ユベントス2024冬の最新移籍情報まとめ!補強が噂される新加入獲得候補選手・退団リストも調査!

ユベンティーニの皆さん、こんにちは。

 

22-23シーズンは、不正会計問題による勝ち点剥奪に揺さぶられ、セリエA残り3試合の時点で勝ち点10を剥奪され、結局7位でフィニッシュし、欧州カップ戦出場権を獲得することは出来ませんでした。

とはいえ勝ち点10剥奪が無ければ、リーグ戦3位タイの成績を収め、チャンピオンズリーグではグループステージ敗退となったものの、ヨーロッパリーグではベスト4まで進出しました。

またミレッティファジョーリイリング=ジュニオールといった若手の台頭という希望の光も見えました。

 

巻き返しを図るべく、2023年夏の移籍市場では積極的な補強を行いたいところでしたが、不正会計問題だけでなく、高額な人件費に圧迫され、補強資金を確保することが出来ず、即戦力の補強はほとんど出来ませんでした。

迎えた23-24シーズン、セリエA第16節終了時点で首位インテルに勝ち点差4ptの2位につけています。

伝統の堅守は23-24シーズンも健在で、セリエA第5節サッスオーロ戦以外は、全て2失点以上取られていません。

 

ただ得点力不足は相変わらずで、リーグ最多得点のインテル(39得点)と比べると、チーム総得点数は24得点と、15点も差をつけられています。

加えてポグバのドーピング違反や、ファジョーリの賭博違反により出場停止処分を受け、十分な戦力を揃えることが出来ない中でも、粘り強く試合を制し、リーグ上位にとどまり続けています。

シーズン前半戦での首位インテルとの対戦では、1-1と引き分けに終わり、逆転優勝を狙うためにも、この冬の移籍市場で戦力アップを図りたいところです。

 

ということで今回は、再びイタリアの盟主の座に返り咲こうとするユベントスの2024年冬

  • 最新移籍情報と補強ポイント
  • 狙っていると噂の獲得候補選手
  • 退団が予想される選手
  • まとめ

の順でお伝えしていきます。

 

他に気になるチームはありますか?

プレミアリーグ(イングランド)

 

ブンデスリーガ(ドイツ)

 

リーガエスパニョーラ(スペイン)

 

セリエA(イタリア)

 

リーグアン(フランス)

 

最新移籍情報と補強ポイント

2023年夏の移籍市場ですが、先ほども触れたように不正会計問題や高額な人件費による財政面での圧迫により、新戦力の獲得はリールからアメリカ代表FWティモシー・ウェアを獲得したのみで、それ以外はロカテッリキーンミリクの買取オプション行使に費やされました。

一方、チームの黄金期を支えたボヌッチクアドラードが退団し、22-23シーズン開幕前に加入したディ・マリアも契約満了により退団しました。

 

またイタリアU-21代表MFのロヴェッララツィオに、アルゼンチンU-20代表FWのスーレフロジノーネに、ベルギーU-21代表DFのデ・ウィンテルジェノアにローン移籍させ、チーム期待の若手の多くも武者修行に駆り出されました。

ポグバファジョーリの出場停止処分もあり、この冬の移籍市場では何かしらの補強に動くとされていますが、補強資金捻出のため、主力や期待の若手の放出も厭わないかもしれません。

 

 

最新移籍情報

〈加入〉

pos. 選手名 年齢 前所属 移籍形態(移籍金)
DF チアゴ・ジャロ 23 リール 完全移籍(510万€、2年半)
MF カルロス・アルカラス 21 サウサンプトン ローン(24年6月末まで、買取OP付)

 

〈退団〉

pos. 選手名 年齢 移籍先 移籍形態(移籍金)
DF  ディーン・ハイセン  18 ローマ  ローン(24年6月末まで、65万€) 
MF フィリッポ・ラノッキア 22 パレルモ 完全移籍(400万€、4年半)
FW マルレー・アケ 23 イヴェルドン=スポール ローン(24年6月末まで、買取OP付)

