ナポリ2023冬の最新移籍情報まとめ!補強が噂される新加入獲得候補選手・退団リストも調査!

ナポリスタの皆さん、こんにちは。

 

2シーズン連続でチャンピオンズリーグ出場権を逃し、巻き返しを図るべく、スパレッティ監督を招聘した昨シーズンは開幕8連勝と最高のスタートを切り、冬の移籍期間に入る前は、インテルミランと首位争いを繰り広げていました。

しかし、終盤に近づくにつれ、前半戦で際立っていた堅守は影を潜め、取りこぼしが多くなり、インテルミランとの差は広がり、優勝争いから脱落し、結局3位でフィニッシュ。

3シーズンぶりのチャンピオンズリーグ出場権獲得となりました。

 

そんな中、この夏の移籍市場では、これまでチームの主力として活躍してきたクリバリメルテンスインシーニェファビアン・ルイスらがチームを去り、チームの陣容は大きく入れ替わりました。

生まれ変わった“Newナポリ”は、今シーズン、セリエAだけでなく、ヨーロッパを席巻する活躍を見せています。

リーグ戦は第5節ラツィオ戦から怒涛の11連勝など、W杯中断前までは負けなしで進んでおり、中断明けのリーグ戦第16節インテル戦で初黒星を喫してしまったものの、現在、リーグ戦(第16節終了時点)で2位のミランに5pt差を付け、首位を走っています。

 

そして3シーズンぶりのチャンピオンズリーグでは、グループステージ第1節でリバプールを4ー1で下し、圧倒的な攻撃力を見せていました。

その後もアヤックスレンジャーズにも勝利し、グループステージ最終節でリバプールに0-2で敗れたものの、グループ首位で決勝トーナメント進出を果たしました。

新戦力の活躍も大きく、CBのキム・ミンジェは対人の強さを発揮し、リーグ全体2位の失点数13の堅守を誇るナポリの守備陣を支え、LWGのクラワツヘリアは、持ち味のドリブルと決定力の高さで、ナポリの新しい攻撃陣のアイコンとなり、早くも“クラワドーナ”の異名も付けられるほど、チームの中心になっています。

その他、ラスパドーリジオバンニ・シメオネエンドンベレなどを獲得し、これまでチームを支えてきた主力の穴をしっかり埋める活躍を見せています。

 

圧倒的な攻撃力を見せ、若手が躍動するナポリのサッカーは、ヨーロッパ中を魅了し、かの名将アリーゴ・サッキ氏も「今のナポリは壮観だね。…彼らは過去のトップチームに続いている。ナポリにはスタイル、プライドがあり、指揮官がプロジェクトの中心に自身のアイディアをプラスしている。」と、今シーズンのナポリのサッカーを称賛しています。

チームは財政難問題を抱えているものの、限られた予算で新戦力を発掘し、一気に主力に成長させるナポリの今後の補強戦略にも注目が集まりますし、現チームの主力のビッククラブからの関心や移籍話も多く出てくることでしょう。

 

ということで今回は、33年ぶりのスクデット獲得に向け、後半戦も攻撃的なスタイルを貫き、多くのサッカーファンを魅了しようとしているナポリの2023年冬

  • 最新移籍情報と補強ポイント
  • 狙っていると噂の獲得候補選手
  • 退団が予想される選手
  • まとめ

の順でお伝えしていきます。

最新移籍情報と補強ポイント

ナポリの2023年冬の移籍市場での補強ポイントとして

  1. RSB
  2. RWG
  3. CMF

が挙げられるでしょう。

 

RSB

4バックのRSBには、チームのキャプテンを務めるディ・ロレンツォが不動の地位を固めていますが、ここまでリーグ戦またチャンピオンズリーグ全試合にスタメン出場し、蓄積疲労が懸念されています。

バックアッパーには22歳のザノーリもいますが、経験不足が否めず、ここまでリーグ戦1試合、チャンピオンズリーグ2試合の途中出場にとどまり、後半戦は他チームへのレンタル移籍が予想されています。

ディ・ロレンツォの控えを務める経験あるRSBの獲得がまず求められますが、ディ・ロレンツォを脅かす若手のRSBの獲得も良いかもしれません。

 

 

