u20ワールドカップ2023日本代表スタメン・フォーメーションは?注目選手はコチラ!

サッカーファンの皆さん、こんにちは。

 

2023年5月20日(土)から、FIFAU-20ワールドカップが開催されます!

 

2年ごとに開催されていたこのU-20ワールドカップですが、2021年大会は新型コロナウイルスによる影響により中止になり、今大会は4年ぶりの開催となります。

そしてU-20日本代表ですが、先月にウズベキスタンで開催されたU-20アジアカップ2023でベスト4に進出し、見事3大会連続のU-20ワールドカップ出場を決めました。

 

U-20ワールドカップ2023は当初インドネシアで開催予定となっていましたが、本大会に出場するイスラエルU-20代表に対し、イスラム教徒を多く抱えるインドネシアはパレスチナ問題などを巡り、反発の声が多くなり、大会開幕2か月を切った中でFIFAは急遽開催国をインドネシアから変更すると発表しました。

現時点では正式発表は無いものの、アルゼンチンが開催国として正式に招致を発表し、FIFAからの公式発表も間近ではないかとされています。

 

このU-20ワールドカップは、世界的なスターへの登竜門として注目度が高い大会となっています。

前回の2019年大会では、ノルウェー代表として出場したアーリング・ブラウト・ハーランド(現マンチェスター・シティ)が得点王に輝き、当時在籍していたザルツブルクから、大会の半年後にドルトムントへ移籍しました。

また前回大会の日本代表メンバーを見てみると、鈴木彩艶(浦和)、瀬古歩夢(グラスホッパー)、菅原由勢(AZ)、伊藤洋輝(シュトゥットガルト)、中村敬斗(LASKリンツ)など、カタールW杯の出場メンバーやこれからの日本代表を担うと期待されるメンバーも多く含まれています。

 

この大会では、世界的なスターへのステップアップを狙う多くの若手が躍動する姿を見ることが出来るでしょう。

ということで、今回は

  • U-20ワールドカップ2023の日程・組み合わせ
  • U-20ワールドカップ2023の日本代表メンバー
  • U-20ワールドカップ2023の注目選手
  • まとめ

の順でお伝えしていきます。

U-20ワールドカップ2023の日程・組み合わせ

2023年のU-20ワールドカップの日程は

開催期間:2023年5月20日(土)~6月11日(日)

 

当初は3月31日(金)に組み合わせ抽選会が行われる予定でしたが、インドネシアからの開催地変更により、組み合わせ抽選会も延期となっています。

開催地決定、また組み合わせ決定後、改めて追記致します。

 

 

 

U-20ワールドカップ2023の日本代表メンバー

今のところまだメンバーが発表されていませんので、個人的に予想していきます(決定次第追記していきます)。

U-20ワールドカップに臨むU-20日本代表メンバー21名ですが、先月に行われたU-20アジアカップの参加メンバーが中心になると予想されます。

 

ちなみに、U-20アジアカップでの日本代表メンバーは以下の通りです。

〈GK〉

  • 彼島 優(流通経済大)
  • 木村 凌也(日本大)
  • 春名 竜聖(水戸)

 

〈DF〉

  • 諏訪間 幸成(筑波大)
  • 菊地 脩太(清水)
  • 中野 伸哉(鳥栖) →怪我のため不参加
  • 松田 隼風(水戸)
  • 屋敷 優成(大分)
  • 田中 隼人(柏)
  • 高井 幸大(川崎)
  • 高橋 センダゴルタ仁胡(バルセロナ)

 

〈MF〉

  • 熊取谷 一星(明治大)
  • 横山 歩夢(鳥栖)
  • 永長 鷹虎(川崎)
  • 松木 玖生(FC東京)
  • 山根 陸(横浜F・M)
  • 佐野 航大(岡山)
  • 甲田 英將(名古屋)
  • 安部 大晴(長崎)
  • 保田 堅心(大分)
  • 松村 晃助(横浜F・Mユース) →2/21 追加招集

 

〈FW〉

  • 坂本 一彩(岡山)
  • 熊田 直紀(FC東京)
  • 北野 颯太(C大阪)

 

フォーメーションは以下の通りです。

ここに食い込むと予想されるメンバーとしては…

〈GK〉

  • 波多野 崇史(同志社大)
  • 佐藤瑠星(筑波大)

 

〈DF〉

  • チェイス・アンリ(シュトゥットガルト)
  • 工藤 孝太(藤枝MYFC)
  • 前田 バドー慈英(ブラックバーン)
  • 土屋巧(柏)
  • 東 廉太(FC東京)

 

〈MF〉

  • 宇野 禅斗(町田)
  • 山崎 太新(筑波大)
  • 中村 仁郎(G大阪)
  • 福井 太智(バイエルン・ミュンヘンⅡ)
  • 中井 卓大(レアル・マドリード・カスティージャ)
  • 石渡 ネルソン(C大阪)

 

〈FW〉

  • 二田 理央(インスブルック)
  • 福田 師王(ボルシアMG)

などが挙げられるでしょう。

 

Jクラブで既に主力として活躍している選手も多く、海外クラブに所属している選手もおり、メンバー発表が楽しみですね。

 

メンバーが決定しました!

