アタランタ2024夏の最新移籍情報まとめ！補強ポイントや狙ってると噂の獲得候補・退団選手リストも調査！

2024.08.07

アタランタファンの皆さん、こんにちは。

 

これまでセリエAのプロビンチャーレ(地方クラブ)の一つに過ぎなかったアタランタですが、2016年からガスペリーニ監督が就任すると、チームに攻撃的なスタイルを植え付け、継続してセリエAで上位を争える力を付けてきました。

また新型コロナウイルスの影響により、経済的な打撃を受けているチームも多い中、アタランタは2016年から8年連続で黒字決算を上げ、選手売却益やUEFA主催の大会の出場、放映権などで収益を上げ、比較的小さなクラブが成功を収めるロールモデルともなっています。

 

23-24シーズンは、アタランタ、そして就任8年目を迎えたガスペリーニ監督にとって、一つの集大成ともいえるシーズンとなりました。

2023年夏の移籍市場で、マンチェスター・ユナイテッドにホイルンドを放出し、その穴埋めとしてベルギー代表MFデ・ケテラエールやイタリア代表FWスカマッカを獲得するなど、他クラブで燻っていた若手実力者を獲得しました。

 

23-24シーズン前半戦は、リーグ戦で安定して勝ち星を積み重ねることが出来ず、中位をさまよっていましたが、2024年に入ってからは持ち前のハードワークと攻撃性の高さを前面に出し、勝ち星を積み重ねてきました。

またヨーロッパリーグでは、グループステージを首位で突破すると、準々決勝のリバプール戦ではアウェーでの1stレグを３－０で制し、ビッグクラブを圧倒させるパフォーマンスを見せました。

 

そして決勝では、これまで公式戦無敗だったレバークーゼンに、マンツーマンプレスを軸とした戦術を駆使し、レバークーゼンの攻撃陣を抑え込み、３－０で勝利を収め、クラブ史上初の欧州タイトル獲得を成し遂げました。

リーグ戦では4位、コッパ・イタリアではユベントスに敗れ準優勝に終わりましたが、23-24シーズンのアタランタのパフォーマンスは、世界に衝撃を与えるものになりましたね。

 

2021-22シーズン以来3シーズンぶりのチャンピオンズリーグ出場だけでなく、主軸選手の世代交代も一つのテーマとなってきており、2024年夏の移籍市場で、育成に定評があるアタランタがどんな原石を獲得するのかにも注目ですね。

 

ということで今回は、23-24シーズンは欧州を席巻する戦いぶりを見せ、24-25シーズンはチャンピオンズリーグでさらなる衝撃を与えようと目論むアタランタの2024夏の

  • 最新移籍情報と補強ポイント
  • 狙っていると噂の獲得候補選手
  • 退団が予想される選手
  • まとめ

の順でお伝えしていきます。

 

他に気になるチームはありますか？

プレミアリーグ(イングランド)

 

ブンデスリーガ(ドイツ)

 

リーガエスパニョーラ(スペイン)

 

セリエA(イタリア)

 

リーグアン(フランス)

 

最新移籍情報と補強ポイント

最新移籍情報

〈加入〉

pos. 選手名 年齢 前所属 移籍形態(移籍金)
DF ベン・ゴッドフリー 26 エバートン 完全移籍(1200万€、5年契約)
MF イブラヒム・スレマナ 21 カリアリ 完全移籍(750万€)
  ニコロ・ザニオーロ 25 ガラタサライ ローン(25年6月末まで、買取OP付)

 

ニコロ・ザニオーロ(ガラタサライ/イタリア代表)

生年月日：1999年7月2日(25歳)
ポジション：OMF、RWG、LWG

強靭なフィジカルを生かして、右サイドから馬力が強いドリブルで突破し、左足の強烈かつ正確なシュートでゴールを狙っていくイタリア代表のアタッカーです。

左足だけでなく両足も器用に使えて、ポストプレーヤーとしても機能し、守備面の課題は残っているものの、今後のイタリア代表の中心を担う存在として期待されていました。

 

2018年夏にローマに加入すると、右ウイングで主力として活躍し、期待の若手として注目を集めてきましたが、2020年9月に左膝前十字靭帯断裂という大怪我を負い、20-21シーズンは全休しました。

