サッカーファンの皆さん、こんにちは。
4年に一度のオリンピックイヤーとなりました!
2024年7月24日(水)から8月9日(金)の約2週間にわたり、パリ・オリンピックのサッカー競技がフランス国内で開催されます。
日本代表は2021年自国開催となった東京オリンピックでは、あと一歩でメダルに届かず、4位に終わりました。
2012年のロンドン・オリンピック、そして2021年の東京オリンピックと4位となり、このパリ・オリンピックでは悲願のメダル獲得を成し遂げてほしいですね。
そこで今回はパリ・オリンピックに臨む日本代表メンバーを予想していきたいと思います。
という事で今回は、
- パリオリンピック男子サッカーの日本代表メンバー(オーバーエイジ)は?
- パリオリンピック男子サッカーの日本代表スタメン・フォーメーション予想
- まとめ
の順でお伝えしていきます。
パリ・オリンピック男子サッカーの日本代表メンバー(オーバーエイジ)は?
まずは、パリ・オリンピック男子サッカーの日本代表メンバーを予想していきましょう。
アジア予選だったU-23アジアカップでの日本代表メンバー23人は、以下の通りです。
〈GK〉
- 小久保 玲央ブライアン(ベンフィカ)
- 野澤 大志ブランドン(FC東京)
- 山田 大樹(鹿島)
〈DF〉
- 半田 陸(G大阪)
- 西尾 隆矢(C大阪)
- 関根 大輝(柏)
- 木村 誠二(鳥栖)
- 鈴木 海音(磐田)
- 内野 貴史(デュッセルドルフ)
- 大畑 歩夢(浦和)
- 高井 幸大(川崎)
〈MF〉
- 川崎 颯太(京都)
- 山本 理仁(シント=トロイデン)
- 藤田 譲瑠チマ(シント=トロイデン)
- 佐藤 恵允(ブレーメン)
- 山田 楓喜(東京V)
- 田中 聡(湘南)
- 松木 玖生(FC東京)
- 平河 悠(町田)
〈FW〉
- 藤尾 翔太(町田)
- 荒木 遼太郎(FC東京)
- 内野 航太郎(筑波大)
- 細谷 真大(柏)
国際Aマッチデー期間外であるため、海外クラブから招集できなかった選手も多く、ベストメンバーを揃えることが出来ませんでした。
〈主な招集外選手〉
- 鈴木 彩艶(シント=トロイデン)
- チェイス アンリ(シュトゥットガルトⅡ)
- 鈴木 唯人(ブレンビー)
- 福井 太智(ポルティモネンセ)
- 三戸 舜介(スパルタ・ロッテルダム)
- 斉藤 光毅(スパルタ・ロッテルダム)
- 小田 裕太郎(ハーツ・オブ・ミドロシアン)
- 福田 師王(ボルシアMG)
さらにU-23アジアカップでの23人から、パリ・オリンピック男子サッカーではオーバーエイジ枠3人を含む18人まで一気に絞られていきます。
なかなかのサバイバルレースですね。
オーバーエイジ枠について、U-23日本代表の大岩剛監督も2023年11月に、「リストを出さなきゃいけないタイミングに来ている」とコメントし、オーバーエイジ枠を使用することに言及しています。
さらに、2001年以降生まれの世代ながらパリ・オリンピックに臨むU-23日本代表にはこれまで一度も招集されていない久保建英(レアル・ソシエダ)の招集もあるのか、注目されています。
そういった点を踏まえながら、パリ・オリンピックに臨むU-23日本代表メンバー予想に移っていきたいと思います。
まずオーバーエイジ枠には誰が招集されるでしょうか?
