アトレティコ・マドリード2024冬の最新移籍情報まとめ!補強が噂される新加入獲得候補選手・退団リストも調査!

アトレティコ・マドリードファンの皆さん、こんにちは。

 

2011-12シーズン途中から就任し、23-24シーズンで就任12年目に突入し、長期政権を築くディエゴ・シメオネ監督の下、徹底した守備とハードワークからの堅守速攻スタイルを貫き、ラ・リーガ3強の地位を築いてきました。

しかし、20-21シーズンに7シーズンぶり通算11回目のラ・リーガ制覇以降は、攻撃的なサッカーへの転換に失敗し、リーガや欧州の舞台での上位争いになかなか絡んでいくことが出来ず、22-23シーズンもリーグ3位でフィニッシュしたものの、首位バルセロナとは勝ち点差11ptを突き放されました。

 

とはいえ、2023年1月上旬からリーグ戦13戦連続無敗をキープするなど、22-23シーズン後半戦の巻き返しもあり、攻撃的サッカーへのシフトチェンジへの光明も見え始めてきました。

迎えた23-24シーズン、ラ・リーガ第18節終了時点で、首位レアル・マドリードから勝ち点差7ptの3位につけています。

 

グリーズマンモラタの活躍もあり、総得点数はリーグ全体で3位(36得点)と、守備的なチームから攻撃的なチームへの生まれ変わりを印象付けています。

またチャンピオンズリーグでは、ラツィオセルティックフェイエノールトと同居したグループステージで、4勝2分けで堂々の首位突破を果たし、全32チーム中2位の総得点数(17得点)を記録しています。

 

攻撃的なスタイルへの転換も上手く進んでいますが、このスタイルをより強化するために、またかつての主力からの世代交代も進めていく上で、この冬の移籍市場でも何らかの動きも見られるかもしれません。

 

ということで今回は、就任12年目に突入したシメオネ監督の下、チームスタイルの転換を進め、タイトル争いに積極的に絡んでいこうとするアトレティコ・マドリードの2024年冬

  • 最新移籍情報と補強ポイント
  • 狙っていると噂の獲得候補選手
  • 退団が予想される選手
  • まとめ

の順でお伝えしていきます。

 

他に気になるチームはありますか?

プレミアリーグ(イングランド)

 

ブンデスリーガ(ドイツ)

 

リーガエスパニョーラ(スペイン)

 

セリエA(イタリア)

 

リーグアン(フランス)

 

最新移籍情報と補強ポイント

2023年夏の移籍市場でのアトレティコ・マドリードの動きを振りかえってみましょう。

 

GKは特に大きな動きはなく、正GKとして引き続きオブラクが君臨し続けています。

3バックには、チェルシーから経験豊かな元スペイン代表DFアスピリクエタと、レスターからトルコ代表DFソユンジュという実力者を加えました。

 

中盤は、コンドグビアマルセイユに移籍した以外は、大きく入れ替えは行われませんでした。

両サイドWBは、RWBは22-23シーズン途中でフリーで加入したドハーティが契約満了で退団したのみでしたが、LWBはカラスコレナン・ロディが退団し、代わりにセルタからハビ・ガランを加え、大きな動きが見られました。

 

前線は、バレンシアへのローン移籍から復帰したサムエル・リーノや、ジローナへのローン移籍から復帰したロドリゴ・リケルメなど、若手の台頭が目立っています。

そしてチェルシーへのローン移籍が満了し、復帰したジョアン・フェリックスですが、復帰後もチームに居場所が無く、移籍期間終了間際にバルセロナへローン移籍しました。

 

 

最新移籍情報

〈加入〉

pos. 選手名 年齢 前所属 移籍形態(移籍金)
GK ホラツィウ・モルドヴァン 26 ラピド・ブカレスト 完全移籍(80万€、3年半)
DF ガブリエウ・パウリスタ 33 バレンシア 完全移籍(フリー、24年6月末まで)
MF アーサー・フェルメーレン 18 アントワープ 完全移籍(1800万€、6年半)
FW マルコス・パウロ 22 サンパウロ ローン契約終了

