チェルシー2024冬の最新移籍情報まとめ!補強が噂される新加入獲得候補選手・退団リストも調査!

ブルーズファンの皆さん、こんにちは。

 

22-23シーズンは、夏の移籍市場では総額2億7500万ポンド(約452億円)、冬の移籍市場では総額3億2300万ポンド(約515億円)の超大型補強を敢行したチェルシーですが、チームとしてのまとまりを欠き、大きく低迷してしまいました。

開幕直後に、トーマス・トゥヘル監督を解任し、新監督として、ブライトンからグレアム・ポッター監督を引き抜いたものの、浮上のキッカケを掴むことは出来ず、2023年4月にポッター監督を解任しました。

 

シーズン終了までの暫定監督として、クラブのレジェンド、フランク・ランパードが就任したものの、就任後公式戦6連敗を喫するなど、低迷ぶりは拍車をかけ、結局リーグ戦12位でフィニッシュし、プレミアリーグ発足後、最低順位となってしまいました。

 

歴史的低迷から少しでも上位戦線に加わろうとすべく、新監督に前パリ・サンジェルマン監督のマウリシオ・ポチェッティーノを迎え入れました。

開幕前の移籍市場では、トップチーム在籍人数がレンタル組も加え30名を超えるという人員過多状態であり、欧州カップ戦出場権獲得を逃した上に、ファイナンシャル・フェアプレーに抵触する恐れもあったことから、新戦力の獲得よりもまずは放出による戦力整理が中心になるだろうとみられていました。

 

ところが、いざ蓋を開けてみると、ライプツィヒからフランス代表MFクリストファー・エンクンクを移籍金5800万ポンド(約106億円)で獲得し、ビジャレアルからセネガル代表FWニコラス・ジャクソンを移籍金3200万ポンド(約58億6700万円)で獲得しました。

そして、ブライトンからエクアドル代表MFモイゼス・カイセドを移籍金1億1500万ポンド(約212億1300万円)で獲得し、昨シーズン冬の移籍市場でアルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデスを獲得する際に費やしたイングランド史上最高額の移籍金1億700万ポンド(約170億円)を早々と更新しました。

 

その一方、ドイツ代表FWカイ・ハヴァ―ツを移籍金6500万ポンド(約119億円)でアーセナルに放出し、チーム生え抜きのイングランド代表MFメイソン・マウントを移籍金総額6000万ポンド(約109億円)でマンチェスター・ユナイテッドに放出するなど、これまでチームの主軸として活躍してきた選手たちがチェルシーを去りました。

2022年夏に獲得したクリバリオーバメヤンもわずか1年でチームを去るなど、22-23シーズンのトップチーム在籍メンバーが半数近く入れ替わり、相変わらずトッド・ベーリーオーナーの強権ぶりが際立った開幕前の移籍市場となりました。

 

迎えた23-24シーズン、リーグ戦開幕6試合で1勝2分け3敗と躓き、またしても低迷してしまうのかと不安がよぎりました。

しかし第9節アーセナル戦では2-2のドロー、第11節トッテナム戦でトッテナムにリーグ戦初黒星を付け、第12節マンチェスター・シティ戦では壮絶な打ち合いの末、4-4のドローに持ち込むなど、浮上のキッカケを掴みつつあります。

3バックか4バックかハッキリしなかった22-23シーズンと比べ、23-24シーズンは4バックに固定され、これまでほとんどインパクトを残せなかった新戦力も、この夏獲得したパルマ―をはじめ、チームにフィットして活躍しています。

この冬の移籍市場での補強を経て、23-24シーズンの後半戦での戦いぶりにも注目ですね。

 

ということで今回は、豊富な資金力でこの冬の移籍市場でも話題を振りまきそうなチェルシーの2024年冬

  • 最新移籍情報と補強ポイント
  • 狙っていると噂の獲得候補選手
  • 退団が予想される選手
  • まとめ

の順でお伝えしていきます。

他に気になるチームはありますか?

