6/1(水)~6/19(日)にかけて、2年に1度行われるU23アジアカップがウズベキスタンで開催されます。
これまでは「AFC U23選手権」という名称でしたが、今大会から「AFC U23アジアカップ」と名称が変更されます。
2014年に第1回が行われ、夏季オリンピックの開催年に開催される大会は、オリンピックの最終予選も兼ねています。
日本は、リオデジャネイロ・オリンピックの最終予選も兼ねていた2016年第2回大会で優勝しました。
南野や浅野、遠藤といった現A代表の主力が大きく躍動していましたね。
しかし、2020年に行われた前回大会では、開催国としてオリンピックの出場枠は確保していたものの、グループステージ敗退となってしまいました。
今大会は、2024年パリ・オリンピックに向けての試金石となり、U-23ドバイカップを制した大岩剛新監督がチームの基盤を固める重要な機会となるでしょう。
ということで今回は、「2022 AFC U23アジアカップ」の
- 組み合わせと結果速報!
- 日本代表メンバー
- テレビ放送予定・無料視聴方法も調査!
- まとめ
の順でお伝えしていきます。
組み合わせと結果速報!
組み合わせと対戦表は以下の通りです。
グループステージ
グループA
順位 | 国名 | 勝点 | 勝 | 負 | 分 | 得失点 |
1 | ウズベキスタン | 7 | 2 | 0 | 1 | 7 |
2 | トルクメニスタン | 4 | 1 | 1 | 1 | 0 |
3 | イラン | 2 | 0 | 1 | 2 | -1 |
4 | カタール | 2 | 0 | 1 | 2 | -6 |
第1節
日付 | 時間 | 対戦カード |
6/1 | 22:00~ | イラン 1 × 1 カタール |
6/2 | 0:00~ | ウズベキスタン 1 × 0 トルクメニスタン |
第2節
日付 | 時間 | 対戦カード |
6/4 | 22:00~ | トルクメニスタン 2 × 1 イラン |
6/5 | 0:00~ | カタール 0 × 6 ウズベキスタン |
第3節
日付 | 時間 | 対戦カード |
6/8 | 2:00~ | カタール 2 × 2 トルクメニスタン |
6/8 | 2:00~ | ウズベキスタン 1 × 1 イラン |
グループB
順位 | 国名 | 勝点 | 勝 | 負 | 分 | 得失点 |
1 | オーストラリア | 7 | 2 | 0 | 1 | 3 |
2 | イラク | 5 | 1 | 0 | 2 | 2 |
3 | ヨルダン | 4 | 1 | 1 | 1 | 0 |
4 | クウェート | 0 | 0 | 3 | 0 | -5 |
第1節
日付 | 時間 | 対戦カード |
6/1 | 22:00~ | オーストラリア 2 × 0 クウェート |
6/2 | 2:00~ | ヨルダン 1 × 1 イラク |
第2節
日付 | 時間 | 対戦カード |
6/4 | 22:00~ | イラク 1 × 1 オーストラリア |
6/5 | 2:00~ | クウェート 0 × 1 ヨルダン |
第3節
日付 | 時間 | 対戦カード |
6/7 | 22:00~ | オーストラリア 1 × 0 ヨルダン |
6/7 | 22:00~ | イラク 3 × 1 クウェート |
グループC
順位 | 国名 | 勝点 | 勝 | 負 | 分 | 得失点 |
1 | 韓国 | 7 | 2 | 0 | 1 | 4 |
2 | ベトナム | 5 | 1 | 0 | 2 | 2 |
3 | タイ | 4 | 1 | 1 | 1 | 2 |
4 | マレーシア | 0 | 0 | 3 | 0 | -8 |
第1節
日付 | 時間 | 対戦カード |
6/2 | 22:00~ | 韓国 4 × 1 マレーシア |
6/3 | 0:00~ | タイ 2 × 2 ベトナム |
第2節
