マンチェスターシティ2024冬の最新移籍情報まとめ!補強が噂される新加入獲得候補選手・退団リストも調査!

Citizensの皆さん、こんにちは。

 

22-23シーズン、リーグ戦は前半戦、首位アーセナルに勝ち点差5ptの2位で折り返したものの、後半戦は3バックに変更するなど守備の整備に成功し、第23節以降、最終節ブレントフォード戦で敗れるまで、14勝2分けと圧巻の強さを発揮し、プレミアリーグ3連覇を達成しました。

プレミアリーグ制覇だけでなく、FAカップも制し、そしてあと一歩のところで手が届かなかったチャンピオンズリーグも、決勝でインテルを破り、遂に悲願のビッグイヤーを獲得し、トレブルを達成しました!

プレミアリーグ最多得点記録を更新したエースストライカーのハーランドの大爆発だけでなく、デ・ブライネのチャンスメイクや、緻密な戦術で試合をコントロールするグアルディオラ監督の手腕など、とにかくマンチェスター・シティの強さが際立ったシーズンになりました。

 

伝説的なシーズンとなった22-23シーズンから、チーム全体として更なるアップデートを図るべく、2023年夏の移籍市場では、チェルシーからクロアチア代表MFマテオ・コバチッチライプツィヒからクロアチア代表DFヨシュコ・グバルディオルレンヌからベルギー代表FWジェレミー・ドク、そしてウォルバーハンプトンからポルトガル代表MFマテウス・ヌニェスを獲得しました。

その一方、これまでチームを支えてきたキャプテンのドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンが契約満了により、フリーでバルセロナに移籍し、アルジェリア代表FWリヤド・マフレズとスペイン代表DFエメリック・ラポルトはサウジアラビアリーグに引き抜かれ、移籍市場最終日にはイングランド代表MFコール・パルマ―チェルシーに移籍しました。

 

迎えた23-24シーズンですが、リーグ戦は開幕6連勝と22-23シーズンと変わらない強さを見せていましたが、カラバオカップ3回戦でニューカッスルに0-1で敗れ、公式戦初黒星を喫してしまいました。

その後リーグ戦ではウォルバーハンプトンアーセナルと連敗しましたが引きずることなく、リーグ戦は第12節終了時点で9勝1分け2敗で首位に立っています。

また連覇を目指すチャンピオンズリーグでは、グループステージ4連勝を飾り、早くもグループステージ突破を決めています。

 

23-24シーズンも得点ランキング首位に立っているハーランド(13得点)の活躍に加え、新戦力のドクの得点関与の場面も多く見られ、リーグ最多(32得点)を記録している破壊力抜群の攻撃陣はさらに脅威を増してきています。

さらに守備陣も、失点数はリーグ3位(12失点)と安定ぶりは変わりませんが、第12節チェルシー戦では4失点を喫するなど、綻びも見られています。

どうしても前シーズンとの比較となってしまいますが、他を寄せ付けない強さはここまではやや影を潜めています。

それでも22-23シーズンのような後半戦からの勝負強さと経験値で、また他を引き離す戦いぶりを見せてほしいですね。

そして主力選手の高齢化も目立つポジションもあるので、これからもその強さを保つためには、世代交代やテコ入れが求められることでしょう。

 

ということで今回は、歴史的快挙を遂げた22-23シーズンからのアップグレードと世代交代を図ろうとしているマンチェスター・シティの2024年冬

  • 最新移籍情報と補強ポイント
  • 狙っていると噂の獲得候補選手
  • 退団が予想される選手
  • まとめ

の順でお伝えしていきます。

他に気になるチームはありますか?

プレミアリーグ(イングランド)

 

ブンデスリーガ(ドイツ)

 

リーガエスパニョーラ(スペイン)

 

セリエA(イタリア)

 

リーグアン(フランス)

 

最新移籍情報と補強ポイント

最新移籍情報

〈加入〉 

pos. 選手名 年齢 前所属 移籍形態(移籍金)

 

〈退団〉 

pos. 選手名 年齢 移籍先 移籍形態(移籍金)
GK ザック・ステッフェン 28 コロラド・ラピッズ 完全移籍(フリー)
MF カルヴィン・フィリップス 28 ウェストハム ローン(24年6月末まで)
  クラウディオ・エチェベリ 18 リーベル・プレート ローン(24年12月末まで) 

 

 

