リーズ2023冬の最新移籍情報まとめ!補強が噂される新加入獲得候補選手・退団リストも調査!

ホワイツファンの皆さん、こんにちは。

 

ここ数シーズン、サイドを広く使ったダイナミックな攻撃と、強度の高いマンツーマン・ディフェンスで、プレミアリーグを席巻してきたリーズですが、昨シーズンは攻守両面において選手にハードワークを求めるビエルサ監督のサッカーに陰りが生じ、守備の崩壊や主力の負傷離脱も相まって、大きく低迷してしまいました。

開幕からなかなか降格圏を抜け出すことは出来ず、第27節トッテナム戦で0-4の敗戦後、クラブはビエルサ監督を解任し、後任にライプツィヒを率いていたマーシュ監督が就任しました。

マーシュ監督就任後も勝ち負けを繰り返し、降格圏から抜け出すことは出来ず、最終節の時点では18位と降格圏に沈んでいましたが、最終節ブレントフォード戦の後半アディショナルタイム、ジャック・ハリソンが劇的な逆転ゴールを奪い、バーンリーを抜き、見事残留を決めました。

 

苦しいシーズンからの巻き返しを図るべく、マーシュ監督の下、新しいスタイルを築くために、この夏の移籍市場では積極的な動きを見せてました。

これまでチームの主力として活躍してきたハフィーニャバルセロナに、カルヴァン・フィリップスマンチェスター・シティに放出しましたが、1億700万ユーロ(約150億円)ともいわれる二人の売却益で、マーシュ監督の古巣であるザルツブルクからアーロンソンとラスムス・クリステンセン、ライプツィヒからアダムズを獲得、さらにバイエルン・ミュンヘンで出場機会を失っていたマルク・ロカ、昨シーズンのカンファレンスリーグ準優勝のフェイエノールトからシニステラ、チューリッヒからイタリア代表の期待の新星ニョントを獲得し、実力者を多く集め、チームの陣容は大きく変わりました。

 

マーシュ監督はザルツブルクライプツィヒ時代から貫いてきた、縦に速く強度の高いプレスを推し進める“RBスタイル”をリーズにも植え付け、若くエネルギッシュな選手たちがピッチを躍動し、プレミアリーグで強豪クラブを苦しめる戦いぶりを見せています。

第3節チェルシー戦では、相手を運動量で圧倒し、3-0で勝利し、第11節アーセナル戦では敗れはしたものの、前線からの強度の高いプレスでアーセナルのDFラインを苦しめていました。

第14節リバプール戦では終了間際のサマービルの劇的な決勝ゴールで勝利を収め、その後トッテナムマンチェスター・シティと敗れはしたものの、圧倒された印象は無く、ほぼ互角に渡り合っていました。

 

昨シーズンは大きく崩壊した守備も、第5節ブレントフォード戦では5失点を喫したものの、後に引きずることはなく、シーズンをなんとか乗り切っています。

新戦力からも明らかなように、マーシュ監督の哲学である“RBスタイル”にある程度精通し、若くエネルギッシュな選手たちを多く獲得する傾向が強くなっており、この冬もそのスタンスは変わらないことでしょう。

 

ということで今回は、プレミアリーグ復帰から、また新たなスタイルを築きつつあるリーズ・ユナイテッドの2023年冬

  • 最新移籍情報と補強ポイント
  • 狙っていると噂の獲得候補選手
  • 退団が予想される選手
  • まとめ

の順でお伝えしていきます。

最新移籍情報と補強ポイント

現時点で決まっているリーズの新加入・退団選手は以下の通りです。

 

〈加入〉 

pos. 選手名 年齢 前所属 移籍形態(移籍金)
DF マキシミリアン・ウーバー 24 ザルツブルク 完全移籍(1000万ポンド、4年半契約)

 

マキシミリアン・ウーバー(オーストリア代表)

生年月日:1998年2月4日(24歳)
ポジション:CB、LSB

身長188㎝のフィジカルを活かした対人守備に定評があり、熱い闘志を持ちつつ、落ち着いた守備対応を見せ、DFラインを統率する左利きのセンターバックです。

オーストリア代表では、カタールW杯欧州予選後、ネーションズリーグからレギュラーに定着し、次世代のDFリーダーとしての活躍も期待されています。

 

