パリサンジェルマン2023冬の最新移籍情報まとめ!補強が噂される新加入獲得候補選手・退団リストも調査!

PSGファンの皆さん、こんにちは。

 

昨シーズンは、国内カップ1冠のみに終わった一昨シーズンの雪辱を晴らすべく、ドンナルンマハキミワイナルドゥムセルヒオ・ラモス、そしてメッシを獲得し、リーグ優勝はもちろんのこと、悲願のチャンピオンズリーグ制覇も見据えた超大型補強を敢行しました。

しかし、チャンピオンズリーグはレアル・マドリードに敗れ、早々とベスト16で敗退してしまいました。

何とかリーグ・アンの復権は果たしたものの、CL敗退の不甲斐なさにPSGのウルトラスからもブーイングが起こり、首脳陣や主力選手に対する抗議の声も上がりました。

 

これを受けて、ポチェッティーノ監督を解任し、20-21シーズンでリールをリーグ・アン優勝に導いたガルティエ監督を招聘、またレオナルドSDを解任し、レアル・マドリード時代のモウリーニョ監督の下でスカウトや戦術分析を担当し、モナコリールでSDを務めていたルイス・カンポス氏がフットボール・アドバイザーに就任するなど、首脳陣の入れ替えが行われました。

また昨シーズン終了後、契約が満了し、レアル・マドリードへの移籍が有力視されていたムバッペが、PSGとの契約を2025年6月末まで延長し、残留が決定。

今シーズンも、メッシネイマールムバッペの豪華絢爛な3トップがチームを牽引していきます。

またその他のポジションも、新戦力の獲得と余剰戦力の整理が行われ、昨シーズンと比べて大幅な入れ替えが行われました。

 

迎えた今シーズン、W杯中断前までの現在、リーグ戦は2位のRCランスに5pt差をつける1位に立ち、チャンピオンズリーグ・グループステージはベンフィカユベントスマッカビ・ハイファと同居し、ベンフィカと同点の勝ち点14、6試合負けなしでグループ突破を果たしました。

昨シーズンは、メッシの不調も目立ちましたが、今シーズンはリーグ・アンでムバッペは得点ランキング1位の12点、ネイマールは2位の11点、メッシも8位タイの7得点を記録し、リーグ総得点は全20チーム中、一歩抜け出した43得点を記録、圧倒的な攻撃力を見せつけています。

しかし、昨シーズンのような失敗を繰り返さないためにも、ここからが正念場であり、気が抜けない戦いが続きそうです。

 

ということで今回は、今シーズンこそは悲願のビックイヤー獲得を成し遂げ、歴史を塗り替えようと目論むパリ・サンジェルマンの2023年冬

  • 最新移籍情報と補強ポイント
  • 狙っていると噂の獲得候補選手
  • 退団が予想される選手
  • まとめ

の順でお伝えしていきます。

最新移籍情報と補強ポイント

2023年冬のパリ・サンジェルマンの補強ポイントとして、

  1. メッシ、ネイマールの後釜
  2. DFラインの補充

が挙げられるでしょう。

 

メッシ、ネイマールの後釜

メッシネイマールムバッペという豪華絢爛な3トップは、今シーズンのリーグアンでトップのチーム総得点43点のうち、70%近くの30点を上げ、PSGの代名詞として、チームを牽引しています。

しかし、35歳になったメッシは今シーズン終了後に契約満了を迎え、契約更新せずそのままチームを退団するのではないかとみられています。

またネイマールも30代に入り、契約は2025年6月末まで残っていますが、後継者確保が補強ポイントとなってきます。

この夏の移籍市場では、これまでチームを陰で支えてきたディ・マリアが抜け、ややバックアッパー不足感が否めません。

メッシネイマールクラスのビックネームを獲得するのは現実的ではないですが、彼らに引けを取らない攻撃力を持ち、3トップのシステムにはまる前線のプレーヤーの獲得が望まれます。

 

 

DFラインの補充

今シーズンからPSGの監督に就任したガルティエ監督は開幕から3バックを試し、リーグアン最少失点の9点を記録、ある程度の結果を得ることが出来ています。

しかし、キンペンべが9月中旬から10月末にかけて、ハムストリングの負傷により離脱し、第13節トロワ戦で復帰を果たしたものの、今度はアキレス腱の負傷により再離脱を強いられ、ワールドカップ・カタール大会のメンバー入りも辞退せざるを得ませんでした。

 

またワールドカップで、ポルトガル代表として参加していたダニーロ・ペレイラヌーノ・メンデスも負傷離脱し、後半戦に向けてPSGにとっては大きな痛手となってしまいました。

セルヒオ・ラモスが昨シーズンと異なり、開幕からスタメン起用され、継続出場を果たしていますが、不必要なレッドカードによる出場停止になる可能性もあり、怪我の不安も抱える中、DFラインにこれ以上の離脱者が出ないためにも、DFラインに新戦力を加えたいところですね。

