マンチェスターユナイテッド2023夏の最新移籍情報まとめ!補強ポイントや狙ってると噂の獲得候補・退団選手リストも調査!

Devils”の皆さん、こんにちは。

 

組織としてのまとまりを欠き、トップ戦線にはほとんど絡むことが出来ず、6位でフィニッシュし、ヨーロッパリーグの出場権を何とか獲得するにとどまった昨シーズンからの巻き返しを図るべく、今シーズンからは、アヤックスを率いていたテン・ハーグが新監督に就任し、シーズン開幕前の移籍市場では、ブレントフォードからエリクセンフェイエノールトからマラシアアヤックスからリサンドロ・マルティネスを獲得し、新シーズン開幕を迎えました。

 

しかし、開幕戦はホームでブライトンに1-2、第2節ブレントフォード戦は0-4の大敗を喫し、昨シーズンから変化がないとファンをまたしても失望させるかに思えましたが、レアル・マドリードからカゼミーロ、そしてアヤックスからアントニーを獲得し、その後のリーグ戦では4連勝と持ち直し、開幕5連勝を上げていたアーセナルに今シーズン初の黒星も付けました。

このまま一気に勢いに乗るかと思いきや、第9節のマンチェスター・ダービーでは前半だけで4失点を喫し、不安定な戦いぶりを見せ、さらにカタールW杯の中断期間に入る前に、クリスティアーノ・ロナウドテン・ハーグ監督を批判するコメントを出し、クラブはロナウドと双方合意の上で契約解除しました。

 

その効果もあったかどうか分かりませんが、カタールW杯の中断期間から再開後のリーグ戦では、4連勝を含め、10試合で7勝2分け1敗と強さを見せ、カラバオカップでもニューカッスルを破り、6シーズンぶりの優勝を成し遂げました。

ラッシュフォードの覚醒も大きかったですが、開幕から試みていたポセッションサッカーではなく、前線の加速力を活かしたカウンターサッカーを展開し、相手にとって大きな脅威となりました。

 

ただ、プレミアリーグ第26節リバプール戦で0-7の惨敗を喫した後、第29節ではチャンピオンズリーグ出場権を争うライバルのニューカッスルにカラバオカップのリベンジを許してしまいました。

その後は4勝1分けと持ち直したかに見えましたが、5月に入りリーグ戦で連敗を喫し、チャンピオンズリーグ出場権獲得争いも混沌としてきました。

現時点(5/22現在)でマンチェスター・ユナイテッドは1試合を残し、3位ニューカッスルと勝ち点差で並ぶ4位につけています。

シーズンはまだ終わっていませんが、何もインパクトを残せなかった昨シーズンと比べると、テン・ハーグ監督がチームに求めるコンセプトが明確になり、結果と強さに繋がり、赤い悪魔の復権の土台が築かれてきました。

明るい見通しと共に、来シーズン以降更なる強さをつけるために、この夏の移籍市場では出場機会が減少した選手たちを含め、大幅な刷新が予想されています。

 

ということで今回は、復権に向け着実に進んでいき、大幅な入れ替えが予想されるマンチェスター・ユナイテッドの2023年夏

  • 最新移籍情報と補強ポイント
  • 狙っていると噂の獲得候補選手
  • 退団が予想される選手
  • まとめ

の順でお伝えしていきます。

最新移籍情報と補強ポイント

2023年夏のマンチェスター・ユナイテッドの補強ポイントとして、

  1. CF
  2. GK
  3. DFラインの整備

が挙げられるでしょう。

 

CF

2023年夏の移籍市場での最大の補強ポイントが、1トップを張れるストライカーの獲得です。

二列目のプレーヤーは、今シーズン途中で覚醒したラッシュフォードをはじめ、サンチョアントニーエランガガルナチョぺリストリなど人材は揃っています。

しかし、CFはクリスティアーノ・ロナウドの退団後、マルシャルヴェグホルストが起用されましたが、結果を出すことは出来ず、迫力不足は否めません。

 

ラッシュフォードはシーズン当初はCFでの起用もありましたが、LWGでの起用により得点力が向上し、チームパフォーマンスも大きく左右されました。

マルシャルも控えとしてある程度の結果は残していますが、負傷離脱を繰り返し、冬で加入したヴェグホルストも献身性は評価されているものの、リーグ戦での得点はありません。

新たなストライカー獲得のために大金を注ぎ込むことが予想されますが、WGの得点力を活かせる、もしくは新たにラッシュフォードに並ぶ得点力を持つストライカーを獲得出来れば、ユナイテッドの前線の補強は当分必要ないでしょう。

 

 

GK

2011年夏にマンチェスター・ユナイテッドに加入し、ゴールマウスを守ってきたデ・ヘアも32歳となり、ユナイテッドとの契約も今シーズン限りで満了し、1年の延長オプションもありますが、行使するかどうか微妙な状況であり、去就は不透明な状況です。