現在のU-23日本代表のウィークポイントとして、以下の2点が挙げられます。
- CB
- 決定力不足
まずCBには不安が残りますね。
これまでは、西尾隆矢(C大阪)がCBの主軸を担ってきました。
しかし、西尾はU-23アジアカップのグループステージ第1節U-23中国代表戦で、相手の挑発に乗ってしまい、肘打ち行為で前半早々に一発退場となってしまいました。
西尾の出場停止期間中は、木村誠二(鳥栖)や高井幸大(川崎)が起用されましたが、実績や経験のあるCBを起用したいところですね。
〈招集を期待したいオーバーエイジ枠〉
- 冨安 健洋(アーセナル)
- 板倉 滉(ボルシアMG)
- 谷口 彰悟(アル・ラーヤン)
- 伊藤 洋輝(シュトゥットガルト)
- 吉田 麻也(ロサンゼルス・ギャラクシー)
さらに決定力不足にも悩まされているので、テコ入れしておきたいですね。
U-23アジアカップのグループステージ第3節U-23韓国代表戦でも、相手ゴールに多く攻め込みながら1点を奪えず敗れてしまいました。
サイドや二列目のアタッカーは比較的充実しているので、オーバーエイジ枠を使うならCFになるでしょう。
〈招集を期待したいオーバーエイジ枠〉
- 上田 綺世(フェイエノールト)
- 堂安 律(フライブルク)
- 大迫 勇也(神戸)
では、オーバーエイジ枠3人を含む、パリ・オリンピックに臨むU-23日本代表の予想メンバーは以下の通りです。
〈GK〉
- 小久保 玲央ブライアン(ベンフィカ)
- 鈴木 彩艶(シント=トロイデン)
〈DF〉
- 半田 陸(G大阪)
- 関根 大輝(柏)
- ※板倉 滉(ボルシアMG)
- ※伊藤 洋輝(シュトゥットガルト)
- 内野 貴史(デュッセルドルフ)
- 高井 幸大(川崎)
〈MF〉
- 川崎 颯太(京都)
- 山本 理仁(シント=トロイデン)
- 藤田 譲瑠チマ(シント=トロイデン)
- 鈴木 唯人(ブレンビー)
- 久保 建英(レアル・ソシエダ)
- 松木 玖生(FC東京)
- 平河 悠(町田)
〈FW〉
- 藤尾 翔太(町田)
- 荒木 遼太郎(FC東京)
- ※上田 綺世(フェイエノールト)
※オーバーエイジ枠
オーバーエイジ枠には、CBに板倉滉(ボルシアMG)、伊藤洋輝(シュトゥットガルト)、CFに上田綺世(フェイエノールト)が起用されると予想しました。
GKは、U-23アジアカップでチームを窮地から救うセービングを見せた小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)と鈴木彩艶(シント=トロイデン)が選出されると予想します。
CBはオーバーエイジ枠2枚を使い、サブにはJリーグでもスタメン起用を増やしている高井幸大(川崎)が選出されると予想します。
西尾隆矢(C大阪)、木村誠二(鳥栖)、鈴木海音(磐田)らは落選と予想します。
サイドバックは、右は半田陸(G大阪)と関根大輝(柏)、左に内野貴史(デュッセルドルフ)が選出されると予想しました。
中盤は、藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)と山本理仁(シント=トロイデン)の不動のボランチコンビに加え、川崎颯太(京都)、そして得点力の高さを期待して松木玖生(FC東京)が選出されるのではないかと予想します。
前線は、久保建英(レアル・ソシエダ)の招集が実現すればRWGに入り、トップ下にはこの世代の主軸として活躍し、欧州で結果を残してきている鈴木唯人(ブレンビー)が起用され、LWGには平河悠(FC東京)が起用されると予想します。
久保の招集次第のところではありますが、山田楓喜(東京V)や佐藤恵允(ブレーメン)は当落線上にいるかもしれません。
CFはオーバーエイジ枠で上田綺世(フェイエノールト)を使い、サブには藤尾翔太(町田)が残るのではないかと予想します。
この世代でCFとして活躍してきた細谷真大(柏)ですが、所属クラブでも代表でも不振が続いており、U-23アジアカップでRWGでの起用にも対応していた藤尾の方にやや分があるのではないかと思われます。