 

その他のポジションですが、昨シーズンまで補強ポイントに挙げられていた中盤は、この夏に大幅な刷新が行われました。

ワイナルドゥムローマレアンドロ・パレデスユベントスグイェエバートンエレーラビルバオに移籍した一方、ポルトからヴィチーニャリールからレナト・サンチェスナポリからファビアン・ルイスバレンシアからソレールを獲得しました。

ビックネーム獲得とはなりませんでしたが、名よりも実をとった堅実な補強を行い、現時点での補強の必要性は無いでしょう。

ただ、ビックネーム獲得となれば、ドルトムントべリンガム争奪戦に参戦する可能性もあり、W杯でも好パフォーマンスを見せ、評価を高めたべリンガムの争奪戦がいきなりこの冬から過熱するかもしれません。こちらの動向にも注目ですね。

 

 

 

狙っていると噂の獲得候補選手

では、挙げられた補強ポイントに沿って、狙っていると噂の獲得候補選手を取り上げます。

 

メッシ、ネイマールの後釜

ジョアン・フェリックス(アトレティコ・マドリード/ポルトガル代表)

生年月日:1999年11月10日(23歳)
ポジション:ST、LWG、CF

ポルトガルの未来を担う逸材として、ワールドカップ・カタール大会では4試合にスタメン起用され、1得点2アシストを記録し、ベスト8進出に貢献しましたが、所属するアトレティコ・マドリードではやや苦しい状況に置かれています。

2019年夏に1億2600万ユーロ(約164億円)というクラブ史上最高額の移籍金でベンフィカから加入しましたが、加入後3シーズンで二桁得点以上を記録したシーズンはなく、莫大な移籍金に見合った活躍を見せるには至っていません。

加えて、今シーズンはここまでリーグ戦12試合に出場しているものの、スタメン出場は5試合のみとなっており、第6節のマドリードダービー以降はベンチスタートが続いています。

 

シメオネ監督との関係悪化に加え、ジョアン・フェリックスはW杯決勝トーナメント1回戦のスイス戦後に、「ここでのプレー方法はアトレティコとは全く違うし、喜びも違う」とコメントし、クラブとの関係悪化を示唆しています。

アトレティコ・マドリードもチャンピオンズリーグではグループステージ敗退に終わり、増収が見込めず、オファー次第では、ジョアン・フェリックスの売却に前向きの姿勢のようです。

気がかりとなるのは、ジョアン・フェリックスに設定されている3億5000万ユーロ(約503億円)という莫大な契約解除金。さすがにこの額面通りの金額を支払うクラブはなかなか出てこないと思いますが、8000万~1億ユーロで獲得出来るのならば、PSGにとっても問題は無いでしょう。

メッシの後継者候補として、アトレティコで十分な活躍ができなかった鬱憤を晴らすことになるのか、今後の動向にも注目です。

 

 

マーカス・ラッシュフォード(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド代表)

生年月日:1997年10月31日(25歳)
ポジション:LWG、CF

マンチェスター・ユナイテッド生え抜きで、チームでは背番号10を付けるストライカーですが、ここ数年は目立った活躍を見せることが出来ず、苦しい状況に置かれました。

しかし今シーズンは調子を取り戻しつつあり、イングランド代表として出場しているワールドカップ・カタール大会では、グループステージ第3節のウェールズ戦で直接FKを決めるなど、3得点を記録しました。

 

クリスティアーノ・ロナウドが契約解除となり、ラッシュフォードには後半戦からの活躍により期待が寄せられますが、マンチェスター・ユナイテッドとの契約は今シーズン終了後に満了し、新契約締結は未だ発表されず、来シーズン以降の去就が注目されています。

PSGアル・ケライフィ会長はラッシュフォードについて、「彼は本当に素晴らしい選手だ。彼がフリーに?ラッシュフォードがフリーと聞いて飛びつかないクラブはいないだろう。我々は隠していない。興味はある。」とコメントし、シーズン終了後フリーとなるラッシュフォードの獲得に関心を持っていることを明らかにしました。

 

一部では、ラッシュフォードマンチェスター・ユナイテッドとの長期契約で大筋合意に達していると報道されていますが、現時点での公式発表はなく、来年1月からのPSGの動きにも注目が集まりますね。

W杯での活躍もあり、これからの活躍も期待されるラッシュフォードですが、どんな決断を下すのか、今後の動向にも注目です。

 

 

DFラインの補充

ミラン・シュクリニアル(インテル/スロバキア代表)