補強ポイント

マンチェスター・シティの2024年冬の移籍市場での補強ポイントとして、

  1. CMF
  2. 本職のサイドバック

が挙げられるでしょう。

 

 

CMF

まず補強ポイントに挙げられるのは、CMFではないでしょうか。

22-23シーズン限りで契約満了によりギュンドアンが退団し、さらに23-24シーズンのリーグ開幕戦ではデ・ブライネが負傷交代し、ハムストリングの手術を行い、最長で6カ月の長期離脱が見込まれています。

 

2023年夏の移籍市場では、コバチッチマテウス・ヌニェスを獲得し、ベルナルド・シルヴァも中盤で躍動している他、フリアン・アルバレスドクフォーデンの高い位置でのチャンスメイクが光り、ここまではデ・ブライネ不在の穴を感じさせない攻撃力の高さを見せています。

ただデ・ブライネも32歳となり、世代交代を見据えて、新戦力の獲得に動いていくことでしょう。

また出場機会が少ないカルヴィン・フィリップスの移籍も噂されており、CMFの枚数を確保する上でも、まずCMFの獲得に動いてくることでしょう。

 

 

本職のサイドバック

次に補強ポイントとして挙げられるのは、本職のサイドバックです。

ジンチェンコカンセロが退団して以降、チーム内でサイドバックを本職とするのはウォーカーリコ・ルイスのみとなっています。

 

23-24シーズンも、22-23シーズンに引き続き、4バックを基本としつつ、3バックも採用する試合もあり、戦術に柔軟性を持たせるべく、RSBにはストーンズアカンジ、LSBにはアケグバルディオルが起用され、守備の安定感だけでなく、攻撃面でも積極的な攻撃参加を見せています。

それでもウォーカーは33歳に入り、デ・ブライネと同じく、攻守に高い性能を誇る本職のサイドバックを獲得し、リコ・ルイスの成長と合わせて、世代交代を図りたいところです。

 

 

 

狙っていると噂の獲得候補選手

では、挙げられた補強ポイントに沿って、狙っていると噂の獲得候補選手を取り上げます。

 

CMF

ダニ・オルモ(ライプツィヒ/スペイン代表)

生年月日:1998年5月7日(25歳)
ポジション:OMF、RWG、LWG

足下の技術の高さ、パス精度とシュート精度の高さを併せ持つ攻撃的なMFであり、狭い局面も打開し、フィニッシュワークに繋げていきます。

中盤の高い位置や、トップ下をはじめ前線のポジションなら左右問わず対応できるユーティリティ性も兼ね備え、クラブまた代表では重宝されている存在です。

 

バルセロナの下部組織出身で、ディナモ・ザグレブを経て、2020年1月にライプツィヒに加入後、20-21シーズンはリーグ戦32試合に出場し、5得点10アシストを記録し、攻撃の中心を担う活躍を見せていました。

その後2シーズンは、コンディション不良や怪我での離脱もあり、シーズン通しての活躍は出来ませんでしたが、ライプツィヒ初のタイトルとなるポカールの優勝にも貢献するなど、チームの中心として活躍しています。

23-24シーズンは開幕前のスーパーカップで、バイエルン相手にハットトリックを決め、タイトル獲得に貢献しましたが、リーグ戦は9月の代表戦で負った膝の怪我の影響もあり、第11節終了時点で5試合に出場にとどまっていますが、2得点1アシストを記録しています。

 

ダニ・オルモライプツィヒとの契約は、22-23シーズンの時点では2024年6月末までとなっていましたが、シーズン終了後に2027年6月末まで契約を延長しました。

しかし、デ・ブライネ離脱を受け、マンチェスター・シティダニ・オルモの引き抜きに動いていましたが、結局失敗に終わりました。

ダニ・オルモライプツィヒとの新契約には、6000万ユーロ(約94億7000万円)の契約解除金が設定されており、マンチェスター・シティも引き続き関心を寄せている他、レアル・マドリードバルセロナも関心を示しているようです。

 

怪我の多さは少し気になるところですが、ドリブル、パス、シュートに高い精度を持つだけでなく、ユーティリティ性も高く、偽9番システムに対応していることから、グアルディオラ監督が求めるサッカーにも難なく対応し、重宝されるでしょう。

ダニ・オルモ自身も「僕はここで満足している」とコメントし、移籍に関しては否定していますが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

ジャマル・ムシアラ(バイエルン・ミュンヘン/ドイツ代表)

