サッカーファンの皆さん、こんにちは。
2024年7月25日(木)から8月10日(土)の約2週間、パリ・オリンピックの女子サッカー競技がフランス国内で開催されます。
2023年のW杯に引き続き、世界の頂点を争う熱い戦いが再び繰り広げられますね!
オリンピックの女子サッカーは男子とは異なり、年齢制限のないフル代表で臨むだけでなく、メンバー数も23人から18人と一気に少なくなります。
2012年ロンドン・オリンピックの銀メダル以来、3大会ぶりのメダル獲得に向けて、どんなメンバーが招集されるのか、注目です。
そこで今回はパリ・オリンピックに臨む女子日本代表メンバーを予想していきたいと思います。
という事で今回は、
- パリ・オリンピック女子サッカーの日本代表メンバーは?
- パリ・オリンピック女子サッカーの日本代表スタメン・フォーメーション予想
- まとめ
の順でお伝えしていきます。
パリ・オリンピック女子サッカーの日本代表メンバーは?
パリ・オリンピック女子サッカーの日本代表メンバーを予想していきましょう。
2023年W杯以降のなでしこJAPANの招集状況は以下の通りです。
なお招集発表時のメンバーはFPとして表示されていますが、試合での起用法などから各ポジションごとに分けています。
- 2023年9月:親善試合アルゼンチン代表戦
- 2023年10月:パリ・オリンピック2次予選
- 2023年11月:親善試合ブラジル戦
- 2024年2月:パリ・オリンピック最終予選北朝鮮戦
- 2024年4月:Shebelieves Cup
〈GK〉
氏名 | 所属クラブ | 2023/9 | 2023/10 | 2023/11 | 2024/2 | 2024/4 |
山下 杏也加 | INAC神戸レオネッサ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
平尾 知佳 | アルビレックス新潟レディース | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
田中 桃子 | 東京ヴェルディベレーザ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
大場 朱羽 | ミシシッピ大 | 〇 |
※赤字:2023年W杯メンバー
〈DF〉
氏名 | 所属クラブ | 2023/9 | 2023/10 | 2023/11 | 2024/2 | 2024/4 |
熊谷 紗希 | ローマ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
南 萌華 | ローマ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
清水 梨紗 | ウェストハム | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
高橋 はな | 浦和レッズレディース | 〇 | 〇 | 〇 | ||
三宅 史織 | INAC神戸レオネッサ | 〇 | 〇 | 〇 | ||
守屋 都弥 | INAC神戸レオネッサ | 〇 | 〇 | 〇 | ||
石川 璃音 | 浦和レッズレディース | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
宝田 沙織 | レスター | 〇 | ||||
古賀 塔子 | フェイエノールト | 〇 | 〇 | 〇 | ||
北川 ひかる | INAC神戸レオネッサ | 〇 | 〇 |
※赤字:2023年W杯メンバー
〈MF〉
氏名 | 所属クラブ | 2023/9 | 2023/10 | 2023/11 | 2024/2 | 2024/4 |
猶本 光 | 浦和レッズレディース | 〇 | 〇 | 〇 | ||
長谷川 唯 | マンチェスター・シティ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
長野 風花 | リバプール | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
遠藤 純 | エンジェル・シティFC | 〇 | 〇 | 〇 | ||
清家 貴子 | 浦和レッズレディース | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
杉田 妃和 | ポートランド・ソーンズ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
林 穂之香 | ウェストハム | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
三浦 成美 | ノースカロライナ・カレッジ | 〇 | ||||
中嶋 淑乃 | サンフレッチェ広島レジーナ | 〇 | 〇 | |||
谷川 萌々子 | ローゼンゴード | 〇 | 〇 | 〇 |
※赤字:2023年W杯メンバー
〈FW〉
氏名 | 所属クラブ | 2023/9 | 2023/10 | 2023/11 | 2024/2 | 2024/4 |
田中 美南 | INAC神戸レオネッサ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
宮澤 ひなた | マンチェスター・ユナイテッド | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
藤野 あおば | 東京ヴェルディベレーザ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
植木 理子 | ウェストハム | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
千葉 玲海菜 | ジェフ千葉レディース | 〇 | 〇 | |||
上野 真実 | サンフレッチェ広島レジーナ | 〇 | 〇 | |||
浜野 まいか | チェルシー | 〇 |
※赤字:2023年W杯メンバー
W杯から継続的に招集されている選手もいれば、ここ最近招集されたばかりの選手もいますね。