怪我から復帰した21－22シーズンはモウリーニョ監督の信頼も勝ち得て、リーグ戦28試合に出場し2得点2アシストを記録し、カンファレンス・リーグでも優勝を決める決勝ゴールを決めましたが、2023年冬の移籍市場で退団を要求したことで関係は悪化し、ガラタサライに移籍しました。

 

2023年夏の移籍市場では、アストン・ヴィラにローンで加入したものの、リーグ戦25試合で2得点と期待に応えるパフォーマンスを見せれず、シーズン終了後に保有元のガラタサライに復帰していました。

そんな中、7月5日にアタランタが、ザニオーロを2025年6月末までの買取オプション付きのローン移籍で獲得したことが発表されました。

 

現地メディアによると、ローン料350万ユーロ(約6億1000万円)に、買取オプションが1600万ユーロ(約28億円)にボーナスも加え、完全移籍に切り替わる場合は2200～2300万ユーロ(約38～40億円)程度の支払いになるようです。

ローマに在籍していた22-23シーズン途中以来、1シーズン半ぶりのセリエA復帰となり、これまで燻っていた才能をアタランタで本格的に開花させることが出来るのか、ザニオーロの活躍にも注目です。

 

 

〈退団〉

pos. 選手名 年齢 移籍先 移籍形態(移籍金)
GK ピエルルイジ・ゴッリーニ 29 ジェノア ローン(25年6月末まで、買取OP付)
DF カレブ・オコリ 22 レスター 完全移籍(1400万€、5年契約)
  ホセ・ルイス・パロミーノ 34 未定 契約満了
  ナディル・ゾルテア 25 カリアリ 完全移籍(500万€、4年契約)
MF エミル・ホルム 24 スペツィア ローン契約満了
  アレクセイ・ミランチュク 28 アトランタ・ユナイテッド 完全移籍(1200万€、3年半契約)
  ミシェル・アドポ 23 カリアリ ローン(25年6月末まで、買取OP付)
  ハンス・ハデブール 30 レンヌ 完全移籍(300万€、2年契約)
FW ドゥバン・サパタ 33 トリノ 完全移籍(860万€、2年契約)
  ロベルト・ピッコリ 23 カリアリ ローン(25年6月末まで、買取OP付)
  ニコロ・カンビアギ 23 ボローニャ 完全移籍(1000万€、5年契約)

 

 

補強ポイント

アタランタの2024年夏の移籍市場での補強ポイントとして、

  1. CB
  2. CMF

が挙げられるでしょう。

 

 

CB

まず補強ポイントの筆頭に挙げられるのは、CBになるでしょう。

 

23-24シーズンのセリエAで33試合に出場し、20歳ながらDFラインを牽引したスカルヴィーニですが、最終節で左ひざの前十字靭帯断裂という大怪我を負い、24-25シーズン開幕には間に合わず、長期離脱となってしまいました。

 

またここまでアタランタの躍進を支えてきたトロイやジムシティもベテランの域に入り、世代交代の必要性も出ています。

2024年冬の移籍市場で獲得したヒエンや、この夏の移籍市場で既に獲得したゴッドフリーも控えていますが、もう少し層を厚くしておきたいところですね。

 

 

CMF

次に補強ポイントに挙げられるのは、CMFになるでしょう。

 

チームの主軸として活躍してきた33歳デ・ローンからの世代交代や、移籍が噂されているコープマイネルスの穴埋めなど、CMFの補強の必要性も高くなっています。

エデルソンとコンビを組む上では、攻撃もしくは守備のどちらかに特化したCMFではなく、攻守において万能なプレーヤーの獲得が望まれるでしょう。

 

 

 

狙っていると噂の獲得候補選手

では、挙げられた補強ポイントに沿って、狙っていると噂の獲得候補選手を取り上げます。

 

CB

ケビン・ダンソ(RCランス/オーストリア代表)

生年月日：1998年9月19日(25歳)
ポジション：CB

身長190㎝の強靭なフィジカルを生かした当たりの強さと、対人では簡単に抜かされない粘り強い守備を見せ、RCランスの守備陣の中心として活躍するオーストリア代表のCBです。

攻撃面でも、パス精度の高さを生かしビルドアップ面での貢献度も高く、ドリブルでのキープ力に長け、相手に揺さぶりをかけるプレーも見せます。

 