プレミアリーグ(イングランド)

 

ブンデスリーガ(ドイツ)

 

 

リーガエスパニョーラ(スペイン)

 

セリエA(イタリア)

 

 

リーグアン(フランス)

 

最新移籍情報と補強ポイント

最新移籍情報

〈加入〉

 

〈退団〉

 

 

補強ポイント

チェルシーの2024年冬の移籍市場での補強ポイントとして、

  1. 軸となるストライカー
  2. CB

が挙げられるでしょう。

 

 

軸となるストライカー

この夏の移籍市場では、ハヴァ―ツを放出し、新たなストライカーの獲得が優先課題となっていました。

具体的なターゲットとして、ヴラホヴィッチ(ユベントス)やラウタロ・マルティネス(インテル)などの名前が挙がっていましたが、結局ジャクソンの獲得のみで終わり、シーズン開幕からジャクソンが1トップで起用されています。

 

そのジャクソンですが、開幕当初はリーグ戦9試合でわずか2得点のみと、結果を残すには至らず、決定機を外す場面が多く見られることや、審判への抗議で安易にイエローカードを貰ってしまうことから、批判の的にさらされています。

ポチェッティーノ監督も「彼はとても若く、プレミアリーグへの道を手探りで学んでいる最中だ。彼には時間が必要だ。」と理解を示していますが、ビッグクラブでのプレーの重圧にやや押されている印象です。

 

第11節トッテナム戦でのハットトリックや、第12節マンチェスター・シティ戦でのゴールなどで勢いに乗ることを期待したいですが、まだ若いジャクソンの代わりに、5大リーグで実績を残しているストライカーを獲得する可能性があるでしょう。

 

 

CB

この冬の移籍市場では、CBを巡る動きも活発化してくることでしょう。

22-23シーズン、38歳ながらGKを除くチーム2位の公式戦出場時間(2993分)を記録し、DFラインの中心として牽引したチアゴ・シウヴァですが、チェルシーとの契約は2024年6月末までとなり、契約満了が迫ってきました。

 

23-24シーズンもリーグ戦(11/15現在)全12試合にフル出場し、冷静な守備対応で引き続きDFラインを引き締めていますが、2023年9月に39歳となり、シーズン終了後の母国ブラジルへの復帰も囁かれています。

 

2022年夏にはフォファナ、2023冬にはバディシアルを獲得したものの、いずれも故障により長期離脱中で、23-24シーズンのリーグ戦出場はありません。

またチャロバーは構想外となっており、この冬での移籍の可能性も高くなっています。

 

現チームのCBは、チアゴ・シウヴァ以外に、ディサジコルウィルのみとなっており、不測の事態に備えCBを1枚確保しておく方が良いかもしれません。

 

 

 

狙っていると噂の獲得候補選手

では、挙げられた補強ポイントに沿って、狙っていると噂の獲得候補選手を取り上げます。

 

軸となるストライカー

ヴィクター・オシムヘン(ナポリ/ナイジェリア代表)

生年月日:1998年12月29日(24歳)
ポジション:CF

186㎝の長身と長い手足、高い身体能力を活かし、前線で躍動する世界トップクラスのストライカーです。

ゴールへの嗅覚とポジショニングセンスも優れ、一気に相手を振り切るスピードと加速力、フィジカルの強さ、セットプレー時での高さも揃っています。

 

2020年夏にリールからナポリに加入し、3シーズン目を迎えた22-23シーズンは、セリエA32試合に出場し26得点4アシストを記録し、セリエA得点王に輝きました。

セリエAで33年ぶりのスクデットを獲得したナポリの中でもオシムヘンの活躍は特に際立っており、カタールW杯の中断期間から再開後のリーグ戦では8試合連続ゴールを記録するなど、セリエA優勝の原動力となる活躍を見せました。

毎シーズン、怪我による離脱はあるものの、セリエAでは3シーズン連続で二桁得点を記録し、高い決定力を示しているオシムヘンに対しては、マンチェスター・ユナイテッドチェルシーバイエルン・ミュンヘンなどが獲得に向けて動いていましたが、移籍は実現せず、ナポリ残留となりました。

 

迎えた23-24シーズン、開幕戦で2得点を決めるなど、引き続きチームの点取り屋として活躍し、ここまで(11/15現在)リーグ戦8試合で6得点を決めています。

しかし、オシムヘンがPK失敗した場面を揶揄した動画をクラブが公式SNSにアップしたことでクラブとの関係も悪化し、リュディ・ガルシア監督の采配に不満を表すなど、チーム内に不穏な空気が流れています。

2025年6月末までとなった契約延長に関して、ナポリデ・ラウレンティス会長も「私が最後の最後にクリバリを売ったのを忘れないでほしい」と売却を示唆するコメントも出しています。

 

2023年夏はデ・ラウレンティス会長が2億ユーロ(約315億円)という高額の移籍金を設定したこともあり、移籍は実現しませんでしたが、ここまで関係が悪化すると、移籍に向けて対決姿勢が激しくなるかもしれません。

