国体(国民体育大会)2023成年・少年男子サッカーの日程まとめ！出場メンバーも調査！

新型コロナウイルスの影響により、2年連続で中止されていた国体(国民体育大会)が、昨年3年ぶりに栃木県で開催され、今年も鹿児島県で開催されます！

今年の大会名称は【燃ゆる感動かごしま国体】で、スローガンは「熱い鼓動、風は南から」です。

当初は2000年の開催予定でしたが、新型コロナウイルスの影響により開催が延期され、特別国民体育大会として3年越しの開催実現となります。九州最南端の地での熱い戦いに注目ですね。

今回は、成年・少年サッカーの情報をお伝えしていきたいと思います。

国体(国民体育大会)2023成年・少年男子サッカーの日程
国体(国民体育大会)2023成年・少年男子サッカーの出場メンバーは？
まとめ

の順でお伝えしていきます。

国体(国民体育大会)2023成年・少年男子サッカーの日程

期日

2023年10月12日(木)～10月16日(月)まで

種別

10/12(木)

10/13(金)

10/14(土)

10/15(日)

10/16(月)

成年男子

1回戦

準々決勝

準決勝

3位決定戦

決勝

少年男子

1回戦

2回戦

準々決勝

準決勝

3位決定戦

決勝

組み合わせ抽選：9月8日(金) 14:00～

会場

成年男子：志布志市運動公園陸上競技場(志布志市)
　　　　　しおかぜ公園(志布志市

少年男子：OSAKO YUYA Stadium(南さつま市)
　　　　　加世田運動公園多目的広場(南さつま市)
　　　　　鹿児島県立吹上浜海浜公園運動広場(南さつま市）

詳しい情報は右のリンクから →https://www.jfa.jp/match/nationalsportsfestival_2023/

国体(国民体育大会)2023成年・少年男子サッカーの出場メンバーは？

まず、出場資格についてですが、

　成年男子(15名)：2006年12月31日以前に生まれた者。高校2・3年生の登録人数は5名以内。
　少年男子(16名)：中学3年生を含む2009年4月1日以前に生まれた者～2007年1月1日以降に生まれた者。

となっています。

各代表の選手エントリーの期日は、成年男子、少年男子共に、2023年10月10日(火)午後2時までとなっています。

現在、各ブロックごとに予選が行われています。各ブロックごとの出場枠は以下の通りです。

ブロック名	成年男子	少年男子
開催県	1	1
北海道	1	1
東北	1	3
関東	3	4
北信越	2	2
東海	1	2
近畿	2	3
中国	1	3
四国	2	2
九州	2	3
計	16	24

各ブロックの予選を勝ち抜き、出場枠を勝ち取った代表は以下の通りです。

【成年男子】

開催県：鹿児島
北海道：北海道
東北：宮城
関東：群馬、茨城、千葉
北信越：新潟、石川
東海：岐阜
近畿：和歌山、京都
中国：広島
四国：高知、愛媛
九州：宮崎、佐賀

【少年男子】

開催県：鹿児島
北海道：北海道
東北：青森、宮城、福島
関東：茨城、群馬、東京、神奈川
北信越：新潟、長野
東海：静岡、愛知
近畿：大阪、京都、兵庫
中国：広島、鳥取、島根
四国：徳島、高知
九州：佐賀、熊本、福岡

ブロック大会での、各代表のメンバーは以下の通りです。リンク先からご覧ください。

成年男子

【北海道ブロック】

〈北海道〉 不明

【東北ブロック】

〈宮城〉(ソニー仙台FC)https://www.sonysendaifc.jp/clubs/top_players

【関東ブロック】

〈群馬〉https://www.goalnote.net/detail-team.php?tid=15133
〈茨城〉https://www.goalnote.net/detail-team.php?tid=15133
〈千葉〉https://www.goalnote.net/detail-team.php?tid=15133

【北信越ブロック】

〈新潟〉不明
〈石川〉不明

【東海ブロック】

〈岐阜〉https://www.fc-gifu.com/news_game/115871.html

【近畿ブロック】

〈和歌山〉https://www.goalnote.net/detail-team.php?tid=15016
〈京都〉https://www.goalnote.net/detail-team.php?tid=15016

【中国ブロック】

〈広島〉不明

【四国ブロック】

〈高知〉https://fctokushima2016.com/game/2023/08/6182/
〈愛媛〉https://efa.jp/manage/wp-content/uploads/meeting/2023/08/fa-23-kokutai-shikoku-narunen_result-0812.pdf

【九州ブロック】

〈宮崎〉https://www.goalnote.net/detail-team.php?tid=15173
〈佐賀〉https://www.goalnote.net/detail-team.php?tid=15173

