第103回高校サッカー選手権の日程と出場校一覧!優勝候補や注目選手も紹介!

高校サッカーファンの皆さん、こんにちは。

 

2024年度も夏のインターハイが終わり、高円宮杯プレミアリーグも佳境に進んでいくと同時に、最後の大舞台となる高校サッカー選手権の予選へと進んでいきます。

 

2023年度の選手権は、“海賊集団”近江高校(滋賀県)が決勝まで進む快進撃を見せましたが、高校サッカーを代表する強豪校青森山田(青森県)が貫録を示し、2年ぶり4度目の選手権優勝を果たしました!

2024年のインターハイは、プレミアリーグ勢が準決勝まで残らなかった2023年度とは異なり、準決勝まで残った4校全てプレミアリーグ勢となりましたが、一発勝負のトーナメントでは何が起こるか分かりませんね。

 

という事で少し気が早いかもしれませんが、今回は、

  • 第103回高校サッカー選手権2024日程
  • 第103回高校サッカー選手権2024の出場校一覧!
  • 第103回高校サッカー選手権2024の優勝候補
  • 第103回高校サッカー選手権2024の注目選手
  • まとめ

をお伝えしていきますね!

第103回高校サッカー選手権2024日程

第103回高校サッカー選手権2024の日程は、

2024年12月28日(土)~2025年1月13日(月・祝)決勝

という大まかな日程は発表されています。

詳細は分かり次第、随時追記していきます。

 

ちなみに、前回大会の日程は以下の通りです。

【1回戦】

2023年12月28日(木)、29日(金)

【2回戦】

2023年12月31日(日)

【3回戦】

2024年1月2日(火)

【準々決勝】

2024年1月4日(木)

【準決勝】

2024年1月6日(土)

【決勝】

2024年1月8日(月・祝)

 

という日程で行われました。

 

 

 

第103回高校サッカー選手権2024の出場校一覧!

これから全国各地で予選が行われていきますので、第103回高校サッカー選手権2024の出場校は決定次第、随時追記していきます。

第103回大会出場校一覧

都道府県 高 校 出場回数
北海道
青森
岩手
宮城
秋田
山形
福島
茨城
栃木
群馬
埼玉
千葉
東京A
東京B
神奈川
山梨
長野
新潟
富山
石川
福井
静岡
愛知
岐阜
三重
滋賀
京都
大阪
兵庫
奈良
和歌山
鳥取
島根
岡山
広島
山口
徳島
香川
愛媛
高知
福岡
佐賀
長崎
熊本
大分
宮崎
鹿児島
沖縄

 

 

ちなみに、前回大会(第102回大会2023)の出場校は以下の通りです。

都道府県 高 校 出場回数
北海道 北海 3年連続13回目
青森 青森山田 27年連続29回目
岩手 遠野 3年ぶり30回目
宮城 仙台育英 2年ぶり37回目
秋田 明桜 2年連続6回目
山形 山形明正 初出場
福島 尚志 3年連続14回目
茨城 明秀日立 4年ぶり5回目
栃木 矢板中央 2年ぶり13回目
群馬 前橋育英 3年連続26回目
埼玉 昌平 2年連続6回目
千葉 市立船橋 3年ぶり24回目
東京A 早稲田実業 初出場
東京B 堀越 2年ぶり5回目
神奈川 日大藤沢 2年連続7回目
山梨 帝京第三 8年ぶり11回目
長野 松本国際 2年連続6回目
新潟 帝京長岡 2年ぶり10回目
富山 富山第一 9年連続34回目
石川 星稜 4年連続32回目
福井 丸岡 6年連続34回目
静岡 静岡学園 2年ぶり14回目
愛知 名古屋 初出場
岐阜 帝京大可児 5年連続10回目
三重 四日市中央工 4年ぶり35回目
滋賀 近江 2年連続3回目
京都 京都橘 3年ぶり10回目
大阪 東海大仰星 7年ぶり6回目
兵庫 神戸弘陵 3年ぶり12回目
奈良 奈良育英 3年連続16回目
和歌山 初芝橋本 3年ぶり17回目
鳥取 米子北 14年連続19回目
島根 立正大淞南 2年連続20回目
岡山 岡山学芸館 3年連続6回目
広島 広島国際学院 初出場
山口 高川学園 5年連続29回目
徳島 徳島市立 2年連続20回目
香川 大手前高松 3年ぶり3回目
愛媛 今治東中等教育学校 2年ぶり3回目
高知 明徳義塾 3年ぶり9回目
福岡 飯塚 2年連続2回目
佐賀 佐賀東 2年ぶり13回目
長崎 長崎総科大附 2年ぶり9回目
熊本 大津 3年連続20回目
大分 柳ヶ浦 18年ぶり2回目
宮崎 日章学園 2年連続17回目
鹿児島 神村学園 7年連続11回目
沖縄 名護 初出場

 

 

 

第103回高校サッカー選手権2024の優勝候補

前回大会は、青森山田(青森県)が快進撃を見せた近江(滋賀県)を退け、2年ぶり4度目の選手権制覇を果たしました。

 

優勝校予想

では、第103回大会の優勝校予想をしていきたいと思います。

私の優勝予想は、

  1. 昌平
  2. 青森山田
  3. 神村学園

です!

