UEFAチャンピオンズリーグ歴代得点王・アシスト王を調査!2022-23シーズンも調査!

サッカーファンの皆さん、こんにちは。

ヨーロッパサッカーの最高峰の大会であり、サッカー選手の憧れの大会の一つでもあるUEFAチャンピオンズリーグですが、その歴史の中で色々気になる記録がありますよね。

 

個人的には、やはり試合の中で最も盛り上がる得点に絡む記録、得点王・アシスト王は気になります!

 

ということで今回は、UEFAチャンピオンズリーグ歴代得点王とアシスト王にフォーカスして、さらにに22-23シーズンのタイトル争いを占ってみましょう。

記事の順番は、

  • UEFAチャンピオンズリーグ歴代得点王
  • UEFAチャンピオンズリーグ歴代アシスト王
  • UEFAチャンピオンズリーグ2022-23の得点王とアシスト王は?
  • まとめ

の順でお伝えしていきます。

UEFAチャンピオンズリーグ歴代得点王

まずは、チャンピオンズリーグ(ヨーロピアン・カップ時代も含む)の歴代得点王をご紹介します。

 

シーズン 選手名 所属チーム 得点数
2021-22 カリム・ベンゼマ レアル・マドリード 15
2020-21 アーリング・ハーランド ドルトムント 10
2019-20 ロベルト・レヴァンドフスキ バイエルン・ミュンヘン 15
2018-19 リオネル・メッシ バルセロナ 12
2017-18 クリスティアーノ・ロナウド レアル・マドリード 15
2016-17 クリスティアーノ・ロナウド レアル・マドリード 12
2015-16 クリスティアーノ・ロナウド レアル・マドリード 16
2014-15 ネイマール他2人※1 バルセロナ 10
2013-14 クリスティアーノ・ロナウド レアル・マドリード 17
2012-13 クリスティアーノ・ロナウド レアル・マドリード 12
2011-12 リオネル・メッシ バルセロナ 14
2010-11 リオネル・メッシ バルセロナ 12
2009-10 リオネル・メッシ バルセロナ 8
2008-09 リオネル・メッシ バルセロナ 9
2007-08 クリスティアーノ・ロナウド マンチェスター・ユナイテッド 8
2006-07 カカ ミラン 10
2005-06 アンドリー・シェフチェンコ ミラン 9
2004-05 ルート・ファン・ニステルローイ マンチェスター・ユナイテッド 8
2003-04 フェルナンド・モリエンテス モナコ 9
2002-03 ルート・ファン・ニステルローイ マンチェスター・ユナイテッド 12
2001-02 ルート・ファン・ニステルローイ マンチェスター・ユナイテッド 10
2000-01 ラウール・ゴンサレス レアル・マドリード 7
1999-00 マリオ・ジャルデウ他2人※2 ポルト 10
1998-99 アンドリー・シェフチェンコ他1人※3 ディナモ・キエフ 8
1997-98 アレッサンドロ・デル・ピエロ ユベントス 10
1996-97 ミリンコ・パンティッチ アトレティコ・マドリード 5
1995-96 ヤリ・リトマネン アヤックス 9
1994-95 ジョージ・ウェア パリ・サンジェルマン 7
1993-94 フリスト・ストイコチフ バルセロナ 5
1992-93 フランク・ソゼー マルセイユ 7
1991-92 セルゲイ・ユラン他1人※4 ベンフィカ 7
1990-91 ジャン・ピエール・パパン他1人※5 マルセイユ 6
1989-90 ロマーリオ他1人※6 PSV 6
1988-89 マルコ・ファン・バステン ミラン 10
1987-88 ゲオルゲ・ハジ他5人※7 ステアウア・ブカレスト 4
1986-87 ボリスラフ・ツヴェトコヴィッチ ツヴェルナ・ズヴェズタ 7
1985-86 トルビョーン・ニルソン IFKヨーテボリ 7
1984-85 ミシェル・プラティニ他1人※8 ユベントス 7
1983-84 ヴィクトル・ソコル ディナモ・ミンスク 6
1982-83 パオロ・ロッシ ユベントス 6
1981-82 ディーター・ヘーネス バイエルン・ミュンヘン 7
1980-81 テリー・マクダーモット他2人※9 リバプール 6
1979-80 セーレン・レアビー アヤックス 10
1978-79 クラウディオ・スルサー グラスホッパー 11
1977-78 アラン・シモンセン ボルシアMG 5
1976-77 ゲルト・ミュラー他1人※10 バイエルン・ミュンヘン 5
1975-76 ユップ・ハインケス ボルシアMG 6
1974-75 ゲルト・ミュラー他1人※11 バイエルン・ミュンヘン 5
1973-74 ゲルト・ミュラー バイエルン・ミュンヘン 8
1972-73 ゲルト・ミュラー バイエルン・ミュンヘン 11
1971-72 ヨハン・クライフ他3人※12 アヤックス 5
1970-71 アントニス・アントニアディス パナシナイコス 10
1969-70 ミック・ジョーンズ リーズ 8
1968-69 デニス・ロー マンチェスター・ユナイテッド 9
1967-68 エウゼビオ ベンフィカ 6
1966-67 ユルゲン・ピーペンバーグ他1人※13 フォルヴェルツ・ベルリン 6
1965-66 エウゼビオ他1人※14 ベンフィカ 7
1964-65 エウゼビオ他1人※15 ベンフィカ 9
1963-64 フェレンツ・プスカシュ他2人※16 レアル・マドリード 7
1962-63 ジョゼ・アルタフィーニ ミラン 14
1961-62 ハインツ・シュトレール ニュルンベルク 8
1960-61 ジョゼ・アグアス ベンフィカ 11
1959-60 フェレンツ・プスカシュ レアル・マドリード 12
1958-59 ジュスト・フォンテーヌ スタッド・ランス 10
1957-58 アルフレッド・ディ・ステファノ レアル・マドリード 10
1956-57 デニス・ヴァイオレット マンチェスター・ユナイテッド 9
1955-56 ミロシュ・ミルティノヴィッチ パルチザン 8

