ライプツィヒ2024冬の最新移籍情報まとめ!補強が噂される新加入獲得候補選手・退団リストも調査!

ライプツィヒファンの皆さん、こんにちは。

 

2016-17シーズンからブンデスリーガ昇格後、チャンピオンズリーグベスト4の進出やポカール制覇など近年躍進が著しく、ブンデスリーガでは上位争いの常連となっているRBライプツィヒ

毎シーズンのように主力選手や監督が引き抜かれても、ドイツ国内外を問わず新たな原石を発掘し、チームの主力として成長させ、レッドブルグループの哲学となっている“絶え間ないプレッシングと攻守の素早い切り替え”のスタイルを貫き通し、ドイツまた欧州の舞台でもその強さを発揮しています。

 

22-23シーズンは序盤に躓きテデスコ監督を解任しましたが、かつてザルツブルクで監督を務め、レッドブルスタイルを熟知している前ドルトムントマルコ・ローゼ監督が就任すると、プレッシングと中央に人数をかけた素早い攻撃で、リーグ順位も11位から3位まで一気に上げ、最終的に3位でフィニッシュし、チャンピオンズリーグ出場権を獲得しました。

またポカールでは、準々決勝でドルトムント、準決勝でフライブルクを破り、決勝では終盤のエンクンクソボスライのゴールでフランクフルトを押し切り、見事2連覇を成し遂げました。

 

RBライプツィヒは補強において、23歳以下の即戦力候補を獲得する基本方針をとっており、若手で獲得した選手たちを主力へ成長していく一方、その選手たちがビッグクラブへと移籍していくというサイクルを繰り返しています。

とりわけ2023年夏の移籍市場ではエンクンクライマーグバルディオルソボスライと主軸が例年以上にこぞって抜け、今まで以上に不安が付きまとっていました。

 

迎えた23-24シーズン、ブンデスリーガ第16節終了時点で、首位レバークーゼンとは勝ち点差9ptの4位につけています。

リーグ戦11得点を上げているオペンダをはじめ、シャビ・シモンズルケバなどの新戦力がチームにフィットし、懸念されていた主力退団によるチーム力低下を感じさせない戦いぶりを見せています。

またチャンピオンズリーグでは、グループステージでマンチェスター・シティツヴェルナ・ズヴェズダヤングボーイズと同居し、4勝2敗でグループ2位で決勝トーナメント進出を果たしました。

 

ということで今回は、明確なチームスタンスを貫き、主力が抜けても強さを保ち、23-24シーズン後半戦の追い上げにも期待したいRBライプツィヒの2024冬

  • 最新移籍情報と補強ポイント
  • 狙っていると噂の獲得候補選手
  • 退団が予想される選手
  • まとめ

の順でお伝えしていきます。

 

他に気になるチームはありますか?

プレミアリーグ(イングランド)

 

ブンデスリーガ(ドイツ)

 

リーガエスパニョーラ(スペイン)

 

セリエA(イタリア)

 

リーグアン(フランス)

 

最新移籍情報と補強ポイント

2023年夏の移籍市場でのライプツィヒの動きを振りかえってみましょう。

 

GKは、第3GKの入れ替えが行われた程度で大きな動きはなく、22-23シーズン、膝の十字靭帯で長期離脱したグラーチに代わり正GKを務めたブラスビヒが引き続き正GKを務めます。

 

CBはグバルディオルマンチェスター・シティに移籍し、ハルステンベルクハノーファーに移籍しました。

その代わりにリヨンからルケバパリ・サンジェルマンからビチャーブと若手の左利きCBを2人獲得し、特にルケバは3バックの左、また4バックの中央でも起用され、リーグ戦15試合に出場するなど、グバルディオルの穴を埋める活躍を見せています。

 

サイドバックは左右共に目立った動きはなく、RSBはヘンヒリス、もしくはシマカンが起用され、LSBはラウムに、バックアッパーにフランクフルトから獲得したレンツが控えています。

 

ボランチはライマーが契約満了により退団し、バイエルン・ミュンヘンに移籍しましたが、シュラーガーカンプルハイダラを軸に、ザルツブルクからオーストリア代表MFサイワルドを獲得しました。