 

 

補強ポイント

ユベントスの2024年冬の移籍市場での補強ポイントとして、

  1. CMF

が挙げられるでしょう。

 

 

CMF

とにかく、CMFの補強は急務といえるでしょう。

 

ポグバはドーピング違反により、2023年12月にイタリア反ドーピング機関から最長4年間の出場停止処分が科され、ファジョーリは賭博違反により、2023年10月にイタリアサッカー連盟から12カ月の出場停止処分が下されました。

中盤の3枚はロカテッリを軸としつつ、ラビオマッケニーミレッティなどが起用されており、若手のニコルッシも起用され始めています。

 

ただラビオとの契約は2024年6月末までとなり、22-23シーズン中ほど多くの移籍の噂は挙がっていませんが、好条件のオファーがあれば移籍に踏み切る可能性も否定できないでしょう。

いずれにせよ、CMFを確保するのはこの冬の移籍市場において必至の状況となっています。

 

 

 

狙っていると噂の獲得候補選手

では、挙げられた補強ポイントに沿って、狙っていると噂の獲得候補選手を取り上げます。

 

CMF

カルヴィン・フィリップス(マンチェスター・シティ/イングランド代表)

生年月日:1995年12月2日(28歳)
ポジション:DMF、CMF、CB

献身的かつ強度の高い守備に加え、視野の広さと高度なパスセンスを駆使し、ボールを展開していくCMFです。

リーズ在籍時は“ヨークシャーのピルロ”と称され、後方から正確なロングボールを供給するだけでなく、プレースキッカーも務めていました。

 

22-23シーズン開幕前にリーズからマンチェスター・シティに移籍金4500万ポンド(約75億円)の6年契約で加入しましたが、シーズン開幕直後に肩の負傷により長期離脱したこともあり、22-23シーズンはリーグ戦12試合の出場にとどまり、期待されたパフォーマンスを見せることは出来ませんでした。

当初はロドリのバックアッパーやインサイドハーフでの起用も期待されていましたが、22-23シーズンはフィールドプレーヤーでは最多のリーグ戦34試合に先発起用されたロドリの攻守にわたる存在感があまりにも大きく、スタメン争いに割って入るには至りませんでした。

 

23-24シーズンも状況は大きく変わっておらず、ロドリが出場停止となったリーグ戦の期間も、インパクトを残すことは出来ませんでした。

その後は再びベンチを温める日々が続き、第17節終了時点でリーグ戦4試合の途中出場にとどまっています。

イングランド代表には継続的に招集されているものの、EURO2024出場を見据えて、出場機会の確保のために、この冬に移籍に踏み切る可能性が高くなっています。

 

移籍先候補としてユベントス以外にもニューカッスルウェストハムフラムといったプレミア勢に加え、バイエルン・ミュンヘンなど国外からの関心も強くなっています。

ユベントスは既にカルヴィン・フィリップス獲得に向けて、クラブ間協議をはじめており、本格的な動きを見せています。

 

ユベントス側は買取オプション付きの半年ローンでの獲得を目指していますが、マンチェスター・シティ側は買取義務付きのローンを希望しており、条件面でまとまるかにも注目が集まります。

マンチェスター・シティでは真価を発揮することは出来ていませんが、セリエA上陸でリーズ時代の強度と繊細さを取り戻せるのか、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

ピエール=エミル・ホイビュア(トッテナム/デンマーク代表)

生年月日:1995年8月5日(28歳)
ポジション:DMF、CMF

粘り強く強度の高い守備を持ち味としつつ、足元の技術の高さやパス精度の高さもあり、豊富な運動量でピッチを駆け回り、攻守両面で貢献度が高いCMFです。

闘志を前面に出したプレーでチームを鼓舞するキャプテンシーの高さもあり、トッテナムだけでなく、デンマーク代表でも代えが効かない存在となっています。

 