 

〈退団〉

pos. 選手名 年齢 移籍先 移籍形態(移籍金)
 GK イヴォ・グルビッチ   28 シェフィールド・U  完全移籍(3年半) 
DF ハビ・ガラン 29 レアル・ソシエダ ローン(24年6月末まで)
  チャグラル・ソユンジュ 27 フェネルバフチェ ローン(24年6月末まで)

 

 

補強ポイント

アトレティコ・マドリードの2024年冬の移籍市場での補強ポイントとして、

  1. CMF
  2. CF
  3. CB

が挙げられるでしょう。

 

 

CMF

まず補強ポイントに挙げられるのは、CMFです。

 

23-24シーズン開幕早々に、レマルが右アキレス腱断裂という大怪我を負い、手術を行い長期離脱となってしましました。

さらに下部組織出身で出場機会を徐々に得ていたスペインU-21代表のパブロ・バリオスも半月板損傷により、離脱してしまいました。

 

コケジョレンテデ・パウルといった不動の主軸に加え、サウールの復調といった明るい兆しもありますが、攻撃的サッカーの強度をさらに高める上で、強化してきたいポジションでしょう。

 

 

CF

次に、補強ポイントに挙げられるのはCFです。

 

リーグ全体3位の総得点数(36得点)のうち、グリーズマン(11得点)とモラタ(9得点)で半分以上占めており、バックアッパーにはコレア(4得点)とデパイ(2得点)も控えていますが、グリーズマンモラタに依るところが大きくなってきています。

加えて2023年夏の移籍市場での移籍も噂されたモラタには、この冬の移籍市場でMLSに移籍するのではないかとの報道も出ています。

 

もしもの場合に備えて、CFを1人獲得しておきたいところですね。

 

 

CB

最後に、補強ポイントに挙げられるのはCBです。

 

ヒメネスヴィツェルエルモソを軸に、サビッチレイニウドの既存メンバーに加え、2023年夏の移籍市場ではソユンジュアスピリクエタといった実力者も加えました。

しかし、新加入のソユンジュは不用意なファウルやミスを連発し、出場機会を失い、レイニウドも1月のアフリカ・ネーションズカップ参加のため、離脱する見込みとなっています。

 

さらに現チームのスカッドには25歳以下のCBがおらず、全体的に高齢化が目立っています。

25歳以下の若手CBを獲得しておきたいですね。

 

 

 

狙っていると噂の獲得候補選手

では、挙げられた補強ポイントに沿って、狙っていると噂の獲得候補選手を取り上げます。

 

CMF

ギド・ロドリゲス(ベティス/アルゼンチン代表)

生年月日:1994年4月12日(29歳)
ポジション:DMF、CMF

圧倒的なフィジカルの強さを活かして、球際の強さやボール奪取能力の高さを発揮し、ファウルすることなく相手の攻撃の芽を摘んでいく守備的MFです。

 

パス精度の高さはトップレベルとは言い切れないものの、ポジショニングセンスの高さや切り替えの速さを武器に、中盤の繋ぎ役としても存在感を出しています。

2014年に母国アルゼンチンの名門リーベル・プレートでキャリアをスタートさせると、ティファナクラブ・アメリカを経て、2020年1月にベティスに加入しました。

 

ベティス加入後はボランチの主力に定着し、22-23シーズンまでの3シーズン半で公式戦142試合に出場し、21-22シーズンの国王杯優勝にも大きく貢献しました。

また2017年にデビューしたアルゼンチン代表でも、29試合のキャリアを重ね、2022年のカタールW杯では1試合に出場しています。

 

