レアルマドリード2024夏の最新移籍情報まとめ!補強ポイントや狙ってると噂の獲得候補・退団選手リストも調査!

マドリディスタの皆さん、こんにちは。

 

ラ・リーガでは優勝したバルセロナとは勝ち点差10ptを付けられてしまった22-23シーズンからの巻き返しを図るとともに、ビッグクラブとの争奪戦を制し、ドルトムントからイングランド代表ジュード・べリンガムを獲得するなど、世代交代も推し進めてきたレアル・マドリード

そのべリンガムは早くも主軸として活躍し、ラ・リーガ第33節終了時点で2位に勝ち点差11ptをつけ、優勝をほぼ手中におさめているチームの攻撃の柱として牽引しています。

 

またチャンピオンズリーグでは、ナポリブラガウニオン・ベルリンと同居したグループステージで無傷の4連勝を飾り、グループステージ突破を決めると、ベスト16ではライプツィヒを危なげなく退け、準々決勝ではマンチェスター・シティとのPK戦までもつれ込む激闘を制し、22-23シーズンのリベンジを果たしました。

ラ・リーガの復権と2シーズンぶりのチャンピオンズリーグ制覇も見えてきて、充実したシーズンとなっているレアル・マドリードですが、課題が全くないわけではありません。

 

クルトワミリトンアラバなどが怪我で長期離脱し、知将アンチェロッティ監督のやり繰りの巧さや、GKルニンの活躍などで乗り切っているところもありますが、不測の事態に備えて選手層をさらに厚くしておきたいところでしょう。

また世代交代を着実に進めつつも、かつてのクリスティアーノ・ロナウドのようなチームの軸となる超ワールドクラスの選手を獲得したいですね。

 

ということで今回は、着実に世代交代を進め、新たな黄金時代を築こうとするレアル・マドリードの2024年夏

  • 最新移籍情報と補強ポイント
  • 狙っていると噂の獲得候補選手
  • 退団が予想される選手
  • まとめ

の順でお伝えしていきます。

最新移籍情報と補強ポイント

最新移籍情報

〈加入〉

pos. 選手名 年齢 前所属 移籍形態(移籍金)

 

〈退団〉

pos. 選手名 年齢 移籍先 移籍形態(移籍金)

 

 

補強ポイント

レアル・マドリードの2024年夏の移籍市場での補強ポイントとして、

  1. CB
  2. CF
  3. サイドバック

が挙げられるでしょう。

 

 

CB

まずはCBの補強に動いてくると予想されます。

 

とにかく、23-24シーズンは故障者に泣かされましたね。

開幕戦にエデル・ミリトンが左膝前十字靭帯断裂の大怪我を負い、2023年12月にはアラバも左膝前十字靭帯断裂の大怪我を負い、約8カ月の長期離脱となってしまいました。

リュディガーナチョがDFラインを支え、チュアメニカルバハルのCB起用という策でここまで乗り切ってきましたが、不測の事態に備えCBの層を厚くしておきたいところです。

 

また24-25シーズンの開幕にアラバが間に合わない可能性も高く、ナチョの23-24シーズン限りでの退団も取り沙汰されており、リュディガーエデル・ミリトンを軸としつつ、近未来のCBの軸となる若手CBを獲得しておきたいところです。

 

 

CF

次に、チームの顔となるCFを獲得したいですね。

 

2022-23シーズン限りでベンゼマが退団して以降、新たなストライカー獲得を試みてきましたが実現せず、エスパニョールからスペイン代表FWホセルを買取オプション付きのローンで獲得するにとどまりました。

そのホセルもリーグ戦(第33節終了時点)31試合で8得点といぶし銀の活躍を見せていますが、買取オプションを行使するかどうか、不透明の状況となっています。

 

2024年夏には次世代のセレソンのエース候補である17歳のエンドリッキの加入が内定していますが、やはりレアル・マドリードのCF=世界最高のストライカー”というところもあり、名実ともに世界トップクラスのストライカーを据えたいところでしょう。