生年月日:2003年2月26日(20歳)
ポジション:OMF、CMF、LWG

抜群のテクニックを駆使し、狭い局面でもドリブルで打開し、フィニッシュワークに絡んでいく攻撃的MFです。

WGやCMFなどでも対応できる万能性を併せ持ち、弱冠20歳ながら、所属するバイエルン・ミュンヘン、またドイツ代表では中心的な存在となり、希望の星となっています。

 

2019年7月にチェルシーからバイエルン・ミュンヘンの下部組織に加入し、2020年6月に17歳115日でブンデスリーガデビューを果たし、2020年9月には17歳6ヵ月23日のクラブ史上最年少得点記録を作りました。

デビュー以降20-21シーズンはリーグ戦26試合、21-22シーズンはリーグ戦30試合に出場し、22-23シーズンはリーグ戦33試合で12得点13アシストを記録し、最終節では試合終了間際に劇的な決勝ゴールを決め、逆転優勝に導く活躍を見せました。

 

23-24シーズンは故障等での欠場もあり、第11節終了時点でリーグ戦7試合の出場にとどまっていますが、トップ下を主戦場とし、引き続きバイエルン・ミュンヘンの中心として、チームを牽引する活躍を見せています。

ムシアラバイエルン・ミュンヘンとの契約は2026年6月末までとなっており、バイエルン・ミュンヘンムシアラとの契約延長交渉に動くとされていますが、チャンピオンズリーグ制覇やバロンドール獲得といった目標実現のために移籍する可能性もあると報道されています。

移籍先候補に挙げられているのは、マンチェスター・シティレアル・マドリードであり、グアルディオラ監督もムシアラを高く評価し、デ・ブライネの後継者として獲得を狙っているようです。

 

ムシアラを獲得出来れば、デ・ブライネの後継者として、これ以上ない存在となりますが、バイエルン・ミュンヘン残留を念頭に、あらゆる選択肢を熟考している段階のようです。

今後もムシアラに関する話題は増えてきそうですが、どうなるでしょうか、注目です。

 

 

ウォーレン・ザイール・エメリ(パリ・サンジェルマン/フランス代表)

生年月日:2006年3月8日(17歳)
ポジション:CMF、DMF

足元の技術の高さ、パス精度、フィジカルコンタクト、ドリブルスピードと、弱冠17歳ながら中盤の選手に求められる要素を高水準で持ち合わせるボックス・トゥ・ボックス型のCMFです。

11月にはフランス代表にも初招集され、これからの成長も大きく期待される逸材です。

 

2022年8月に16歳4ヵ月29日でトップチームデビューを果たし、2023年2月にはクラブ史上最年少記録となる16歳10ヵ月24日でゴールを記録しました。

デビューを果たした22-23シーズンは、本来の中盤での起用だけでなく、RWBでの起用もあり、リーグ戦26試合に出場し、チャンピオンズリーグも3試合に出場しました。

 

ルイス・エンリケ監督が新たに就任した23-24シーズンは開幕スタメンに抜擢され、第12節終了時点でリーグ・アン11試合に出場、うち10試合はスタメンで起用され、2得点2アシストを記録しています。

推進力の強いドリブル突破や落ち着いたボール捌きを見せ、本来のポジションであるCMFやDMFで存在感を発揮し、相手に驚きと脅威を与えています。

マンチェスター・シティは2022年夏に当時16歳のザイール・エメリに対して、6000万ユーロ(約97億円)の破格のオファーを提示したものの、PSGセル・アル・ケライフィ会長に拒否されたと報じられています。

しかし今シーズンの飛躍的な成長にマンチェスター・シティはさらに関心を強めており、獲得に向けて再びアプローチをかけていくようです。

 

PSGとしては、優秀な育成部門を持ちつつ、トップチームでプレーしている選手が少ない中で、“PSGの至宝”とも称されるザイール・エメリを何としてでも確保しておきたいところです。

しかし欧州でのタイトル戦線に絡むことが出来ていないPSGから、マンチェスター・シティに移籍して、主力として活躍し、タイトルを獲得したいという気持ちも強くなり、移籍に踏み切る可能性も否定できません。

ザイール・エメリを獲得出来れば、向こう10年のシティの中盤は安泰だといえるかもしれませんが、どうなるでしょうか。今後のザイール・エメリのさらなる成長に期待を持ちつつ、今後の動向にも注目ですね。

 

 

ゲオルギー・スダコフ(シャフタール・ドネツク/ウクライナ代表)

