バルセロナ2024冬の最新移籍情報まとめ!補強が噂される新加入獲得候補選手・退団リストも調査!

バルセロナファンの皆さん、こんにちは。

 

無冠に終わった21-22シーズンからの巻き返しを図るべく、財政難問題を抱えながらも、放映権などの一部を売却することにより補強資金を作り出し、レヴァンドフスキハフィーニャクンデなど獲得した22-23シーズン。

移籍金総額1億5300万ユーロ(約216億円)もの超大型補強の影響もあってか、第13節以降首位を明け渡すことなく、2018-19シーズン以来4シーズンぶりのラ・リーガ制覇を成し遂げました

 

特に際立ったのは、ラ・リーガ最少失点(20点)を誇った守備陣の堅さではないでしょうか。

リーグ史上最多タイの26試合のクリーンシートと達成したGKテア・シュテーゲンや、アラウホクリステンセンのCBコンビを中心に、相手の攻撃をシャットアウトしました。

ただ、チャンピオンズリーグ・グループステージではバイエルン・ミュンヘンインテルとの対戦でも敗れ、21-22シーズンと同様、グループステージ敗退となってしまい、その後参戦したヨーロッパリーグでも決勝トーナメント・プレーオフでいきなりマンチェスター・ユナイテッドと対戦し、敗れてしまいました。

 

ラ・リーガ連覇だけでなく、チャンピオンズリーグでの復権を目指し、積極的な補強を行いたいところですが、財政難問題により補強費用は限られ、ジローナから古巣復帰したオリオル・ロメウを獲得した際に移籍金450万ユーロ(約7億円)を支払った以外は、フリー、もしくは買取オプション無しのローン移籍での獲得が中心となりました。

それでも、マンチェスター・シティからドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンアスレティック・ビルバオからスペイン代表DFイニゴ・マルティネスをフリーで獲得し、移籍市場終了間際にはアトレティコ・マドリードからポルトガル代表FWジョアン・フェリックスマンチェスター・シティからポルトガル代表DFジョアン・カンセロをローンで獲得しました。

 

一方、かつての黄金時代のメンバーだった元スペイン代表MFセルヒオ・ブスケツや、元スペイン代表DFジョルディ・アルバが退団し、フランス代表FWウスマン・デンベレパリ・サンジェルマンに、コートジボワール代表MFフランク・ケシエはサウジアラビアのアル・アハリに、そして背番号10を背負っていたスペイン代表FWアンス・ファティブライトンにローン移籍しました。

 

迎えた23-24シーズンは、ラ・リーガ第14節終了時点で首位レアル・マドリードから4pt差の4位につけています。

負け数こそクラシコでの1敗のみですが、中堅クラブとの対戦での引き分けも多く、得点力不足に苦しみ、昨シーズンのような守備の堅さもやや綻びが見られています。

またチャンピオンズリーグでは、グループステージでポルトシャフタール・ドネツクアントワープと同居し、4試合を終えて3勝1敗で首位に立っていますが、第4節でシャフタール・ドネツクに0-1で敗れ、3位との勝ち点差はわずか3とグループステージ突破を確定できていない状況です。

 

ペドリガビといった新世代の担い手に加え、9月にスペイン代表に初招集された16歳のラミン・ヤマル、ラ・リーガ第10節アスレティック・ビルバオ戦でトップチームデビューを果たし、いきなりゴールを上げた17歳のマルク・ギウ、23-24シーズンからトップチームに昇格し、徐々に出場機会を増やしている20歳のフェルミン・ロペスといった若手の台頭という明るい話題もあります。

しかしこの冬の移籍市場でも財政難問題はつきまとい、安価もしくはフリーで獲得出来る選手の獲得が中心になる他、場合によっては主力選手の売却の可能性もあるでしょう。

 

ということで今回は、財政難問題がつきまとう中でも、新世代の台頭という希望に再建を託していくバルセロナの2024年冬

  • 最新移籍情報と補強ポイント
  • 狙っていると噂の獲得候補選手
  • 退団が予想される選手
  • まとめ

の順でお伝えしていきます。

他に気になるチームはありますか?