※1:リオネル・メッシ(バルセロナ)、クリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリード)
※2:リヴァウド(バルセロナ)、ラウール・ゴンサレス(レアル・マドリード)
※3:ドワイト・ヨーク(マンチェスター・ユナイテッド)
※4:ジャン・ピエール・パパン(マルセイユ)
※5:ペーター・パクルト(ヴァッカー・インスブルック)
※6:ジャン・ピエール・パパン(マルセイユ)
※7:ジャン・マルク・フェッレーリ(ボルドー)、ラバー・マジェール(ポルト)、アリー・マッコイスト(レンジャーズ)、ペタル・ノヴァク(スパルタ・プラハ)、ルイ・アグアス(ベンフィカ)
※8:トルビョーン・ニルセン(IFKヨーテボリ)
※9:グレアム・スーネス(リバプール)、カール・ハインツ・ルンメニゲ(バイエルン・ミュンヘン)
※10:フランコ・クチノッタ(チューリッヒ)
※11:エドゥアルド・マルカロフ(アララト・エレバン)
※12:ドゥナイ・アンタル(ウーイペシュト・ド―ジャ)、ロー・マカリ(セルティック)、シルベスター・タカッチ(スタンダール・リエージュ)
※13:ポール・ヴァン・ヒムスト(アンデルレヒト)
※14:アルベルト・フローリアーン(フェレンツヴァ―ロシュ)
※15:ジョゼ・アウグスト・トーレス(ベンフィカ)
※16:ヴラディツァ・コヴァチェヴィッチ(パルチザン)、サンドロ・マッツォーラ(インテル)

 

錚々たるスタープレーヤーやレジェンドたちが名を連ねます。

出場クラブが32になった1999-2000シーズン以降は、試合数も増え、得点王の得点数も多くなっている傾向がありますね。

また1試合で大量得点を奪い、そのまま得点王のタイトルを獲得するというパターンも少なくなっています。

 

ちなみに、チャンピオンズリーグの1試合における最多得点記録は“”となっており、達成者は以下の通りです。

シーズン 選手名 所属チーム
1959-60 オウェ・オールセン IFKヨーテボリ
1961-62 ベント・ロフクヴィスト オーデンセ
1962-63 ジョゼ・アルタフィーニ ミラン
1962-63 レイ・クロフォード イプスウィッチ
1964-65 二コラ・コツコフ ロコモティフ・ソフィア
1965-66 アルベルト・フローリアーン フェレンツヴァ―ロシュ
1966-67 ポール・ヴァン・ヒムスト アンデルレヒト
1972-73 ゲルト・ミュラー バイエルン・ミュンヘン
1978-79 クラウディオ・スルサー グラスホッパー
1979-80 セーレン・レアビー アヤックス
2011-12 リオネル・メッシ バルセロナ
2014-15 ルイス・アドリアーノ シャフタール
2022-23 アーリング・ハーランド マンチェスター・シティ

