ヨーロッパリーグ2022決勝の見どころまとめ!スタメン・フォーメーションと優勝予想も!

サッカーファンの皆さん、こんにちは。

 

21-22シーズンのUEFAヨーロッパリーグもいよいよ決勝を残すのみとなりました!

今大会の決勝の対戦カードは…

フランクフルト vs レンジャーズ
5/18(水) 28:00 kick off ラモン・サンチェス・ピスフアン(セビリア)

フランクフルトはUEFAカップ時代の1980年以来約42年ぶりの決勝進出、レンジャーズはUEFAカップ時代の2008年以来の決勝進出になります。

また日本人選手所属クラブの決勝進出は、2018年酒井宏樹が所属していたマルセイユ以来4年ぶりになります。

 

ヨーロッパリーグの優勝クラブは、来シーズンのチャンピオンズリーグの出場権が与えられます。

ヨーロッパリーグのタイトルだけでなく、チャンピオンズリーグ出場権獲得に向けて熱い戦いが繰り広げられることでしょう。

 

ということで今回は、UEFAヨーロッパリーグ2022

  • ヨーロッパリーグ2022決勝の見どころ
  • スタメン・フォーメーション予想!
  • 優勝予想!
  • まとめ

の順でお伝えしていきます。

ヨーロッパリーグ2022決勝の見どころ

まずは、決勝に進出した2クラブを紹介します。

 

フランクフルト

ここ数シーズンはブンデスリーガでもカップ戦出場権内での順位に定着し、ポカールを制したり、ヨーロッパリーグでも好成績を収めるなど、ドイツ国内でも、中堅からトップを争うチームへと復活を遂げてきました。

 

昨シーズンはアンドレ・シウバヨビッチコスティッチ鎌田の強力な攻撃ユニットを形成していましたが、今シーズンはアンドレ・シウバヨビッチが抜け、その影響からか、リーグ戦第6節まで勝ちが無い苦しいスタートになってしまいました。

シーズン序盤は4バックでしたが、途中から昨シーズンまでの3バックに戻し、調子を取り戻してきたものの、新型コロナ感染による離脱の影響やヨーロッパリーグの兼ね合いもあり、現在ブンデスリーガでは12位(第33節終了時点)に位置しています。

 

ヨーロッパリーグで優勝しなければ、来シーズンの欧州カップ戦に出場することが出来ず、財政難もあり、多くの主力選手が移籍し、戦力ダウンになってしまうかもしれません。

ぜひとも優勝して、チャンピオンズリーグの出場権を獲得して欲しいですね。

では、フランクフルトのヨーロッパリーグでの勝ち上がりを振り返ってみましょう。

 

〈グループステージ〉
第1節 vs フェネルバフチェ 1-1 △
第2節 vs アントワープ 1-0 〇
第3節 vs オリンピアコス 3-1 〇
第4節 vs オリンピアコス 2-1 〇
第5節 vs アントワープ 2-2 △
第6節 vs フェネルバフチェ 1-1 △

〈ベスト16〉
vs ベティス (1stレグ) 2-1 〇 (2ndレグ)1-1 △ 合計 3-2

〈準々決勝〉
vs バルセロナ (1stレグ)1-1 △ (2ndレグ)3-2 〇 合計 4-3

〈準決勝〉
vs ウェストハム (1stレグ)2-1 〇 (2ndレグ)1-0 〇 合計 3-1

特に準々決勝のバルセロナ戦、準決勝のウェストハム戦では素早く粘り強い守備で相手の長所を見事に潰していましたね。

決勝でも同じ戦いぶりが出来るかどうか注目ですね。

 

 

レンジャーズ

スコットランドを代表する古豪で、毎シーズン、セルティックと覇権を争う永遠のライバルです。

昨シーズンは、スティーブン・ジェラード監督の下、112年ぶりのシーズン無敗優勝を成し遂げました。

今シーズンは、途中でジェラード監督がアストン・ヴィラに引き抜かれ、後任にはファン・ブロンクホルスト監督が就任しました。

今シーズンは、セルティックに次ぐリーグ2位(第35節終了時点)に位置しています。

では、レンジャーズのヨーロッパリーグでの勝ち上がりを振り返ってみましょう。

 

〈プレーオフラウンド〉
vs アラシュケルトFC (1stレグ)1-0 〇 (2ndレグ)0-0 △ 合計 1-0

〈グループステージ〉
第1節 vs リヨン 0-2 ●
第2節 vs スパルタ・プラハ 0-1 ●
第3節 vs ブロンビーIF 2-0 〇
第4節 vs ブロンビーIF 1-1 △
第5節 vs スパルタ・プラハ 2-0 〇
第6節 vs リヨン 1-1 △

〈決勝トーナメント・プレーオフ〉
vs ドルトムント (1stレグ)4-2 〇 (2ndレグ)2-2 △ 合計 6-4

〈ベスト16〉
vs レッドスター・ベオグラード (1stレグ) 3-0 〇 (2ndレグ)1-2 ● 合計 4-2

〈準々決勝〉
vs ブラガ (1stレグ)0-1 ● (2ndレグ)3-1 〇 合計 3-2

〈準決勝〉
vs ライプツィヒ (1stレグ)0-1 ● (2ndレグ)3-1 〇 合計 3-2

 

決勝トーナメントに入ってからの戦いぶりは見事ですね!