18人と一気に枠が狭くなり、これまで世代の中心として活躍してきた選手でさえも容赦なく落選する可能性があるのがオリンピック代表の厳しいところですね。
パリ・オリンピック男子サッカーの日本代表スタメン・フォーメーション予想
予想フォーメーション
パリ・オリンピックでのU-23日本代表の予想フォーメーションは以下の通りです。
〈注目選手➀〉
藤田 譲瑠チマ(シント=トロイデン)
シント=トロイデンの藤田譲瑠チマの今シーズン初ゴール。別アングル②。#藤田譲瑠チマpic.twitter.com/Rit8UPbfzQ
— Enjoy Football Japan (@EnjoyFootball_J) December 28, 2023
生年月日:2002年2月16日(22歳)
ポジション:CMF、DMF
代表歴:18試合2アシスト(2022年1月以降)
豊富な運動量でピッチを広範囲にカバーリングし、フィジカルの強さや鋭いタックルを駆使し、相手の攻撃の芽を潰していきます。
また視野の広さやパス精度の高さも持ち合わせ、攻撃の起点ともなり、攻守にわたり万能性を発揮するボランチです。
東京ヴェルディの下部組織で育ち、2019年にトップチームに昇格すると、2021年には徳島ヴォルティス、2022年には横浜F・マリノスへと着実にステップアップしていきました。
2023年7月にシント=トロイデンに加入し、シーズン開幕当初はベンチスタートが多かったですが、シーズン中盤戦からスタメンに定着し、ボランチの主軸として活躍しています。
パリ世代の中心として、大岩監督就任前からも主軸として活躍し、2024年3月の国際親善試合やU-23アジアカップではキャプテンも務めました。
2ボランチ、もしくはアンカーになるのか、起用法にも注目が集まりますが、藤田のパフォーマンスはチームを左右するものになるでしょう。
〈注目選手②〉
鈴木 唯人(ブレンビー)
— Brøndby IF (@BrondbyIF) April 22, 2024
生年月日:2001年10月25日(22歳)
ポジション:CF、ST、RMF
代表歴:13試合7得点(2022年1月以降)
ファーストタッチの巧さから、技術の高さと推進力の強さを前面に出したドリブルで相手ゴールに迫っていくアタッカーです。
メインはCFとしつつも、2列目や両ウィングなど、攻撃的なポジションならどこでも対応できるユーティリティ性もあります。
市立船橋高から2020年に清水エスパルスに加入し主軸として活躍すると、2023年1月にはストラスブールにローン移籍で加入し、23-24シーズンからはデンマークを代表する名門クラブの1つであるブレンビーに完全移籍で加入しました。
シーズン開幕当初はベンチスタートが続いたものの、後半戦に差し掛かるにつれスタメンで結果を残し、デンマーク・ス―ペルリーガ上位ラウンドでは3試合連続アシストや1試合2得点など、攻撃の軸として活躍しています。
クラブでも欠かせない存在へと成長したこともあり、2024年に入ってからはU-23日本代表の招集はありませんが、大岩監督就任前からこの世代の中心的な存在であり、大岩監督就任後もその立ち位置は変わらず、指揮官からの揺るぎない信頼を勝ち得ています。
所属クラブでの勢いそのままにパリ・オリンピックでも活躍し、この夏でのステップアップ、そしてA代表入りに名乗りを上げることができるのか、注目です。
まとめ
いかがでしたか。
今回は、近づくパリ・オリンピック男子サッカーの日本代表メンバー予想、ならびにスタメン・フォーメーション予想をしていきました。
オリンピックはFIFA主催の大会ではないため、クラブ側に選手招集に応じる義務はなく、日本代表もアジア予選を兼ねたU-23アジアカップでもベストメンバーを揃えることは出来ませんでした。
それでも本番ではオーバーエイジ枠を含め、ベストメンバーで臨み、あと一歩でメダルに届かなかった東京オリンピックの雪辱を晴らしてほしいですね。
そして日本代表メンバーもパリ・オリンピック男子サッカーでの活躍で、欧州クラブへのステップアップ、そして2026年W杯の代表入りも期待したいですね。
厳しい戦いが続きますが、パリ・オリンピック男子サッカーでの日本代表の躍進に注目しましょう。
いつもありがとうございます!
コメント