ラ・リーガ歴代得点・アシストランキングを調査!1シーズン・1試合の記録も調査!

ラ・リーガファンの皆さん、こんにちは。

 

欧州5大リーグの一つに数えられ、スペクタクルなサッカーが繰り広げられるラ・リーガ

レアル・マドリードバルセロナをはじめ、その戦術やスタイルは世界のサッカーシーンを席巻し、多くの指導者やチームに影響を与えてきました。

 

そんなラ・リーガも、優勝争いだけでなく、得点、アシストランキングにも注目が集まるところです。

今回はラ・リーガ歴代の得点・アシストランキングを改めて振り返ってみたいと思います。

 

ということで今回は、

  • ラ・リーガの歴代得点・アシストランキング
  • 1シーズン・1試合における歴代最多記録
  • 2023-24シーズン現在の得点・アシストランキング
  • まとめ

の順でお伝えしていきます。

 

こんな記事も読まれています

プレミアリーグ歴代得点・アシストランキングを調査!1シーズン・1試合の記録も調査!

セリエA歴代得点・アシストランキングを調査!1シーズン・1試合の記録も調査!

ブンデスリーガ歴代得点・アシストランキングを調査!1シーズン・1試合の得点も調査!

リーグアン歴代得点・アシストランキングを調査!1シーズン・1試合の記録も調査!

ラ・リーガの歴代得点・アシストランキング

では、まずラ・リーガの歴代通算得点ランキングを見てみましょう。(2024年2月28日現在)

 

歴代通算得点ランキング

順位 選手名(国) 所属クラブ 在籍シーズン数 通算得点数 得点王獲得回数
1 リオネル・メッシ(アルゼンチン代表)※ バルセロナ 17 474 8回(09-10、11-12、12-13、16-17、17-18、18-19、19-20、20-21)
2 クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル代表) ※  レアル・マドリード  9  311 3回(10-11、13-14、14-15)
3 テルモ・サラ(元スペイン代表) アスレティック・ビルバオ 15 254 6回(44-45、45-46、46-47、49-50、50-51、52-53)
4 カリム・ベンゼマ(元フランス代表)※ レアル・マドリード 14 238 1回(21-22)
5 ウーゴ・サンチェス(元メキシコ代表) アトレティコ・マドリード
レアル・マドリード
ラージョ・バジェカーノ
12 234 5回(84-85、85-86、86-87、87-88、89-90)
6 ラウール・ゴンサレス(元スペイン代表) レアル・マドリード 16 228 2回(98-99、00-01)
7 アルフレッド・ディ・ステファノ(元スペイン代表) レアル・マドリード
エスパニョール
13 227 5回(53-54、55-56、56-57、57-58、58-59)
8 セサル・ロドリゲス・アルバレス(元スペイン代表) バルセロナ
グラナダ
エルチェ他
16 221 1回(48-49)
9 キニ(元スペイン代表) スポルティング・ヒホン
バルセロナ
16 219 5回(73-74、75-76、79-80、80-81、81-82)
10 パイ―ニョ(元スペイン代表) セルタ・デ・ビーゴ
レアル・マドリード
デポルティボ・ラ・コルーニャ
12 214 2回(47-48、51-52)

※現役。赤字:ラ・リーガでプレー中

 

やはり、メッシクリスティアーノ・ロナウドは異次元ですね…。

2010年代は、この2人でラ・リーガだけでなく、欧州サッカー界を引っ張ってきたと言っても過言ではありません。

 

特にメッシは2008-09シーズンで初めて20得点の大台に乗せて以降、2020-21シーズン終了後に退団するまで、シーズン20得点を下回ったことはありません。

さらに試合数よりも得点数が多かったシーズンは5シーズン(2011-12、2012-13、2014-15、2016-17、2018-19)もあります。

 

 

負けじとクリスティアーノ・ロナウドも、2009-10シーズンからラ・リーガで9シーズンプレーし、一度も20得点を下回ったシーズンは無く、試合数より得点数が上回ったシーズンは4シーズン(2010-11、2011-12、2013-14、2014-15)もあります。

 

互いにライバルとして切磋琢磨し、ラ・リーガを世界最高のリーグとして牽引してきました。

 

 

さらに、ラ・リーガの歴代通算アシストランキングを見てみましょう。(2024年2月28日現在)

