 戦 カ ー ド
73 10/15 飛龍 5 × 0 浜松東
No 月 日 対 戦 カ ー ド
74 10/15 島田工業 3(0PK3)3 沼津工業
No 月 日 対 戦 カ ー ド
75 10/15 浜名 3 × 0 静清
No 月 日 対 戦 カ ー ド
76 10/15 桐陽 0(4PK5)0 藤枝北
No 月 日 対 戦 カ ー ド
77 10/15 聖隷クリストファー 5 × 0 静岡大成
No 月 日 対 戦 カ ー ド
78 10/15 磐田南 0 × 4 小笠
No 月 日 対 戦 カ ー ド
79 10/15 日大三島 3 × 1 沼津西
No 月 日 対 戦 カ ー ド
80 10/15 浜松聖星 1(4PK3)1 静岡北
No 月 日 対 戦 カ ー ド
81 10/15 科学技術 3 × 0 掛川東
No 月 日 対 戦 カ ー ド
82 10/15 新居 0 × 4 静岡城北
No 月 日 対 戦 カ ー ド
83 10/15 焼津中央 2 × 0 浜松湖北
No 月 日 対 戦 カ ー ド
84 10/15 静岡商業 0 × 5 東海大翔洋
No 月 日 対 戦 カ ー ド
85 10/15 袋井 0(5PK3)0 浜松工業
No 月 日 対 戦 カ ー ド
86 10/15 富士見 2(4PK5)2 浜松湖東

 

 

決勝

No 月 日 対 戦 カ ー ド
87 10/22 清水東 6 × 0 加藤学園
No 月 日 対 戦 カ ー ド
88 10/22 飛龍 7 × 0 沼津工業
No 月 日 対 戦 カ ー ド
89 10/22 浜名 3 × 0 藤枝北
No 月 日 対 戦 カ ー ド
90 10/22 聖隷クリストファー 1 × 0 小笠
No 月 日 対 戦 カ ー ド
91 10/22 日大三島 4 × 0 浜松聖星
No 月 日 対 戦 カ ー ド
92 10/22 科学技術 3 × 0 静岡城北
No 月 日 対 戦 カ ー ド
93 10/22 焼津中央 1 × 3 東海大翔洋
No 月 日 対 戦 カ ー ド
94 10/22 袋井 2 × 1 浜松湖東

 

 

決勝トーナメント

1回線

No 月 日 対 戦 カ ー ド
95 10/22 静岡学園 2 × 1 東海大翔洋
No 月 日 対 戦 カ ー ド
96 10/22 飛龍 1 × 3 富士市立
No 月 日 対 戦 カ ー ド
97 10/22 清水桜が丘 3 × 2 清水東
No 月 日 対 戦 カ ー ド
98 10/22 日大三島 0 × 3 浜松開誠館
No 月 日 対 戦 カ ー ド
99 10/22 藤枝東 3 × 2 科学技術
No 月 日 対 戦 カ ー ド
100 10/22 聖隷クリストファー 2 × 0 常葉大橘
No 月 日 対 戦 カ ー ド
101 10/22 磐田東 0 × 1 浜名
No 月 日 対 戦 カ ー ド
102 10/22 袋井 0 × 2 藤枝明誠

 

 

準々決勝

No 月 日 対 戦 カ ー ド
103 11/3 静岡学園 2 × 0 富士市立
No 月 日 対 戦 カ ー ド
104 11/3 清水桜が丘 0 × 3 浜松開誠館
No 月 日 対 戦 カ ー ド
105 11/3 藤枝東 2 × 0 聖隷クリストファー
No 月 日 対 戦 カ ー ド
100 11/3 浜名 3 × 1 藤枝明誠

 

 

準決勝

No 月 日 対 戦 カ ー ド
103 11/5 静岡学園 1 × 2 浜松開誠館
No 月 日 対 戦 カ ー ド
104 11/5 藤枝東 3 × 1 浜名

 

 

