レスター2023夏の最新移籍情報まとめ!補強ポイントや狙ってると噂の獲得候補・退団選手リストも調査!

フォクシーズファンの皆さん、こんにちは。

 

19ー20、20-21シーズンと2シーズン連続で5位になり、20-21シーズンはFAカップも制したレスターですが、21-22シーズンは主力の負傷離脱も相次ぎ、ヨーロッパリーグ、さらにカンファレンスリーグの過密日程も相まって、なかなか波に乗り切れず、勝ち点を積み重なることが出来ませんでした。

結局21-22シーズンはリーグ戦8位でフィニッシュし、20-21シーズンから順位を落とし、欧州カップ戦出場権を逃してしまいました。

 

大金を注ぎ込んでスター選手を獲得するプレミアリーグの他のクラブとは異なり、中堅リーグで活躍する若手に目をつけ、比較的安価な移籍金で獲得し、チームの主力に成長させ、大きな利益を生み出す補強戦略を展開してきたレスターですが、売上高と給与のバランスが崩れ、21-22シーズンの損失額が9000万ポンド(約149億円)に達し、今シーズン開幕前の移籍市場では苦戦を強いられました。

 

ミラクル・レスター時から正GKとして活躍してきたキャスパー・シュマイケルニースに放出し、CBのフォファナを移籍金7500万ポンド(約121億円)でチェルシーに放出した一方、獲得した新戦力は、スタッド・ランスから加入したCBのファエスのみ。ティーレマンスマディソンにも移籍の噂はありましたが、何とか残留しました。

しかし、新戦力もなかなか獲得出来ない苦しい台所事情にファンの不安は増していきました。

 

その不安は的中し、リーグ戦は第2節アーセナル戦から6連敗を喫し、開幕7試合で1分け6敗と最悪のスタートを切ってしまいました。

第2節アーセナル戦では4失点、第6節ブライトン戦では5失点、第8節トッテナム戦では6失点と守備崩壊が顕著になり、シュマイケルから正GKを引き継いだウォードは試合勘の無さからか、不必要なミスを繰り返してしまいました。

2019年2月からレスターの指揮を執るロジャース監督の解任も噂されていましたが、第9節ノッティンガム・フォレスト戦でようやくリーグ戦初勝利を上げ、カタールW杯中断期間に入るまでのリーグ戦8試合は5勝1分け2敗と持ち直し、リーグ最下位に沈んでいましたが、13位まで上げてきました。

 

しかし、カタールW杯中断期間から再開後は、リーグ戦4連敗を喫し、その後2連勝と波に乗るかと思いきや、第24節マンチェスター・ユナイテッド戦以降、リーグ戦6試合で1分け5敗と泥沼にはまり、リーグ順位も降格圏の19位まで転落し、4月2日にロジャース監督と双方合意の上、契約解除に至ったと発表され、シーズン終了までの暫定監督にアストン・ヴィラノーリッジで監督を務めたディーン・スミス氏を招聘しました。

ロジャース監督解任後もリーグ戦3連敗と復調の兆しを見せることは出来ず、4月22日の第32節ウォルバーハンプトン戦で2-1で勝利し、実に約2か月ぶりの勝利を上げたものの、その後の4試合では2分け2敗と降格圏に沈んだままで、リーグ戦残り2試合を迎えた段階で19位に位置していました。

第37節ニューカッスル戦で引き分け、残留県内の17位エバートンとの勝ち点差は2ptとなり、最終節ウェストハム戦では6試合ぶりの勝利を収めたものの、エバートンも勝利したことにより18位に終わり、2014-15シーズン以来、9シーズンぶりのチャンピオンシップ降格が決定してしまいました。

 

財政難問題もあり、積極的な補強に動けず、ティーレマンスマディソンなど主力の残留はあったものの、カタールW杯以降で欧州5大リーグで唯一無失点がないクラブという不名誉なデータを出してしまい、とにかく守備の安定感のなさが顕著になってしまいました。

シーズン終了後の主力選手の移籍の噂は絶えませんが、新監督としてマンチェスター・シティでアシスタントコーチを務めていたエンツォ・マレスカ氏を招聘し、マレスカ新監督の下、1年での復帰とプレミアリーグ定着に向けての足場固めを行う上で、この夏の移籍市場での動きは非常に重要なものとなるでしょう。

 

ということで今回は、9シーズンぶりのチャンピオンシップ降格が決定し、1年での復帰を至上命題とするレスターの2023年夏

  • 最新移籍情報と補強ポイント
  • 狙っていると噂の獲得候補選手
  • 退団が予想される選手
  • まとめ

の順でお伝えしていきます。

他に気になるチームはありますか?

