第102回高校サッカー選手権2023北海道予選の日程まとめ!優勝候補や注目選手も調査!

高校サッカーファンの皆さん、こんにちは。

 

夏のインターハイも終わり、最後の大舞台となる冬の選手権に向けて、全国各地で予選が行われています。

今回は日本最北端の激戦区北海道予選について取り上げます。

北海道といえば、今年のインターハイ開催地でしたね。

そのため、開催県枠として3枠が北海道に与えられていましたが、選手権では従来通り1枠のみとなり、出場権を掛けた激しい争いが予想されます。

 

また北海道勢の選手権制覇は無いものの、前回大会で岡山学芸館(岡山県)が岡山県勢初制覇を成し遂げたように、北海道にも影の実力者ともいえるチームが多く、北海道勢初の選手権制覇も十分期待できるでしょう。

記事の順番は

  • 全国高校サッカー選手権2023北海道大会の日程
  • 全国高校サッカー選手権2023北海道大会の組み合わせ
  • 全国高校サッカー選手権2023北海道大会の優勝候補
  • 全国高校サッカー選手権2023北海道大会の注目選手
  • まとめ

という順番でお伝えしていきます。

全国高校サッカー選手権2023北海道大会の日程

全国高校サッカー選手権2023北海道大会は、8月下旬から9月上旬にかけて地区予選が行われ、地区予選で勝ち上がった高校と、プレミアリーグ、プリンスリーグ勢を加えた全北海道大会が、2023年10月21日(土)に開幕します。

 

大会日程は以下の通りです。

 

1回戦

10/21(土)

 

2回戦

10/22(日)

 

準々決勝

10/23(月)

 

準決勝

10/28(土)

 

決勝

11/12(日)

 

 

 

全国高校サッカー選手権2023北海道大会の組み合わせ

北海道大会

1回戦

月 日 マッチNo. 対 戦 カ ー ド
10/21 M1 帯広北 16 × 0 根室
10/21 M2 函館大有斗 0 × 1 北星学園大附
10/21 M3 駒大苫小牧 8 × 1 旭川志峯
10/21 M4 滝川西 1 × 2 苫小牧中央
10/21 M5 クラーク記念国際 7 × 1 岩見沢緑陵
10/21 M6 札幌第一 0 × 4 札幌大谷
10/21 M7 北照 0(5PK3)0 網走南ヶ丘
10/21 M8 市立札幌平岸 0 × 2 北海道栄
10/21 M9 釧路北陽 0(5PK6)0 北海道文教大附
10/21 M10 札幌光星 0 × 2 北海道大谷室蘭
10/21 M11 稚内大谷 0 × 3 帯広緑陽
10/21 M12 とわの森三愛 10 × 2 伊達開来

 

 

2回戦

月 日 マッチNo. 対 戦 カ ー ド
10/22 M13 帯広北 2 × 1 北星学園大附
10/22 M14 駒大苫小牧 3 × 0 苫小牧中央
10/22 M15 クラーク記念国際 0 × 2 札幌大谷
10/22 M16 北海 5 × 0 北照
10/22 M17 北海道栄 2 × 4 北海道文教大附
10/22 M18 北海道大谷室蘭 2 × 0 帯広緑陽
10/22 M19 とわの森三愛 0 × 3 札幌創成

 

 

準々決勝

月 日 マッチNo. 対 戦 カ ー ド
10/23 M20 旭川実業 3 × 0 帯広北
10/23 M21 駒大苫小牧 0(3PK4)0 札幌大谷
10/23 M22 北海 1 × 0 北海道文教大附
10/23 M23 北海道大谷室蘭 2 × 3 札幌創成

 

 

準決勝

月 日 マッチNo. 対 戦 カ ー ド
10/28 M24 旭川実業 3 × 0 札幌大谷
10/28 M25 北海 4 × 0 札幌創成

 

 

決勝

月 日 マッチNo. 対 戦 カ ー ド
11/12 M26 旭川実業 2 × 3 北海

高校サッカー選手権北海道予選は、北海高校が3年連続13回目の出場を決めました。

 

 

 

