マンチェスターシティ2024夏の最新移籍情報まとめ!補強ポイントや狙ってると噂の獲得候補・退団選手リストも調査!

Citizensの皆さん、こんにちは。

 

プレミアリーグ、FAカップ、そしてクラブ悲願のチャンピオンズリーグ制覇の“トレブル”を成し遂げ、歴史的なシーズンとなった22-23シーズン。

頂点を極めてから、さらにチームとして強さを保つだけでなく、チームの質の向上も見据えて臨んだ23-24シーズンでも開幕からリーグ戦で首位争いの中心となり、リーグ4連覇も狙っています。

 

ただ22-23シーズンと比べると、試合を終始支配し、他を寄せ付けない圧倒的な強さは少し影を潜めている印象は強いですね。

連覇を目指したチャンピオンズリーグでも準々決勝までは無難に勝ち上がってきましたが、準々決勝ではレアル・マドリードとPK戦にまでもつれ込む激闘の末に敗れ、連覇を逃してしまいました。

 

プレミアリーグでも、2023年12月10日に行われた第16節ルートン戦から20試合負けなし(5/7現在)ですが、優勝を争うアーセナルリバプールとは引き分け、引き離すことはできていません。

それでも経験値の高さと勝負強さで勝っていくのが今のマンチェスター・シティですが、主力選手も軒並み30代に入り、世代交代も求められてきましたね。

 

ということで今回は、これからも強さを保っていけるかどうかの転換点になりそうなマンチェスター・シティの2024年夏

  • 最新移籍情報と補強ポイント
  • 狙っていると噂の獲得候補選手
  • 退団が予想される選手
  • まとめ

の順でお伝えしていきます。

 

他に気になるチームはありますか?

プレミアリーグ(イングランド)

 

ブンデスリーガ(ドイツ)

 

リーガエスパニョーラ(スペイン)

 

セリエA(イタリア)

 

リーグアン(フランス)

 

最新移籍情報と補強ポイント

最新移籍情報

〈加入〉

pos. 選手名 年齢 前所属 移籍形態(移籍金)

 

〈退団〉

pos. 選手名 年齢 移籍先 移籍形態(移籍金)

 

 

補強ポイント

マンチェスター・シティの2024年夏の移籍市場での補強ポイントとして、

  1. 中盤の世代交代
  2. 攻撃的サイドバック

が挙げられるでしょう。

 

 

中盤の世代交代

まず中盤の世代交代は主要テーマとして挙げられるでしょう。

 

22-23シーズン限りでギュンドアンが退団し、23-24シーズン開幕戦でデ・ブライネが負傷し長期離脱になってしまいました。

近年の躍進を担ってきた2人がチームから離れ、ベルナルド・シルバをはじめ、新戦力のコバチッチマテウス・ヌニェスもいますが、創造性という点ではややスケールダウンした印象を受けます。

 

さらにデ・ブライネはサウジアラビアリーグ移籍の噂も囁かれ、ベルナルド・シルババルセロナパリ・サンジェルマンなど、他チームへの移籍の可能性も取り沙汰されています。

これからの主軸候補となる、ゲームメイクを担う攻撃的MFをまず確保しておきたいところでしょう。

 

 

攻撃的サイドバック

次に補強ポイントに挙げられるのは、攻撃的サイドバックです。

 

現スカッド内では、本職のサイドバックといえる選手がウォーカーくらいしかおらず、ストーンズアケアカンジグバルディオルなどCBを本職とする選手がサイドバックを務めてきました。

守備面では申し分ないものの、自ら積極的に仕掛けていくなど、攻撃力での物足りなさは否めず、バリエーションを増やすために、攻撃性の高いサイドバック獲得も目指していくことでしょう。

 

 

 

狙っていると噂の獲得候補選手

では、挙げられた補強ポイントに沿って、狙っていると噂の獲得候補選手を取り上げます。

 

中盤の世代交代

ルーカス・パケタ(ウェストハム/ブラジル代表)

生年月日:1997年8月27日(26歳)
ポジション:OMF、CMF、LWG

巧みなボールタッチで相手をかわし、タメを作ってチャンスメイクする左利きの攻撃的MFで、視野の広さを活かし、創造性に溢れた正確なパスを供給し、攻撃を組み立てていきます。

