ブライトン2023冬の最新移籍情報まとめ!補強が噂される新加入獲得候補選手・退団リストも調査!

シーガルズファンの皆さん、こんにちは。

 

16-17シーズンに35年ぶり、プレミアリーグが創設されてからは初昇格を果たして以降、リーグでは下位に低迷し何とか残留を果たしていた状態でしたが、プレミアリーグで5シーズン目となった昨シーズンは、リーグ順位、勝ち点ともに過去最高を記録し、大きく飛躍を遂げました。

19-20シーズンから指揮を執るグレアム・ポッター監督が、守備偏重だったチームに改革をもたらし、チーム全体でパスを回すポゼッションサッカーへの転換を図り、ポゼッション、またパス成功率の向上にも成功するだけでなく、ハイプレスと可変式システムを駆使し、ビッククラブにも物怖じすることなく、互角に渡り歩きました。

 

4シーズン目を迎えたポッター監督の下、今シーズンもその勢いは衰えず、開幕戦ではアウェーでマンチェスター・ユナイテッドに2-1で勝利を収めました。

昨シーズンも4-0でマンチェスター・ユナイテッドに勝利を収めていますが、その実力はフロックではなく、昨シーズン以上の順位でのフィニッシュも期待されていましたが…。

9月上旬にポッター監督が、解任されたトゥヘル監督の後任として、違約金1600万ポンド(約26億円)でチェルシーに引き抜かれ、コーチ陣も全員チェルシーに引き抜かれてしまいました。

エリザベス女王逝去による試合延期などもあり、9/4に行われた第6節レスター戦以降、1ヶ月実戦がありませんでしたが、ここまでブライトンをのし上げてきたポッター監督が抜け、不安を抱くファンも少なくなかったことでしょう。

 

新監督には、サッスオーロシャフタール・ドネツクを率いたロベルト・デ・ゼルビ監督が就任しましたが、就任直後はリバプールトッテナムマンチェスター・シティといったビッククラブとの対戦が続き、リーグ戦5試合で2分け3敗と勝利を挙げることは出来ませんでした。

しかしポッター監督時の“3-4-2-1”のフォーメーションを軸にし、従来のポゼッションサッカーに加え、より攻撃的な要素が加わり、デ・ゼルビ監督のカラーを反映させた新しいブライトンのサッカーに期待を持たせる試合内容を見せてくれました。

そして第14節チェルシー戦で4-1で勝利し、デ・ゼルビ体制で初白星を挙げ、その後W杯中断前にリーグ戦7位で折り返しました。

1部と2部を行き来するエスカレータークラブからプレミアリーグの常連になりつつあり、上位戦線にも食い込もうとする立ち位置となっており、後半戦の戦いぶりにも注目していきたいですね。

 

ここ数シーズンのブライトンは、原石を安価で獲得し、主力として成長させ、高く売却するという補強戦略を成功させ、この夏の移籍市場では、ビスマククレジャモペイといった主力選手を放出しつつも、カイセドトロサールなどが主力としてチームを牽引し、チーム力を落とすことなくシーズンを戦っています。

カイセドトロサールをはじめ、現チームの主力はビッククラブのターゲットになっており、この冬また来年の夏に何らかの動きがありそうですが、逆にブライトンがどんな原石に目をつけ、獲得してくるのかにも注目が集まります。

 

ということで今回は、監督交代という激動の序盤戦を乗り切り、クラブ史上初の欧州カップ戦出場権獲得を目指すブライトンの2023年冬

  • 最新移籍情報と補強ポイント
  • 狙っていると噂の獲得候補選手
  • 退団が予想される選手
  • まとめ

の順でお伝えしていきます。

最新移籍情報と補強ポイント

ブライトンの2023年冬の移籍市場での補強ポイントとして、

  1. CMF
  2. DFラインの補充
  3. 二桁得点を狙えるストライカー

が挙げられるでしょう。

 

CMF

デ・ゼルビ体制になってからは、カイセドマクアリスターがダブルボランチとして定着し、今シーズン開幕前にトッテナムへ移籍したビスマの穴を埋める活躍を見せてくれていますが、両者とも今シーズンのここまでの活躍とW杯での活躍でさらに評価を高め、ビッククラブからの関心を集めています。