さらに32歳のデ・ヘアをはじめ、バトランド(30歳)、ヒートン(37歳)とGKの高齢化が進んでいます。

 

現時点では、デ・ヘアが大幅な減給を受け入れて、契約延長するという流れが有力となっていますが、チームを窮地から救うビックセーブを見せたかと思いきや、試合結果に大きくつながる致命的なミスを犯すなど、パフォーマンスは不安定であり、テン・ハーグ監督が求めるビルドアップ能力では不安も残します。

シーズン通してユナイテッドのゴールマウスを守ってきたデ・ヘアに対するテン・ハーグ監督の信頼も厚いですが、クリスタル・パレスからレンタル移籍中のバトランドはシーズン終了後の復帰が有力視され、今シーズンはノッティンガム・フォレストにレンタル移籍したヘンダーソンが残留するかどうかも含め、デ・ヘアを脅かす競争相手となる実力者、もしくはデ・ヘアの後継者となる若手有望株のGKの獲得に動いてくることでしょう。

 

 

DFラインの整備

CFやGKよりも優先度は低いかもしれませんが、DFラインの整備も補強ポイントとして挙げられます。

ビルドアップ能力を最終ラインに求めるテン・ハーグ監督の下では、CBのファーストチョイスはヴァランリサンドロ・マルティネスとなっています。

その一方、これまでチームのキャプテンとして活躍してきたマグワイアは、スピード不足とビルドアップでのミスが目立ち、序列が大きく低下し、移籍が囁かれています。

 

ヴァランも負傷離脱が多く、リサンドロ・マルティネスもヨーロッパリーグ準々決勝で右足中足骨を骨折し、今シーズン絶望となってしまいました。

両者が欠場した場合、LSBのショーがCBに回ることもありますが、不測の事態に備えて、ビルドアップ能力が計算できるCBの獲得に動くことでしょう。

またRSBはダロトワン・ビサカが控えていますが、ファーストチョイスは決まっておらず、テン・ハーグ監督もこのポジションに絶対的な存在を据えたいと考えているようです。

 

 

 

狙っていると噂の獲得候補選手

では、挙げられた補強ポイントに沿って、狙っていると噂の獲得候補選手を取り上げます。

 

CF

ハリー・ケイン(トッテナム/イングランド代表)

生年月日:1993年7月28日(29歳)
ポジション:CF、ST

トッテナムの下部組織出身で、2011年にトップチームデビューした後、これまで(5/18現在)公式戦通算433試合に出場し、クラブ歴代最多の277得点64アシストを記録、プレミアリーグの得点王に3度輝くなど、名実ともにスパーズの歴史に残るエースストライカーです。

今年3月には、イングランド代表の歴代最多得点記録を更新し、レジェンドの階段を着実に上っています。

 

昨シーズン開幕前には、マンチェスター・シティへの移籍話もあり、前半戦は極度の大不振に陥り、コンテ監督就任後は持ち直したものの、前半戦の不振が尾を引いた印象があります。

今シーズンは、開幕から好調をキープし、リーグ戦(5/23現在)37試合で28得点3アシストを記録、プレミアリーグ得点ランキング2位につけています。

ハーランドの勢いが凄すぎて、ケインの記録も少し霞んでいますが、自身過去最多(17-18シーズンの30得点)に迫る活躍を見せています。

 

ケイントッテナムとの契約は2024年6月末まで残っていますが、トッテナムコンテ監督が上層部への不満をぶちまけ退任するなど、ゴタゴタのチーム状況で、今シーズンも主要タイトル獲得には至らず、欧州カップ戦出場権獲得すら危うい状況となっています。

クラブ愛が強いケインとはいえ、主要タイトル獲得への思いは強く、契約満了まで1年を切ろうとしているこの夏の移籍市場では、例年以上にケイン移籍の動きが本格化しそうです。

プレミアリーグ第33節のアウェーでのトッテナム戦では、ユナイテッドファンから「6月にまた会おう」とケインに対するチャントが出ていました。

トッテナムレヴィ会長はケイン売却を断固阻止する姿勢のようですが、ケイン獲得が実現すれば、得点源としてはもちろん、チャンスメーカーとしても大きな補強となるでしょう。

ファンのチャント通りになるのか、今後の動向に注目です。

 

 

ヴィクター・オシムヘン(ナポリ/ナイジェリア代表)

生年月日:1998年12月29日(24歳)
ポジション:CF

186㎝の長身と長い手足、高い身体能力を活かし、前線で躍動するナイジェリア代表のストライカーです。

ゴールへの嗅覚とポジショニングセンスは高く、一気に相手を振り切るスピードと加速力、フィジカルの強さ、セットプレー時での高さも申し分ないです。

 

