第103回高校サッカー選手権2024鹿児島予選の日程まとめ!優勝候補や注目選手も調査!

第103回高校サッカー選手権2024鹿児島予選の日程に加えて優勝候補や注目選手情報もお伝えしています 高校サッカー

高校サッカーファンの皆さん、こんにちは。

 

夏のインターハイも終わり、全国各都道府県で最後の大舞台となる選手権の予選が始まり、出場権をかけた戦いも佳境を迎えつつあります。

今回は、多くのプロ選手を輩出してきた九州最南端の地、鹿児島予選を取り上げます。

 

1980年代後半から2000年代初頭にかけては、鹿児島実が全国の舞台での強さを発揮し、第74回大会(1995年度)と第83回大会(2004年度)の2回の選手権優勝を誇り、前園真聖城彰二遠藤保仁松井大輔といった元日本代表戦士を輩出してきました。

 

2000年代中盤にかけてからは、第87回大会(2008年度)に大迫勇也(神戸)を擁した鹿児島城西が準優勝し、第101回大会(2022年度)は福田師王(ボルシアMG)や大迫塁(いわきFC)らを擁した神村学園がベスト4に入るなど、鹿児島県代表は選手権でも上位に食い込んできました。

 

しかし鹿児島県勢としては、第83回大会(2004年度)に鹿児島実が優勝してからは、20年優勝が無く、特に今年度は神村学園がインターハイで準優勝するなど、全国の頂点にあと一歩のところまで迫っており、20年ぶりの鹿児島県勢制覇にも期待がかかります。

 

ということで今回は、

  • 第103回高校サッカー選手権2024鹿児島大会の日程
  • 第103回高校サッカー選手権2024鹿児島大会の組み合わせ
  • 第103回高校サッカー選手権2024鹿児島大会の優勝候補
  • 第103回高校サッカー選手権2024鹿児島大会の注目選手
  • まとめ

の順でお伝えしていきます。

第103回高校サッカー選手権2024鹿児島大会の日程

第103回高校サッカー選手権2024鹿児島県大会の日程は、以下の通りです。

 

1回戦

2024年10月28日(月)

 

2回戦

2024年10月30日(水)

 

3回戦

2024年11月2日(土)

 

準々決勝

2024年11月5日(火)

 

準決勝

2024年11月16日(土)

 

決勝

2024年11月17日(日)

 

 

 

第103回高校サッカー選手権2024鹿児島大会の組み合わせ

1回戦

No 月 日 対 戦 カ ー ド
M1 10/28 伊集院  0 vs 7 尚志館
M2 10/28 鹿屋  2 vs 4 隼人工
M3 10/28 松陽 6 vs 0 種子島
M4 10/28 鹿児島第一・伊佐農・串木野 0 vs 10 大島
M5 10/28 指宿商 8 vs 1 出水商
M6 10/28 奄美 4 vs 4 明桜館 (PK:2-0)
M7 10/28 鹿児島玉龍 0 vs 3 加治木工
M8 10/28 鹿児島 10 vs 0 与論
M9 10/28 錦江湾 2 vs 3 種子島中央
M10 10/28 加治木 10 vs 0 出水
M11 10/28 武岡台 1 vs 1 沖永良部 (PK:3-2)
M12 10/28 指宿 4 vs 0 志學館
M13 10/28 国分中央 0 vs 13 鹿屋中央
M14 10/28 甲南 9 vs 0 薩南工
M15 10/28 神村学園 22 vs 0 屋久島
M16 10/28 頴娃 1 vs 3 鹿児島商
M17 10/28 ラ・サール 4 vs 1 鹿屋農・楠隼
M18 10/28 鹿児島水産 0 vs 1 川内商工
M19 10/28 喜界・古仁屋・樟南第一 0 vs 2  川内
M20 10/28 鹿児島中央 5 vs 0 曽於
M21 10/28 国分 2 vs 5 鹿児島南
M22 10/28 鹿児島高専 1 vs 7 れいめい
M23 10/28 鹿児島実 12 vs 1 蒲生
M24 10/28 鶴丸 0 vs 9 出水中央
M25 10/28 鹿児島情報 21 vs 0 志布志
M26 10/28 徳之島 2 vs 9 加世田
M27 10/28 池田 0 vs 2 鹿屋工
M28 10/28 大口 5 vs 0 出水工
M29 10/28 鹿児島工 4 vs 0 吹上

 

 

2回戦

No 月 日 対 戦 カ ー ド
M30 10/30 鹿児島城西  vs  尚志館
M31 10/30 隼人工  vs  松陽
M32 10/30 大島  vs  指宿商
M33 10/30 奄美  vs  加治木工
M34 10/30 鹿児島  vs  種子島中央
M35 10/30 加治木  vs  武岡台
M36 10/30 指宿  vs  鹿屋中央
M37 10/30 甲南  vs  鳳凰
M38 10/30 神村学園  vs  鹿児島商
M39 10/30 ラ・サール  vs  川内商工
M40 10/30 川内  vs  鹿児島中央
M41 10/30 鹿児島南  vs  れいめい
M42 10/30 鹿児島実  vs  出水中央
M43 10/30 鹿児島情報  vs  加世田
M44 10/30 鹿屋工  vs  大口
M45 10/30 鹿児島工  vs  樟南