 

攻撃的MFは、ソボスライリバプールエンクンクチェルシーに移籍し、その代わりにパリ・サンジェルマンからオランダ代表MFシャビ・シモンズホッフェンハイムからオーストリア代表MFバウムガルトナーを獲得しました。

 

CFですが、不調に苦しんだアンドレ・シルバレアル・ソシエダにローンで放出し、代わりにRCランスからベルギー代表FWオペンダを獲得し、多くのビッグクラブとの争奪戦を制し、ザルツブルクからスロバキア代表FWシェシュコも獲得しました。

新戦力のオペンダは早くもチームの得点源として活躍し、22-23シーズンまでレギュラーだったヴェルナーをベンチに追いやる活躍を見せています。

 

 

最新移籍情報

〈加入〉

pos. 選手名 年齢 前所属 移籍形態(移籍金)
MF エリフ・エルマス 24 ナポリ 完全移籍(2300万€、4年半)

 

エリフ・エルマス(北マケドニア代表)

生年月日:1999年9月24日(24歳)
ポジション:OMF、LWG、CMF

足元の技術の高さとパス精度の高さを誇る司令塔でありつつ、ドリブルでの積極的な仕掛けや献身的な守備も見せ、攻守において貢献度の高いMFです。

 

2017年6月に17歳で北マケドニア代表デビューを果たし、EURO2020の出場など、56試合(2024年1月現在)に出場し、主軸として活躍している“マケドニアの至宝”です。

母国マケドニアのラボトニツキの下部組織出身で、2015年10月に16歳でトップチームデビューを果たすと、2016-17シーズンはリーグ戦33試合に出場し、6得点7アシストを上げ、主力として活躍しました。

 

2017年7月にフェネルバフチェに移籍すると、2018-19シーズンにリーグ戦29試合に出場し、4得点を上げるなど、主力として活躍しました。

2019年7月にナポリに加入し、在籍4シーズン半で公式戦通算189試合に出場し、19得点11アシストの成績を収めました。

 

インサイドハーフやボランチだけでなく、トップ下やウィングなどでも対応できるポリバレント性が重宝され、22-23シーズンもリーグ戦36試合に出場し、6得点3アシストを記録していました。

ただスタメン起用はわずか14試合と、定位置を確保しているとは言い切れず、23-24シーズンもリーグ戦11試合に出場していたものの、スタメン起用は4試合のみとなっていました。

 

フォルスべリの後釜を探していたライプツィヒエルマスに接触を図り、2023年12月27日に移籍金2300万ユーロ(約36億3000万円)の4年半契約で獲得したことを発表しました。

ライプツィヒシュレーダーSDは「我々は長い間、彼に注目していた。トータルパッケージでみて彼は非常にエキサイティングな選手であり、またキャラクター的にみてこのチームにフィットすると思う。」と期待を明らかにしています。

ナポリでも攻撃性能の高さやポリバレント性が重宝されていましたが、ライプツィヒでは主軸としての活躍にも期待したいですね。

 

 

〈退団〉

pos. 選手名 年齢 移籍先 移籍形態(移籍金)
DF アンヘリ―ニョ 27 ローマ ローン(24年6月末まで、買取OP付)
  ウーゴ・ノボア 21 ビジャレアルB ローン(24年6月末まで、買取OP付)
MF イライクス・モリバ 20 ヘタフェ ローン(24年6月末まで)
 FW ファビオ・カルバーリョ  21  リバプール  ローン契約終了
エミル・フォルスべリ 32 NYレッドブルズ 完全移籍(300万€、2年契約)
ティモ・ヴェルナー 27 トッテナム ローン(24年6月末まで、買取OP付)

 

エミル・フォルスべリ(スウェーデン代表)

生年月日:1991年10月23日(32歳)
ポジション:OMF、LWG、ST

両サイドを幅広く動き、切れ味鋭いドリブルや精度の高いパスでチャンスメイクしていくだけでなく、カットインからのシュートでゴールに迫っていくアタッカーです。

 