生年月日:1995年2月11日(27歳)
ポジション:CB

身長187㎝の強靭なフィジカルを武器に、対人また空中戦での強さを誇り、アグレッシブな守備を見せるCBです。

スピード不足はやや否めないものの、それを補う鋭い読みとポジショニングセンスを持ち、ビルドアップ能力も高く、現トッテナムコンテ監督が指揮をとっていた20ー21シーズン時から、インテルの不動の3バックの一角として活躍しています。

 

今シーズンもここまでセリエA全15試合、チャンピオンズリーグ・グループステージ全6試合に出場し、キャプテンマークを巻く試合もあるなど、チームにおいて欠かせない戦力となっているシュクリニアルですが、インテルとの契約は今シーズン終了後に満了し、新契約締結の公式発表はまだありません。

この夏の移籍市場では、PSGからの関心が何度も取り沙汰され、移籍金6000万ユーロ(約81億5000万円)のオファーを提示したものの、インテルの要求額には満たず、獲得実現とはなりませんでした。

インテルシュクリニアルとの契約延長交渉を行うとされていますが、PSGはこの冬でのシュクリニアル獲得に再挑戦するようです。

3バックにも4バックにも対応できるシュクリニアルPSGへの加入が実現すればDFラインにとって大きな補強となるでしょう。

この夏は獲得失敗に終わりましたが、PSGからの長年に渡るアプローチがこの冬実現するのか、今後の動向にも注目です。

 

 

エヴァン・ヌディカ(フランクフルト/元フランスU-21代表)

生年月日:1999年8月20日(23歳)
ポジション:CB、LSB

ビルドアップ能力と対人プレーに優れた左利きのセンターバックです。

192㎝の強靭なフィジカルを誇り、年齢に見合わず冷静な守備対応を見せています。

4バックの中央だけでなく、LSBや3バックにも対応できるユーティリティ性も持っています。

所属するフランクフルトでは、昨シーズンはリーグ戦32試合に出場し、ヨーロッパリーグ制覇にも大きく貢献し、今シーズンも3バックの中央、また4バックの左のCBとして起用され、ここまでリーグ戦全15試合、チャンピオンズリーグもグループステージ6試合全てに先発出場しています。

フランクフルトとの契約は、今シーズン終了後に満了し、新契約締結の動きは見られず、フリーでの移籍を避けるためにこの冬での放出に踏み切る可能性もあります。

 

フランクフルトはチャンピオンズリーグ・グループステージで2位に入り、決勝トーナメント進出を果たし、これからの戦いで欠かせない戦力になりますが、財政難問題を抱えるフランクフルトは現金化できるチャンスとなれば、オファー次第で放出に動くことでしょう。

PSGとしては、シュクリニアル獲得失敗時のプランBとして、ヌディカに注目しているようですが、この夏はライプツィヒからムキエレを獲得したように、ブンデスリーガで活躍するフランス人の期待の若手を獲得するのも面白いかもしれないですね。

どうなるでしょうか、今後の動向にも注目です。

 

 

ピエール・カルル(ミラン/フランスU-21代表)

生年月日:2000年6月5日(22歳)
ポジション:CB、RSB、LSB

身体能力の高さと、CBだけでなくSBもこなすことが出来るユーティリティ性を持っている万能型のDFです。

昨シーズンはリーグ戦28試合に出場し、後半戦はケアーが長期離脱しCB不在という緊急事態の中、CBのレギュラーとして活躍、ミランの11年ぶりのスクデット獲得に大きく貢献しました。

今シーズンもここまでセリエA全15試合、チャンピオンズリーグ・グループステージ全6試合に出場し、次世代のDFラインの中心としてミランで定位置を確保しつつありますが、成長著しいフランス人DFに対して、PSGは関心を寄せているようです。

 

11月には2025年6月末までとなっていた契約を2年延長し、ミランカルルを非売品として扱っていますが、財政面での問題も万全とはいえないミランが今後放出に踏み切る可能性も否めません。

カタールW杯後のフランス代表入りも期待されるカルルですが、DF陣は、この夏獲得したムキエレをはじめ、ヌディカカルルなど、国外で飛躍を遂げた選手たちに関心を寄せており、PSGのDFラインは次世代のレ・ブルーになるかもしれませんね。

カルルの成長にも注目しつつ、今後の動向にも注目ですね。

 

 

 

退団が予想される選手

次に、退団が予想される選手を取り上げます。

 

ケイラー・ナバス(コスタリカ代表)

生年月日:1986年12月15日(35歳)
ポジション:GK
移籍先候補:ナポリ、ニューカッスル、バイエルン・ミュンヘン

2014年のワールドカップ・ブラジル大会でコスタリカをベスト8に導く活躍を見せ、その後レアル・マドリードPSGとビッククラブを渡り歩いたワールドクラスのGKですが、今シーズンはドンナルンマとのポジション争いに後れを取り、リーグ戦出場は無い状況です。