現時点では、チェルシーをはじめ、レアル・マドリードマンチェスター・ユナイテッドパリ・サンジェルマンなどが獲得に名乗りを上げています。オシムヘン獲得で再び移籍金記録が更新されるかもしれませんが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

イヴァン・トニー(ブレントフォード/イングランド代表)

生年月日:1996年3月16日(27歳)
ポジション:CF

ボックス内での強さを発揮し、得点力の高さと安定性を誇る遅咲きのストライカーです。

得点ではもちろんのこと、身体能力を活かしたポストプレーや動き出しでチーム全体の攻撃の活性化に大きく貢献し、守備も前線から献身的に行っています。

 

2020年9月に当時チャンピオンシップのブレントフォードに加入し、リーグ戦45試合で31得点10アシストを記録し、プレミアリーグ昇格に大きく貢献しました。

昇格後も2021-22シーズンはリーグ戦33試合で12得点5アシスト、2022-23シーズンはリーグ戦33試合で20得点4アシストと活躍し、今年3月にはイングランド代表デビューも果たしました。

しかし、2023年5月に計232件の賭博行為で有罪となり、8カ月の出場停止処分を受け、23-24シーズンは公式戦の出場はありません。

 

しかし、出場停止処分が明ける2024年1月に他チームへの移籍希望を明らかにし、ブレントフォードも6000万ポンド(約110億円)程度のオファーが届けば、放出を容認する姿勢のようです。

オシムヘン獲得には最低でも1億5000万ポンド(約275億6250万円)かかるとされており、オシムヘンからトニー獲得にシフトチェンジする可能性もあります。

トニー自身はアーセナルへの移籍を希望しているとの報道もありますが、チェルシーをはじめ、トッテナムも含めた争奪戦に発展しそうです。

 

プレミアリーグでの実績も申し分なく、献身性の高さも評価されるトニーが加入すれば、ジャクソンにかかるプレッシャーを和らげる存在となるでしょう。

出場停止明けの試合勘も気になるところですが、待望の1トップを確保することが出来るのか、今後の動向に注目です。

 

 

サンティアゴ・ヒメネス(フェイエノールト/メキシコ代表)

生年月日:2001年4月18日(22歳)
ポジション:CF

フィジカルと体幹の強さを活かしたポストプレーや、DFラインの駆け引きからの抜け出しの巧さも光る注目の若手ストライカーです。

ボールに食らい付く熱さや鋭い嗅覚を前面に出し、パワフルな左足からのシュートやヘディングなど多彩なフィニッシュワークを持っています。

 

元メキシコ代表MFクリスティアン・ヒメネスを父親に持ち、アルゼンチンのブエノスアイレスで生まれ、その後母国メキシコのクルス・アスルの下部組織からトップチームデビューを果たし、在籍約3シーズンで公式戦通算105試合に出場し、21得点11アシストを記録しました。

22-23シーズン開幕前に移籍金400万ユーロ(約5億9000万円)の4年契約でフェイエノールトに加入すると、1トップのレギュラーを務め、エールディビジで32試合に出場すると、15得点3アシストを記録し、6シーズンぶりのリーグ優勝に大きく貢献しました。

またベスト8まで進出したヨーロッパリーグでは、9試合で5得点を上げ、欧州の舞台でも活躍しました。

 

23-24シーズンも、ここまで(11/15現在)リーグ戦12試合で13得点3アシストを記録し、チームの攻撃の中心として、ますます信頼を強めています。

また22-23シーズンのヨーロッパリーグの退場処分によりデビューが遅れたチャンピオンズリーグでも、第3節ラツィオ戦では2得点を決める圧巻のパフォーマンスを見せています。

昨シーズンからさらに勢いに乗ったパフォーマンスと進化を見せているヒメネスに対しては、チェルシーだけでなく、レアル・マドリードインテルミラントッテナムといった錚々たるビッグクラブが獲得に関心を示しているようです。

 

ヒメネスの市場価値は、シーズン開幕前の2500万ユーロ(約39億2000万円)から、4000万ユーロ(約65億6000万円)程度と一気に上がり、今後もさらに上昇していくことでしょう。

オシムヘントニーと比べるとやや小粒感は否めませんが、チェルシー加入により、ワールドクラスのストライカーへの階段を上っていくことになるのでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

CB

ジャン・クレール・トディボ(ニース/フランス代表)