トップ下だけでなく、インサイドハーフやサイドハーフなどでも起用されるポリバレント性の高さもあり、所属クラブだけでなくセレソンでも主軸を担っています。

 

2019年1月に加入したミランでは真価を発揮することが出来なかったものの、2020年夏に加入したリヨンでは主軸として定着し、在籍約2シーズンで公式戦80試合で21得点13アシストを記録しました。

2022年夏にウェストハムに加入すると、早くもチームの主軸に定着し、22-23シーズンはリーグ戦28試合に出場し、4得点3アシストを記録し、カンファレンスリーグ優勝にも貢献しました。

 

23-24シーズンも、攻撃の組み立て役としての役割を果たすだけでなく、様々なポジションでの起用や、ハードワークをいとわない守備姿勢を見せ、チームに不可欠な存在となっています。

マンチェスター・シティは、2023年夏の移籍市場でルーカス・パケタの獲得を目指していましたが、賭博規則違反の疑いが生じ、獲得は見送られていました。

 

しかしルーカス・パケタに対する関心は冷めることなく、賭博規則違反の疑惑が晴れれば、獲得に向けて本格的に動いてくるようです。

ルーカス・パケタウェストハムとの契約は2027年6月末までとなっており、契約解除金は8600万ポンド(約163億円)程度に設定されているようです。

 

司令塔の役割を果たすだけでなく、ハードワークもいとわないルーカス・パケタ獲得に成功すれば、デ・ブライネもしくはベルナルド・シルバが抜けたとしても、その穴を最小限にとどめることが出来るでしょう。

移籍に向けて賭博違反疑惑など、つきまとう問題を解消しなければいけませんが、どうなるでしょうか、今後の動向にも注目です。

 

 

ジャマル・ムシアラ(バイエルン・ミュンヘン/ドイツ代表)

生年月日:2003年2月26日(21歳)
ポジション:OMF、CMF、LWG

抜群のテクニックを駆使し、狭い局面でもドリブルで打開し、フィニッシュワークに絡んでいく攻撃的MFです。

WGやCMFなどでも対応できる万能性を併せ持ち、所属するバイエルン・ミュンヘン、またドイツ代表では早くも中心的な存在となっています。

 

2019年7月にチェルシーからバイエルン・ミュンヘンの下部組織に加入し、2020年6月に17歳115日でブンデスリーガデビューを果たすと、2020年9月には17歳6ヵ月23日で得点し、クラブ史上最年少得点記録を塗り替えました。

デビュー以降、チームの主軸として活躍し、22-23シーズンは、リーグ戦33試合で12得点13アシストを記録し、最終節では試合終了間際に劇的な決勝ゴールを決め、逆転優勝に導きました。

 

23-24シーズンはリーグ戦(第)24試合に出場し、10得点6アシストと、22-23シーズンほどのインパクトを残せていませんが、トップ下をはじめ、インサイドハーフやウィングなどで起用され、チームの攻撃を牽引する働きをしています。

ムシアラバイエルン・ミュンヘンとの契約は2026年6月末までとなっており、バイエルン・ミュンヘンムシアラとの契約延長交渉に動いていますが、契約延長は現時点で合意に達しておらず、移籍の可能性も囁かれています。

 

ムシアラ獲得には、マンチェスター・シティに加え、レアル・マドリードリバプールも熱心な動きを見せているようです。

バイエルンとしては、ムシアラを非売品として捉え、新契約を準備し、仮に移籍する場合には1億ポンド(約190億円)を要求する姿勢のようです。

 

ムシアラバイエルンで充実した日々を過ごしていますが、23-24シーズンはブンデスリーガ連覇が途絶え、無冠の可能性も高くなっています。

23-24シーズンにはトゥヘル監督も退任することもあり、チャンピオンズリーグ制覇やバロンドール獲得といった目標実現のために移籍する可能性もあると取り沙汰されています。

 

ムシアラを獲得出来れば、デ・ブライネの後継者として、これ以上ない存在となりますが、バイエルン・ミュンヘン残留を念頭に、あらゆる選択肢を熟考している段階のようです。どうなるでしょうか、今後の注目です。

 

 

攻撃的サイドバック

ラヤン・アイト=ヌーリ(ウォルバーハンプトン/アルジェリア代表)