 

 

3回戦

No 月 日 対 戦 カ ー ド
M46 11/2 M30の勝者  vs  M31の勝者
M47 11/2 M32の勝者  vs  M33の勝者
M48 11/2 M34の勝者  vs  M35の勝者
M49 11/2 M36の勝者  vs  M37の勝者
M50 11/2 M38の勝者  vs  M39の勝者
M51 11/2 M40の勝者  vs  M41の勝者
M52 11/2 M42の勝者  vs  M43の勝者
M53 11/2 M44の勝者  vs  M45の勝者

 

 

準々決勝

No 月 日 対 戦 カ ー ド
M54 11/5 M46の勝者  vs  M47の勝者
M55 11/5 M48の勝者  vs  M49の勝者
M56 11/5 M50の勝者  vs  M51の勝者
M57 11/5 M52の勝者  vs  M53の勝者

 

 

準決勝

No 月 日 対 戦 カ ー ド
M58 11/16 M54の勝者  vs  M55の勝者
M59 11/16 M56の勝者  vs  M57の勝者

 

 

決勝

No 月 日 対 戦 カ ー ド
M60 11/17 M58の勝者  vs  M59の勝者

 

 

 

第103回高校サッカー選手権2024鹿児島大会の優勝候補

第103回高校サッカー選手権2024鹿児島県大会の優勝候補予想に入る前に、

 

まずは2024年度の各大会での結果を振り返ってみましょう。

新人戦 インターハイ予選 その他
優勝 鹿児島城西 神村学園

〈プレミアリーグWEST〉
神村学園、鹿児島城西

〈プリンスリーグ九州2部〉
鹿児島

準優勝 神村学園 鹿児島城西
ベスト4 樟南 鳳凰
鹿児島実 樟南

 

そして、過去3年間の出場校は以下の通りです。

インターハイ 選手権
第102回(2023年度) 神村学園 神村学園
第101回(2022年度) 神村学園 神村学園
第100回(2021年度) 神村学園 神村学園

 

これをふまえて、鹿児島県予選の優勝候補として、「神村学園」、「鹿児島城西」、「樟南」を挙げたいと思います。

 

 

【神村学園】

まず優勝候補に挙げるのは、この夏のインターハイ準優勝校の神村学園です。

 

選手権は7年連続、インターハイも7大会連続出場中と、鹿児島県では圧倒的な強さを発揮し、今年度のチームもこの世代トップクラスのタレントであるU-19日本代表FW名和田我空(3年)をはじめ、DF新垣陽盛(3年)、MF鈴木悠仁(3年)など、各ポジションに代表経験者を多く揃えています。

2年前の選手権ではベスト4、そしてこの夏のインターハイでは準優勝と、着実に全国の頂点に近づいている神村学園は、鹿児島県予選を危なげなく制し、悲願の全国の頂点へと向かっていくのか、注目です。

 

 

【鹿児島城西】

次に優勝候補に挙げるのは、神村学園の永遠のライバル鹿児島城西です。

 

神村学園の前に阻まれ、全国の舞台は第95回大会(2016年度)の選手権以来、7年近く遠ざかっているものの、今年度はU-18世代最高峰の舞台であるプレミアリーグWESTに参戦し、U-17日本代表FW大石脩斗(2年)をはじめ、多くのタレントが控えています。

新人戦では神村学園を破り優勝しましたが、この選手権予選でも決勝まで進み、神村学園を破り、久々の全国の舞台への切符を掴むことが出来るのか、注目です。

 

 

【樟南】

最後に優勝候補に挙げるのは、新人戦とインターハイともにベスト4に入った樟南です。

 

どうしても神村学園鹿児島城西の2強と比べるとチーム力は劣ってしまうものの、キャプテンのDF新谷司(3年)を中心とした守備と、ゲームメーカーの城戸健成(3年)やFW田中祐志(3年)といった攻撃的タレントを武器に、2強撃破を狙っていきます。

順調に行けば、準決勝で神村学園、決勝で鹿児島城西とぶつかりますが、勝負強さを発揮し、全国にビックサプライズを与えることが出来るのか、注目です。

 

 

 

第103回高校サッカー選手権2024鹿児島大会の注目選手

では、第103回高校サッカー選手権2024鹿児島県大会の注目選手を取り上げたいと思います。

 

名和田 我空(FW/神村学園/3年) ※2024年 U-18日本代表

入学後いきなり背番号10を背負い、2023年のU-17ワールドカップに出場するなど、世界からも注目を集めるこの世代のトップランカーの一人です。

 

抜群のテクニックと得点感覚を武器に、最上級生となった今年度はインターハイで9得点を上げ大会得点王に輝くだけでなく、プレミアリーグWEST(10/20終了時点)でチームトップの13得点を上げ、チームのエースとして活躍しています。

