パリサンジェルマン2024夏の最新移籍情報まとめ!補強ポイントや狙ってると噂の獲得候補・退団選手リストも調査!

PSGファンの皆さん、こんにちは。

 

毎シーズンのように大型補強を敢行してきたものの、国内タイトルを獲得したのみで、ここ数シーズンは欧州の舞台でほぼ太刀打ちできなかったパリ・サンジェルマン

2023年夏は“新銀河系軍団”の象徴ともいえるメッシネイマールセルヒオ・ラモスヴェッラッティといったビッグネームがチームを去りました。

 

その代わりには、デンベレコロ・ムアニリュカ・エルナンデスといったフランス代表戦士やゴンサロ・ラモスウガルテイ・ガンインといった若手を獲得し、大幅な入れ替えを敢行しました。

新監督に元スペイン代表監督のルイス・エンリケを迎え、チームの絶対的なエースのエムバぺを中心としたチームで臨んだ23-24シーズンですが、リーグアンでは第12節に首位に立って以降、1度も首位を明け渡すことなく、3試合を残して、3シーズン連続12度目の優勝を決めました。

 

その一方、肝心のチャンピオンズリーグでは準々決勝でバルセロナに見事な逆転勝利を収め、悲願のビッグイヤー獲得の期待も高まっていましたが、準決勝ではドルトムントに2試合とも敗れ、ベスト4で敗退となってしまいました。

チャンピオンズリーグ敗退が決まったすぐ後、23-24シーズン終了後に契約満了となるエムバぺが退団を表明し、PSGはこの夏一つの転換点を迎えようとしています。

 

ということで今回は、エムバぺ退団という大きな転換点を迎え、欧州のタイトル戦線に生き残れるかどうか瀬戸際に立たされているパリ・サンジェルマンの2024年夏

  • 最新移籍情報と補強ポイント
  • 狙っていると噂の獲得候補選手
  • 退団が予想される選手
  • まとめ

の順でお伝えしていきます。

 

他に気になるチームはありますか?

プレミアリーグ(イングランド)

 

ブンデスリーガ(ドイツ)

 

リーガエスパニョーラ(スペイン)

 

セリエA(イタリア)

 

リーグアン(フランス)

  • ASモナコ

 

最新移籍情報と補強ポイント

最新移籍情報

〈加入〉

pos. 選手名 年齢 前所属 移籍形態(移籍金)

 

 

〈退団〉

pos. 選手名 年齢 移籍先 移籍形態(移籍金)
GK ケイラー・ナバス 37 未定 契約満了
DF レイヴァン・クルザワ 31 未定 契約満了
FW キリアン・エムバぺ 25 レアル・マドリード 契約満了

 

 

キリアン・エムバぺ(フランス代表)

生年月日:1998年12月20日(25歳)
ポジション:CF、LWG、RWG

他を寄せ付けない圧倒的なスピードとフィニッシュワークを武器に、パリ・サンジェルマンのエースとしてだけでなく、世界トップのストライカーとして活躍しています。

6シーズン連続でリーグ・アンの得点王に輝くだけでなく、カタールW杯の得点王にも輝き、個人でのタイトルをほぼ総なめにしています。

 

2017年7月にモナコからPSGに加入し、在籍7シーズンで公式戦307試合に出場し、クラブ歴代最多の256得点を記録しました。

23-24シーズンもリーグ・アンで29試合に出場し、27得点を記録し、2位に大差をつけ、6シーズン連続の得点王に輝きました。

 

しかしエムバぺパリ・サンジェルマンとの契約は2024年6月末までとなり、エムバぺ側に1年の契約延長オプションはついていたものの、これを行使せず、23-24シーズン限りでの退団が有力視されていました。

チャンピオンズリーグ準決勝で敗退が決まった3日後の5月10日、エムバぺは自身のSNSを通して、23-24シーズン限りでの退団を発表しました。

 

2月には多くの有力メディアが、年俸1500万ユーロ(約24億6000万円)の5年契約でエムバぺレアル・マドリードへの加入が合意に達したと報道しましたが、おそらくチャンピオンズリーグ決勝後に正式発表になるではないかとされています。

