【ACL2023決勝】浦和対アルヒラルの見所まとめ!スタメン・フォーメーションも調査!

サッカーファンの皆さん、こんにちは。

 

AFCアジア・チャンピオンズリーグ2022もいよいよ決勝を残すのみとなりました!

決勝の対戦カードは…

浦和レッズ vs アル・ヒラル
1stレグ:4/29(土) 26:30 kick off(日本時間)、キング・ファハド国際スタジアム(サウジアラビア・リヤド)
2ndレグ:5/6(土) 18:00 kick off(日本時間)、埼玉スタジアム2002

 

2022シーズンのACLは、新型コロナウイルス蔓延による渡航制限や昨年11月~12月にかけて行われたカタールW杯などにより、従来の大会の方式とは大きく異なり、グループステージは中立地での総当たり方式がとられ、東地区と西地区に分かれて、準決勝まで一発勝負のトーナメント戦が行われてきました。

東地区では、浦和レッズが昨年8月末に決勝進出を決めていましたが、中東勢を中心とする西地区は、カタールW杯の影響により、決勝トーナメントは今年2月の上旬から行われ、当初決勝戦はは2月19日(木)、2月26日(木)にかけて行われる予定でした。

しかし、決勝に進出した浦和レッズのホームスタジアムである『埼玉スタジアム2002』の芝の改修工事により使用できないという問題に直面し、浦和ならびにJFAはAFCに対して、決勝戦の日程変更の要望書を提出し、4月29日(土)、5月6日(土)にかけて行われることが決定しました。

 

今回の決勝カードである浦和レッズvsアル・ヒラルは、2017年、2019年大会に続き、三度目の対戦となります。

2017年は浦和レッズが、ホームの2ndレグで終了間際にラファエル・シルバが決勝ゴールを決め、優勝を勝ち取りましたが、2019年はアル・ヒラルが2戦とも勝利を収め、リベンジを果たしました。

三度目の決勝での対戦となる今回はどうなるのか、注目ですね。

ということで今回は、

  • アジアチャンピオンズリーグ2022決勝の見どころ
  • スタメン・フォーメーション予想!
  • 優勝予想!
  • まとめ

の順でお伝えしていきます。

アジアチャンピオンズリーグ2022決勝の見どころ

まずは、決勝に進出した2クラブを紹介します。

 

浦和レッズ(東地区:日本)

2022シーズン成績:J1リーグ9位、天皇杯3回戦敗退、ルヴァン杯ベスト4

 

〈グループステージ〉

第1節 vs ライオンシティ・セーラーズ 4-1 〇
第2節 vs 山東泰山 5-0 〇
第3節 vs 大邱FC 0-1 ●
第4節 vs 大邱FC 0-0 △
第5節 vs ライオンシティ・セーラーズ 6-0 〇
第6節 vs 山東泰山 5-0 〇

 

〈ベスト16〉

vs ジョホール・ダルル・タクジム 5-0 〇

 

〈準々決勝〉

vs パトゥム・ユナイテッド 4-0 〇 

 

〈準決勝〉

vs 全北現代2-2 (PK戦)3-1 〇 

 

 

アル・ヒラル(西地区:サウジアラビア)

21⁻22シーズン成績:国内リーグ1位、国内カップ準優勝、クラブW杯2022準優勝

 

〈グループステージ〉

第1節 vs アル・シャールジャ 2-1 〇
第2節 vs アル・ラーヤン 3-0 〇
第3節 vs イスティクロル 1-0 〇
第4節 vs イスティクロル 3-0 〇
第5節 vs アル・シャールジャ 2-2 △
第6節 vs アル・ラーヤン 0-2 ●

 

〈ベスト16〉

vs アル・アハリ 3-1 〇 

 

〈準々決勝〉

vs フーラード 1-0 〇 

 

〈準決勝〉

vs アル・ドゥハイル 7-0 〇 

 

 

この試合の構図は、

 守備の浦和 vs 攻撃のアル・ヒラル

になるでしょう。

 

クラブW杯やACLでのここまでの勝ち上がりでも、その破壊力を遺憾なく発揮しており、浦和レッズの前に大きな脅威となります。

元ナイジェリア代表FWイガロ、マリ代表FWマレガビジャレアルアトレティコ・マドリードでもプレーした経験を持つビエットをはじめ、欧州でも実績豊富なFW陣を多く抱えるだけでなく、中盤にもカタールW杯のアルゼンチン戦で決勝ゴールを上げたアッ=ドーサリーや、アル=ファラジュカンノといったサウジアラビア代表の主力メンバーも控えており、タレントが多く揃っています。