23-24シーズンも、リーグ戦第18節終了時点で14試合に出場し、ヨーロッパリーグも5試合に出場するなど、主力として活躍しているギド・ロドリゲスですが、ベティスとの契約は2024年6月末までとなっています。

現在は足の骨折で離脱中ですが、契約更新に向けた動きは無く、財政難問題を抱えるベティスはこの冬で移籍金を得るために、ギド・ロドリゲスの放出を容認する可能性もあります。

 

さらに先日、ベティスインテルナシオナウからアメリカ代表MFジョニー・カルドーソを獲得したこともあり、ギド・ロドリゲス放出の可能性も高くなってきました。

アトレティコ以外にも、マンチェスター・ユナイテッドリバプールミランなどがギド・ロドリゲス獲得に関心を示しているようです。

 

シメオネ監督と同胞のギド・ロドリゲス加入が実現すれば、コケをさらに高い位置で起用し、攻撃力を強化することが出来ますが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

ピエール=エミル・ホイビュア(トッテナム/デンマーク代表)

生年月日:1995年8月5日(28歳)
ポジション:DMF、CMF

粘り強く強度の高い守備を持ち味としつつ、足元の技術の高さやパス精度の高さもあり、豊富な運動量でピッチを駆け回り、攻守両面で貢献度が高いCMFです。

 

闘志を前面に出したプレーでチームを鼓舞するキャプテンシーの高さもあり、トッテナムだけでなく、デンマーク代表でも代えが効かない存在となっています。

2013年にバイエルン・ミュンヘンでプロデビューを果たし、当時監督を務めていたグアルディオラ監督から「セルヒオ・ブスケッツの再来」と称されていましたが、バイエルンでは十分な出場機会を得ることが出来ませんでした。

 

その後アウグスブルクシャルケへのレンタル移籍を経て、2016年7月にサウサンプトンに加入し、2018-19シーズンはリーグ戦31試合で4得点を記録し、モウリーニョ監督の強い獲得要請により、2020年8月にトッテナムに加入しました。

トッテナム加入後は、3シーズン連続でリーグ戦35試合以上出場し、モウリーニョコンテといった世界を代表する名将からの厚い信頼を得て、ボランチの一角としての不動の地位を築いていました。

 

しかし、ポステコグルー監督就任後は、ボランチとして主にビスマサールが起用されるようになり、23-24シーズンはリーグ戦第20節終了時点で19試合に出場しているものの、スタメン起用はわずか4試合のみとなっています。

アトレティコ・マドリードは2023年夏の移籍市場でホイビュア獲得に動き、シメオネ監督もホイビュア獲得を熱望していたと報道されていましたが、実現しませんでした。

 

とはいえ、ここまでトッテナムで主軸としての立ち位置を築けていない中、ホイビュアは移籍を決断する可能性も決して低くなく、アトレティコをはじめ、バイエルン・ミュンヘンユベントスなどが獲得に関心を示しているようです。

トッテナムとしてはベンタンクールが負傷離脱し、ビスマサールがアフリカ・ネーションズカップ参加のため離脱することもあり、放出は避けたいところではありますが、新戦力獲得次第では放出を容認する姿勢のようです。

 

攻守において貢献度が高く、メンタリティーの高さもあるホイビュア獲得が実現すれば、大きな補強となりますが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

CF

アルテム・ドフビク(ジローナ/ウクライナ代表)

生年月日:1997年6月21日(26歳)
ポジション:CF

23-24シーズンのラ・リーガのビッグサプライズの一つである、ジローナのストライカーとして活躍するウクライナ代表のCFです。

決定力の高さはもちろん、身長189㎝の大柄なフィジカルを活かしたポストワークも光り、攻撃の起点ともなります。

 

モルドバやデンマークでのプレーを経て、2020年8月に母国ウクライナのドニプロに加入すると、ウクライナリーグで21-22シーズン、22-23シーズンと2シーズン連続で得点王に輝きました。