 

 

 

UEFAチャンピオンズリーグ歴代アシスト王

次にチャンピオンズリーグの歴代アシスト王(ヨーロピアン・カップ時代は除く)をご紹介します。

 

シーズン 選手名 所属チーム アシスト数
2021-22 ブルーノ・フェルナンデス マンチェスター・ユナイテッド 7
2020-21 ファン・クアドラード ユベントス 6
2019-20 アンヘル・ディ・マリア パリ・サンジェルマン 7
2018-19 キリアン・エムバぺ他3人※1 パリ・サンジェルマン 5
2017-18 ジェームズ・ミルナー リバプール 9
2016-17 ネイマール バルセロナ 8
2015-16 キングスレイ・コマン バイエルン・ミュンヘン 6
2014-15 リオネル・メッシ バルセロナ 6
2013-14 ウェイン・ルーニー マンチェスターユナイテッド 8
2012-13 マリオ・ゲッツェ ドルトムント 8
2011-12 トニ・クロース バイエルン・ミュンヘン 8
2010-11 メスト・エジル他1名※2 レアル・マドリード 7
2009-10 ウェズレイ・スナイデル インテル 6
2008-09 シャビ他2名※3 バルセロナ 7
2007-08 アレックス フェネルバフチェ 5
2006-07 ライアン・ギグス マンチェスター・ユナイテッド 8
2005-06 ロナウジーニョ他1人※4 バルセロナ 5
2004-05 カカ他1人※5 ミラン 6
2003-04 デコ ポルト 10
2002-03 ジネディーヌ・ジダン レアル・マドリード 7
2001-02 ファン・セバスチャン・ベロン他6人※6 マンチェスター・ユナイテッド 5
2000-01 ルイス・フィーゴ レアル・マドリード 9
1999-00 ルイス・フィーゴ バルセロナ 8
1998-99 デイヴィッド・ベッカム他1人※7 マンチェスター・ユナイテッド 8
1997-98 ロベルト・カルロス他1人※8 レアル・マドリード 6
1996-97 ジネディーヌ・ジダン ユベントス 6
1995-96 シュテファン・ロイター他4人※9 ドルトムント 3
1994-95 エリック・ワフルステッド IFKヨーテボリ 4
1993-94 デヤン・サヴィチェヴィッチ ミラン 5
1992-93 ルディ・フェラー マルセイユ 6

※1:ドゥシャン・タディッチ(アヤックス)、ルイス・スアレス(バルセロナ)、ジョルディ・アルバ(バルセロナ)
※2:アンドレス・イニエスタ(バルセロナ)
※3:フランク・ランパード(チェルシー)、フランク・リベリー(バイエルン・ミュンヘン)
※4:ヨハン・ミクー(ブレーメン)
※5:ダミアン・ダフ(チェルシー)
※6:ゼ・ロベルト(レバークーゼン)、ハサン・サリハミジッチ(バイエルン・ミュンヘン)、イェルドレイ・バストゥルク(レバークーゼン)、ロベルト・カルロス(レアル・マドリード)、ベルント・シュナイダー(レバークーゼン)、デイヴィッド・ベッカム(マンチェスター・ユナイテッド)
※7:ドワイト・ヨーク(マンチェスター・ユナイテッド)
※8:ジネディーヌ・ジダン(ユベントス)
※9:アラン・シアラー(ブラックバーン)、アンジェロ・ディ・リヴィオ(ユベントス)、ジャンルカ・ヴィアッリ(ユベントス)、アレッサンドロ・デル・ピエロ(ユベントス)

 

 

 

UEFAチャンピオンズリーグ2022-23の得点王とアシスト王は?

では、2022-23シーズンの得点王とアシスト王は誰になるのでしょうか?