プレミアリーグ(イングランド)

 

ブンデスリーガ(ドイツ)

 

リーガエスパニョーラ(スペイン)

 

セリエA(イタリア)

 

リーグアン(フランス)

最新移籍情報と補強ポイント

最新移籍情報

現時点で決まっているレスターの新加入・退団選手は以下の通りです。

 

〈加入〉 

POS. 選手名 年齢 前所属 移籍形態(移籍金)
DF コナー・コーディ 30 ウォルバーハンプトン 完全移籍(非公開、3年契約)
MF ハリー・ウィンクス 27 トッテナム 完全移籍(1000万£、3年契約)

 

コナー・コーディ(ウォルバーハンプトン/イングランド代表)

生年月日:1993年2月25日(30歳)
ポジション:CB、DMF、RSB

対人の強さに加え、足元の技術の高さを生かし、最終ラインから長短問わず正確なパスを供給し、絶大なキャプテンシーを発揮して、攻守において最終ラインからチームを支える実力者です。

2020年9月にイングランド代表デビューを果たし、EURO2020やカタールW杯の代表メンバーにも選出されました。

 

リバプールの下部組織出身で、シェフィールド・ユナイテッドハダースフィールドを経て、2015年7月にウォルバーハンプトンに加入しました。

元々はCMFのプレーヤーだったものの、ウルブスでRSBやCBで起用されたことにより才能が開花し、ウルブスの守備の要として定着しただけでなく、キャプテンとしてチームを牽引し、2017-18シーズンでチャンピオンシップを制して以降、プレミアリーグでも常連となりつつあるウルブスの中心的な存在として活躍してきました。

ウルブスでは在籍8シーズンで公式戦通算317試合に出場し、21-22シーズンもリーグ戦全38試合に出場したコーディですが、22-23シーズンは開幕スタメンをバーンリーから新加入したネイサン・コリンズに奪われ、開幕直後にCBに負傷者が続出したエバートンが買取オプション付きのレンタル移籍で獲得しました。

 

ランパード体制ではスタメンで起用されていたものの、ショーン・ダイチ監督就任後は控えに降格し、結局リーグ戦24試合の出場にとどまり、エバートンは買取オプションを行使せず、ウルブスに復帰していました。

マレスカ新監督も、統率力のある経験豊かなコーディの獲得を熱望し、7月1日にレスターへの完全移籍が発表され、契約期間は2026年6月末までとなりました。

ファエスソウタ―といったこれからの成長が期待されるCBを牽引し、より成長させるとともに、レスターでも最終ラインの要として活躍し、1年でのプレミア復帰を果たしてほしいですね。

コーディのDFラインの統率により、守備の改善を期待しましょう。

 

 

ハリー・ウィンクス(トッテナム/元イングランド代表)

生年月日:1996年2月2日(27歳)
ポジション:DMF、CMF

中盤の底で、パスを散らせることの出来るゲームメーカーであり、長短のパスを振り分け、攻撃のリズムを作り出していきます。

守備の強度やハードワークの面でも計算出来、攻守両面で貢献度の高い選手です。

イングランド代表でも2017年10月にデビューし、10試合のキャリアを誇ります。

 

トッテナムの下部組織出身で、2016年8月にトップチームデビューを果たすと、2016-17シーズンはリーグ戦21試合に出場し、徐々に出場試合数を重ね、2018-19シーズンからはチームの主力に定着して、リーグ戦26試合に出場、翌2019-20シーズンはリーグ戦31試合に出場しました。

近未来のトッテナムの象徴として期待されていましたが、20-21シーズンはモウリーニョ政権下で大きく出場機会を失い、リーグ戦15試合の出場にとどまると、21-22シーズンもリーグ戦19試合に出場にとどまり、序列を大きく落としてしまいました。

 

21-22シーズン途中のコンテ監督就任後は3-4-3のセンターハーフとしてスタメンで起用されるようになりましたが、スキップの台頭やベンタンクールの加入により、序列は低下し、22-23シーズン開幕前にはビスマを獲得したことで、ウィンクスは完全に構想外の状態となってしまいました。

この状況を受け、22-23シーズン開幕前の夏の移籍市場終了間際にサンプドリアへレンタル移籍し、シーズン前半戦は足首の負傷でリーグ戦出場はなかったものの、後半戦はボランチの一角としてスタメンに定着し、リーグ戦20試合に出場しました。

 

7月1日にレスターは、ウィンクスを移籍金1000万ポンド(約18億2000万円)、2026年6月末までの3年契約での完全移籍で獲得したと正式発表しました。

ウィンクスには、ティーレマンスの穴埋めとしての働きが期待されますが、レスターで再起すれば、ティーレマンス以上の働きも見られるかもしれませんね。

コーディと共に加入した実力者のウィンクスの活躍にも注目です。

 

 