プレミアリーグ(イングランド)

 

ブンデスリーガ(ドイツ)

 

リーガエスパニョーラ(スペイン)

 

セリエA(イタリア)

 

リーグアン(フランス)

 

最新移籍情報と補強ポイント

最新移籍情報

〈加入〉 

pos. 選手名 年齢 前所属 移籍形態(移籍金)
 FW ヴィトール・ロッキ   18 アトレチコ・パラナエンセ  完全移籍(3000万€+ボーナス、7年半) 

 

 

〈退団〉

 

 

補強ポイント

バルセロナの2024年冬の移籍市場での補強ポイントとして、

  1. ガビの穴埋め
  2. DMF
  3. カンセロ流出に備えて

が挙げられるでしょう。

 

 

ガビの穴埋め

11月に行われたスペイン代表戦で、右ひざ前十字靭帯断裂と半月板損傷の大怪我を負い、今季絶望となってしまったガビの穴埋めが、まず補強ポイントとなってくることでしょう。

攻撃性の高さはもちろんのこと、豊富な運動量とハードワークで守備面でも貢献度が高かったガビの離脱は痛く、ガビの離脱の影響を最小限に食い止めるためにも、CMFを加えようと動くことでしょう。

 

現スカッドではギュンドアンフレンキー・デ・ヨングペドリといった世界屈指のテクニシャンも多く控え、フェルミン・ロペスの成長にも期待しているかもしれませんが、ガビの穴埋めはこの冬の移籍市場でのメインテーマとなることでしょう。

 

 

DMF

次に補強ポイントに挙げられるのは、DMFです。

22-23シーズン限りで、セルヒオ・ブスケツが退団し、2023年夏の移籍市場でオリオル・ロメウを獲得しましたが、長期的な主力候補として、若手のDMFの獲得に動いてくるかもしれません。

 

これまでも、ブスケツの後継者候補獲得は各移籍市場での補強ポイントとして挙げられてきましたが、ここまでリーグ戦12試合に出場しているオリオル・ロメウも32歳となり、長年の課題だったDMFの主軸候補を獲得し、完全に穴埋めできるかどうかも注目です。

 

 

カンセロ流出に備えて

2023年夏の移籍市場終了間際にローン移籍で獲得したカンセロですが、加入して直後のラ・リーガ第4節オサスナ戦で途中出場して以降は、RSBの定位置を確保し、公式戦でのスタメン出場を続けています。

22-23シーズンは、マンチェスター・シティグアルディオラ監督と衝突して以降、精彩を欠いていましたが、バルセロナ移籍後は息を吹き返すかのように、持ち前の攻撃性能の高さを見せています。

 

ところがカンセロのローン移籍には買取オプションが付いておらず、完全移籍では5000万ユーロ(約82億円)必要になるとの報道もあり、財政難問題を抱えるバルセロナが簡単に出せる額ではなく、シーズン終了後の退団の可能性もあります。

主力選手の売却により、カンセロの買取額も調達できる可能性もありますが、カンセロ流出に備えてサイドバックを確保しておくかもしれません。

 

 

 

狙っていると噂の獲得候補選手

では、挙げられた補強ポイントに沿って、狙っていると噂の獲得候補選手を取り上げます。

 

ガビの穴埋め

ジオヴァニ・ロ・チェルソ(トッテナム/アルゼンチン代表)

生年月日:1996年4月9日(27歳)
ポジション:OMF、CMF、RMF

足元の技術の高さを活かし、中盤で冷静にパスを捌いていくだけでなく、隙を突いて推進力の強いドリブル突破やシュートなどで積極的にゴールを狙っていく左利きのCMFです。

中盤なら中央やサイド、高い位置や低い位置にこだわらず、どこでも求められるプレーを発揮する万能性の高さも兼ね備えています。

 

2016年夏にロサリオからパリ・サンジェルマンに加入し、2017-18シーズンはウナイ・エメリ監督の下、リーグ戦33試合に出場し、主力として活躍しましたが、エメリ監督退任後は序列を落とし、ベティスでのプレーを経て、2019年8月からトッテナムでプレーしています。