かつては契約更新を巡り、プレシーズンツアーの帯同も許されなかったという不遇な状況もあり、円満退団といきたかったところですが、ホーム最終戦でアル・ケライフィ会長と口論したとも報じられ、後味の悪い退団となりました。

 

個人や代表でのタイトルはほぼ手にしたエムバぺは、有力視されているレアル・マドリード移籍し、悲願のバロンドールとビッグイヤー獲得を実現させるのでしょうか。

新たなステップを踏み出そうとしているエムバぺのこれからにも注目ですね。

 

 

ケイラー・ナバス(コスタリカ代表)

生年月日:1986年12月15日(37歳)
ポジション:GK

驚異的な反射神経と身体能力の高さを生かしたセービングを見せ、幾度となくチームを窮地から救ってきた経験豊かなGKです。

パリ・サンジェルマン加入後は、イタリア代表GKドンナルンマと世界トップレベルの正GK争いを繰り広げてきました。

 

2014年のブラジルW杯でコスタリカをベスト8に導く活躍を見せ、大会終了後にレアル・マドリードに移籍し、正守護神として多くのタイトルを獲得してきました。

2019年9月にパリ・サンジェルマンに完全移籍し、加入1年目から正GKとして活躍してきました。

 

しかしドンナルンマが加入し、当初は正守護神争いを繰り広げていたものの、徐々に控えGKに追いやられ、22-23シーズン後半戦はノッティンガム・フォレストにローン移籍していました。

復帰した23-24シーズンも控えGKの立ち位置は変わらず、公式戦6試合の出場にとどまり、シーズン終了後、契約満了により退団することになりました。

 

退団表明にあたり、ナバスは自身のInstagramで、「この素晴らしいスタジアムでこのエンブレムを守ることが出来て光栄だった」と、ファンに対する感謝を綴っています。

新天地候補には、2025シーズンからMLSに新規参入するサンディエゴFCが挙げられており、セルヒオ・ラモス(セビージャ)とともに補強の目玉となっています。

 

パリ・サンジェルマン退団に続き、先日W杯3大会連続で正守護神として君臨してきたコスタリカ代表からの引退も発表しました。

キャリアの終盤に差し掛かり、ナバスも大きな決断をしてきましたが、今後の活躍にも注目です。

 

 

補強ポイント

パリ・サンジェルマンの2024年夏の移籍市場での補強ポイントとして、

  1. エムバぺの穴埋め
  2. DFラインの補充

が挙げられるでしょう。

 

 

エムバぺの穴埋め

やはりエースストライカーとして活躍してきたエムバぺ退団による穴を埋めるために動いてくることでしょう。

 

2023年夏の移籍市場では、デンベレコロ・ムアニゴンサロ・ラモスなどを獲得しましたが、前所属先で見せていたようなパフォーマンスを見せるに至りませんでした。

2年目の奮起に期待できるかもしれませんが、ネームバリューでもビッグクラブと見劣りしないようなアタッカーを獲得し、フランスの盟主としての面子を保ちたいところです。

 

23-24シーズンのチーム総得点81点のうち、3分の1にあたる27得点を決めたエムバぺの穴埋めはそう簡単にできるとは思えませんが、この夏の移籍市場でのメインテーマとなるでしょう。

 

 

DFラインの補充

次に補強ポイントに挙げられるのは、DFラインの補充です。

 

CBのキンペンべはアキレス腱の負傷により、23-24シーズンは全休し、LSBのリュカ・エルナンデスもチャンピオンズリーグ準決勝1stレグで左ひざ前十字靭帯断裂の大怪我を負い、長期離脱となってしまいました。

また新戦力として期待されていたシュクリニアルも怪我により離脱し、ハキミマルキーニョスにかかる負担も大きくなってしまいました。

 

CBまたサイドバック問わず、選手層を厚くしておきたいところです。

 

 

 

狙っていると噂の獲得候補選手

では、挙げられた補強ポイントに沿って、狙っていると噂の獲得候補選手を取り上げます。

 

エムバぺの穴埋め

ベルナルド・シルバ(マンチェスター・シティ/ポルトガル代表)