またウクライナ代表では2021年3月にデビューを飾り、EURO2020のメンバーにも選出され、カタールW杯予選敗退後はスタメンで起用される試合も多くなりました。

 

2023年8月には、移籍金775万ユーロ(約12億円)の5年契約で、ジローナに完全移籍で加入しました。

迎えた23-24シーズン、開幕4試合はベンチスタートだったものの、第5節グラナダ戦からスタメン起用され、リーグ戦17試合で11得点5アシストを記録しています。

 

決定力の高さだけでなく、ポストワークの良さも光り、ジローナの強力なサイド攻撃の起点となるだけでなく、クロスに合わせる技術の高さもあります。

加入1年目ながら、チームの攻撃の中心として堂々たる活躍を見せているドフビクに対して、アトレティコが獲得に関心を示しているようです。

 

加入当初の市場価値は1500万ユーロ(約23億3000万円:TransferMarkt調べ)だったものの、現在の市場価値は2800万ユーロ(約43億6000万円:TransferMarkt調べ)まで上がり、今後の活躍次第ではさらに上昇していくことでしょう。

とはいえドフビク加入が実現すれば、前線の起点となり、グリーズマンとの連携もさらに光ることでしょう。加入が楽しみなストライカーではありますが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

CB

チアゴ・ジャロ(リール/元ポルトガル代表)

生年月日:2000年4月9日(23歳)
ポジション:CB、RSB、LSB

身長190㎝の高さを誇るだけでなく、身体能力の高さやスピードも兼ね備え、相手攻撃陣を抑え込む大型CBです。

CBだけでなく、両サイドバックにも対応できるユーティリティ性も持っています。

 

2019年1月にスポルティングの下部組織からミランの下部組織に加入したものの、トップチーム昇格を果たせず、わずか半年でミランを去ることになりました。

2019年8月に加入したリールでは、21-22シーズンから主力として定着し始め、CBだけでなく両サイドバックなどで起用され、22-23シーズンはニューカッスルに移籍したボットマンの穴を埋める活躍を見せていました。

しかし2023年3月に前十字靭帯断裂という重傷を負い、23-24シーズンも未だ復帰を果たせてはいません。

 

リールとの契約も2024年6月末までとなり、リールジャロとの契約延長を目指しているものの、ジャロ側がこれを拒否し続けており、23-24シーズン限りの退団が有力視されています。

ただリールとしては、フリーでの退団を避けるため、この冬の移籍市場での放出も容認する可能性も出ています。

これまではインテルユベントスとの獲得レースが繰り広げられてきましたが、ここにアトレティコも参戦してきたようです。

 

アトレティコとしては、シーズン終了後のフリーでの獲得を基本としているようで、条件面でインテルユベントスを上回れるかに注目が集まります。

様々なポジションに対応できる23歳のジャロの加入に期待したいところですが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

その他

セルジ・カルドナ(ラス・パルマス/スペイン国籍)

生年月日:1999年7月8日(24歳)
ポジション:LSB

豊富な運動量で90分間上下運動を絶やさず、左サイドから推進力の強いドリブル突破で攻め上がっていくLSBです。

身長186㎝の体格を生かした対人守備の強さと正確なタックルもあり、攻守両面で総合力の高さを誇っています。

 

スペイン2部のジムナスティック・タラゴナでプロキャリアをスタートし、2020年にラス・パルマスの下部組織に加入し、2021年5月にトップチームデビューを果たしました。

翌21-22シーズンから、LSBのレギュラーに定着し、21-22シーズンはリーグ戦37試合に出場し、22-23シーズンはリーグ戦39試合に出場し、ラ・リーガ昇格に大きく貢献しました。

ラ・リーガ初挑戦となった23-24シーズンも、チームの主力として活躍し、ラ・リーガ第18節終了時点でリーグ戦17試合に出場しています。

 