【開催県】

〈鹿児島〉不明

少年男子

【北海道ブロック】

〈北海道〉不明

【四国ブロック】

〈高知〉不明
〈徳島〉不明

【九州ブロック】

〈福岡〉https://www.juniorsoccer-news.com/post-1505356
〈佐賀〉https://www.juniorsoccer-news.com/post-1505445
〈熊本〉https://www.goalnote.net/detail-team.php?tid=15176

【開催県】

〈鹿児島〉不明

注目選手

現時点で、特別国民体育大会の出場選手は確定していませんが、ブロック予選に出場した選手のうち、本大会の出場も有力視される注目選手を取り上げます。

【成年男子】

小林心(高知県/高知ユナイテッドSC)

前半4分高知ユナイテッド先制。

ガンバ大阪0-1高知ユナイテッド#天皇杯 pic.twitter.com/hQUt4KTIEt

— もん (@football_80D) June 7, 2023

生年月日：2000年9月29日(22歳)
ポジション：FW

比較的J1勢の敗退が少なかった2023年の天皇杯2回戦において、ガンバ大阪を２－１で下し、ジャイアントキリングを起こした高知ユナイテッドSCのFWです。

ガンバ大阪との一戦では、中盤でボールを奪い、素早い攻撃からコースを狙ったシュートを決め、先制点を挙げました。

2023年度、流通経済大から高知ユナイテッドSCに入団したばかりのルーキーですが、天皇杯でのゴールだけでなく、JFLでも2得点(8/25現在)を決めており、四国ブロックの代表決定戦となった徳島県代表(FC徳島)との一戦でもハットトリックを決め、国体出場権獲得に大きく貢献しました。

天皇杯では、ガンバ大阪、横浜FCを破り、ラウンド16で惜しくも川崎フロンターレに敗れたものの、攻守の切り替えの速さやプレッシングの強さはJ1勢を十分苦しめるものとなっていました。

前線から果敢にプレスを仕掛ける小林をはじめ、堅守の中心となったGK上田やCB今井など注目選手が揃う高知ユナイテッドSCが中心となる高知県代表に注目ですね。

【少年男子】

黒木雄也(佐賀県/サガン鳥栖U-18)

【今日のヒーロー】
佐賀県選抜U-16(写真左から)ゴールを決めた
山村チーディ賢斗(サガン鳥栖U-18)
新川志音(サガン鳥栖U-18)
水巻時飛(サガン鳥栖U-18)
黒木雄也(サガン鳥栖U-18)

国体九州ブロックサッカー大会(ミニ国体)
《少年男子3日目》
佐賀県選抜 4-0 福岡県選抜 pic.twitter.com/MqU0DKG2Yg

— コーイチフォト_福岡県高校サッカーフォトメディア (@KoichiOtaguro) August 21, 2023

生年月日：2007年12月4日(15歳)
ポジション：CB、RSB

現役の日本代表がなかなか出場しない国体において、2022年にはU-15日本代表に選出され、2023年3月にはU-16日本代表、そして6月にはU-17アジアカップの日本代表メンバーにも選出されるなど、世代別の代表経験が豊富な新進気鋭のディフェンダーです。

今年4月のU-17代表候補のトレーニングキャンプでは、身長183㎝の上背を武器に、アグレッシブな守備を見せ、フィジカルで上回る大学生にも果敢にアタックしていました。

また持ち前の精度の高い縦パスも随所で見せ、高い評価を得ていました。

フィジカル面での課題もありますが、これからの成長が大きく期待される逸材です。

近年育成力に定評のあるサガン鳥栖U-18からは、樋口雄太(鹿島)、松岡大起(グレミオ・ノヴォリゾンチーノ)、大畑歩夢(浦和)、本田風智(鳥栖)などトップチームに昇格し、活躍している選手たちも多く、2022年度は福井太智(バイエルン・ミュンヘンⅡ)を擁して、U-18プレミアリーグを制しました。

今大会もサガン鳥栖U-18から選出されている選手も多く、佐賀県の活躍にも注目ですね。

まとめ

いかがでしたか。

今回は、国体(国民体育大会)2023成年・少年男子サッカーの日程に加えて、出場メンバーもお伝えしました。

Jクラブの主力や、世代別の日本代表などはなかなか出場しない大会ですが、天皇杯でジャイアントキリングを起こしたJFLクラブの選手を中心に、まだ名が知られていない選手たちが多く出てきます。

もしかしたらこの国体での活躍をキッカケにJクラブに引き抜かれる選手もいるかもしれませんね。

各県のクラブ、大学、高校、Jクラブユースをはじめ、地元愛に溢れた選手たちが躍動する、国体のサッカーにも注目ですね！

いつもありがとうございます！