生年月日:1994年8月10日(29歳)
ポジション:OMF、RWG、CMF

利き足の左足での細かいタッチを駆使したドリブルや、精度の高いパスやシュートでチャンスメイクしていくポルトガル代表の攻撃的MFです。

豊富な運動量でピッチを駆け回り、中盤だけでなく、ウイングや偽9番としても起用され、グアルディオラ監督からも絶大の信頼を勝ち得ています。

 

2017年夏にモナコからマンチェスター・シティに移籍し、在籍7シーズンで公式戦(5/7現在)351試合に出場し、66得点62アシストを記録しています。

23-24シーズンもリーグ戦(35試合消化時点)30試合に出場して、6得点5アシストを記録し、攻撃面だけでなく、守備面でも献身的な働きを見せています。

 

2023年8月には、2026年6月末まで契約延長し、マンチェスター・シティの主力として欠かせない一人となっています。

そんなベルナルド・シルバに対して、パリ・サンジェルマンエムバぺの穴埋め役として、獲得に動いているようです。

 

ベルナルド・シルバ自身はバルセロナ移籍を希望しているとの報道もありますが、2023年8月に締結した新契約には、5000万ポンド(約80億円)の契約解除条項が設定されており、この金額を出して獲得を狙っているようです。

またライプツィヒにローン移籍中のシャビ・シモンズの譲渡も含めて、移籍金を抑えて獲得を狙っているとの報道もあります。

 

パリ・サンジェルマン加入が実現すれば、CMFやRWGで起用され、ルイス・エンリケ監督が志向する攻撃的なスタイルにおいて重宝されることでしょう。

マンチェスター・シティにおいても不可欠な存在ではありますが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

マーカス・ラッシュフォード(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド代表)

生年月日:1997年10月31日(26歳)
ポジション:LWG、CF、RWG

マンチェスター・ユナイテッド生え抜きで、現在チームでは背番号10を付け、名実ともにユナイテッドの顔の一人となっているストライカーです。

フィジカルと身体能力の高さを活かした突破で、カウンター攻撃では相手チームの脅威となり、幾度となくゴールを陥れてきました。

 

2016年2月に、18歳でトップチームデビューを果たして以降、在籍約8シーズン半で公式戦400試合以上出場しています。

プレミアリーグでも、2018-19シーズンから3シーズン連続で二桁得点を記録し、エースとして活躍してきました。

 

2021-22シーズンはリーグ戦4得点とブレーキがかかりましたが、22-23シーズンはリーグ戦チームトップの17得点を決め、シーズン終了後に2028年6月末までの契約延長を勝ち取りました。

しかし23-24シーズンは、リーグ戦では二桁得点に届かず、2024年1月には規律違反の問題も報じられ、チーム内でも期待の逸材ガルナチョの台頭もあり、序列が低くなりつつあります。

 

パリ・サンジェルマンは、エムバぺの穴埋め役としてラッシュフォード獲得に乗り出し、移籍金7500万ポンド(約142億円)を用意しているとも報じられています。

ただパリ・サンジェルマンラッシュフォードよりもオシムヘン(ナポリ)の獲得に優先順位を置いているとの報道もあります。

 

22-23シーズンのような爆発的な加速力と決定力を見せることが出来れば、エムバぺの穴埋めも上手くいくことでしょう。

契約延長したばかりでいきなり不遇の状況に置かれてしまったラッシュフォードはどんな決断を下すのか、今後の動向に注目です。

 

 

クビチャ・クラワツヘリア(ナポリ/ジョージア代表)

生年月日:2001年2月12日(23歳)
ポジション:LWG、ST

類まれなる足元の技術の高さとドリブルスピードの速さを駆使し、左サイドを切り裂き相手ゴールに迫っていくアタッカーです。

EURO2024に初出場する新興勢力ジョージア代表の中心的な存在として、EURO2024だけでなく、これからの活躍も大きく期待されています。

 

母国ジョージアやロシアでのプレーを経て、2022年夏に移籍金1330万ユーロ(約21億6000万円)でナポリに加入しました。

22-23シーズンは、開幕からLWGの定位置を確保し、リーグ戦34試合で12得点10アシストを記録し、ナポリの33シーズンぶりのスクデット獲得の原動力となりました。

 

