高校サッカーファンの皆さん、こんにちは。
冬の選手権に向けて、全国各地で本格的に予選が始まっています。
都道府県によっては予選も佳境を迎え、出場校決定まであと少しのところもあります。
いよいよ選手権に向けて、熱が高まってきましたね!
今回は、北関東の雄、栃木県予選についてお伝えしていきます。
栃木県はここ5年間、選手権、インターハイともに矢板中央が連続出場しており、第98回(2019年度)、第99回大会(2020年度)と2大会連続でベスト4に進出しています。
栃木県勢としては、古くは第29回(昭和25年度)大会で宇都宮が優勝を果たしていますが、近年の矢板中央の全国での躍進により、県勢2度目の選手権制覇の期待もかけられています。
矢板中央という圧倒的な存在がいますが、“打倒・矢板中央”を目論むライバルたちも控え、前人未踏の県6連覇というプレッシャーもかかり、どこが選手権の出場権を掴むのか、最後まで目が離せません!
という事で今回の記事は
- 全国高校サッカー選手権2022栃木予選の日程
- 全国高校サッカー選手権2022栃木予選の組み合わせ
- 全国高校サッカー選手権2022栃木予選の優勝候補
- 全国高校サッカー選手権2022栃木予選の注目選手
- まとめ
という順番でお伝えしていきます。
全国高校サッカー選手権2022栃木予選の日程
全国高校サッカー選手権2022栃木予選の日程は以下の通りです。
1回戦
2022年10月8日(土)
2回戦
2022年10月10日(月・祝)
3回戦
2022年10月15日(土)
4回戦
2022年10月22日(土)
準々決勝
2022年10月29日(土)
準決勝
2022年11月5日(土)
決勝
2022年11月12日(土)
全国高校サッカー選手権2022栃木予選の組み合わせ
令和4年度 第101回全国高等学校サッカー選手権大会 栃木大会 組合せ (参照:栃木県サッカー協会HPより)
1回戦
No | 月 日 | 対 戦 カ ー ド |
1 | 10/8 | 黒磯南 0 × 2 宇都宮東 |
No | 月 日 | 対 戦 カ ー ド |
2 | 10/8 | 益子芳星 10 × 0 黒羽 |
No | 月 日 | 対 戦 カ ー ド |
3 | 10/8 | 石橋 3 × 2 真岡北陵 |
No | 月 日 | 対 戦 カ ー ド |
4 | 10/8 | 烏山 1 × 2 高根沢 |
No | 月 日 | 対 戦 カ ー ド |
5 | 10/8 | 那須拓陽 1 × 2 鹿沼 |
No | 月 日 | 対 戦 カ ー ド |
6 | 10/8 | 馬頭 9 × 0 鹿沼南 |
No | 月 日 | 対 戦 カ ー ド |
7 | 10/8 | 矢板東 2 × 1 矢板 |
No | 月 日 | 対 戦 カ ー ド |
8 | 10/8 | 幸福の科学学園 0 × 3 大田原 |
No | 月 日 | 対 戦 カ ー ド |
9 | 10/8 | 宇都宮中央・栃木農・足利南 0 × 6 青藍泰斗 |
No | 月 日 | 対 戦 カ ー ド |
10 | 10/8 | 那須清峰 2 × 0 今市 |
No | 月 日 | 対 戦 カ ー ド |
11 | 10/8 | 小山城南 0 × 1 上三川 |
No | 月 日 | 対 戦 カ ー ド |
12 | 10/8 | 足利清風 2 × 2 宇都宮清陵 (PK 5-3) |
No | 月 日 | 対 戦 カ ー ド |
13 | 10/8 | 壬生 1 × 4 栃木工 |
No | 月 日 | 対 戦 カ ー ド |
14 | 10/8 | 作新学院 2 × 4 足利 |
No | 月 日 | 対 戦 カ ー ド |
15 | 10/8 | 佐野松桜 3 × 0 今市工 |
2回戦
No | 月 日 | 対 戦 カ ー ド |
16 | 10/10 | 栃木翔南 0 × 1 宇都宮東 |
No | 月 日 | 対 戦 カ ー ド |
17 | 10/10 | 益子芳星 2 × 0 小山西 |
No | 月 日 | 対 戦 カ ー ド |
18 | 10/10 | 石橋 1 × 3 宇都宮白楊 |
No | 月 日 | 対 戦 カ ー ド |
19 | 10/10 | 那須 0 × 6 高根沢 |
