第101回高校サッカー選手権2022富山予選の日程まとめ!優勝候補や注目選手も調査!

高校サッカーファンの皆さん、こんにちは。

 

冬の選手権に向けて、全国各地で本格的に予選が始まっています。

最後の大舞台に向けて、各都道府県で熱い戦いが繰り広げられるでしょう。

今回は、北陸の雄富山県予選についてお伝えしていきます。

 

富山県といえば、富山第一が2013年度、第92回大会で県勢全国初優勝を成し遂げ、ここ数年でも富山県内の高校で唯一プレミアリーグやプリンスリーグに参戦し、上位に入るなど、富山県内だけでなく北信越でも頭一つ抜けた存在となっています。

しかし、そんな“絶対王者富山第一を倒さんと意気込むライバルも県内に多く控え、最後まで目が離せない展開が続くことでしょう。

 

という事で今回の記事は

  • 全国高校サッカー選手権2022富山予選の日程
  • 全国高校サッカー選手権2022富山予選の組み合わせ
  • 全国高校サッカー選手権2022富山予選の優勝候補
  • 全国高校サッカー選手権2022富山予選の注目選手
  • まとめ

という順番でお伝えしていきます。

全国高校サッカー選手権2022富山予選の日程

全国高校サッカー選手権2022富山県予選の日程は以下の通りです。

 

1回戦

2022年9月23日(金)

 

2回戦

2022年9月23日(金)、9月25日(日)

 

3回戦

2022年10月23日(日)

 

準々決勝

2022年10月29日(土)

 

準決勝

2022年11月3日(木)

 

決勝

:2022年11月5日(土)

 

現在、2回戦までの日程が終了しています。

 

 

 

全国高校サッカー選手権2022富山予選の組み合わせ

令和4年度 第101回全国高等学校サッカー選手権富山県大会 トーナメント表(富山県サッカー協会HPより)
https://toyfa.jp/file_upload/101267/_main/101267_02.pdf

 

1回戦

No 月 日 対 戦 カ ー ド
9/23 高岡商業 1 × 0 新湊
No 月 日 対 戦 カ ー ド
9/23 桜井 2 × 2 入善 (PK 4-1)
No 月 日 対 戦 カ ー ド
9/23 高岡向陵 1 × 1 滑川 (PK 5-4)
No 月 日 対 戦 カ ー ド
9/23 砺波工業 2 × 0 上市・雄山
No 月 日 対 戦 カ ー ド
9/23 富山 3 × 1 高岡南

 

 

2回戦

No 月 日 対 戦 カ ー ド
9/25 高岡商業 2 × 1 桜井
No 月 日 対 戦 カ ー ド
9/25 富山商業 2 × 2 富山高専本郷 (PK 4-5)
No 月 日 対 戦 カ ー ド
9/25 魚津 0 × 17 龍谷富山
No 月 日 対 戦 カ ー ド
9 9/25 不二越工 2 × 0 伏木
No 月 日 対 戦 カ ー ド
10 9/23 大門 0 × 8 福岡
No 月 日 対 戦 カ ー ド
11 9/25 氷見 0 × 4 高岡
No 月 日 対 戦 カ ー ド
12 9/25 高岡向陵 1 × 5 富山東
No 月 日 対 戦 カ ー ド
13 9/25 富山国際大附 13 × 0 砺波工業
No 月 日 対 戦 カ ー ド
14 9/23 富山中部 3 × 0 砺波
No 月 日 対 戦 カ ー ド
15 9/23 富山西 0 × 10 富山南
No 月 日 対 戦 カ ー ド
16 9/25 八尾 0 × 4 富山工業
No 月 日 対 戦 カ ー ド
17 9/25 富山北部 4 × 0 高岡工芸
No 月 日 対 戦 カ ー ド
18 9/23 南砺福野 2 × 0 魚津工業
No 月 日 対 戦 カ ー ド
19 9/25 高岡龍谷 3 × 0 呉羽
No 月 日 対 戦 カ ー ド
20 9/25 富山 0 × 16 高岡第一

 

 

3回戦

No 月 日 対 戦 カ ー ド
21 10/23 富山第一 18 × 0 高岡商業
No 月 日 対 戦 カ ー ド
22 10/23 富山高専本郷 0 × 5 龍谷富山
No 月 日 対 戦 カ ー ド
23 10/23 不二越工業 7 × 0 福岡
No 月 日 対 戦 カ ー ド
24 10/23 高岡 0 × 2 富山東
No 月 日 対 戦 カ ー ド
25 10/23 富山国際大附属 2 × 0 富山中部
No 月 日 対 戦 カ ー ド
26 10/23 富山南 0 × 4 富山工業
No 月 日 対 戦 カ ー ド
27 10/23 富山北部 10 × 0 南砺福野
No 月 日 対 戦 カ ー ド
28 10/23 高岡龍谷 0 × 9 高岡第一

