マンチェスターシティ2023夏の最新移籍情報まとめ!補強ポイントや狙ってると噂の獲得候補・退団選手リストも調査!

Citizensの皆さん、こんにちは。

 

今シーズンも終盤に差し掛かり、“Citizens”の皆さんもワクワクしているのではないでしょうか。

昨シーズンはリバプールとのデッドヒートを制し、2年連続のプレミアリーグ制覇を成し遂げたものの、チャンピオンズリーグは準決勝でレアル・マドリードに劇的な逆転劇を見せられ、またしてもビックイヤーにあと一歩手が届きませんでした。

プレミアリーグ3連覇のみならず、悲願のビックイヤー獲得を目指し、今シーズン開幕前にはチーム長年の課題だったストライカーとして、ドルトムントからハーランドを獲得し、さらにロドリのバックアッパーとして、リーズからカルヴィン・フィリップスを獲得し、盤石の布陣を固めてきました。

 

迎えた今シーズン、前半戦は守備の綻びから取りこぼしもいくつか見られ、首位アーセナルに勝ち点差5ptの2位で折り返しましたが、後半戦は3バックに変更するなど守備の整備に成功し、2点以上取られた試合はわずか1試合のみと堅守を取り戻してきました。

そして前半戦ではなかったアーセナルとの直接対決をホームとアウェー両方とも制し、その差を着実に詰め、遂にリーグ戦首位に立ちました。

2/12に行われた第23節アストン・ヴィラ戦以降、リーグ戦13試合負けなしで、現在(5/9時点)リーグ戦10連勝と勢いに乗ってきました。

 

そして何と言ってもエースストライカーのハーランドの大爆発が大きいですよね!

5/3に行われた第28節ウェストハム戦でリーグ戦35得点目を記録し、プレミアリーグ最多得点記録を更新、リーグ戦も残り4試合となり、40点の大台に乗るか注目ですね。

プレミアリーグでは首位に立ち、チャンピオンズリーグも準決勝まで進み、FAカップも決勝まで進んでいます。

 

そう、今シーズンのマンチェスター・シティには“トレブル(3冠)”の可能性が残されているのです!

 

グアルディオラ監督体制も7シーズン目を迎え、偽9番システムやカンセロロールなど、多くの戦術を生み出し、マンチェスター・シティをヨーロッパ屈指の強豪チームへと変化させてきましたが、今シーズンのチームは今までの集大成ともいえる伝説のチームになり得るでしょう。

とはいえ、来シーズン以降もその強さを保つためには、いくつかのポジションで世代交代やテコ入れが求められることでしょう。

 

ということで今回は、クラブ史上過去最高の成績を収めようとしているマンチェスター・シティの2023年夏

  • 最新移籍情報と補強ポイント
  • 狙っていると噂の獲得候補選手
  • 退団が予想される選手
  • まとめ

の順でお伝えしていきます。

最新移籍情報と補強ポイント

2023年冬のマンチェスター・シティの補強ポイントとして、

  1. DFラインの再構築
  2. CMF

が挙げられるでしょう。

 

DFラインの再構築

まずは、DFラインの再構築がテーマになるでしょう。

これまでは4バックのサイドバックをストーンズやアカンジ、アケなど、CBを本職とするプレーヤーが務めることが多く、純粋なサイドバックの補強が求められていましたが、なかなか実現しませんでした。

さらに、カタールW杯中断期間から再開後のリーグ戦では3バックを導入する試合が多くなり、守備対応での甘さが目立っていたカンセロの出場機会が減少し、グアルディオラ監督との関係も悪化、バイエルン・ミュンヘンへの移籍に繋がってしまいました。

若手のリコ・ルイスの台頭もありますが、ウォーカーラポルトにも移籍の噂が上がっており、センターバック、サイドバック問わず、様々な戦術に対応できるディフェンダーの獲得が最優先課題となるでしょう。

 

 

CMF

次に補強ポイントに挙げるのは、CMFです。

デ・ブライネ(31歳)、ギュンドアン(32歳)とこれまでシティを支えてきた中盤戦士たちが30代に突入してきました。

さらに今シーズン終了後にギュンドアンとの契約は満了し、ベルナルド・シルバには移籍の噂が挙がっています。

 