RWG

RWGもロサーノポリターノ、新加入のラスパドーリが控えていますが、そのうちロサーノにはビッククラブからの関心が多く、この冬での移籍の噂もあります。

さらに、現在のナポリのRWGは、カットインしてゴールを狙っていくタイプの選手が多く、試合展開や対戦相手などにより、縦への突破力が強いタイプのウインガーがチームにいれば、より戦術にバリエーションを利かせることが出来るでしょう。

ロサーノ放出に備えてもありますが、後半戦に向けて、現スカッドとタイプの異なるウインガーの獲得が出来れば良いかもしれません。

 

 

CMF

RSBのディ・ロレンツォほどではありませんが、今シーズンのナポリの攻撃的サッカーを支える中盤は、ロボトカザンボ・アンギサジェリンスキでほぼ固定されており、蓄積疲労も懸念されています。

エリフ・エルマスは完全なレギュラーではないものの、ユーティリティ性の高さにより、インサイドハーフだけでなくウイングでも起用され、新加入のエンドンベレも途中出場がメインながら、先発起用の機会も増えてきていますが、あとに続く選手がおらず、あと1枚加えたいところです。

 

 

 

狙っていると噂の獲得候補選手

では、挙げられた補強ポイントに沿って、狙っていると噂の獲得候補選手を取り上げます。

 

RSB

バルトシュ・ベレシンスキ(サンプドリア/ポーランド代表)

生年月日:1992年7月12日(30歳)
ポジション:RSB、LSB、CB

豊富な運動量でアップダウンを繰り返し、攻守にわたり安定したパフォーマンスを見せ、サイドのアタッカーを支える経験豊かなサイドバックです。

両サイドやCBもこなせるユーティリティ性もあり、カタールW杯ではポーランド代表として全4試合に先発出場しました。

 

2017年冬にレギア・ワルシャワからサンプドリアに加入後、レギュラーに定着し、6シーズンにわたり公式戦187試合に出場。

今シーズンもチームのキャプテンとして、リーグ戦(第16節終了時点)15試合に先発出場しています。

サンプドリアでは、RSBを主に務めていますが、CBに入る場合もあり、ポーランド代表ではLSBを務めるなど、ユーティリティ性を発揮しています。

ディ・ロレンツォのバックアッパーとして、これ以上ない存在ではないでしょうか。

経験やユーティリティ性は申し分なく、ナポリのDFラインで大いに起用されることでしょう。

ナポリへのレンタルでの加入が間近と報じられていますが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

※2023.1.7 2023年6月末までのレンタルで加入が決定。180万ユーロ(約2億5000万円)の買取オプション付き。

 

 

フェルディ・カディオグル(フェネルバフチェ/トルコ代表)

生年月日:1999年10月7日(23歳)
ポジション:RSB、LSB、OMF

身長174㎝と小柄ながらも、持ち前のテクニックの高さと攻撃力の高さを見せ、守備面でも当たり負けしない粘り強い守備対応を見せる、トルコ期待の若手サイドバックです。

右だけでなく、左サイドバックにも対応できるユーティリティ性も持っています。

2018年7月にオランダのNECからフェネルバフチェに加入後、ウイングとして起用されていましたが、昨シーズンからサイドバックにコンバートされ、定位置を確保し、今シーズンはスュペル・リグで15試合(第17節終了時点)に先発出場しており、左右問わず、高いパフォーマンスを見せています。

 

元々攻撃的な選手ということもあり、クロスやドリブルの精度は良く、積極的に勝負を仕掛け、サイドを突破していきます。

加入当初はフィジカル面の課題もありましたが、近年はフィジカルでも当たり負けせず、ポジショニングの良さも光っています。

カディオグル獲得には、ナポリの他にミランも関心を示しており、移籍金は2000万ユーロ(約28億3000万円)前後になりそうです。

ただ、現在スュペル・リグで2位につけるフェネルバフチェの主力として活躍するカディオグルフェネルバフチェでのタイトル獲得に焦点を定めており、この冬の移籍にはやや消極的なようです。

しかし、ディ・ロレンツォを脅かす若手の加入はチームにとっても刺激となるでしょう。

どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

RWG

アダマ・トラオレ(ウォルバーハンプトン/元スペイン代表)