2017年8月にラピド・ウィーンからアヤックスに加入し、その後セビージャを経て、2019年8月にザルツブルクに加入。

マーシュ監督指揮時の19-20、20-21シーズンの計2シーズンで、リーグ戦44試合に出場し、主力として活躍。

昨シーズンもリーグ戦22試合に出場し、4得点1アシストを記録、チャンピオンズリーグのベスト16進出にも大きく貢献しました。

 

2023年1月3日に2027年6月末までの4年契約、移籍金1000万ポンド(約15億5000万円)での完全移籍でリーズへの加入が発表されました。

夏のアーロンソンクリステンセンに続き、古巣ザルツブルクからの加入となり、ますますリーズのサッカーにマーシュ監督のカラーが強く反映されていくでしょう。

CBだけでなく、LSBでも起用できるユーティリティ性もあり、マーシュ監督の起用法にも注目が集まります。

そして1月13日に行われたプレミアリーグ第20節アストン・ヴィラ戦では後半21分から途中出場し、プレミアリーグデビューを果たしました。

今後は先発起用も増えていくと予想されますが、マーシュ監督の下で主力として活躍した若きDFリーダーの成長にも期待ですね。

 

 

〈退団〉 

pos. 選手名 年齢 移籍先 移籍形態(移籍金)
MF マテウシュ・クリヒ 32 DCユナイテッド(MLS) 完全移籍(フリー、2年契約)

 

マテウシュ・クリヒ(ポーランド代表)

生年月日:1990年6月13日(32歳)
ポジション:CMF、OMF

熱いハートを前面に出し、豊富な運動量でピッチを駆け回り、スペースへの抜け出しの動きも上手く、強烈なミドルシュートを武器とするCMFです。

ポーランド代表では、カタールW杯のメンバー入りは逃したものの、EURO2020などに出場するなど、通算41試合のキャップ数を誇ります。

 

2018年夏にユトレヒトからリーズに加入し、ビエルサ前監督の下で主力として活躍、2019-20シーズンのチャンピオンシップを制し、13年ぶりのプレミアリーグ昇格に大きく貢献、プレミアリーグ昇格後も、豊富な運動量と鋭い動き出しを見せ、ビエルサ・サッカーを体現する役割を果たしていました。

昨シーズンもリーグ戦33試合、うち先発出場26試合に出場しましたが、大型補強の煽りを受けた今シーズンは、リーグ戦14試合に出場しているものの先発出場は無く、序列が低下してしまいました。

そんな中、MLSのDCユナイテッドへの完全移籍が決定し、1月末でのリーズの退団が決定しました。

 

リーズ通算195試合に出場し、24得点21アシストを記録した経験あるCMFについて、DCユナイテッドの監督を務めるウェイン・ルーニー監督は、「マテウシュは一流のミッドフィルダーであり、我々のチームにトップレベルの経験を加えてくれるだろう。…彼のビジョン、パスの幅、得点力は今シーズン、我々にとって大きな財産となるだろう」とコメントし、期待を寄せています。

近年の躍進を象徴する一人がチームを去りますが、新天地での活躍も期待したいと思います。

 

 

それではまず、リーズの2023年冬の移籍市場での補強ポイントを確認してみると、

  1. ストライカー
  2. CMF
  3. LSB

が挙げられるでしょう。

 

ストライカー

ここまでのリーグ戦でのチームのトップスコアラーは、10得点を記録しているロドリゴで、リーグ全体でも5位につけています。

しかし、ロドリゴの後に付けるのは、4得点を記録しているサマービルとなっており、得点力が課題となっています。

ここ数シーズンはバンフォードがCFを務めてきましたが、昨シーズンに引き続き、今シーズンも不調から抜け出せていません。

若手のサマービルニョントも二列目でのスタメン起用が増えてきましたが、フィジカル不足の感は否めず、本格的にレギュラーとして起用されるにはまだ時間がかかりそうです。

トップ下のアーロンソンやWGのハリソンシニステラの得点力にも期待したいところですが、若手の売り出し中のストライカーを獲得するのも悪くないでしょう。

 