 

 

準々決勝

No 月 日 対 戦 カ ー ド
29 10/29 富山第一 6 × 0 龍谷富山
No 月 日 対 戦 カ ー ド
30 10/29 不二越工業 0 × 1 富山東
No 月 日 対 戦 カ ー ド
31 10/29 富山国際大附属 3(3PK5)3 富山工業
No 月 日 対 戦 カ ー ド
32 10/29 富山北部 1 × 3 高岡第一

 

 

準決勝

No 月 日 対 戦 カ ー ド
33 11/3 富山第一 5 × 0 富山東
No 月 日 対 戦 カ ー ド
34 11/3 富山工業 0 × 2 高岡第一

 

 

決勝

No 月 日 対 戦 カ ー ド
35 11/5 富山第一 3 × 0 高岡第一

富山第一高校は8年連続33回目の選手権出場になります。

 

 

 

全国高校サッカー選手権2022富山予選の優勝候補

富山予選の優勝候補として挙げたい高校は、「富山第一」「高岡第一」「富山工業」の3校です。

 

【富山第一】

まず優勝候補に挙げるのは、富山第一です。

昨年のインターハイ予選準々決勝で高岡第一に敗れて以降は、選手権予選を制し、今夏のインターハイ予選でも差を見せつけて、前回のリベンジを果たしました。

さらに今年度からは、2012年から監督に就任し、2013年度の選手権優勝も経験した大塚一朗監督がモンゴル代表監督に就任し、柳野年秀コーチが新監督に就任しました。

 

CBの湯川信治高木克徳を中心とした堅い守備を見せながらも、RSBの深井仁網谷飛来稲垣禅太郎の両ウイングのサイド攻撃にも破壊力が増し、より攻撃的なサッカーへと進化を遂げています。

インターハイ予選でも5試合で53得点を上げつつ、無失点で予選を制し、さらにレベルアップした姿を見せました。

 

しかしインターハイでは、予選のような圧倒的な力を見せることは出来ず、初戦で札幌光星に0-1で敗れてしまいました。

この冬でさらにチーム力を着け、富山県は圧倒的な力の差を見せて制覇し、全国でも実力を発揮することが出来るのか注目です。

 

 

【高岡第一】

次に優勝候補に挙げるのは、“富山第一のライバル”高岡第一です。

昨年のインターハイ準々決勝では、富山第一と戦い、スコアレスのままPK戦に持ち込み、見事勝利を収めました。

しかし、前回の選手権予選では準決勝で富山第一に1-2で敗れ、今夏のインターハイ予選決勝では、富山第一に0-4で敗れています。

 

昨年のインターハイを経験したFW唐沢来輝横田真冴斗を中心に、攻撃的なサッカーを展開していき、インターハイ予選も順当に決勝まで勝ち上がってきましたが、決勝では富山第一に力の差を見せつけられ、昨年のリベンジを許してしまいました。

ここ数年、互いに切磋琢磨してきたライバル富山第一に対する対抗心は、県内他の高校よりも一段と強いことでしょう。

富山第一を破るとすると、やはり接戦の展開が予想されますが、富山第一という高い壁を破り、全国への切符を掴むことが出来るのか注目です。

 

 

【富山工業】

富山第一高岡第一についで優勝候補に挙げるのは、前回予選の準優勝校、富山工業です。

昨年の選手権予選は決勝まで勝ち進み、25年ぶりの全国まであと一歩でしたが、富山第一に0-1で敗れ、惜しくも全国出場を果たすことは出来ませんでした。

今年度は、インターハイ予選では準々決勝で富山東に敗れ、残る最後の大舞台となる選手権に向けて、あと一歩で優勝を逃した昨年の雪辱に燃えています。

 

昨年の選手権予選決勝にも出場していたFW西脇潤を中心とした攻撃的なチームであるものの、守備面ではU-18サッカーリーグ富山でも大量失点を許す試合も見られるなど懸念材料が多く、不安視されています。

いかに組織的に守備を統制することが出来るかが、26年ぶりの選手権に向けてのカギとなるでしょう。昨年の雪辱を果たすことが出来るのか注目です。

 

 

 

全国高校サッカー選手権2022富山予選の注目選手

ここからは富山予選の注目選手をご紹介していきます!