全国高校サッカー選手権2023北海道大会の優勝候補

2023年度の選手権予選北海道大会の優勝候補として挙げたい高校は、「旭川実業」「北海」「札幌創成」の3校です。

 

【旭川実業】

まず優勝候補に挙げるのは、今年度のプレミアリーグEASTに参戦している旭川実業です。インターハイの北海道予選でも優勝し、北海道勢で唯一勝利を収めました。

インターハイは地元開催ということもあり、大声援を受け勝利を収めましたが、昨年度のチームでも主力を務めていたDF庄子羽琉(3年)やFW和嶋陽佳(3年)をはじめ、柴田龍牙(3年)や鵜城温人(3年)といった突破力や運動量に優れる選手たちも揃い、全国レベルのチームに仕上がっています。

プレミアリーグEASTでは苦戦を強いられているものの、ここ最近は強豪とも互角に渡り合っています。

昨年度はインターハイに出場し、プリンスリーグ北海道でも圧倒的な強さを見せていたものの、選手権予選では、準々決勝で北海に不覚を取ってしまいました。

昨年度のリベンジを果たし、北海道の盟主の座を確立していくのか、注目です。

 

 

【北海】

次に優勝候補に挙げるのは、選手権予選で旭川実業を2年連続で破り、2年連続で選手権出場中の北海です。大正時代の1923年度に創部し、今年度は創部100周年を迎えます。

インターハイ予選は2回戦で早々と敗退してしまったものの、今年度のプリンスリーグ北海道では優勝争いを繰り広げており、前回の選手権を経験したGK小野寺信(3年)、FW野村光希(3年)、田中準人(3年)を中心に、プリンスリーグ北海道(第12節終了時点)でリーグ最少失点を誇る堅い守備と、リーグ最多得点を誇る破壊力抜群の攻撃陣を誇ります。

ここ数年はインターハイ予選では早々と敗退してしまうものの、選手権予選では勝負強さを見せ、全国の切符を勝ち取っています。

今年度の予選でも勝負強さを発揮し、記念すべき創部100周年での全国への切符を勝ち取ることが出来るか、注目です。

 

 

【札幌創成】

最後に優勝候補に挙げるのは、今年度のインターハイで悲願の全国初出場を勝ち取った札幌創成です。

昨年度はインターハイ予選、そして選手権予選とベスト4に終わり、全国まであと一歩のところまで来て、そしてついに今年度のインターハイ予選で準優勝し、悲願の全国初出場を成し遂げました。

1年生の代から主軸として活躍する村本柊生(3年)を中心にゲームを組み立て、佐野元紀(2年生)や加我咲大(2年生)といった活きの良いアタッカー陣も躍動しています。

インターハイでは高川学園(山口県)に完敗を喫してしまったものの、チームは全国の舞台を経験し、自信を深めています。

インターハイに引き続き選手権も初出場を成し遂げることが出来るのか、注目です。

 

 

 

全国高校サッカー選手権2023北海道大会の注目選手

では、ここで2023年度の選手権予選北海道大会の注目選手を取り上げます。

 

庄子 羽琉(DF/旭川実業/3年) 

昨年度からレギュラーを務め、今年度はキャプテンとして旭川実業を牽引する攻撃的RSBです。

右サイドで推進力の強い突破を見せ、精度の高いクロスからチャンスメイクしていくだけでなく、プレースキッカーとしても高い信頼を寄せられています。

また粘り強い守備にも定評があり、攻守ともにチームに欠かせない存在となっています。

 

キャプテンとしても攻めの姿勢を忘れることなく、チームを2018年度以来5年ぶりの選手権出場に導き、過去最高の3回戦(2012年度)を上回る成績を収めようと意気込んでいます。

昨年度からレギュラーとしてインターハイを経験し、今年度は地元開催のインターハイと、世代最高峰の舞台であるプレミアリーグEASTを経験しています。

集大成として、旭川実業の歴史に残る成績を収めることが出来るのか、キャプテン庄子の躍動に注目です。

 

 

柴田 龍牙(MF/旭川実業/3年) 