生年月日:1996年1月25日(26歳)
ポジション:RWG、RMF、CF

筋骨隆々の圧倒的なフィジカルとスピードを武器に、右サイドを突破するフィジカルモンスターです。

ウルブスの右サイドで、プレミアリーグを席巻するパフォーマンスを見せていましたが、ここ最近は本調子を見せることは出来ていません。

昨シーズン冬の移籍期間で、ウルブスから買取オプション付きのレンタル移籍でバルセロナに復帰し、従来のバルセロナの繋ぐサッカーに一味違うアクセントを加え、存在感を出していましたが、デンベレの復調もあり、徐々に出場機会が減少、リーグ戦11試合に出場し、2アシストを記録しましたが無得点に終わりました。

 

バルセロナは買取オプションを行使せず、今シーズンからはウルブスに復帰、ここまでリーグ戦(第19節終了時点)15試合に出場し1得点を記録していますが、スタメンはわずか6試合で、途中出場がメインとなっています。

現在のナポリのRWG陣と比べると、個人での打開力に長け、縦への突破力が強いウインガーの代表ともいえるのではないでしょうか。

クロスの精度やバリエーションの少なさ、そして得点力の低さは課題ですが、切り札として手元にあればこれほど脅威になるものはないでしょう。

トラオレウルブスとの契約は今シーズン終了後に満了し、現在の年俸も250万ユーロ(約3億6000万円)と高額ではなく、ナポリは契約満了後フリーでの獲得を狙っているようです。

フィジカルモンスターがセリエAに初上陸し、自慢のパワーとスピードを発揮することになるのか、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

アルマン・ロリエンテ(サッスオーロ/元フランスU-21代表)

生年月日:1998年12月4日(24歳)
ポジション:LWG、RWG、RMF

圧倒的なスピードを武器にサイドを突破していくアタッカーです。

トラオレほどのフィジカルの強さはないですが、足元の技術の高さを生かして、一瞬かわした後や、競り合いで抜けた後の加速力には目を見張るものがあります。

またシュート力の強さにも定評があり、昨シーズンのリーグアンでは37mの無回転FKを決めました。

 

この夏の移籍市場の終了間際に、ロリアンからサッスオーロへ完全移籍で加入すると、加入直後の第5節クレモネーゼ戦では怪我で離脱したイタリア代表FWベラルディの代わりにRWGに入り先発出場を果たすと、その後はLWGで先発出場し、ここまでリーグ戦(第17節終了時点)で11試合全てに先発出場しています。

ドリブル成功数はチームトップ、セリエA全体でも4位の21回を記録し、2得点3アシストを記録しています。

 

圧倒的なスピードを活かした突破は早くもサッスオーロの武器となっていますが、ただ単にスピードに頼るだけでなく、味方と連携してパスワークで抜け出したりするなど、バリエーションも豊富なところは魅力ですね。

ナポリのパスサッカーにマッチすれば、強力な武器となるでしょう。

またLWGだけでなく、RWGでも対応できるところもロリエンテの強みですね。

近年、若手の成長また発掘が目ざましいサッスオーロがまたしても見つけた原石のロリエンテですが、現在の市場価値は1400万ユーロ(約19億7000万円:TransferMarkt調べ)となっています。

今シーズン終了後はさらに市場価値も上がり、多くのクラブが目を付けそうですが、早くもこの冬でナポリ加入となるのでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

CMF

アゼディン・ウナヒ(アンジェ/モロッコ代表)

生年月日:2000年4月19日(22歳)
ポジション:CMF、OMF、DMF

細身の身体ながら、しなやかなボールタッチとドリブル技術の高さ、正確なミドルシュートなどを生かし、積極的に前線に顔を出していくだけでなく、豊富な運動量でピッチを駆け回り、味方のカバーリングをしたり球際の強さを見せ、自らもボール奪取していきます。

カタールW杯では準決勝までの全試合に先発出場し、モロッコ代表のアフリカ勢史上初のベスト4進出に大きく貢献しました。

 

2021年7月にフランス3部のアブランシュからアンジェに加入すると、昨シーズンはリーグ戦32試合に出場し2得点2アシストと、チームの主力として活躍し、今シーズンもここまでリーグ戦(第17節終了時点)14試合に出場しています。