さらにムウェプがシーズン途中で遺伝性の心臓疾患により引退し、控えはギルモアララーナのみとなっていますが、ギルモアにも移籍の噂があり、一気に人材が不足する可能性もあります。

 

十字靭帯断裂で離脱中のモデルや、フィテッセにレンタル移籍中のコズロウスキーの復帰を待つという選択肢もありますが、この冬また来年夏には移籍する可能性が高いカイセドマクアリスターの穴埋めとして、即戦力候補を獲得しておきたいところです。

 

 

DFラインの補充

デ・ゼルビ体制発足直後は3バック、W杯中断前の数試合は4バックを採用してきましたが、いずれもフェルトマンダンクウェブスターが継続起用されており、疲労の蓄積が懸念されています。

W杯中断前の第16節アストン・ヴィラ戦では、コルウィルも先発起用されましたが、前述の3人がほぼ固定で先発起用されている状況です。

 

デ・ゼルビ監督は、この冬の移籍市場で“左利きのディフェンダー”の獲得を目指しているようですが、CBとSBに対応可能なユーティリティ性を持つDFが加入すると、DF陣のやり繰りも楽になるかもしれませんね。

 

 

二桁得点を狙えるストライカー

20-21シーズンのリーグ総得点数は40点、昨シーズンのリーグ総得点数は42点、チームのトップスコアラーは2シーズンとも8点と二桁得点を記録できず、得点力不足は相変わらずブライトンの頭を悩ませる問題となっています。

今シーズンもここまでリーグ戦はトロサールが7得点、グロスマクアリスターが5得点を記録していますが、いずれも2列目で生きるタイプであり、1トップを張って二桁得点を狙えるストライカーの獲得が実現すれば、デ・ゼルビ監督が志向する攻撃的なサッカーもより強くなっていくことでしょう。

 

 

 

狙っていると噂の獲得候補選手

では、挙げられた補強ポイントに沿って、狙っていると噂の獲得候補選手を取り上げます。

 

CMF

ダヴィデ・フラッテージ(サッスオーロ/イタリア代表)

生年月日:1999年9月22日(23歳)
ポジション:CMF、OMF

豊富な運動量とダイナミズム、前線への飛び出しなどが挙げられ、攻撃面でも守備面でも貢献度が非常に高い選手です。

そのプレースタイルからバレッラ(インテル)と比較されることも多く、今年6月にはイタリア代表デビューを果たし、EURO2024、また2026年W杯での活躍も期待されています。

若手育成に定評あるサッスオーロで主力として活躍しており、デ・ゼルビ監督指揮時はエンポリモンツァにレンタルしていましたが、昨シーズンに本格的にブレイクし、リーグ戦36試合で4得点3アシストを記録しました。

今シーズンもここまでリーグ戦全15試合にスタメン起用され、確固とした立場を築いています。

 

昨シーズン本格的にブレイクし、一気にビッククラブの注目を集める存在となったフラッテージには、この夏での移籍話も上がりましたが、結局実現せず。

サッスオーロは移籍金として3000万ユーロ(約42億円)を要求する姿勢のようですが、移籍金で折り合いが付かなかったようです。

ここで資金力に大きな差があるプレミア勢が参戦することで一気に話が動いてくるかもしれません。

運動量や推進力の強さでは、ブライトンのスタイルに難なく適応出来そうですし、プレー時間は少なかったものの、ある程度デ・ゼルビ監督のスタイルを知っているという点も大きいでしょう。

サッスオーロの設定額通りの移籍金となれば、クラブ史上最高額での移籍になりそうですが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

DFラインの補充

ミコラ・マトヴィエンコ(シャフタール・ドネツク/ウクライナ代表)

生年月日:1996年5月2日(26歳)
ポジション:CB、LSB、RSB

安定した対人能力と、精度の高い左足からのキックを活かしたビルドアップ能力の高さを生かし、シャフタールの守備の中心として活躍しているDFです。

センターバック、サイドバック両方に対応できるユーティリティ性も持っており、ウクライナ代表では54試合出場のキャリアがあります。

 

昨シーズン、デ・ゼルビ監督と共闘し、リーグ戦14試合、チャンピオンズリーグはグループステージ4試合に出場、今シーズンもここまでリーグ戦13試合に出場し、チャンピオンズリーグ・グループステージは全6試合に先発出場しています。