 

昌平(埼玉県)

まず優勝候補に挙げるのは、2024年度のインターハイ王者、昌平高校です。

 

近年、多くのJリーガーを輩出し続けるタレント集団であり、今年度のチームにもMF大谷湊斗(3年)やMF山口豪太(2年)をはじめ、各年代の日本代表に名を連ねるタレントが揃っています。

加えて今年度から監督に就任した元日本代表FW玉田圭司監督の下で、技術だけでなくフィジカルや運動量での強化にも力を入れ、勝負どころでの強さも見せるように進化してきました。

 

就任後初の主要大会でタイトル獲得をもたらした玉田監督の下、単なるタレント集団から、“勝てる集団”へと変化している昌平高校の選手権でのパフォーマンスに注目です。

 

 

青森山田(青森県)

次に優勝候補に挙げるのは、前回大会の覇者、青森山田高校です。

 

過去5大会で4度決勝に進出し、2度の優勝を成し遂げるなど、選手権では強さを発揮し、前回大会も快進撃を見せた近江(滋賀県)を寄せ付けることなく、2年ぶり4度目の優勝を成し遂げています。

今夏のインターハイではPK戦の末に帝京長岡(新潟県)に敗れ、準々決勝で敗退となってしまいましたが、フィジカルや運動量を前面に出した守備意識の高さは相手を大いに苦しめるものとなっています。

 

選手権での戦い方を熟知している青森山田のパフォーマンスに注目です。

 

 

神村学園(鹿児島県)

最後に優勝候補に挙げるのは、2024年度のインターハイ準優勝校、神村学園高校です。

 

福田師王(ボルシアMG)や大迫塁(いわきFC)を擁した第101回大会(2022年)はベスト4、吉永夢希(ヘンク)や西丸道人(ベガルタ仙台)を擁した前回の第102回大会(2023年)はベスト8と、トップレベルのタレントがいながらも頂点まであと一歩手が届かない状況が続いていました。

 

今年度のチームもU-17日本代表のFW名和田我空(3年)を中心にトップレベルのタレントを擁し、今夏のインターハイでは大会歴代2位となる総得点数27を記録した圧倒的な攻撃力と、決勝まで無失点で進んだ守備力の高さを誇りますが、惜しくもタイトル獲得とはなりませんでした。

インターハイの悔しさを選手権で晴らし、悲願を成し遂げることが出来るのか、注目です。

 

 

 

第103回高校サッカー選手権2024の注目選手

では、第103回高校サッカー選手権2024の注目選手を取り上げます。

 

【GK】

佐々木 智太郎(昌平/3年) ※U-17日本代表

インターハイ王者昌平高校の最後方に君臨する、U-17日本代表の守護神です。

 

身長189㎝のサイズと手足の長さを誇り、シュートへの反応速度の速さやセービング能力の高さを見せます。

 

インターハイ決勝ではビッグセーブを連発し、チームにタイトルをもたらしましたが、選手権でも同様の活躍を見せることが出来るのか、注目です。

 

 

【DF】

山田 佳(前橋育英/3年) ※U-17日本代表

前橋育英の最終ラインの番人として君臨する左利きのCBで、U-16日本代表やU-17日本代表など、世代別代表を多く経験しています。

左足からの正確なフィードやパスを前線に供給し、最終ラインから攻撃のスイッチを入れるだけでなく、守備面でもスピードやフィジカルの強さも誇り、的確なカバーリングで相手の攻撃を止めていきます。

 

名門前橋育英を支えるDFリーダーは、県予選敗退となり、出場出来なかったインターハイの悔しさを晴らすパフォーマンスを見せることが出来るのか、注目です。

 

 

森 奏(堀越/3年) ※U-17日本高校選抜

前回の選手権でベスト4に進出した堀越(東京B)の最終ラインに君臨し、大会優秀選手にも選出されたCBです。

入学当時はFWだったものの、前回の選手権前にCBにコンバートされ、身長182㎝の高さや身体能力の高さを活かした対人の強さとフィードの精度の高さを駆使し、ベスト4進出に大きく貢献しました。

 

再び選手権の舞台に戻り、あと一歩で決勝に届かなかった悔しさを晴らすことが出来るのか、注目です。

 

 

【MF】

大谷 湊斗(昌平/3年) ※U-18日本代表

インターハイ王者昌平のキャプテンを務め、ボランチとして攻撃を組み立てていく「チームの心臓」です。

簡単にボールを奪われない足元の技術の高さを誇り、精度の高いパスを前線に供給していくだけでなく、ドリブルからの攻め上がりや守備時でのポジショニングなど、サッカーIQの高さを随所に発揮していきます。