2部時代からライプツィヒに在籍し、2度のポカール優勝など、チームの躍進を支える頼れるベテランとして存在感を出していました。

2015年1月に母国スウェーデンのマルメから、当時2部に在籍していたライプツィヒに加入し、2015-16シーズンは2部でリーグ戦32試合で8得点7アシストを上げ、ブンデスリーガ昇格に大きく貢献しました。

 

ブンデスリーガ昇格後も、チームの10番を背負い、攻撃陣の主軸として活躍し、在籍約9シーズンで公式戦通算325試合に出場し、71得点68アシストを記録してきました。

22-23シーズンもスタメン起用は少なくなったものの、リーグ戦30試合に出場し、6得点4アシストを記録し、与えられた役割をしっかり果たしていました。

 

しかし23-24シーズンはリーグ戦14試合に出場していたものの、スタメン起用はわずか5試合にとどまり、この状況を受けて、同じレッドブルグループのNYレッドブルズが獲得に動きだし、2026年末までの2年契約の完全移籍で獲得したことが発表されました。

NYレッドブルズのフットボール・ディレクターを務めるヨッヘン・シュナイダー氏はフォルスべリ獲得を受け、「彼が持っているヨーロッパでの経験は、我々の選手にとって大きなプラスとなるだろう。」と期待を寄せています。

2部時代から在籍し、チームを支えてきたフォルスべリの退団は寂しいものですが、同じレッドブルグループの新天地NYレッドブルズでの活躍にも注目ですね。

 

 

ティモ・ヴェルナー(ドイツ代表)

生年月日:1996年3月6日(27歳)
ポジション:CF、LWG、RWG

スピードを活かしたドリブルや、裏への抜け出しといったオフザボールの動きにも定評があるドイツ代表のストライカーです。

決定力不足が問題視されていましたが、前線からのプレスなど献身的な守備やチャンスメイク力の高さを見せ、チームに貢献してきました。

 

シュトゥットガルトの下部組織で育ち、2013年8月に17歳5ヵ月でブンデスリーガデビューを果たし、クラブ史上最年少出場記録を樹立しました。

その後シュトゥットガルトでは2015-16シーズンまでの3シーズンで公式戦通算14得点11アシストを上げ、2016-17シーズンから4シーズンプレーしたライプツィヒでは、4シーズン全てでリーグ戦二桁得点を記録し、チームのストライカーとして活躍しました。

 

2020年7月にはチェルシー加入したものの、ライプツィヒ時代のように得点を量産することが出来ず、2022年8月に古巣ライプツィヒに復帰しました。

復帰した22-23シーズンは、負傷離脱期間もあり、リーグ戦27試合の出場で9得点4アシストにとどまりましたが、ハイインテンシティを前面に出すライプツィヒのサッカーにおいて、献身的な守備やスピード溢れるカウンターなど、攻守において大きな役割を果たしました。

 

しかし、23-24シーズンは新加入のオペンダシャビ・シモンズに押され、序列を落とし、ブンデスリーガ第16節終了時点で8試合の出場にとどまり、第11節以降はリーグ戦での出場はありませんでした。

この状況を受け、ヴェルナーにプレミアリーグ復帰の可能性が囁かれ始め、マンチェスター・ユナイテッドフラムアストン・ヴィラウェストハムなどが獲得に関心を示していましたが、CF不在に悩まされていたトッテナムがシーズン終了までのローン移籍で獲得に成功しました。

 

なおヴェルナーのローン契約には2000万ユーロ(約30億円)の買取オプションが付いているようです。

自国開催のEURO2024の代表入りのためにも出場機会を増やし、巻き返しを図りたいヴェルナーですが、モチベーターとして知られるポステコグルー監督の下、かつての輝きを取り戻すことは出来るのか、新天地でのプレーにも注目です。

 

 

補強ポイント

ライプツィヒの2024年冬の移籍市場での補強ポイントとして、

  1. 前線の補強
  2. CMF

が挙げられるでしょう。

 

 

前線の補強

まず補強ポイントに挙げられるのは、前線の補強ではないでしょうか。

 