決勝

No 月 日 対 戦 カ ー ド
105 11/12 浜松開誠館 2 × 0 藤枝東

浜松開誠館高校が4年ぶり2度目の選手権出場を決めました。

 

 

 

全国高校サッカー選手権2022静岡予選の優勝候補

静岡予選の優勝候補として挙げたい高校は、「静岡学園」「藤枝明誠」「磐田東」の3校です。

 

【静岡学園】

まず優勝候補の筆頭に挙げられるのは、静岡学園です。

インターハイ予選では、準決勝で磐田東にPK戦の末に敗れ、出場権を逃してしまいましたが、今年度、静岡県から唯一参加しているプレミアリーグWESTでは、12チーム中5位につけており、全国でもトップクラスのチーム力を有しています。

 

各ポジションに代表経験者が並ぶ全国屈指のタレント集団であり、例年の静岡学園と同様、両サイドに配置される高橋隆大寺裏剣が積極的にドリブルで崩していく攻撃的なスタイルを継承しつつも、GKの中村圭佑や、行徳瑛森下蒼大のCBコンビ、ボール奪取力の高いボランチの白井柚希など、守備陣にも強力なタレントが揃っています。

とはいえインターハイ予選で敗退した要因として、プレミアリーグとのスタンスの違いが挙げられます。

選手権予選でも静岡学園と対戦する高校は、引いて守る戦い方をすると予想され、静岡学園川口修監督も、引いた相手を崩すための課題としてポジショニングを挙げていました。

インターハイの悔しさをバネに、より脅威を増した静岡学園の姿を見せられるのか注目です。

 

 

【藤枝明誠】

次に優勝候補に挙げるのは、藤枝明誠です。

現在、プリンスリーグ東海では2位(第13節終了時点)につけており、前回の選手権予選では準決勝、今夏のインターハイ予選は決勝まで進出し、あと一歩で全国には届かなかったものの、静岡県内では安定した成績を収めています。

 

今年度の藤枝明誠は、守備の堅さが際立っています。

プリンスリーグ東海ではリーグ最少の11失点、開幕から9試合で勝利した試合は全て無失点と、しっかり守りを固めて勝利を収めています。

キャプテンの大黒柱山本蒼太を中心とした粘り強い守備に加え、豊富な運動量を誇る2年生の林賢人や、決定力の高さを誇る3年生の香川太朗など、エネルギッシュな攻撃陣も控え、総合力の高いチームとなっています。

 

2年前の選手権では、3回戦で優勝した山梨学院にPK戦の末敗れてしまいましたが、堅実かつ粘り強い戦い方で激戦区を制し、2年ぶりの選手権出場、そして2009年度のベスト8を超える成績を収めることが出来るか注目です。

 

 

【磐田東】

最後に優勝候補に挙げるのは、インターハイ予選優勝校の磐田東です。

今年度は静岡県1部リーグを主戦場としているものの、インターハイでは常葉橘浜松開誠館といったプリンスリーグ勢を破り、準決勝では静岡学園を撃破、決勝で藤枝明誠を破り、16年ぶり2回目の全国出場を果たしました。

しかし、インターハイでは新型コロナウイルスの影響により出場辞退し、戦わずして去るという何とも言えない悔しさを味わいました。

 

インターハイ予選準決勝では、静岡学園の強力なアタッカー陣を組織的な守備で抑え込み、PK戦にまで持ち込み勝利を収めました。

守備をしっかり固めつつ、両サイドの谷野暁希瀧井空のスピード溢れるアタッカーを生かしたカウンター攻撃につなげる形がインターハイでは効果を発揮していましたが、攻撃のサポートの質と量をより高め、インターハイ予選よりもさらに一段力をつけた姿が見られることでしょう。

 

インターハイは16年ぶりの出場を果たしましたが、選手権の出場はまだありません。

今回の選手権予選を制し、インターハイ予選の活躍がフロックではなかったところを証明したいでしょう。

またインターハイでは不完全燃焼に終わり、再び全国へとの思いも強いことでしょう。

インターハイに続き激戦区静岡を制し、強豪の仲間入りを果たせるか注目です。

 