トッテナム加入後、2019-20シーズンはリーグ戦28試合に出場し、モウリーニョ監督からも高い評価と信頼を得ていましたが、21-22シーズン途中のコンテ監督就任後は出場機会を得ることが出来ず、21-22シーズン途中からPSG時代の恩師エメリ監督率いるビジャレアルに1年半レンタルで加入し、21-22シーズンのチャンピオンズリーグでのベスト4進出など、チームに貢献する活躍を見せました。

レンタル期間満了により、23-24シーズンはトッテナムに復帰し、ポステコグルー監督の下、プレシーズンマッチでゴールを上げるなどアピールしていましたが、開幕直後にハムストリングを負傷したこともあり、ここまで(11/24時点)公式戦4試合の出場にとどまり、リーグ戦のスタメン起用はありません。

 

トッテナムでもポステコグルー監督の評価が決して低いわけではないですが、攻撃的MFのマディソンのバックアッパーの立ち位置は変わらず、マディソンが好調をキープしていることもあり、出場機会はなかなか増えていません。

加えてバルセロナも2023年夏の移籍市場で獲得を目指していたマンチェスター・シティベルナルド・シルバの代替案として、ロ・チェルソをリストアップしていたこともあり、シャビ監督の評価も高く、獲得に動く可能性も出ています。

 

現実的にはローンでの獲得が有力ですが、ベティスビジャレアルでのプレー経験もあり、ラ・リーガを熟知している点は大きいでしょう。

中盤での万能性もあるロ・チェルソ加入が実現すれば、攻撃面で大きなプラスとなりますが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

ハビ・ゲラ(バレンシア/スペインU-21代表)

生年月日:2003年5月13日(20歳)
ポジション:CMF、DMF

身長187㎝の体格と手足の長さを生かし、懐の深いボールキープや推進力の強いドリブル、ボール奪取能力の高さを発揮するCMFです。

長短問わず正確なパスを両サイドに捌いていき、サッカーIQの高さも生かし、攻守の切り替えも速く、スペインU-21代表では背番号10を付けています。

 

バレンシアの下部組織出身で、22-23シーズン終盤戦でトップチームデビューを果たすと、第31節バジャドリード戦では試合終了間際に劇的な決勝弾となる初ゴールを上げました。

その後はボランチの定位置を確保し、22-23シーズンはリーグ戦10試合に出場し、1得点を記録、23-24シーズンは、ラ・リーガ第13節終了時点で全13試合に出場し、3得点1アシストを記録しています。

 

バレンシアハビ・ゲラとの契約を2027年6月末まで残しており、契約解除金は1億ユーロ(約158億6000万円)に設定されているようです。

ただ23-24シーズンも飛躍的な成長を遂げているハビ・ゲラに対して、バルセロナ以外にも、アーセナルトッテナムニューカッスルマンチェスター・ユナイテッドといったプレミアリーグ勢が獲得に関心を寄せているようです。

バルセロナ加入が実現すれば、ペドリガビと共に中盤の若返りが一気に進んでいくことでしょう。

 

近年、ピーター・リム会長の無計画な経営により財政難を招き、22-23シーズンは残留争いに巻き込まれるなど低迷に喘いでいるバレンシアは、中心選手の格安売却も厭わなくなっています。

巨額な契約解除金を設定されているものの、各ビッグクラブは設定額より低い金額で獲得出来る隙をうかがっていますが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

DMF

ガブリエウ・モスカルド(コリンチャンス/ブラジルU-23代表)

生年月日:2005年9月28日(18歳)
ポジション:DMF、CMF、OMF

弱冠18歳ながら、ブラジルの名門コリンチャンスで活躍する守備的MFです。

足元の技術の高さや豊富な運動量、推進力の強さや戦術眼の高さも併せ持ち、アンカーとして攻守に貢献する働きを見せています。

プレースタイルや、若くしてリーダーシップの素質もあるところから、イングランド代表MFデクラン・ライス(アーセナル)と比較する声もあります。

今年9月には、来年に迫ったパリ・オリンピックを目指すブラジルU-23代表にも選出され、将来が大きく嘱望されています。

 

