マンチェスター・シティファンの皆さん、こんにちは。
今シーズン、開幕戦ではトッテナムに敗れ、序盤戦はなかなか勝ち点を重ねることが出来ませんでしたが、第11節のマンチェスターダービーでの勝利から第22節までリーグ戦12連勝をし、リバプールやチェルシーと勝ち点差を広げ、現在リーグ戦首位に立っています。
とはいえ、2位リバプールが勝ち点6pt差、気を緩めない戦いが続きます。
CLとFAカップでも勝ち残っており、負傷離脱者もなく、若手を積極起用するなど上手く選手起用をやり繰りしながら、シーズンを過ごしています。
ということで今回は、マンチェスター・シティの21-22シーズン後半戦の
- 最新移籍情報まとめ
- スタメン・フォーメーション予想
- まとめ
の順でお伝えしていきます。
最新移籍情報まとめ
21-22シーズン冬の移籍期間での選手の動きは以下の通りです。
〈IN〉 なし
〈OUT〉
pos. | 選手名 | 移籍先 | 移籍形態(移籍金) |
MF | フェラン・トーレス | バルセロナ | 完全移籍(5500万€) |
補強ポイントとしてあげられていたCFやSBの補強は行われませんでした。
退団したのは、バルセロナに移籍したフェラン・トーレスのみで、現在シティで採用されている偽9番システムをこなす選手は多く、大きな痛手にはならないでしょう。
来シーズンからの加入になりますが、リーベルプレートから1700万ポンド(約26億3000万円)でフリアン・アルバレスを獲得しました(5年半契約、22年7月末までリーベルプレートにレンタル)。
かつてのエース、アグエロを彷彿とさせるプレースタイルで、来シーズン以降どんな活躍を見せてくれるか楽しみですね。
フリアン・アルバレス以外の来シーズン以降の補強や若手の台頭にも期待したいと思います。
スタメン・フォーメーション予想
21-22シーズン後半戦のマンチェスター・シティの基本フォーメーション予想です。
各ポジションごとに分析してみましょう。
〈GK&DF〉
GKはエデルソンが絶対的な存在となっています。
足元の技術に長け、正確なロングフィードやパスを供給して、シティのポゼッションサッカーを後方から支えるだけでなく、クリーンシートもリーグトップの14試合を記録し、守備面でも大きく貢献しています。
控えはステッフェンが務め、エデルソン程ではありませんが、足元の技術に定評があり、ポゼッションサッカーを継続するのに十分な存在となっています。
DFですが、CBはルベン・ディアスが中心として、ラポルトまたはストーンズ、アケがコンビを組む形になっています。
ルベン・ディアスがいることで守備は安定し、後方からのビルドアップで攻撃を組み立て、ミスも少なく、ディフェンスリーダーとして、ベップ監督からの信頼も厚い存在となっています。
SBは右はウォーカー、左はカンセロが基本路線となっています。
まず、RSBですが、シティのシステムではやや守備の意識が高くなり、攻守にわたり豊富な運動量を誇るウォーカーがしっかり役割を果たしています。
1月は出場停止により数試合欠場いましたが、代わりにストーンズが起用されたことからも高い守備意識が求められるポジションだといえるでしょう。
対してLSBはカンセロがファーストチョイスとなっています。
攻撃的なSBとして、高い位置を取り、積極的にシュートを放ち、創造性あふれるプレーを見せています。
カンセロはシティの中で最も多いシュートを放っていて、特にその攻撃性に磨きがかかり、シティの攻撃に欠かせない存在となっています。
控えにはジンチェンコがいて、正確なクロスを供給しますが、攻撃のクリエイティブさではカンセロには及ばない印象です。
Let’s take a look at Cancelo’s best bits so far 🤩#ManCity pic.twitter.com/KBmaA9znwk
— Manchester City (@ManCity) February 1, 2022
〈MF〉
アンカーはロドリが務めます。
ボールを配給する高い技術はもちろんのこと、中盤での強度も増し、守備面の貢献度も高いです。
カンセロがあれだけ高い位置を取り、自由に動けているのもロドリのカバーリングがあるからではないでしょうか。
控えは経験豊かなフェルナンジーニョが務めています。
インサイドハーフは偽9番に誰を起用するかにもよりますが、デブライネとベルナルド・シルバが主に起用されています。
デブライネは前半戦は少し不調気味でしたが、今年になってから徐々に調子を取り戻し、第22節チェルシー戦では決勝点を決めるなど決定的な仕事をして存在感を示しています。
そして、ベルナルド・シルバの活躍無くして、今のシティは語れません!