 

 

サイドバック

最後に補強ポイントに挙げられるのは、左右問わずサイドバックになるでしょう。

 

RSBのカルバハル(32歳)、ルーカス・バスケス(32歳)と高齢化が進んでいるだけでなく、やや守備的な印象も強く、かつてのマルセロのような爆発的な攻撃をサイドバックから仕掛けるのはあまり見られなくなってきています。

ただ現状としては、RSBまたLSBともに枚数は揃っており、カマヴィンガバルベルデをサイドバックで起用することも可能であるため、補強重要度としては低くなりつつあります。

 

とはいえ破壊力を増していくためにも、攻撃的なサイドバック獲得を目指していくでしょう。

 

 

 

狙っていると噂の獲得候補選手

では、挙げられた補強ポイントに沿って、狙っていると噂の獲得候補選手を取り上げます。

 

CB

レニー・ヨロ(リール/フランスU-23代表)

生年月日:2005年11月13日(18歳)
ポジション:CB

身長190㎝の高さを活かした空中戦の強さだけでなく、細身ながらフィジカルコンタクトの強さもあり、鋭い読みや手足の長さを活かし、クリーンにボールを奪っていく期待の若手CBです。

足元の技術の高さもあり、相手のプレッシャーもかわし、正確なパスやフィードを前線に供給していきます。

 

11歳でリールの下部組織に加入し、22-23シーズンからトップチームに昇格すると、22-23シーズンから指揮を執るパウロ・フォンセカ監督から高い評価を得て、公式戦19試合に出場し、スタメン起用される試合もありました。

23-24シーズンは開幕直後からCBの定位置を確保し、リーグ・アン第31節終了時点でリーグ戦29試合に出場し、2CBの一角として不動の地位を確立しています。

 

またティエリ・アンリ監督が指揮を執るU-23フランス代表にも定期的に招集され、2024年のパリ・オリンピック出場も期待されています。

着実にトップレベルのCBに成長し続けているヨロに対して、レアル・マドリードだけでなく、バイエルン・ミュンヘンパリ・サンジェルマンといった名だたるビッグクラブが関心を寄せています。

 

リールとしては、フランス国内のライバルであるパリ・サンジェルマンに売却するよりは、国外のビッグクラブに売却したいようで、移籍金として6000万ユーロ(約98億5000万円)を要求する姿勢のようです。

レアル・マドリードも近年、カマヴィンガ(レンヌから獲得)、チュアメニ(モナコから獲得)と、リーグ・アンから次世代の主軸候補を獲得しています。

 

次世代のDFリーダー候補として、ぜひとも獲得を期待したい存在ですが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

マリック・ティアウ(ミラン/ドイツ代表)

生年月日:2001年8月8日(22歳)
ポジション:CB、DMF、RSB

身長194㎝の長身を活かした空中戦の強さを誇るだけでなく、地上戦でも粘り強い守備対応を見せ、リーチの長さを活かしボールを刈り取っていく、ドイツ期待の若手CBです。

足元の技術も高く、高い位置まで上がり、正確なパスを前線に供給し、攻撃の起点にもなります。

 

レバークーゼンボルシアMGの下部組織を経て、2015年7月にシャルケの下部組織に加入すると、2020年3月にトップチームデビューを果たし、21-22シーズンはブンデスリーガ2部で日本代表DF板倉滉(ボルシアMG)と3バックの一角を担い、ブンデスリーガ昇格に貢献しました。

2022年8月にミランに移籍し、22-23シーズン開幕当初はベンチ要員だったものの、シーズン途中からCBの定位置を確保し、23-24シーズンはハムストリングの怪我で約3ヵ月近く離脱していましたが、セリエA第34節終了時点で18試合に出場しています。

 