2017年にコリンチャンスの下部組織に加入後、2023年6月にトップチームデビューを果たし、ここまで(11/24現在)リーグ戦16試合に出場し、うち13試合はスタメンで起用されています。

完全にレギュラーポジションを確保しているわけではないですが、2023シーズン中盤からスタメンで起用されることも多くなり、新シーズンではさらなる成長も期待されます。

 

バルセロナは、デコSDが特にガブリエル・モスカルドのプレースタイルを気に入っているようで、ブスケツの後継者として、2023年夏の移籍市場で獲得を目指していましたが、財政難問題の影響もあり、獲得には動けませんでした。

バルセロナはこの冬の移籍市場でも引き続きガブリエル・モスカルドの獲得に動いていく他、2023年夏の移籍市場で2度オファーを提示したチェルシーアーセナルマンチェスター・ユナイテッドミランといった錚々たるビッグクラブが獲得に関心を寄せています。

 

スペイン紙『スポルト』は、ガブリエル・モスカルドのプレースタイルについて、「チェルシーよりバルセロナのスタイルに適している」と評価しており、ブスケツの後継者候補として推しています。

各ビッグクラブとの争奪戦となりそうですが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

カンセロ流出に備えて

ルーカス・クロスターマン(ライプツィヒ/ドイツ代表)

生年月日:1996年6月3日(27歳)
ポジション:RSB、CB、LSB

身長187㎝のフィジカルの強さと、両親ともにアスリートという譲り受けた身体能力の高さを活かし、力強い攻め上がりや対人守備での強さを発揮するRSBです。

RSBだけでなく、LSBやCBでも対応できるユーティリティ性の高さもあり、昨年のカタールW杯のドイツ代表メンバーにも選出され、2試合に出場しました。

 

2014年3月にボーフムでトップチームデビューを果たし、2014年8月には当時2部に所属していたライプツィヒに移籍し、ブンデスリーガ昇格の原動力となりました。

2016-17シーズンからブンデスリーガに所属し、上位争いの常連となっているライプツィヒでは、在籍約9シーズン半にわたって、公式戦272試合に出場し、チームの主力として活躍しています。

23-24シーズンもRSBだけでなく、CBでのスタメン起用も多く、ブンデスリーガ第11節終了時点で9試合に出場し、ゲームキャプテンを務める試合もあります。

 

しかし、クロスターマンライプツィヒとの契約は2024年6月末までとなっており、バルセロナカンセロ流出に備えて、フリーでクロスターマンの獲得を狙っているようです。

カンセロよりは攻撃性能は劣るものの、守備面での強さやユーティリティ性の高さはシャビ監督からも大きく重宝されることでしょう。

 

まずはカンセロ残留に向けて動いていくと思われますが、カンセロが残留しても、スカッドに加えたいプレーヤーですね。フリーでまた実力者を確保することが出来るのか、今後の動向に注目です。

 

 

 

退団が予想される選手

次に、退団が予想される選手を取り上げます。

 

マルコス・アロンソ(元スペイン代表)

生年月日:1990年12月28日(32歳)
ポジション:LSB、LMF、CB
移籍先候補:アトレティコ・マドリード、アストン・ヴィラ

身長188㎝の大柄な体格を生かし、対人守備や空中戦での強さを誇るLSBです。

攻撃面でも正確なパスやクロスでチャンスメイクしていき、CBでも対応できるユーティリティ性もあります。

 

レアル・マドリードの下部組織出身で、プレミアリーグやセリエAでのプレーを経て、2016年夏にチェルシーに加入後、在籍6シーズンで公式戦212試合に出場し、29得点23アシストを記録しました。

しかし、チルウェルククレジャの加入もあり、徐々に出場機会が減少し、2022年夏の移籍市場終了間際にチェルシーとの契約を解除し、フリーでバルセロナに加入しました。

22-23シーズンはリーグ戦24試合に出場し、LSBだけでなく、CBでも起用されました。

 