2020年夏にリールから加入し、3シーズン目を迎えた今シーズンは、ここまでセリエA(第35節終了時点)29試合に出場し23得点5アシストを記録し、セリエA得点ランキングの首位に立っています。

新戦力が躍動し、セリエAで33年ぶりのスクデットを獲得したナポリの中でもオシムヘンの活躍は特に際立っており、カタールW杯の中断期間から再開後のリーグ戦では8試合連続ゴールを記録するなど、セリエA優勝の原動力となる活躍を見せました。

 

毎シーズン、怪我による離脱はあるものの、セリエAでは3シーズン連続で二桁得点を記録し、高い決定力を示しています。

今シーズンはセリエAの得点ランキングで首位に立ち、得点王をほぼ手中に収め、ユナイテッド以外にも、チェルシーバイエルン・ミュンヘンなどが獲得に関心を示していますが、ナポリオシムヘン1億ポンド(約168億円)の移籍金を設定する強気の姿勢をみせています。

二列目の得点力の高いプレーヤーとの補完性から、年齢の若いオシムヘンよりもケインを獲得すべきだとの声もありますが、高さ、速さ、強さ、全てを兼ね備えた若きストライカーが、ユナイテッドの不動のエースとして活躍するのを見るのも楽しみではないでしょうか。

この夏の移籍市場で、オシムヘンはビッククラブへのステップアップを果たすことになるのか、今後の動向に注目です。

 

 

ゴンサロ・ラモス(ベンフィカ/ポルトガル代表)

生年月日:2001年6月20日(21歳)
ポジション:CF、ST

高い得点感覚を持ち、ボックス内での強さを発揮するストライカーです。

最前線だけでなく、2列目でもプレーすることが出来、身体能力の高さもさることながら、シュートレンジの広さや精度の高さには定評があり、多彩なフィニッシュワークを誇ります。

昨年9月にポルトガル代表に初招集されると、ワールドカップ・カタール大会のメンバーにも選出され、決勝トーナメント1回戦のスイス戦ではハットトリックを決めました。

 

ベンフィカの下部組織出身で、2020年7月にトップチームデビューを果たし、昨シーズンは途中出場がメインながら、リーグ戦29試合で7得点2アシストを記録しました。

今シーズンからは、リバプールに移籍したヌニェスの後釜として、1トップとして先発起用され、ここまで(5/18現在)リーグ戦28試合で18得点を記録し、ポルトガルリーグの得点ランキング首位に立っています。

 

所属先のベンフィカは今シーズンのここまでの活躍から、移籍金は1億ユーロ(約150億円)以上要求するとされており、ゴンサロ・ラモスの獲得には、マンチェスター・ユナイテッド以外にも、レアル・マドリードニューカッスルバイエルン・ミュンヘンなどが関心を示しているようです。

ユナイテッドとしてはケインオシムヘンの代替案の位置づけではありますが、それでも高額な移籍金を費やすことになるでしょう。

今シーズン開幕からの活躍により将来性は高く評価されており、独力で仕掛けるタイプではなく、チームメイトとの連携で崩していくタイプであり、二列目との連携も面白くなるかもしれないですね。

今シーズンはチャンピオンズリーグでベスト8にまで残ったベンフィカのエースとして、夏の移籍市場でも注目銘柄となりますが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目が集まります。

 

 

GK

グレゴル・コーベル(ドルトムント/スイス代表)

生年月日:1997年12月6日(25歳)
ポジション:GK

身長194㎝の巨体と、抜群の反射神経を活かしたビックセーブでチームを窮地から救い、リーダーシップを発揮しチームを鼓舞し、最後の砦として君臨するスイス代表の守護神です。

カタールW杯のスイス代表では、ゾマー(バイエルン・ミュンヘン)に次ぐ第2GKの位置づけでしたが、グループステージ第3節のセルビア戦でスタメン起用され、次回大会ではゾマーに代わる正守護神としての活躍が期待されています。

 

地元スイスのグラスホッパーの下部組織で育った後、2014年にホッフェンハイムの下部組織に移籍し、2018年9月にトップチームデビューを果たし、その後はアウグスブルクシュトゥットガルトで経験を積み、昨シーズンから1500万ユーロ(約21億円)の移籍金でドルトムントに加入後は、加入1年目で正守護神の座を掴みました。

昨シーズンはリーグ戦29試合に出場し、今シーズンは負傷離脱もありながら、リーグ戦(第32節終了時点)25試合に先発起用されています。

 

首位決戦の大一番となった第26節バイエルン・ミュンヘン戦ではまさかの凡ミスを喫してしまったものの、それ以外は安定したパフォーマンスを見せ、クリーンシートはリーグ全体で2位の10試合を記録している正守護神のコーベルに対して、マンチェスター・ユナイテッドが獲得に関心を示しているようです。