左サイドからの豪快な攻め上がりに加え、ラ・リーガ第18節終了時点でリーグ2位のタックル成功数(52回)を記録するなど、攻守における総合力の高さを見せています。

しかし、カルドナラス・パルマスとの契約は2024年6月末までとなっており、契約延長交渉は進んでおらず、シーズン終了後の退団の可能性も出ています。

 

2023年10月半ばには、アトレティコ・マドリードカルドナの代理人と接触し、23-24シーズン終了後の移籍に向けて、条件面でプレ合意を取り付けたとの報道も出ています。

現在のアトレティコ・マドリードのLWBはサムエル・リーノロドリゴ・リケルメなど、攻撃的な選手が起用され、守備力ではやや不安視されているところもあります。

 

豪快な攻め上がりに加え、守備面でも高い能力を発揮するカルドナの加入も期待したいところではありますが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

 

退団が予想される選手

次に、退団が予想される選手を取り上げます。

 

マリオ・エルモソ(元スペイン代表)

生年月日:1995年6月18日(28歳)
ポジション:CB、LSB
移籍先候補:ユベントス、トッテナム

ボール奪取能力の高さや相手との距離の詰め方の巧さも光り、アトレティコ・マドリードの3バックの主軸を担う左利きのCBです。

また攻撃面でも、長短問わず正確なパスやフィードを最終ラインから供給し、カウンターの起点にもなります。

 

レアル・マドリードの下部組織で育ったものの、トップチームでのプレーは無く、2017年7月にエスパニョールに加入しました。

エスパニョールでは主軸として活躍し、2018-19シーズンはリーグ戦32試合に出場し、スペイン代表にも招集されました。

2019年7月にアトレティコ・マドリードに加入し、在籍4シーズン半で公式戦通算151試合に出場しています。

 

22-23シーズンは、開幕当初は控えながらも、後半戦は3バックの左を任され、第17節から22試合連続でスタメン起用されました。

23-24シーズンも、ラ・リーガ第18節終了時点でリーグ戦16試合、チャンピオンズリーグ全6試合にスタメン起用され、不動のレギュラーとして活躍しています。

しかし、エルモソアトレティコとの契約は2024年6月末までとなっており、現時点ではまだ契約延長には至っていません。

 

アトレティコとしては契約延長の意向を示していますが、エルモソ自身はアトレティコとの契約延長も選択肢に入れつつ、他の話も聞いてみたいという姿勢のようです。

現時点ではユベントストッテナムなどが獲得に関心を示しており、契約延長交渉の状況次第ではフリーでの退団を避けるため、この冬での移籍市場での放出の可能性も高くなるでしょう。

守備だけでなく、攻撃面でも貢献度の高いエルモソの流出は避けたいところですが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

ハビ・ガラン(スペイン国籍)

生年月日:1994年11月19日(29歳)
ポジション:LSB、LWB
移籍先候補:ベティス

縦への推進力が強く、ドリブル成功数の多さを誇り、左サイドからの高精度のクロスを供給し、チャンスメイクしていくLSBです。

ラ・リーガ全体でもタックル成功数やデュエル勝利数の多さを誇り、守備面での強さも際立ち、攻守両面で高い能力を発揮します。

 

2019年1月にウエスカに加入後、LSBのレギュラーとして活躍すると、21-22シーズンから加入したセルタでも、2シーズン連続でラ・リーガ37試合に出場し、主力として活躍しました。

セルタ在籍時の22-23シーズンは、ラ・リーガでチームトップのドリブル成功数(72回)、タックル成功数(104回)、地上戦でのデュエル勝利数(249回)を記録し、攻守にわたり活躍しました。

 

2023年7月に移籍金500万ユーロ(約7億9000万円)の3年契約の完全移籍でアトレティコ・マドリードに加入しました

LWBのレギュラー候補として期待されていたものの、ここまでリーグ戦でのスタメン起用は無く、5試合の途中出場にとどまっています。

LWBには、サムエル・リーノロドリゴ・リケルメといった攻撃的な選手が起用されることが多く、ガランは後れをとっています。

 