今シーズンも、デ・ブライネはリーグトップの18アシスト(5/10時点)を記録し、ギュンドアンもキャプテンとしてリーグ戦(5/10時点)29試合に出場し6得点4アシストを記録、引き続き主力として活躍していますが、若手への世代交代を見据えて、新たな中盤の核となる選手の獲得が望まれます。

当初、イングランド代表MFべリンガム(ドルトムント)獲得を狙っていましたが、現時点ではレアル・マドリードへの移籍が決定的となっており、新たなターゲットの名前が挙がってくるかもしれません。ここも世代交代をスムーズに進めるためにも補強が求められるでしょう。

 

 

 

狙っていると噂の獲得候補選手

では、挙げられた補強ポイントに沿って、狙っていると噂の獲得候補選手を取り上げます。

 

DFラインの再構築

ヨシュコ・グバルディオル(ライプツィヒ/クロアチア代表)

生年月日:2002年1月23日(21歳)
ポジション:CB、LSB

強靭なフィジカルを活かした対人守備の強さを誇るだけでなく、攻撃面でも利き足の左足から正確なパスを供給し、推進力の強いドリブルで果敢に攻撃参加していく“重戦車”のようなCBです。

クロアチア代表ではEURO2020に続きカタールW杯にも全7試合にスタメン出場し、自らの評価をさらに高めました。

 

昨シーズン、ディナモ・ザグレブからライプツィヒに加入し、1年目ながら3バックの左として起用され、リーグ戦29試合に出場、主力として活躍しました。

今シーズンもリーグ戦(第31節終了時点)28試合に出場し、ライプツィヒでの立場を確固としたものにしています。

主に3バックの左でプレーしていますが、左サイドなら、サイドバックでもウイングバックでも対応可能なユーティリティ性をあります。

 

左利きのCBでかつビルドアップ能力も高く、グアルディオラ監督が求めるCB像に合致するものではないでしょうか。

サイドバックにも対応可能なユーティリティ性も指揮官から重宝されることでしょう。

グバルディオルは昨年12月にライプツィヒとの契約を2027年6月末まで延長していますが、その契約の中には2024年に発動するリリース条項も含まれており、契約解除金は9700万ポンド(約159億円)に設定されているようです。

べリンガム獲得が難しくなった状況で、べリンガム獲得に注ぎ込む予定だった補強費をグバルディオルに費やすのも悪くはないでしょう。

リリース条項が発動する前に、各ビッククラブの争奪戦が予想されますが、ワールドクラスのCBへ成長を遂げようとしているクロアチアの若武者はどこでプレーすることになるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

アーロン・ヒッキー(ブレントフォード/スコットランド代表)

生年月日:2002年6月10日(20歳)
ポジション:LSB、RSB、LMF

積極的な攻撃参加を見せ、推進力の強いドリブルと正確なクロスを供給するだけでなく、高い得点力も持っており、守備面でもデュエルの強さを活かした粘り強い守備を見せるスコットランド期待の若手サイドバックです。

左右両方に対応できるユーティリティ性も併せ持っています。

 

2020年9月からボローニャでプレーしていて、昨シーズンはセリエAで36試合に出場し、5得点1アシストを記録、主力として活躍しました。

今シーズンからはブレントフォードに移籍し、主に4バックのRSBとして起用され、シーズン中盤は足首負傷により長期離脱していましたが、リーグ戦(5/10現在)23試合に出場するなど、主力として活躍しています。

 

足元の技術の高さやパス精度の高さもあり、左右問わず、また3バックでも4バックでも、様々なポジションをこなす若いヒッキーの獲得は、グアルディオラ監督にとって大きな補強になるかもしれません。

まだ20歳と若いものの、将来性も高く評価されており、これからのシティを支えるサイドバックとして期待できるでしょう。

ヒッキーブレントフォードとの契約を2026年6月末まで残しており、ブレントフォードヒッキー獲得に3000万ポンド(約49億7000万円)の移籍金を要求する姿勢のようですが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

CMF

ライアン・グラッフェンベルク(バイエルン・ミュンヘン/オランダ代表)