デ・ヘアに代わるというよりかは、デ・ヘアの競争相手の位置づけになるかもしれませんが、25歳と若いコーベルがそのままユナイテッドの守護神になる可能性も低くないでしょう。

ドルトムントとの契約を2026年6月末まで残し、正守護神として充実した日々を送っているコーベルは現時点で退団の意思は無く、ドルトムントは移籍金4500万ポンド(約72億3000万円)を要求する姿勢のようですが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

バート・フェルブルッヘン(アンデルレヒト/オランダ代表)

生年月日:2002年8月18日(20歳)
ポジション:GK

身長194㎝の長身を生かしたセービング力の高さを武器とし、ミドルレンジからのシュートに対する反応の強さには定評があるオランダ代表の若き有望株のGKです。

その姿から、オランダ国内ではファン・デル・サールの再来とも期待され、3月にはオランダA代表に初招集されました。

 

2020年夏にオランダのNACブレダからアンデルレヒトに完全移籍し、昨シーズンにヴァンサン・コンパニ監督(現バーンリー監督)の下でトップチームデビューを果たしました。

今シーズンは開幕直後は控えGKの立ち位置でしたが、カタールW杯の中断期間から再開後のリーグ戦から正GKの座を掴み、リーグ戦17試合で半数近い8試合のクリーンシートを達成しました。

 

またヨーロッパ・カンファレンスリーグでは、決勝トーナメントプレーオフのルドゴレツ戦のPK戦で、3人連続のPKストップを見せるなど、PKストッパーとしても定評があり、決勝トーナメント1回戦ではビジャレアル撃破に大きく貢献する活躍を見せました。

現在の市場価値は500万ユーロ(約7億5000万円:TransferMarkt調べ)となっており、安価で獲得出来る上、将来性も高く評価されている若き逸材フェルブルッヘン、ユナイテッドは注目しているようです。

オランダ代表のレジェンド、ファン・デル・サールと同じく、フェルブルッヘンもユナイテッドのゴールマウスを守ることになるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

DFラインの整備

キム・ミンジェ(ナポリ/韓国代表)

生年月日:1996年11月15日(26歳)
ポジション:CB

フィジカル、スピード、足元の技術のどれも高水準のものを兼ね備え、地上また空中戦問わず対人守備の強さを見せるだけでなく、ポジショニングセンスや判断力の高さもあるアジア最強のCBです。

ビルドアップ能力の高さも際立っており、今シーズンのセリエA(第35節終了時点)で最多のパス成功数(2411本)を記録し、パス成功率は90%を超えています。

 

今シーズン、フェネルバフチェからナポリに加入し、クリバリの後釜としてはやや不安視されていたものの、開幕からすぐに定位置を掴み、身長190㎝のサイズを活かした空中戦の強さやパワー、スピードだけでなく、非凡なパスセンスを発揮しました。

昨年9月にはアジア人として初のセリエA月間最優秀選手賞を受賞し、セリエA(第35節終了時点)33試合に出場し、ナポリの33年ぶりのスクデット獲得やチャンピオンズリーグベスト8進出にも大きく貢献しました。

 

加入前の市場価値(1400万ユーロ:約19億6000万円)から、現在の市場価値(5000万ユーロ:約70億円)は約2.5倍に倍増し、欧州各ビッククラブの注目を一気に集める存在となりました。

そんな中、マンチェスター・ユナイテッドキム・ミンジェ獲得に6000万ユーロ(約90億円)を準備し、既に個人合意に達したとの報道もあれば、「具体的な接触はない」と否定する報道もあり、二転三転しています。

いずれにせよ、CBに求められる能力全ての面において高水準のものを持ち、足元の技術の高さも申し分なく、テン・ハーグ監督が求めるビルドアップにも難なく対応できることでしょう。

怪我がちのヴァランを差し置いて、一気に主力に定着する可能性も秘めているキム・ミンジェは、ユナイテッドではパク・チソン氏以来2人目の韓国人プレーヤーとなるのか、今後の動向に注目です。

 

 

ジェレミー・フリンポン(レバークーゼン/オランダ代表)

生年月日:2000年12月10日(22歳)
ポジション:RSB、LSB、RMF

単独で局面を打開できる突破力を持ち、得意のスピードを活かした縦への突破だけでなく、カットインから積極的に中央に切れ込むことも出来、アタッカー顔負けの攻撃力を持つサイドバックです。

守備面でも、粗さはまだ残るものの、フィジカルの強さと運動量を活かし、果敢に相手にぶつかっていきます。

カタールW杯のオランダ代表メンバーにもサプライズで初招集され、出場はなかったものの次回大会では主力での活躍も期待されています。

 