日付 | 時間 | 対戦カード |
6/5 | 22:00~ | ベトナム 1 × 1 韓国 |
6/6 | 0:00~ | マレーシア 0 × 3 タイ |
第3節
日付 | 時間 | 対戦カード |
6/8 | 22:00~ | 韓国 1 × 0 タイ |
6/8 | 22:00~ | ベトナム 2 × 0 マレーシア |
グループD
順位 | 国名 | 勝点 | 勝 | 負 | 分 | 得失点 |
1 | サウジアラビア | 7 | 2 | 0 | 1 | 7 |
2 | 日本 | 7 | 2 | 0 | 1 | 4 |
3 | UAE | 3 | 1 | 1 | 0 | -1 |
4 | タジキスタン | 0 | 0 | 3 | 0 | -10 |
第1節
日付 | 時間 | 対戦カード |
6/3 | 22:00~ | UAE 1 × 2 日本 |
6/4 | 0:00~ | サウジアラビア 5 × 0 タジキスタン |
第2節
日付 | 時間 | 対戦カード |
6/6 | 22:00~ | 日本 0 × 0 サウジアラビア |
6/7 | 0:00~ | タジキスタン 0 × 2 UAE |
第3節
日付 | 時間 | 対戦カード |
6/9 | 22:00~ | 日本 3 × 0 タジキスタン |
6/9 | 22:00~ | サウジアラビア 2 × 0 UAE |
決勝トーナメント
準々決勝
日付 | 時間 | 対戦カード |
6/12 | 1:00~ | M1 ウズベキスタン 2(3PK2)2 イラク |
6/12 | 22:00~ | M2 韓国 0 × 3 日本 |
6/11 | 22:00~ | M3 オーストラリア 1 × 0 トルクメニスタン |
6/13 | 1:00~ | M4 サウジアラビア 2 × 0 ベトナム |
準決勝
日付 | 時間 | 対戦カード |
6/15 | 22:00~ | M5 ウズベキスタン × 日本 |
6/16 | 1:00~ | M6 オーストラリア × サウジアラビア |
3位決定戦
日付 | 時間 | 対戦カード |
6/18 | 22:00~ | M5の敗者 × M6の敗者 |
決勝
日付 | 時間 | 対戦カード |
6/19 | 22:00~ | M5の勝者 × M6の勝者 |
※全て日本時間表記。
日本代表メンバー
パリ・オリンピックを目指す日本代表はどんな布陣になるでしょうか?
2001年以降生まれの選手たちで構成されますが、今大会で、チームの基盤がある程度見えてくることでしょう。
ドバイカップU-23決勝
日本 1−0 サウジアラビアFW細谷真大(柏)の1得点を守り抜き、2歳年長のサウジアラビアを撃破。パリ五輪を目指すU-21日本代表の船出は無失点優勝でスタート! pic.twitter.com/2IWh2l5W3e
— 川端 暁彦 (@gorou_chang) March 29, 2022
今回の招集メンバーは以下の通りです!
GK
- 小久保玲央ブライアン (ベンフィカ)
- 佐々木 雅士 (柏レイソル)
- 鈴木 彩艶 (浦和レッズ)
DF
- 内野 貴史 (デュッセルドルフ)
- 西尾 隆矢 (C大阪)
- 木村 誠二 (モンテディオ山形)
- 加藤 聖 (V・ファーレン長崎)
- 馬場 晴也 (東京ヴェルディ)
- 半田 陸 (モンテディオ山形)
- 畑 大雅 (湘南ベルマーレ)
- 鈴木 海音 (栃木SC)
- チェイス・アンリ (尚志高)
MF
- 松岡 大起 (清水エスパルス)
- 斉藤 光毅 (ロンメル)
- 山本 理仁 (東京ヴェルディ)
- 藤田譲瑠チマ (横浜F・マリノス)
- 松木 玖生 (FC東京)
- 小田 裕太郎 (ヴィッセル神戸) → 体調不良の為不参加
- 三戸 舜介 (アルビレックス新潟)
- 小田 裕太郎 (ヴィッセル神戸)
- 山田 楓喜 (京都サンガF.C.)