開幕前は放出候補として、数チームへの移籍話も上がっていましたが、いざシーズンが始まると、卓越したテクニックで中盤でボールをキープしたり捌いたりするだけでなく、豊富な運動量でスペースに顔出しゴールを奪っています。
元々はウイングの選手でしたが、インサイドハーフや偽9番など様々なポジションで高いパフォーマンスを見せ、今シーズンのシティのMVP候補と言っても過言ではない活躍を見せています。
That’s our @Nissan Goal of the Month for December sorted then! 😅#ManCity pic.twitter.com/Qo5BSODG5t
— Manchester City (@ManCity) December 2, 2021
またベップ監督は若手のパーマーやマカティ―も積極的に起用しています。
彼らの成長にも期待したいですね。
〈FW〉
まずWGですが、右は前半戦は主にガブリエウ・ジェスズが起用されていましたが、ここ最近はスターリングが復調し、起用されています。
スターリングは前半戦では調子が上がらず、移籍話が上がっていましたが、徐々に調子を上げ、切れ味鋭いドリブルと高い得点力を発揮しています。
第25節ノーリッジ戦ではハットトリックを決め、存在感を示しています。
控えにはマフレズがいます。
マフレズはドリブルキープからの中央へのカットインを武器とし、ガブリエウ・ジェスズは縦への鋭い飛び出しを武器としています。
左は開幕前イングランド史上最高額での移籍金で獲得したグリーリッシュがファーストチョイスでしたが、ここ最近は少し調子を落としている印象です。
独特のリズムのドリブルからのチャンスメイクは大きな効果を発揮しているものの、ゴールが少ないところから批判も多くなっています。
得点力では、スターリングやベルナルド・シルバの方が上ですが、やはりグリーリッシュの奪われないドリブルはチームの中でも大きな武器となります。
最後に偽9番ですが、開幕直後はフェラン・トーレスが主に務めていましたが、ベルナルド・シルバやギュンドアン、フォーデンが起用され、高いパフォーマンスを見せています。
スペースを作り出し、攻撃の流動性を高めるという点では、この偽9番システムは効果を発揮していますが、多彩な攻撃バリエーションを持つために絶対的な1トップが欲しいのは確かで、クロスからの得点が少ない点は今後の課題となるでしょう。
まとめ
いかがでしたか。
今回は、『マンチェスターシティ2021-22最新スタメン・フォーメーションまとめ!移籍新加入選手も調査!』になります。
グアルディオラ監督も警戒していましたが、ここ数試合で一気に2位リバプールが勝ち点差を詰めてきました。
今シーズンはリバプールとの激しい優勝争いが繰り広げられることでしょう。
直接対決は4/9第32節シティのホームで行われる予定です。
そこまで勝ち点を着実に積み重ねていきたいですね。
そしてCLですが、昨年は決勝でチェルシーに敗れ、惜しくも準優勝に終わりました。
グループステージを首位通過し、ベスト16の1stレグでは、スポルティングに5-0で大勝し、幸先良いスタートを切れました。
リーグ戦の兼ね合いもあると思いますが、悲願のビックイヤー獲得を成し遂げて欲しいですね。
いつもありがとうございます!
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