 

CMF

これまでチームの中盤の軸として活躍してきたカルヴァン・フィリップスが抜け、今シーズンからは新戦力のアダムズマルク・ロカがボランチのコンビを組んでいます。

ボール奪取力に長けたアダムズが中盤でボールを刈り取り、マルク・ロカが素早く前線にパスを供給するなど、マーシュ監督のスタイルを体現する上で、欠かせない存在となっています。

しかし、クリヒの退団が決まり、バックアッパーとして残るのはフォーショーと18歳のギャビとなっています。

リーグ戦1試合に出場しているギャビに関しては、経験不足は否めず、バックアッパーの確保が求められるでしょう。

 

 

LSB

マーシュ監督は、LSBに本来CBのストライクを起用し、昨シーズンのリーグ戦で24試合に出場したジュニオール・フィルポはリーグ戦2試合のみの出場と大きく序列を落とし、この冬での移籍の噂が挙がっています。

仮にジュニオール・フィルポが移籍となれば、バックアッパーは不在となります。

レンタル中の若手DFを呼び戻して、今シーズンをしのぐという可能性もありますが、攻守両面で強度を発揮できるLSBの獲得が出来れば良いでしょう。

 

 

 

狙っていると噂の獲得候補選手

では、ピックアップした補強ポイントに沿って、狙っていると噂の獲得候補選手を取り上げます。

 

ストライカー

ジョルジニオ・ルター(ホッフェンハイム/フランスU-21代表)

生年月日:2002年4月20日(20歳)
ポジション:CF

強靭なフィジカルと身体能力の高さを生かし、縦への推進力が強いドリブル突破を見せ、決定力の高さも定評がある若手のストライカーです。

足元の技術の高さにも定評があり、総合力の高いストライカーとして欧州でも注目の存在となっています。

 

20-21シーズンにレンヌでプロデビューを果たし、その半年後の2021年2月にはホッフェンハイムに移籍、昨シーズンはリーグ戦33試合に出場すると、8得点4アシストを記録、今シーズンもここまでリーグ戦(第15節終了時点)で15試合に出場し、2得点2アシストを記録、昨シーズンほどのペースではないものの、まだ20歳の若者としては、欧州トップリーグで上々の成績を収めています。

ルター獲得に向けて動き出しているリーズホッフェンハイムとの交渉は大詰めを迎えており、移籍金はボーナス込みの3550万ポンド(約55億5000万円)となる見込みで、2019年にロドリゴを獲得した際にバレンシアに支払った移籍金2700万ポンドを超えるクラブ史上最高額になると報道されています。

 

ルター獲得が実現すれば、推進力の高さを生かして、マーシュ監督のスタイルにも合いそうですし、期待の若手ストライカーとしても注目を集めそうですね。

正式発表は間近だといわれていますが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

※2023.1.14 2028年6月末までの5年半契約での完全移籍が決定。

 

 

ヴィクトル・ギェケレシュ(コベントリー・シティ/スウェーデン代表)

生年月日:1998年6月4日(24歳)
ポジション:CF、WG

足元の技術の高さと身のこなしの巧さが光り、ボールキープでチャンスメイクしていくだけでなく、自らも積極的にドリブルで仕掛け、シュートを放ち、ゴールを狙っていくスウェーデン代表のストライカーです。

今シーズンはチャンピオンシップで得点ランキング2位につける12得点を記録しています。

 

2018年1月に母国のブロマポイカルナからブライトンに加入したものの、プレミアリーグでの出場は無く、ザンクト・パウリスウォンジーへのレンタル移籍を経て、2021年1月にコベントリーへレンタル移籍すると、その後完全移籍で加入、昨シーズンはリーグ戦45試合で17得点5アシストを記録し、今シーズンもリーグ戦25試合で12得点1アシストを記録、チームの得点源となっています。