FW
- 藤尾 翔太 (徳島ヴォルティス)
- 細谷 真大 (柏柏レイソル)
- 鈴木 唯人 (清水エスパルス)
ちなみに、3/23に行われたドバイカップU-23クロアチア戦のスタメンは以下の通りです。
決定力不足はありましたが、両サイドに配置したドリブラーが躍動し、切り崩しの形も見えてきました。
DFラインも安定した活躍を見せ、中盤の両ボランチは安定しており、組み立てや守備面で大きく貢献していました。
この4-2-3-1が基本軸になると思いますが、飛び級で招集されたチェイス・アンリや松木玖生が起用されることで、FC東京と同じく4-3-3のフォーメーションが採用されることもあるかもしれません。
なお、今回は招集されていないものの、パリ世代のメンバーとしてあげられるのは…
DF
- 大畑 歩夢 (浦和レッズ)
- 中野 伸哉 (サガン鳥栖)
MF
- 櫻井 辰徳 (徳島ヴォルティス)
- 平岡 大陽 (湘南ベルマーレ)
- 宮城 天 (川崎フロンターレ)
- 中井 卓大 (レアル・マドリード・カスティージャ)
- 武田 英寿 (大宮アルディージャ)
FW
- 久保 建英 (マジョルカ)
- 櫻川 ソロモン (ジェフユナイテッド千葉)
- 鮎川 峻 (サンフレッチェ広島)
- 福田 師王 (神村学園高)
など、所属チームで主力を担っていたり、海外で期待されている選手も多く、タレントが揃っています。
もちろん、今回のU23アジアカップでは必ずしもベストメンバーを招集できるとは限りませんが、アジアの中でも国際経験は抜きんでている世代といえるでしょう。
U23アジアカップでは、まずグループステージでサウジアラビアやUAEといった中東勢と同組になりましたが、こことどう渡り合えるのかが注目です。
その後は、韓国やイランといった強豪との対戦の可能性が高いですが、優勝できる戦力は十分ありますので、期待したいですね。
テレビ放送予定・無料視聴方法も調査!
テレビ放送予定についてですが、現在開催されているU23アジアカップの前哨戦ドバイカップU-23は「CSテレ朝チャンネル2」で独占生中継されています。
U23アジアカップの放送予定ですが、AFCと2028年まで長期契約を結んだDAZNの独占配信が決まっています。
オリンピック最終予選も兼ねた2024年、2028年大会は地上波との並列放送もありますが、今回はオリンピック最終予選は兼ねていないので、地上波の放送はおそらくないでしょう。
DAZNでの放送予定は以下の通りです。
- 2022年6月3日(金) 22:00 Kick off グループD1節 UAE – 日本(パフタコール・スタジアム)
- 2022年6月6日(月) 22:00 Kick off グループD2節 日本 – サウジアラビア(パフタコール・スタジアム)
- 2022年6月9日(木) 22:00 Kick off グループD3節 日本 – タジキスタン(ブニョドコル・スタジアム)
※全て日本時間。放送予定は変更になる可能性あり。
無料視聴放送についてですが、現在行われているドバイカップU-23を中継している「CSテレ朝チャンネル2」にを視聴するためには、スカパーに加入しなければいけません。
加入月は0円ですが、その後は月額1,100円になりますので、CSテレ朝チャンネル2で放送されるかどうか分からない状況では、無料視聴は難しいでしょう。
DAZNも無料トライアル期間が廃止されたため、完全な無料視聴放送はおそらくないでしょう。
ワールドカップ出場権獲得がかかったオーストラリアとのアウェーでの大一番も、結局地上波の放送は無く、DAZNでの独占配信となったので、DAZNの牙城を崩すのはそう簡単ではないですね。
まとめ
いかがでしたか。
今回は、『AFC U23アジアカップ2022組み合わせと結果速報!テレビ放送予定・無料視聴方法も調査!』と題してお伝えしました。
昨年行われた東京オリンピックでは、惜しくも4位とメダルまであと一歩手が届きませんでしたが、パリ世代はオリンピックまでまだ2年あるこの時点で、Jクラブで出場機会をある程度確保している選手や、海外クラブでも活躍している選手も多く、経験値では前回の世代よりも多いといえるでしょう。
悲願のメダル獲得の期待を膨らませるためにも、「U23アジアカップ」でどんな戦いをみせてくれるか、注目したいですね。
いつもありがとうございます!
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