また2023年6月にはドイツ代表デビューも果たし、怪我の影響で現在は代表から遠ざかっているものの、自国開催のEURO2024の代表メンバー入りも期待されています。

22歳ながら、ミランの最終ラインの中心的な存在として信頼を勝ち得、ワールドクラスのCBとして着実に成長し続けているティアウに対して、レアル・マドリードバイエルン・ミュンヘンなど、ビッグクラブが獲得に関心を示しているようです。

 

ただミランとしてはそう容易く手放すわけにはいかず、現在の市場価値3000万ユーロ(約49億3000万円)以上の移籍金を求めていくことでしょう。

レアル・マドリードとしても、ティアウ加入が実現すれば、最終ラインの強度もさらに増すことになりますが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

CF

キリアン・エムバぺ(パリ・サンジェルマン/フランス代表)

生年月日:1998年12月20日(25歳)
ポジション:CF、WG

他を寄せ付けない圧倒的なスピードとフィニッシュワークを武器に、パリ・サンジェルマンのエースとしてだけでなく、世界トップのストライカーとして活躍するフランス代表のストライカーです。

5シーズン連続でリーグ・アンの得点王に輝くだけでなく、カタールW杯の得点王にも輝き、個人でのタイトルをほぼ総なめにしています。

 

2017年7月にモナコからPSGに加入し、在籍約7シーズンで公式戦305試合(5/2現在)に出場し、クラブ歴代最多の255得点を記録しています。

23-24シーズンもリーグ・アン第31節終了時点で26得点を記録し、2位に大差をつけ得点ランキング首位を走り、6シーズン連続の得点王を手中に収めています。

 

しかしエムバぺパリ・サンジェルマンとの契約は2024年6月末までとなっており、エムバぺ側に1年の契約延長オプションはついているものの、これを行使せず、23-24シーズン限りでの退団が有力視されています。

2月には、イギリス「BBC」やスペイン紙「アス」などの有力メディアが、23-24シーズン終了後に年俸1500万ユーロ(約24億6000万円)の5年契約でエムバぺレアル・マドリードへの加入が合意に達したと報道しました。

 

現時点では正式発表は無いですが、ともにチャンピオンズリーグ準決勝まで残っているレアル・マドリードパリ・サンジェルマンが対戦しないことが確定した時点で発表されるのではないかとされています。

かつては契約更新を巡り、プレシーズンツアーの帯同も許されなかったという不穏な状況もありましたが、ここまでパリ・サンジェルマンだけでなくフランスの顔として活躍してきました。

 

もしここでエムバぺを失うことになれば、パリ・サンジェルマンだけでなくリーグ・アンとしても大きな求心力を失うことになるでしょう。

とはいえエムバぺしても個人や代表でのタイトルはほぼ手にし、あとはバロンドールとビッグイヤー獲得のためにレアル・マドリード移籍に進んでいくことでしょう。

 

レアル・マドリードとしては新世代の顔となる待望のストライカー獲得となるかもしれませんが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

サイドバック

アルフォンソ・デイヴィス(バイエルン・ミュンヘン/カナダ代表)

生年月日:2000年11月2日(23歳)
ポジション:LSB、LWG、LMF

左サイドから驚異的なスピードを駆使し、積極的なドリブルで仕掛け、チャンスメイクしていくアタッカーです。

まだ23歳ながらバイエルン・ミュンヘンまたカナダ代表では主力として活躍し、2026年W杯を含め、これからの飛躍も大きく期待されています。

 

2019年冬にバイエルンに加入後、当時の指揮官だったハンス・フリック監督によってLSBにコンバートされて以降、在籍約5シーズン半で公式戦191試合(5/2現在)に出場し、LSBの主軸として活躍しています。

またカナダ代表としても、2022年のカタールW杯に出場し、記念すべきカナダ代表のW杯初得点者として歴史を刻み、自国で共催される2026年W杯でも主力としての活躍も期待されています。

 