 

玉田圭司監督からの信頼も厚く、インターハイでは準決勝・決勝ともに試合を決定づけるパフォーマンスを見せたキャプテン大谷の選手権での活躍にも注目です。

 

 

柴野 惺(米子北/3年)

今夏のインターハイでベスト4に進出した米子北(鳥取県)の不動のボランチとして君臨し、インターハイ優秀選手にも選出されました。

寄せの速さやポジショニングセンスの高さを発揮し、中盤で相手の攻撃の芽を潰していくだけでなく、インターハイ準々決勝市立船橋(千葉県)戦では決勝点のアシストを上げるなど、攻守両面において高いパフォーマンスを見せます。

 

プレミアリーグの常連であり、インターハイでは2度の準優勝を誇る米子北ですが、選手権ではベスト8が最高成績となっています。チームを悲願の国立の舞台へと導くことが出来るのか、柴野のパフォーマンスに注目です。

 

 

嶋本 悠大(大津/3年) ※U-18日本代表、清水エスパルス入団内定

2024年のプレミアリーグWESTで首位を走る大津高校(熊本)で背番号10をつけ、清水エスパルス入団も内定しているMFです。

チームではボランチとしてプレーし、足元の技術の高さやパス精度の高さはもちろん、運動量や当たりの強さもあり、サイドハーフやトップ下など高い位置でのプレーも出来る万能性の高いプレーヤーです。

 

プレミアリーグWEST(第12節終了時点)でチーム2位の8得点を決めるなど、得点力の高さもあるチームの柱は、まさかの初戦敗退に終わったインターハイの悔しさを晴らすことが出来るのか、注目です。

 

 

【FW】

安野 匠(帝京長岡/3年) ※U-18日本代表、ベガルタ仙台入団内定

今夏のインターハイでベスト4に進出した帝京長岡(新潟県)の絶対的エースストライカーであり、既にベガルタ仙台への入団も内定しています。

ボディーバランスや機敏性に優れ、ゴールへの執着心と嗅覚に溢れ、果敢にゴールに迫っていくだけでなく、攻撃の起点としてアシスト能力の高さも光ります。

 

インターハイでは全体で2位の5得点、プレミアリーグWEST(第12節終了時点)でもチームトップの7得点を上げている世代トップレベルのストライカーのパフォーマンスにも注目です。

 

 

高岡 伶颯(日章学園/3年) ※U-19日本代表、サウサンプトン入団内定

2023年のU-17ワールドカップでは4得点を上げる活躍を見せ、U-19日本代表にも飛び級で選出され、既にサウサンプトン(イングランド)への入団が内定している世代屈指のストライカーです。

スピードとDFラインとの駆け引きの巧さでスペースに抜け出しゴールを奪っていくだけでなく、精度の高いパスでのチャンスメイクや前線からの献身的なプレスなど、攻守全ての局面でエネルギー溢れるプレーを見せます。

 

前回の選手権は1回戦敗退、インターハイでも怪我の影響により無得点に終わるなど、悔しさを味わってきたストライカーは最後の大舞台で爆発してくれるのか、注目です。

 

 

名和田 我空(神村学園/3年) ※U-17日本代表

入学後いきなり背番号10を背負い、各年代での日本代表での輝かしい実績を誇り、イギリス『ガーディアン』紙が選ぶ「サッカー界最高の若き才能60人」の一人にも選出された、この世代のトップランカーです。

2年生の昨年度は、U-17ワールドカップに出場し、選手権でも3試合連続得点を上げるなど、チームのエースとして活躍しましたが、前回のベスト4を超えることは出来ず、ベスト8敗退に終わりました。

 

今年度はインターハイで決勝まで進出し、9得点を上げ大会得点王に輝くだけでなく、プレミアリーグWEST(第12節終了時点)でもチームトップの9得点を上げています。

選手権、インターハイとあと一歩で頂点に手が届かず、最後の大舞台で悲願の頂点に届くことが出来るのか、日本だけでなく世界からの注目も集める名和田のパフォーマンスに期待ですね。

 

 

 

まとめ

いかがでしたか。

 

今回は、高校サッカー選手権2024日程と出場校一覧に加えて、優勝候補や注目選手も紹介しました。

 

単にタレントが集まった高校が勝ち抜いていくのではなく、各高校ごとの伝統や戦術も色濃く出ており、思わぬ番狂わせも起こることも多く、最後までどこが優勝を勝ち取るのか目が離せません。

 

また今年度も既にサウサンプトン(イングランド)加入が内定している高岡伶颯(日章学園)のように、この選手権を最後に海外クラブに移籍する選手たちも多くなり、日本国内だけでなく世界からの注目を集める大会となってきています。

皆さんはどの県、またどの高校に注目してますか?地元の高校だけでなく、高校サッカーを代表する強豪校の各都道府県の予選での戦いぶりにも注目しつつ、今から楽しみにしていきましょう!

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