対する浦和レッズは、昨シーズン限りでリカルド・ロドリゲス監督が退任し、今シーズンからマチェイ・スコルジャ新監督が就任しました。

今シーズンのJ1リーグは開幕2連敗を喫したものの、その後は4連勝と持ち直し、2点以上取られた試合は開幕2連戦以降ありません。

元日本代表GK西川周作と、ショルツと新加入のホイブラーテンの北欧出身のCBコンビを中心としたセンターラインは、強固な守備を形成しています。

1stレグでは浦和レッズは守備的に入ることが予想され、強力なアル・ヒラルの攻撃陣をいかに抑え込むか、凌ぎが削られていくことでしょう。

 

 

 

スタメン・フォーメーション予想!

次に、アジア・チャンピオンズリーグ決勝戦の両チームのスタメン・フォーメーション予想と注目選手を取り上げます。

 

浦和レッズ

〈スタメン・フォーメーション予想〉

GKはベテランの西川の起用が予想されます。

2017年の決勝でもゴールマウスを守った守護神は、再びチームをアジアの頂点に導く活躍を見せることが出来るか、注目です。

 

CBは今シーズン開幕からショルツホイブラーテンの北欧出身コンビが安定したプレーを見せています。

バックアッパーには岩波犬飼も控えていますが、怪我等のアクシデントが無ければ、この北欧出身コンビで臨むことになるでしょう。

 

サイドバックですが、右は酒井、左は明本の起用を予想します。

RSBの酒井は経験豊富なプレーヤーとして、チームにおいて貴重な存在となっていますが、先日行われたJ1リーグ第7節名古屋戦で右足ハムストリング肉離れの負傷を負ってしまいました。

しかし、ACL決勝での復帰の見通しもありますので、間に合うことを願うばかりです。

 

2ボランチは伊藤岩尾が組みます。昨シーズンからさらなる成長が見られる伊藤は、スコルジャ監督体制で不動の地位を築きつつあります。

ACL決勝での活躍にも期待し、大きくアピールしてほしいですね。

 

前線はウイングに大久保関根、トップ下に小泉の起用を予想します。

この3人以外にも松崎安居など、生きの良いアタッカーが控えています。

外国人枠の状況次第ではモーベルグの起用の可能性もあり、キープからのカットインなど、また違った持ち味を発揮することも期待されます。

 

1トップは興梠の起用を予想していますが、外国人枠の関係から、リンセンの起用も考えられます。

ACLは外国籍選手の登録枠が3人となっており、CBのショルツホイブラーテンで2つの枠を使うと、あとは1つしか残らず、その1つをモーベルグリンセンシャルクカンテで争うことになります。

外国人選手は誰を起用するのかが勝敗を左右する可能性も有り、注目ですね。

 

 

〈注目選手〉

MF 伊藤 敦樹(日本)

生年月日:1998年8月11日(24歳)
ポジション:DMF、LSB、CB

2021年に流通経済大から浦和レッズに加入後、リカルド・ロドリゲス監督により、いきなりJ1開幕スタメンに抜擢され、2021シーズンはJ1リーグ36試合に出場し、1得点を記録。

昨シーズンもJ1リーグ28試合に出場し、4得点を記録、ボランチの主力として存在感を高めているプレーヤーです。

スコルジャ新監督が就任後の今シーズンもここまでリーグ戦(第7節終了時点)7試合全てに先発起用され、不動の地位を築きつつあります。

 

身長182㎝のフィジカルの強さを生かし、ピッチを走り回るボックス・トゥ・ボックス型のMFで、ボール奪取力の高さと、推進力のあるドリブル、積極的な攻撃参加など、攻守において貢献度の高いパフォーマンスを見せています。

2023シーズンのJ1リーグ第4節神戸戦では、味方が作り出したスペースに上手く飛び込み、決勝点を奪いました。

アル・ヒラルに対抗するためには、強力な攻撃陣を抑え込む守備面での働きだけでなく、神戸戦でのゴールのようなスペースの飛び込みでチャンスをモノにする攻撃面での働きも求められるでしょう。

伊藤がACL決勝の舞台で大暴れし、悲願の日本代表入りだけでなく、海外クラブにも大きくアピールすることが出来るのか、注目です。

 

 

〈注目選手〉

DF マリウス・ホイブラーテン(元ノルウェーU-21代表)