デ・ゼルビ監督が求めている“左利きのDF”で、センターバック、サイドバック両方に対応できるユーティリティ性を持つマトヴィエンコは是が非でも欲しい人材ではないでしょうか。

3バックの左にも置けますし、LWBやLSBでも起用できるでしょう。

攻撃的なSBのエストゥピニャンに対し、マトヴィエンコは守備的なSBであり、試合展開や対戦チームによって、より幅を利かせられるでしょう。

マトヴィエンコ獲得には、マンチェスター・シティアーセナルも関心を寄せているようですが、ブライトンへの加入が実現し、デ・ゼルビ監督の下で再びプレーすることになるのか、今後の動向に注目です。

 

 

セルヒオ・アキエメ(アルメリア/元スペインU-19代表)

生年月日:1997年12月16日(25歳)
ポジション:LSB

バルセロナのカンテラ出身で、足元の技術の高さを誇る技巧派サイドバックです。

左足からの精度の高いパスからのビルドアップでの貢献度も高く、対人守備でも粘り強さを見せます。

バルセロナでは招集メンバーに入るものの、トップチームデビューは無く、2020年夏にアルメリアへレンタル移籍すると、20-21シーズンはラ・リーガ2部で34試合に出場、昨シーズンも30試合に出場し、アルメリアのラ・リーガ昇格に貢献しました。

1部昇格した今シーズンは、ここまでリーグ戦全14試合に出場し、LSBの定位置を確保しています。

 

バルセロナのカンテラ出身の左サイドバックといえば、ククレジャを思い浮かべる方もいることでしょう。

アキエメは、ククレジャほどの推進力の高い攻撃参加はないですが、足元のボールの扱い方や守備対応などはククレジャと遜色なく、バランスの取れた万能型のサイドバックといえるでしょう。

アルメリアでは4バックのLSBとして起用されていますが、LWBでも、3バックの左で起用しても面白いかもしれません。

バルセロナではなかなか日の目を浴びることはありませんでしたが、ブライトンで脚光を浴び、チェルシーへとステップアップしたククレジャのように、アキエメブライトンで加入し、ステップアップすることになるのか、今後の動向に注目です。

 

 

二桁得点を狙えるストライカー

ダヴィド・ダトロ・フォファナ(モルデ/コートジボワール代表)

生年月日:2002年12月22日(20歳)
ポジション:CF、WG

足元の技術の高さと、身長181㎝の強靭なフィジカルとスピードを活かした突破が持ち味の期待の若手アタッカーです。

そのプレースタイルと決定力から、コートジボワールのレジェンド、“ディディエ・ドログバの再来”と高い期待が寄せられています。

2021年冬に、ハーランド(現マンチェスター・シティ)を輩出したノルウェーのモルデに加入し、加入1年目は18試合に出場し、無得点に終わったものの、2年目となった今シーズン(春秋制)では、リーグ戦24試合に出場し、15得点5アシストを記録、チームのリーグ優勝に大きく貢献しました。

 

モルデ側は、フォファナの移籍金として1000万ユーロ(約14億5000万円)を要求する姿勢のようですが、ブライトン以外にもリバプールチェルシーレスターなどが獲得に関心を示しています。

報道によるとチェルシーへの移籍でクラブ間では合意に達しているといわれていますが、チェルシー加入後、ブライトンへのレンタル移籍という可能性もあるかもしれません。

WGでの適性もありますが、ブライトンへの加入が実現すればCFでの起用が基本軸となるでしょう。

将来性豊かなストライカーとして、もちろんブライトンとしては完全移籍で獲得したい逸材ではありますが、どうなるでしょうか、今後の動向にも注目です。

 

 

ベン・ブレアトン・ディアス(ブラックバーン/チリ代表)

生年月日:1999年4月18日(23歳)
ポジション:CF、WG

力強いドリブルで個人で局面を打開し、高い決定力も兼ね備えるアタッカーです。

イングランド代表のアンダーカテゴリーでプレーしてきましたが、A代表はチリ代表を選択し、コパ・アメリカやW杯南米予選にも出場、次世代のチリ代表のエースとして期待も高くなっています。

 

昨シーズンは、チャンピオンシップで37試合に出場し、22得点3アシストを記録、シーズン終盤はやや失速気味でしたが、得点ランキングはリーグで3位となりました。

今シーズンもここまで23試合で9得点を記録し、得点ランキングはリーグ2位タイとなっています。

 