 

 

全国高校サッカー選手権2022静岡予選の注目選手

ここでは、静岡予選の注目選手をご紹介していきます。

 

【高橋 隆大 (たかはし りゅうた)】

静岡学園の3年生でチームの攻撃陣の核となる、小柄なドリブラーです。

1年生の代から公式戦で起用され、昨年度も主力メンバーとして活躍し、今年度からは背番号10を背負います。

リズミカルかつスピーディなドリブルを駆使し、積極的に突破を図るだけでなく、正確なパスでチャンスメイクしていきます。

さらに両足のシュートの精度も高く、多彩なフィニッシュパターンを持ち、対峙する相手DFを困惑させます。

 

とはいえインターハイ予選ではよもやの敗戦を喫し、高橋自身も磐田東DF陣の組織的な守備の前に仕事をすることが出来ず、不甲斐なさを感じました。

最後の選手権に向けて、再起を図るべく、8月に神村学園興國昌平と対戦した“ユースワールドチャレンジ・プレ大会 2022”では、福田師王荒井悠汰ら、同世代のライバルたちを抑え、見事大会MVPに選ばれ、好調ぶりを維持しています。

 

川口修監督も「去年いた古川陽介(現磐田)に比べても遜色ない力があるし、古川よりも点が取れる」と高橋のポテンシャルを高く評価しています。

最後の大舞台で才能を爆発し、前回の全国ベスト8を超えることが出来るか、静岡学園のエースの働きに注目です。

 

 

【行徳 瑛 (ぎょうとく えい)】

静岡学園の3年生で各年代の日本代表にも選出されている、世代トップクラスのセンターバックです。

身長184㎝の恵まれたフィジカルを生かした空中戦と対人の強さに加え、足元の技術の高さを生かし、最後方からの攻め上がりや、正確なフィードによるビルドアップなどで静岡学園の攻撃の起点ともなります。

静岡学園の豪華な攻撃陣がしっかり力を発揮できているのは、最終ラインに君臨する行徳のようなテクニカルで安心できるセンターバックの存在があるからでしょう。

 

とはいえ、8月に行われた“ユースワールドチャレンジ・プレ大会 2022”では、神村学園福田師王にハットトリックを許すなど、守備面での課題も見え、最後の大舞台に向け、より成長しなければと意気込んでいます。

キャプテンとして臨む最後の選手権、インターハイ予選でのリベンジを果たし、チームを引っ張り、全国へと導けることが出来るのか、攻守ともにカギを握るセンターバックの活躍に注目です。

 

 

【山本 蒼太 (やまもと そうた)】

藤枝明誠の3年生でキャプテンとして、後方からチームを支えるセンターバックです。

今年度のプリンスリーグ東海で、リーグ最少の11失点(第13節終了時点)、開幕から9試合で勝利した試合は全て無失点という藤枝明誠の堅守の中心的な存在で、身長182㎝のフィジカルを生かし、空中戦と対人の強さに自信を持っています。

CB内藤仁とのコンビやGK柴田真之介を中心とした粘り強い守備を見せ、チームを最後方から支えています。

 

8月末に行われた“SBSカップ 国際ユースサッカー 2022”では、U-18静岡ユースで静岡学園行徳瑛とCBコンビを組み、プリンスリーグと同様に安定した守備を見せていました。

藤枝明誠松本安司監督も、キャプテン山本を中心とした守備陣には、絶大の信頼を寄せています。

山本を中心とした守備陣が普段通りの実力を発揮しつつ、チームを鼓舞し、激戦区静岡を勝ち上がり、2年ぶりの選手権へと導けることが出来るのか注目です。

 

 

【谷野 暁希 (やの あつき)】

磐田東の3年生でチームの攻撃の中心を担うスピードスターです。

50m5秒9の快足を武器に、サイドを突破するだけでなく、裏抜けや中央からの突破も積極的に狙っていくアタッカーです。

インターハイ決勝では試合開始わずか38秒でゴールを奪い、チームを勢いづけました。

 