選手権後の去就ですが、日本代表FW鈴木唯人が在籍するデンマークの強豪ブレンビーIFへの入団も噂されており、福田師王(ボルシアMG)、吉永夢希(ヘンク)に続き、3年連続で神村学園から欧州クラブへの入団となるか、注目が集まります。

 

選手権、インターハイとあと一歩で頂点に手が届かず、自らのプレーで最後の大舞台となる選手権で悲願の頂点に届くことが出来るのか、注目です。

 

 

新垣 陽盛(DF/神村学園/3年) ※2024年 U-17日本高校選抜

神村学園の守備の中心を担うU-17日本高校選抜のDFです。

 

対人守備や統率力の高さ、展開力の高さに加え、身長178㎝とCBとしては小柄ながらも、跳躍力の高さとタイミングの良さが光り、空中戦の強さだけでなく、ヘディングで得点を決めるなど、攻守両面での活躍が光ります。

インターハイでは黒木涼我(3年)、中野陽斗(2年)とともに3バックを形成し、決勝まで無得点を記録しましたが、選手権ともインターハイ同様の堅守を築くことが出来るか、注目です。

 

 

鈴木 悠仁(MF/神村学園/3年) ※2024年 U-17日本高校選抜

攻撃的なタレントが多く控える神村学園において、その能力を最大限引き出す上で欠かせない屈強なCMFです。

 

身長183㎝のサイズとフィジカルに加え、豊富な運動量でピッチを駆け回り、鋭い寄せから相手の攻撃の芽を潰すだけでなく、時に巧みな攻め上がりも見せ、松下永遠(3年)とのボランチコンビは相手にとって大きな脅威となります。

インターハイ同様、攻守に躍動し、チームに貢献する働きを見せれるかどうか、注目です。

 

 

大石 脩斗(FW/鹿児島城西/3年) ※2024年 U-17日本代表

神村学園と覇権を争う永遠のライバル鹿児島城西が誇る期待のU-17日本代表のストライカーです。

 

身長185㎝のフィジカルを活かしたポストワークだけでなく、持ち前のテクニックやシュートセンスの高さを見せ、そのプレースタイルはかつての鹿児島城西のエース大迫勇也(神戸)に重ねる人も多くいます。

打倒神村を掲げ、自らのゴールで選手権へと導くことが出来るのか、注目です。

 

 

福留 大和(DF/鹿児島城西/3年)

攻守にわたり躍動する鹿児島城西のサイドバックです。

 

元々FWだったものの、サイドバックにコンバートされ、推進力の高さを前面に出した突破や積極的なシュートでチャンスメイクしていくだけでなく、守備面でも粘り強さを見せ、攻守両面でアグレッシブさを見せていきます。

サイドの攻防を制し、神村学園を打ち破ることが出来るのか、注目です。

 

 

新村 司(DF/樟南/3年)

新人戦、インターハイ予選ともにベスト4に入り、2強に割って入ろうとする第三勢力樟南のDFリーダーです。

 

新人戦準決勝では鹿児島城西、インターハイ予選準決勝では神村学園とぶつかり、力及ばず敗れたものの、最終ラインから気持ちを前面に出したタイトな守備を見せ、キャプテンとしてチームを鼓舞していました。

2強とぶつかった場合はどうしても守備的な展開になりますが、このDFリーダーの奮闘で鹿児島に波乱を引き起こすことが出来るのか、注目です。

 

他の都道府県予選を確認したい方はコチラ↓

第103回高校サッカー選手権の日程と出場校一覧!優勝候補や注目選手も紹介!

 

 

 

まとめ

いかがでしたか。

 

今回は、第103回高校サッカー選手権鹿児島大会の日程と組み合わせに加え、優勝候補注目選手も取り上げました。

 

優勝候補には、この夏のインターハイ準優勝校神村学園、その神村学園を破り新人戦王者に輝き、プレミアリーグWESTに参戦中の鹿児島城西、そして新人戦とインターハイ予選ともにベスト4に入った樟南を挙げました。

この3校以外にも、鹿児島を代表する名門校鹿児島実、プリンスリーグ九州2部に参戦中の鹿児島、インターハイ予選ベスト4の鳳凰、インターハイ予選ベスト8のれいめい加治木工、前回の選手権予選ベスト4の出水中央などが選手権出場権争いに絡んでくることでしょう。

 

また注目選手として、神村学園名和田我空選手、新垣陽盛選手、鈴木悠仁選手、鹿児島城西大石脩斗選手、福留大和選手、樟南新村司選手を紹介しました。

神村学園が鹿児島県予選を順当に制し、悲願の全国の頂点へと突き進んでいくのか、それとも永遠のライバル鹿児島城西が待ったをかけるのか、それともこの2強を打ち破り、全国に驚きを与える高校が出てくるのか、鹿児島県予選を制し、選手権の切符を勝ち取るのはどの高校になるのか、注目です!

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