これまでライプツィヒの主軸として活躍してきたフォルスべリNYレッドブルズに移籍し、出場機会が減少したヴェルナートッテナムへローン移籍しました。

現スカッドには、CFにオペンダユスフ・ポウルセンシェシュコが控え、攻撃的MFにはシャビ・シモンズバウムガルトナーに、フォルスべリの後釜としてナポリから獲得したエルマスもいますが、もう一人活きの良いアタッカーを加えたいところです。

 

 

CMF

次に補強ポイントに挙げられるのは、CMFです。

 

ライマーが抜けたものの、シュラーガーカンプルハイダラに、新戦力のサイワルドも控えています。

しかしハイダラはマリ代表として1月のアフリカ・ネーションズカップに参加するため離脱し、カンプルも33歳とベテランの域に入ってきました。

 

新戦力のサイワルドも十分な出場機会を得ることが出来ていないところもありますが、プレッシングの強さと切り替えの速さを信条とするチームスタイルにおいて、CMFは肝となるポジションであり、新たな戦力を加え、より強度を高めたいところです。

 

 

 

狙っていると噂の獲得候補選手

では、挙げられた補強ポイントに沿って、狙っていると噂の獲得候補選手を取り上げます。

 

前線の補強

ビラル・エル・カンヌス(ヘンク/モロッコ代表)

生年月日:2004年5月10日(19歳)
ポジション:OMF、CMF

足元に吸い付くような繊細なボールタッチと、精度の高いパスを前線やサイドに供給しチャンスメイクしていくモロッコ代表期待の攻撃的MFです。

 

2022年カタールW杯直前まで招集歴がなかったものの、本大会メンバーにサプライズ招集され、3位決定戦のクロアチア戦で代表デビューを果たしました。

ベルギー出身のエル・カンヌスは、2019年7月にアンデルレヒトの下部組織から、ヘンクの下部組織に加入し、22-23シーズンの開幕戦でトップチームデビューを果たしました。

 

その後トップ下の定位置を確保し、22-23シーズンはデビューシーズンながら、リーグ戦33試合に出場し、1得点3アシストを記録しました。

世代別代表ではベルギー代表でプレーしていましたが、トップチームデビューから半年もしないうちにモロッコ代表に招集され、カタールW杯の3位決定戦という大舞台も経験しました。

 

23-24シーズンもその勢いは衰えることを知らず、ここまで(1/12現在)リーグ戦全20試合に出場し、3得点3アシストを記録しています。

またカンファレンスリーグでもグループステージ全6試合に出場し、2アシストを記録しています。

彗星の如く現れ、着実に成長し続けているエル・カンヌスに対して、ライプツィヒをはじめ、リバプールトッテナムも獲得に関心を示しているようです。

 

現在、エル・カンヌスの市場価値は2200万ユーロ(約34億9000万円:TransferMarkt調べ)となっており、今後も市場価値は上昇していくことでしょう。

トップ下やウィングでも起用でき、チャンスクリエイト能力の高さは一際高いエル・カンヌスの獲得にも期待したいですが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

CMF

アサン・ウエドラオゴ(シャルケ/ドイツU-17代表)

生年月日:2006年5月9日(17歳)
ポジション:CMF、OMF、LWG

弱冠17歳ながら、身長191㎝の強靭なフィジカルを誇り、攻守に渡り技術の高さやフィジカルの強さを発揮するボックス・トゥ・ボックス型のCMFです。

 

2023年のU-17ワールドカップではU-17ドイツ代表の主力として活躍が期待されたものの、負傷により2試合の出場にとどまりました。

2014年にシャルケの下部組織に入団し、23-24シーズンからトップチームに昇格すると、ブンデスリーガ2部の開幕戦でいきなりスタメン起用され、得点を決め、17歳2か月でクラブ史上最年少の得点記録を更新しました。

 

その後も所属するシャルケではブンデスリーガ2部でリーグ戦11試合に出場し、主軸として活躍しています。またドイツU-17代表ではチームの中心として活躍し、2023年6月に行われたU-17欧州選手権で優勝へと導きました。

現在は負傷離脱中ですが、今後の成長も楽しみなドイツ期待の有望株に対して、多くの強豪クラブから関心が寄せられています。

 