GK

  • 12 彼島 優 カノシマ ユウ(流通経済大)
  •  1  木村 凌也 キムラ リョウヤ(日本大)
  • 21 春名 竜聖 ハルナ リュウセイ(水戸ホーリーホック)

 

DF

  •  4  菊地 脩太 キクチ シュウタ(清水エスパルス)
  •  2  松田 隼風 マツダ ハヤテ(水戸ホーリーホック)
  • 15 屋敷 優成 ヤシキ ユウセイ(大分トリニータ)
  •  3  田中 隼人 タナカ ハヤト(柏レイソル)
  • 13 チェイス アンリ(VfBシュツットガルト/ドイツ)
  • 19 高井 幸大 タカイ コウタ(川崎フロンターレ)
  • 16 髙橋 仁胡 タカハシ ニコ(FCバルセロナ/スペイン)

 

MF

  • 14 永長 鷹虎 エイナガ タカトラ(川崎フロンターレ)
  •  7  松木 玖生 マツキ クリュウ(FC東京)
  •  5  山根 陸 ヤマネ リク(横浜F・マリノス)
  •  8  佐野 航大 サノ コウダイ(ファジアーノ岡山)
  • 17 松村 晃助 マツムラ コウスケ(法政大)
  • 20 安部 大晴 アベ タイセイ(V・ファーレン長崎)
  •  6  福井 太智 フクイ タイチ(FCバイエルン・ミュンヘン/ドイツ)
  • 10 北野 颯太 キタノ ソウタ(セレッソ大阪)

 

FW

  • 11 坂本 一彩 サカモト イサ(ファジアーノ岡山)
  • 18 熊田 直紀 クマタ ナオキ(FC東京)
  • 9  福田師王選手(ボルシアMG)

 

トレーニングパートナー(大会開幕までトレーニングに参加)

  • 稲垣 篤志 イナガキ アツシ(明治大)
  • 石渡 ネルソン イシワタリ ネルソン(セレッソ大阪)

 

 

 

U-20ワールドカップ2023の注目選手

次に、U-20日本代表予想メンバー、また各国代表に入ると予想される注目選手を紹介いたします。

 

U-20日本代表

松木 玖生(FC東京)

生年月日:2003年4月30日(19歳)
ポジション:CMF、OMF

この世代で一番の知名度と実績を誇るプレーヤーではないでしょうか。

2021年度の高校サッカー3冠を成し遂げた青森山田高校の中心選手として活躍し、FC東京に加入後、昨シーズンはプロ1年目ながら開幕スタメンに抜擢され、2022シーズンはJ1で31試合に出場し、2得点3アシストと堂々たる成績を収めました。

 

松木の持ち味は、フィジカルの強さや、精度の高さと強さを併せ持つシュート力がある左足です。

また推進力のあるドリブルや積極的な攻撃参加を見せ、守備面でもフィジカルの強さと運動量を生かし、アグレッシブなプレーを見せます。

チームでも最年少ながら物怖じすることのないプレーを見せるなど、メンタルの強さにも定評があります。

 

U-20アジアカップではチームの主将としてプレーし、準々決勝のヨルダン戦までスタメン起用されましたが、疲労を考慮した結果、準決勝のイラク戦ではスタメンから外れ、試合に敗れ悔しさを味わいました。

松木自身も「自分はまだ海外のレベルには達していない」と高い意識を持ち、U-20ワールドカップでの奮起を誓っていました。

青森山田高在籍時には、リーグアンのリヨンの練習に参加するなど、海外志向が元々高く、このU-20ワールドカップでの活躍次第で、一気に海外挑戦へと動いていくかもしれませんね。

自身のプレーで日本代表を勝利に導くだけでなく、海外への扉も開くことが出来るのか、松木のプレーから目が離せません!

 

 

高橋 センダゴルタ仁胡(バルセロナ フベニールA)

生年月日:2005年8月17日(17歳)
ポジション:LSB、CB

アルゼンチン人の父と日本人の母を持ち、スペインで育ち、現在はバルセロナの下部組織に在籍する期待のLSBです。

世代としては一つ下になりますが、昨年5月にモーリスレベロトーナメントに参加するU-19日本代表に飛び級で選出され、その後も継続的に招集されて、U-20アジアカップでは4試合に出場しました。

 

バルセロナ仕込みの足元の技術の高さを持ち、ボールの扱い方を正確かつ無駄な動きが一切なく、ポジショニングの良さやトランジションの速さ、突破力の高さもあり、U-20日本代表を率いる富樫剛一監督を唸らせるプレーを見せています。

イギリス紙「ガーディアン」の企画の中で、サッカー界を担う世界の期待の若手60人の中で、唯一日本人で選出され、海外からの注目も集めています。

 

敬語を使うのは苦手なものの、流ちょうな関西弁を話し、チームに溶け込むだけでなく、日の丸を背負う思いの強さもあります。

「お母さんの国」である日本代表のユニフォームを着た時、お母さんが泣いていたと語り、カタールW杯の日本vsスペイン戦は、日本代表の気持ちで見ていたとも語っています。