マンチェスター・シティの下部組織出身で、2019年夏に加入したセルティックで頭角を現し、2021年冬にレバークーゼンに加入、昨シーズンはリーグ戦25試合に出場し、1得点6アシストを記録しました。

今シーズンも監督交代もありながら、リーグ戦32試合に出場し、8得点6アシストと活躍しています。

今シーズンのブンデスリーガでは全体で2位、DFではトップのドリブル成功数(84回)を記録し、守備面でもチームトップのデュエル勝利数(191回)を記録しています。

 

攻撃的なサイドバックでありながら、守備でもある程度の強さを計算できることや、まだ20代前半と若く、テン・ハーグ監督のお気に入りとなっており、ユナイテッドフリンポン獲得に5000万ユーロ(約70億円)を準備しているとの報道も出ています。

攻撃的なダロトに対して、守備的なワン・ビサカと持ち味ははっきりしているものの、バランスに取れたサイドバックではなく、攻守において強度を誇るフリンポンを長期的な主力として据えたいと考えてようです。

ワールドカップ・カタール大会のオランダ代表メンバーにもサプライズ招集され、今シーズン一気に飛躍し、来シーズン以降の活躍も楽しみな22歳のRSBをユナイテッドは確保することは出来るのか、今後の動向に注目です。

 

 

 

退団が予想される選手

次に、退団が予想される選手を取り上げます。

 

ハリー・マグワイア(イングランド代表)

生年月日:1993年3月5日(30歳)
ポジション:CB
移籍先候補:アストン・ヴィラ、ウェストハム、インテル

2019年夏に、DF史上最高額となる移籍金8000万ポンド(約104億円)でレスターから加入し、キャプテンとして、チームを牽引してきました。

しかし昨シーズンは、ビルドアップ時で軽率なミスを犯したり、スピードで振り切られるなど、失点につながる場面が多く見られ、ファンの非難を多く受けていました。

テン・ハーグ監督が就任した今シーズンも、開幕2試合はスタメン起用されたものの、随所で不安定さが垣間見え、その後は、ヴァランリサンドロ・マルティネスのCBコンビが定着し、マグワイアはベンチを温める日々が続き、ここまでリーグ戦(5/18現在)15試合の出場にとどまっています。

ヨーロッパリーグ準々決勝のセビージャ戦2ndレグでも、失点に繋がる致命的なミスを犯し、ここ最近はリンデロフが先発で起用されています。

 

テン・ハーグ監督が求めるスタイルに合っていないのは明白であり、テン・ハーグ監督もマグワイアのプロ意識の高さやキャプテンとしての働きなどを高く評価していますが、DF史上最高額の移籍金に見合った活躍を、ここ2シーズンは見せることが出来ず、週給約19万ポンド(約3121万円)というサラリーもあり、クラブ再建のための資金調達のために、マグワイアを放出する可能性があり、マグワイア自身もEURO2024のイングランド代表メンバー入りを見据え、出場機会確保のために移籍を検討しているようです。

ビルドアップでのミスや、スピードで振り切られるシーンも多く、マグワイアのここ数シーズンのユナイテッドの働きぶりは、ファンを満足させるものとはなっていません。

マグワイアの高額なサラリーを払えるクラブが出てくるのか分かりませんが、移籍先候補としてはアストン・ヴィラウェストハムインテルなどが挙がっています。

どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

フィル・ジョーンズ(元イングランド代表)

生年月日:1992年2月21日(31歳)
ポジション:CB、RSB、DMF
移籍先候補:不明

恵まれた体格を生かし、球際の激しさと闘志を前面に出したプレーを身上とするCBです。

ユナイテッドではCBだけでなく、RSBやDMFなど様々なポジションで起用され、レギュラーポジションを完全に確保するには至りませんでしたが、DFラインを支えてきました。

 

2011年6月にブラックバーンからマンチェスター・ユナイテッドに5年契約で加入し、当時、鉄壁のコンビを組んでいたリオ・ファーディナンドヴィディッチを脅かす存在として期待されていました。

加入1年目の2011-12シーズンはプレミアリーグで29試合に出場し、今後はDFラインを支える存在として大きな期待を寄せられていました。

 

とはいえ、フィル・ジョーンズを悩ませたのは度重なる怪我であり、加入1年目の11-12シーズンが自己最高の出場試合数となってしまいました。

2020年には半月板損傷という大怪我を負い、ここ3シーズンでプレミアリーグでの出場試合数はわずか6試合であり、今シーズンのリーグ戦出場はありません。

ユナイテッドとの契約も今シーズン終了後に満了し、先日クラブ公式サイトで今シーズン限りの退団が発表されました。

数少ないファーガソン体制を知るものとして、ユナイテッドのDFラインを支えてきたフィル・ジョーンズですが、昨年5月以降、リーグ戦の出場は無く、怪我さえ無ければと本当に悔やまれますね。