歴代通算アシストランキング

順位 選手名(国) 所属クラブ 在籍シーズン数 通算アシスト数
1 リオネル・メッシ(アルゼンチン代表)※
バルセロナ 17 216
シャビ・エルナンデス(元スペイン代表)  バルセロナ  17 130 
3 ミチェル(元スペイン代表) レアル・マドリード 13 127
4 カリム・ベンゼマ(元フランス代表)※ レアル・マドリード 14 119
5 ルイス・フィーゴ(元ポルトガル代表) バルセロナ
レアル・マドリード
10  105
6 クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル代表)※ レアル・マドリード 9 95
7 アントワーヌ・グリーズマン(フランス代表)※ レアル・ソシエダ
アトレティコ・マドリード
バルセロナ
15 90
コケ(スペイン代表)※ アトレティコ・マドリード 15 90
9 ラウール・ゴンサレス(元スペイン代表) レアル・マドリード 16 89
10 エミリオ・ブトラゲーニョ(元スペイン代表) レアル・マドリード 12 88

※現役。赤字:ラ・リーガでプレー中

 

ここもやはりメッシの異次元ぶりが際立っていますね…。

 

そのメッシと共に、ラ・リーガ通算“100ゴール&100アシスト”を記録しているのは、元レアル・マドリードカリム・ベンゼマ(現アル・イティハド)です。

 

クリスティアーノ・ロナウド在籍時は、引き立て役としてロナウドの得点力を大いに引き出し、ロナウド退団後はゴールハンターとしての能力も前面に出し、チームを牽引してきました。

 

そして2021-22シーズンはチャンピオンズリーグ制覇に加え、自身初のリーガ得点王に輝き、バロンドールにも選出されました。

 

 

 

1シーズン・1試合における歴代最多記録

次に、ラ・リーガにおける1シーズン、また1試合における歴代最多記録を見てみましょう。

 

まずは得点ですが、

1シーズン最多得点記録…50得点
2011-12 リオネル・メッシ(バルセロナ)

1試合最多得点記録…7得点
1930-31 バタ(アスレティック・ビルバオ)
1951-52 ラディスラオ・クバラ(バルセロナ)

 

シーズン最多得点は、2011-12シーズンにリオネル・メッシが記録した50得点です。

 

このシーズンは、優勝したレアル・マドリードが総得点数121、2位のバルセロナが総得点数114に対し、3位のバレンシアが総得点数59と、大きく引き離しました。

得点ランキングも1位のメッシが50得点、2位のクリスティアーノ・ロナウドが46得点に対し、3位のファルカオ(アトレティコ・マドリード)は24得点と、大きく引き離しました。

 

とはいえ、そのメッシも1試合最多得点は4点にとどまっています。

ラ・リーガの1試合最多得点記録を持つのは、1930-31シーズンのバタと、1951-52シーズンのラディスラオ・クバラです。

 

1930年代のアスレティック・ビルバオでプレーしたバタは、エースストライカーとしてチームをリーグ戦4度の優勝に導くだけでなく、1930-31シーズンは27得点で得点王にも輝きました。

 

しかし1935-36シーズン以降は、スペイン内戦のため3シーズンにわたりリーグ戦が開催されなかったため、通算得点数をあまり伸ばすことは出来ませんでした。

もし内戦による中断がなければ、歴代得点数でもTOP10に名を連ねるくらいの記録を残していたかもしれませんね。

 

 

次に、アシストですが、

1シーズン最多アシスト記録…22アシスト
2019-20 リオネル・メッシ(バルセロナ)

1試合最多アシスト記録…4アシスト※
2001-02 ルイス・フィーゴ(レアル・マドリード)
2008-09 シャビ(バルセロナ)
2010-11 クリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリード)

※TransferMarkt調べ

 

ここも1シーズンでの最多アシスト数は、リオネル・メッシが記録しています。

 

2019-20シーズンにこの記録を打ち立てるまでは、2008-09シーズンにシャビが記録した20アシストが1シーズンでの最多アシスト記録でした。

2010年代前半に欧州だけでなく世界を席巻したバルセロナの“ティキ・タカ”の凄さを、改めて数字を見て思い知らされますね。

 

 

 

2023-24シーズン現在の得点・アシストランキング

ではここで、2023-24シーズン現在の得点・アシストランキングを見てみましょう。

 

まずは得点ランキングです。(第26節終了時点)

得点ランキング(2023-24シーズン)