今シーズンのチャンピオンシップで、ドリブル成功数はリーグ4位の42回を記録しています。

スピードはそこまでないものの、細かいタッチで相手をかわし、身のこなしの巧さでゴール前に侵入していきます。

また対人の強さも誇り、前線の起点となっています。

リーズ加入が実現すれば、強さと巧さを兼ね備え、決定力の高さも誇るストライカー加入となり、ロドリゴバンフォードとはまた違った味を出してくれることでしょう。

コベントリーとしては、チームの得点源を失うのは痛いですが、現在チャンピオンシップで首位と勝ち点差24ptの15位(26節終了時)に付けており、プレミアリーグ昇格は厳しく、早くも冬の移籍期間で個人でのプレミアリーグ昇格を果たす可能性もあるかもしれません。

どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

CMF

アルドン・ヤシャリ(ルツェルン/スイス代表)

生年月日:2002年7月30日(20歳)
ポジション:DMF、CMF

ピッチを縦横無尽に駆け回る豊富な運動量、利き足の左足からの正確なパスの供給、アグレッシブな守備、積極的な前線への攻撃参加などを見せるスイス期待の若手ボランチです。

昨年9月にスイス代表に初招集され、途中出場1試合のみに終わったものの、カタールW杯のスイス代表メンバーにも選出されました。

母国スイスのルツェルンの下部組織出身で、昨年1月にトップチーム昇格を果たすと一気に主力に定着し、リーグ後半戦の18試合のうち、累積警告による1試合の出場停止を除く全17試合で先発起用されました。

今シーズンからはチームのキャプテンを務め、ここまでリーグ戦(第16節終了時点)15試合に先発出場し、4アシストを記録しています。

 

そのプレースタイルから、スイス代表ではジャカの後継者候補として高い期待が寄せられています。

ルツェルンとの契約は2026年6月末まで残っていますが、期待の若手ボランチに対しては、リーズ以外にもヴォルフスブルクライプツィヒナポリアヤックスレアル・ソシエダなど、多くのクラブがヤシャリ獲得に関心を示しているようです。

クラブは1000万ユーロ(約13億8000万円)前後の移籍金を求める姿勢のようで、400万ユーロのクラブレコードを超える移籍金になる可能性が高くなっています。

リーズ加入が実現すれば、同じ左利きのマルク・ロカとのポジション争いが予想されますが、単なるバックアッパーではなく、積極的な攻撃参加や運動量などでマルク・ロカからポジションを奪う可能性もあります。

キャプテンシーの持ち主や、時折レッドカードをもらってしまうところもジャカに似ていますが、成長が楽しみな逸材ですね。

新天地はどこになるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

アレックス・スコット(ブリストル・シティ/イングランドU-20代表)

生年月日:2003年8月21日(19歳)
ポジション:CMF、OMF、RMF

足元の技術の高さ、視野の広さ、豊富な運動量、パス精度の高さ、対人の強さと中盤の選手に求められる能力を、一定水準以上兼ね備えており、若干19歳ながらチームの主力として活躍しているCMFです。

中盤なら攻撃的でも守備的なポジションでも対応でき、チームでは右サイドも任されるユーティリティ性もあります。

 

2020年1月にブリストル・シティの下部組織に加入すると、昨シーズンから本格的にチームの主力に定着、チャンピオンシップで38試合に出場し、4得点2アシストを記録、今シーズンもここまでチャンピオンシップ(第27節終了時点)で26試合に先発出場しています。

昨シーズンは11枚、今シーズンも既に8枚、イエローカードをもらっているのはマイナスですが、チャンピオンシップでチームトップのタックル成功数(61回)を記録するなど、球際の強さとアグレッシブさを前面に出したプレーは持ち味の一つとなっています。

またドリブル、パス、シュートの精度も高く、積極的にチャンスメイクしたり、自らゴールを狙っていくのも大きな魅力ですね。

ブリストル・シティとの契約は2025年6月末まで残っていますが、チャンピオンシップで躍動している注目の若手MFに対して、リーズ以外にも、ウェストハムトッテナムなども関心を示しています。

近い将来、トップリーグ挑戦となりそうですが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

LSB

ファビアーノ・パリージ(エンポリ/イタリア代表)

生年月日:2000年11月9日(22歳)
ポジション:LSB、LMF、CMF

上下運動を絶やさない豊富な運動量を活かし、積極的な攻撃参加と粘り強い守備が光るイタリア期待の若手LSBです。

イタリア代表でのデビューはまだですが、昨年5月の短期トレーニングキャンプに招集され、今シーズンのここまでの活躍から、今後の代表定着も期待されています。

 