日本だけでなく、世界からも注目され、U-20ワールドカップでの活躍はもちろんのこと、今後はバルセロナのトップチーム昇格、また日本代表のサイドバックの定位置確保にも期待したいですね。

 

 

その他各国代表

今大会に出場出来る選手資格は、2003年1月1日以降生まれの選手となっています。

 

2003年以降生まれの選手たちで、現在の市場価値の高い順(TransferMarkt調べ、2023年4月1日現在)から言うと…

1位:ジュード・べリンガム(ドルトムント/イングランド代表)
2位:ジャマル・ムシアラ(バイエルン・ミュンヘン/ドイツ代表)
3位:ガビ(バルセロナ/スペイン代表)
4位:フロリアン・ヴィルツ(レヴァークーゼン/ドイツ代表)
5位:ラスムス・ホイルンド(アタランタ/デンマーク代表)
6位:ハーヴェイ・エリオット(リバプール/イングランドU-21代表)
7位:アレハンドロ・バルデ(バルセロナ/スペイン代表)
8位:ジョルジオ・スカルヴィーニ(アタランタ/イタリア代表)
9位:シャビ・シモンズ(PSV/オランダ代表)
10位:ユスファ・ムココ(ドルトムント/ドイツ代表)

となっており、なかなかの錚々たる豪華メンバーとなっています。A代表の主力を既に担っている選手も多く、ここで挙げた選手たちの多くはU-20ワールドカップには出場しない可能性が高いでしょう。

 

それ以外にも、このU-20ワールドカップをキッカケに大きく飛躍しようとしている注目の若手も多く、今回は注目選手を2人紹介したいと思います。

セぺ・エリー・ワヒ(モンペリエ/フランスU-20代表)

生年月日:2003年1月2日(20歳)
ポジション:CF、RWG、LWG

リーグアンのモンペリエに所属する若手期待のストライカーです。

昨シーズンはリーグアンで33試合に出場し、10得点を記録、今シーズン(第29節終了時点)は25試合で12得点を記録ていて、ムバッペ(パリ・サンジェルマン)に続き、10代でリーグアン通算20得点を達成しました。

身体能力の高さと、スピードに乗った突破を武器とし、単独でゴールまで持ち込む力を持っています。

リーグアン第26節アンジェ戦では、後半から途中出場後、左サイドのラインぎりぎりで相手を背負いかわし、一気にドリブルで持ち込みゴールを奪いました。

短気な性格ゆえに、警告や退場を受けるなど、荒々しさも残りますが、今シーズンはチームの得点源として、自信に満ち溢れた活躍を見せています。

 

今シーズンのここまでの活躍を受け、アーセナルトッテナムミランドルトムントなどが獲得に動いているようです。

モンペリエワヒの移籍金として最低でも3000万ユーロ(約42億3000万円)を要求する姿勢のようですが、U-20ワールドカップでの活躍で、さらに移籍金を上乗せできると踏んでいるのかもしれません。

U-20ワールドカップでフランスを優勝に導き、ステップアップへの土台を築くことが出来るのか、注目です。

 

 

ヴィトール・ロッキ(アトレチコ・パラナエンセ/ブラジルU-20代表)

生年月日:2005年2月28日(18歳)
ポジション:CF、RWG、LWG

ブラジルのアトレチコ・パラナエンセに所属する18歳の期待のストライカーです。

クラブのリーグ、またリベルタドーレスでの最年少得点記録を塗り替え、カタールW杯後の初陣となる3月のブラジル代表メンバーにも初招集されました。

 

身長172㎝とストライカーとしては小柄な部類に入るものの、筋肉質な体格と、重心を低くしたドリブル突破で力強く相手ゴールに迫っていき、そのプレースタイルから、“フェノーメノ(怪物)”と称された元セレソンのレジェンド、ロナウド氏と比較する声もあります。

フィジカルの強さと運動量を生かした前線からの守備の強さにも定評があります。

中央だけでなく、ウイングでも起用できるユーティリティ性もありますが、中央での起用の方がより破壊力が増すことでしょう。

セレソンデビューも果たし、今後のセレソンの中心を担うと期待されている逸材は、この大会で一気に世界にその名を轟かせることが出来るのか、注目です。

 

 

 

まとめ

いかがでしたか。

 

今回は、開幕が近づくU-20ワールドカップ2023の日程や組み合わせ、日本代表メンバー予想に加え、注目選手も併せてご紹介いたしました。

 

開幕2か月を切った土壇場での急遽開催地変更となりましたが、新型コロナウイルスの影響も徐々に少なくなっており、4年ぶりの開催となるU-20ワールドカップは是が非でも開催してほしいですね。

今大会に参加する世代は、パリ・オリンピックに出場する世代にも該当し、今大会の活躍でパリ・オリンピック代表にも食い込んでいくだけでなく、一気に海外移籍へとステップアップしていく可能性もあります。カタールW杯と同様、U-20日本代表の世界を驚かせる活躍に期待ですね!

いつもありがとうございます!

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