ブラックバーンとの契約は昨シーズン終了までとなっていましたが、1年延長して今シーズン終了までとなっています。

ホームグロウン枠の選手ということもあり、この夏はウェストハムウォルバーハンプトンなどブレアトン獲得に関心を示していましたが、実現せず。

ブラックバーンは現在チャンピオンシップ3位につけており、プレミアリーグ昇格の可能性もあり、ブレアトンの引き抜きは難航しそうですが、ブラックバーンも移籍を見越して1年契約を延長したこともあり、近いうちにプレミアリーグ挑戦にはなりそうです。

ブライトンへの加入が実現すれば、おそらくCFでの起用が基本軸となりそうですが、WGとして起用しても面白そうですね。

待望の二桁得点を期待できるストライカーであり、得点力不足解消と戦術のオプションを増やすのに大きく貢献することでしょう。

チャンピオンシップの戦いぶりにも注目しつつ、今後の動向に注目です。

 

 

 

退団が予想される選手

次に、退団が予想される選手を取り上げます。

 

ロベルト・サンチェス(スペイン代表)

生年月日:1997年11月18日(25歳)
ポジション:GK
移籍先候補:マンチェスター・ユナイテッド、トッテナム、チェルシー

昨シーズン11試合でクリーンシートを達成し、ブライトンの最後の砦として立ちはだかっています。

197㎝の高身長と長いリーチを生かした高いセービング技術に加え、足元の技術も高い現代的なゴールキーパーです。

第2GKではありますが、EURO2020、ワールドカップ・カタール大会のスペイン代表にも選出されています。

 

レバンテの下部組織出身で、2013年にブライトンのユースに加入後、20-21シーズンにトップチームデビューしてからそのまま正GKの座につき、リーグ戦27試合に出場。

昨シーズンはリーグ戦37試合、今シーズンはリーグ戦全14試合に出場し、不動の正GKの地位を築いています。

 

市場価値は3200万ユーロ(約46億1000万円:Transfer Market調べ)となっており、トッテナムロリスの後継者として、マンチェスター・ユナイテッドデ・ヘアの後継者候補として、リストアップしているようです。

セービング力の高さだけでなく、ビルドアップでも貢献度は高いことから、多くのビッククラブのターゲットとなっています。

ここまで安定感抜群のロベルト・サンチェスを後継者がいない中で放出するとは考えづらいですが、ビッククラブの関心を集め、主力選手を売却してきたブライトンの主だった売却候補となる可能性は非常に高く、今後のブライトンの補強戦略にも注目が集まります。

どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

モイセス・カイセド(エクアドル代表)

生年月日:2001年11月2日(21歳)
ポジション:CMF、DMF
移籍先候補:チェルシー、リバプール、ニューカッスル、マンチェスター・ユナイテッド

豊富な運動量とボール奪取能力の高さを活かして、相手の攻撃の芽を素早く潰していくだけでなく、推進力のあるドリブルを見せ、パス精度やシュート力の高さも誇る、攻守において貢献度が高いハイブリット型のボランチです。

今シーズンのリーグ戦とW杯の活躍で、一気に評価を上げ、ビッククラブの人気ターゲットとなっています。

 

2021年冬に母国エクアドルのインデペンディエンテから加入し、昨シーズン前半戦はベールスホットにレンタル移籍していましたが、後半戦に復帰、終盤戦にはスタメンに定着し、リーグ8試合に出場しました。

第36節マンチェスター・ユナイテッド戦では見事なミドルシュートを決めていましたね。

今シーズンからはスタメンに定着し、ここまでリーグ戦は全14試合に先発出場し、W杯でもグループステージ全3試合に先発出場していました。

ビスマの穴を埋めるだけでなく、プレミアリーグでも印象的な活躍を見せている若きボランチに対して、各ビッククラブが獲得に関心を示しており、リバプールチェルシーレアル・マドリードなどが特に強く獲得を狙っているようです。

ブライトンとの契約は2025年6月末まで残っており、ブライトンカイセドの評価額を6800万ポンド(約96億円)に設定しているようです。

ブライトンはこの冬でのカイセドの売却の意思は無いとしていますが、この冬の移籍市場ではカイセドへのアプローチはより強くなることでしょう。

いずれにせよ、近いうちにステップアップすると思いますが、ブライトンでクラブ史上初の欧州カップ戦出場権を成し遂げるためには、カイセドの残留は不可欠です。

どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

アレクシス・マクアリスター(アルゼンチン代表)