〈退団〉

POS. 選手名 年齢 移籍先 移籍形態(移籍金)
DF チャグラル・ソユンク 27 アトレティコ・マドリード 完全移籍(フリー、4年)
ダニエル・アマーティ 28 不明 契約満了
ライアン・バートランド 33 不明 契約満了
MF ナンパリス・メンディ 31 不明 契約満了
ユーリ・ティーレマンス 26 アストン・ヴィラ 完全移籍(フリー、4年)
ジェームズ・マディソン 26 トッテナム 完全移籍(4000万£、5年)
FW テテ 23 シャフタール・ドネツク レンタル期間終了
アジョセ・ぺレス 29 ベティス 完全移籍4年(フリートランスファー)

 

ユーリ・ティーレマンス(アストン・ヴィラ/ベルギー代表)

生年月日:1997年5月7日(26歳)
ポジション:CMF、DMF、OMF

攻撃面では正確なパスを供給し、リズムを作り出すだけでなく、強烈なミドルシュートで積極的にゴールを狙っていきます。

さらに守備面でも強度が増し、攻守にバランスの取れた選手へと成長し、中盤の欠かせない戦力として活躍してきました。

カタールW杯でもベルギー代表として、グループステージ全3試合に出場し、次世代のベルギー代表での主軸としての活躍も期待されています。

 

2019年1月にレスターに加入後、在籍4シーズン半で公式戦通算195試合に出場して、28得点26アシストを記録し、22-23シーズンもリーグ戦31試合に出場、3得点2アシストを記録しました。

しかし、レスターとの契約は2023年6月末までとなっており、契約延長を拒否したことにより、21-22シーズン途中からティーレマンスの移籍の噂は多く出ていましたが、結局実現せず、契約満了によりフリーでの退団となりました。

 

アーセナルマンチェスター・ユナイテッドレアル・マドリードといったビッグクラブへの移籍も噂されていましたが、6月10日にアストン・ヴィラが、2027年6月末までの4年契約の完全移籍での加入で合意に達したと発表しました。

ティーレマンスはクラブ加入の決め手として、「彼(エメリ監督)の野心、情熱、そしてチームの導き方に感銘を受けた。」とコメントし、エメリ監督の存在が決め手となったと明らかにしています。

レスターでは20ー21シーズンのFAカップ決勝で決勝点となるミドルシュートを決め、チーム史上初のFAカップ優勝に貢献したティーレマンスの新天地アストン・ヴィラでの活躍にも注目ですね。

 

 

ジェームズ・マディソン(トッテナム/イングランド代表)

生年月日:1996年11月23日(26歳)
ポジション:OMF、CMF、RMF

世界でもトップクラスのシュート精度を誇り、正確なパスで攻撃を組み立てる司令塔です。

攻撃面ではもちろん、守備面でも献身性の高さを見せ、レスターの中心として活躍してきました。

残念ながら出場はありませんでしたが、2019年以来約3年ぶりに代表招集され、カタールW杯のイングランド代表にも選出されました。

 

2018年7月にノーリッジからレスターに加入し、在籍5シーズンで公式戦203試合に出場し、55得点41アシストを記録、レスターの中心として活躍してきました。

22-23シーズンは開幕からチームは不調だったものの、リーグ戦30試合で10得点9アシストと、孤軍奮闘の活躍を見せてました。

 

レスターとの契約は2024年6月末までとなり、残留するかどうかにかかわらず、マディソンの移籍に関する噂は多く出始め、ニューカッスルやアーセナルなどからの関心も報じられていましたが、6月28日にトッテナムへの完全移籍での加入が発表され、移籍金は4000万ポンド(約73億円)、契約期間は2028年6月末までの5年となりました

当初は5000万ポンド(約91億円)以上の移籍金が必要とされていましたが、4000万ポンドと格安で獲得することに成功しました。

たとえプレミアリーグ残留となったとしても、おそらくマディソンは移籍となる可能性も高く、チャンピオンシップ降格を受け、早期の決着で格安の移籍金となったのかもしれません。

ポステコグルー新監督が志向する攻撃的サッカーにおいて、ケインソン・フンミンといった強力なFWを操る司令塔としてマディソンの加入は大きなプラスになるでしょう。

新天地での活躍にも注目ですね。

 

 

補強ポイント

レスターの2023年夏の移籍市場での補強ポイントとして、

  1. CMF
  2. 前線の補強
  3. 守備陣の整備

が挙げられるでしょう。

 

CMF

まず、レスターの補強ポイントとして挙げられるのはCMFでしょう。

ティーレマンスマディソンの退団が決定し、エンディディの退団も噂されています。

チームを支えてきた功労者たちが抜け、一からの立て直しとなる中盤の整備は、来シーズンの成績を左右するものとなるでしょう。

デューズ・バリー=ホールを軸として、既にウィンクスを獲得するなど補強は進んでいますが、あとはクリエイティブ性が高いCMFの獲得を目指したいところです。

 