生年月日:2001年6月6日(22歳)
ポジション:LSB、LMF

縦への推進力の強さとスキルの高さが光るドリブル突破と、高精度の左足からのクロスを武器とする攻撃的サイドバックです。

ポジショニングの甘さなど守備対応の緩さもあるものの、タックルやデュエル勝利数も多く、豊富な運動量でアグレッシブな守備姿勢も見せていきます。

 

2020年10月にアンジェからウォルバーハンプトンに加入し、在籍約4シーズンで公式戦(5/7現在)114試合に出場しています。

22-23シーズンはロペテギ監督の下、序列が下がってしまいましたが、23-24シーズンはガリー・オニール監督の下、LSBもしくはLWBとして定位置を確保し、自己最多のリーグ戦(36試合消化時点)31試合に出場し、主軸として活躍しています。

 

アンダーカテゴリーではフランス代表招集歴もあり、現在はA代表でアルジェリア代表を選択し、2024年1月に行われたアフリカ・ネーションズカップの代表メンバーにも選出されています。

マンチェスター・シティは攻撃的サイドバックとして、アイト=ヌーリ獲得に関心を示していますが、リバプールアーセナルも獲得に向けて動いているようです。

 

アイト=ヌーリウォルバーハンプトンとの契約は2026年6月末まで残っており、移籍金として最低でも5000万ポンド(約93億円)以上要求する姿勢のようです。

アイト=ヌーリの売却に関して、ウォルバーハンプトンは前所属先のアンジェとの間に、売却で得た移籍金を50%折半する契約を結んでいるとされ、多額の資金確保のために、オファー次第ではアイト・ヌーリの売却に踏み切る可能性もあります。

 

現在のマンチェスター・シティのLSBはアケ、もしくはグバルディオルとCBを主戦場とする選手が起用されています。

ビルドアップや守備という点では申し分ないですが、積極的な仕掛けなど、攻撃性能の高さもバリエーションとして入れる上でアイト=ヌーリはうってつけの存在です。

ビッグクラブ間での争奪戦になりそうですが、どうなるでしょうか、今後の動向にも注目です。

 

 

ジェレミー・フリンポン(レバークーゼン/オランダ代表)

生年月日:2000年12月10日(23歳)
ポジション:RMF、RSB、RWG

単独で局面を打開できる突破力を持ち、得意のスピードを活かした縦への突破だけでなく、カットインから積極的に中央に切れ込むことも出来、アタッカー顔負けの攻撃力を持つサイドバックです。

守備面でも、粗さはまだ残るものの、フィジカルの強さと運動量を活かし、果敢に相手にぶつかっていきます。

 

マンチェスター・シティの下部組織出身で、2019年夏に加入したセルティックで頭角を現し、2021年冬にレバークーゼンに加入し、豊富な運動量を攻撃性能の高さを駆使し、右サイドから相手ゴールに迫っていきます。

23-24シーズンはRWBの定位置を確保し、公式戦(5/7現在)43試合で14得点12アシストを記録し、伝説的なシーズンを送るレバークーゼンの主軸として活躍しています。

 

オランダ代表としても、出場は無かったもののカタールW杯のメンバーに選出され、現在も代表に招集され、EURO2024出場も期待されています。

得点とアシストともに二桁以上を記録し、驚異的な攻撃性能を見せているフリンポンに対して、マンチェスター・シティをはじめ、プレミアリーグの多くのクラブが獲得に関心を示しています。

 

フリンポンの契約解除金は3500万ポンド(約66億7000万円)に設定されており、23-24シーズンの活躍からすると、安価な設定になっています。

まだ20代前半と若く、攻守においてバランスが取れたサイドバックであるフリンポンの争奪戦がこの夏の移籍市場では繰り広げられていくことでしょう。

 

マンチェスター・シティとしては、RSBのウォーカーの後継者候補として、下部組織出身のフリンポンを据えたいと考えているようです。

より一段と逞しくなって、マンチェスター・シティに復帰となるのか、今後の動向にも注目です。

 

 

その他

サヴィオ(ジローナ/ブラジル代表)

生年月日:2004年4月10日(19歳)
ポジション:LWG、RWG、OMF

足元に吸い付くようなボールタッチや細かいステップを駆使し、スピードに乗ったドリブル突破で中央またサイドからチャンスメイクしていく期待の若手アタッカーです。

ラ・リーガ(第34節終了時点)全体でトップのドリブル成功数(94回)を記録し、2024年3月にはセレソンに初招集され、代表デビューも果たしました。

 