2020年9月にアヴェッリーノからエンポリに加入後、20-21シーズンはセリエBで20試合に出場し、昨シーズンはセリエAで25試合に出場、今シーズンからは本格的にLSBのレギュラーに定着し、ここまでセリエA(第17節終了時点)で16試合に先発出場して2得点を記録しています。

今シーズンのセリエAでは、ドリブル成功数はリーグ全体4位の22回、またタックル成功数はチームトップの36回を記録するなど、攻守両面での貢献度が高い活躍を見せています。

 

キレと強さを前面に出したプレーを見せており、エンポリの主力としての立場を確立しようとしています。

今シーズン開幕前にエンポリとの契約を2025年6月末まで延長しましたが、ミランユベントスラツィオなどセリエAのトップクラブだけでなく、リーズヴォルフスブルクなど国外からの関心も強くなっています。

攻守にわたり強さを出し、運動量も豊富なパリ―ジは、マーシュ監督のスタイルにおいて、強さや速さだけでなく、サイド攻撃の強度を高める重要なピースとなるでしょう。

国内外から多くの関心を集める期待の若手LSBですが、どこでプレーすることになるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

 

退団が予想される選手

次に、退団が予想される選手を取り上げます。

 

イラン・メリエ(フランスU-21代表)

生年月日:2000年3月2日(22歳)
ポジション:GK
移籍先候補:マンチェスター・ユナイテッド、トッテナム、バイエルン・ミュンヘン、チェルシー

身長197㎝の長身と手足の長さを生かした安定したセービング技術と反応速度だけでなく、足元の技術の高さから攻撃時はビルドアップの起点にもなるリーズの若き守護神です。

今シーズンも引き続きプレミアリーグでビックセーブを見せ、チームを救ってきました。

 

2019年8月にロリアンから当時チャンピオンシップのリーズに加入後、19-20シーズン後半から正守護神に定着、プレミアリーグ昇格後も正守護神として活躍し、20-21シーズンは35試合、昨シーズンは全38試合に出場しました。

とりわけ昨シーズンは、プレミアリーグ全体でトップのセーブ数(143回)を記録し、特にボックス内のセーブ数も1位(91回)を記録、残留争いで苦しんだ中でもメリエがいなければどうなっていたかわからないくらい、随所でビックセーブを見せていました。

 

しかし、若手GKの中でも安定した活躍を見せているメリエに対して、ビッククラブからの関心は絶えず、マンチェスター・ユナイテッドデ・ヘアの後継者に、トッテナムロリスの後継者に、バイエルン・ミュンヘンノイアーの後継者として、メリエ獲得に動いているようです。

契約は2026年6月末まで残っていますが、移籍金は推定4000万ユーロ(約55億5000万円)前後になる可能性が高いようです。

リーズとしては、来シーズン以降メリエ流出に備えて、後釜候補がリストアップされ、今後の移籍市場での補強ポイントになりそうです。

リーズからステップアップし、真のワールドクラスになっていくのか、それとも今後も引き続きリーズの守護神として君臨するのか、今後の動向に注目です。

 

 

ジュニオール・フィルポ(ドミニカ共和国代表)

生年月日:1996年8月22日(26歳)
ポジション:LSB
移籍先候補:ベティス

高い身体能力と攻撃性能の高さを売りとする攻撃的な左サイドバックであり、対人戦の強さやスピードも一定水準以上のものを併せ持っています。

しかし、リーズでは守備対応の甘さなども見られ、定位置確保には至っていません。

ベティスの下部組織出身で、トップチームデビュー後、18-19シーズンはリーグ戦24試合に出場すると3得点4アシストを記録、翌シーズンにはバルセロナに移籍しました。

しかし、バルセロナでは激しいポジション争いの末に定位置確保には至らず、2021年7月にリーズへ完全移籍で加入しました。

 