まずはコンディションの回復を願いつつ、トップレベルで活躍する姿に期待したいですね。

 

 

ドニー・ファン・デ・べーク(オランダ代表)

生年月日:1997年4月18日(26歳)
ポジション:CMF、OMF、DMF
移籍先候補:インテル

20-21シーズンから、マンチェスター・ユナイテッドに加入したものの、リーグ戦での先発出場はわずか4試合のみ、合計19試合の出場と、不本意な結果に終わり、昨シーズンもユナイテッドではリーグ戦8試合に出場し、シーズン後半戦はエバートンにローン移籍していました。

復帰した今シーズンから、かつての恩師であるテン・ハーグが指揮を執り、ファン・デ・べークの復活にも期待がかけられていましたが、今シーズンは負傷離脱の影響もあり、前半戦はリーグ戦4試合の出場にとどまりました。

カタールW杯の中断期間から再開後のリーグ戦は3試合連続で出場していましたが、先発起用された第19節ボーンマス戦で膝を負傷し、手術を受け今シーズン絶望となってしまいました。

 

トップ下のポジションが被るブルーノ・フェルナンデスとの共存を図り、ボランチで起用されるもののなかなか結果を出すことが出来ず、テン・ハーグ就任後もなかなか活路を見いだせていません。

試合勘の無さも浮き彫りとなっており、巻き返しを図りたかったところ、負傷離脱するという悪循環に陥っています。

テン・ハーグ監督も、冬の移籍期間では「この環境で戦って自分の力を証明するか、出ていくかのどちらかだ」とコメントし、ファン・デ・べークに期待を寄せ、ファン・デ・べーク自身も強いクラブ愛を貫いていますが、ユナイテッドとの契約も2025年6月末までとなり、売却の可能性も否定できません。来シーズンこそはと期待したいところですが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

マルセル・サビッツァー(オーストリア代表)

生年月日:1994年3月17日(29歳)
ポジション:CMF、OMF、RWG
移籍先候補:バイエルン・ミュンヘン復帰

パスやシュートの正確性は水準以上のものを持ち、スペースへの動き出しや豊富な運動量を武器とするボックス・トゥ・ボックス型のCMFです。

エリクセンの長期の負傷離脱を受け、冬の移籍期間終了間際に急遽レンタル移籍での獲得が実現しました。

ナーゲルスマン監督が指揮を執っていたライプツィヒ時代では、絶対的な主力として活躍し、ナーゲルスマン監督の後を追うような形で昨シーズン夏にバイエルン・ミュンヘンに移籍しました。

しかし、バイエルンではライプツィヒ時代のように定位置を確保出来る活躍を見せることは出来ず、昨シーズンはリーグ戦25試合で1得点1アシスト、今シーズンもリーグ戦15試合に出場していましたが、スタメン起用はわずか7試合にとどまっていました。

 

冬の移籍期間終了間際ギリギリで獲得し、チーム加入直後のリーグ戦で早速出場していましたが、退場処分で出場停止のカゼミーロの代役として先発起用されたリーグ戦では、マクトミネイブルーノ・フェルナンデスとの連携で上手くいかず、第35節ウェストハム戦で半月板を損傷し、今シーズン残り全試合の欠場が発表されました。

加入したばかりは完全移籍に向けた動きもありましたが、エリクセンも予定より早く復帰を果たし、サビッツァーはレンタル契約を満了し、シーズン終了後のバイエルン復帰が有力視されています

トゥヘル体制で出場機会を得ることが出来るか不透明ですが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

スコット・マクトミネイ(スコットランド代表)

生年月日:1996年12月8日(26歳)
ポジション:DMF、CMF
移籍先候補:ニューカッスル、リーズ、ウェストハム

プレッシングの速さと強さ、豊富な運動量、闘争心を前面に出したプレーで相手の攻撃の芽を摘み取る守備的MFであり、下部組織からの生え抜きとして、将来の主将候補としてファンの期待を大きく集めています。

2017年5月にモウリーニョ監督の下、トップチームデビューを果たし、翌2017-18シーズンは公式戦22試合に出場しました。

昨シーズンもリーグ戦30試合に出場しましたが、配給力の点では物足りなさがあり、これまでボランチの補強はユナイテッドのテーマとなっていました。

そして今シーズンはカゼミーロエリクセンを獲得したこともあり、序列が低下し、ここまで(5/24現在)リーグ戦21試合の出場にとどまっています。

 

完全な戦力外とはなっておらず、来シーズン以降もテン・ハーグ監督の構想に入っているとされていますが、カゼミーロが加入してからはレギュラーとしての定位置を失い、補強や出場状況次第ではこの夏の移籍に踏み切る可能性もあります。