2013年にバイエルン・ミュンヘンでプロデビューを果たし、当時監督を務めていたグアルディオラ監督から「セルヒオ・ブスケッツの再来」と称されていましたが、バイエルンでは十分な出場機会を得ることが出来ませんでした。

その後アウグスブルクシャルケへのレンタル移籍を経て、2016年7月にサウサンプトンに加入し、2018-19シーズンはリーグ戦31試合で4得点を記録し、モウリーニョ監督の強い獲得要請により、2020年8月にトッテナムに加入しました。

 

トッテナム加入後は、3シーズン連続でリーグ戦35試合以上出場し、モウリーニョコンテといった世界を代表する名将からの厚い信頼を得て、ボランチの一角としての不動の地位を築いていました。

しかし、ポステコグルー監督就任後は、ボランチにビスマサールが起用されるようになり、23-24シーズンはリーグ戦第17節終了時点で16試合に出場しているものの、スタメン起用はわずか3試合のみとなっています。

 

2023年夏の移籍市場では、アトレティコ・マドリードや古巣のバイエルン・ミュンヘンが獲得に関心を示し、23-24シーズンに入ってからはホイビュアの代理人からユベントスに逆オファーがあったとも報道されています。

ベンタンクールが負傷離脱し、ビスマサールがアフリカ・ネーションズカップ参加のため離脱することもあり、トッテナムとしてはホイビュア退団は避けたいところですが、新戦力獲得次第では放出に動き出すかもしれません。

 

ユベントスは財政難により完全移籍での獲得は厳しく、買取オプション付きの半年ローンを基本姿勢として交渉を進めていくようですが、買取オプションの額が3000万ユーロ(約47億1000万円)ならば獲得出来ると見ているようです。

アッレグリ監督も、ホイビュアのプレーだけでなく経験値やキャプテンシーも高く評価しており、加入が実現すれば重宝されることでしょう。

トッテナムとの契約は2025年6月末まで残っていますが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

ラザル・サマルジッチ(ウディネーゼ/セルビア代表)

生年月日:2002年2月24日(21歳)
ポジション:CMF、OMF

ドリブル、パス、シュートと攻撃面で高水準のものを兼ね備え、チームの攻撃を組み立てていく若き左利きの司令塔です。

利き足やプレースタイルから“セルビアのエジル”と称されることもあり、身長184㎝のサイズから空中戦やデュエルの強さも誇ります。

 

ドイツの首都ベルリンで生まれ、地元の名門ヘルタ・ベルリンの下部組織で育ち、2020年5月にトップチームデビューを果たすと、そのポテンシャルの高さから国内外の強豪クラブから多くの関心を寄せられる存在となりました。

2020年9月にライプツィヒに加入したものの、20-21シーズンのブンデスリーガでわずか7試合、197分の出場のみとなり、1シーズンでライプツィヒを去り、ウディネーゼに加入しました。

21-22シーズンからプレーするウディネーゼでは、在籍2シーズン半で公式戦(12/21現在)78試合に出場し、9得点9アシストを記録し、主軸として定着しています。

 

22-23シーズンのセリエAではGKを除くフィールドプレーヤーのうち、チームトップタイの37試合に出場し、23-24シーズンも第16節終了時点で15試合に出場し、2得点2アシストを記録しています。

2023年夏の移籍市場でもユベントスサマルジッチの獲得を目指していましたが、条件面で上手くいかず獲得実現とはなりませんでした。

 

この冬の移籍市場でもサマルジッチ獲得を引き続き目指していくようですが、ユベントス以外にインテルサマルジッチ獲得に関心を示しており、セリエA上位2クラブによる争奪戦になりそうです。

現在セリエA17位(第16節終了時点)と下位に沈むウディネーゼとしては、チームの主軸であるサマルジッチを放出することに対して、否定的な姿勢を取っています。

とはいえ、ユベントスとしてはサマルジッチ獲得により、中盤の若返りだけでなく、攻撃力アップを狙いたいところですが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