生年月日:2002年5月16日(20歳)
ポジション:CMF、DMF

190㎝近い長身と柔らかなタッチでボールを扱う足元の技術の高さから、“Nextポグバ”とも評されるオランダ期待の若手CMFです。

10代ながら、昨シーズンまで所属していたアヤックスでは20-21シーズンは32試合、昨シーズンは30試合に出場し、チームの主力として活躍していました。

今シーズン開幕前、多くのビッククラブの争奪戦の末、バイエルン・ミュンヘンが5年契約、移籍金2500万ユーロ(約35億円)で獲得しましたが、キミッヒゴレツカの牙城を崩すには至らず、ここまでリーグ戦(第31節終了時点)21試合に出場していますが、スタメン起用はわずか2試合のみと、苦しい状況に置かれています。

プレータイムの少なさも影響してか、カタールW杯のオランダ代表メンバー入りも逃し、この冬でも移籍の可能性が取り沙汰されていましたが、実現しませんでした。

 

マンチェスター・シティはこれまでべリンガム(ドルトムント)獲得に力を注いできましたが、どうやらべリンガム獲得は実現しなさそうな状況になっています。

そのべリンガムに取って代わる存在として、グラッフェンベルクが浮上しています。

身長190㎝近いサイズ感や、ドリブルでボールキープできる力などはベリンガムに共通する点もあり、べリンガム争奪戦に敗れたクラブがグラッフェンベルクにターゲットを変更する可能性もあります。

グラッフェンベルク自身も、出場機会が少ないこの状況に対して「役割が期待通りではないことは明らかだ。…来シーズンはこの状況を変えなければならない」とコメントし、移籍の可能性も示唆しています。

プレミアリーグ移籍でキャリアが好転するとは限りませんが、グラッフェンベルクはどんな決断を下すのか、今後の動向に注目です。

 

 

マテオ・コバチッチ(チェルシー/クロアチア代表)

生年月日:1994年5月6日(29歳)
ポジション:CMF、OMF、DMF

中盤の中央なら前でも後ろでも対応可能で、止める・蹴るの基本技術が高く、精度の高いパスを広い視野を活かし前線に供給するだけでなく、ドリブルでの攻撃参加も見せ、豊富な運動量でピッチを駆け回る万能型の司令塔です。

カタールW杯では、クロアチア代表でモドリッチ(レアル・マドリード)、ブロゾビッチ(インテル)と共に、強力な中盤トリオを形成し、チームを3位へと導く原動力となりました。

 

2018年夏にレアル・マドリードからチェルシーに加入し、在籍5シーズン目で公式戦219試合(5/10現在)に出場、チャンピオンズリーグ制覇やヨーロッパリーグ制覇に大きく貢献してきました。

完全にレギュラー定着とはいきませんが、攻撃力の高さに加え、豊富な運動量と対人守備の強さを見せ、負傷者の穴を埋める活躍で、チームにおいて欠かせない存在となっています。

しかしコバチッチチェルシーとの契約は来シーズン終了までとなっており、今シーズン開幕前もリュディガー(レアル・マドリード)とクリステンセン(バルセロナ)をフリーで放出してしまったこともあり、フリーでの流出を避けるため、この夏の移籍市場での放出の可能性も囁かれています。

 

また今シーズンのチェルシーの超大型補強により、ファイナンシャル・フェアプレーの制限を避けるため、主力の放出に動かなければいけない状況になり、コバチッチもその中に含まれる可能性もあります。

グアルディオラ監督もコバチッチを高く評価していることもあり、契約状況や年齢をふまえた適正価格で獲得できるだろうと踏んでいるようです。

デ・ブライネギュンドアンに加え、経験豊かなプレーヤーを加えることが出来れば、さらにチームの成熟度も増すことでしょう。

どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

 

退団が予想される選手

次に、退団が予想される選手を取り上げます。

 

エメリック・ラポルト(スペイン代表)