、2023年1月に2024年6月末まで契約を延長し迎えた23-24シーズンですが、ラ・リーガ第13節終了時点で、リーグ戦4試合の出場にとどまっています。

LSBはバルデが22-23シーズン以上の安定性を見せ、定位置を確保しており、CBでも同じ左利きのイニゴ・マルティネスの加入により、出場機会が減少しています。

契約も2024年6月末までとなり、バルセロナも契約延長しない方向で、23-24シーズン終了後に契約満了での退団が有力視されています。

 

現時点では、マルコス・アロンソの獲得にアトレティコ・マドリードアストン・ヴィラが関心を寄せているようです。

23-24シーズンはやや苦しい状況に置かれているマルコス・アロンソは、どんな決断を下すのか、今後の動向に注目です。

 

 

フレンキー・デ・ヨング(オランダ代表)

生年月日:1997年5月12日(26歳)
ポジション:CMF、DMF
移籍先候補:マンチェスター・ユナイテッド

世界屈指のドリブルテクニックとパスセンスを持ち、中盤でチャンスメイクしていく司令塔です。

守備面での泥臭さも見せつつ、戦術眼やサッカーIQの高さもあり、中盤では高い位置でも低い位置でも対応できる万能型プレーヤーでもあります。

 

2019年夏にアヤックスから移籍金7500万ユーロ(約96億4000万円)で加入後、主力として活躍し、ペドリガビと共にこれからのバルセロナの中盤の軸となる存在として期待され、在籍4シーズンで公式戦183試合に出場し、16得点21アシストを記録しました。

23-24シーズンは、リーグ戦開幕6試合連続でスタメン起用され、攻守にわたり中盤を引き締めるプレーを見せ、ペドリガビよりもチームに欠かせない存在という評価も得ていましたが、足首の負傷により、ラ・リーガ第7節以降は出場していません。

 

財政難問題を抱えるバルセロナは各ビッククラブから関心を寄せられ、多額の移籍金を見込めるデ・ヨングに対して、退団を促していましたが、結局は残留し、存在感のあるプレーを見せてきました。

中盤だけでなく、CBでの起用でも一定の結果を残してきたデ・ヨングですが、チーム屈指の高年俸を受けていることもあり、2026年6月末まで契約を残していますが、財政難問題を解消するために放出に動く可能性も否定できません。

デ・ヨング獲得には、アヤックス時代の恩師であるテン・ハーグ監督率いるマンチェスター・ユナイテッド引き続き獲得に関心を示しており、23-24シーズンの不調から、この冬の移籍市場でデ・ヨング獲得に注力していくかもしれません。

 

デ・ヨング自身は「バルサは私にとって夢のクラブであり、生涯ここにいたいと思っている。」とコメントし、バルサ愛を強調しています。

その一方、財政難問題を抱えるチームが自身を売ってお金を得たいと考えも理解できるとコメントしています。デ・ヨングの未来はどうなるでしょうか。今後の動向に注目です。

 

 

ラフィーニャ(ブラジル代表)

生年月日:1996年12月14日(26歳)
ポジション:RWG、LWG
移籍先候補:チェルシー

テクニックの高さと切れ味鋭いドリブルで、右サイドから相手ゴールに迫り、利き足の左足から放たれる強烈なシュートでゴールを陥れるRWGです。

昨年行われたカタールW杯のブラジル代表メンバーにも選出され、全5試合に出場しました。

 

2022年夏の移籍市場でリーズから移籍金5800万ユーロ(約70億円)で加入し、リーグ戦36試合に出場すると、7得点7アシストを記録し、公式戦通算では10得点12アシストと、加入1年目にしては申し分ない成績を収めました。

シーズン前半戦はRWGのファーストチョイスとしてデンベレが起用され、不慣れなLWGでの起用や途中出場が主でしたが、後半戦はデンベレがハムストリング負傷により長期離脱し、スタメンでの起用が多くなり攻撃力の高さを見せ、ライバル離脱の穴を埋めました。

 

デンベレがPSGに移籍し、23-24シーズンはRWGの定位置を確保したかったところですが、ラ・リーガ開幕節のヘタフェ戦で退場処分となり、出場停止期間中にヤマルの鮮烈なデビューもあり、ベンチスタートの試合も多くなっています。