とはいえ、リーグ屈指の実力者に対して他クラブからの獲得の関心も多く寄せられ、この冬の移籍市場での放出の可能性も上がっています。

現時点で有力な移籍先として挙げられているのはベティスで、移籍が噂されるファン・ミランダの代わりに獲得を狙っているようです。またマルセイユも獲得に関心を示していると報じられています。

 

ギド・ロドリゲス獲得においても、ベティスとの間でガランの譲渡を含めた交渉が進められるかもしれません。

加入早々に苦しい状況に置かれた実力者のガランですが、わずか半年でチームを去ることになるのでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

ナウエル・モリーナ(アルゼンチン代表)

生年月日:1998年4月6日(25歳)
ポジション:RSB、RMF
移籍先候補:アストン・ヴィラ、マンチェスター・シティ、バルセロナ

豊富な運動量とスプリント能力の高さを発揮し、右サイドから豪快な攻め上がりを見せるアルゼンチン代表のRSBです。

対人守備での粘り強さも持ち味とし、攻守両面において高いパフォーマンスを見せます。

 

2020年9月にボカ・ジュニアーズからウディネーゼに加入し、加入1年目からRWBのレギュラーに定着し、在籍2シーズンで公式戦68試合に出場し、10得点10アシストを記録しました。

またアルゼンチン代表では、2021年6月にデビューし、コパ・アメリカ2021やカタールW杯での優勝にも大きく貢献し、現在ではRSBのファーストチョイスとなっています。

2022年7月に、アトレティコ・マドリードに完全移籍し、22-23シーズンはRWBのレギュラーとして、リーグ戦33試合に出場し、4得点2アシストを記録しました。

 

23-24シーズンもRWBのレギュラーとして、リーグ戦15試合、チャンピオンズリーグ6試合に出場しています。

しかし、攻守における高いパフォーマンスを誇るモリーナに対して、ビッグクラブからの関心も集めるようになり、移籍の噂も出てきました。

現時点で移籍先としては、アストン・ヴィラマンチェスター・シティバルセロナなどが挙げられています。

 

アトレティコとしてはチームに不可欠な主力として移籍を容認しない姿勢ですが、今後の活躍ではさらに多くのビッグクラブの関心を集めるかもしれません。

現時点で代えがきかない存在となっているモリーナですが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

ロドリゴ・デ・パウル(アルゼンチン代表)

生年月日:1994年5月24日(29歳)
ポジション:CMF
移籍先候補:ユベントス

視野の広さを活かし、長短問わず正確なパスを展開してチャンスメイクしていくアルゼンチン代表のCMFです。

危機察知能力の高さやカバーリング範囲の広さに加え、豊富な運動量とデュエルの強さもあり、守備面での強さもあります。

 

母国アルゼンチンの名門ラシン・クラブから、2014年7月にバレンシアに加入しましたが、定位置を確保することは出来ず、在籍2シーズンで退団となってしまいました。

しかし2016年7月に加入したウディネーゼでは、在籍5シーズン全てでリーグ戦30試合に出場するなど主軸として活躍し、20-21シーズンのセリエAではリーグ戦36試合で9得点10アシストを記録しました。

2021年7月にはアトレティコ・マドリードに加入し、在籍2シーズン半で公式戦105試合に出場しています。

 

豊富な運動量やパス精度の高さでインサイドハーフの一角として起用されているものの、アトレティコ加入後はウディネーゼ時代に見せていたようなアシスト能力の高さはやや影を潜めています。

また完全なレギュラーかと言われれば、そうとも言い切れず、アトレティコ・マドリードの起用法に不満を抱き、退団を望んでいるという噂もこれまで出ていました。

 