ブラジルの名門アトレチコ・ミネイロの下部組織で育ち、2020年夏にトップチームデビューを果たすと、2022年夏にシティ・フットボール・グループの傘下であるフランスのトロワに完全移籍しました。

22-23シーズンはPSVにローン移籍し、リーグ戦6試合の出場にとどまりましたが、23-24シーズンにローン移籍したジローナでは、リーグ戦(第34節終了時点)33試合で8得点9アシストと一気にブレイクを果たしました。

 

23-24シーズンのブレイクにより、サヴィオは注目銘柄となり、プレミアリーグやブンデスリーガの複数のクラブが獲得に向け、3000万ユーロ(約47億円)前後のオファーを提案しているようです。

ただ保有元のトロワ、そしてローン先のジローナも、マンチェスター・シティをトップとするシティ・フットボール・グループの傘下であり、このネットワークをマンチェスター・シティは有効活用したいと目論んでいるようです。

 

サヴィオ自身も、「僕の目標はマンチェスター・シティでプレーすることだ。」とコメントしています。

23-24シーズン終了後のマンチェスター・シティ移籍に既に合意しているとの報道もあり、正式契約まで間近と言われています。

 

サヴィオマンチェスター・シティ加入が実現すれば、ベルギー代表FWドクとともに、両ウィングの若返りが一気に進んでいきます。

グアルディオラ監督の下でどんな進化を遂げていくのかも楽しみですが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

 

退団が予想される選手

次に、退団が予想される選手を取り上げます。

 

シュテファン・オルテガ(元U-19ドイツ代表)

生年月日:1992年11月6日(31歳)
ポジション:GK
移籍先候補:バイエルン・ミュンヘン、シュトゥットガルト、アンデルレヒト

鋭い反射神経で驚異的なセービングを見せ、チームを幾度となく窮地から救ってきたドイツ出身の実力者です。

足元の技術も高く、ビルドアップにも大きく貢献し、第2GKの枠に収まらない実力を発揮しています。

 

ドイツのビーレフェルトで正GKとしてキャリアを積み重ね、21-22シーズンのブンデスリーガではリーグ最多のセービング数と、GKの中で最も多いパス成功数を記録しました。

2022年夏にマンチェスター・シティに加入すると、正GKエデルソンに次ぐ第2GKとして、主にカップ戦で起用されてきました。

 

23-24シーズンは、プレミアリーグ第28節リバプール戦でエデルソンが負傷退場した後、見事にゴールマウスを守り切り、エデルソンの離脱中は正GKとして安定したパフォーマンスを見せています。

しかしオルテガマンチェスター・シティとの契約は2025年6月末までとなり、出場機会の確保や第2子出産を控える妻のことも考え、ドイツ復帰を視野に入れているようです。

 

オルテガ自身も「最終的な決断は僕一人でするものではない。…今夏何をするか賢明に選択しなければならない。」とコメントしています。

一方、グアルディオラ監督は「オルテガを放出したくないし、レンタルもしたくない。我々は彼を必要としている。」とコメントし、オルテガに対する強い信頼を表しています。

 

オルテガ自身、シティでの日々について、「世界最大の一つだし、ここにいられることを嬉しく思う。」とコメントしていますが、家族のこともあり、慎重に考えていくことでしょう。

仮にオルテガ退団となれば、彼クラスの第2GKを見つけ出さなければならなくなりますが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

カイル・ウォーカー(イングランド代表)

生年月日:1990年5月28日(33歳)
ポジション:RSB、CB
移籍先候補:サウジアラビアリーグ

強靭なフィジカル、スピード、豊富な運動量を併せ持ち、各ビッククラブの名だたるウィンガーたちを抑え込む対人守備での圧倒的な強さを誇るイングランド屈指のサイドバックです。

CBがSBを務めることが多いマンチェスター・シティの中でも、純粋なサイドバックとして、グアルディオラ監督からの厚い信頼を勝ち得ています。

 

2017年夏にトッテナムからマンチェスター・シティに加入後、在籍7シーズンで公式戦(5/7現在)297試合に出場し、グアルディオラ監督が求める、“偽SB”のプレースタイルにも柔軟に適応してきました。