個人としても、22-23シーズンのアシスト王に輝き、セリエA年間MVPにも選出され、市場価値も加入当初の1500万ユーロから8500万ユーロ(約144億円)と5倍以上に跳ね上がりました。

23-24シーズンは、2度の監督交代やリーグ戦の不調に苦しむナポリにおいて、リーグ戦ではゴール、アシストともに二桁に迫る数を残しています。

 

ただナポリは24-25シーズンの欧州カップ戦出場権を獲得することが出来ず、チームの核として活躍してきたオシムヘンクラワツヘリアのどちらかを放出せざるをえない状況になっています。

クラワツヘリア獲得には、パリ・サンジェルマン以外にもチェルシーリバプールなども関心を示しており、ナポリクラワツヘリアの移籍金を最低でも1億5000万ユーロ(約241億円)に設定しているとの報道もあります。

 

ナポリとしても、オシムヘンクラワツヘリアをダブルで失うのを避けるべく、シーズン終了後にデ・ラウレンティス会長と代理人が会談し、年俸アップなどの新契約締結に動くとも報道されています。

ただEURO2024で大きなインパクトを残せば、巨額のオファーが舞い込み、ナポリとしても首を振れない状況になるかもしれません。

 

新たなパリ・サンジェルマンのエースとしての期待もかけられていますが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

DFラインの補充

ジュール・クンデ(バルセロナ/フランス代表)

生年月日:1998年11月12日(25歳)
ポジション:CB、RSB

CBとしては身長は決して高くはないものの、高い身体能力を駆使し、空中戦やスピードなど対人守備での強さを発揮するフランス代表のCBです。

パスの精度も高く、後方からの攻撃の組み立てなど、ビルドアップでの貢献度の高さや積極的な攻撃参加も光ります。

 

ボルドーの下部組織で育ち、2018年1月にトップチームデビューを果たし、2018-19シーズンのリーグ・アンでは37試合に出場し、チームの主軸として活躍しました。

2019年7月にセビージャに加入すると、在籍3シーズンで公式戦133試合に出場し、CBの定位置を確保し、最終ラインを引き締めてきました。

 

2022年夏にバルセロナに加入すると、RSBとしての起用がメインでしたが、リーグ戦29試合に出場し、堅い守備陣を構築し、ラ・リーガ制覇に大きく貢献しました。

23-24シーズンは、前シーズン終了後にシャビ監督にCBでの起用を希望したと報道され、その希望通りに開幕当初はCBとして起用されていましたが、現在はRSBでの起用がメインとなっています。

 

それでもリーグ戦30試合以上にスタメン起用され、CBまたサイドバックでも対応できるユーティリティ性もあり、チームでも欠かせない戦力となっています。

ただ財政難に苦しむバルセロナにおいて、クンデはチーム内でも高額の年俸を受け取っており、チーム内ではCBも飽和状態となっており、バルセロナクンデに対して高額のオファーが届けば耳を傾ける姿勢のようです。

 

クンデ獲得には、パリ・サンジェルマンだけでなく、チェルシーマンチェスター・ユナイテッドも関心を示しているようです。

パリ・サンジェルマン加入が実現すれば、DFラインにとって大きな補強となりますが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

レニー・ヨロ(リール/フランスU-23代表)

生年月日:2005年11月13日(18歳)
ポジション:CB

身長190㎝の高さを活かした空中戦の強さだけでなく、細身ながらフィジカルコンタクトの強さもあり、鋭い読みや手足の長さを活かし、クリーンにボールを奪っていく期待の若手CBです。

足元の技術の高さもあり、相手のプレッシャーもかわし、正確なパスやフィードを前線に供給していきます。

 

11歳でリールの下部組織に加入し、22-23シーズンからトップチームに昇格すると、22-23シーズンから指揮を執るパウロ・フォンセカ監督から高い評価を得て、公式戦19試合に出場し、スタメン起用される試合もありました。

23-24シーズンは開幕直後からCBの定位置を確保し、リーグ・アンでリーグ戦32試合に出場し、2CBの一角として不動の地位を確立しています。

 