No | 月 日 | 対 戦 カ ー ド |
20 | 10/10 | 黒磯 1 × 1 小山北桜 (PK 5-4) |
No | 月 日 | 対 戦 カ ー ド |
21 | 10/10 | 茂木 3 × 3 鹿沼 (PK 3-2) |
No | 月 日 | 対 戦 カ ー ド |
22 | 10/10 | 宇都宮南 6 × 0 馬頭 |
No | 月 日 | 対 戦 カ ー ド |
23 | 10/10 | 矢板東 2 × 1 足利工 |
No | 月 日 | 対 戦 カ ー ド |
24 | 10/10 | 真岡工 0 × 1 大田原 |
No | 月 日 | 対 戦 カ ー ド |
25 | 10/10 | 青藍泰斗 2 × 2 小山南 (PK 3-5) |
No | 月 日 | 対 戦 カ ー ド |
26 | 10/10 | 那須清峰 0 × 3 文星芸大附 |
No | 月 日 | 対 戦 カ ー ド |
27 | 10/10 | 佐野 4 × 2 上三川 |
No | 月 日 | 対 戦 カ ー ド |
28 | 10/10 | 足利清風 1 × 0 鹿沼東 |
No | 月 日 | 対 戦 カ ー ド |
29 | 10/10 | 小山 0 × 1 栃木工 |
No | 月 日 | 対 戦 カ ー ド |
30 | 10/10 | 佐野東 0 × 2 足利 |
No | 月 日 | 対 戦 カ ー ド |
31 | 10/10 | 佐野松桜 1 × 1 宇都宮商 (PK 3-4) |
3回戦
No | 月 日 | 対 戦 カ ー ド |
32 | 10/15 | 宇都宮東 0 × 6 益子芳星 |
No | 月 日 | 対 戦 カ ー ド |
33 | 10/15 | 宇都宮 0 × 3 宇都宮白楊 |
No | 月 日 | 対 戦 カ ー ド |
34 | 10/15 | 高根沢 0 × 1 栃木 |
No | 月 日 | 対 戦 カ ー ド |
35 | 10/15 | 白鷗大足利 8 × 0 黒磯 |
No | 月 日 | 対 戦 カ ー ド |
36 | 10/15 | 茂木 0 × 7 足利大附 |
No | 月 日 | 対 戦 カ ー ド |
37 | 10/15 | 宇都宮南 1 × 0 矢板東 |
No | 月 日 | 対 戦 カ ー ド |
38 | 10/15 | 大田原 1 × 2 小山南 |
No | 月 日 | 対 戦 カ ー ド |
39 | 10/15 | 国学院栃木 1 × 0 文星芸大附 |
No | 月 日 | 対 戦 カ ー ド |
40 | 10/15 | 佐野 0 × 8 真岡 |
No | 月 日 | 対 戦 カ ー ド |
41 | 10/15 | 宇都宮工 6 × 0 足利清風 |
No | 月 日 | 対 戦 カ ー ド |
42 | 10/15 | 栃木工 1 × 3 宇都宮北 |
No | 月 日 | 対 戦 カ ー ド |
43 | 10/15 | 足利 1 × 2 宇都宮商 |
4回戦
No | 月 日 | 対 戦 カ ー ド |
44 | 10/22 | 矢板中央 7 × 0 益子芳星 |
No | 月 日 | 対 戦 カ ー ド |
45 | 10/22 | 宇都宮白楊 2 × 1 栃木 |
No | 月 日 | 対 戦 カ ー ド |
46 | 10/22 | 白鷗大足利 1 × 3 足利大附 |
No | 月 日 | 対 戦 カ ー ド |
47 | 10/22 | 宇都宮南 0 × 5 宇都宮短大附 |
No | 月 日 | 対 戦 カ ー ド |
48 | 10/22 | さくら清修 1 × 6 小山南 |
No | 月 日 | 対 戦 カ ー ド |
49 | 10/22 | 国学院栃木 1 × 0 真岡 |
No | 月 日 | 対 戦 カ ー ド |
50 | 10/22 | 宇都宮工業 4 × 1 宇都宮北 |
No | 月 日 | 対 戦 カ ー ド |
51 | 10/22 | 宇都宮商業 0 × 7 佐野日大 |
準々決勝
No | 月 日 | 対 戦 カ ー ド |
52 | 10/29 | 矢板中央 2 × 0 宇都宮白楊 |
No | 月 日 | 対 戦 カ ー ド |