 

前線の補強

前線も、バーンズダカイヘアナチョなどに移籍の噂が出ており、大幅な入れ替えが行われる可能性もあります。

“ミラクル・レスター”時の中心メンバーであり、チームのシンボルとなっているバーディーも、サウジアラビアからの高額オファーは断ったものの、移籍の可能性も否定できず、36歳になり徐々に衰えが見えつつあります。

バーディーの残留とチームの牽引役としての役割に期待しつつも、1年でのプレミアリーグ復帰と定着を見据えて、次世代のエース候補を獲得しておきたいですね。

 

 

守備陣の整備

やはり、22-23シーズンの低迷の要因となった守備の再建は、1年でのプレミア復帰のために欠かせない条件となるでしょう。

CB陣はソユンクアマーティの退団が決定したものの、22-23シーズンで獲得したファエスソウタ―を軸として、ウォルバーハンプトンから獲得したコーディや、頼れるベテランのエヴァンスも控えています。

SBにもジャスティンリカルド・ペレイラカスターニュといった実力者に加え、生え抜きのトーマスクリステンセンといった若手も控えており、現時点で人材はプレミアリーグのクラブに匹敵するくらい揃っています。

あとは、マレスカ新監督が守備をどう立て直していくかに注目が集まりますが、例年怪我人が続出するポジションでもあるので、不測の事態に備えて補充しておきたいところでしょう。

 

 

 

狙っていると噂の獲得候補選手

では、挙げられた補強ポイントに沿って、狙っていると噂の獲得候補選手を取り上げます。

 

CMF

チェーザレ・カサデイ(チェルシー/イタリアU-20代表)

生年月日:2003年1月10日(20歳)
ポジション:CMF、OMF、DMF

身長185㎝の高さとフィジカルの強さを売りにしつつ、足元の技術の高さやスピード、豊富な運動量も持ち、積極的に攻め上がりゴールを奪っていくボックス・トゥ・ボックス型のCMFです。

そのプレースタイルはミリンコビッチ=サビッチ(ラツィオ)に似ているとの声もあり、将来を嘱望されている逸材の一人です。

 

2018年にチェゼーナの下部組織からインテルの下部組織に加入すると、順調にカテゴリーを上げ、21-22シーズンはプリマヴェーラのリーグ戦で32試合で15得点を記録しました。

トップチームでの出場経験はなかったものの、22-23シーズン開幕前のプレシーズンマッチで起用され、トップチームデビューの期待もかけられていましたが、財政難問題を抱えているインテルは補強資金を確保するために、移籍金1500万ユーロ(約23億6000万円)+ボーナスでチェルシーに売却しました。

 

トップチームでの出場経験がない選手に対して破格の移籍金で獲得したカサデイは、22-23シーズンの前半戦はU21チームでプレーし、9試合に出場して4得点を上げました。

シーズン後半戦はレディングにレンタル移籍すると、チャンピオンシップで15試合に出場し、1得点に終わったものの、先発出場も多く経験を積むことが出来ました。

そしてU-20ワールドカップでは全7試合にフル出場し、7得点を上げ、大会得点王に輝き、イタリアU-20代表の準優勝にも大きく貢献しました。

攻撃性の高さが際立つだけでなく、運動量やフィジカルの強さもあり、インサイドハーフで起用できれば、レスターの攻撃力はより増してくることでしょう。

おそらくレンタルでの加入になりますが、着実にステップアップしているカサデイは、23-24シーズンのレスターでの活躍と1年でのプレミア復帰でさらに評価を高めることが出来るのか、今後の動向に注目です。

 

 

アイマン・カリ(パリ・サンジェルマン/フランスU-19代表)

生年月日:2004年11月19日(18歳)
ポジション:CMF、DMF

“ミラクル・レスター”時の主力メンバーだったエンゴロ・カンテ(現アル・イテハド)を彷彿とさせる機動力と運動量を誇り、足元の技術の高さや身体のしなやかさを生かした細かいタッチやターンで密集したエリアでも抜け出すことが出来るボックス・トゥ・ボックス型のCMFです。

パス精度や判断力には改善の余地が残されているものの、ポテンシャルの高さを評価されている逸材です。

 

2017年にヴィルジュイフからパリ・サンジェルマンの下部組織に入団後、2019年にはU-17チームに昇格し、2021年にはU-19チームに昇格と、順調にキャリアを重ねてきました。

そして22-23シーズンからトップチームに昇格しましたが、シーズン前半戦はベンチ入りをしたものの、公式戦出場は無く、シーズン後半戦はロリアンにレンタル移籍し、リーグ・アン5試合に出場しました。

 

