レアルソシエダ2023最新スタメン・フォーメーションまとめ!移籍選手も調査!

ラ・レアル”ファンの皆さん、こんにちは。

 

スペイン北部バスク州サン・セバスチャンに本拠地を構え、アスレティック・ビルバオと共に、バスク州を代表するクラブとなっています。

ビルバオは、所属できるのは“バスク人”のみとする純血主義を貫いているのに対し、ソシエダは多くの国籍の選手が所属し、国際色豊かなチームとなっています。

育成力にも定評があり、シャビ・アロンソ(元リバプール)やグリーズマン(現アトレティコ・マドリード)を輩出し、現在もオヤルサバルスビメンディル・ノルマンなど、クラブだけでなく代表でも主軸を担おうとする注目の有望株も多く在籍しています。

 

日本代表の久保建英が完全移籍で加入したことにより、注目度も増した今シーズンは、ラ・リーガでも上位に食い込む活躍を見せています。

昨シーズンは、エースストライカーのイサクの不調や、前十字靭帯断裂の大怪我を負ったオヤルサバルの長期離脱も重なり、リーグ全体でワースト7位の総得点40と決定力不足に陥りましたが、36歳のベテラン、ダビド・シルバを軸としたゲームメイクと、リーグ4位の失点数37を誇った堅守で終盤戦を乗り切り、6位でフィニッシュし、ヨーロッパリーグ出場権を獲得しました。

 

今シーズンは、開幕直後にイサクニューカッスルに移籍し、またしても決定力不足に悩まされるかと不安もありましたが、新戦力の久保メンデスなどがチームにすんなりフィットし持ち味を発揮し、総得点は昨シーズンの40に迫る32点(第24節終了時点)を記録しています。

久保ダビド・シルバオヤルサバルとの見事な連携からのチャンスメイクや、不動の中盤の運動量とパスワークは昨シーズンよりレベルアップし、ファンをより魅了させるものとなっています。

 

現在ラ・リーガ(第24節終了時点)では4位に位置しており、首位バルセロナや2位のレアル・マドリードからは勝ち点差10pt近く離されていますが、3位アトレティコ・マドリードとは勝ち点差わずか1ptとなっており、今後は2013-14シーズン以来となるチャンピオンズリーグ出場権獲得が目標となってくるでしょう。

またヨーロッパリーグでは、グループステージでマンチェスター・ユナイテッドシェリフオモニア・ニコシアと同居し、マンチェスター・ユナイテッドにも勝利、見事グループステージ首位で決勝トーナメントに進出しました。

ヨーロッパリーグでも優勝候補に挙げられる程のチーム力を持っており、タイトル獲得の期待も高まります。

 

ということで今回は、レアル・ソシエダの22-23シーズン後半戦

  • 最新移籍情報まとめ
  • スタメン・フォーメーション予想
  • まとめ

の順にお伝えしていきます。

最新移籍情報まとめ

22-23シーズン冬の移籍期間での選手の動きは以下の通りです。

〈IN〉

なし

 

 

〈OUT〉

POS. 選手名 年齢 移籍先 移籍形態(移籍金)
FW ホン・カリカブル 20 レガネス レンタル(23年6月末まで)

 

 

 

スタメン・フォーメーション予想

22-23シーズンのレアル・ソシエダの基本フォーメーション予想は以下の通りです。

 

各ポジションごとに分析してみましょう。

 

〈GK&DF〉

正GKは引き続きアレックス・レミロが務め、ここまで(3/9現在)リーグ戦とヨーロッパリーグの全試合に先発起用されています。

クリーンシートはラ・リーガ全体で2位タイの9試合を記録し、セービング力の高さだけでなく、足元の技術にも優れた現代型のGKとして、最後方からのビルドアップにも大きく貢献しています。

今後も大きな故障が無い限り、不動の正GKとして君臨し続けることでしょう。

 

4バックの2CBは、スベルディアル・ノルマンが務めます。

昨シーズン、ラ・リーガで36試合フル出場という鉄人ぶりを発揮したル・ノルマンは、今シーズンも安定したパフォーマンスを見せています。

今シーズンは数週間の故障離脱もあり、ラ・リーガ(第24節終了時点)での出場試合は21試合と昨シーズンほどの鉄人ぶりを見せてはいませんが、研ぎ澄まされた戦術眼とハードタックルで相手の攻撃の芽を摘み取り、空中戦の強さもありつつ90%近いパス成功率を持ち、精度の高いロングフィードやパスでビルドアップ面での貢献度も高くなっています。

ここまでの活躍から、スペイン代表のデ・ラ・フエンテ監督も高く評価し、スペイン国籍を取得し、スペイン代表に招集されるのではないかといわれています。

今後もソシエダのディフェンスリーダーに成長したル・ノルマンの活躍に期待が寄せられます。

 

もう1枚のCBは、地元生え抜きのエルストンドスベルディアがその座を争っていますが、エルストンドは後半戦は足首の故障で戦線離脱しており、スベルディアの先発起用が増えてきています。

本来はアンカーのポジションを務めるスベルディアですが、ここ数シーズンはスビメンディの成長によりCBでの起用がメインとなってきました。

球際の強さや、足元の技術の高さ、パス精度の高さを見せ、ル・ノルマンと同様、後方からのビルドアップにも大きく貢献しています。

 

サイドバックは、右はゴロサベル、左はディエゴ・リコが務めます。

両者ともフィジカルの強さと豊富な運動量を武器とし、献身的なプレーでチームに大きく貢献しています。

バックアッパーには、右はバレネチェア、左はムニョスが控えています。

 

 

〈MF〉

今のソシエダの代名詞ともいえるのが、この中盤の3人衆です。

 

