アタランタ2024冬の最新移籍情報まとめ!補強が噂される新加入獲得候補選手・退団リストも調査!

アタランタファンの皆さん、こんにちは。

 

セリエA屈指の育成部門を誇り、主力として成長させてから他クラブに移籍させるというセリエAの地方クラブ、プロビンチャーレの代表格ともいえるアタランタ

2016年からガスペリーニ監督が就任すると、チームに攻撃的なスタイルを植え付け、セリエAで上位に定着するようになり、CLでも強豪と互角に戦える力をつけてきました。

 

また新型コロナウイルスの影響により、経済的な打撃を受けているチームも多い中、アタランタは2016年から8年連続で黒字決算を上げ、選手売却益やUEFA主催の大会の出場、放映権などで収益を上げ、比較的小さなクラブが成功を収めるロールモデルともなっています。

22-23シーズンは、これまでのような攻撃力の高さは影を潜めたものの、若手から中堅・ベテランが躍動し、縦へのダイナミズムを前面に出したスタイルで、リーグ戦5位でフィニッシュし、2シーズンぶりに欧州カップ戦出場権を獲得しました。

 

これまでアタランタは欧州各国から有望株の若手選手を発掘し、主力として成長させてから強豪クラブに売却するというスタンスを取り続け、2023年夏の移籍市場でも加入1年目ながらリーグ戦9得点を上げたホイルンドマンチェスター・ユナイテッドに移籍金7200万ポンド(約130億円)で売却しました。

そして、ホイルンドが抜けた穴埋めとして、ミランからベルギー代表MFデ・ケテラエールや、ウェストハムからイタリア代表FWスカマッカを獲得するなど、他クラブで燻っていた若手実力者を獲得し、例年とは異なる補強の動きも見せました。

 

迎えた23-24シーズン、セリエA第20節終了時点でリーグ戦6位につけています。

リーグ戦トップ3からは勝ち点で少し差が付けられていますが、4位~8位争いでの勝ち点差はそこまで大きくなく、チャンピオンズリーグ出場権獲得も期待できます。

 

またヨーロッパリーグでは、スポルティングシュトゥルム・グラーツラクフ・チェンストホヴァと同居したグループステージで4勝2分けの勝ち点14を上げ、堂々の首位突破を果たしました。

ガスペリーニ監督就任当初の主力選手もベテランの域に入りつつあり、世代交代も徐々に行っていく上で、アタランタがどんな原石を発掘してくるのかにも注目ですね。

 

ということで今回は、プロビンチャーレの1クラブからセリエA上位争いの常連として定着し、2021-22シーズン以来3シーズンぶりのチャンピオンズリーグ出場を狙うアタランタの2024冬

  • 最新移籍情報と補強ポイント
  • 狙っていると噂の獲得候補選手
  • 退団が予想される選手
  • まとめ

の順でお伝えしていきます。

 

他に気になるチームはありますか?

プレミアリーグ(イングランド)

 

ブンデスリーガ(ドイツ)

 

リーガエスパニョーラ(スペイン)

 

セリエA(イタリア)

 

リーグアン(フランス)

 

最新移籍情報と補強ポイント

2023年夏の移籍市場でのアタランタの動きを振りかえってみましょう。

 

GKは、控えGKのスポルティエッロが契約満了によりミランに移籍し、フロジノーネにローン移籍していたカルセネッキが復帰しました。

 

CBは、ガスペリーニ監督との確執が表面化していたデミラルがサウジアラビアリーグのアル・アハリに完全移籍しましたが、マルセイユからフリーでボスニア・ヘルツェゴビナ代表DFコラシナツを獲得したのみで、代わりに新たな主軸候補となるCBを獲得しませんでした。

 

WBは、左右両方に対応していたメーレヴォルフスブルクに移籍し、スペツィアからスウェーデン代表DFホルムレバークーゼンから元オランダU-21代表MFベッカーを獲得しました。

 

CMFは、トリノからフランス人MFアドポをフリーで獲得した以外は、大きな動きはありませんでした。

 

2列目は、期待されたパフォーマンスを見せることが出来なかったボガニースに完全移籍し、ミランに鳴り物入りで加入したものの22-23シーズンのリーグ戦で無得点に終わったベルギー代表MFデ・ケテラエールを買取オプション付きのローン移籍で獲得しました。

 

そしてCFはホイルンドマンチェスター・ユナイテッドに移籍し、これまで得点源として活躍してきたサパタトリノへローン移籍しました。

その穴埋めとしてウェストハムで苦しんだイタリア代表FWスカマッカを獲得し、アルメリアからマリ代表FWエル・ビラル・トゥーレも獲得しました。

 

 

最新移籍情報

〈加入〉

pos. 選手名 年齢 前所属 移籍形態(移籍金)
DF イサク・ヒエン 25 エラス・ヴェローナ 完全移籍(850万€、4年半)

 

〈退団〉

pos. 選手名 年齢 移籍先 移籍形態(移籍金)
DF ナディル・ゾルテア 24 フロジローネ ローン(24年6月末まで)
FW ルイス・ムリエル 32 オーランド・シティ 完全移籍(100万€、2年)

 

 

イサク・ヒエン(スウェーデン代表)

生年月日:1999年1月13日(25歳)
ポジション:CB

身長191㎝の屈強なフィジカルと身体能力の高さを駆使し、地上戦また空中戦問わず対人守備の強さを発揮し、アグレッシブな守備を見せるスウェーデン代表のCBです。

 

