第101回高校サッカー選手権2022宮崎予選の日程まとめ!優勝候補や注目選手も調査!

高校サッカーファンの皆さん、こんにちは。

 

冬の選手権に向けて、全国各地で本格的に予選が始まっています。

最後の大舞台に向けて、各都道府県で熱い戦いが繰り広げられるでしょう。

今回は、Jクラブが多くキャンプを張る、宮崎県予選についてお伝えしていきます。

 

宮崎県勢は、第91回大会(2012年度)に鵬翔高が優勝を成し遂げています。

また日章学園も過去2回、選手権ベスト8に進出するなど、実績を残し、多くのプロ選手を輩出しています。

宮崎県の高校サッカー界では、長らく日章学園鵬翔の2強が、インターハイと選手権の出場権を争ってきましたが、近年は2年連続で選手権に出場している宮崎日大をはじめ、インターハイ予選準優勝の日南学園延岡学園など新興勢力も台頭しつつあり、混戦模様となっています。

どこが選手権の出場権を獲得するのか、最後まで目が離せませんね。

 

という事で今回の記事は

  • 全国高校サッカー選手権2022宮崎予選の日程
  • 全国高校サッカー選手権2022宮崎予選の組み合わせ
  • 全国高校サッカー選手権2022宮崎予選の優勝候補
  • 全国高校サッカー選手権2022宮崎予選の注目選手
  • まとめ

という順番でお伝えしていきます。

全国高校サッカー選手権2022宮崎予選の日程

全国高校サッカー選手権2022宮崎予選の日程は以下の通りです。

 

1回戦

2022年10月8日(土)

 

2回戦

2022年10月10日(月)

 

3回戦

2022年10月15日(土)

 

準々決勝

2022年10月22日(土)

 

準決勝

2022年10月29日(土)

 

決勝

2022年11月5日(土)

 

 

 

全国高校サッカー選手権2022宮崎予選の組み合わせ

令和4年度 第101回全国高等学校サッカー選手権大会 宮崎県大会 組合せ (参照:宮崎県サッカー協会HPより)

1回戦

No 月 日 対 戦 カ ー ド
10/8 富島 0 × 4 都城西
No 月 日 対 戦 カ ー ド
10/8 延岡工 2 × 0 都城東
No 月 日 対 戦 カ ー ド
10/8 佐土原 11 × 1 日向学院
No 月 日 対 戦 カ ー ド
10/8 本庄 2 × 0 日向工
No 月 日 対 戦 カ ー ド
10/8 都城工 7 × 2 小林
No 月 日 対 戦 カ ー ド
10/8 高鍋農 3 × 1 延岡商
No 月 日 対 戦 カ ー ド
10/8 都城高専 2 × 1 五ヶ瀬星雲・海洋
No 月 日 対 戦 カ ー ド
10/8 都城農 2 × 0 宮崎工

 

 

2回戦

No 月 日 対 戦 カ ー ド
10/10 都城西 1 × 3 延岡工
No 月 日 対 戦 カ ー ド
10 10/10 妻 13 × 0 高千穂
No 月 日 対 戦 カ ー ド
11 10/10 宮崎大宮 1 × 4 宮崎第一
No 月 日 対 戦 カ ー ド
12 10/10 宮崎日大 8 × 0 佐土原
No 月 日 対 戦 カ ー ド
13 10/10 宮崎南 4 × 0 都城
No 月 日 対 戦 カ ー ド
14 10/10 高鍋 3 × 1 日南
No 月 日 対 戦 カ ー ド
15 10/10 本庄 0 × 3 鵬翔
No 月 日 対 戦 カ ー ド
16 10/10 延岡学園 5 × 0 都城工
No 月 日 対 戦 カ ー ド
17 10/10 宮崎商 0 × 6 宮崎農業
No 月 日 対 戦 カ ー ド
18 10/10 都城泉ヶ丘 2 × 1 日向
No 月 日 対 戦 カ ー ド
19 10/10 高鍋農 0 × 9 小林秀峰
No 月 日 対 戦 カ ー ド
20 10/10 宮崎西 6 × 0 都城高専
No 月 日 対 戦 カ ー ド
21 10/10 宮崎北 3 × 3 延岡 (PK 3-4)
No 月 日 対 戦 カ ー ド
22 10/10 飯野 1 × 3 日南振徳
No 月 日 対 戦 カ ー ド
23 10/10 都城農業 2 × 1 日南学園