現時点(準々決勝1stレグ終了時点)での得点ランキングとアシストランキングは以下の通りです。

 

〈得点ランキング〉赤字:現時点で勝ち残っているチーム所属の選手

順位 選手名 所属チーム 得点数
1 アーリング・ハーランド マンチェスター・シティ 11
2 モハメド・サラー リバプール 8
3 キリアン・エムバぺ パリ・サンジェルマン 7
4 ヴィニシウス・ジュニオール レアル・マドリード 6
ジョアン・マリオ ベンフィカ 6

 

〈アシストランキング〉赤字:現時点で勝ち残っているチーム所属の選手

順位 選手名 所属チーム アシスト数
1 ジョアン・カンセロ バイエルン・ミュンヘン※1 5
2 ディオゴ・ジョッタ リバプール 4
メイソン・マウント チェルシー 4
ラファエル・レオン ミラン 4
ケヴィン・デ・ブライネ マンチェスター・シティ 4
レオン・ゴレツカ バイエルン・ミュンヘン 4
クヴィチャ・クラワツヘリア ナポリ 4
リオネル・メッシ パリ・サンジェルマン 4
ヴィニシウス・ジュニオール レアル・マドリード 4

※1:マンチェスター・シティとバイエルン・ミュンヘンの2クラブ合計

 

これを受けて、UEFAチャンピオンズリーグ2022-23の得点王とアシスト王をズバリ予想してみたいと思います!

 

得点王は…アーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ)!

ドルトムント在籍時の20-21シーズンチャンピオンズリーグの得点王にも輝きましたが、今シーズンからマンチェスター・シティに加入し、凄まじい勢いで得点を量産しています。

プレミアリーグでは、28試合出場で32得点と、ドルトムント時代と同様、試合数を上回る得点数を記録しています。

1月~2月にかけては無得点で終わる試合も多かったものの、3月に入ってからはリーグ戦3試合で5得点と再びギアを上げてきました。

 

プレミアリーグでのシーズン最多得点記録は、38試合制では2017-18シーズンのモハメド・サラー(リバプール)の32得点で、42試合制では34得点となっていますが、いずれも上回っていくことでしょう。

シーズン公式戦通算での得点数は、02-03シーズンのルート・ファン・ニステルローイ(マンチェスター・ユナイテッド)、17-18シーズンのサラーの44得点を既に上回り、47得点(4/18現在)となっています。

リーグ戦、FAカップ、そしてチャンピオンズリーグも合わせて、残り試合数は10試合以上残っており、ハーランドは数々の歴史を塗り替えるだけでなく、マンチェスター・シティに新たな歴史の1ページを加える活躍を見せてくれることでしょう。

 

 

アシスト王は…ケヴィン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ)!

現在、プレミアリーグのアシストランキングでトップに立つ15アシストを記録し、10アシストを記録している2位のサカ(アーセナル)を大きく引き離しています。

20-21シーズン(12アシスト)、そして昨シーズン(8アシスト)を既に上回っており、自己最多の20アシストを記録した19-20シーズンに迫る勢いを見せています。

 

今シーズンのここまでの活躍の要因は、一概にハーランド加入だけとは言い切れませんが、ハーランドとの連携も冴え、素晴らしいコンビネーションを見せています。

SNS上では「デ・ブライネハーランドはパンとバター」、「デ・ブライネは特別なレベルにある」との声も上がっており、ハーランド以上にマンチェスター・シティにおいてデ・ブライネはチームのパフォーマンスを左右する存在となっています。

プレミアリーグでも直近3試合連続でアシストを記録しており、シーズン終盤にかけてタイトル獲得に向けて、さらにペースを上げていくことでしょう。

デ・ブライネの対抗馬となり得るのは、4アシストで並ぶラファエル・レオン(ミラン)とクラワツヘリア(ナポリ)辺りになりそうですが、デ・ブライネがアシスト王の最有力といえるでしょう。

 

そしてここまでの流れを受けて、マンチェスター・シティが悲願のビックイヤー獲得を実現し、もしかしたらプレミアリーグ、FAカップのトレブルを達成するかもしれませんね。

 

 

 

まとめ

いかがでしたか。

 

今回は、UEFAチャンピオンズリーグの歴代得点王とアシスト王を取り上げ、2022-23シーズンの得点王とアシスト王も予想してみました。

 

チャンピオンズリーグの得点王は、その年のバロンドールにも直結する程の大きな影響力を持つものとなります。

かつてはメッシクリスティアーノ・ロナウドで分け合っていたチャンピオンズリーグの得点王ですが、ハーランドエムバぺなど、新世代の台頭もあり、今シーズンは新たな時代への幕開けとなるシーズンとなることでしょう。

クラブだけでなく、個人タイトルにも注目しながら、残り少なくなった今シーズンのチャンピオンズリーグも楽しんでいきましょう。

いつもありがとうございます!

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