期待と共に迎えた昨シーズンですが、3バックや4バックのシステム変更や、守備対応の甘さから失点に繋がる場面も多く見られ、リーグ戦24試合の出場にとどまり、さらに膝の故障で出遅れた今シーズンは、開幕からストライクがLSBを務め、安定したプレーを見せたことによりフィルポの序列は低下し、ここまでリーグ戦(第20節終了時点)わずか3試合の出場となっています。

この状況を受けて、移籍先候補に挙がってきたのは、下部組織時代を過ごしたベティスです。

 

フィルポ自身も「いつかはベティスに戻りたい。…だけど、ベテランになって帰ってくるのはいやだな。ベティスでタイトルが獲れればベストだ。」とインタビューでコメントしているように、古巣への変わらない強い思いを持っています。

昨シーズンは国王杯を制し、現在ラ・リーガ(1/15現在)では5位に付けているベティスは、LSBのアレックス・モレノアストン・ヴィラへ移籍し、その穴埋めとしてジュニオール・フィルポに注目しているようです。

古巣への熱い思いを持ち続けるフィルポは、今が古巣への復帰のタイミングとみて、移籍に踏み切るのでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

コーディ・ドラメ(イングランドU-21代表)

生年月日:2001年12月8日(21歳)
ポジション:RSB
移籍先候補:ニューカッスル、クリスタル・パレス、ボーンマス

身体能力の高さを活かし、攻守に高いパフォーマンスを見せるイングランドU-21代表の若きサイドバックです。

2020年8月にフラムの下部組織から、リーズの下部組織に加入し、昨シーズンはトップチーム昇格後に前半戦はリーグ戦3試合に出場、後半戦はチャンピオンシップのカーディフにレンタル移籍し、全22試合に先発出場しました。

復帰した今シーズンはここまでリーグ戦1試合出場と、リーズのRSBのレギュラーを務めるクリステンセン割って入る活躍を見せるには至っていません。

第6節ブレントフォード戦では先発起用されたものの、その後はクリステンセンアイリングに割って入ることが出来ず、第9節以降はベンチ外が続いています。

 

とはいえそのポテンシャルの高さは各ビッククラブから注目を集めており、中でもトリッピアーの後継者候補として、若手のRSB獲得を狙っているニューカッスルドラメの獲得を狙っているようです。

またクリスタル・パレスボーンマスドラメ獲得に関心を持っているようです。

将来性豊かな右サイドバックであるドラメですが、今シーズンは思わぬ苦境に立たされています。

クリステンセンアイリングの強力なライバルたちに割って入ることが出来るのか、それとも新天地へ向かうのか、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

 

まとめ

いかがでしたか。

 

今回は、2023年冬のリーズの最新移籍情報と補強ポイント狙っていると噂の獲得候補選手退団が噂される選手を取り上げました。

 

昨シーズンは一年通して苦しみ、最終節でなんとか残留を果たしました。

今シーズンは現時点(第19節終了時点)でリーグ14位につけており、最下位のサウサンプトンとの勝ち点差はわずか5ptとなっています。

13位レスターから最下位までの8チームが勝ち点差5ptの中でひしめき合うというし烈な争いとなっており、下位との取りこぼしで一気に降格圏に落ちてしまう危険性があります。

W杯の中断期間から再開後はまだ勝ちが無く、降格圏に入らないようにここでリーグ戦の勝利を上げ、昨シーズンのような状況にならないようにしたいですね。

 

そしてビエルサ体制からマーシュ体制に移行し、チームのスタイルにも変化がもたらされました。

ビエルサ時代に培われた運動量をベースとして、そこに縦への速さを追求したマーシュ監督のサッカーは魅力的なものとなっています。

現在は負けが先行していますが、チームとしてのスタイルを貫き、プレミアリーグを掻き回す活躍を期待したいですね。

プレミアリーグ残留が今シーズンのリーズの現実的な目標となりますが後半戦の戦い次第では、中位でのフィニッシュも見えてくることでしょう。

若さと熱さを前面に出したリーズの後半戦の戦いにも注目していきましょう。

 

他に気になるチームはありますか?

プレミアリーグ(イングランド)

 

ブンデスリーガ(ドイツ)

 

リーガエスパニョーラ(スペイン)

 

セリエA(イタリア)

 

リーグアン(フランス)

いつもありがとうございます!

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