ドイツ国内ではライプツィヒをはじめ、バイエルン・ミュンヘンライプツィヒフランクフルトなどが関心を寄せ、リバプールブライトンエバートンミランといったドイツ国外のクラブからも強い関心を寄せられています。

所属するシャルケは現在ブンデスリーガ2部(第17節終了時点)で首位と勝ち点差15ptの14位に位置し、1年での1部復帰は厳しくなっています。

 

ウエドラオゴ自身も早い段階での1部でのプレーを希望していることや、2024年夏に発生する2000万ユーロ(約31億5000万円)の契約解除条項の存在もあり、ステップアップに向けた動きも活発化してくることでしょう。

ライプツィヒ加入で中盤の強度を高めるだけでなく、真のワールドクラスへの成長も期待したいですが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

ヒシャム・ブダウィ(ニース/アルジェリア代表)

生年月日:1999年9月23日(24歳)
ポジション:CMF、RMF、OMF

豊富な運動量とフィジカルの強さだけでなく、足元の技術の高さやパス精度の高さも誇り、攻守において総合力の高いアルジェリア代表のCMFです。

冷静かつシンプルにプレーするだけでなく、相手に積極的にタックルを仕掛けていく姿から、かつてのフランス代表ジャン・ティガナになぞらえる声もあります。

 

2018年1月に母国アルジェリアのパラドゥACでトップチームデビューを果たし、2018年10月にアルジェリアU-23代表、2018年12月にはアルジェリア代表に招集され、優勝した2019年6月のアフリカ・ネーションズカップにも2試合出場しました。

その後2019年9月にニースに加入すると、2020-21シーズンからスタメン起用されはじめ、在籍4シーズン半で公式戦125試合(1/12現在)に出場し、11得点9アシストを記録しています。

 

22-23シーズンも、リーグ戦27試合に出場し、DMFやインサイドハーフなどで起用され、持ち前の強度と総合力の高さを発揮しています。

23-24シーズン、リーグ・アン(第17節終了時点)で未だ失点数一桁と、圧倒的な堅守を誇り、リーグ2位につけているニースにおいて、ブダウィはリーグ戦15試合に出場し、2得点を記録しています。

 

完全に定位置確保しているとは言い切れませんが、フランス代表MFケフレン・テュラムとインサイドハーフでコンビを組み、強度の高さを誇る中盤を形成しています。

まだ欧州の舞台ではそこまで名を馳せてはいないものの、総合力の高さを誇るブダウィに対してライプツィヒは獲得に関心を示しているようです。

 

シンプルなプレーを身上とし、豊富な運動量と強度の高さを誇るブダウィが加入すれば、中盤を大きく補強することにつながりますが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

 

退団が予想される選手

次に、退団が予想される選手を取り上げます。

 

ダニ・オルモ(スペイン代表)

生年月日:1998年5月7日(25歳)
ポジション:OMF、LWG、RWG
移籍先候補:マンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッド、チェルシー

足下の技術の高さ、パス精度とシュート精度の高さを併せ持つ攻撃的なMFであり、狭い局面も打開し、フィニッシュワークに繋げていきます。

中盤の高い位置や、トップ下をはじめ前線のポジションなら左右問わず対応できるユーティリティ性も兼ね備え、クラブまた代表では重宝されている存在です。

 

バルセロナの下部組織出身で、ディナモ・ザグレブを経て、2020年1月にライプツィヒに加入後、20-21シーズンはリーグ戦32試合に出場し、5得点10アシストを記録し、攻撃の中心を担う活躍を見せていました。

その後2シーズンは、コンディション不良や怪我での離脱もあり、シーズン通しての活躍は出来ませんでしたが、ライプツィヒ初のタイトルとなるポカールの優勝にも貢献するなど、チームの中心として活躍しています。

 

23-24シーズンは開幕前のスーパーカップで、バイエルン相手にハットトリックを決め、タイトル獲得に貢献し、リーグ戦でも2戦連続でゴールを決めるなど好調ぶりを見せていました。

しかし2023年9月の代表戦で膝を怪我し、約5週間ほど離脱し、復帰してすぐのリーグ戦で肩を負傷し、2023年内は離脱となり、第16節終了時点で5試合に出場にとどまっています。

 