過去2シーズンは故障離脱の影響もあり、シーズン通しての出場は出来ませんでしたが、23-24シーズンは長期間離脱することなく、LSBのレギュラーとしてリーグ戦26試合、チャンピオンズリーグ9試合(5/2現在)に出場しています。

しかし、バイエルンとの契約は2025年6月末までとなり、バイエルンデイヴィスとの契約延長交渉を行っていますが、昇給を望むデイヴィスとの交渉は難航しており、契約満了後フリーでの退団を避けるため、この夏での放出の可能性も出てきています。

 

レアル・マドリードとしても、マルセロ以来の攻撃的なサイドバックということもあり、デイヴィス獲得に関心を示し続けてきました。

バイエルンデイヴィス獲得のための移籍金を7000万ユーロ(約115億円)に設定したようですが、レアル・マドリードは3500万ユーロ(約57億5000万円)から徐々に変動させて獲得の交渉を続けていくようです。

 

ただレアル・マドリードとしては、サイドバックよりもセンターバックの補強の優先度が高くなっていることもあり、2024年冬の移籍市場よりもデイヴィス獲得の熱量はやや低下しているようです。

レアル・マドリードとしては、2014年夏に当時バイエルンとの契約延長交渉が難航していたクロースを破格の移籍金2500万ユーロ(約39億3550万円)で獲得したケースのように、移籍金を抑えて獲得を狙っているようです。

 

契約延長か、それともレアル・マドリード移籍か、デイヴィスの去就はどうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

トレント・アレクサンダー=アーノルド(リバプール/イングランド代表)

生年月日:1998年10月7日(25歳)
ポジション:RSB、DMF、CMF

右足から正確無比かつ様々な弾道のキックを操り、チャンスメイクしていくだけでなく、プレースキッカーとしても信頼を勝ち得ている世界屈指の攻撃的サイドバックです。

守備対応の緩さも指摘されているところもありますが、ここ最近は中盤の底で起用されることもあり、右足一つで局面を打開できる力を持っています。

 

リバプールの下部組織で育ち、2016-17シーズンにトップチームデビューを果たすと、RSBのレギュラーとして活躍し、チャンピオンズリーグ優勝やプレミアリーグ優勝など、幾多のタイトル獲得に貢献してきました。

2023-24シーズンは怪我による離脱もあり、リーグ戦(35試合消化時点)25試合の出場にとどまっていますが、2月に行われたプレミアリーグ第24節バーンリー戦では1アシストを記録し、DFとしてプレミアリーグ史上通算最多アシスト記録(58アシスト)を更新しました。

 

ただアレクサンダー=アーノルドリバプールとの契約は2025年6月末までとなり、契約延長交渉も停滞していることもあり、この夏の移籍も取り沙汰されるようになってきました。

下部組織からの生え抜きであり、ヘンダーソンが退団して以降、2023年夏からは副キャプテンも務め、名実ともにリバプールの顔となっているアレクサンダー=アーノルド

 

チームの象徴ともいえる選手をそう容易く放出するとは思えませんが、2023-24シーズン限りでのクロップ監督の退任や、負傷離脱期間中に台頭してきた若手のブラッドリーの存在もあり、移籍も決してゼロではない状況となっています。

ただアンチェロッティ監督は、守備に難があるとされるアレクサンダー=アーノルドに高額な移籍金を費やして獲得することにあまり乗り気ではないようです。

 

レアル・マドリード移籍が実現すれば、右サイドの破壊力は大きく強化されますが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

その他

フランコ・マスタントゥオーノ(リバープレート/アルゼンチンU-17代表)

生年月日:2007年8月14日(16歳)
ポジション:OMF、RWG

細身ながら、吸い付くようなボールタッチとスピードに乗ったドリブルで狭い局面を打開し、当たり負けすることなく相手ゴールに迫っていくアルゼンチンの次世代期待の星です。