生年月日:1998年12月24日(24歳)
ポジション:CMF、OMF、DMF
移籍先候補:アーセナル、トッテナム、アトレティコ・マドリード、ユベントス、インテル

パス精度と足元の技術の高さを誇り、密集した場面でも正確にボールを捌いていくだけでなく、チャンスと見るや、積極的にドリブルで仕掛けたり、シュートを打っていく、攻撃的なプレーヤーです。

守備面でも強度の強さを誇り、粘り強い対応を見せます。

カタールW杯ではアルゼンチン代表として、初戦を除く6試合に先発起用され、アルゼンチンの36年ぶりの優勝に貢献しました。

 

中盤の中央なら、前でも後でもプレーできるユーティリティ性を持ち、昨シーズンは主に二列目のポジションで起用され、リーグ戦33試合に出場し、5得点2アシストを記録。

今シーズンは、デ・ゼルビ監督就任後、カイセドとのダブルボランチに定着し、ここまでリーグ戦全14試合に出場、昨シーズンと同じ5得点を既に記録しています。

 

カイセドと同じく、リーグ戦またW杯で一気に評価を高めたマクアリスターは、各ビッククラブからの関心を集める存在となり、現在アーセナルトッテナムといったプレミア勢だけでなく、アトレティコ・マドリードユベントスインテルなど多方面から、獲得に関心を示されています。

マクアリスターブライトンとの契約を今年10月に2025年6月末まで延長したばかりで、現在の市場価値は4200万ユーロ(約59億5000万円:TransferMarkt調べ)となっていますが、関心の強さとオファーの数によって、交渉に動く可能性もあるでしょう。

カイセドと同じく、マクアリスターブライトンはこの冬での売却の意思は無いとしていますが、近いうちのステップアップも見込まれます。

カイセドと同じく、後半戦に向けてぜひとも残留して欲しいですが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

ビリー・ギルモア(スコットランド代表)

生年月日:2001年6月11日(21歳)
ポジション:CMF、DMF
移籍先候補:ビジャレアル

視野の広さと足元の技術の高さ、パス精度の高さを活かし、中盤の底でゲームを組み立てる司令塔タイプのMFです。

昨年6月にデビューを果たしたスコットランド代表では、16試合のキャリアを重ね、次世代のスコットランドの中心を担う存在として、期待が寄せられています。

 

チェルシー期待の新星として注目を集めていましたが、カンテジョルジーニョコバチッチといった強力な中盤の牙城を崩すまでには至らず、昨シーズンはノーリッジにレンタル移籍し、リーグ戦24試合に出場。

今シーズン開幕前にはチェルシーに復帰しましたが、出場機会を得ることは出来ず、移籍市場終了間際にブライトンへの完全移籍での加入が決定しました。

 

ギルモア自身、ポッター監督のサッカーに惹かれてブライトンへの加入を決断し、第6節レスター戦で新天地デビューを果たしましたが、その直後ポッター監督が古巣チェルシーに引き抜かれ、わずか1試合でポッター監督と別れることになってしまいました。

その後のデ・ゼルビ体制では、信頼を勝ち得るには至らず、リーグ戦はここまで途中出場3試合のみとなっています。

昨シーズンのノーリッジでも守備面での脆さが指摘されていましたが、カイセドマクアリスターと比べると、その面で大きく差が出てしまうのは否めません。

完全移籍で加入して以降、いきなり不遇のシーズンを送ることになってしまったギルモアですが、現在ビジャレアルへのレンタル移籍の話が上がっています。

将来性豊かなゲームメーカーの巻き返しに期待したいところですが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

レアンドロ・トロサール(ベルギー代表)

生年月日:1994年12月4日(28歳)
ポジション:LWG、OMF、ST
移籍先候補:チェルシー、ニューカッスル、アトレティコ・マドリード

主に二列目や左サイドで起用され、推進力のあるドリブルやキープ力の高さを生かし、前線の起点となります。

スピードは突出するほどではないですが、精度の高いパスを供給してチャンスメイクし、決定力の高さも際立っています。

ワールドカップ・カタール大会のベルギー代表にも選出され、グループステージ全3試合に出場しました。

 