53 | 10/29 | 足利大附 1 × 5 宇都宮短大附 |
No | 月 日 | 対 戦 カ ー ド |
54 | 10/29 | 小山南 0 × 1 国学院栃木 |
No | 月 日 | 対 戦 カ ー ド |
55 | 10/29 | 宇都宮工業 0 × 2 佐野日大 |
準決勝
No | 月 日 | 対 戦 カ ー ド |
56 | 11/5 | 矢板中央 0(4PK5)0 宇都宮短大附 |
No | 月 日 | 対 戦 カ ー ド |
57 | 11/5 | 国学院栃木 0 × 1 佐野日大 |
決勝
No | 月 日 | 対 戦 カ ー ド |
58 | 11/12 | 宇都宮短大附 1 × 2 佐野日大 |
佐野日大高校が6年ぶり9度目の選手権出場を決めました。
全国高校サッカー選手権2022栃木予選の優勝候補
栃木予選の優勝候補として挙げたい高校は、「矢板中央」「佐野日大」「宇都宮短大附」の3校です。
【矢板中央】
まず優勝候補の筆頭に挙げられるのは、県最多の出場回数12回を誇り、第96回大会(2017年度)から5連覇中の矢板中央です。
第98回(2019年度)、第99回大会(2020年度)と2大会連続でベスト4に進出し、前回大会は3回戦で敗退したものの、選手権での強さを見せています。
その反面、インターハイでは過去最高成績はベスト16と、選手権と比べると実力を発揮できていませんでしたが、今夏のインターハイでは過去最高のベスト8に進出し、準々決勝では敗れたものの、インターハイ王者の隣県のライバル前橋育英と互角に渡り合っていました。
今年度のプリンスリーグ関東1部では、現在(第15節終了時点)10チーム中5位につけ、関東のみならず全国でもトップクラスのチーム力を有しています。
キャプテンのボランチ田邊海斗やディフェンスリーダーのCB畑岡知樹を中心に、“赤い壁”と呼ばれる伝統の堅守を維持しつつ、木村匠汰、勝田大晴の両サイドバックの強力なサイド攻撃に代表される縦に速い攻撃にも磨きがかかっています。
また全国の舞台を何度も経験していることから、勝負所での粘り強さも見せ、苦しい展開でも勝ち切る力も増してきました。
前人未踏の県6連覇がかかる今大会に臨むに当たり、矢板中央の高橋健二監督は「インターハイ予選も厳しかっただけに、今回も厳しい予選となる。6連覇のプレッシャーもあるがゼロから挑戦したい。」と、気を引き締めていました。
インターハイで過去最高成績を収め、選手権でも過去最高成績である決勝進出を目指すにあたり、栃木県で敗退するわけにはいきません。
他を圧倒する強さを見せることが出来るのか、矢板中央の戦いぶりに注目です。
【佐野日大】
次に優勝候補に挙げるのは、佐野日大です。
前回の選手権予選、そして今夏のインターハイ予選と決勝に進出しながらも、矢板中央に敗れ、ここ5年間は矢板中央の前に苦汁を飲む結果と続いていますが、第95回(2016年度)大会では、選手権予選を制し、全国でもベスト4まで進出しました。
さらに今年度の関東大会では、Bグループ決勝に進出し、前橋育英を苦しめる戦いを見せ、全国でも戦えるチーム力を有しています。
守備陣は、身長185㎝の高根澤賢(3年生)、身長184㎝の緒方一真(2年生)といった強靭なフィジカルとスピードを兼ね備え、競り合いの強さを誇るCBを中心とした堅い守備を築き上げ、攻撃陣はパス精度の高さと視野の広さを誇る司令塔の向井俊貴(3年生)を中心に、馬力のあるアタッカーのヒアゴンフランシス琉生(3年生)やキャプテンの江沢匠映など、各ポジションにタレントが揃っており、矢板中央にも負けず劣らずの陣容となっています。
インターハイ予選準決勝では主力を欠き、PK戦になるなど苦しい展開が続く中、勝ちを手にし、佐野日大の伝統ともいえる我慢強さは今年のチームにも受け継がれています。
拮抗した試合展開が予想されますが、これまで立ちはだかってきた矢板中央に伝統の我慢強さを発揮し、6年ぶりの選手権出場となるのか注目です。
【宇都宮短大附】
最後に優勝候補に挙げるのは、宇都宮短大附です。
前回の選手権予選では準決勝で佐野日大に敗れ、今夏のインターハイ予選でも準決勝で佐野日大にPK戦の末に敗れてしまいましたが、昨年のインターハイから主要3大会連続でベスト4に進出し、さらに今年度の関東大会でも1勝を上げ、栃木県内で安定した成績を収めています。