近年、優秀な若手選手を多く輩出するパリ・サンジェルマンの下部組織での期待の逸材ですが、トップチームでの出場機会を確保するのは難しく、23-24シーズンも経験を積ませるために他クラブへのレンタルが有力視されています。

レスターカリのレンタルでの獲得を目指していますが、レスター以外にもフランス国内外の多くのクラブがカリに対して関心を強めているようです。

かつての“ミラクル・レスター”の主力カンテを彷彿とするプレースタイルで、レスターの中盤で躍動し、自身の評価を上げるだけでなく、再びレスター復活の狼煙を上げることが出来るのか、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

アダム・ウォートン(ブラックバーン/イングランドU-19代表)

生年月日:2004年6月2日(19歳)
ポジション:CMF、OMF、DMF

まだ10代ながらピッチ上では落ち着いたプレーを見せ、精度の高い左足からのパスの供給やシュートで得点機会に多く関与するCMFです。

ボール奪取能力の高さも兼ね備え、中盤なら高い位置でも低い位置でもプレー出来るユーティリティ性を持ち、身長182㎝とスラっとした体格とそのプレースタイルから、“背の高いジャック・ウィルシャー”との呼び声もあります。

 

地元ブラックバーンの下部組織出身で、2020年1月には15歳7か月ながら、U-18プレミアリーグでのデビューを経験し、その後2シーズンはU-18チームとU-23チームを行き来しながら順調にキャリアを積み重ねてきました。

そして22-23シーズンからはトップチームに昇格し、ヨン・ダール・トマソン新監督がウォートンをスタメンに抜擢する試合も多くなり、途中離脱期間があったものの、チャンピオンシップで18試合に出場して2得点1アシストを記録、来シーズンのブレイクも期待させる活躍を見せました。

 

22-23シーズンのブラックバーンの年間最優秀若手選手賞に選出されたウォートンですが、トップチーム1年目での印象的な活躍により、イングランド国内からの注目を多く集めるようになり、レスター以外にもアーセナルニューカッスルなどもウォートン獲得に向けて動き出しているようです。

22-23シーズンのチャンピオンシップは7位に終わり、惜しくも昇格プレーオフ進出を逃したブラックバーンの中心メンバーとして、ウォートンは23-24シーズンで13シーズンぶりのプレミアリーグ昇格を目指し、ブラックバーンとの契約も2027年6月末まで残っていますが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

前線の補強

ヨエル・ピロー(スウォンジー/元オランダU-20代表)

生年月日:1999年8月2日(23歳)
ポジション:CF、WG

身長185㎝の屈強な体格を生かしたフィジカルの強さと、スペースへの抜け出しとシュート技術の高さで得点を量産していくオランダ人ストライカーです。

各アンダーカテゴリーでのオランダ代表を経験し、ここ数シーズンでの安定した活躍から、一部ではオランダ代表招集の声も上がっています。

 

PSVの下部組織出身で、スパルタ・ロッテルダムへのレンタル移籍を経て、2020年7月にトップチーム昇格を果たし、20-21シーズンは公式戦22試合で5得点2アシストを記録しました。

2021年7月にはスウォンジーに完全移籍し、21-22シーズンはリーグ戦45試合で22得点を記録、22-23シーズンもリーグ戦43試合で19得点を記録するなど、2シーズン連続で二桁得点を記録しました。

 

リーグレベルに差はあるものの、2シーズン連続で20得点近いゴールを奪い、安定した決定力を見せただけでなく、スペースへの抜け出しや、22-23シーズンのチャンピオンシップ全体でトップの枠内シュート本数(62本)を記録するなど、技術の高さもあるピローには、CF不足の層が薄いオランダ代表招集の声も高くなり、デパイを脅かす存在として期待も高くなっています。

2シーズン連続で安定した活躍を見せたピローに対して、レスターは21-22シーズンの段階から強い関心を寄せており、獲得に向けて動いているようです。

レスターの新ストライカーとして、チームを1年でプレミア復帰に導き、自身も大きく飛躍することが出来るのか、今後の動向に注目です。

 

 

ジェリー・イェーツ(ブラックプール/イングランド)

 

生年月日:1996年11月10日(26歳)
ポジション:CF、WG

身長175㎝とCFとしては小柄ながらも、裏抜けのスピードの速さやシュート技術の高さ、そしてゴールへの嗅覚の高さを誇るストライカーです。

CFだけでなく、WGやトップ下などでも起用され、サイドに流れてからのチャンスメイクも得意としています。

 

2015年4月にロザラムでプロデビューを果たした後、3部リーグ、もしくは4部リーグでプレーしていましたが、2020年7月に当時3部に属していたブラックプールに加入すると、20-21シーズンで公式戦54試合でシーズンにおけるクラブ最多得点記録に並ぶ23得点を記録し、チャンピオンシップ昇格へ導くと、21-22シーズンはリーグ戦39試合で8得点3アシスト、そして22-23シーズンはリーグ戦41試合で14得点4アシストを記録するなど、チームのトップスコアラーとなりました。

