インテリスタの皆さん、こんにちは。
昨シーズン、11シーズンぶりのスクデットを獲得し、セリエA連覇を目指し、冬の移籍期間前には首位に立っていましたが、2022年に入り、第24節のミラノダービーに敗れ、さらに第26節サッスオーロ戦でも敗れ、引き分けも多く、取りこぼしが目立ちました。
失点数はリーグ全体でナポリ(22失点)に次ぐ2位(24失点)と強固な守備力を誇っていますが、前半戦猛威を振るっていた攻撃陣が影を潜め、得点力不足が顕著になっていました。
現在第30節終了時点で首位ミランと勝ち点差6ptの3位に位置しています。
2位ナポリとは勝ち点差3pt、4位ユヴェントスとは勝ち点差1ptと上位が混戦模様になってきて、今シーズンは終盤まで優勝争いが繰り広げられそうです。
ということで今回は、インテルの21-22シーズン後半戦の
- 最新移籍情報まとめ
- スタメン・フォーメーション予想
- まとめ
の順にお伝えしていきます。
最新移籍情報まとめ
21-22シーズン冬の移籍期間での選手の動きは以下の通りです。
〈IN〉
pos. | 選手名 | 前所属 | 移籍形態(移籍金) |
DF | ロビン・ゴセンス | アタランタ(イタリア) | レンタル(23年6月末まで、条件付き買取義務) |
FW | フェリペ・カイセド | ジェノア(イタリア) | レンタル(22年6月末まで) |
〈OUT〉
pos. | 選手名 | 移籍先 | 移籍形態(移籍金) |
MF | ステファーノ・センシ | サンプドリア(イタリア) | レンタル(22年6月末まで) |
まずは、アタランタからLWBのゴセンスを獲得しました。
人気銘柄でもあり、ニューカッスルから高額オファーもありましたが、インテルへの移籍を決断しました。
昨年9月末に背負ったハムストリングの負傷から、先日実戦復帰を果たしたばかりですので、故障なく残りのシーズンを過ごして、来シーズン以降はLWBのレギュラーに定着して欲しいですね。
あと、CFのバックアッパーとして、昨シーズンラツィオでシモーネ・インザーギ監督の教え子だったカイセドをジェノアからレンタルで獲得しました。
経験あるベテランですし、インザーギ監督も起用法をよく熟知していることでしょう。
📣 | ANNOUNCEMENT
Robin Gosens is an Inter player! ⚫️🔵
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— Inter 🏆🇮🇹 (@Inter_en) January 27, 2022
一方、センシはサンプドリアに今シーズン終了までのレンタル移籍となりました。
今シーズンは怪我の影響により、先発出場は1試合のみで、中盤の選手層の厚さからなかなか出場機会を得ることができませんでした。
サンプドリア移籍後は、早速先発出場し、ゴールを決め、先発出場を続けています。
イタリア代表にも選ばれた実力者でもあるので、試合勘を取り戻し、徐々に復活して欲しいですね。
スタメン・フォーメーション予想
21-22シーズン後半戦のインテルの基本フォーメーション予想です。
各ポジションごとに分析してみましょう。
〈GK&DF〉
正GKはハンダノビッチが務めます。
37歳になりましたが、安定したセービング技術はもちろんのこと、正確なパス捌きで後方からの組み立てに大きく貢献しています。
後継者確保がここ最近の補強テーマとしてあげられており、アヤックスのオナナの獲得が間近であるとの報道もありましたが、逆にハンダノビッチが好調なだけに、後継者の獲得は来シーズン以降でも大丈夫でしょう。
DFラインは、昨シーズンのコンテ監督と同様、シュクリニアル、デ・フライ、バストーニの3バックが盤石の体制を築いています。
バックアッパーですが、ラノッキアや、WBのダンブロージオやディマルコ、コラロフも対応可能で、選手を上手く入れ替えつつも、システムを変え強度が失われることなく、シーズンを送ることが出来ています。