またティエリ・アンリ監督が指揮を執るU-23フランス代表にも定期的に招集され、2024年のパリ・オリンピック出場も期待されています。

着実にトップレベルのCBに成長し続けているヨロに対して、多くのビッグクラブが関心を寄せていますが、特にレアル・マドリードが移籍金6000万ユーロ(約98億5000万円)を投じるなど、獲得に向けた具体的な動きを見せているようです。

 

リールとしては、フランス国内のライバルであるパリ・サンジェルマンに売却するのは避けたいところですが、一部ではパリ・サンジェルマン有利との報道もあり、レアル・マドリードがつぎ込む予定近くの金額のオファーを提示してくることでしょう。

ヨロリールとの契約は2025年6月末までとなっていますが、ヨロは契約を延長するつもりはなく、この夏で移籍する可能性が高くなっています。

 

パリ・サンジェルマンレアル・マドリード以外にも、マンチェスター・ユナイテッドチェルシーバイエルン・ミュンヘンなども獲得に名乗りを上げ、争奪戦が繰り広げられます。

次世代のDFリーダー候補として、ぜひとも獲得を期待したい存在ですが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

 

退団が予想される選手

次に、退団が予想される選手を取り上げます。

 

エタン・エムバぺ(元フランスU-16代表)

生年月日:2006年12月29日(17歳)
ポジション:CMF、DMF
移籍先候補:リール

キリアンとはポジションが異なるものの、身体能力の高さや左足からの正確なパスを活かしたプレーを持ち味とし、将来を嘱望されている若き逸材です。

14歳でU-16フランス代表、15歳でU-19フランス代表に飛び級で招集されるなど、兄に引けを取らない高いポテンシャルも評価されています。

 

2017年にパリ・サンジェルマンの下部組織に入団すると、ユースチームで主軸として活躍すると、2022年カタールW杯での中断期間や2023年夏のプレシーズンマッチではトップチームに帯同するようになりました。

そして2023年12月、リーグ・アン第17節メス戦で16歳11ヵ月でトップチームデビューを果たし、兄弟そろってのプレーが実現しました。

 

23-24シーズンは公式戦5試合に出場し、ルイス・エンリケ監督もエタンを「豊かな個性を備えた興味深い選手」と評価し、これからの活躍と成長も期待していました。

しかし兄キリアンの退団決定に伴い、エタンもこの夏パリ・サンジェルマンを去るのではないかとされています。

 

母親であり、代理人を務めるファイザ・ラマリも、エタンパリ・サンジェルマン退団を認めるコメントを出しており、リールが獲得に関心を示しているようです。

キリアンは弟エタンとの仲睦まじい様子をSNSに上げており、エタンパリ・サンジェルマンに対する愛着もやや薄くなっているのかもしれません。

 

大きな才能を持ったエタンの成長にも注目ですが、新シーズンはどこでプレーすることになるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

カルロス・ソレール(元スペイン代表)

生年月日:1997年1月2日(27歳)
ポジション:CMF、RMF、OMF
移籍先候補:アストン・ヴィラ、ブライトン

二列目や中盤ではどこでもプレー可能なユーティリティ性を持ち、高い技術と献身性でチームに貢献してきた攻撃的MFです。

バレンシア在籍時は2シーズン連続で二桁得点を記録するなど得点力の高さもありますが、守備面でも持ち前の献身性や運動量を活かし、粘り強い守備対応を見せます。

 

バレンシアの下部組織出身で、2016-17シーズンで19歳でトップチームデビューを果たすと、一気に主力の座に上り詰め、在籍約6シーズンで公式戦通算226試合に出場し、36得点31アシストを記録、チームの攻撃を担う活躍を見せてきました。

2022年夏の移籍市場終了間際に、パリ・サンジェルマンに移籍金1800万ユーロ(約25億円)の5年契約で加入しましたが、中盤の厚い選手層に阻まれ、リーグ・アン26試合に出場し、3得点3アシストにとどまりました。

 

23-24シーズンは、22-23シーズンより少ないリーグ・アン24試合の出場にとどまり、序列を上げることはできませんでした。

バレンシア時代はトップ下やセカンドトップなど、前線に近い位置を主戦場としていましたが、PSG加入後はインサイドハーフでの起用が主となっており、得点力は鳴りを潜めています。

 