右サイドからカットインし、利き足の左足からのシュートでゴールを狙っていくだけでなく、中央でパスを受け、正確なパスを前線に供給する司令塔の役割も果たしていきます。

 

2024年1月にリバープレートのトップチームデビューを果たしたばかりで、2024年2月には16歳5ヵ月24日という公式戦でのクラブ史上最年少得点記録を樹立しました。

また15歳ながら飛び級でU-17代表にも選出され、2023年11月に開催されたU-17W杯にも6試合に出場しました。

 

ベンチスタートが中心ですが、リーグ戦でスタメンで起用されることも多くなり、これからの飛躍も大きく期待されています。

そんな逸材に対して、レアル・マドリードだけでなく、バルセロナマンチェスター・シティバイエルン・ミュンヘンなど欧州のビッグクラブが獲得に関心を示しています。

 

所属するリバープレートも金の卵をそう容易く売却するわけにはいかないと、契約解除条項を4500万ユーロ(約74億円)に設定し、2026年12月まで契約を延長しました。

ただスペイン紙「マルカ」は、「エル・ブランコの優位は変わらないまま、まもなく決着がつきそう」と報じ、レアル・マドリードマスタントゥオーノ獲得に前進しているようです。

 

17歳のブラジル代表FWエンドリッキに続き、次世代のスーパースター候補の獲得に成功するのか、今後の動向に注目です。

 

 

 

退団が予想される選手

次に、退団が予想される選手を取り上げます。

 

ナチョ・フェルナンデス(スペイン代表)

生年月日:1990年1月18日(34歳)
ポジション:CB、RSB、LSB
移籍先候補:インテル、MLSのクラブ他

11歳でレアル・マドリードの下部組織に入団し、2011-12シーズンにトップチーム昇格後、近年稀になっている“ワン・クラブ・マン”として、レアル・マドリードを支えている守備職人です。

CBだけでなく、両SBもこなせるユーティリティ性や、堅実な守備対応も高く評価されており、2023年3月のEURO予選では、約4年半ぶりにスペイン代表に復帰しました。

 

レアル・マドリードでの公式戦出場試合数は、在籍13シーズンで350を超え、DFラインのユーティリティープレーヤーとして重宝され続けてきました。

特に23-24シーズンの故障者続出の状況の中で、もしナチョがいなかったらと考えると本当に恐ろしいですね。

 

2023年6月末に1年契約を延長したナチョですが、23-24シーズン終了後、契約満了でフリーで退団するのではないかとされています。

スペイン紙「マルカ」によると、既にナチョレアル退団の意思を固め、クラブ首脳陣やフロレンティーノ・ぺレス会長に伝えているようです。

 

スペイン国内の移籍はナチョの選択肢にはないようで、22-23シーズン終了後に移籍が噂されたインテルや、MLSのクラブなどが移籍先候補として挙げられています。

“ワン・クラブ・マン”としてチームを支えてきたナチョは監督やファンからの信頼も勝ち得ており、レアル・マドリードで引退してほしいと強く願っていることでしょうが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

ルカ・モドリッチ(クロアチア代表)

生年月日:1985年9月9日(38歳)
ポジション:CMF、OMF
移籍先候補:ディナモ・ザグレブ、ガラタサライ、MLSのクラブ他

卓越したテクニックとパスセンスだけでなく、90分間ピッチを縦横無尽に動き回る献身性の高さも見せ、レアル・マドリードを牽引するCMFです。

38歳となった現在でも、衰え知らずの働きを見せ、チームを自らのプレーで鼓舞していきます。

 

2012年8月にトッテナムからレアル・マドリードに加入して、在籍約12シーズン(5/2現在)で公式戦通算528試合に出場し、39得点84アシストを上げています。

クロースカゼミーロ(現マンチェスター・ユナイテッド)と共に黄金の中盤を形成し、4度のチャンピオンズリーグ制覇をはじめ、多くのタイトル獲得に貢献してきただけでなく、現在もクロアチア代表のキャプテンとしてチームを牽引しています。