イングランドのMKドンズの下部組織から、2014年1月にアウグスブルクの下部組織に加入し、2017年3月に18歳でトップチームデビューを果たしました。

2017-18シーズンはリーグ戦での出場機会を増やし、その後はサウサンプトンやデュッセルドルフへのローン移籍を経て、2021年8月にRCランスに加入し、加入1年目の21-22シーズンはリーグ・アンで33試合に出場しています。

 

リーグ・アン2位と躍進した22-23シーズンも37試合に出場し、リーグ・アン最少の失点数(29失点)を誇った堅守の中心として活躍し、パリ・サンジェルマンを大きく苦しめました。

23-24シーズンはリーグ・アンでのチーム順位こそ7位に落としたものの、リーグ・アン30試合、チャンピオンズリーグ全6試合に出場し、引き続き3バックの中心としてチームを支えてきました。

またオーストリア代表としては、EURO2024で3試合に出場し、代表の常連ともなっています。

 

そんなダンソに対して、これまでも欧州の強豪クラブから関心が寄せられていましたが、アタランタもダンソ獲得に関心を示しているようです。

所属するRCランスでも3バックで慣れていることや、対人守備やビルドアップ能力の高さなど、アタランタに加入後もすぐにDFラインの中心としての働きも大きく期待できるでしょう。

新たなディフェンスリーダー候補を獲得し、世代交代が進んでいくのか、今後の動向に注目です。

 

 

レオナルド・バレルディ(マルセイユ/アルゼンチン代表)

生年月日：1999年1月26日(25歳)
ポジション：CB

身長187㎝のフィジカルを活かした対人守備の強さや、危機察知能力の高さを発揮し、正確に相手からボールを奪っていくアルゼンチン代表のCBです。

左右両足を遜色なく使え、ビルドアップ面での貢献度も高く、リーダーシップや、3バックでも4バックでも対応できる戦術理解度の高さも評価されています。

 

ボカ・ジュニアーズの下部組織で育ち、2018年8月に19歳7ヵ月でトップチームデビューを果たし、2019年1月にはドルトムントに引き抜かれました。

ドルトムントではフンメルスの後継者として大きく期待されていたものの、Bチームでのプレーが主となり、2020年7月にマルセイユにローン移籍で加入しました。

2020-21シーズンはリーグ・アンで21試合に出場し、翌2021-22シーズンからは完全移籍で加入し、在籍4シーズンで公式戦135試合に出場し、DFラインの中心的存在として活躍しています。

 

23-24シーズンはリーグ戦27試合、ヨーロッパ・リーグ12試合に出場し、ヨーロッパ・リーグ準決勝のアタランタ戦では2試合ともにフル出場、そこでのプレーがガスペリーニ監督の目に留まり、高い評価を得て、アタランタはバレルディ獲得に向けて動き出しているようです。

 

バレルディ獲得にはアトレティコ・マドリードも関心を寄せていると報じられていますが、バレルディがイタリア国籍を持っていることもあり、アタランタとしても獲得交渉を上手く進めていきたいところでしょう。

3バックにも対応できる戦術理解度の高さや、ビルドアップ能力の高さはアタランタが求めるCB像に合致しますが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

CMF

マット・オライリー(セルティック/デンマーク代表)

生年月日：2000年11月21日(23歳)
ポジション：CMF、OMF、DMF

足元の技術の高さや視野の広さを駆使し、中盤でボールをコントロールし、前線に正確なパスを供給していくデンマーク代表の司令塔です。

身長189㎝のサイズや運動量を活かし、デュエルの強さや献身的なプレスなど、守備面での貢献度も高く、攻守において高いパフォーマンスを見せます。

 

イングランドで生まれ、フラムの下部組織で育ち、2020年1月にトップチームデビューを果たすと、その後は3部のMKドンズに加入しプレーしました。

2022年1月にセルティックに加入すると、加入してすぐにインサイドハーフの定位置を確保し、22-23シーズンから2シーズン連続でリーグ戦30試合以上に出場しています。

 

またスコティッシュ・プレミアリーグで22-23シーズンは12アシスト、23-24シーズンは13アシストを記録し、2シーズン連続でリーグのアシスト王に輝いています。

セルティックで主軸としての地位を確立しているオライリーに対しては、アタランタだけでなく、アトレティコ・マドリード、インテル、サウサンプトンなど国外のクラブからの関心も強くなっています。