フィジカルの強さと正確な左足のキックを武器とし、旭川実業の攻撃の中心として活躍するレフティーです。

チームでは主に左サイドハーフで起用され、フィジカルの強さと足元の技術の高さを活かした突破を見せ、数的不利の状況でもチャンスメイクしていきます。

左足からのクロスの精度の高さにも定評があるだけでなく、自らゴールに切れ込んでシュートしていき、チームからの厚い信頼を寄せられています。

 

右の庄子、左の柴田と、旭川実業の強力な両翼の存在は大きな武器となり、この2人がどれほど躍動できるかが選手権出場のカギを握ることになるでしょう。

強力なレフティーの活躍にも注目です。

 

 

小野寺 信(GK/北海/3年) 

昨年度からチームの正守護神を務め、前回の選手権でもPK戦の末、国見(長崎県)に敗れたものの、1点に抑える活躍を見せました。

チームを救うビッグセーブを見せるだけでなく、正確なフィードを前線に供給し、攻撃面での貢献度も高い存在です。

 

今年度も引き続き正守護神を務め、プリンスリーグ北海道でリーグ最少失点(第12節終了時点:9失点)を記録する北海の堅守の中心に君臨しています。

1点を争う拮抗した展開の中で、守護神の小野寺がどこまでチームを救う活躍を見せることができるか、注目ですね。

 

 

野村 光希(FW/北海/3年) 

GK小野寺と共に、昨年度からレギュラーを務め、大事な場面で得点を決め、チームを勝利に導いてきたストライカーです。

昨年度から、田中準人(3年生)と共に2トップを組み、フィジカルの強さとスピードを活かした突破を持ち味としています。

今年度も得点源として活躍し、プリンスリーグ北海道では田中と共に複数得点を記録する試合も数試合あります。

 

フィジカルと身体能力の高さを前面に出し、自ら切り開いていく「ゴリゴリ」スタイルを身上として、自分が点を取って試合を決めるという高い意識を持っています。

選手権予選でも自らのゴールで3年連続の全国へと導くことが出来るのか、注目です。

 

 

村本 柊生(MF/札幌創成/3年) 

この夏のインターハイ予選で、悲願の全国への切符を勝ち取った札幌創成で背番号10を付け、チームの司令塔として活躍する攻撃的MFです。

1年生の代から主軸を務め、左足の正確なパスを前線に供給し、活きの良い下級生アタッカーを生かしていきます。また自らドリブル突破してチャンスメイクし、得点を奪う場面も多く、チームの攻撃の中心として代えの利かない存在となっています。

 

昨年度はあと一歩で全国に手が届かなかったものの、この夏、遂に初めて全国の舞台を踏みました。

勝利を手にすることは出来なかったものの、チームとして大きな経験をし、最後の大舞台に臨みます。

チームの司令塔として、また得点源として活躍し、選手権初出場へと導くことは出来るのか、注目です。

 

 

 

まとめ

いかがでしたか?

 

今回は全国高校サッカー選手権2023北海道予選の日程と組み合わせに加えて、優勝候補、注目選手をご紹介しました。

 

優勝候補には今年度のインターハイ出場校で、プレミアリーグEASTに参戦中の旭川実業、2年連続選手権出場中で、今年度のプリンスリーグ北海道で上位に立つ北海、この夏のインターハイ予選悲願の全国への切符を手にし、選手権初出場も狙う札幌創成を挙げました

この3校以外にも、インターハイ出場の札幌第一、インターハイ予選4位のとわの森三愛札幌大谷駒大苫小牧北海道大谷室蘭帯広北といったプリンスリーグ北海道勢、前回大会予選ベスト4の札幌光星函館大有斗などが優勝争いに絡んでくるでしょう。

旭川実業がやや抜きんでているように見えますが、前回大会予選では準々決勝で敗退したこともあり、各校の実力差はほぼ横一線と考えてよいでしょう。

 

注目選手は、旭川実業庄子羽琉選手、柴田龍牙選手、北海小野寺信選手、野村光希選手、札幌創成村本柊生選手をご紹介しました。

インターハイと同じく、選手権予選でも出場権をかけた熱い戦いが繰り広げられることでしょう。

実力伯仲の激戦区北海道から、どの高校が出場権を手にするのか、そして全国の舞台でどこまで躍進するのか、注目ですね。

いつもありがとうございます!

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