ではこの状況を踏まえて、パリ・オリンピック女子サッカーのメンバーを予想していきましょう。
パリ・オリンピックに臨む日本女子代表の予想メンバー18人は以下の通りです。
〈GK〉
- 山下 杏也加(INAC神戸レオネッサ)
- 平尾 知佳(アルビレックス新潟レディース)
GKは山下と平尾の2人と予想しました。
2023年は平尾が正GKを務めていましたが、2024年に入ってからは山下が正GKを務めています。
順当にいけば、経験値が豊富なこの2人が選出されるでしょう。
〈DF〉
- 熊谷 紗希(ローマ)
- 南 萌華(ローマ)
- 清水 梨紗(ウェストハム)
- 古賀 塔子(フェイエノールト)
- 北川 ひかる(INAC神戸レオネッサ)
- 石川 璃音(浦和レッズレディース)
DFは、CBは熊谷と南を主軸として、3バック時や熊谷のアンカー起用時に備えて、石川と古賀が選出されると予想します。
またRSBは清水が順当に選出され、遠藤が左ひざ前十字靭帯損傷により本大会出場が絶望となったLSBには、北川が招集されると予想します。
〈MF〉
- 長谷川 唯(マンチェスター・シティ)
- 長野 風花(リバプール)
- 林 穂乃香(ウェストハム)
- 杉田 妃和(ポートランド・ソーンズ)
- 清家 貴子(浦和レッズレディース)
- 谷川 萌々子(ローゼンゴード)
MFですが、長谷川、長野、林、杉田は順当に選出されるでしょう。
WEリーグで連続試合得点記録を更新し、好調をキープしている清家は右サイドのアタッカーだけでなく、RWBとしての起用も見据えて選出されるでしょう。
そしてアンカーとして、2023年11月のブラジル戦で初招集された後、継続的に招集されている18歳の谷川も選出されると予想します。
〈FW〉
- 田中 美南(INAC神戸レオネッサ)
- 宮澤 ひなた(マンチェスター・ユナイテッド)
- 藤野 あおば(東京ヴェルディベレーザ)
- 植木 理子(ウェストハム)
FWはまず田中美南とW杯得点王の宮澤は順当に選出されるでしょう。
残りの枠は、W杯メンバーの藤野、植木、千葉、浜野の争いになりそうですが、招集頻度が多い植木と藤野が選出されると予想します。
パリ・オリンピック女子サッカーの日本代表スタメン・フォーメーション予想
予想フォーメーション
パリ・オリンピックでの日本女子代表の予想フォーメーションは以下の通りです。
〈注目選手➀〉
熊谷 紗希(ローマ)
何度見ても美しいUEFA女子CL決勝リヨン熊谷紗希選手のミドル弾pic.twitter.com/Xpfoy1JRbj
— サンパチオ@リハビリ中 (@sanpachio) August 30, 2020
生年月日:1990年10月17日(33歳)
ポジション:CB、DMF
代表歴:150試合2得点
空中戦の強さや、DFラインの統率力の高さを発揮し、世界トップクラスのCBとして活躍しているなでしこJAPANの精神的支柱です。
パス精度の高さや視野の広さも駆使し、CBだけでなくアンカーとしてもプレーし、主将としてチームを支えています。
2008年3月、17歳の時に日本代表に初招集されると、2011年W杯、2012年ロンドン・オリンピックでは全試合フル出場し、現在まで歴代3位の150試合に出場しています。
またクラブレベルでも、2013年6月に加入したリヨンではCBのレギュラーとして起用され、2015-16シーズンからUEFA女子チャンピオンズリーグ5連覇を成し遂げた中心メンバーとして活躍しました。
現代表の中では2011年W杯優勝、2012年ロンドン・オリンピック銀メダルを知る唯一のプレーヤーとして、このパリ・オリンピックで再びトップへ導くことが出来るのか、頼れるベテランの働きに注目です。
〈注目選手②〉
長谷川 唯(マンチェスター・シティ)
長谷川唯 プレー集
vs マンチェスターシティ (A) FAWSL 第4節✅先制点をクロスでアシスト 🅰️
✅後半ATにループでのダメ押しゴール ⚽️相手に70%以上のポゼッションでボールを支配される中、少ないチャンスを生かし全ての得点に絡む1G1Aの活躍。本当に素晴らしかった👏👏👏
— 😈まりかにすた😈 (@_YANDERERA_46_) October 3, 2021
生年月日:1997年1月29日(27歳)
ポジション:CB、DMF
代表歴:82試合20得点
足元の巧みな技術とスピードに乗ったドリブル突破で相手ゴールに迫り、正確なパスを前線に供給してゲームを組み立てていくなでしこJAPANの司令塔です。
視野の広さや豊富な運動量を駆使し、中盤のあらゆる場面で顔を出し、攻守にわたり総合力の高いボランチとして世界的な評価を得てきています。
2014年U-17女子W杯では主力メンバーとして優勝に貢献し、その後2017年3月になでしこJAPANに初招集され、現在まで82試合に出場し20得点を上げています。
また現在所属しているマンチェスター・シティでは、ボランチのレギュラーの座を確立し、2023-24シーズンのウィメンズ・スーパーリーグで首位を走るチームにおいて不可欠な主力となっています。
チームの心臓ともいえる司令塔の長谷川の出来が、なでしこJAPANの命運を左右するといっても過言ではないでしょう。
まとめ
いかがでしたか。
今回は、近づくパリ・オリンピック女子サッカーの日本代表メンバー予想、ならびにスタメン・フォーメーション予想をしていきました。
2011年W杯優勝、2012年ロンドン・オリンピック銀メダルと世界のトップを走ってきたなでしこJAPANですが、その当時のメンバーは徐々に少なくなり、2010年代後半はトップ戦線に絡んでいくことは出来ませんでした。
しかし近年は欧州クラブでプレーする選手たちも多くなり、2023年W杯ではベスト8敗退となったものの、グループステージでは優勝したスペインに4-0で大勝するなど、再び世界のトップ戦線に食い込むだけのチーム力を付けてきました。
“フィジカルから技術への転換点”になりそうなこのパリ・オリンピックの女子サッカーで、なでしこJAPANにもその波に乗って躍進して欲しいですね。
なでしこJAPANのパリ・オリンピックでの健闘を期待しましょう!
いつもありがとうございます!
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