 

中でもアタランタは3度もオファーを提示するなど、オライリーへの関心を特に強く示しており、最新のオファーは移籍金1500万ポンド(約29億6000万円)にボーナスを加えたものだとされています。

しかしセルティックは、オライリーの移籍金を、2023年夏にジョタ(現アル・イテハド)に支払われたクラブ最高額の2500万ポンド(約45億円)以上に設定しているようです。

 

攻守に万能なパフォーマンスを見せるオライリー加入が実現すれば、単にコープマイネルスの穴埋めだけでなく、中盤の強度を上げることにもつながりますが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

マルコ・ブレシャニーニ(フロジノーネ/元イタリアU-21代表)

生年月日：2000年1月20日(24歳)
ポジション：CMF、DMF、OMF

身長188㎝の恵まれたフィジカルに加え、豊富な運動量や巧みなボールコントロールで、攻守両面で存在感を発揮する左利きのCMFです。

中盤では攻撃的な位置や守備的な位置だけでなく、センターバックやLSBでも対応するユーティリティ性の高さもあります。

 

ミランの下部組織で育ち、2020年8月に20歳でトップチームデビューを果たし、その後はヴィルトゥス・エンテッラ、モンツァ、コゼンツァにローン移籍し、セリエBでのプレーが主になっていました。

2023年7月に、セリエA昇格組のフロジノーネに完全移籍で加入すると、リーグ戦36試合に出場し、4得点2アシストを記録しました。

残念ながら所属するフロジノーネはセリエA18位に終わり、1年でのセリエB降格となってしまいましたが、久々のセリエAの舞台で攻守において高いパフォーマンスを見せたブレシャニーニに対しては、セリエAの強豪クラブからの注目が集まっています。

 

アタランタもブレシャニーニ獲得に関心を示しているクラブの一つであり、その他にはユベントスやローマなども移籍先候補に挙げられています。

コープマイネルスと同じ左利きであることや、積極的な攻撃参加などプレースタイルも似通っているところも、アタランタが注目するポイントです。

 

ブレシャニーニの現在の市場価値も350万ユーロ(約5億6000万円)と安価であり、この夏の移籍市場ではセリエAクラブ間での争奪戦に発展しそうです。

アタランタ加入後の大化けにも期待したい選手ではありますが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

 

退団が予想される選手

次に、退団が予想される選手を取り上げます。

 

べラト・ジムシティ(アルバニア代表)

生年月日：1993年2月19日(31歳)
ポジション：CB、RSB、LSB
移籍先候補：アル・ラーヤン

身長190㎝の強靭なフィジカルを武器に、対人守備での強さを発揮するだけでなく、読みの鋭さやカバーリング範囲の広さもあるマンツーマンのスペシャリストです。

アルバニア代表では最終ラインでディフェンスリーダーとして活躍し、EURO2024ではグループステージ全3試合でキャプテンマークを巻き、プレーしました。

 

生まれ故郷のスイス・チューリッヒの下部組織で育ち、2012年3月にトップチームデビューを果たすと、在籍5シーズンで公式戦135試合に出場しました。

2016年1月にアタランタに加入し、2018-19シーズンから3バックの一角に定着すると、23-24シーズンまでに公式戦240試合に出場しています。

とりわけ23-24シーズンは、セリエAでアタランタ加入後最多の37試合に出場し、ヨーロッパリーグでも12試合に出場するなど、フル稼働で活躍しました。

 

ガスペリーニ監督からの厚い信頼を寄せられているジムシティですが、30代を超え、ベテランの域に入ってきました。

アタランタとの契約は2026年6月末まで残っていますが、そんな中カタールのアル・ラーヤンがジムシティ獲得に向けて接触を図っているようです。

CB獲得が順調に行けば、世代交代の一環としてジムシティの放出も進んでくるかもしれませんが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

トゥーン・コープマイネルス(オランダ代表)

生年月日：1998年2月28日(26歳)
ポジション：OMF、CMF、DMF
移籍先候補：ユベントス、リバプール

豊富な運動量と球際の強さを誇るだけでなく、左足から精度の高いパスを供給し、攻撃の組み立てに関与し、攻守にわたる活躍を見せる万能型のCMFです。

オランダ代表では21試合で2得点を記録しており、2022年カタールW杯では全5試合に出場しましたが、EURO2024は直前の怪我により欠場となってしまいました。

 