生年月日:1994年5月27日(28歳)
ポジション:CB、LSB
移籍先候補:パリ・サンジェルマン、ユベントス、バルセロナ

足元の技術の高さと左足からの高精度のパスで、グアルディオラ監督が志向するサッカーを見事に体現する役割を果たし、守備面でも対人の強さだけでなく、広い視野やポジショニングセンスを発揮し、グアルディオラ監督から“欧州最高の左CB”と称され、マンチェスター・シティのDFラインを支えてきました。

 

2018年1月にアスレティック・ビルバオからマンチェスター・シティに加入し、約5シーズン半にわたり、公式戦(5/10現在)175試合に出場、昨シーズンはリーグ戦33試合に出場して、プレミアリーグ優勝に貢献しました。

しかし、今シーズンは膝の負傷により開幕が出遅れ、その間に新加入のアカンジが評価を高めたこともあり、序列が大きく低下し、プレミアリーグではわずか9試合の出場にとどまっています。

 

ラポルトマンチェスター・シティとの契約は2025年6月末まで残っていますが、この状況を受けラポルトも移籍を前向きに考えているようで、代理人に対して移籍先を探すよう指示したようです。

ラポルト獲得には、パリ・サンジェルマンユベントスバルセロナが関心を示し、移籍金は3000万ユーロ(約44億円)程度とされ、バルセロナはサラリーキャップの問題を解決しないと獲得は厳しいですが、他の2クラブに関しては資金面でも問題ないでしょう。

噂されているグバルディオルの獲得に成功すれば、ラポルトの立場はますます苦しいものとなり、移籍に向けて本格的に動いてくることでしょう。

度重なる怪我での離脱もありますが、その能力に疑いの余地はなく、来シーズンも貴重な戦力としての働きに期待したいところですが、どんな決断を下すのか、今後の動向に注目です。

 

 

カイル・ウォーカー(イングランド代表)

生年月日:1990年5月28日(32歳)
ポジション:RSB、CB、RMF
移籍先候補:アストン・ヴィラ、シェフィールド・U、ミラン

強靭なフィジカル、スピード、豊富な運動量を併せ持ち、対人守備で抜群の能力を発揮し、各ビッククラブの名だたるウィンガーたちを抑え込んできました。

CBがSBを務めることが多いマンチェスター・シティの中でも、純粋なサイドバックとして、グアルディオラ監督からの厚い信頼を勝ち得ています。

2017年夏にトッテナムからマンチェスター・シティに加入後、在籍約6シーズンで公式戦(5/10現在)247試合に出場し、右サイドの上下運動を繰り返していたトッテナム時代のプレースタイルから、グアルディオラ監督が求める、SBがインサイドに絞ってビルドアップに関わっていく“偽SB”のプレースタイルにも柔軟に適応し、DFラインの主力として活躍してきました。

 

しかし、昨シーズンは怪我の影響もあり、リーグ戦20試合の出場にとどまり、今シーズンは開幕当初はスタメンで起用されていたものの、カタールW杯の中断期間から再開後のリーグ戦では、ストーンズロドリの横に配置する“偽CB”で起用した3バックの形を取るようになり、出場機会が徐々に減少しています。

グアルディオラ監督は「彼(ウォーカー)は偽SBが出来ない。インサイドでプレーするためには、いくつかの賢い動きをしなければならない。」とコメントし、出場機会の減少は戦術的な理由からだとしています。

 

ウォーカー獲得には、アストン・ヴィラや来シーズンのプレミア昇格を決めた古巣のシェフィールド・Uミランなどが関心を示しています。

ウォーカーとの契約は2024年6月末まで残していますが、フリーでの退団を避けるため、この夏での放出の可能性もあります。

先日のチャンピオンズリーグ準決勝1stレグのレアル・マドリード戦では、ヴィニシウスに対して粘り強い守備を見せ、ウォーカーの力が必要になってくる場面も出てきますが、年齢的にキャリアの終盤に差し掛かっていることや、リコ・ルイスの台頭なども今後の動向に影響を与えることでしょう。

ウォーカーの決断に注目です。

 

 

ジョアン・カンセロ(ポルトガル代表)