 

 

3回戦

No 月 日 対 戦 カ ー ド
24 10/15 日章学園 8 × 0 延岡工
No 月 日 対 戦 カ ー ド
25 10/15  0 × 5 宮崎第一
No 月 日 対 戦 カ ー ド
26 10/15 宮崎日大 7 × 0 宮崎南
No 月 日 対 戦 カ ー ド
27 10/15 高鍋 1 × 16 鵬翔
No 月 日 対 戦 カ ー ド
28 10/15 延岡学園 4 × 1 宮崎農業
No 月 日 対 戦 カ ー ド
29 10/15 都城泉ヶ丘 0 × 1 小林秀峰
No 月 日 対 戦 カ ー ド
30 10/15 宮崎西 1 × 0 延岡
No 月 日 対 戦 カ ー ド
31 10/15 日南振徳 0 × 6 都城農業

 

 

準々決勝

No 月 日 対 戦 カ ー ド
32 10/22 日章学園 3 × 1 宮崎第一
No 月 日 対 戦 カ ー ド
33 10/22 宮崎日大 1 × 2 鵬翔
No 月 日 対 戦 カ ー ド
34 10/22 延岡学園 3 × 4 小林秀峰
No 月 日 対 戦 カ ー ド
35 10/22 宮崎西 2 × 3 都城農業

 

 

準決勝

No 月 日 対 戦 カ ー ド
36 10/29 日章学園 2 × 1 鵬翔
No 月 日 対 戦 カ ー ド
37 10/29 小林秀峰 1(3PK4)1 都城農業

 

 

決勝

No 月 日 対 戦 カ ー ド
38 11/5 日章学園 12 × 0 都城農業

日章学園高校が3年ぶり16回目の選手権出場です。

 

 

 

全国高校サッカー選手権2022宮崎予選の優勝候補

宮崎予選の優勝候補として挙げたい高校は、「日章学園」「宮崎日大」「延岡学園」の3校です。

 

【日章学園】

まず優勝候補に挙げるのは、選手権15回出場、今夏のインターハイ予選優勝校の日章学園です。

 

今夏のインターハイ予選はノーシードながらも、2回戦で前回の選手権出場校の宮崎日大を破り、その後は4試合で18得点、失点わずか1点のみという圧倒的な強さを見せ、インターハイ予選6連覇を達成しました。

インターハイでは、初戦で鹿島学園を5-1で、2回戦で旭川実業を2-0で破り、県予選と同様の強さを発揮していましたが、3回戦で昌平に力の差を見せつけられ、2-6で敗れてしまいました。

 

現チームの3年生は、司令塔の金川羅彌や、キャプテンのCB工藤珠凛、攻撃的MFの松下貴要らをはじめ、2019年に日章学園中で全国制覇しているメンバーが多く、下級生にも楽しみな人材が揃っています。

テクニカルな選手たちが多く、パスワークを生かした素早い攻撃とハードワークを武器に、全国でも十分に戦えるチームへとなっています。

ただ、インターハイでは強さを発揮していますが、選手権ではここ2年苦汁を飲む結果となっています。

組み合わせから見ると、順当に行けば準決勝で2年連続選手権出場の宮崎日大と当たります。

現世代が経験していない最後の大舞台となる、3年ぶりの選手権出場となるか注目です。

 

 

【宮崎日大】

次に優勝候補に挙げるのは、2年連続で選手権に出場している宮崎日大です。

 

2年連続の出場となった前回の選手権では、初戦で富山第一に1-0で勝利し、記念すべき全国初勝利を上げました。

しかし、続く3回戦では静岡学園に0-8で大敗。古川陽介(現磐田)に6人抜きゴールを決められるなど、全国との差を痛感させられました。再び全国で躍進を図ろうと意気込んでいましたが、インターハイ予選では2回戦で日章学園に競り負け、選手権予選が最後のチャンスとなります。

 