 

残念ながら、ブラックプールは22-23シーズンのチャンピオンシップで24チーム中23位に沈み、EFLリーグ1(3部相当)への降格が決定してしまいました。

1年でのチャンピオンシップ復帰のためにも、チームのエースストライカーであるイェーツの残留は不可欠ですが、ブラックプールとの契約は2024年6月末までとなっており、これまでの活躍から、レスター以外にもレンジャーズがイェーツ獲得に関心を示しており、ブラックプールは移籍金500万ポンド(約9億2000万円)程度のオファーで放出を容認する姿勢のようです。

裏抜けの巧さや、シュートへの連動性の速さもそうですが、ゴールへの嗅覚やファイティングスピリットの高さなど、そのプレースタイルはバーディ―に多く重なるものがあります。

またWGやトップ下にも対応できるユーティリティ性もあり、チームにおいても重宝される存在となるでしょう。

下部リーグからの叩き上げとして、レスター加入を期待したい存在でもありますが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

守備陣の整備

ザック・ステッフェン(マンチェスター・シティ/アメリカ代表)

生年月日:1995年4月2日(28歳)
ポジション:GK

身体能力の高さと足元の技術の高さを兼ね備える現代型のGKで、セービング技術の高さだけでなく、正確なパスの供給やビルドアップへの参加など、攻撃面での貢献にも定評があります。

カタールW杯のアメリカ代表メンバーには落選したものの、アメリカ代表では29試合のキャリアを誇り、長らく守護神の座を争ってきました。

 

2019年7月にMLSのコロンバス・クルーからマンチェスター・シティに引き抜かれ、2019-2020シーズンはデュッセルドルフにレンタルされると、開幕から正GKを務め、シーズン途中で長期の故障離脱となったものの、シーズン前半戦全17試合で正GKとして起用され、安定したパフォーマンスを見せました。

翌2020-21シーズンからはマンチェスター・シティに復帰し、エデルソンの控えとして、主にカップ戦で起用されていました。

 

しかし、21-22シーズンのFAカップ準決勝リバプール戦では、ボール処理にもたつき、マネにゴールを奪われ、敗戦に直結する致命的なミスを犯し、評価を落としてしまいました。

22-23シーズンはカタールW杯出場を見据え、出場機会を確保するためにミドルスブラにレンタル移籍し、チャンピオンシップで42試合に出場、9試合のクリーンシートを達成しました。

しかしビルドアップ面で精彩を欠き、ピンチを自ら招いてしまうなど不安定なパフォーマンスに終始し、カタールW杯の代表メンバー入りを直前で逃してしまいました。

 

ステッフェンの移籍後に獲得したオルテガが第2GKとして安定したパフォーマンスを見せ、ステッフェンは一旦マンチェスター・シティに復帰しているものの、構想外の状況となっています。

マンチェスター・シティのアシスタントコーチを務めたマレスカ監督も、自身の繋がりからステッフェン獲得を希望しているようです。

ステッフェンレスターで再び評価を上げ、プレミア復帰へと導くことが出来るのか、今後の動向に注目です。

 

 

 

退団が予想される選手

次に、退団が予想される選手を取り上げます。

 

ティモシー・カスターニュ(ベルギー代表)

生年月日:1995年12月5日(27歳)
ポジション:RSB、RMF、LSB
移籍先候補:ユベントス、フラム

豊富な運動量とスピードで右サイドを果敢に攻め上がり、正確なクロスでチャンスメイクしていくだけでなく、対人の強さにも定評があり、攻守両面で貢献度の高いサイドバックです。

ベルギー代表では2018年9月にデビューを果たして以降、33試合のキャリアを誇り、カタールW杯では全3試合に先発出場し、カタールW杯後もRSBのレギュラーとして活躍しています。

 

2014年9月にヘンクでプロデビューを果たすと、3シーズンで公式戦99試合に出場、その後移籍したアタランタでも3シーズンにわたって主力として活躍し、公式戦96試合に出場しました。

ヘンク在籍時には3シーズンで3得点4アシストだったものの、アタランタ在籍時は3シーズンで8得点10アシストと2倍近い数値を記録し、攻撃性がより培われました。

 

2020年9月にアタランタからレスターに移籍金2400万ユーロ(約28億8000万円)の5年契約で加入し、20-21シーズン、21-22シーズンは負傷による途中離脱もあり、リーグ戦27試合の出場でしたが、22-23シーズンは負傷もなく、左右両サイドバックに対応できるユーティリティ性もあり、リーグ戦37試合に出場して2得点3アシストを記録しました。