カタールW杯での活躍が印象的ですが、リーグアンでもチームは最下位に沈んでいるものの、リーグアン全体でのドリブル成功数で1位のメッシ(47回)に次ぐ、2位の37回を記録し、好調ぶりをキープしています。

 

カタールW杯での活躍から、バルセロナミランインテルレスターなどが獲得に関心を示していますが、ウナヒ本人はイタリアへの移籍を希望しているようです。

ナポリは移籍金2000万ユーロ(約28億1000万円)のオファーを提示し、加入間近だと報じられています。

ただし今シーズン終了まではアンジェにレンタルという形で残留し、来シーズンからの加入になる可能性もあるようです。

ジェリンスキの後継者として、これ以上ない打ってつけの存在ではないでしょうか。

攻守両面で高く評価されており、まだ22歳と若く、これからが大きく期待されます。

カタールW杯で最も評価を上げたともいわれるウナヒの新天地はどこになるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

サシャ・ルキッチ(トリノ/セルビア代表)

生年月日:1996年8月13日(26歳)
ポジション:CMF、DMF、OMF

派手さは少ないものの、豊富な運動量とパス精度の高さで、攻守において堅実かつ安定したプレーを見せ、チームを引き締めるトゥットカンピスタ(万能型MF)です。

カタールW杯のセルビア代表では、グループリーグ全3試合にスタメン出場しました。

2016年7月にパルチザンからトリノに加入し、17-18シーズンのレバンテへのレンタル移籍を経て、徐々に主力として定着し、在籍5シーズン半で公式戦通算149試合に出場、13得点5アシストを記録しています。

今シーズンもここまでリーグ戦(第17節終了時点)14試合に出場、うち12試合に先発出場しています。

 

しかし、トリノルキッチとの契約は2024年6月末までとなっており、トリノとの契約延長交渉を拒否し、クラブとの関係悪化が噂されています。

トリノも1500万ユーロ(約21億8000万円)程度の移籍金を提示されれば、放出に応じる姿勢のようで、ナポリの他、ローマリーズも獲得に関心を示しているようです。

ナポリ加入が実現すれば、デンメ退団が有力視され、ロボトカのバックアッパーが不在となるアンカーで起用されるだけでなく、インサイドハーフでも起用できるでしょう。

またクラブレベルでの欧州カップ戦の出場も少なく、ステップアップとして魅力的ではないでしょうか。

セリエA屈指のトゥットカンピスタ(万能型MF)はどこでプレーすることになるか、今後の動向に注目です。

 

 

 

退団が予想される選手

次に、退団が予想される選手を取り上げます。

 

サルバトーレ・シリグ(イタリア代表)

生年月日:1987年1月12日(35歳)
ポジション:GK
移籍先候補:サレルタニーナ、カリアリ

かつてパリ・サンジェルマンで正GKを務め、イタリア代表でもEURO2020で第2GKを務めるなど、堅実なセービングを誇る、安定感の高いベテランGKです。

2017-18シーズンから4シーズン、トリノの正守護神を務め、昨シーズンはジェノアでリーグ戦37試合に出場し、正守護神を務めました。

しかしジェノアは昨シーズンのセリエAで19位に終わり、契約満了により今シーズンからフリーでナポリに加入し、昨シーズン限りで退団したダビド・オスピナ(現アル・ナスル)の後釜として期待が寄せられていました。

 

しかし、ここ数シーズンで時折不安定さを見せていたアレックス・メレトが今シーズンは大きく崩れることなく、安定したプレーを見せ、ここまでリーグ戦、チャンピオンズリーグともに全試合でゴールマウスを守り、シリグの出番はここまでありません。

アレックス・メレトの好調は嬉しい限りですが、出番が一気に少なくなってしまった経験豊かなベテランGKに対して、セリエAの他チームからの関心も高く、この冬での移籍も噂されています。

現時点では、サレルタニーナカリアリなどが移籍先候補として挙がっていますが、経験豊かなベテランGKは今後どこでプレーすることになるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

アレッサンドロ・ザノーリ(イタリアU-21代表)