またラフィーニャも現バルセロナのスカッドの中でも、高額な移籍金収入を見込める戦力であり、オファー次第では放出に踏み切る可能性も高くなっています。

 

現時点でラフィーニャ獲得にはチェルシーが関心を示しているとされ、これまでの移籍市場でもアーセナルマンチェスター・シティなどが獲得に関心を示してきました。

ここまで(11/24時点)リーグ戦9試合で2得点と、やや得点力は陰りを見せていますが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

ロベルト・レヴァンドフスキ(ポーランド代表)

生年月日:1988年8月21日(35歳)
ポジション:CF、ST
移籍先候補:アブハ―・クラブ

フィジカルの強さだけでなく、相手DFとの駆け引きの巧さと、ポジショニングセンスの高さでゴールを量産してきた世界屈指のストライカーです。

圧倒的な決定力を発揮し、ブンデスリーガで7度の得点王に輝き、多くのタイトル獲得に貢献してきました。

 

2014年7月に加入し、8シーズンにわたりプレーしてきたバイエルン・ミュンヘンでは、公式戦通算375試合で344得点73アシストという歴史に残る大記録を残してきたストライカーですが、契約残り1年となった2022年夏の移籍市場で、バルセロナに移籍金5000万ユーロ(約71億円)で電撃加入しました。

22-23シーズンも、バイエルン時代と変わらない得点力の高さを見せ、リーグトップの23得点を記録し、得点王に輝いただけでなく、アシストもチームトップの7本を記録し、加入1年目ながら攻撃陣の中心としてチームを牽引してきました。

 

23-24シーズンは、10月に足首を負傷し、リーグ戦2試合を欠場しましたが、ラ・リーガ第13節終了時点で11試合に出場し、チームトップの7得点を上げ、3アシストを記録しています。

35歳を迎えたレヴァンドフスキですが、持ち前の決定力の高さは錆びることなく、引き続きゴールを量産しています。

しかしスピードなどでは衰えは隠せず、バルセロナとの契約も2026年6月末までとなり、去就に関する話も出てきました。

 

2023年夏の移籍市場では、サウジアラビアリーグが猛威を振るっていましたが、レヴァンドフスキにもその手は及んでおり、1年でバルセロナを去ることを拒否し、移籍は実現しませんでしたが、引き続きサウジアラビアから強い関心が寄せられているようです。

移籍先候補の一つとして挙げられているのが、アブハー・クラブで、セビージャPSGでプレーしてきた同胞の元ポーランド代表MFグジェゴシュ・クリホビアクも在籍しています。

財政難問題を抱えるバルセロナに対して、レヴァンドフスキ獲得にどれだけのオファーを提示するのかも注目が集まりますが、どうなるでしょうか、今後の動向にも注目ですね。

 

 

 

まとめ

いかがでしたか

 

今回は、2024年冬のバルセロナの最新移籍情報と補強ポイント狙っていると噂の獲得候補選手退団が噂される選手を取り上げました。

 

財政難問題により限られた補強の中でも、2023年夏で獲得したカンセロギュンドアンをはじめ、早くもチームの主力に定着するなど、一定の成功を収めていると共に、ヤマルマルク・ギウといった若手の台頭もあり、バルセロナの明るい未来も見えてきました。

ただやはり個に依存する傾向は強く、欧州の舞台では苦戦を強いられているところもあり、これからはチームとしての成熟度を上げるところが課題となってくるでしょう。

 

かつての黄金時代の中心だったシャビ監督も就任2年目を迎え、これからどんな新しいバルセロナを造り上げ、タイトル獲得に導いていくのか楽しみですね。

2024年冬の移籍市場での動向と、23-24シーズン後半戦のバルセロナの戦いぶりに注目です。

 

他に気になるチームはありますか?

プレミアリーグ(イングランド)

 

ブンデスリーガ(ドイツ)

 

リーガエスパニョーラ(スペイン)

 

セリエA(イタリア)

 

リーグアン(フランス)

いつもありがとうございます!

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