生年月日:1999年12月30日(23歳)
ポジション:CB

身長190㎝の長身を生かした空中戦と対人の強さを誇るだけでなく、スピードを武器にカバーリングの速さやスプリント勝負の強さも見せるCBです。

足元の技術の高さもあり、ビルドアップでの貢献度も高く、今年3月にはフランス代表にも初招集され、9月のドイツ代表戦で代表デビューも果たしました。

 

トゥールーズの下部組織出身で2018年7月に18歳でトップチームデビューを果たすと、2018-19シーズンのリーグ・アンの前半戦で10試合に出場し注目を集め、2019年1月にその才能に惚れ込んだバルセロナが完全移籍で獲得しました。

しかしバルセロナでは在籍1シーズンで公式戦わずか4試合に出場したのみで、その後シャルケベンフィカへのレンタル移籍を経て、2021年2月にニースにレンタル移籍で加入しました。

 

ニース加入後、20-21シーズンのリーグ・アン後半戦で15試合に出場し、主力として活躍、翌シーズンは完全移籍で加入し、21-22シーズンはリーグ戦36試合、22-23シーズンはリーグ戦34試合に出場、39歳の大ベテランのダンテと共に、23-24シーズンのリーグ・アンでリーグ2位の失点数(37失点)を記録する堅守を形成しています。

 

23-24シーズンもここまで(11/15現在)リーグ戦11試合にスタメン起用され、引き続きチームの守備の要として、不動の地位を確立しています。

これまで燻っていた才能がようやく開花してきたトディボに対して、多くのビッグクラブが2023年夏の移籍市場で獲得に動いていました

特にマンチェスター・ユナイテッドは獲得に向けて熱心な動きを見せていましたが、移籍は破談に終わり、トディボ自身も「間違った選択はしたくなかった。」と振り返っています。

 

23-24シーズンもニースで安定したパフォーマンスを見せているトディボに対して、チェルシーチアゴ・シウヴァの後継者候補として注目しているようです。

また2023年夏に引き続き、マンチェスター・ユナイテッドも獲得に動くとされています。

フォファナバディシアルディサジとフランス人CBの獲得が続いているチェルシーですが、またしてもフランス人CBを確保することになるのか、今後の動向に注目です。

 

 

その他

アーロン・ラムズデール(アーセナル/イングランド代表)

生年月日:1998年5月14日(25歳)
ポジション:GK

21-22シーズン、開幕3連敗を喫したアーセナルの新守護神として抜擢され、以後正守護神として君臨し続け、安定したセービングとキック精度の高さを見せ、最後方からチームを支えてきました。

またイングランド代表にも定期的に招集され、正守護神候補としても期待を寄せられています。

 

23-24シーズンもリーグ戦開幕4試合でゴールマウスを守り、まずまずのパフォーマンスを見せていましたが、第5節エバートン戦以降は新加入のラジャに正守護神の座を明け渡し、リーグ戦の出場は無く、公式戦出場はカラバオカップの2試合のみとなっています。

ラムズデールも決して調子を著しく落としていたわけではないですが、ビルドアップ能力の高さや参加度という点で、より高い位置でボールに関与し、ビルドアップに参加できるラジャの方が、アルテタ監督が求めるスタイルに合致し、守護神交代に至ったのかもしれません。

 

現在は控えGKという立ち位置ではありますが、ライバルであるラジャと切磋琢磨し、チームの勝利に向けて力を注いでいくことを、ラムズデール自身も強調しています。

またラジャのミスが目立つ試合もあり、再びラムズデールを守護神に戻すべきではないかという声もでています。

それでもこのままの状況が続くと、シーズン終了後に行われるEURO2024のイングランド代表メンバー入りも危うくなり、出場機会を確保するため、移籍に踏み切る可能性もあります。

 

現時点でラムズデールの獲得にはチェルシーニューカッスルが名乗りを上げていると報道されています。

2023年夏の移籍市場で、チェルシーは正守護神としてスペイン代表GKロベルト・サンチェスを獲得し、ビルドアップでの貢献度の高さや、ビッグセーブでチームを支えていますが、安定性という点ではやや不安視されており、GKの補強に動く可能性も出ています。

アーセナルは1月での移籍は許可しないとの報道も出ており、ましてやライバルチームへの移籍はもってのほかだと思われますが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

ガブリエウ・モスカルド(コリンチャンス/ブラジルU-23代表)