チームは降格してしまったものの、サイドバックとして存在感あるプレーを見せ、ベルギー代表でも主力に定着しつつあり、個人としては充実したシーズンを送りました。

 

そんな中で、ユベントスカスターニュ獲得に向けて動き出していると報道され、レスターの要求額は1500万ユーロ(約22億4000万円)となっていますが、ユベントスは移籍金の引き下げを狙っているようです。

いずれにせよ、ベルギー代表での定着を狙うカスターニュはトップリーグでのプレーを望み、レスターを離れる見込みだとされています。

その他、フラムも獲得に関心を示しているようですが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

ウィルフリード・エンディディ(ナイジェリア代表)

生年月日:1996年12月16日(26歳)
ポジション:DMF、CB
移籍先候補:クリスタル・パレス、ノッティンガム・フォレスト

身長183㎝のストライドの長い体格を生かしたボール奪取能力の高さと巧さを持ち味とし、足元の技術の高さを生かしたビルドアップ面での貢献度も高く、豊富な運動量と機動力を生かして、中盤の番人として活躍する守備的MFです。

2015年10月にデビューを果たしたナイジェリア代表では51試合のキャリアを誇り、現在も主力として活躍しています。

 

2016-17シーズンの冬の移籍市場でヘンクからレスターに加入後、シーズン開幕前に移籍したカンテの穴埋め役として期待を寄せられると、加入後すぐにボランチの定位置を確保し、リーグ戦17試合に先発出場するなど、その期待に応える活躍を見せました。

その後3シーズン連続でリーグ戦30試合以上出場し、レスターの主力として活躍していたエンディディですが、膝の負傷による離脱を繰り返し、先発落ちの試合も多くなり、21-22シーズンはリーグ戦19試合、22-23シーズンはリーグ戦27試合の出場にとどまりました。

 

プレミアリーグ屈指のタックルモンスターとして活躍してきたエンディディですが、ここ数シーズンは負傷離脱もあり、満足のいくパフォーマンスを見せるには至らず、一時は6000万ユーロ(約94億円)まで上がった市場価値も、現在はその半分以下の2500万ユーロ(約39億円)まで下がってしまいました。

それでも攻守両面で貢献度の高いエンディディに対して関心を寄せるクラブも多く、現在はクリスタル・パレスノッティンガム・フォレストエンディディ獲得に動いているようです。

ここ数シーズンは加入当初のパフォーマンスを見せることは出来ず、スマレメンディにやや後れを取っていたエンディディですが、レスターに残留して1年でのプレミア復帰へと導く活躍を見せるのか、それとも新天地を求めることになるのか、今後の動向に注目です。

 

 

ハーヴェイ・バーンズ(元イングランド代表)

生年月日:1997年12月9日(25歳)
ポジション:LWG、LMF、OMF
移籍先候補:アストン・ヴィラ、ウェストハム、ニューカッスル

左サイドから推進力が強いドリブルで相手ゴールに迫っていき、コースを狙った正確なシュートだけでなく、味方との連携やラストパスでチャンスメイクしていくレスター生え抜きのアタッカーです。

守備面でも前線からの献身的なプレスを絶やすことなく、チームの中心的な存在として活躍してきました。

 

レスターの下部組織出身で、MKドンズバーンズリーWBAへのレンタル移籍を経て、2018-19シーズンの後半から出場機会を徐々に増やし始め、2019-20シーズンはロジャース監督の信頼を勝ち得て、リーグ戦36試合に出場し、6得点8アシストを記録しました。

その後のシーズンもリーグ戦は30試合近く出場し、得点とアシストも共に10に迫る数を記録し、チームの攻撃の中心として活躍しました。

22-23シーズンはプレミアリーグで34試合に出場し、自身最多の13得点を記録、チームのトップスコアラーとなりましたが、ここまでの活躍によりプレミアリーグのクラブからの関心も多くなり、この夏での移籍の可能性も高くなっています。

 

バーンズ自身はトップレベルでのプレーを希望しており、レスターは移籍金4000万ポンド(約69億3000万円)程度のオファーが届けば放出を容認する姿勢のようです。

レスター生え抜きで、ここ数シーズンはマディソンと共にチームの攻撃陣を牽引する活躍を見せてきたバーンズですが、どうやらこの夏でレスターを去る可能性が高くなっています。

22-23シーズンと同様の活躍を新天地でも見せて、2020年10月以降遠ざかっているイングランド代表復帰にも期待したいですね。

バーンズはどこでプレーすることになるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

パトソン・ダカ(ザンビア代表)

生年月日:1998年10月9日(24歳)
ポジション:CF
移籍先候補:ローマ、ガラダサライ

圧倒的な身体能力の高さを生かしたスピードとフィジカルの強さに加え、決定力の高さやパスセンスの高さもある万能型のストライカーです。

ザンビア代表では2015年5月に16歳でデビューを果たし、2017年のU-20ワールドカップではベスト8まで進出した原動力となり、2026年大会で悲願のW杯初出場を目指すザンビア代表の中心的な存在となっています。