生年月日:2002年9月1日(21歳)
ポジション:OMF、CMF、LMF

視野の広さと足元の技術の高さを駆使し、精度のパスを前線に供給してチャンスメイクしていく攻撃的MFです。

コースを狙ったシュートや思い切りの良いミドルシュートなど、多彩なシュートパターンを持ち、CMFでも対応できるユーティリティ性もあります。

 

2020年10月に18歳1ヵ月でトップチームデビューを果たすと、翌2021-22シーズンからはチームの主力として定着し始め、22-23シーズンはリーグ戦だけでなく、CL、ELを含め、公式戦39試合に出場し、5得点11アシストを上げました。

23-24シーズンも引き続き主力として活躍し、主にインサイドハーフとして起用され、公式戦14試合で3得点1アシストを記録しています。

チャンピオンズリーグのグループステージでは、バルセロナを破った試合での決勝点の起点となり、攻撃陣の中心として不可欠な存在となっています。

 

スダコフシャフタールとの契約は2025年6月末までとなり、移籍の可能性もありましたが、2023年4月に2028年6月末まで契約を延長しました。

それでも、チャンピオンズリーグでの活躍を含め、スダコフに対する評価は高く、多くのクラブからの関心を集めています。

スダコフ獲得には、マンチェスター・シティ以外にも、ユベントスブライトンフラムなどが関心を寄せており、市場価値は1500万ユーロ(約24億3700万円)程度と比較的安価となっています。

 

デ・ブライネの後継者候補としては少しネームが落ちるかもしれませんが、グアルディオラ監督のスタイルにもフィットし、活躍する可能性も秘めています。

獲得出来れば面白い逸材ではありますが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

本職のサイドバック

リース・ジェームズ(チェルシー/イングランド代表)

生年月日:1999年12月8日(23歳)
ポジション:RSB、CB、RMF

チェルシー生え抜きのサイドバックであり、筋骨隆々の強靭なフィジカルを武器に、推進力のあるサイド突破や対人守備の強さを見せます。

ドリブルスピードの速さやクロスの質の高さなど、攻撃性能の高さも兼ね備える一方、RSBだけでなく、3バックの一角や、右サイドでも対応するユーティリティ性もあり、攻守にわたり貢献度の高い選手となっています。

 

2019年9月にトップチームデビューを果たすと、19-20シーズンはリーグ戦24試合、20-21シーズンは32試合、そして21-22シーズンは26試合に出場し、RSBもしくはRWBの主力として活躍しています。

22-23シーズンも怪我による離脱期間はあったものの、リーグ戦16試合、チャンピオンズリーグ8試合に出場しました。

2022年9月にはチェルシーと2028年6月末までの長期契約を結び、23-24シーズンからはチームキャプテンに就任しました。

23-24シーズンは開幕直後からハムストリングの負傷で、約2ヵ月近く離脱していましたが、第9節アーセナル戦で復帰し、RSBのスタメンで起用されています。

 

チェルシーとしても、生え抜きであり、キャプテンも務めるリース・ジェームズをそう簡単に放出するわけにはいかないですが、グアルディオラ監督もリース・ジェームズに対して高い評価をしており、ウォーカーの後釜として、獲得に関心を示しているようです。

その他、カルバハルの後継者候補として、レアル・マドリードが獲得に動いているようです。

攻守において高い性能を持ち、RSBだけでなく、CBにも対応できるユーティリティ性も兼ね備えるリース・ジェームズが加入すれば、近未来において大きな補強となりますが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

アルナウ・マルティネス(ジローナ/スペインU-21代表)

生年月日:2003年4月25日(20歳)
ポジション:RSB、CB、RMF

身長182㎝とサイドバックとしては大柄で、身体能力の高さを生かした対人守備の強さや、足元の技術の高さや効果的な攻め上がりなどにも定評があるスペイン期待のRSBです。

戦術理解度の高さ、パスセンスの高さを武器に、“偽サイドバック”として活躍し、RSBだけでなく、CBでも対応できるポリバレント性の高さもあり、20歳とは思えないほどの落ち着きがあります。

 

バルセロナの下部組織出身で、その後ジローナの下部組織に加入すると、2020年12月にトップチームデビューを果たし、21-22シーズンはラ・リーガ2部で36試合に出場し、1得点6アシストを記録、チームのラ・リーガ昇格に大きく貢献すると、22-23シーズンはリーグ戦33試合に出場し、3得点4アシストを記録するなど、ラ・リーガ初挑戦ながら、堂々たるプレーを見せました。