生年月日:1994年5月27日(28歳)
ポジション:RSB、LSB、RMF
移籍先候補:バイエルン・ミュンヘン、レアル・マドリード、パリ・サンジェルマン

高い攻撃性能を武器に、2019年8月に加入した後、グアルディオラ監督の下で偽サイドバックのポジションでのプレー“カンセロロ―ル”を確立し、昨シーズンは主にLSBで起用されつつ、神出鬼没な動きでビルドアップの参加や攻撃に絡むなど、相手チームの脅威となり、プレミアリーグ連覇に大きく貢献しました。

 

今シーズンのリーグ前半戦も、LSBで全試合スタメン出場していましたが、守備対応の甘さや、カタールW杯中断期間から再開後のリーグ戦では3バックを採用したことでベンチスタートが多くなり、序列が下がってしまいました。

その後カンセログアルディオラ監督と衝突し、カンセロが移籍希望を表明するとすぐにバイエルン・ミュンヘンへのレンタル移籍が決定しました。

バイエルン・ミュンヘン移籍後、デビュー戦でアシストを決めるなど存在感を出してはいましたが、ナーゲルスマン前監督が採用していた3-1-4-2のフォーメーションでのファーストチョイスにはならず、トゥヘル監督就任後も定位置確保には至っていません。

サリハミジッチSDも7000万ユーロ(約99億円)のカンセロの買取OPを行使しないことを明らかにしており、シーズン終了後のマンチェスター・シティ復帰がほぼ確実な状況となっています。

 

マンチェスター・シティ復帰後も、まずグアルディオラ監督との関係修復を図らない限り、出場機会は確保できないでしょう。

仮に関係修復に成功したとしても、守備対応の甘さなどパフォーマンスの向上が見られなければ、序列がさらに下がってしまうかもしれません。

シーズン終了後、移籍金を引き下げてのバイエルン・ミュンヘンの完全移籍の可能性や、レアル・マドリードパリ・サンジェルマンへの移籍も囁かれていますが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

カルヴィン・フィリップス(イングランド代表)

生年月日:1995年12月2日(27歳)
ポジション:DMF、CMF、CB
移籍先候補:ウェストハム、リバプール

献身的な守備に加え、視野の広さと高度なパスセンスを併せ持つCMFで、後方から正確なロングボールを供給するプレースタイルから、“ヨークシャーのピルロ”と称され、今シーズン開幕前にリーズからマンチェスター・シティに移籍金4500万ポンド(約75億円)の6年契約で加入しました。

しかし、シーズン開幕直後に肩の負傷に長期離脱し、カタールW杯の中断期間に入る前までリーグ戦の出場はありませんでした。

カタールW杯には間に合い、2試合に出場しましたが、プレミアリーグでの出場は1/5のチェルシー戦まで無く、その後も出場機会を得ることは出来ず、現時点(5/10時点)でプレミアリーグでのスタメン出場は無く、途中出場の8試合のみとなっています。

 

当初はロドリのバックアッパーやインサイドハーフでの起用も見込まれていましたが、開幕直後の負傷による長期離脱やチーム内におけるロドリの攻守にわたる存在感の大きさもあり、スタメンに割って入る程の活躍を見せるには至っていません。

来シーズン以降の巻き返しにも期待したいところですが、巨額の移籍金に見合った活躍を見せることは出来ず、出場機会を確保するために移籍に動く可能性もあります。

グアルディオラ監督も「カルヴィンは狭いスペースでリズムを見つける必要がある。」とコメントし、自らが求める戦術スタイルに十分適応出来ていないことを示唆しています。

現在フィリップスの獲得には、ライス移籍後の後釜に据えたいと考えているウェストハムリバプールなどが関心を示しているようですが、フィリップスはどんな決断を下すでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

ベルナルド・シルバ(ポルトガル代表)

生年月日:1994年8月10日(28歳)
ポジション:OMF、CMF、RWG
移籍先候補:パリ・サンジェルマン、バルセロナ

昨シーズン開幕前は放出候補に挙がっていたものの、いざシーズンが始まると、豊富な運動量でピッチを駆け回り、中盤だけでなくウイングや偽9番としても起用され、多くの得点機会に絡み、チームの中心として活躍してプレミアリーグ連覇に大きく貢献しました。

今シーズンは昨シーズンほどの大きなインパクトを残す活躍を見せるのは至っていませんが、リーグ戦(5/10現在)32試合に出場し、4得点5アシストを記録しています。

 