生年月日:2000年10月3日(22歳)
ポジション:RSB、CB、RMF
移籍先候補:サレルタニーナ、サンプドリア

身長188㎝の恵まれたフィジカルに、優れた戦術眼と守備センスを併せ持つイタリアU-21代表の右サイドバックです。

2018年夏にカルピの下部組織からナポリの下部組織に加入し、レニャーゴへのレンタル移籍を経て、昨シーズンのセリエA第4節ウディネーゼ戦でトップチームデビューを果たし、昨シーズンはリーグ戦12試合に出場、シーズン後半戦は先発起用される試合もありました。

しかし、今シーズンはリーグ戦1試合、チャンピオンズリーグ2試合の途中出場にとどまっています。

 

経験を積ませるため、他チームへのレンタル移籍が検討されています。

移籍先としては、サレルタニーナサンプドリアなどが挙げられています。

ナポリザノーリとの契約は、今シーズン終了後に満了するため、レンタル先での活躍が契約延長に大きく関わってくることでしょう。

どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

※2023.1.7 サンプドリアへの今シーズン終了までのレンタル移籍が決定。

 

 

ディエゴ・デンメ(元ドイツ代表)

生年月日:1991年11月21日(31歳)
ポジション:DMF、RSB、CMF
移籍先候補:シュトゥットガルト、アウグスブルク、レバークーゼン、サレルタニーナ、アダマ・デミルスポル

豊富な運動量と対人守備の強さを持ち味とし、ビルドアップに積極的に参加しながら攻撃を組み立てていく守備的MFです。

カバーリング範囲の広さや素早い守備対応を見せ、ボール奪取し、守備強度を高めていく存在として、シーズンが終盤に行くにつれ、重宝されてきました。

2020年1月にライプツィヒからナポリに加入し、ガットゥーゾ前監督指揮下の20-21シーズンではリーグ戦24試合に出場し、2得点3アシストを記録。

スパレッティ監督1年目の昨シーズンも、故障離脱もありながらリーグ戦19試合に出場しましたが、今シーズンはここまでリーグ戦(第17節終了時点)で3試合に出場、スタメン出場はありません。

 

これまではロボトカとのポジション争いが繰り広げられていましたが、スパレッティ監督が展開する攻撃的サッカーにおいては、パス精度の高さと流動性を持ち味とするロボトカの方がやや優位に立っているようです。

7月のプレシーズンマッチでヒザを負傷し、後れを取ったのも大きいかもしれませんね。

ナポリとの契約は2024年6月末まで残っていますが、出場機会を優先し移籍に向けて動き出す可能性もあり、移籍先にはブンデスリーガ、セリエAのクラブをはじめ、モンテッラ監督率いるトルコのアダマ・デミルスポルもオファーを提示したようです。

デンメの守備の強さが必要とされる場面が後半戦も出てくると予想されますが、現状はなかなか厳しいようです。

ナポリ大ファンのイタリア人の父親を持ち、名前の由来はマラドーナと、ナポリ愛に溢れるデンメナポリを離れることになってしまうのか、今後の動向に注目です。

 

 

イルビング・ロサーノ(メキシコ代表)

生年月日:1995年7月30日(27歳)
ポジション:RWG、LWG、CF
移籍先候補:リバプール、アトレティコ・マドリード、エバートン

スピードとテクニックの高さを武器とし、右サイドを突破していくウインガーです。

キレのあるドリブルでサイドだけでなく中央にも仕掛けていき、決定力の高さも見られます。

 

前回のロシア大会に続き、カタールW杯でもメキシコ代表の主力として活躍し、グループステージ全3試合に先発出場しました。

2019年8月にPSVからナポリに加入すると、在籍3シーズン半で公式戦通算135試合に出場し、30得点16アシストを記録。

今シーズンもここまでリーグ戦(第17節終了時点)で16試合に出場し、3得点3アシストを記録しています。

しかし、リーグ戦のスタメン出場は8試合となっており、ポリターノラスパドーリらとの激しいポジション争いの中、レギュラーポジションを確保しているとは言い切れない状況です。

 

ロサーノナポリとの契約は2024年6月末までとなり、契約延長交渉の際、チーム最高年俸の450万ユーロ(約6億5000万円)を受け取るロサーノに対して、クラブは減俸を申し出たものの、ロサーノはこれを拒否し、この冬また来シーズン夏の移籍市場での放出の可能性も出ています。