特に22-23シーズン、アウェーで行われたラ・リーガ第12節レアル・マドリード戦では、対峙したヴィニシウスを抑え込み、1-1のドローに持ち込むなど、トップレベルの対人守備を見せ、この活躍を受けて古巣のバルセロナが獲得に乗り出すなど、多くの強豪クラブの注目を集める存在となりました。

 

23-24シーズン、第13節終了時点でラ・リーガ首位に立つ歴史的快進撃を見せるジローナで、リーグ戦9試合に出場し、2アシストを記録しています。

22-23シーズンのように4バックのRSBを主戦場としつつも、3バックの右でも起用され、好調ジローナを後方から支えています。

契約解除金は2000万ユーロ(約30億9000万円)と比較的安価に設定されているようで、古巣のバルセロナアトレティコ・マドリードといったリーガ勢に加え、マンチェスター・シティも獲得に関心を示しているようです。

 

シティ・フットボール・グループの傘下に入っているジローナには、RSBのヤン・コウトやWGのサヴィオといった期待の若手もレンタルで加入しています。

シティ・フットボール・グループのトップに位置するマンチェスター・シティが、スペイン期待の逸材を確保することになるのか、今後の動向に注目です。

 

 

 

退団が予想される選手

次に、退団が予想される選手を取り上げます。

 

セルヒオ・ゴメス(スペインU-21代表)

生年月日:2000年9月4日(23歳)
ポジション:LSB、LMF、CMF
移籍先候補:ミラン

足元の技術の高さや戦術眼の高さを駆使し、ドリブル突破や正確なクロスで左サイドからチャンスメイクしていく攻撃的なLSBです。

左サイドなら、LSBだけでなく、サイドハーフやウィングでも対応できるユーティリティ性も持っています。

 

バルセロナの下部組織出身で、2018年1月にドルトムントに加入し、ウエスカへのレンタル移籍を経て、2021年7月にアンデルレヒトに加入しました。

当時アンデルレヒトを率いていたヴァンサン・コンパニ監督(現バーンリー)によって、攻撃的な位置からLSBにコンバートされると、リーグ戦34試合で5得点12アシストと持ち前の攻撃性能を爆発させる活躍を見せました。

 

2022年8月にマンチェスター・シティに加入し、ジンチェンコが抜けた穴を埋める活躍も期待されていましたが、懸念されていた守備強度の不足に加え、リコ・ルイスの台頭もあり、22-23シーズンはリーグ戦12試合の出場にとどまりました。

23-24シーズンもここまで(11/21現在)公式戦5試合の出場にとどまっています。

チャンピオンズリーグのツルヴェナ・ズヴェズダ戦ではスタメン起用されましたが、アケグバルディオルが起用される場合と比べると守備強度の不安はどうしても拭えず、それを補う程の攻撃性能の高さを見せるまでには至っていません。

 

マンチェスター・シティで定位置確保に苦しむセルヒオ・ゴメスに対して、現在ミランテオ・エルナンデスの控えとして、獲得に関心を示しており、移籍金1800万~2000万ユーロ(約29億3000万円~約32億5000万円)を用意しているようです。

ビルドアップ能力の高さや攻撃性能の高さは評価されているものの、シティで活路を見出せていないセルヒオ・ゴメスはこの冬どんな決断をするのでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

カルヴィン・フィリップス(イングランド代表)

生年月日:1995年12月2日(27歳)
ポジション:DMF、CMF、CB
移籍先候補:ニューカッスル、フラム、ウェストハム、ユベントス

献身的かつ強度の高い守備に加え、視野の広さと高度なパスセンスを駆使し、ボールを展開していくCMFです。

後方から正確なロングボールを供給するプレースタイルから、“ヨークシャーのピルロ”と称されています。

 

22-23シーズン開幕前にリーズからマンチェスター・シティに移籍金4500万ポンド(約75億円)の6年契約で加入しましたが、シーズン開幕直後に肩の負傷により長期離脱したこともあり、22-23シーズンはリーグ戦12試合の出場にとどまり、期待されたパフォーマンスを見せることは出来ませんでした。

当初はロドリのバックアッパーやインサイドハーフでの起用も期待されていましたが、22-23シーズンはフィールドプレーヤーでは最多のリーグ戦34試合に先発起用されたロドリの攻守にわたる存在感があまりにも大きく、スタメン争いに割って入るには至りませんでした。