豊富な運動量を活かした幅広い範囲のカバーリングや、戦術に合わせて、中盤だけでなく、様々なポジションでの起用に対応し、引き続きチーム内で重宝される選手の一人となっています。

とはいえ、例年のようにベルナルド・シルバには移籍話が挙がり、マンチェスター・シティとの契約は2025年まで残っていますが、この夏の移籍市場ではバルセロナパリ・サンジェルマンへの移籍話が挙がっていました。

この夏での移籍は実現しませんでしたが、シーズン終了後にパリ・サンジェルマンベルナルド・シルバ獲得に本格的に動き出すようです。

グアルディオラ監督にとって貴重な戦力であるベルナルド・シルバの流出は避けたいところですが、本人の意思と適切なオファーが届けば移籍を容認する姿勢のようです。

どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

イルカイ・ギュンドアン(ドイツ代表)

生年月日:1990年10月24日(32歳)
ポジション:CMF、OMF、DMF
移籍先候補:バルセロナ、ユベントス、ドルトムント、ガラタサライ

2016年夏にドルトムントからマンチェスター・シティに加入後、在籍約7シーズンで公式戦通算299試合(5/10時点)に出場し、56得点39アシストを記録しています。

昨シーズン、最終節アストン・ヴィラ戦では2点ビハインドの後半途中から投入され、2得点を上げる大活躍をして、チームを窮地から救い、連覇へと導きました。

チーム最古参となった今シーズンからは、退団したフェルナンジーニョからキャプテンを引き継ぎ、32歳とベテランの域に入ってきましたが、ここまでリーグ戦29試合に出場し、6得点4アシストを記録、キャプテンとしてチームを牽引しています。

しかし、ギュンドアンマンチェスター・シティとの契約は今シーズン終了後に満了し、現時点ではまだ契約延長には至っていません。

 

中盤ならどこでも出来るユーティリティ性や豊富な経験値もあり、この冬の移籍期間でも他クラブへの移籍の可能性もありましたが実現せず。

マンチェスター・シティとの契約延長交渉について、ギュンドアン自身は「水面下で話し合いが行われており、それは普通のことだと思う。ただ、あまり細かいことは言わずに、まだ何も決まっていない。」とコメントするにとどまっています。

チームのキャプテンとして、タイトルがかかった終盤戦で自らの去就でチームの士気を下げないために多くは言及しませんでしたが、バルセロナが、退団が決まったブスケツの後釜としてギュンドアンのフリーでの獲得を目指しており、今後の動向に注目が集まります。

 

 

 

まとめ

いかがでしたか。

 

今回は、2023年夏のマンチェスター・シティの最新移籍情報と補強ポイント狙っていると噂の獲得候補選手退団が噂される選手を取り上げました。

 

カタールW杯に中断期間に入る前にリーグ戦2位に位置していましたが、いずれマンチェスター・シティは追いつき、首位に立つだろうと多くのサッカーファンは感じていたことでしょう。

その経験値や戦術スタイルは欧州の中でも抜きんでた存在となり、今シーズンはその集大成を迎えるかもしれません。

 

プレミアリーグでは現在(5/9時点)2位アーセナルより消化試合が1試合少ない状態で勝ち点差1ptの首位に立っていますが、アーセナルもここ数試合で勝利し、粘り強く食らいつき、まさかの取りこぼしがないよう、まだ気が抜けない状況ですね。

 

そしてチャンピオンズリーグ準決勝では昨シーズンと同様、レアル・マドリードとの大一番を迎えます。

昨シーズンのリベンジを果たし、悲願のビックイヤーを掲げてほしいですね。

シーズンはまだ終わっていませんが、プレミアリーグ、チャンピオンズリーグ、FAカップの“トレブル”を達成し、プレミアリーグのシーズン最多得点記録を更新したハーランドがさらに得点を量産し、伝説のチームとなることが出来るのか、残り少なくなったシティの戦いにも注目しつつ、伝説のチームからのアップデートのために、誰を新たに加えるのか、マンチェスター・シティの移籍市場での動きにも注目ですね。

いつもありがとうございます!

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