生年月日:2005年9月28日(18歳)
ポジション:DMF、CMF、OMF

弱冠18歳ながら、ブラジルの名門コリンチャンスで活躍する守備的MFです。

足元の技術の高さや豊富な運動量、推進力の強さや戦術眼の高さも併せ持ち、アンカーとして攻守に貢献する働きを見せています。

今年9月には、来年に迫ったパリ・オリンピックを目指すブラジルU-23代表にも選出され、将来が大きく嘱望されています。

 

2017年にコリンチャンスの下部組織に加入し、2023年6月にトップチームデビューを果たし、ここまで(11/15現在)リーグ戦16試合に出場し、うち13試合はスタメンで起用されています。

完全にレギュラーポジションを確保しているわけではないですが、2023シーズン中盤からスタメンで起用されることも多くなり、新シーズンではさらなる成長も期待されます。

 

そんな逸材に対して、2023年夏の移籍市場でチェルシーは2度オファーを提示しましたが、シーズン中盤だったこともあり、移籍金3000万ユーロ(約47億円)のオファーを拒否し、移籍は成立しませんでした。

この冬の移籍市場でも再び獲得に動くとされるチェルシーに加え、アーセナルバルセロナも獲得に名乗りをあげているようです。

特にバルセロナは、デコSDがモスカルドを気に入っているところや、ブスケツ退団後の正式な後継者候補を獲得出来なかったバルセロナの補強ポイントに合致しているところもあり、獲得に向けて本格的に動いているようです。

 

プレースタイルや、若くしてリーダーシップの素質もあるところから、イングランド代表MFデクラン・ライス(アーセナル)と比較する声もあります。

守備的MFには19歳のラヴィア、同じく19歳のウゴチェクと、期待の若手も揃っていますが、アンドレイ・サントスデイヴィッド・ワシントンに続き、またしてもブラジルから逸材を確保することになるのか、今後の動向に注目です。

 

 

 

退団が予想される選手

次に、退団が予想される選手を取り上げます。

 

リース・ジェームズ(イングランド代表)

生年月日:1999年12月8日(23歳)
ポジション:RSB、CB、RMF
移籍先候補:マンチェスター・シティ、バイエルン・ミュンヘン、レアル・マドリード

チェルシー生え抜きのサイドバックであり、筋骨隆々の強靭なフィジカルを武器に、推進力のあるサイド突破や対人守備の強さを見せます。

ドリブルスピードの速さやクロスの質の高さなど、攻撃性能の高さも兼ね備える一方、RSBだけでなく、3バックの一角や、右サイドでも対応するユーティリティ性もあり、攻守にわたり貢献度の高い選手となっています。

 

2019年9月にトップチームデビューを果たすと、19-20シーズンはリーグ戦24試合、20-21シーズンは32試合、そして21-22シーズンは26試合に出場し、RSBもしくはRWBの主力として活躍しています。

22-23シーズンも怪我による離脱期間はあったものの、リーグ戦16試合、チャンピオンズリーグ8試合に出場しました。

チェルシーと2028年6月末までの長期契約を結び、23-24シーズンからはチームキャプテンに就任し、これからも主力として長く活躍を期待されているジェームズですが、他クラブからの関心も寄せられているのも事実です。

 

現時点では、カルバハルの後継者候補として、レアル・マドリードが獲得に動いている他、マンチェスター・シティウォーカーの後釜として、リース・ジェームズ獲得に関心を示しているようです。

とはいえチェルシーとしては、長期契約を結び、チームキャプテンに就任したばかりの生え抜きの星をそう簡単に放出するわけにはいかず、よほどの額を積まない限り、移籍には応じない姿勢を示しています。

 

歴史的低迷となった22-23シーズンから復活を遂げるべく、チームキャプテンとして野心をたぎらせているリース・ジェームズですが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

トレヴォ・チャロバー(イングランド代表)

生年月日:1999年7月5日(24歳)
ポジション:CB、DMF、RSB
移籍先候補:バイエルン・ミュンヘン、ドルトムント、マンチェスター・ユナイテッド、トッテナム

192㎝の高身長を生かした空中戦の強さや、身体能力の高さや手足の長さを武器に、ボール奪取能力の高さを誇るアカデミー出身のCBです。

足元の技術の高さもあり、ビルドアップ面でも貢献度は高く、CBだけでなく、RSBやDMFなどでも対応できるユーティリティ性も兼ね備えています。

 

チェルシーの下部組織出身で、イプスウィッチハダーズフィールドロリアンへの武者修行を経て、2021年8月にトップチームデビューを果たし、21-22シーズンはリーグ戦20試合に出場しました。