前回の選手権を経験したサイドバックのキャプテン石川大翔や、前回の選手権で得点を決めた技巧派レフティーの芥川蘭丸を中心に、パスをつないで崩していくテクニカルな攻撃スタイルはレベルアップし、徹底したハードワークで攻守の切り替えも速く、昨年度よりも安定したチームとなっています。

それだけに、インターハイで2回戦敗退に終わったのは悔やまれます。

インターハイのリベンジを果たすべく、順当に行けば、準決勝で日章学園とぶつかります。

事実上の決勝戦となるかもしれませんが、インターハイのリベンジを果たし、3年連続の選手権出場となるか注目です。

 

 

【延岡学園】

最後に優勝候補に挙げるのは、延岡学園です。

 

延岡学園と聞くと、バスケットボールや野球のイメージが強いかもしれませんが、近年はサッカー部の強化も図っており、前回の選手権予選はベスト8、今夏のインターハイ予選はベスト4まで進出するなど着実に力を付けてきていますが、宮崎日大日章学園という宮崎を代表する強豪校の前に阻まれています。

 

延岡学園は「南国の技巧派集団」というキャッチフレーズを掲げ、テクニックに長けた選手を中心に、パワープレーやカウンターを多用せず、パスを繋いで相手を崩していくサッカーを意識しています。

インターハイ予選準決勝の日章学園戦でも、先制点を奪われた後、すぐにパスを繋いでサイドから崩し、同点に追いつくなど、随所に技術の高さを見せていました。

組み合わせでは、日章学園宮崎日大鵬翔とは反対側のブロックとなり、同じブロックのライバルと目されていたインターハイ予選準優勝の日南学園が既に敗れたことにより、初の決勝進出かと期待も寄せられています。

もちろん、決勝には日章学園宮崎日大鵬翔とこれまで宮崎を引っ張ってきた強豪校のいずれかが待ち受けていますが、新たな新興勢力として全国への切符を掴むことが出来るのか注目です。

 

 

 

全国高校サッカー選手権2022宮崎予選の注目選手

ここからは、宮崎予選の注目選手をご紹介していきます。

 

【金川 羅彌 (きんかわ らいや)】※J3宮崎入団内定

日章学園の3年生でチームの攻撃を組み立てる司令塔です。

 

2ボランチの一角として、持ち前のパスセンスの高さに加え、球際の強さや豊富な運動量、攻守の切り替えの速さなど、日章学園のサッカーにおいて欠かせない存在となっています。

アシストだけでなく、インターハイ予選決勝でのミドルシュートや、インターハイ初戦の鹿島学園戦の直接フリーキックなど、得点でも大きく貢献しています。

 

地元宮崎県串間市出身の金川は、来季から地元のJリーグクラブ、テゲバジャーロ宮崎への加入が内定しました。

入団発表の際には、「自分はパスで局面を変えることが得意なので、そこを見てほしい」とコメントし、自分のセールスポイントをアピールしていました。

日章学園の中心として、地元クラブへの加入前に、最後の大舞台となる選手権の出場を果たし、全国で活躍することができるのか注目です。

 

 

【工藤 珠凛 (くどう しゅり)】

日章学園の3年生でキャプテンとしてチームを最後方から支えます。

 

日章学園中時代はFWとして全国制覇を果たしましたが、高校入学後はCBにコンバートされ、DFリーダーとして活躍しています。

中学時代のFWをはじめ攻撃的なポジションでプレーした経験を活かし、相手にとって嫌な守備対応を意識し、安定感をもたらしています。

 

空中戦の強さや足下の技術の高さも誇り、九州でもトップクラスのCBにも数えられますが、今年度は特にキャプテンとしてチームを鼓舞する姿が際立っています。

インターハイ県予選はわずか1失点だったものの、「もっと日章学園のプライドを持ってやらないといけない」と高い意識を保ち、最後の大舞台に向けて戦います。

過去2大会、全国への道を阻まれ、ひときわ悔しい思いをしてきたキャプテンは、最上級生となり、悲願の選手権出場となるのか、日章学園の誇り高きプライドを人一倍持つDFリーダーの活躍に注目です。

 

 

【石川 大翔 (いしかわ ひろと)】

宮崎日大の3年生で攻守ともに高い能力を誇るサイドバックです。

 

昨年度から左サイドバックのレギュラーを務め、精度の高い左足からのキックや、上下運動を絶やさない豊富な運動量、一対一での強さなど、攻守において安定したプレーを見せてきました。