 

2023年6月に契約を1年延長し臨んだ23-24シーズンですが、べリンガムが加入したことにより、スタメンでの出場が少なくなり、ラ・リーガ第33節終了時点で28試合に出場しているものの、スタメン起用は15試合にとどまっています。

23-24シーズン終了後に契約満了を迎え、レアル・マドリードとしても38歳という年齢で契約を更新したという前例はなく、べリンガムカマヴィンガバルベルデと世代交代も着実に進んでいることもあり、シーズン終了後に退団するのではないかとされています。

 

またアンチェロッティ監督はモドリッチのプロとしての姿勢に深く感銘を受けており、仮にモドリッチが現役引退を決断すれば、自身の下でコーチに就任することを熱望しているという報道もあります。

多くのタイトルに貢献したベテランは23-24シーズン終了後にレアル・マドリードを退団し、本格的に世代交代となるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

トニ・クロ―ス(ドイツ代表)

生年月日:1990年1月4日(34歳)
ポジション:CMF、OMF、DMF
移籍先候補:現役引退

正確無比なパスセンスと視野の広さを駆使し、相手守備陣に揺さぶりをかけ、レアル・マドリードの司令塔として活躍しています。

ピッチを広範囲でカバーできる豊富な運動量もあり、モドリッチと同じくチームの心臓として存在感を出し続けています。

 

2014年夏にバイエルン・ミュンヘンからレアル・マドリードに加入後、約10シーズンにわたり、チャンピオンズリーグ優勝やラ・リーガ優勝など、数多くのタイトル獲得に貢献してきました。

23-24シーズンもスタメンでの出場は少なくなったものの、ここまでリーグ戦(第33節終了時点)30試合に出場し、チームから変わらない厚い信頼を示されています。

 

2024年3月にはEURO2020を最後に引退していたドイツ代表に電撃復帰し、自国開催のEURO2024への出場も期待されています。

2023年6月に、クロースレアル・マドリードとの契約を1年延長しましたが、その契約も23-24シーズン終了後に満了を迎え、去就が注目されています。

 

またクロース自身、EURO2020後の代表引退に際し、「(レアル・マドリードとの契約について)1,2年延長するかどうか決めるだろう。でもレアル・マドリードで引退すると確信しているよ。」とレアルでの引退を示唆するコメントを出しています。

強いクラブ愛を抱くクロースの中ではレアルマドリードとの契約満了=現役引退”ということであり、現時点では契約延長の合意には達していません。

 

チームメイトのロドリゴをはじめ多くのチームメイトも、クロースに24-25シーズン以降も現役を続けてほしいと説得しているようですが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

アルダ・ギュレル(トルコ代表)

生年月日:2005年2月25日(19歳)
ポジション:OMF、CMF、RWG
移籍先候補:セビージャ、レアル・ソシエダ

インテリジェンスの高さと落ち着いたプレーを見せ、パスやシュート、ドリブルで積極的にチャンスメイクしていくトルコ期待の若手攻撃的MFです。

左利きということもあり、そのプレースタイルからトルコにルーツを持つ元ドイツ代表MFメスト・エジルになぞらえる声も多くあります。

 

2021年8月に16歳5ケ月でトルコを代表する名門フェネルバフチェのトップチームデビューを果たし、22-23シーズンからは背番号10を背負い、フェネルバフチェのリーグ戦2位フィニッシュとチャンピオンズリーグ出場権獲得に大きく貢献しました。

また2022年11月には17歳8ヶ月でトルコ代表デビューを果たし、2023年6月に行われたEURO2024予選のウェールズ戦では4試合目で代表初ゴールを記録しました。

 

そんなトルコ期待の逸材に対して、欧州の名だたる名門クラブが獲得に名乗りを上げていましたが、2023年7月にレアル・マドリードが移籍金2000万ユーロ(約31億円)、2029年6月末までの6年契約で獲得しました。