DFリーダーのキャプテン北村朔也、GKの増田吏玖、エースストライカーの田上羅以伽を中心に、攻守に質の高いタレントを有し、総合力の高いチームとなっています。
インターハイ予選準決勝でも、ボールを保持する時間帯が長く、佐野日大のゴールを脅かしていましたが、相手ゴールを割ることは出来ず、伝統校を前にまたしても跳ね返されてしまいました。
組み合わせからすると、順当に行けば準決勝で矢板中央と激突します。
両者は昨年のインターハイ予選準決勝で当たり、0-1で競り負けています。
しかし、ここで矢板中央を破り、勢いに乗れば、悲願の選手権出場も見えてくるかもしれません。
第三勢力の筆頭として、二強の壁を破り、全国の切符を掴むことは出来るのか注目です。
全国高校サッカー選手権2022栃木予選の注目選手
ここからは栃木予選の注目選手をご紹介していきます。
【田邊 海斗 (たなべ かいと)】
攻守でチームを牽引!矢板中央MF6田邊海斗「一丸となって前橋育英に借りを返して4強に入りたい」https://t.co/OmTWcXpE2G pic.twitter.com/h4KKvkpdPo
— 高校サッカードットコム (@kokosoccercom) July 27, 2022
矢板中央の3年生でチームを引き締めるキャプテンです。
闘争心を前面に出し、球際の強さとボール奪取能力を発揮します。
身体能力も高く、デュエルでも抜群の強さを誇ります。
また、攻守の切り替えにおいても攻撃の起点となり、前線への素早いパス捌きや推進力の強い前への攻め上がりなども見せます。
キャプテンとしてチームを牽引する田邊は、自分に厳しく、時にチームメイトにも厳しいものの、気持ちを前面に出したプレーをピッチで見せ、背中で語るだけでなく、積極的にチームを鼓舞していきます。
チームメイトからの信頼も厚く、過去最高の成績を収めたインターハイと同様、選手権でもチームを一つにまとめ、一つ上のステージを導いていくことでしょう。
まずはキャプテンがプレーでもメンタル面でもチームを引っ張ることが出来るのか注目ですね。
【木村 匠汰 (きむら しょうた)】
【写真特集】“全国No.1”ロングスロー炸裂! 矢板中央DF木村匠汰が先制アシスト(8枚)https://t.co/YMY47k0o1g#ゲキサカ #高校サッカー #高校総体 #インターハイ pic.twitter.com/UAQmwOSyNy
— ゲキサカ (@gekisaka) July 27, 2022
矢板中央の3年生で高い身体能力を誇る大型サイドバックです。
身長182㎝と大柄なサイズを誇り、身体能力も高く、空中戦の強さも誇ります。
また左足のキックの精度も高く、ロングフィードで逆サイドに一気に展開し、左サイドからのクロスでチャンスメイクしていきます。
ロングスローも大きな武器の一つで、低弾道のライナー性のボールをゴール前まで一気に持っていくことも出来ます。
インターハイでも得意のロングスローや積極的な攻撃参加でチームの得点場面に多く絡み、ベスト8進出に大きく貢献し、矢板中央から唯一、インターハイ優秀選手に選ばれていました。
引き続き、選手権でも木村を経由した得点場面は多く見られることでしょう。
全国でも通用する大きな武器を持つ左サイドバックが、最後の大舞台となる選手権でもその武器を発揮し、活躍することが出来るのか注目です。
【向井 俊貴 (むかい としたか)】
【写真特集】[関東大会]佐野日大MF江沢主将は同点アシスト、司令塔・MF向井は攻撃の中心に(6枚)https://t.co/RMLYZKbEQ4#ゲキサカ #高校サッカー pic.twitter.com/3rpGrtJ9XQ
— ゲキサカ (@gekisaka) June 30, 2022
佐野日大の3年生でチームの司令塔として活躍します。
チームではボランチとして活躍する身長180㎝の長身レフティーです。
攻撃面ではDFラインから送られたボールをキープし前線に上手く供給、チームの攻撃のスイッチを入れる役割を担っています。
守備面でも縦への積極的なプレスなど強さも見せ、攻守両面において不可欠な存在となっています。
5月に行われた関東大会決勝では、インターハイ王者の前橋育英に延長戦の末に敗れましたが、守備面では「自分たち的にはまだやれる」と手ごたえを感じていました。