特にプレーオフのドルトムント戦では、戦力では劣るとの前評判もありましたが、組織力でドルトムントから大量得点を奪って勝利しました。

その後も勢いに乗って、決勝まで進んできましたが、この勢いは決勝でも続くのか、注目です。

 

 

 

スタメン・フォーメーション予想!

次に、ヨーロッパリーグ決勝戦の両チームのスタメン・フォーメーション予想と注目選手を取り上げます。

 

フランクフルト

〈スタメン・フォーメーション予想〉

 

3バックの中央はこれまでヒンターエッガーが務めてきましたが、準決勝のウェストハム戦2ndレグで負傷し、今シーズン中の復帰は難しい状況となりました。

代わりに長谷部が起用されることが予想されます。

 

中盤の構成は、ボランチにソウローデが並び、RWGにクナウフ、LWGにコスティッチが配置される布陣が予想されます。

LWGのコスティッチの左足からの正確なクロスは大きな武器ですが、シーズン前半戦は左サイドに攻撃が偏っている印象がありました。

しかし冬の移籍期間でドルトムントから加入したクナウフが縦への強い推進力を生かした突破を武器に躍動し、右サイドからのオプションも増えました。

フランクフルトのサイド攻撃は決勝の舞台でも十分に発揮されることでしょう。

 

前線は、今シーズン台頭したリンドストロム鎌田が二列目に位置し、1トップにはボレが起用されるでしょう。

 

〈注目選手〉

MF 鎌田 大地(日本代表)

昨シーズンは、フランクフルトの強力な攻撃ユニットの一員として、ブンデスリーガで5得点12アシストを記録しましたが、今シーズン序盤は不調で、本来のパフォーマンスを発揮することが出来ず、スタメン落ちの状況が続いていました。

 

しかし、ヨーロッパリーグでの活躍は見事なもので、ここまで12試合で5得点1アシストを記録しています。

リーグ戦とは異なる活躍ぶりに、地元紙も「ミステリーだ」と評しています。

とはいえ、シーズンが進んでいくにつれ、徐々に調子を上げ、繋ぎのキーマンとして、フランクフルトの攻撃の中心を担う活躍を見せています。

タイトル獲得はもちろんのこと、決勝での活躍により、ビッククラブへの移籍にも近づくかもしれません。

 

 

レンジャーズ

〈スタメン・フォーメーション予想〉

 

一旦4バックと予想しましたが、ヨーロッパリーグの準々決勝、準決勝ではボランチのランドストラムが下がり、5バックの形になることもあり、決勝でもそうなる可能性が高いでしょう。

 

本来ならば、エースのアルフレッド・モラレスがCFの1トップに起用されますが、太腿の怪我で欠場が続いており、中盤のアリボアーフィルドがトップで起用されています。

実質“0トップ”の形ですね。

中盤には運動量豊富な選手たちも多く、組織力で圧倒し、多くの強豪クラブを打ち破ってきました。

 

昨シーズン無敗優勝を成し遂げたジェラード監督が植え付けた勝者のメンタリティーが全体に浸透し、それが今シーズンのヨーロッパリーグで十分に発揮されています。

決勝でも、最後まで粘り強い戦いが繰り広げられることでしょう。

 

〈注目選手〉

DF ジェイムズ・タヴェルニエ(イングランド)

チームのキャプテンを務めるRSBです。

 

2016年にレンジャーズに加入後、RSBのレギュラーに定着し、18-19シーズンは37試合で14得点14アシスト、昨シーズンは33試合で12得点9アシスト、今シーズン(第35節終了時点)は、33試合で7得点12アシストを記録しています。

 

得点数の多さはPKキッカーも務めていることもあるかもしれませんが、アシスト数に関しては文句のつけようがなく、レンジャーズの攻撃には欠かせない超攻撃的サイドバックです。

ヨーロッパリーグでも7得点を記録し、得点ランキング首位に立っています。

決勝でもゴールを挙げ、得点王になれるでしょうか。

 

 

 

優勝予想!

優勝予想ですが、期待を込めつつ

フランクフルトの優勝!90分決着で2-0

と予想します。

 

準々決勝、準決勝であったような、前半で先制して、後半もう1点加えるという展開になると予想します。

そして、試合終了の瞬間に大挙したフランクフルトのサポーターが大騒ぎすることでしょう。

ここ数年、新型コロナウイルスの影響で、少ない観客での試合も多かったですが、久々に大勢のファンと共に優勝の喜びを分かち合う素晴らしい一時が訪れることでしょう。

 

 

 

まとめ

いかがでしたか。

 

今回は、『ヨーロッパリーグ2022決勝の見どころまとめ!スタメン・フォーメーションと優勝予想も!』と題してお伝えしました。

 

フランクフルトが悲願のチャンピオンズリーグ出場権を獲得するのか、それとも古豪レンジャーズが底力を見せつけるのか、注目ですね。

 

そしてフランクフルトがヨーロッパリーグを制して、リバプールがチャンピオンズリーグを制すれば、UEFAスーパーカップで日本人選手対決も見られるかもしれません。

それもまた楽しみですね。

いつもありがとうございます!

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