マクトミネイ獲得には、この冬の移籍市場でニューカッスルが関心を示しており、5000万ポンド(約82億5000万円)のオファーがあれば放出に応じる姿勢のようです。

将来の主将候補、そしてクラブを背負う存在として期待されていたマクトミネイは、26歳と脂の乗った年齢に差し掛かり、出場機会が減少するようなことがあれば、プレー面でもキャリアでも大きく影響を及ぼします。

チームスタイルの違いはありますが、マクトミネイはユナイテッドを去る決断を下すのか、今後の動向に注目です。

 

 

アンソニー・エランガ(スウェーデン代表)

生年月日:2002年4月27日(21歳)
ポジション:LWG、CF、RWG
移籍先候補:PSV、エバートン、ドルトムント

抜群のスピードとフィジカルに加え、前線からプレスをかけ続ける献身性も、昨シーズンにユナイテッドを率いていたラルフ・ラングニック監督に評価され、リーグ戦21試合に出場し、チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦のアトレティコ・マドリード戦では同点ゴールを決め、引き分けに持ち込むなど、印象的な活躍を随所にみせました。

昨シーズン途中でユナイテッドとの契約を2026年6月末まで延長し、今シーズンも更なる活躍が期待されていましたが、昨シーズンはリーグ戦でシュート21本でわずか2ゴール、今シーズンもシュート10本で無得点と、決定力不足を露呈しています。

ガルナチョがリーグ戦3得点(5/24現在)と結果を出し、ぺリストリも台頭しつつある中、エランガの序列は低下してしまい、3/5に行われた第26節リバプール戦以降、2カ月近くリーグ戦での出場はありません。

 

この冬の移籍市場でも、実に10を超えるクラブからレンタルでの獲得の打診を受けていたものの、ユナイテッドが放出を認めなかったため、結局は残留に至りましたが、出場機会が大きく減少してしまいました。

ユナイテッドはエランガの才能を高く評価し、簡単に完全移籍での放出はしないと思いますが、二列目のプレーヤーはやや飽和状態になりつつあり、オファー次第では補強費用の捻出のために放出に動く可能性もあります。

若きアタッカーが次々に台頭しているのは良いことですが、その影響をエランガが大きく受けた結果になってしまいました。

レンタルなのか、完全移籍での放出か、それとも残留で巻き返しを図るのか、今後の動向に注目です。

 

 

メイソン・グリーンウッド(元イングランド代表)

生年月日:2001年10月1日(21歳)
ポジション:RWG、CF、ST
移籍先候補:ミラン、ローマ、ユベントス

下部組織出身の若きアタッカーであり、2018-19シーズンにわずか17歳でトップチームデビューを果たすと、翌2019-20シーズンは途中出場が主ながらも、プレミアリーグで31試合に出場し、10得点を記録、10代のイングランド人選手としては、ウェイン・ルーニー以来のリーグ戦二桁得点を記録しました。

翌2020-21シーズンも、公式戦52試合で12得点6アシストを記録し、昨シーズンは10代の選手ではプレミアリーグ史上2人目の開幕3試合連続得点を記録、着実にトッププレーヤーへの階段を上がっていましたが、2022年1月に恋人に対する強姦と暴行、殺人脅迫の容疑で逮捕され、ユナイテッドはグリーンウッドに対して活動停止処分を下しました。

今シーズン終了までの活動停止処分となっているグリーンウッドですが、今年初めに起訴が全て取り下げられ、シーズン終了後に復帰する見通しとなっています。

 

しかし、逮捕前から私生活が問題視されていたことや、ユナイテッドの女子選手からグリーンウッドを残留させることに対して反対の声も上がっており、二列目の若手プレーヤーの台頭もあり、グリーンウッドが再びユナイテッドでプレーするかどうか、微妙な状況となっています。

グリーンウッド獲得には、ミランローマユベントスなどセリエA勢からの関心が強くなっており、グリーンウッドの才能の高さを評価しています。

まだ21歳とこれからのプレーヤーではありますが、大きなマイナスイメージを負ったなかで、来シーズンからの復帰を目指します。

グリーンウッドはユナイテッドでプレーするのか、それとも別チームでプレーすることになるのか、今後の動向に注目です。

 

 

アンソニー・マルシャル(元フランス代表)

生年月日:1995年12月5日(27歳)
ポジション:CF、WG
移籍先候補:ウェストハム

2014-15シーズン、10代ながらモナコでリーグ・アン35試合で9得点を上げ、“アンリ2世”とも呼ばれたストライカーであり、2015年9月に当時10代の選手に対しては史上最高額となる移籍金6000万ユーロ(約72億円)でマンチェスター・ユナイテッドに加入しました。