しかし23-24シーズン開幕前に、右膝内側半月板損傷により2ヵ月近く離脱し、2023年10月には左足太腿直筋負傷により、シーズン前半戦は棒に振ってしまいました。

 

2024年に入ってから、ラ・リーガ第19節のマジョルカ戦でベンチ入りを果たし、第22節ラス・パルマス戦でリーガ初出場を果たすと、第28節セルタ戦では交代出場直後にリーガ初得点を記録しました。

前半戦の負傷による長期離脱もありましたが、23-24シーズンはリーグ戦6試合に出場し、2得点を上げているものの、スタメン出場はわずか1試合にとどまっています。

 

交代出場がメインながら、随所で才能の片鱗を見せてきているアルダ・ギュレルにより経験を積ませるために、レアルは24-25シーズンの武者修行を計画しているようです。

現時点では、レアル・ソシエダセビージャなど、ラ・リーガのクラブへのローン移籍が有力視されています。

 

前半戦の怪我という不運もありましたが、まずは経験を積んでしっかりアピールしてほしいですね。

期待の逸材アルダ・ギュレルの成長にも注目しつつ、今後の動向にも注目です。

 

 

ダニ・セバージョス(元スペイン代表)

生年月日:1996年8月7日(27歳)
ポジション:CMF、OMF、LMF
移籍先候補:ニューカッスル、アトレティコ・マドリード、ミラン、ベティス

巧みなボールコントロールやキープ力の高さを持つだけでなく、ドリブルやパスの精度も高く、守備面での貢献度も高いCMFです。

絶対的な主力とは言い切れませんが、バックアッパーとして頼れる存在であり、アンチェロッティ監督から高い信頼も得ています。

 

2017年夏にベティスからレアル・マドリードへ完全移籍で加入したものの、なかなか定位置確保には至りませんでしたが、22-23シーズンはリーグ戦30試合に出場するなど、スタメン起用が少ない中で存在感を示しました。

2023年6月末までとなっていたレアル・マドリードとの契約を、2027年6月末まで延長して臨んだ23-24シーズンですが、開幕からハムストリングの負傷で離脱し、その後も出場機会を増やすことが出来ず、リーグ戦(第33節終了時点)15試合の出場にとどまっています。

 

毎回の移籍市場において放出候補に挙がりつつも、ここまで残留してきたセバージョスですが、24-25シーズンには28歳とフットボーラーとして脂が乗る時期に入り、出場機会を増やすために移籍に踏み切る可能性も高くなっています。

現時点でセバージョス獲得には、ニューカッスル、アトレティコ・マドリード、ミラン、古巣ベティスなどが関心を示しているようです。

 

移籍金の目安は、1000万~1500万ユーロ(約16億4000万円~24億7000万円)になりそうです。

モドリッチクロースが退団し、アルダ・ギュレルの武者修行もあれば、セバージョス残留の可能性もありますが、定位置を確保されてはおらず、どんな決断を下すのか、今後の動向に注目です。

 

 

 

まとめ

いかがでしたか。

 

今回は、2024年夏のレアル・マドリードの最新移籍情報と補強ポイント狙っていると噂の獲得候補選手退団が噂される選手を取り上げました。

 

クルトワミリトン、アラバなど故障者が続出している中でも、大崩れすることなく既存戦力や若手を上手くやり繰りするアンチェロッティ監督の手腕は、やはりさすがですね。

またチャンピオンズリーグで見せた勝負強さや粘り強さは今やクラブの代名詞といえるものとなり、これからもレアル・マドリードを中心に欧州の主要タイトル獲得レースは回っていくことでしょう。

 

2024年夏の移籍市場では、ワールドクラスのスタープレーヤーが加入し、新世代のレアル・マドリードを完成させ、新たな黄金時代の到来となるでしょうか?

2024年夏の移籍市場でのレアル・マドリードの動向にも注目です。

いつもありがとうございます!

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