ワールドカップ・カタール大会でもコスタリカ代表の守護神として、グループステージ全3試合に出場し、日本戦でも無失点に抑え、勝利に貢献しましたが、初戦のスペイン戦での7失点が尾を引き、グループステージ敗退に終わりました。

カタールW杯での離脱前には、自身の現在の状況について、「僕がPSGでプレーしないのは、僕自身のレベルが低いことやコンディションが良くないことが理由ではない。誰かが僕にプレーして欲しくないからだ。」とガルティエ監督を揶揄したコメントを残しています。

 

今シーズンのリーグ戦出場はないものの、国際経験豊かなGKの獲得を望むクラブは多く、現時点ではナポリニューカッスルバイエルン・ミュンヘンらが獲得に関心を示しているようです。

驚異的な反射神経と身体能力の高さを生かしたセービングを見せてきたケイラ―・ナバスですが、バックアッパーとしてではなく、あくまでも先発にこだわり、移籍に動く可能性もありますが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

リオネル・メッシ(アルゼンチン代表)

生年月日:1987年6月24日(35歳)
ポジション:RWG、ST、CF
移籍先候補:バルセロナ、インテル・マイアミ、マンチェスター・シティ

大きな期待を集めた昨シーズンは、リーグ戦26試合で6得点と、得点数が二桁に届かず、ファンの期待を大きく裏切る結果となってしまいました。

加えて、CLベスト16敗退の戦犯として扱われ、ファンから容赦ないブーイングが浴びせられました。

しかし、今シーズンはここまでリーグ戦13試合で7得点10アシストと、昨シーズンからは状態を持ち直し、ネイマールムバッペと共に脅威の3トップを形成しています。

また自身最後のW杯だといわれているカタールW杯でもアルゼンチン代表の中心として、数多くのアルゼンチン、またW杯史上最多記録を更新し続けています。

 

しかし、PSGとの契約は今シーズン終了後に満了し、去就が注目されています。

有力視されているのはバルセロナ復帰ですが、バルセロナメッシを放出した背景には、深刻な財政難問題があり、バルセロナラポルタ会長も「クラブとして、これ以上のリスクを負うわけにはいかない」とコメントしていますが、バルセロナの地元紙は「シャビ監督とメッシは協定を結んでいる」と報じ、2023年夏にバルセロナに復帰する可能性を示唆しています。

その他にもMLSのインテル・マイアミも移籍先候補に挙げられ、メッシ自身も「いつかは米国でプレーしてみたい」とコメントも残しています。

PSG残留か、それともバルセロナ復帰か、MLS移籍か、報道は二転三転していますが、どうなるかは最後まで分かりませんね。

今までの中でも特に苦しいシーズンだった昨シーズンからは持ち直しつつありますが、カタールW杯も終わり、キャリアの集大成へと向かっているメッシはどんな決断を下すのか、今後の動向にも注目です。

 

 

 

まとめ

いかがでしたか。

 

今回は、2023年冬のパリ・サンジェルマンの最新移籍情報と補強ポイント狙っていると噂の獲得候補選手退団が噂される選手を取り上げました。

 

「個の力だけでは、タイトルを獲得できない」。そう言われ続けたパリ・サンジェルマンが一つ上の段階へと昇るためにも、今シーズンの戦いぶりは本当に重要になります。

リーグ・アンはW杯中断前2位に勝ち点差5ptをつけて首位に立っていますが、近年はリーグ・アンのクラブの競争力も上がっており、まだまだ気が抜けない戦いが続きます。

 

そして何と言っても、チャンピオンズリーグ制覇に向けてですが、毎シーズンのように、ベスト16でいきなりビッククラブとぶつかってしまうパリ・サンジェルマン

今シーズンも、バイエルン・ミュンヘンとの対戦が決定しています。

19ー20シーズンの決勝カードの再現となりますが、今度は見事勝利を収め、ビックイヤー獲得に突き進んでほしいですね。

これまで豊富な資金力でチームを強化してきたパリ・サンジェルマン

この夏の移籍市場でも、ビックネーム獲得とはなりませんでしたが、大幅な刷新を行い、強化してきました。

PSGのウルトラスにとっては、リーグ・アンはもはや通過点にすぎず、チャンピオンズリーグ制覇のみが残されたミッションであり、自分たちを満足させるものとなっています。

「個の集団」から「勝てる集団」、そして真のビッククラブの仲間入りを果たすために、この冬の移籍市場での動き、そして後半戦の戦いぶりにも目が離せませんね!

 

他に気になるチームはありますか?

プレミアリーグ(イングランド)

 

ブンデスリーガ(ドイツ)

 

リーガエスパニョーラ(スペイン)

 

セリエA(イタリア)

 

リーグアン(フランス)

 

いつもありがとうございます!

コメント

タイトルとURLをコピーしました