チェルシーファンの皆さん、こんにちは。
昨シーズンは途中からトゥヘル監督が就任し、見事チャンピオンリーグ優勝を果たし、今シーズンもその勢いそのままに前半戦は首位を走っていました。
ただ、新型コロナウイルスや怪我人の離脱も重なり、ベストメンバーを組むことが出来ず、12月以降は勝ち点を取りこぼした試合も多く、現在プレミアリーグでは首位マンチェスター・シティとの勝ち点16pt差の3位につけています。
首位のマンチェスター・シティとは2試合消化が少ない状況ですが、直接対決にも敗れ、その後も勝利を重ねたシティと大きく差が付けられてしまいました。
とはいえ、この試合数の多さと離脱者の多い状況で、シーズンの乗りこなすのは大変な中、チームの状況を受けてシステムを柔軟に変更し、上手く対応しているトゥヘル監督のマネジメント力の高さは際立っています。
UAEで行われたクラブ・ワールドカップで延長戦の末、パルメイラスに勝利し、タイトルを獲得しましたし、若手の台頭も明るいニュースとなっていますね。
ということで今回は、チェルシーの21-22シーズン後半戦の
- 最新移籍情報まとめ
- スタメン・フォーメーション予想
- まとめ
の順にお伝えしていきます。
最新移籍情報まとめ
21-22シーズン冬の移籍期間での選手の動きは以下の通りです。
〈IN〉
pos. | 選手名 | 前所属 | 移籍形態 |
MF | ケネディ | フラメンゴ(ブラジル) | レンタルバック |
〈OUT〉 なし
新加入として扱っていないかもしれませんが、冬の移籍市場での動きは、ケネディのレンタルバックのみとなりました。
チルウェルが今シーズン絶望となった為、左サイドバックの補強が優先課題となり、前エバートンのディーニュ獲得を狙っていましたが、これも失敗に終わり、エメルソン・パルミエリのレンタルバックも所属先のリヨンが応じず、ケネディのレンタルバックでとりあえず形を整えた印象です。
契約延長も、リュディガー、クリステンセン、アスピリクエタといった今シーズン終了で契約が切れる選手たちの動きもありませんでした。
シーズン終盤にかけて、色々移籍の噂が飛び交うかもしれません。
スタメン・フォーメーション予想
21-22シーズン後半戦のチェルシーの基本フォーメーション予想です。
トゥヘル監督がチェルシーでベースとしている3-4-3のフォーメーションですが、選手の起用状況などに合わせて、4-3-3にすることもあります。
各ポジションごとに分析してみましょう。
〈GK&DF〉
正GKは開幕からメンディが務め、高いセービング技術を見せてきましたが、アフリカ・ネーションズカップ参加により離脱した1月の数試合はケパが正GKを務め、安定したパフォーマンスを見せました。
第26節からメンディが復帰し、早速クリーンシートを達成していました。
メンディでなければどうなっていたか分からないくらい、今シーズン前半ではビックセーブを見せていましたし、引き続き正GKとして君臨しつづけることでしょう。
/
メンディ
止める💥
止める💥
止めまくる💥
\ビッグセーブ連発🥅🙌💥⚽
勝利の立役者はこの男👏🏴プレミアリーグ第8節
🆚ブレントフォード×チェルシー
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DFラインですが、3バックはクリステンセン、チアゴ・シウヴァ、リュディガーの3バックが前半戦は安定しており、チャロバーやマラング・サールなども起用されることも増えてきました。
SBの離脱が続き4バックが導入されることもありますが、3バックに慣れている選手も多く、3バックの方が安定している印象が強いですね。
〈MF〉
WBですが、開幕から右はリース・ジェームズ、左はチルウェルが攻守にわたり動き回り、高い得点力を見せてきましたが、チルウェルは膝の手術により今シーズン絶望になり、リース・ジェームズも筋肉系のトラブルにより、第21節以降出場がありません。
リース・ジェームズの早い復帰を期待したいところですが、当面は、右にアスピリクエタ、左にマルコス・アロンソが起用されることになり、少し守備的になるかもしれません。
アスピリクエタは3バックに入ることもあるので、離脱者が増えると負担が大きくなるかもしれません。
CMFですが、ジョルジーニョとカンテが基本路線となります。
カンテは相変わらず攻守で豊富な運動量を誇り、ボール奪取力も高く、チームに欠かせないプレイヤーとなっています。
ジョルジーニョもコンディション不良により欠場する試合もありますが、精度の高いパスを供給し、組み立て役として欠かせない存在といえるでしょう。
ジョルジーニョ欠場時はコヴァチッチが起用されることが多く、パス精度の高さや鋭いスペースの動き出しを見せ、攻守で大きく貢献しています。
〈FW〉
二列目は、まずここ数試合はツィエクが起用され結果を残しています。
第26節クリスタルパレス戦での決勝ゴールなど、要所で得点を決めるのに加え、右サイドからのチャンスメイクや守備面での貢献度も高く、前半戦少なかった出場機会を徐々に取り戻しつつあります。
RWBに攻撃的なリース・ジェームズが復帰すれば、よりに縦に絞ったポジショニングになるでしょう。
もう片方はマウントが務めます。
今シーズンのチームの得点王であり、豊富な運動量とスペースへの鋭い動き出しで、前線が作ったタメを生かしたプレーから得点を奪っています。
/
信じられない
スーパーゴール!!!
後ろからきた浮き球を
ダイレクトボレー☄💥
\カウンターからシイェシュが右サイドへロングパス。
走り込んだマウントが見事に蹴り込んだ👏👏
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控えにはプリシッチやヴェルナーがいます。
1トップは少し迷いましたがハフェルツと予想しました。
前半戦はルカクが存在感を発揮していましたが、ここまで5ゴールと結果を残せず、不用意な発言からのトラブルも起こしてしまいました。
第26節クリスタルパレス戦では90分フル出場でボールタッチわずか7回という不名誉な記録を残してしまい、ポストプレイヤーとしては抜群の強さを誇り、個の力は大きいものの、全体としては孤立してしまう印象です。
それに対してハフェルツは、ルカクと同レベルのキープ力を持つだけでなく、周りを生かして流動性を高めることも出来ます。
システムの影響から、なかなか出場機会を多く得ることが出来ていませんが、2列目でもプレーできるハフェルツが1トップで入れば、上手くスペースを作り出し、得点力の高いMFを生かすことが出来るでしょう。
まとめ
いかがでしたか。
今回は、『チェルシー2021-22最新スタメン・フォーメーションまとめ!移籍新加入選手も調査!』と題してお伝えしました。
プレミアリーグは少し厳しい状況になっていますので、まずは3位をキープしてCL出場権を確保するのが現実的な目標かもしれません。
CLやFAカップ、カラバオカップなどまだ残っているタイトルもありますので、どのタイトルに照準を合わせるか、注目したいですね。
ロシアのウクライナ侵攻を受け、ここまでチームを強化してきたアブラモヴィッチ・オーナーがクラブの運営権をチェルシー財団の評議員に手放すといったニュースもありました。
賛否両論ありますが、クラブ・選手のために大きな決断を下したので、チームにどう影響をもたらすかにも注目したいと思います。
いつもありがとうございます!
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