また2011年11月にデビューしたイングランド代表でも82試合(5/7現在)のキャリアを誇り、キャプテンとしてEURO2024の出場も期待されています。

 

キャプテンを務める23-24シーズンは、不倫と隠し子騒動に揺れましたが、グアルディオラ監督やチームメイトからの厚い信頼を得て、引き続きキャプテンシーを発揮し、チームを牽引しています。

2023年夏の移籍市場では、バイエルン・ミュンヘンへの移籍も囁かれましたが残留し、2023年9月に2026年6月末まで契約を延長しました。

 

強いクラブ愛を抱くウォーカーですが、33歳とベテランの域に入り、キャリアの終盤に差し掛かり、あらゆる選択肢を模索しているようです。

22-23シーズンまでチームメイトだったアルジェリア代表MFマフレズ(現アル・アハリ)に、サウジアラビアでの生活の様子などを尋ねたと報じられたことから、サウジアラビアリーグへの移籍も取りざたされています。

 

ウォーカーも自身の去就について、サウジアラビアへの移籍を完全に否定することはなかったものの、「プレミアリーグで出来るだけ長く、高いレベルで戦いたい。」とコメントしています。

新戦力となる若手サイドバックの獲得や、リコ・ルイスの更なる成長なども、今後のウォーカーの期去就に関して大きく影響してきそうですが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

ケビン・デ・ブライネ(ベルギー代表)

生年月日:1991年6月28日(32歳)
ポジション:OMF、CMF
移籍先候補:アル・イテハド、アル・アハリ、アル・ヒラル、アル・ナスル他

正確無比なパスを前線に供給し、マンチェスター・シティの強力な攻撃陣を操ってきた世界トップクラスの司令塔です。

シュートの正確性と威力の強さも兼ね備え、強烈なミドルシュートや直接フリーキックでゴールを陥れてきました。

 

2015年8月にヴォルフスブルクからマンチェスター・シティに加入して以降、在籍8シーズンで公式戦通算357試合に出場し、96得点153アシストを記録してきました。

マンチェスター・シティ加入後は、5シーズンで二桁以上のアシストを記録し、22-23シーズンも2位に4本の差をつけるリーグトップの16アシストを記録しました。

 

しかし23-24シーズンの開幕戦でハムストリングを負傷し、2023年中は戦線離脱していました。

2024年に入り、ようやく戦線復帰を果たすと、リーグ戦では4試合連続でアシストを記録するなど、攻撃の組み立て役として本領発揮してきました。

ただて・ブライネもシーズン終了後には33歳となり、マンチェスター・シティとの契約も2025年6月末までとなり、去就に関する話が出てくるようになってきました。

 

2024年夏のサウジアラビアリーグの新たな移籍候補として、デ・ブライネが挙げられ、現在の週給40万ポンド(約6400万円)以上の高額待遇を準備していると報じられています。

2023年夏も、マフレズラポルトがサウジアラビアに新天地を求め、マンチェスター・シティとしてもサウジアラビアマネーには抗えない状態となっています。

契約延長か、それともサウジアラビア移籍か、デ・ブライネの今後の動向に注目です。

 

 

ベルナルド・シルバ(ポルトガル代表)

生年月日:1994年8月10日(29歳)
ポジション:OMF、RWG、CMF
移籍先候補:バルセロナ、パリ・サンジェルマン

利き足の左足での細かいタッチを駆使したドリブルや、精度の高いパスやシュートでチャンスメイクしていくポルトガル代表の攻撃的MFです。

豊富な運動量でピッチを駆け回り、中盤だけでなく、ウイングや偽9番としても起用され、グアルディオラ監督からも絶大の信頼を勝ち得ています。

 

2017年夏にモナコからマンチェスター・シティに移籍し、在籍7シーズンで公式戦(5/7現在)351試合に出場し、66得点62アシストを記録しています。

23-24シーズンもリーグ戦(35試合消化時点)30試合に出場して、6得点5アシストを記録し、攻撃面だけでなく、守備面でも献身的な働きを見せています。

2023年8月には、2026年6月末まで契約延長し、マンチェスター・シティの主力として欠かせない一人となっています。

 

ただベルナルド・シルバはかねてからバルセロナでのプレーを熱望しており、グアルディオラ監督もそれを容認しているようです。

またここ数カ月の間に、22-23シーズンまでのチームメイトだったギュンドアンカンセロ、ポルトガル代表のチームメイト、ジョアン・フェリックスなど、バルセロナに在籍する選手たちに様子を尋ねているようです。