ルイス・ファーガソン(ボローニャ/スコットランド代表)

生年月日:1999年8月24日(24歳)
ポジション:OMF、CMF

パス精度の高さを活かしたチャンスメイクだけでなく、直接FKやセットプレーなど自らも得点に関与していくスコットランド代表のCMFです。

イエローカードの多さは玉にキズなところもありますが、闘争心を前面に出した守備も見せ、チームを引っ張っていきます。

 

母国スコットランドのハミルトンでキャリアをスタートし、2018年7月にアバディーンに加入しました。

アバディーンでは在籍4シーズンで公式戦169試合に出場し、37得点23アシストを記録し、主にインサイドハーフやトップ下でプレーし、攻撃性能の高さを見せていました。

22-23シーズンからはボローニャに活躍の場を移し、加入1年目ながらリーグ戦32試合に出場し7得点を上げ、チームの主軸として活躍しました。

 

23-24シーズンもセリエA第16節終了時点で全16試合にスタメン起用され、3得点3アシストを記録し、キャプテンマークを巻く試合もあります。

この活躍を受け、ユベントスファーガソン獲得に向けて動き、2000万ユーロ(約31億3000万円)近くの移籍金を用意していると報道されています。

 

ただボローニャとしては、2027年6月末まで契約を残し、重要な戦力であるところから、この冬の移籍市場ではなく、シーズン終了後の放出の姿勢をとるようです。

攻撃性能の高さや闘争心だけでなく、怪我による離脱がほとんどないところからもユベントスとしては確保しておきたい選手の一人だといえるでしょう。

ボローニャとしても主軸を手放すわけにはいかないところですが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

その他

ティアゴ・ジャロ(リール/元ポルトガル代表)

生年月日:2000年4月9日(23歳)
ポジション:CB、RSB、LSB

身長190㎝の高さを誇るだけでなく、身体能力の高さやスピードも兼ね備え、相手攻撃陣を抑え込む大型CBです。

CBだけでなく、両サイドバックにも対応できるユーティリティ性も持っています。

 

2019年1月にスポルティングの下部組織からミランの下部組織に加入したものの、トップチーム昇格を果たせず、わずか半年でミランを去ることになりました。

2019年8月に加入したリールでは、21-22シーズンから主力として定着し始め、CBだけでなく両サイドバックなどで起用され、22-23シーズンはニューカッスルに移籍したボットマンの穴を埋める活躍を見せていました。

しかし2023年3月に前十字靭帯断裂という重傷を負い、23-24シーズンも未だ復帰を果たせてはいません。

 

リールとの契約も2024年6月末までとなり、リールジャロとの契約延長を目指しているものの、ジャロ側がこれを拒否し続けており、23-24シーズン限りの退団が有力視されています。

ただリールとしては、フリーでの退団を避けるため、この冬の移籍市場での放出も容認する可能性も出ています。

 

当初は前十字靭帯断裂前から関心を示していたインテルへの23-24シーズン終了後のフリーでの移籍が有力とされていましたが、ここにきてユベントスが獲得レースに参戦し、買取義務付きの半年ローンで獲得するのではないかと報道されています。

怪我明けからの公式戦出場が無い中で、獲得するのも勇気がいりますが、ポテンシャルを高く評価しているからこそ、この冬の移籍市場での獲得にも動き出せるのかもしれません。

ユベントスにとって、3バックや4バックのシステムに関わらず、様々なポジションに対応できるジャロの加入は大きいですが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

ジェイドン・サンチョ(マンチェスター・ユナイテッド/元イングランド代表)

生年月日:2000年3月25日(23歳)
ポジション:LWG、RWG、OMF

左右両サイドから、細かいテクニックを駆使し、スピードに乗ったドリブル突破でチャンスメイクしていくアタッカーです。

ドルトムント在籍時は、10代ながら2018-19、2019-20シーズンと2シーズン連続で、得点とアシストともに二桁に乗せ、世界トップクラスのアタッカーへの成長も大きくされていました。