加入した2015-16シーズンはプレミアリーグで31試合に出場すると11得点を記録、一気にユナイテッドのエースストライカーとなると思いきや、モウリーニョ監督体制ではイブラヒモビッチの加入もあり、出場機会が減少し、2シーズン連続でリーグ戦二桁得点に届きませんでした。

その後2019-20シーズンでリーグ戦32試合で17得点と持ち直しましたが、ここ数シーズンは故障離脱を重ね、移籍金に見合った活躍を見せるには至っていません。

 

昨シーズン後半はセビージャへレンタル移籍しましたが、ラ・リーガ9試合に出場し、無得点と結果を残すことは出来ず、今シーズン開幕前はプレシーズンマッチで好調をキープしていましたが、ここまでリーグ戦(5/18現在)でスタメンわずか9試合とテン・ハーグ監督の信頼を掴むには至っていません。

ユナイテッドとマルシャルとの契約は2024年6月末までと契約満了に近づき、1年の延長オプションもありますが行使することなく、1300万ユーロ(約18億2000万円)という高額な年俸もあり、稼働率の悪さから、オファー次第では補強資金捻出のために放出に応じる可能性が高くなっています。

途中出場が主ながらも、第9節のマンチェスター・ダービーでの2得点など随所で活躍を見せており、新天地での活躍も期待したいところですが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

ワウト・ヴェグホルスト(オランダ代表)

生年月日:1992年8月7日(31歳)
ポジション:CF
移籍先候補:バーンリー復帰

197㎝の身長を生かした空中戦の強さに加え、起点やスペースを作り出す動き出しや、守備時での献身的なプレスも見せるストライカーです。

カタールW杯のオランダ代表にも選出され、準々決勝のアルゼンチン戦では途中出場ながら2得点を上げる活躍を見せました。

昨シーズンは、ヴォルフスブルクバーンリーでプレーし、今シーズンの前半戦はベジクタシュでプレー、リーグ戦16試合で8得点4アシストを記録、さらにカタールW杯での活躍を受け、クリスティアーノ・ロナウドの穴埋めとして白羽の矢を立て、今シーズン終了までのレンタル移籍で獲得しました。

 

テン・ハーグ監督もヴェグホルストを高く評価し、「彼は私がスカウティングした選手だ。…彼は信じられないほどのメンタリティを持っている。しかも彼は守備でもチームに価値を与えることができるんだ。」とコメントし、マルシャルの負傷離脱もあり、プレミアリーグでは1/18の第7節クリスタル・パレス戦から9試合連続でスタメン起用されていましたが、ここまで(5/18現在)リーグ戦15試合で無得点と決定力不足を露呈しています。

これまでユナイテッドにはなかった高さというオプションと、献身性という武器を加え、期待されていたヴェグホルストですが、やはりCFで無得点では話にならず、今シーズン終了後にバーンリーに復帰することが有力視されています。

ヴェグホルスト自身も「結局は至ってシンプルだ。ストライカーはゴールで判断される。」とコメントしていましたが、残念ながら無得点でシーズンを終えそうです。

来シーズンのプレミアリーグ昇格を決めたバーンリーコンパニ監督は「FAカップの決勝が終わったら話しあう」とコメントしていますが、バーンリー残留も微妙な状況です。

熱さと献身性を持つ長身ストライカーは来シーズン、どこでプレーすることになるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

 

まとめ

いかがでしたか

 

今回は、2023年夏のマンチェスター・ユナイテッドの最新移籍情報と補強ポイント狙っていると噂の獲得候補選手退団が噂される選手を取り上げました。

 

ファーガソン監督最終年となった2012ー13シーズンの優勝以降、主要タイトル獲得には至っていませんが、“赤い悪魔”の再建を託されたテン・ハーグ監督の下、一定の結果を残し、再建に向けて希望の光明が見えてきました。

若手の台頭という明るい話題もあり、これまでのようになりふり構わず大金を注ぎ込みビックネームをただ獲得するだけでなく、適材適所の補強と若手の融合で、新しいユナイテッドの形を築いてほしいですね。

現時点でのノルマは、チャンピオンズリーグ出場権獲得になりますが、ニューカッスルは出場権を獲得し、リバプールが迫っています。

残り2試合はプレミアリーグ中位勢との対戦となりますが、足元をすくわれることなく、確実に勝利を収めることをただ願うばかりですね。あとはFAカップ決勝でのマンチェスター・ダービーでの勝利にも期待したいと思います。

浮き沈みの激しいシーズンではありましたが、復権に向けて生まれ変わりつつある“赤い悪魔”がこの夏の移籍市場でどんな動きを見せるのか、来シーズンの覇権争いにはぜひ中心にいてほしいと願いつつ、この夏の移籍市場での動きに注目ですね。

いつもありがとうございます!

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