22-23シーズンもリーグ戦25試合に出場し、CBだけでなく、RSBなどでも起用され、様々なシステム変更にも柔軟に対応していました。

 

ところが2023年夏の移籍市場で、CBにディサジコルウィルが加入したことにより、チャロバーは余剰戦力となり、移籍の可能性も大きくなっていましたが、チャロバーが移籍を拒否し、23-24シーズンもチェルシーに残留となりました。

クラブ側はチャロバーの姿勢に憤りを感じ、再びクラブでプレーさせるつもりはないと通知し、ポチェッティーノ監督もチャロバーを構想外と見ており、この冬での移籍の可能性が高くなっています。

2022年11月に、2028年6月末までの長期契約を結んだばかりで、いきなり不遇の状況に置かれたチャロバーに対して、トップチームデビュー時の監督だったトーマス・トゥヘル監督率いるバイエルン・ミュンヘンドルトムントマンチェスター・ユナイテッドトッテナムなど、多くのクラブが獲得に関心を示しています。

 

チェルシー側が設定する5000万ポンド(約91億8000万円)の高額な移籍金がどう影響するか分かりませんが、このまま残留しても出場機会が訪れるとは考えにくく、移籍金を低くしてでも移籍に動くことでしょう。どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

イアン・マートセン(オランダ代表)

生年月日:2002年3月10日(21歳)
ポジション:LSB、LMF、LWG
移籍先候補:バルセロナ、マンチェスター・シティ、バーンリー

身長168㎝と小柄ながら、推進力の強さと豊富な運動量で、攻守にわたり左サイドで躍動するチェルシー期待のレフティーです。

LSBを本職としつつも、左サイドなら高い位置でもプレー出来るユーティリティ性もあり、追加招集ながら、今年9月にはオランダ代表にも初招集されました。

 

2018年夏にチェルシーの下部組織に加入し、2019年9月のカラバオカップでトップチームデビューを果たしました。

その後はチャールトンコベントリーと武者修行に出され、定位置を確保する活躍を見せ、着実に成長を遂げてきました。

22-23シーズンは、バーンリーにレンタル移籍し、不動のLSBとしてリーグ戦39試合に出場、4得点6アシストを記録し、チャンピオンシップ優勝とプレミアリーグ昇格に大きく貢献しました。

 

バーンリーへの完全移籍を拒否し、チェルシーに復帰した23-24シーズンは、開幕からトップチームに名を連ね、開幕戦のリバプール戦でプレミアリーグデビューを果たし、ここまで(11/15現在)リーグ戦7試合に出場しています。

リーグ戦でのスタメン起用はまだ無いものの、ポチェッティーノ監督から高い評価を得ており、今後の飛躍と成長にも大きな期待が寄せられています。

 

ただ当初、マートセンとの契約は2024年6月末までとなっており、契約満了のタイミングを狙って、バルセロナマンチェスター・シティなどが獲得に関心を示しています。

2023年10月中旬に、契約を1年延長し、契約満了は2025年6月末までとなったものの、ククレジャのリーグ戦でのスタメン起用も定着しつつあり、チルウェルの状況次第では出場機会を失う可能性もあり、移籍の可能性も否定できません。

どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

 

まとめ

いかがでしたか。

 

今回は、2024年冬のチェルシーの最新移籍情報と補強ポイント狙っていると噂の獲得候補選手退団が噂される選手を取り上げました。

 

22-23シーズンは大金を振りまいただけで、チームとしてのコンセプトが見えてこなかったチェルシーでしたが、スカッドの大幅な入れ替えを経て、ようやく各ポジションの軸となる選手が固定されてきたように見えます。

 

また開幕当初は昨シーズンの戦いぶりを引きずっていたかのように見えましたが、アーセナルマンチェスター・シティとの激戦を繰り広げ、上位に十分食い込むだけのチーム力を見せてきました。

リーグでの順位はまだ中位をさまよっていますが、ここからの浮上と欧州カップ戦出場権獲得に期待ですね。

過去2回の移籍市場で、イングランド史上最高額の移籍金を更新してきたチェルシーですが、2024年冬の移籍市場でも歴史に残るビッグディールを成立するのか、引き続きチェルシーの2024年冬の移籍市場での動向に目が離せませんね!

 

他に気になるチームはありますか?

プレミアリーグ(イングランド)

 

ブンデスリーガ(ドイツ)

 

 

リーガエスパニョーラ(スペイン)

 

セリエA(イタリア)

 

 

リーグアン(フランス)

 

いつもありがとうございます!

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