 

2023年8月に締結した新契約には、5000万ポンド(約80億円)の契約解除条項が設定されており、財政難のバルセロナにとっては少し厳しい額かもしれませんが、シャビ監督が空席となっている背番号10を託したいという強い希望もあり、本格的に獲得に動いていくようです。

ベルナルド・シルバ獲得には、バルセロナだけでなく、パリ・サンジェルマンもエムバぺ移籍後の穴埋めとして関心を示しているようです。

マンチェスター・シティとしては、デ・ブライネだけでなく、ベルナルド・シルバも抜ければ大変なことになりますが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

ジャック・グリーリッシュ(イングランド代表)

生年月日:1995年9月10日(28歳)
ポジション:LWG、OMF、LMF
移籍先候補:チェルシー、アストン・ヴィラ、サウジアラビアリーグ

足元に吸い付くようなボールタッチを駆使し、変幻自在なドリブル突破でチャンスメイクしていくイングランド屈指のウィンガーです。

高い位置でのボールキープからファウルを貰ったり、守備でも献身的な働きを見せるなど、数字には反映されない部分での貢献度も大きい選手です。

 

アストン・ヴィラの下部組織で育ち、2014年5月にトップチームデビューを果たすと、在籍7シーズンで公式戦通算213試合に出場し、32得点41アシストを記録しました。

2021年夏の移籍市場で、当時のイングランド史上最高額となる移籍金1億ポンド(当時のレートで約152億円)で、マンチェスター・シティに完全移籍で加入しました。

 

加入当初は、高額な移籍金に見合った成績を収めることが出来ず、批判にもさらされましたが、22-23シーズンはチャンスメイクに多く関与し、チームの攻撃を支える活躍を見せました。

しかし2023年夏の移籍市場でドクを獲得したことや、フォーデンフリアン・アルバレスの成長により、23-24シーズンはリーグ戦(35試合消化時点)20試合に出場していますが、スタメン起用はわずか10試合にとどまっています。

 

高い位置でのボールキープからファウルを貰ったり、守備での献身的な働きなどもありますが、ドクのドリブルの鋭さと爆発力はグリーリッシュを押しのけるものとなっています。

現時点でグリーリッシュ獲得にチェルシーが動いている他、古巣アストン・ヴィラへの復帰やサウジアラビアリーグへの移籍の可能性も取り沙汰されています。

 

アストン・ヴィラ在籍時と比べると、自由気ままにプレーできる状態ではなくなりましたが、与えられた役割を遂行し、チームのタイトル獲得に大きく貢献してきました。

まだ28歳と衰えるには早すぎる年齢ですが、マンチェスター・シティの逞しい若手たちに押しやられ、チームを去ってしまうのか、今後の動向に注目です。

 

 

 

まとめ

いかがでしたか。

 

今回は、2024年夏のマンチェスター・シティの最新移籍情報と補強ポイント狙っていると噂の獲得候補選手退団が噂される選手を取り上げました。

 

グアルディオラ監督体制も8シーズン目に入り、偽9番システムや偽サイドバックなど、現代サッカーのトレンドともいえる戦術をチームに浸透させ、欧州のタイトル戦線の中心に立っています。

23-24シーズンは、ハーランドデ・ブライネの故障離脱もあり、難しい試合が続いた時期もあった中、何とか勝ち点を積み重ね、フォーデンの進化や、新戦力のグバルディオルドクの活躍といった明るい話題もありました。

 

とはいえ、圧倒的な強さを誇った22-23シーズンの強さは過去のものであり、この夏の移籍市場では今後もマンチェスター・シティが欧州でトップ戦線に残り続けることが出来るかの転換点ともいえる重要な局面になるでしょう。

ビッグイヤーの奪還、そしてプレミアリーグで再び圧倒的な強さを示すべく、2024年夏の移籍市場でマンチェスター・シティはどんな動きを見せてくるのか、今まで以上に注目ですね!

 

他に気になるチームはありますか?

プレミアリーグ(イングランド)

 

ブンデスリーガ(ドイツ)

 

リーガエスパニョーラ(スペイン)

 

セリエA(イタリア)

 

リーグアン(フランス)

いつもありがとうございます!

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