さらに23-24シーズンは、ザイール=エメリの台頭やウガルテイ・ガンインが加入したこともあり、本職ではないサイドバックで起用された試合もありました。

2024年冬の移籍市場でも、プレミアリーグ、ラ・リーガ、セリエAの多くのクラブから関心を寄せられましたが、移籍は実現せず、この夏の移籍市場でも放出候補となることでしょう。

 

ソレール獲得には、同胞のウナイ・エメリ監督率いるアストン・ヴィラブライトンといったプレミア勢が関心を示しているようです。

PSGではバレンシア時代の輝きを見せることは出来ていませんが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

ウスマン・デンベレ(フランス代表)

生年月日:1997年5月15日(27歳)
ポジション:RWG、LWG
移籍先候補:サウジアラビアリーグ

左右両足を駆使し、右サイドから繊細なタッチと切れ味鋭いドリブルを仕掛け、精度の高いパスを供給してチャンスメイクしていくフランス代表のアタッカーです。

 

バルセロナ在籍時の21-22シーズンはラ・リーガのアシスト王(13アシスト)に輝き、パリ・サンジェルマンに移籍した23-24シーズンもリーグ・アンのアシスト王(8アシスト)に輝きました。

2017年夏にドルトムントから移籍金1億500万ユーロ(約140億円)でバルセロナに加入しましたが、度重なる故障でほとんど出場できず、規律違反や問題行動も見られ、移籍金に見合った活躍を見せることは出来ませんでした。

 

それでも、21-22シーズン途中にシャビ監督が就任してからは、かつての輝きを取り戻し、22-23シーズンのラ・リーガ制覇にも貢献しました。

しかし、契約更新の際に大幅減俸を受け入れた代わりに、「5000万ユーロで移籍できる」権利を手にしたデンベレは、2023年夏にその権利を行使して、パリ・サンジェルマンに移籍しました。

 

加入1年目となった23-24シーズンは、公式戦41試合に出場し、ゴールこそは少なかったものの、リーグ・アントップのアシストを記録し、チャンスメイクに貢献していました。

しかしチャンピオンズリーグ準決勝でのデンベレの低調なパフォーマンスにルイス・エンリケ監督は不満を持ち、リーグ戦終盤2試合はベンチ外となっていました。

 

またチームから離れて、カンヌでパーティーに参加するなど、素行不良の問題も取り沙汰され、2028年6月末まで契約は残っているものの、わずか1年でパリを去る可能性も出ています。

ただデンベレ獲得のために大金を費やすクラブが欧州内で出てくる可能性も低く、サウジアラビアリーグからのオファー待ちだとされています。

ルイス・エンリケ監督の怒りを買ってしまったデンベレですが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

 

まとめ

いかがでしたか。

 

今回は、2024年夏のパリ・サンジェルマンの最新移籍情報と補強ポイント狙っていると噂の獲得候補選手退団が噂される選手を取り上げました。

 

これまで世界トップクラスのスタープレーヤーを獲得し続けてきた“新銀河系軍団”パリ・サンジェルマンですが、エムバぺ退団という転換点を迎え、補強スタンスに変化が生じるか、注目が集まります。

ファンはもはやリーグ・アン制覇だけでは満足せず、ビッグイヤー獲得を求めてきましたが、残念ながら23-24シーズンもそれは果たせませんでした。

 

PSG“単なるフランスの強豪クラブの一つ”なのか、それとも“欧州のタイトル戦線に常にいるクラブ”となるのか、この2024年夏の移籍市場での動きによって左右されてくるでしょう。

資金面では申し分なく、今まで通りにスタープレーヤーを獲得し続けるかもしれませんが、成長著しいザイール=エメリバルコラなどの若手を中心としたチーム造りに動いてくるかもしれませんね。

 

エムバぺ退団のショックと穴を埋めるには時間がかかりそうですが、この夏のPSGの移籍市場での動向と、これからのパフォーマンスに注目ですね。

 

他に気になるチームはありますか?

プレミアリーグ(イングランド)

 

ブンデスリーガ(ドイツ)

 

リーガエスパニョーラ(スペイン)

 

セリエA(イタリア)

 

リーグアン(フランス)

  • ASモナコ

いつもありがとうございます!

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