また準決勝の静岡学園戦では、RSBの鈴木彩斗と協力し、静岡学園寺裏剣を抑え込み、チームの勝利へと導きました。

攻守にわたり豊富な運動量と献身性を見せ、チームの中心として不可欠な存在となっています。

インターハイでは戦わずにして大会を去る悔しさを味わいましたが、選手権予選を制し、全国の舞台を踏み、インターハイの悔しさを晴らすことが出来るのか、背番号10を背負う谷野の攻守にわたる働きに注目ですね。

 

 

【野田 隼太郎 (のだ しゅんたろう)】

藤枝東の2年生で各高校のエースを抑え込む期待のサイドバックです。

前回の選手権予選の決勝で藤枝東静岡学園に0-2で敗れ、選手権出場とはなりませんでしたが、この試合で右サイドバックとして先発出場した1年生の野田は、対峙した3年生の古川陽介(現磐田)に粘り強く食らいつき、前半は大きな仕事をさせませんでした。

後半、古川にゴールを奪われ、敗れてしまったものの、この活躍により、選手権予選の最優秀新人に選出され、その後U-16日本代表候補にも選出されました。

 

今年度も右サイドバックで起用されるほか、CBでも起用されることもあり、的確な守備対応と対人の強さで相手FW陣を抑え込み、攻守にわたり高い能力を見せています。

選手権予選では、静岡学園高橋隆大寺裏剣とのマッチアップにも注目が集まります。

どこで対戦するかまだ分かりませんが、野田の活躍により、静岡学園を破り、全国への切符を掴めるかもしれませんね。

 

 

【山藤 大夢 (やまふじ ひろむ)】

富士市立の3年生でチーム不動のストライカーです。

現在、プリンスリーグ東海で5位につけている富士市立のエースストライカーで、プリンスリーグ東海(第13節終了時点)で8得点を記録し、得点ランキングのトップに立っています。

背後への抜け出しには定評があり、それに加え、個人で打開できる力も増し、決定力も付いてきました。

8月に行われた“SBSカップ 国際ユースサッカー 2022”では、U-18静岡ユースにも選出され、ゴールこそ奪えなかったものの、U-18ウルグアイ代表戦では1アシストを記録しました。

得点へのこだわりはもちろん、チームの勝利のために、チームのエースである山藤の活躍は欠かせません。

自らチームを牽引し、強豪校を打ち破り、富士市立を全国へと導けるかどうか注目です。

 

 

 

まとめ

いかがでしたか。

 

今回は全国高校サッカー選手権2022静岡県予選の日程と組み合わせに加えて、優勝候補、注目選手をご紹介しました。

 

優勝候補には前回予選の優勝校で、プレミアリーグEASTでも上位に付けている静岡学園、インターハイ予選準優勝の藤枝明誠、インターハイ出場の磐田東を挙げました

その他、選手権4回優勝の藤枝東、プリンスリーグ東海で首位争いを繰り広げている浜松開誠館清水桜が丘富士市立常葉橘プリンスリーグ東海参戦組、浜名飛龍聖隷クリストファーなどが選手権の切符を争うことになるでしょう。

個の力で静岡学園が一歩抜け出ているように見えますが、各チームのレベルは横一線であり、どこが勝ち上がってきてもおかしくはありません。

静岡学園がインターハイ予選の雪辱を晴らすことが出来るのか、それとも他の高校が全国への切符を掴むのか、全国屈指の激戦区の勝ち上がりに注目ですね。

 

注目選手は、静岡学園高橋隆大選手、行徳瑛選手、藤枝明誠山本蒼太選手、磐田東谷野暁希選手、藤枝東野田隼太郎選手、富士市立山藤大夢選手をご紹介しました。

全国屈指の激戦区、静岡県予選を制し、本大会での躍進を果たすのはどこのチームになるか楽しみですね!

いつもありがとうございます!

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