 

2021年夏に移籍金8500万ユーロ(約102億円)でマンチェスター・ユナイテッドに加入したものの、リーグ戦29試合で3得点3アシストと、期待に見合った活躍を見せることが出来ず、チーム不振の要因として批判にさらされました。

22-23シーズンは、リーグ戦26試合で6得点3アシストを記録したものの、2シーズン連続で得点とアシストともに二桁に乗せていたドルトムント時代の輝きを期待されていただけに、失望感や物足りなさが強くなっています。

 

3シーズン目に入った23-24シーズンは、リーグ戦開幕3試合に途中出場しましたが、第4節アーセナル戦でメンバー外という決断を下したテン・ハーグ監督に対して自身のSNSで反論し、これを受けてテン・ハーグ監督は、サンチョをチームから追放し、練習にも参加できない状況が続いています。

PFA(プロフェッショナル・フットボーラーズ・アソシエーション)が解決に介入するまで発展したものの、解決の糸口すら見えず、規律を重んじるテン・ハーグ監督の下で完全に構想外となり、高額な年俸もあり、この冬での放出の可能性が極めて高くなっています。

 

サンチョの移籍先には、古巣のドルトムントやサウジアラビアリーグのアル・イテファクが挙げられていましたが、ユベントスも移籍先候補に挙げられています。

ただ財政難のユベントスは完全移籍の獲得は厳しく、ローンでの獲得を基本路線としており、完全移籍を望むマンチェスター・ユナイテッドと高額な年俸負担も含め、どこまで条件を抑えられるかにも注目が集まります。

 

22-23シーズンに引き続き得点力不足に悩まされている上に、ディ・マリアの退団によりウィンガータイプのアタッカーの獲得も求められており、サンチョ獲得により攻撃力アップを図りたいところですね。

不遇の状況が続くサンチョはイタリアの地で再起を図ることになるのか、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

 

退団が予想される選手

次に、退団が予想される選手を取り上げます。

 

サミュエル・イリング=ジュニオール(イングランドU-21代表)

生年月日:2003年10月4日(20歳)
ポジション:LWG、RWG、LMF
移籍先候補:トッテナム、ニューカッスル、ブライトン、エバートン、ノッティンガム・フォレスト

切れ味鋭いフェイントとスピードに乗ったドリブルで左サイドからチャンスメイクしていく、イングランド期待の若手アタッカーです。

イングランド代表では各アンダーカテゴリーを経験し、2023年9月にはイングランドU-21代表デビューも飾りました。

 

2020年9月にチェルシーU-18からユベントスU-19に移籍し、2022年10月にトップチームデビューを果たしました。

その後、22-23シーズンはチャンピオンズリーグのベンフィカ戦で鋭いドリブル突破から初アシストを記録し、リーグ戦では途中出場が主ながらも、12試合に出場し、1得点1アシストを記録し、次のシーズンでのさらなる飛躍も期待されていました。

 

しかし、23-24シーズンはセリエA第16節終了時点で、リーグ戦6試合の途中出場にとどまっており、期待されていた活躍を見せるには至っていません。

“3-5-2”のフォーメーションを採用するユベントスにおいては、LWBでコスティッチカンビアーソが起用され、守備力にやや不安が残るイリング=ジュニオールは序列を落としています。

 

とはいえ高い攻撃力が魅力で、ウィングだけでなくCFや中盤にも対応可能なイリング=ジュニオールに対して多くの強豪クラブが獲得に向けて動き出しているようです。

特に熱心な動きを見せているのはプレミア勢であり、トッテナムニューカッスルブライトンエバートンなどが獲得に名乗りを上げているようです。

 

ユベントスイリング=ジュニオールとの契約も2025年6月末までとなり、ユベントスイリング=ジュニオールとの契約延長に向けて交渉を進めているものの、停滞しているようです。