今年度からはキャプテンを務め、インターハイ予選で日章学園に敗れた悔しさを晴らすべく、3年連続の選手権出場に向けて意気込んでいます。

 

サガン鳥栖U-15出身の石川は、現在プレミアリーグWESTで首位(第17節終了時点)を走るサガン鳥栖U-18の仲間たちから刺激を受けることも多く、特にサガン鳥栖U-18からバイエルン・ミュンヘンへの完全移籍が決まった福井太智からは大きく刺激を受けているようです。

旧友たちの活躍に奮起し、宮崎日大を3年連続で全国へ導き、全国の舞台で活躍することが出来るのか、キャプテンの活躍に注目です。

 

 

【芥川 蘭丸 (あくたがわ らんまる)】

宮崎日大の3年生で精度の高い左足のキックを持つ大型ボランチです。

 

前回の選手権では2回戦の富山第一戦で、フリーキックから決勝点のアシストを記録し、全国初勝利に大きく貢献しました。

ゴールを決めた当時2年生の外山将大も「ボールの質の素晴らしさにびっくりしている」とコメントし、左足のキックの精度の高さには定評があります。

キックの精度に加え、身長181㎝のサイズを誇る大型ボランチはフィジカル面でも強化し、相手に当たり負けない球際の強さや、運動量の多さも際立ってきました。

上手さに加え、強さも増し、チームの主軸として欠かせない存在となっています。

 

インターハイ予選の日章学園戦では、「良いプレーは何もできなかった」と悔しい思いをし、選手権に向けてリベンジを誓っています。

再び全国の舞台で得点に絡み、活躍することが出来るのか、チームの命運を握るレフティーの活躍にも注目ですね。

 

 

【永富 裕汰 (ながとみ ゆうた)】

鵬翔高の2年生でチームのエースとして成長が期待される有望株です。

 

中学時代はボランチでしたが、高校入学からはFWで起用されています。

懐の深さを生かしたポストプレーで攻撃の起点となり、自ら持ち込んでのシュートや、クロスにヘディングで合わせるなど、多彩な得点パターンを持つ万能型FWです。

 

今年3月に行われた九州新人大会の代替大会“2022 九州高等学校サッカー大会 ~九州はひとつ~”の筑陽学園戦ではハットトリックを決め、チームのエースストライカーとして日に日に存在感を増しています。

インターハイ予選は準決勝で日南学園に敗れ、2016年度以来6年ぶりの選手権出場に向けて、活躍が期待されています。

興梠慎三(現札幌)、増田誓志(元鹿島)といった錚々たるOBがつけてきたチームのエースナンバー“13”を2年生ながら付ける永富に対し、「これからもっと成長するし良い選手になる」と鵬翔高の上永智宏監督も期待を寄せています。

順当に行けば、準々決勝で宮崎日大とぶつかりますが、2年生エースの活躍で一泡吹かせることもあるかもしれません。

活躍に注目です。

 

 

 

まとめ

いかがでしたか。

 

今回は全国高校サッカー選手権2022宮崎県予選の日程と組み合わせに加えて、優勝候補、注目選手をご紹介しました。

 

優勝候補には、インターハイ出場日章学園、2年連続選手権出場中の宮崎日大、着実に力を付け悲願の初出場を狙う延岡学園を挙げました

その他、第91回大会優勝の鵬翔宮崎第一といった私立勢に加え、公立勢では、インターハイ準優勝の日南学園を破った都城農宮崎西小林秀峰などが選手権の切符を争うことになるでしょう。

 

これまでは、日章学園鵬翔の2強の争いが続いていましたが、宮崎日大をはじめ強化を進めてきた私立の新興勢力に加え、公立勢も力を付け、ますます面白くなっています。

早速、インターハイ準優勝の日南学園が敗れるなど波乱が見られ、最後まで目が離せませんね。

注目選手は、日章学園金川羅彌選手、工藤珠凛選手、宮崎日大石川大翔選手、芥川蘭丸選手、鵬翔高の永富裕汰選手をご紹介しました。

宮崎県予選を制し、本大会での躍進を果たすのはどこのチームになるか楽しみですね

いつもありがとうございます!

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