2019年夏にブライトンに加入し、昨シーズンはリーグ戦34試合で8得点3アシストとキャリアハイを記録し、今シーズンもW杯中断前までリーグ戦13試合で7得点3アシストを記録、キャリアハイを更新する勢いを見せています。

しかし、ブライトンとの契約は今シーズン終了までとなっており、ここ数シーズンの活躍によりチェルシーニューカッスルアトレティコ・マドリードといったクラブが獲得に関心を示しているようです。

本人は、ブライトンとワールドカップでのプレーに集中したいとコメントしていますが、12月で28歳を迎え、ステップアップの機会ととらえ、移籍に動く可能性もあります。

 

移籍金は3000万ポンド(約48億円)といわれていますが、三笘の成長やレンタル組の帰還などを見据え、ブライトンも高額で売れる絶好のタイミングととらえて売却する可能性もあります。

現時点では恩師ポッター監督率いるチェルシーが獲得レースでやや優位に立っているとされていますが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

デニス・ウンダブ(ドイツ)

生年月日:1996年7月19日(26歳)
ポジション:CF
移籍先候補:ガラダサライ、バーンリー、ブレーメン、ケルン、ヘルタ・ベルリン

嗅覚と得点感覚に優れたストライカーで、動き出しが上手く、スペースを作り出し、ボールを受け、得点を奪っていきます。

またチャンスメイク能力も高く、守備面では前線から積極的にハイプレスを仕掛けるなど、攻守において貢献度が高く、昨シーズンは三笘と共に、ユニオン・サンジロワーズリーグ戦33試合で25得点10アシストを記録し、ベルギーリーグの得点王に輝きました。

 

昨シーズンの冬の移籍期間終了間際にブライトンと4年半契約を結び、後半戦はレンタルという形でユニオンにそのまま残留し、今シーズン晴れてブライトンの一員となりましたが、今シーズンはW杯中断前までリーグ戦での先発出場はなく、8試合の途中出場となっています。

最長でも第16節アストン・ヴィラ戦での31分間の出場であり、厳しい状況に置かれています。

 

昨シーズンのベルギーリーグ得点王という実績を引っ下げ、ブライトンの得点力不足解消の切り札としても期待が寄せられていましたが、1トップで起用されているウェルベックとの競争に敗れている状態です。

この状況を受けて、ガラダサライウンダブ獲得に関心を示している他、チャンピオンシップやブンデスリーガのクラブへのレンタル移籍も噂されています。

ウンダブ自身は「ここに残ってポジション争いに臨む」とコメントしていますが、ドイツ4部からプレミアリーグまでのし上がってきた苦労人は、どんな決断を下すのでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

 

まとめ

いかがでしたか。

 

今回は、2023年冬のブライトンの最新移籍情報と補強ポイント狙っていると噂の獲得候補選手退団が噂される選手を取り上げました。

 

昨シーズンは、クラブ史上最高成績を収め、この夏も主力を多く放出しつつも、ここまで昨シーズン同様のチーム力を見せ、プレミア屈指の育成型クラブとしてのブランドを確立しつつあります。

今シーズン、レンタル先のユニオン・サンジロワーズから復帰した三笘も、リーグ戦で得点、アシストともに記録し、持ち前の突破力はブライトンの強力な武器となっています。

ブライトン三笘のような原石を新たにどこから見つけてくるのかにも注目ですね。

デ・ゼルビ体制発足直後は、強豪との試合が続き、勝ち点を上手く積み重ねることは出来ませんでしたが、決して臆することなく堂々と立ち向かっていく姿勢は昨シーズンと変わりなく、後半戦のブライトンの戦いぶりにも注目が集まります。

クラブ史上初となる欧州カップ戦出場権獲得も期待したいですね。

今シーズンから一部試合を放送しているABEMAでは、後半戦からブライトンの試合を全試合無料でLIVE放送することが決まり、三笘の活躍とともに、日本のサッカーファンにもより知られることになるでしょう。

シーズン後半戦、ブライトンが昨シーズン以上にプレミアリーグを掻き回してくれることに期待しましょう!

 

他に気になるチームはありますか?

プレミアリーグ(イングランド)

 

ブンデスリーガ(ドイツ)

 

リーガエスパニョーラ(スペイン)

 

セリエA(イタリア)

 

リーグアン(フランス)

いつもありがとうございます!

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