冬の移籍市場での補強資金捻出のため、移籍金2000万ユーロ(約31億円)程度のオファーがあれば、放出に応じる可能性もあるようです。

期待の若手の成長も見たかったところですが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

ケナン・ユルディズ(トルコ代表)

生年月日:2005年5月4日(18歳)
ポジション:ST、LWG、RWG
移籍先候補:アーセナル、リバプール、ドルトムント、ライプツィヒ、ガラタサライ

左右両足遜色なく精度の高いボールを供給し、類まれなテクニックを駆使しスピードに乗ったドリブルでチャンスメイクしていくトルコ代表期待の若手アタッカーです。

 

ドイツ出身ですが、世代別代表は父親の祖国であるトルコを選択し、2023年10月にはフル代表デビューも飾りました。

7歳でバイエルン・ミュンヘンの下部組織に引き抜かれると、アンダーカテゴリーを着実に昇格していき、チームの主力として活躍してきました。

しかし、2022年初めにバイエルンとプロ契約を結ばないと決断し、欧州各国の名門クラブが獲得に乗り出し、2022年7月にユベントスU-19への加入が発表されました。

 

23-24シーズンの開幕戦で途中出場し、18歳3ケ月でトップチームデビューを果たし、ここまで(12/20現在)リーグ戦6試合に出場しています。

トップチームデビューだけでなく、トルコ代表デビューも飾り、2023年11月のドイツ代表との国際親善試合ではスタメンで起用され、ゴールを決めるなど、大きく注目を集める存在となりました。

 

ユベントスユルディズと2027年6月末までの長期契約を結んでおり、放出に否定的な態度を示していますが、イリング=ジュニオールと同じく、冬の補強資金捻出のため放出に応じる可能性も否定できません。

現時点では、アーセナルリバプールといったビッグクラブや、ドルトムントライプツィヒなどブンデスリーガ勢、またA代表を選択したトルコの強豪ガラタサライなどが獲得に関心を示しているようです。

 

現在はトップチームだけでなく、ユベントスNext GenでセリエCも主戦場としており、ユベントスとしてもユルディズを近未来の主軸として大切に育てたいところでしょう。

23-24シーズン後半戦の飛躍にも期待が寄せられますが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

フェデリコ・キエーザ(イタリア代表)

生年月日:1997年10月25日(26歳)
ポジション:LWG、RWG、ST
移籍先候補:バイエルン・ミュンヘン、トッテナム、ニューカッスル、アストン・ヴィラ

セリエAでもトップクラスのスピードとテクニックを有し、細かいタッチのドリブルでサイドから切れ込み相手ゴールに迫っていくイタリア代表のアタッカーです。

シュート技術や決定力の高さもさることながら、献身的にプレスを掛けるなど守備面での貢献度の高さも定評があります。

 

父親の元イタリア代表FWエンリコ・キエーザもプレーしたフィオレンティーナの下部組織で育ち、2016年8月に18歳でトップチームデビューを果たしました。

2017-18シーズンからチームの主軸に定着し始めると、2019-20シーズンのセリエAではリーグ戦34試合で10得点9アシストを記録し、この活躍が認められ、2020年10月にユベントスに加入しました。

 

ユベントス加入後も、20-21シーズンのセリエAで30試合に出場し、8得点8アシストと活躍し、イタリア代表でもEURO2020で全7試合に出場し、2得点を上げ、EURO優勝に大きく貢献しました。

しかし、2022年1月に左ひざ前十字靭帯断裂という大怪我を負い、2022年11月に戦列復帰したものの、コンディション不良もあり、22-23シーズンはリーグ戦わずか2得点に終わりました。

 

23-24シーズンはセリエA開幕5試合で4得点と再び息を吹き返し、イタリア代表でもEURO2024予選敗退の危機にあった中で臨んだ11月の北マケドニア戦で2得点を決めるなど、チームを救う活躍を見せています。

ユベントスの得点源としてこれからの活躍も期待されるキエーザですが、バイエルン・ミュンヘントッテナム、ニューカッスルなど、ビッグクラブからの関心も寄せられています。