〈MF〉
アンカーはブロゾビッチが務めます。
ここは、現在のインテルの中で最も代えのきかないポジションと言えるでしょう。
視野の広さから、長短問わず正確なパスを供給するだけでなく、カバーリングの速さと対人守備の強さから、相手の攻撃の芽を摘み取り、豊富な運動量で攻守において大きな働きをしています。
WBですが、右はダンフリースが務めます。
攻撃的なWBとして高い位置を保ち、ゴール前に顔を出し得点を決めるパターンが中盤戦からみられるようになりました。
またダンフリースよりもやや守備的ではありますが、ダルミアンもRWBとして起用され、バランスを保ち安定感をもたらしています。
昨シーズンのハキミ程の脅威はありませんが、ある程度の穴埋めは出来ています。
左はペリシッチが務めます。
経験あるベテランは、正確なポジショニングと積極的な攻撃参加のタイミングが冴え、左サイドの安定感をもたらしています。
ペリシッチとインテルとの契約は今シーズンまでとなっており、契約延長の発表はまだなく、ゴセンスも獲得したことから、今シーズンでインテルを去るのではないかと言われていますが、頼れる存在としてチームに大きく貢献してくれることでしょう。
あと控えには、ディマルコがいます。
2枚のインサイドハーフはバレッラとハカン・チャルハノールが務めます。
バレッラは豊富な運動量で縦横無尽にピッチを駆け回るだけでなく、リーグ2位の9アシストを記録し、攻守において大きな働きを見せています。
ハカン・チャルハノールも巧みなポジショニングと正確なパスやシュートからチャンスやゴールを生み出し、ここまでチーム全体で3番目の6得点、そしてチームでは2番目、リーグでも4番目の8アシストを記録しています。
バックアッパーには経験あるベテランのビダルやベシーノ、ガリアルディーニも控えています。
〈FW〉
これまで絶対的な存在であったルカクが抜けたものの、前半戦はその穴を感じさせないリーグ屈指の得点力を発揮していました。
その原動力となったのは、ラウタロ・マルティネスとジェコの2トップです。
ラウタロは第18節まで11得点を決め、シーズン20得点も射程圏内にいれていましたが、19節以降9試合ゴールがなく、ここ最近不調にあえいでいましたが、先日行われた第28節サレルニターナ戦ではハットトリックを決めました。
2026年までの契約延長も発表され、インテルのエースとしてますます活躍を期待したいですね。
一方、35歳のベテランFWのジェコは、昨シーズンのルカクと同じような高さと強さを発揮し、経験からの勝負強さや決定力を見せています。
ジェコもラウタロと同じく、前半戦と比べてここ最近はゴールから遠ざかっていましたが、第28節サレルニターナ戦では2ゴールを決めました。
ここからまたこの2トップがゴールラッシュを見せてくれるのか、注目ですね。
控えには、コレアや、サンチェス、カイセドといった経験値あるベテラン勢がいます。
欲を言えば、若手のストライカーがもう1枚欲しいところですね。
まとめ
いかがでしたか。
今回は、『インテル2021-22最新スタメン・フォーメーションまとめ!移籍新加入選手も調査!』と題してお伝えしました。
シーズン中盤での躓きから、今シーズンのセリエAはギリギリまで優勝争いが繰り広げられそうですが、何とかスクデットを獲得し、連覇を成し遂げて欲しいですね。
そして、惜しくもCLはベスト16でリバプールに敗れてしまいましたが、来シーズン以降では、欧州の舞台での活躍も期待したいと思います。
セリエAは来シーズン以降も実力の拮抗した4~5チームのハイレベルな争いが続くことでしょう。
ここ数シーズンは圧倒的な1強時代が続いただけあって、こうした争いがリーグ全体の底上げとなることにも期待したいと思います。
いつもありがとうございます!
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