生年月日:1995年1月23日(28歳)
ポジション:CB、LSB

今シーズン、ユンカー(現名古屋)の古巣であるボデ/グリムト(ノルウェー)から新加入した左利きのCBです。

2020年にボデ/グリムトに加入後、3シーズンに渡り公式戦122試合に出場し、ヨーロッパリーグやカンファレンスリーグの舞台も経験しました。

 

身長184㎝のフィジカルとスピードを武器に対人の強さと抜群の守備対応を見せるだけでなく、利き足の左足からの正確なロングフィードからチャンスメイクしていきます。

浦和加入後も、J1リーグ開幕から7試合連続でフル出場し、早くも定位置を確保しつつあります。

加入後いきなりの大舞台となりますが、加入後から見せている安定したパフォーマンスでアル・ヒラルの強力な攻撃陣を封じ込め、浦和レッズのタイトル獲得に貢献することが出来るのか、注目です。

 

 

アル・ヒラル

〈スタメン・フォーメーション予想〉

 

〈注目選手➀〉 

FW ムサ・マレガ(元マリ代表)

生年月日:1991年4月14日(31歳)
ポジション:RWG、CF、ST

ポルト在籍時の17-18シーズンから、3シーズン連続でリーグ戦二桁得点を記録するなど、欧州での実績もしっかり残している元マリ代表のFWです。

2021年7月にアル・ヒラルに加入後、昨シーズンは国内リーグで27試合で13得点を記録し、前回大会の決勝ではゴールを奪い、チームを優勝へと導きました。

 

身長183㎝と屈強なフィジカルを活かした対人の強さや、スピードも水準以上のものを持っており、相手DF陣にとってはまさに脅威となります。

スピードを活かした抜け出しや突破に加え、冷静な判断力も兼ね備え、ポストプレーヤーとしての役割を果たし、攻撃の起点となります。

大量7得点を奪って勝利したACL準決勝でも、マレガの動きが相手DFの脅威となっていた場面が多く見られました。

浦和レッズとしては、まずマレガを抑えることが勝利に向けて必要になってくることでしょう。

 

 

〈注目選手②〉

MF サルマン・アル=ファラジュ(サウジアラビア代表)

生年月日:1989年8月1日(33歳)
ポジション:CMF、DMF、LMF

チームのキャプテン、ならびにサウジアラビア代表のキャプテンも務める、チームの絶対的支柱です。

多くの外国籍選手が入ってきたことにより、定位置を確保しているとは言い切れない状況ですが、彼の存在により、チームをより引き締め、牽引していきます。

 

パスセンスの高さとパス精度の高さを活かし、チームではゲームメイクを任され、トップ下もしくはボランチで攻撃を組み立てていきます。

カタールW杯では、サウジアラビア代表としてグループステージ初戦でアルゼンチンに歴史的な勝利を収めましたが、その試合で負傷し、チームを離脱してしまいました。

外国人選手の登録枠の影響により、国内リーグ戦よりもACLでの出場がやや多く、キャプテンとしてその存在感を出す活躍を見せています。

強力な攻撃陣へのパスの供給源ともなるアル=ファラジュを抑えるのも、浦和レッズの勝利のカギとなりそうです。

 

 

 

優勝予想!

本来ならば、浦和レッズ優勝!」と高らかに言いたいところですが…

やはりここ最近のアル・ヒラルの強さは際立っており、過去2回の対戦の時よりもはるかに厳しい戦いが予想されます。

 

浦和レッズが優勝するならば…
 ・1stレグで引き分け、もしくは敗れても失点は1点差以内に抑える。
 ・2ndレグの埼玉スタジアムの大声援を受け、2点を奪い逆転勝利!

が思い描かれるシナリオではないでしょうか。

 

逆にアル・ヒラルが優勝するならば…
 ・ホームの1stレグで2点差以上の勝利を収める。

になるでしょう。

いずれにせよ、1stレグの結果は本当に大事になってきます。

 

 

 

まとめ

いかがでしたか。

 

今回は、間近に迫ったアジア・チャンピオンズリーグ2022決勝の見どころ、スタメン・フォーメーション予想、優勝予想をお伝えしました。

 

クラブW杯でも決勝に進出するなど、ここ最近のアル・ヒラルの強さはアジアの枠を飛び出す勢いを見せていますが、浦和レッズにはぜひともアル・ヒラルに食らいついて、2017年以来3度目の優勝を成し遂げてほしいですね。

今シーズンから日本でもスタジアムでの声出し応援が解禁されました。

第2戦で埼玉スタジアムでの大観衆と大歓声を背に受け、浦和レッズは熱狂的なサポーターの前でアジア王者となることが出来るのか、注目です。

いつもありがとうございます!

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