アンカーのスビメンディは、20-21シーズンから主力として定着し、ラ・リーガでも屈指のピボーテに成長してきました。

視野の広さとポジショニングセンスの高さを生かし、前線に精度の高いパスを繋ぐだけでなく、対人守備の強さやカバーリング範囲の広さも見られ、攻守両面においてソシエダに欠かせない戦力となっています。

バルセロナアーセナルスビメンディ獲得に本格的に動き出すとの報道もありますが、まずはソシエダでチャンピオンズリーグ出場権を獲得し、数シーズンは主力として活躍して欲しいですね。

 

スビメンディの前には、メリーノと、セルタから新加入のブライス・メンデスが構えます。

メリーノは、現在ラ・リーガ(第24節終了時点)全体で2位の7アシストを決めており、球際の強さと正確な左足からのチャンスメイクで引き続き存在感を出しています。

またブライス・メンデスは、パスワークに参加するだけでなく、ポジションチェンジを繰り返し、味方との連携で一気に前線に抜け出す場面も見られ、チーム2位の7得点を決めています。

さらにバックアッパーには、頼れるベテランのイジャラメンディが控えており、3人衆の誰かが欠場した場合でもそのクオリティを落とすことのないパフォーマンスを見せるとともに、キャプテンとしてチームを鼓舞し引っ張っていきます。

また若手のナバーロトゥリエンテスも控えています。

 

 

〈FW〉

1トップの下には2枚攻撃的なプレーヤーを配置し、前半戦は久保ダビド・シルバが主に起用されていました。

そして後半戦は、長期離脱から復帰したオヤルサバル久保と共に起用されるようになってきました。

フォーメーション上は両ウイングに配置していますが、ウイングに張るだけでなく、中央に寄せたり、前線でやや2トップ気味になるなど、試合中に流動的にポジションチェンジしていきます。

 

久保のポジションですが、ダビド・シルバと共に起用されていた前半戦では、ダビド・シルバがトップ下に回り、久保は主に1トップのセルロートの下でプレーすることが多かったですが、オヤルサバルが復帰した後半戦は、オヤルサバルがやや2トップ気味になり、久保がトップ下寄りのポジションでプレーすることが多くなりました。

 

今シーズンからソシエダに完全移籍で加入した久保は、レンタル移籍を繰り返し、満足のいくパフォーマンスを見せることが出来なかった過去数シーズンとは打って変わり、充実したシーズンを送り、加入1年目ながら早くもチームの主力として定着しようとしています。

ドリブルやパス、シュートの精度の高さはもちろんのこと、フィジカル面での成長が大きく、デュエルの強さやハイプレスなどの守備面での貢献度が評価されています。

オヤルサバルとの連携も素晴らしく、第22節セルタ戦では見事なアシストを決めていました。

今後は、連携にさらに磨きがかかり、得点量産につなげてほしいですね。

1トップは開幕2試合はイサクが務めていましたが、ニューカッスルに移籍したことによって、アルメリアからサディクを獲得しました。

しかしサディクも加入2試合目の第5節ヘタフェ戦で右ヒザの前十字靭帯断裂の大怪我を負い、今シーズン中の復帰は絶望的だとされています。

そんな中で、昨シーズンわずか3得点のセルロートが1トップを務め、決定力不足が不安視されていましたが、その不安を払しょくするかのようなパフォーマンスを見せ、チームトップのリーグ戦9得点を記録しています。

特に久保とのコンビネーションは抜群で、カタールW杯中断期間から再開後のリーグ戦では4試合連続でゴールを決めています。

ここ数試合はゴールから遠ざかっていますが、前線でターゲットマンとなり、連動性を絶やさないポストプレーヤーとしての役割も果たしています。

 

バックアッパーにはカルロス・フェルナンデスも控えていますが、セルロートの高さはソシエダの大きな武器となり、今シーズンは1トップの定位置を確保していくことでしょう。

今シーズン中にサディクの復帰もあるかどうか分かりませんが、セルロートにはない身体能力での打開という武器を持つサディク久保オヤルサバルダビド・シルバとどう連携していくのかも見てみたいものですね。

 

 

 

まとめ

いかがでしょうか。

 

今回は、レアル・ソシエダ最新移籍情報まとめ、ならびに22-23シーズン後半戦のスタメン・フォーメーション予想をお伝えいたしました。

 

カタールW杯中断期間前のリーグ戦では5連勝を挙げるなど、好調をキープし3位で折り返し、再開後のリーグ戦も4連勝と好スタートを切り、このまま3位をキープするかと思いきや、第19節レアル・マドリード戦から、リーグ戦6試合でわずか1勝と足踏み状態となり、ライバルとの勝ち点差も詰められてしまいました。

システム変更による影響もありますが、連携からの崩しは見事であり、今後も久保を中心とする魅惑的な攻撃でリーグ戦で勝利を重ね、10シーズンぶりのチャンピオンズリーグ出場権を獲得して欲しいですね。

 

またヨーロッパリーグでは、決勝トーナメント1回戦でローマと対戦します。

いきなり強豪との対戦となりますが、ここを勝ち進むことが出来れば、クラブ史上初のヨーロッパでのタイトル獲得に近づくことになるでしょう。

マンチェスター・ユナイテッドに勝ったのは、決してフロックではないというところを見せてほしいですね。

 

ここ数シーズンの中でも、今シーズンは特に充実したシーズンとなっている久保建英は、早くもチームの中心となっており、勝負所での活躍に期待が集まります。

キャリアハイを更新するだけでなく、自身の活躍で勝利に貢献し、タイトル獲得に導くことが出来るのか、久保の活躍と“ラ・レアル”の戦いぶりに注目ですね。

いつもありがとうございます!

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