23-24シーズンはここまでリーグ戦15試合に出場していますが、慣れ親しんだセリエAへの復帰の噂も出ており、この冬の移籍市場ではCMFの補強がテーマとなっているユベントスが獲得候補にリストアップしているようです。

ユベントスとしては、若手の売却によりデ・パウルの獲得資金を捻出して、デ・パウル獲得に近づこうとしています。

セリエAでの輝きを完全に見せることはここまで出来ていませんが、この冬でスペインの地を後にすることになるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

アルバロ・モラタ(スペイン代表)

生年月日:1992年10月23日(31歳)
ポジション:CF、LWG
移籍先候補:ロサンゼルス・ギャラクシー

190㎝近い長身の高さだけでなく、足元の技術の高さやスペースへの抜け出しの巧さも兼ね備え、自らゴールを奪うだけでなくチャンスメイクにも長けている万能型のストライカーです。

多くのビッグクラブやスペイン代表でも活躍し、カタールW杯では日本戦で先制点となるヘディングシュートを決めました。

 

アトレティコ・マドリードの下部組織から、ヘタフェの下部組織を経て、2008年7月にレアル・マドリードの下部組織に加入すると、2010-11シーズンにトップチームデビューを果たしました。

その後出場機会を増やし、2013-14シーズンはラ・リーガ23試合に出場し、8得点を上げ、翌2014-15シーズンからはユベントスに加入し、スクデット獲得など多くのタイトル獲得に貢献しました。

その後はレアル・マドリードチェルシーアトレティコ・マドリードユベントスと錚々たるビッグクラブを渡り歩き、22-23シーズンはアトレティコ・マドリードでプレーしました。

 

22-23シーズンはCFとして起用され、ラ・リーガで36試合に出場して、13得点2アシストを記録し、グリーズマンと共に攻撃陣を牽引する活躍を見せ、2023年夏には減俸を受け入れ、2026年6月末まで契約を延長しました。

23-24シーズンは、ここまでリーグ戦17試合で9得点2アシスト、チャンピオンズリーグでは6試合で5得点1アシストと、22-23シーズンを上回るペースで得点を上げています。

そんな中、MLSのロサンゼルス・ギャラクシーモラタ獲得に関心を示しているとの報道も出ています。

 

モラタはスペイン代表のキャプテンとしてEURO2024出場を見据えており、現時点では欧州から離れることは考えていないようです。

ただEURO2024終了後は移籍の可能性も否定できず、メッシスアレスブスケツといったラ・リーガのスター選手に続き、モラタもMLSでプレーすることになるのでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

 

まとめ

いかがでしたか。

 

今回は、2024年冬のアトレティコ・マドリードの最新移籍情報と補強ポイント狙っていると噂の獲得候補選手退団が噂される選手を取り上げました。

 

就任12年目を迎え、堅守を売りにしてきたスタイルから、攻撃的なスタイルへの転換を図ってきたシメオネ監督。

23-24シーズンは、この転換が上手くいき、マドリード・ダービーの勝利もあり、再びラ・リーガの上位争いに絡んでいこうとしています。

 

チャンピオンズリーグのラウンド16では、22-23シーズンのファイナリストであるインテルとの対戦も決まりました。ここで勝利し、2016-17シーズン以来のベスト4進出にも期待したいですね。

この冬の移籍市場でも、攻撃的なスタイルへの転換を進める上で、シメオネ監督の意向が反映された補強が行われることでしょう。

 

2023年11月には、自身の契約を2027年まで延長し、更なる長期政権を築こうとしているシメオネ監督の下、攻撃的なアトレティコ・マドリードはどこまで躍進していくのか、注目ですね。

 

他に気になるチームはありますか?

プレミアリーグ(イングランド)

 

ブンデスリーガ(ドイツ)

 

リーガエスパニョーラ(スペイン)

 

セリエA(イタリア)

 

リーグアン(フランス)

いつもありがとうございます!

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