母国オランダのAZの下部組織で育ち、2017年10月にトップチームデビューを果たすと、在籍約4シーズンで154試合に出場し、43得点17アシストを記録しました。

AZではキャプテンを務めるだけでなく、2019-20、2020-21シーズンの2シーズン連続で、リーグ戦二桁得点を記録するなど、攻守にわたり大きく貢献し、チームを牽引してきました。

 

2021年8月にアタランタに加入後も、低い位置からの正確なパスの供給だけでなく、豊富な運動量を活かした高い位置までの攻め上がりを見せるなど多くの得点機会に関与し、2023-24シーズンはアタランタ加入後最多となるリーグ戦12得点を上げ、チームの主軸として活躍しました。

24-25シーズンもアタランタでの活躍が期待されているコープマイネルスですが、ペルカッシCEOも売却の可能性を否定しておらず、この夏での移籍の可能性も出てきています。

 

特にコープマイネルスにかねてから関心を示し続けているユベントスが、カラフィオーリ獲得に注ぎ込もうとしていた金額をコープマイネルス獲得に注ぎ込もうとしているようです。

既にユベントスはアタランタに移籍金4500万ユーロ(約73億1000万円)の公式オファーを提示したとも報じられ、今後の進展にも注目が集まります。

 

アタランタだけでなく、オランダ代表でも貴重な存在となってきたコープマイネルスですが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

エル・ビラル・トゥーレ(マリ代表)

生年月日：2001年10月3日(22歳)
ポジション：CF、RWG
移籍先候補：シュツットガルト、フラム

身長185㎝の屈強なフィジカルとアフリカ人選手特有の身体能力の高さとバネの強さを前面に出したプレーで相手ゴールに迫っていくマリ代表のストライカーです。

左右遜色なくキック精度の高さや、足元の技術の高さも兼ね備え、縦への突破や中央へのカットインなど様々なプレーパターンを持っています。

 

2020年1月にスタッド・ランスに完全移籍で加入すると、在籍約3シーズンで公式戦68試合に出場し、9得点5アシストを記録し、主力として活躍しました。

22-23シーズンは、夏の移籍市場終了間際にアルメリアに完全移籍で加入し、シーズン終盤に筋肉の怪我で約2カ月の離脱もあったものの、ラ・リーガで21試合に出場し、7得点を記録しました。

 

そして2023年7月には、アタランタ史上最高額の移籍金となる最大3000万ユーロ(約46億円)の4年契約で獲得したことが発表されました。

しかしハムストリングの負傷により、23-24シーズンは開幕から出遅れ、2024年2月にようやくリーグ戦初出場を果たしたものの、公式戦17試合で3得点にとどまり、期待に応えるパフォーマンスを見せることは出来ませんでした。

 

2年目の奮起に期待したいものの、既にザニオーロを獲得するなど、攻撃陣の層も厚くなり、出場機会を確保するために移籍に踏み切る可能性も高くなっています。

24-25シーズンはトゥーレの覚醒にも期待したいところですが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

 

まとめ

いかがでしたか。

 

今回は、2024年夏のアタランタの最新移籍情報と補強ポイント、狙っていると噂の獲得候補選手、退団が噂される選手を取り上げました。

 

多くのクラブが財政難で苦しむ中、絶えず新たな原石を見出し、選手売却益を中心に、8年連続で黒字決算を出しているアタランタ。

23-24シーズンも、前クラブで燻っていた選手のポテンシャルを開花させたり、低予算で獲得した若手の原石を主軸に成長させるなど、これまでのようなチームスタンスを発揮してきました。

 

そして23-24シーズンは、ヨーロッパリーグ制覇を成し遂げ、24-25シーズンは新たなフェーズを迎えようとしています。

今後もアタランタが欧州の舞台でビッグクラブとどこまで渡りあえるのか、また今後の主軸候補、そしてビッグクラブのターゲットとなり得るどんな原石を発掘するのか、アタランタの2024年夏の移籍市場での動きに注目ですね！

 

他に気になるチームはありますか？

プレミアリーグ(イングランド)

 

ブンデスリーガ(ドイツ)

 

リーガエスパニョーラ(スペイン)

 

セリエA(イタリア)

 

リーグアン(フランス)

 

いつもありがとうございます!

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