攻撃面でも前線へのパスの供給の速さや精度の高さなど、自分自身に課題を課し、更なるレベルアップを誓っています。
まずは矢板中央という強力なライバルを倒さなければいけませんが、関東大会でも全国クラスの強豪と渡り合い、チームとして戦えるという手ごたえを感じた司令塔は、矢板中央を倒し、自身初の全国の舞台で輝くことが出来るのか活躍に注目です。
【ヒアゴン フランシス 琉生 (ひあごん ふらんしす りゅうせい)】
【写真特集】[関東大会]武器の抜け出しから貴重な一撃。佐野日大FWヒアゴンが同点ゴール(5枚)https://t.co/Rw2v3Yb47m#ゲキサカ #高校サッカー pic.twitter.com/UHzmSKUfrO
— ゲキサカ (@gekisaka) June 30, 2022
佐野日大の3年生で攻撃力が売りのアタッカーです。
チームでは左サイドハーフまた2シャドーの一角を任され、ドリブルを武器に相手ゴールに迫っていきます。
また中学時代はボランチをしていた経験もあり、受け手としてどこに動き出せば良いのかを常に意識しつつ、裏への抜け出しにも磨きがかかっています。
関東大会決勝の前橋育英戦では、裏への抜け出しからゴールを決めるなど、得点源としての信頼も強くなっています。
また守備面でも積極的に前線からプレスを掛けていき、相手の攻撃の芽を潰していきます。
攻守両面に馬力のあるプレーを見せ、チームの主軸として躍動しています。
インターハイ予選準決勝の宇都宮短大附戦では、司令塔の向井俊貴とキャプテンの江沢匠映という主軸が欠場し、苦しい試合展開で何とか勝利を収めたものの、「自分が攻撃の起点になれれば」と課題を残しています。
佐野日大の攻撃の出来にかかっているという強い意識を持ち、栃木県予選を勝ち抜き、全国でも活躍できるのか注目です。
【田上 羅以伽 (たがみ らいか)】
【写真特集】栃木4強・宇都宮短大附のエースFW田上、高精度のキック見せたDF塚原、MF樋口(9枚)https://t.co/pzbg5JMul0#ゲキサカ #高校サッカー #高校総体 #インターハイ pic.twitter.com/1PRGpGMCa1
— ゲキサカ (@gekisaka) July 17, 2022
宇都宮短大附の3年生でチームのエースストライカーとして活躍しています。
鹿島アントラーズつくばジュニアユースから宇都宮短大附に入学し、ストライカーとして活躍、今年度は背番号10を背負い、2シャドーの一角として相手ゴールを脅かしていきます。
テクニックの高さと裏への抜け出し、ゴールへの嗅覚に優れ、積極的にゴールを狙っていくだけでなく、ボールキープから周囲を生かしたプレーも得意としています。
関東大会でも、1回戦の正智深谷戦では2得点を上げ、結果を残しています。
これまで2強の壁に阻まれ、全国への切符を手にすることは出来ませんでしたが、最後の大舞台となる選手権に向けて、より一層の活躍が期待されています。
2強相手にゴールを奪い、選手権へと導くことが出来るのか、チームの命運を握るエースの活躍に注目です。
まとめ
いかがでしたか。
今回は全国高校サッカー選手権2022栃木県予選の日程と組み合わせに加えて、優勝候補、注目選手をご紹介しました。
優勝候補には、選手権予選5連覇中の矢板中央、前回の選手権予選、そして今夏のインターハイ予選準優勝の佐野日大、インターハイ予選ベスト4の宇都宮短大附を挙げました。
その他、インターハイ予選ベスト4のさくら清修、選手権出場11回を誇る伝統校の真岡、白鷗大足利、宇都宮工、国学院栃木、足利大附、宇都宮白楊といった実力校が選手権の切符を争うことになるでしょう。
矢板中央を軸に大会は進んでいくと予想されますが、関東大会で強豪校と互角に渡り合った佐野日大が最大のライバルとして対抗し、宇都宮短大附らを中心とした第三勢力も決して侮れません。
どこが選手権の出場権を勝ち取るのか、最後まで目が離せませんね。
注目選手は、矢板中央の田邊海斗選手、木村匠汰選手、佐野日大の向井俊貴選手、ヒアゴンフランシス琉生選手、宇都宮短大附の田上羅以伽選手をご紹介しました。
栃木県予選を制し、本大会での躍進を果たすのはどこのチームになるか楽しみですね。
いつもありがとうございます!
コメント