 

キエーザユベントスとの契約は2025年6月末までとなり、ユベントスは契約延長交渉を進めようとしていますが、移籍金6000万ユーロ(約95億円)程度のオファーがあれば移籍交渉に応じる可能性もあります。

前十字靭帯断裂という大怪我から復調しつつあるキエーザが抜けるのは大きな痛手となりますが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

ドゥシャン・ヴラホヴィッチ(セルビア代表)

生年月日:2000年1月28日(23歳)
ポジション:CF
移籍先候補:チェルシー、バイエルン・ミュンヘン、レアル・マドリード

身長190㎝の長身を生かしたポストプレーで、攻撃の起点になるだけでなく、得点への嗅覚にも優れ、多彩な得点パターンと強烈な左足からのシュートといった多くの武器を持つストライカーです。

決定力の高さも評価され、同世代のハーランド(マンチェスター・シティ)に並ぶ完成度の高さとも評価されています

 

弱冠16歳24日で母国セルビアの名門パルチザンでトップチームデビューを果たし、2018年にフィオレンティーナに移籍すると、20-21シーズンはリーグ戦37試合で21得点を上げ、セリエA最優秀若手選手賞に輝きました。

21-22シーズンも前半戦でリーグ戦21試合で当時リーグトップの17得点を記録し、この活躍を受け2022年1月に移籍金8160万ユーロ(約98億円)でユベントスに移籍しました。

 

加入後の21-22シーズン後半戦は、前半戦と比べると少し調子を落とし、リーグ戦15試合で7得点に終わり、得点王獲得とはなりませんでしたが、ユベントスの新たなエース候補としてのポテンシャルは十分に発揮しました。

ヴラホヴィッチを軸としたチーム造りを目指し、22-23シーズンに臨んだものの、鼠径部の負傷により戦線離脱し、その後もパフォーマンスは上がらず、リーグ戦27試合で10得点に終わり、大きく期待を裏切ってしまいました。

 

2023年夏の移籍市場では、欧州カップ戦出場権を逃したこともあり、バイエルン・ミュンヘンチェルシーなどの移籍も噂されていましたが、結局残留し、23-24シーズンに臨んだものの、セリエA第16節終了時点で14試合に出場し、5得点にとどまっています。

ユベントスとの契約は2026年6月末までとなっており、契約延長交渉を進めているものの、移籍金に見合ったパフォーマンスを見せているとは言えず、この冬での移籍市場での放出の可能性もあるようです。

 

一部ではヴラホヴィッチを放出した後、レバークーゼンからナイジェリア代表FWボニフェイスを獲得するのではないかと報道されています。

エースの後半戦の爆発にも期待したいですが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

 

まとめ

いかがでしたか。

 

今回は、2024年冬のユベントスの最新移籍情報と補強ポイント狙っていると噂の獲得候補選手退団が噂される選手を取り上げました。

 

2023年夏の移籍市場では、ほとんど補強を行うことが出来なかったものの、アッレグリ監督は既存戦力を上手く融合させ、粘り強く戦う集団へと仕上げてきています。

23-24シーズンは欧州カップ戦の出場がないというのも大きなアドバンテージとなり、首位インテルに食らい付き、プレッシャーをかけていって欲しいですね。

 

また有望な若手にもビッグクラブを中心に、多くのクラブからの手が伸びていますが、簡単に手放して欲しくはないですね。

財政難問題を抱え、かつてのように大型補強を敢行することは厳しいかもしれませんが、逆転優勝に向けて陣容を整えることが出来るのか、この冬の移籍市場での動向にも注目です。

 

他に気になるチームはありますか?

プレミアリーグ(イングランド)

 

ブンデスリーガ(ドイツ)

 

リーガエスパニョーラ(スペイン)

 

セリエA(イタリア)

 

リーグアン(フランス)

 

いつもありがとうございます!

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