ダニ・オルモライプツィヒとの契約は、22-23シーズン終了後に2027年6月末まで延長しましたが、多くのビッグクラブからの関心は引き続き絶えません。

特にマンチェスター・シティダニ・オルモに対して長らく関心を示し続けており、ユーティリティ性の高さや偽9番システムに対応していることから、グアルディオラ監督からの高い評価を得ているようです。

 

ダニ・オルモライプツィヒとの新契約には、2024年7月1日に発動する6000万ユーロ(約94億7000万円)の契約解除条項が含まれており、マンチェスター・シティをはじめ、マンチェスター・ユナイテッドチェルシーなども関心を示しているようです。

ダニ・オルモ自身も「僕はここで満足している」とコメントし、移籍に関しては否定していますが、ステップアップに向けて動きはあるのでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

ルイス・オペンダ(ベルギー代表)

生年月日:2000年2月16日(23歳)
ポジション:CF、LWG、RWG
移籍先候補:マンチェスター・ユナイテッド、リバプール、ニューカッスル、チェルシー

スピードに乗った推進力の強いドリブル突破や、相手を背負ってのポストプレーやサイドからのクロスなどのチャンスメイク、多彩なシュートパターンも持ち味であるストライカーです。

 

ベルギー代表では2022年6月にデビューを果たし、カタールW杯の代表メンバーにも選出され、次世代のストライカー候補として期待も寄せられています。

クラブ・ブルージュの下部組織出身で、2018年8月にトップチームデビューを果たしたものの、なかなか出場機会を得ることが出来ず、ベンチを温める日々が続きました。

 

しかし20-21シーズンからレンタル移籍で加入したフィテッセでは、エールディビジで20-21シーズンは10得点、21-22シーズンは18得点を記録し、エースストライカーとして活躍しました。

22-23シーズンからはRCランスに完全移籍し、リーグ・アンで38試合に出場し、21得点4アシストを記録し、加入1年目でエースの働きを見せ、チームのリーグ戦2位フィニッシュに大きく貢献しました。

 

2023年7月に移籍金3800万ユーロ(約59億3000万円)+アドオンの5年契約でライプツィヒに加入すると、開幕からリーグ戦全試合でスタメン起用され、11得点4アシストを上げ、ブンデスリーガ1年目で早くも二桁得点を記録しています。

リーグレベルは異なるものの、既に4シーズン連続で二桁得点を記録する決定力の高さを誇り、CFだけでなくWGでも対応できるユーティリティ性を持つオペンダに対して、ビッグクラブからの関心も強くなっています。

 

中でも得点力不足に悩むマンチェスター・ユナイテッドは、オペンダ獲得に強い関心を抱いており、その他リバプールニューカッスルチェルシーなど、プレミアリーグ勢からの強い関心が寄せられています。

早くもライプツィヒのエースとしての立場を確立し、ベルギー代表でも新たなエースとして期待が寄せられるオペンダのシーズン後半戦の活躍はリーグ戦優勝争いに加われるかのカギになりますが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

 

まとめ

いかがでしたか。

 

今回は、2024年冬のライプツィヒの最新移籍情報と補強ポイント狙っていると噂の獲得候補選手退団が噂される選手を取り上げました。

 

2023年夏の移籍市場では、エンクンクソボスライグバルディオルが抜けたものの、その代わりに新戦力のオペンダシャビ・シモンズルケバなどが早くもチームの顔となる働きを見せています。

それと共に、かつての主軸だったフォルスべリヴェルナーも退団し、新たな戦力へと徐々に新陳代謝が進んでいっています。

 

2024年冬の移籍市場で、他のクラブより比較的活発な動きを見せているライプツィヒがこれからどんな動きを見せてくるのかも、引き続き注目ですね。

そして、22-23シーズン以上の終盤までもつれ込む優勝争いに、ライプツィヒも絡んでいっていることにも期待したいですね。

 

他に気になるチームはありますか?

プレミアリーグ(イングランド)

 

ブンデスリーガ(ドイツ)

 

リーガエスパニョーラ(スペイン)

 

セリエA(イタリア)

 

リーグアン(フランス)

いつもありがとうございます!

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