 

2017-18シーズンからザルツブルクでプレーし始め、2019-20シーズンはリーグ戦31試合で24得点8アシスト、20-21シーズンはリーグ戦28試合で27得点7アシストを記録し、2019-20シーズン途中でドルトムントに移籍したハーランド(現マンチェスター・シティ)の穴を埋める活躍を見せました。

2021年6月に移籍金2300万ポンド(約35億2000万円)の5年契約でレスターに加入し、21-22シーズンはリーグ戦23試合で5得点3アシストを記録、22-23シーズンはリーグ戦30試合で4得点4アシストを記録しました。

 

ザルツブルク在籍時に見せていた決定力の高さを発揮しているとは言い難いものの、スペースへの抜け出しでのスピードなど随所で身体能力の高さを見せていました。

とはいえ期待されていたパフォーマンスを見せるには至らず、チャンピオンシップ降格により、ダカの移籍の噂も出始め、ローマが買取オプション付きのレンタル移籍で獲得を狙っている他、ガラタサライも獲得を狙っているようです。

ここ2シーズンは本領発揮とはいきませんでしたが、身体能力の高さなどダカの持ち味を高く評価しているクラブも多く、新天地でザルツブルク時代の決定力も取り戻すこともあるかもしれません。

もちろん、レスターでの開花も期待したいところですが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

ケレチ・イヘアナチョ(ナイジェリア代表)

生年月日:1996年10月3日(26歳)
ポジション:CF、ST
移籍先候補:ベジクタシュ

身体能力の高さに加え、ドリブル精度の高さやシュートの破壊力、ポジショニングセンスの高さなどが光り、ゴールを量産してきたナイジェリア代表のストライカーです。

2013年のU-17ワールドカップ優勝の原動力となり、19歳でデビューしたナイジェリア代表では45試合で12得点を記録し、2018年ロシアW杯にも出場しました。

 

2013年のU-17ワールドカップ優勝後にマンチェスター・シティに加入後、労働許可証取得が遅れた影響もありましたが、2015年8月に18歳10か月でトップチームデビューを果たすと、2015-16シーズンはプレミアリーグで26試合に出場て、8得点2アシストを記録、ブレイクのキッカケを掴んだかのように見えました。

しかし、翌2016-17シーズンはリーグ戦20試合で4得点3アシストと振るわず、ベンチ外の試合も多くなり、グアルディオラ監督の信頼を得ることは出来ませんでした。

 

2017年8月にレスターへの完全移籍が発表され、本格的な覚醒が期待されていましたが、2017-18シーズンから3シーズンはリーグ戦で合計10得点にも満たず、不調に喘いでいました。

しかし2020-21シーズンはシステム変更によりバーディーと2トップを組む試合が多くなり、リーグ戦25試合で12得点を記録し、開幕から上位をキープしてきたレスターの原動力となりました。

2021年4月にレスターと新たに3年契約を結び、2024年6月末まで契約は残っていますが、現時点でベジクタシュイヘアナチョ獲得に関心を示しているようです。

イヘアナチョにも新シーズンではストライカーとしての活躍に期待したいところですが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

 

まとめ

いかがでしたか。

 

今回は、2023年夏のレスターの最新移籍情報と補強ポイント狙っていると噂の獲得候補選手退団が噂される選手を取り上げました。

 

2015-16シーズンの“ミラクル・レスター”以降、カンテ(アル・イテハド)やマフレズ(マンチェスター・シティ)などを輩出し、プレミア屈指の育成型クラブとして名を上げてきたレスターですが、ここ数シーズンは財政難問題により、自慢の育成力は陰りを見せ、チャンピオンシップ降格という屈辱を味わってしまいました。

この夏の移籍市場ではこれまでチームを支えた主力選手が多く抜け、新たなサイクルに入っていきます。

 

マレスカ新監督の下、デューズ・バリー=ホールといった生きの良い若手たちと、バーディーアルブライトンといったベテランが上手く融合し、1年でのプレミアリーグを期待したいですね。

1年での復帰を果たしたものの、1部と2部を行き来するエスカレータークラブにならないよう、この夏の移籍市場では今後数シーズン、チームの主力を担う逸材の獲得に期待したいですね。

レスターの原点回帰に期待しつつ、この夏の移籍市場でのレスターの動向に注目です!

他に気になるチームはありますか?

プレミアリーグ(イングランド)

 

ブンデスリーガ(ドイツ)

 

リーガエスパニョーラ(スペイン)

 

セリエA(イタリア)

 

リーグアン(フランス)

いつもありがとうございます!

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