 

グアルディオラ監督も「カルヴィンは狭いスペースでリズムを見つける必要がある。」とコメントし、自らが求める戦術スタイルに十分適応出来ていないことを示唆しており、23-24シーズンもロドリが出場停止となったリーグ戦第7節のウォルバーハンプトン戦で先発起用されず、途中出場したものの、インパクトを残すことは出来ませんでした。

第7節ウォルバーハンプトン戦以降は再びベンチを温める日々が続き、第12節終了時点でリーグ戦4試合の途中出場にとどまっています。

 

2023年夏も移籍が噂されていたフィリップスですが、昨シーズンから状況は改善されず、イングランド代表には継続的に招集されているものの、EURO2024出場を見据えて、この冬に移籍に踏み切る可能性が高くなっています。

現時点では、移籍先候補としてニューカッスルウェストハムフラムといったプレミア勢に加え、ユベントスバイエルン・ミュンヘンなど国外からの関心も強くなっています。

フィリップスはどんな決断を下すのか、今後の動向に注目です。

 

 

ケヴィン・デ・ブライネ(ベルギー代表)

生年月日:1991年6月28日(32歳)
ポジション:OMF、CMF
移籍先候補:アル・アハリ、アル・イティハド

正確無比なパスを前線に供給し、マンチェスター・シティの強力な攻撃陣を操ってきた世界トップクラスの司令塔です。

シュートの正確性と威力の強さも兼ね備え、強烈なミドルシュートや直接フリーキックでゴールを陥れてきました。

 

2015年8月にヴォルフスブルクからマンチェスター・シティに加入して以降、在籍8シーズンで公式戦通算357試合に出場し、96得点153アシストを記録してきました。

マンチェスター・シティ加入後は、5シーズンで二桁以上のアシストを記録し、22-23シーズンも2位に4本の差をつけるリーグトップの16アシストを記録しました。

ハーランドの大爆発も、その陰にはデ・ブライネの活躍があったからに他ないでしょう。

 

しかし、23-24シーズンの開幕戦でハムストリングを負傷し、その後手術を行い、最長で6ヵ月の長期離脱となってしまいました。

加えてデ・ブライネも32歳となり、マンチェスター・シティとの契約も2025年6月末までとなり、去就に関する話が出てくるようになってきました。

2023年夏、多くのスター選手を獲得したサウジアラビアリーグの新たなターゲットとして、デ・ブライネがリストアップされており、現在の週給40万ポンド(約7290万円)以上の高額待遇を準備していると報じられています。

 

2023年夏も、マフレズラポルトがサウジアラビアに新天地を求めましたが、デ・ブライネも彼らに続くことになるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

 

まとめ

いかがでしたか。

 

今回は、2024年冬のマンチェスター・シティの最新移籍情報と補強ポイント狙っていると噂の獲得候補選手退団が噂される選手を取り上げました。

 

グアルディオラ監督体制も8シーズン目に入り、偽9番システムやカンセロロールなど、多くの戦術を生み出し、マンチェスター・シティをヨーロッパ屈指の強豪チームへと変化させてきましたが、22-23シーズンも衰えることなく、その強さを発揮しています。

さらにここ数シーズンはイングランドだけでなく、欧州でもタイトル争いに最後まで絡んでいき、勝者のメンタリティーや経験値では、欧州の中でも抜きんでた存在となっていることでしょう。

 

現在、リーグ戦では首位に立ってはいますが、上位勢との勝ち点差は僅かで、まだまだ気が許さない状況が続きます。

加えて、イングランド国内、欧州の舞台に加えて、今シーズンはFIFAクラブワールドカップもあり、例年以上の過密日程となります。

とはいえ、23-24シーズンの後半戦もマンチェスター・シティを中心にタイトル戦線が回っていくことでしょう。

昨シーズンのような強さを再び発揮し、他を突き放すことが出来るのかも注目です。

 

冬の移籍市場では、2018年1月にアスレティック・ビルバオからエメリック・ラポルトを獲得して以降、即戦力クラスの獲得は行っていないマンチェスター・シティですが、2024年冬の移籍市場ではどんな動きを見せてくるのか、目が離せませんね!

 

他に気になるチームはありますか?

プレミアリーグ(イングランド)

 

ブンデスリーガ(ドイツ)

 

リーガエスパニョーラ(スペイン)

 

セリエA(イタリア)

 

リーグアン(フランス)

いつもありがとうございます!

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