順位 選手名(国) 所属クラブ 得点数
1 ジュード・べリンガム(イングランド代表) レアル・マドリード 16
2 ボルハ・マジョラル(スペイン)  ヘタフェ  15
3 アルテム・ドフビク(ウクライナ代表) ジローナ 14
4 アンテ・ブディミル(クロアチア代表) オサスナ 13
  アルバロ・モラタ(スペイン代表) アトレティコ・マドリード 13
6 ロベルト・レヴァンドフスキ(ポーランド代表) バルセロナ 12
7 アントワーヌ・グリーズマン(フランス代表) アトレティコ・マドリード 11
8 ジェラール・モレノ(スペイン代表) ビジャレアル 10
  ウーゴ・ドゥロ(スペイン) バレンシア 10
  ゴルカ・グルセタ(スペイン) アスレティック・ビルバオ 10

 

2023-24シーズンからレアル・マドリードに新加入したばかりのべリンガムが、得点ランキングでトップに立っています。

 

開幕から4試合連続でゴールを決め、さらにアンチェロッティ監督がべリンガムを偽9番として起用したことで得点力が開花しました。

 

とはいえ、開幕時ほどの勢いは見られなくなり、そこに迫っているのがマジョラル(ヘタフェ)です。

 

特に23-24シーズンは、グリーンウッドの加入と活躍もあり、ポストワークだけでなく、フィニッシュワークにも磨きがかかっています。

 

 

得点王争いは、

 本命…べリンガム(レアル・マドリード)
 対抗…マジョラル(ヘタフェ)
 大穴…モラタ(アトレティコ・マドリード)

といった感じになるでしょうか。

 

 

次にアシストランキングです。(第26節終了時点)

アシストランキング(2023-24シーズン)

順位 選手名(国) 所属クラブ アシスト数
1 アレックス・バエナ(スペイン代表) ビジャレアル 8
2 イルカイ・ギュンドアン(ドイツ代表) バルセロナ 7
  アントワーヌ・グリーズマン(フランス代表) アトレティコ・マドリード 7
  ニコ・ウィリアムズ(スペイン代表) アスレティック・ビルバオ 7
  トニ・クロース(元ドイツ代表) レアル・マドリード 7
  ヤン・コウト(ブラジル代表) ジローナ 7
  サヴィオ(ブラジルU-20代表) ジローナ 7
3 ラフィーニャ(ブラジル代表) バルセロナ 6
4 イアゴ・アスパス(スペイン代表) セルタ・デ・ビーゴ 5
  メイソン・グリーンウッド(元イングランド代表)他12名 ヘタフェ 5

 

アシスト王争いは、僅差となっています。

 

この中でも、有力候補といえるのはグリーズマン(アトレティコ・マドリード)ではないでしょうか。

 

22-23シーズンは、リーグ最多の16アシストを上げただけでなく、2023年のリーグ戦全試合にスタメン出場するなど、鉄人ぶりも際立っています。

2024年に入ってからは、ベンチスタートの試合も出てきましたが、アトレティコ・マドリード復帰後、好調ぶりをキープし続けているグリーズマンには、23-24シーズンのアシスト王だけでなく、通算アシスト数100本超えも期待がかけられます。

 

そして、23-24シーズンのラ・リーガで上位に食い込み躍進しているジローナの攻撃的サイドバック、ヤン・コウトにも注目ですね。

切れ味鋭く力強いドリブル突破でチャンスメイクし、レアル・マドリードバルセロナをも上回るリーグ最多得点数を記録しているジローナの中心として、どこまで活躍できるでしょうか。

 

 

アシスト王争いは、

 本命…グリーズマン(アトレティコ・マドリード)
 対抗…バエナ(ビジャレアル)
 大穴…ヤン・コウト(ジローナ)

といった感じになるでしょうか。

 

 

 

まとめ

いかがでしたか。

 

今回は、ラ・リーガの歴代得点・アシストランキングをはじめ、1シーズンまた1試合における歴代最多記録を振り返るとともに、2023-24シーズンの得点・アシストランキングの今後の展望も予想して見ました。

 

やはりメッシクリスティアーノ・ロナウドが一つ違うレベルで抜け出た存在となっており、圧倒的な攻撃力と魅惑的なサッカーで、ラ・リーガ勢は欧州の舞台でも強さを発揮してきました。

近年ではラ・リーガも、多くのクラブが財政難問題を抱え、スター選手を確保することは難しいですが、クラブの哲学を貫く姿勢は今もなお多くのファンを惹きつけています。

 

メッシクリスティアーノ・ロナウドはもういませんが、彼らに迫るスタープレーヤーが新たにラ・リーガに参戦し、新たな歴史を築くことは出来るのか、今後の展開に目が離せませんね!

いつもありがとうございます!

コメント

タイトルとURLをコピーしました