 

【深井 仁 (ふかい じん)】

富山第一の3年生でスピード突破が武器の右サイドバックです。

元々は中盤の選手だったものの、50m6秒前半台の快足を買われ、右サイドバックにコンバート。

攻め上がりのタイミングの良さと、90分絶え間なく上下運動を続けられる運動量、クロスの精度の高さを見せています。ロングスローも武器の一つです。

 

5バックが採用されていた昨年度までは攻守両面での運動量が際立っていましたが、4バックが採用された今年度は守備面以上に攻撃的な面が際立ち、新たな富山第一のストロングポイントの一つになっています。

まず、右サイドからの深井の積極的な攻撃参加が、富山第一のリズムを作り出していきます。

彼の活躍にも注目ですね。

 

 

【湯川 信治 (ゆかわ しんじ)】

富山第一の3年生で高い身体能力を持つセンターバックです。

小学校時代にブラジリアン柔術で日本一になるという異色のキャリアを持ち、高い身体能力とメンタリティーの強さが際立つセンターバックです。

対人の強さを誇り、気持ちを前面に出して相手に向かっていきます。

ポジショニングやパス精度にも成長が見られ、インターハイ予選無失点の守備陣の中心として活躍しました。

 

憧れの選手として挙げているのは、元イタリア代表のファビオ・カンナヴァーロ

身長が特に高いわけではなく、スピードも突出したものではないながらも、競り合いの強さとポジショニングの良さで、相手の強力な攻撃陣を跳ね返してきました。

湯川も憧れのCBと同じく、駆け引きと競り合い、そして気持ちの強さで、富山だけでなく、全国でも堅守を貫くことが出来るのか注目です。

 

 

【大矢 悠太郎 (おおや ゆうたろう)】

富山第一の3年生でチームの攻撃のタクトを振るレフティーです。

中盤の底から前線に正確なパスを供給し、チームの攻撃の起点となるだけでなく、積極的に顔を出し、得点も奪っていきます。

新しい富山第一の攻撃なスタイルでも、後方からのビルドアップにも参加し、チームに不可欠な存在の一人となっています。

 

高いテクニックを持つ選手が多く揃う富山第一の中でも、特にサッカーセンスが高く、彼をまず抑えることが出来るかどうかが、相手チームにとって大きな課題となるでしょう。

攻撃的なサッカーへの転換を進める富山第一で、存在感をより出しているレフティーは、最後の大舞台となる選手権でも一層輝きを増すことが出来るかどうか注目です。

 

 

【唐沢 来輝 (からさわ らいき)】

高岡第一の3年生でチームのエースストライカーです。

昨年のインターハイでは、初戦の旭川実業戦で1得点を上げ、今年度もエースストライカーとして起用されています。

裏への抜け出しのタイミングの良さを武器とし、積極的にゴールを狙っていきます。

 

昨年度はインターハイで富山第一を破ったものの、選手権予選、そしてインターハイ予選と続けて富山第一に敗れ、全国への道が閉ざされています。

富山第一と戦った選手権予選、またインターハイ予選でも得点を上げることが出来ず、エースとしての責任も感じていることでしょう。

最後の大舞台となる選手権に向けて、そして打倒富山第一に向けて、並々ならぬ強い思いを抱いていることでしょう。

富山第一という立ちはだかる高い壁を破り、再び全国への切符を掴むことが出来るのか注目です。

 

 

【西脇 潤 (にしわき じゅん)】

富山工業の3年生でチームのエースストライカーです。

前回の選手権予選決勝にも出場し、前線で体を張ったポストプレーを見せ、攻撃の起点となっただけでなく、ロングスローで積極的に相手ゴールを脅かしてきました。

しかし、試合は1点に泣き、悲願の全国行きとはなりませんでした。

 

インターハイ予選では準々決勝で富山東に敗れ、最後の大舞台となる選手権に向け、また昨年のリベンジにも意気込んでおり、活躍が期待されています。

ポストプレーで攻撃の起点となるだけでなく、自らもゴールを奪い、昨年届かなかった全国へと導くことが出来るか注目です。

 

 

 

まとめ

いかがでしたか。

 

今回は全国高校サッカー選手権2022富山県予選の日程と組み合わせに加えて、優勝候補、注目選手をご紹介しました。

 

優勝候補には、今夏のインターハイ出場の“絶対王者”富山第一、昨年のインターハイ出場校の高岡第一、前回大会予選あと一歩で全国出場を逃した富山工業を挙げました

その他、過去選手権6度出場した水橋高と統合した富山北部、インターハイ予選ベスト4の富山国際大付属富山東龍谷富山不二越工桜井などが選手権の切符を争うことになるでしょう。

 

サッカーには“絶対”はないですが、やはり富山第一が選手権に向けて優位に立っているといえるでしょう。しかし、昨年のインターハイ予選で高岡第一が富山第一を破ったように、接戦で富山第一を破ってくるチームも出てくるかもしれません。

富山第一が圧倒的な力を見せて勝ち上がっていくのか、あるいはどこが番狂わせを起こしうるのか、注目ですね。

 

注目選手は、富山第一深井仁選手、湯川信治選手、大矢悠太郎選手、高岡第一唐沢来輝選手、富山工業西脇潤選手をご紹介しました。

富山県予選を制し、本大会での躍進を果たすのはどこのチームになるか楽しみですね!

いつもありがとうございます!

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