ロサーノの契約解除金は1億3000万ユーロ(約187億3000万円)に設定されていますが、好条件のオファーが届いた場合は交渉に応じる姿勢のようです。

ロサーノ獲得には、リバプールアトレティコ・マドリードエバートンらが関心を示しています。

特にリバプールサラーのハックアッパー確保のためにロサーノ獲得に力を入れているようです。

今シーズンのナポリのRWGはハイレベルなポジション争いが行われていますが、ロサーノはここでナポリを去ることになるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

ヴィクター・オシムヘン(ナイジェリア代表)

生年月日:1998年12月29日(24歳)
ポジション:CF
移籍先候補:マンチェスター・ユナイテッド、チェルシー、レアル・マドリード、パリ・サンジェルマン

186㎝の長身と長い手足、高い身体能力を活かし、前線で躍動するナイジェリア代表のストライカーです。

ゴールへの嗅覚とポジショニングセンスは高く、一気に相手を振り切るスピードと加速力、フィジカルの強さ、セットプレー時での高さも申し分ありません。

 

2020年夏にリールから加入し、3シーズン目を迎えた今シーズンは、ここまで11試合に出場し9得点3アシストを記録、セリエA得点ランキングの首位に立っています。

毎シーズン、怪我による離脱はあるものの、セリエAでは2シーズン連続で二桁得点を記録、高い決定力を示し、オシムヘンナポリ不動の1トップとしての地位を築きつつあります。

そんなオシムヘンのここまでの活躍から、マンチェスター・ユナイテッドチェルシーバイエルン・ミュンヘンパリ・サンジェルマンなどが獲得に関心を示しています。

 

ナポリデ・ラウレンティス会長は、1億ユーロ(約144億円)以下ではオシムヘンは売らないと明言していますが、高さ、速さ、強さ、全てを兼ね備えた若きストライカーとしてヨーロッパ中の注目を集め、1億ユーロ以上支払ってでも獲得しようとするクラブも出てくることでしょう。

チャンピオンズリーグでの躍進、そして33年ぶりのスクデットに向けて、オシムヘンの活躍は不可欠だといえますが、いずれはビッククラブへとステップアップしていくことでしょう。

オシムヘンの未来に向けて、この冬、またそれ以降で何らかの動きがあると思われますが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

 

まとめ

いかがでしたか。

 

今回は、2023年冬のナポリの最新移籍情報と補強ポイント狙っていると噂の獲得候補選手退団が噂される選手を取り上げました。

 

新戦力が上手くマッチし、過去例に無い好スタートを切ったナポリですが、W杯中断明けの初戦となったセリエA第16節のインテル戦ではリーグ戦初黒星を喫し、ミランユベントスの勝ち点差も徐々に少なくなり、まだまだ安心できないですね。

昨シーズンの失速もあり、気を緩むことのできない試合が続きますが、なんとか後半戦を上手く乗り切り、歴史に残るチームとなって欲しいですね。

 

そして堂々のグループステージ首位突破となったチャンピオンズリーグですが、決勝トーナメント1回戦では、フランクフルトとの対戦が決定しています。

イタリア勢として、久々のベスト8進出だけでなく、その先への躍進も期待したいと思います。

 

ここまでは快調に進んでいたものの、ここから相手チームのマークも強くなり、これまで見せていた攻撃的なサッカーも影を潜める可能性もあります。

リーグ戦初黒星を喫したインテル戦では、クラワツヘリアオシムヘンが抑えられ、リーグ戦もまだユベントスとの対戦も2回残っており、優勝争いは最後までもつれ込みそうですね。

とはいえ、今シーズンのナポリの攻撃的なサッカーは多くのサッカーファンに衝撃を与え、魅了するものとなっています。

若い選手たちが中心となっているナポリがどこまで躍動するのか、後半戦のナポリの戦いぶりにも注目していきましょう。

 

他に気になるチームはありますか?

プレミアリーグ(イングランド)

 

ブンデスリーガ(ドイツ)

 

リーガエスパニョーラ(スペイン)

 

セリエA(イタリア)

 

リーグアン(フランス)

いつもありがとうございます!

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