レスターファンの皆さん、こんにちは。
昨シーズンは、FAカップで優勝し、最終節までCL出場権獲得を争ったものの、結果的には2シーズン連続の5位でフィニッシュしました。
18-19シーズン途中から就任したロジャース監督の下、悲願のCL出場権獲得を目指し、開幕前は積極的な補強を行いました。
しかし、シーズンが始まると負傷離脱者が続出し、さらに新戦力がチームに上手くフィットしていないこともあり、現在プレミアリーグ第30節終了時点で、勝ち点36ptの10位に位置しています。
ここ数年の成績からすると、物足りない成績ではありますが、何とかトップ10圏内に入りこむ可能性もあります。
ということで今回は、レスターの21-22シーズンの
- 最新移籍情報まとめ
- スタメン・フォーメーション予想
- まとめ
の順でお伝えしていきます。
最新移籍情報まとめ
21-22シーズン冬の移籍期間での選手の動きは以下の通りです。
〈IN〉 なし
〈OUT〉
pos. | 選手名 | 移籍先 | 移籍形態 |
DF | フィリップ・ベンコヴィッチ | ウディネーゼ(イタリア) | フリー |
夏の動きと比べて、少しおとなしいものとなりました。
しかし、契約交渉ですが、来シーズン終了後契約満了となるティーレマンスとの間に進展は見られず、この冬にもマンチェスター・ユナイテッドなどビッククラブが獲得するのではないかの噂もありましたが、結局残留しました。
エンディディ、マディソンなども多くのビッククラブの注目を集め、来シーズン以降、移籍に向けて動き出すかもしれません。
ここ数シーズン、多額の選手売却益を得て、1部と2部を行き来するクラブから、プレミアの中堅クラブへとのし上がったレスターが、またどんな選手を発掘・育成していくのかも楽しみですね。
スタメン・フォーメーション予想
21-22シーズン後半戦のレスターの基本フォーメーション予想です。
今シーズンは3バックと4バックを併用していますが、ここ最近は4バックが採用されています。
各ポジションごとに分析してみましょう。
〈GK&DF〉
正GKは安定感抜群のシュマイケルが務めます。
“ミラクル・レスター”の時から長年レスターのゴールマウスを守っていますが、年々安定感を増し、いまやチームの精神的支柱といっても過言ではありません。
各要所で見せるファインセーブをはじめ、空中戦の強さやキック精度の高さなど、攻守にわたり大きく貢献しています。
35歳となりましたが、もうしばらくレスターの正GKの座は揺るがないことでしょう。
DFラインですが、故障離脱者が多い現状で、4バックと予想しました。
ここ最近は、アマーティとソユンクがCBのコンビを組みことが多いですが、現在故障離脱中のエヴァンスが復帰すれば3バックにする可能性もあります。
実際、冬の移籍期間前はエヴァンスを中央において、3バックを作ることもありました。
長期間離脱していたフォファナが練習に復帰したとの報道もあり、ヴェステルゴーアが復調してくれれば楽しみなところですね。
SBですが、右はリカルド・ペレイラ、カスターニュ、ジャスティンなどが控えていますが、負傷離脱を繰り返し、ベストメンバーを組むことが出来ていません。
チャウドゥリーやオルブライトンが務めることもあり、試行錯誤が続いています。
しかし、この3人が万全の状態で揃えば、ハイレベルなポジション争いが繰り広げられることでしょう。
これほど、能力の高いRSBが揃っているチームも珍しいのではないでしょうか。
昨シーズン、大怪我を負ったジャスティンも復帰を果たしたので、期待したいと思います。
左はユース出身の20歳のトーマスの成長が著しく、より頼もしい存在となっています。
第20節リバプール戦では、サラーに対して冷静な守備対応を見せ、見事に抑え込みました。
攻撃面でも効果的なオーバーラップと精度の高いクロスを供給し、今シーズンはLSBのレギュラーポジションを掴み、リーグ戦16試合に先発出場しています。
〈MF〉
2ボランチにして、OMFにマディソンを置くこともありますが、アンカーにエンディディを置いて、2インサイドハーフを並べる形がここ最近多くなっています。
アンカーのエンディディは、優れたボール奪取能力を発揮し、チームトップのタックル数とインターセプト数を記録し、守備の要として欠かせない存在となっています。
ティーレマンスも攻守両面でバランスの取れたボランチとして、精度の高いパスやミドルシュートを武器とし、守備面でも豊富な運動量からの強度なプレッシングで大きく貢献しています。
そして、もう1枚のインサイドハーフとして、ユース出身のデューズバリ―=ホールが著しい成長を見せています。
今シーズン中盤から先発出場が多くなり、豊富な運動量で攻守両面で躍動し、左足から精度の高いボールを供給し、ティーレマンスが抜けた後も中盤を任せられる存在として期待も高くなっています。
今シーズン新加入した守備的MFのスマレは少し苦戦していますが、まだ23歳と若く、これからに期待していきましょう。
〈FW〉
RWGはオルブライトン、LWGはバーンズ、CFはヴァーディ―が起用されることが多いですが、試合展開や相手の状況に合わせて上手く選手を起用しています。
RWGはオルブライトンが起用され、上手く攻守においてバランスを保つ動きを見せ、豊富な運動量で右サイドで躍動しています。
オルブライトンの右サイドならどこでも出来るユーティリティー性も高く評価され、チームにおいて貴重な存在です。
LWGはバーンズが積極的なドリブルやシュートで躍動しています。
守備面での貢献度も高く、左サイドからの攻撃に欠かせない存在となっています。
両サイド対応できるルックマンは、積極的なドリブルとスペースへの動き出しなどで、途中出場でチームのリズムを変える働きを見せています。
A fantastic move to seal the points! 🎉
Harvey Barnes, at it again against Leeds United 🤩#LeiLee pic.twitter.com/BAPrOXOIGz
— Leicester City (@LCFC) March 6, 2022
そしてCFは、チームのレジェンドになりつつあるエースのヴァーディ―が、高い決定力と運動量でチームを引っ張っています。
イヘアナチョやダカと比べるとスピードや身体能力は劣りますが、抜群のポジショニングセンスからゴールを奪っています。
怪我の離脱もありますが、やはりヴァーディ―の存在感は絶大なものといえるでしょう。
イヘアナチョは昨シーズンと比べると少し物足りなく感じるかもしれませんが、周りを生かすプレーで存在感を出しています。
今シーズンから加入したダカは、抜群のスピードからの抜け出しを武器とし、リーグではそこまで結果は伴っていませんが、ELのグループステージでは1試合4得点を決めています。
リーグトップの守備力を誇るマンチェスター・シティに今シーズン最多の3得点を決めるなど、高い攻撃力を有しており、後半戦の爆発にも期待したいですね。
まとめ
いかがでしたか。
今回は、『レスター2021-22最新スタメン・フォーメーションまとめ!移籍新加入選手も調査!』と題してお伝えしました。
今シーズンは、トップ10以内に入ることが現実的な目標ではないでしょうか。
少し厳しい戦いが続いていますが、今シーズンはリーグ戦でマンチェスター・ユナイテッドやリバプールなど上位クラブにも勝利し、上位戦線に絡む戦力は十分ありますので、残りの戦いぶりに期待していきましょう。
“ミラクル・レスター”と呼ばれた奇跡のプレミアリーグ初優勝からもう6年がたとうとしていますが、今レスターがリーグ上位に食い込んでも、もはやミラクルとは呼ばれないくらいのチームを作り上げてきました。
育成型クラブとして、どんな選手を育て、躍動してくれるのか、これからもレスターに注目していきたいですね。
いつもありがとうございます!
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