カタールW杯欧州予選敗退後の2022年9月にスウェーデン代表デビューを飾り、EURO2024予選などではスタメン起用され、8試合に出場しています。

ブルキナファソ人の父親とスウェーデン人の母親の下で生まれたヒエンは、母国スウェーデンでプロキャリアをスタートし、ヴァ―サルンドユールゴーデンでプレーしてきました。

 

2022年8月にヴェローナに加入すると、加入1年目ながら3バックの一角に定着し、リーグ戦32試合に出場しました。

2022-23シーズンのセリエAでは、地上戦また空中戦でのデュエルの強さはもちろんのこと、チームトップのタックル数(76回)、クリア数(96回)を記録し、守備陣の中心としてチームを牽引していきました。

 

アタランタは2023年夏の移籍市場でヒエン獲得を目指していましたが、結局獲得することは出来ませんでした。

しかし、この冬の移籍市場で再度アタックを試み、移籍金850万ユーロ(約13億2000万円)の4年半契約での完全移籍で獲得に成功しました。

 

イエローカードの多さやビルドアップ面での課題は残るものの、インテンシティ―の高さを前面に出すヒエンのプレーに対して、ガスペリーニ監督も高く評価しています。

アタランタ加入後のリーグ戦2試合は途中出場となっていますが、今後はスタメン起用も多くなってくることでしょう。

アタランタでも3バックの一角として、持ち前の強度の高さを見せ、新たなディフェンスリーダーとなるのか、今後の活躍に期待ですね。

 

 

補強ポイント

アタランタの2024年冬の移籍市場での補強ポイントとして、

  1. CB
  2. CMF

が挙げられるでしょう。

 

 

CB

まず補強ポイントに挙げられるのは、CBです。

 

2023年夏の移籍市場では、ガスペリーニ監督との確執が表面化していたデミラルを放出し、20歳のスカルヴィーニにはビッグクラブからの手が伸び続けています。

またジムシティラファエル・トロイパロミーノといずれも30代となり、世代交代が必至となっています。

既に25歳のヒエンを獲得しましたが、まだ若手のCBの獲得を目指していくことでしょう。

 

 

CMF

次に補強ポイントに挙げられるのは、CMFです。

 

2015-16シーズンからチームに在籍し、アタランタの躍進を支えてきた守備的MFデ・ローンも32歳となり、世代交代の必要性も出てきました。

またコープマイネルスも、ビッグクラブからの関心が多く寄せられ、引き抜きの可能性も囁かれています。

エデルソンも主力として定着しつつありますが、次世代の主軸候補となる若手CMFを獲得しておきたいところです。

 

 

 

狙っていると噂の獲得候補選手

では、挙げられた補強ポイントに沿って、狙っていると噂の獲得候補選手を取り上げます。

 

CB

マッテ・スメット(シント=トロイデン/ベルギーU20代表)

生年月日:2004年1月4日(20歳)
ポジション:CB、DMF

足元の技術の高さやパス精度の高さに定評があり、カバーリング範囲も広く、攻守にわたり貢献度が高い活躍を見せているベルギー期待の若手有望株のCBです。

 

2023年11月には、バルセロナヴィッセル神戸でプレーした元ベルギー代表DFトーマス・フェルマーレン監督が指揮を執るベルギーU20代表でデビューを果たし、これからの成長も大きく期待されています。

2018年7月にヘンクの下部組織から、シント=トロイデンの下部組織に加入し、2022年10月にトップチームデビューを果たしました。

 

トップチームデビューを果たして以降、22-23シーズン中盤戦はベンチスタートがメインとなっていましたが、終盤戦にかけてスタメンで起用されはじめ、22-23シーズンはリーグ戦14試合に出場しました。

23-24シーズンは開幕から3バックの左の定位置を確保し、リーグ戦第20節終了時点でリーグ戦全20試合にスタメンフル出場しています。

 

スメッツの持ち味として挙げられるのは、足元の技術の高さとパス精度の高さであり、ビルドアップ時での安定感を誇り、リーグ戦で2位のパス成功数(1327本:sofascore調べ)を記録し、パス成功率は90%を超えています。

またリーグ戦全20試合フル出場していながら、イエローカードを1枚も貰っておらず、クリーンな守備も持ち味として光っています。

 

ベルギー期待の有望株として台頭しつつあるスメッツに対して、アタランタだけでなく、ミランも注目しているようです。

インテンシティ―を前面に出すスタイルではないものの、攻守の切り替えの巧さや3バックでも対応できることもあり、アタランタ加入が実現すれば面白い存在になることでしょう。

 

現在のスメッツの市場価値は400万ユーロ(約6億3800万円:TransferMarkt調べ)となっていますが、市場価値が上昇する前に獲得することになるのか、今後の動向に注目です。

 

 

クリスティアン・モスケラ(バレンシア/スペインU19代表)

生年月日:2004年6月27日(19歳)
ポジション:CB、RSB

身長191㎝の高さだけでなく、スピードや身体能力の高さも兼ね備え、鋭い寄せや素早い対応でピンチを未然に防いでいくバレンシア期待の若手CBです。

時折スピードを活かしたドリブル突破も見せ、足元の技術の高さやパス精度の高さもあり、攻撃面でも貢献度の高いプレーを見せます。

 

コロンビア人の両親の元で生まれ、1歳からスペインに移住し、バレンシアの下部組織で育ち、21-22シーズンにトップチームデビューを果たしました。

22-23シーズンはベンチを温める日々が続き、リーグ戦わずか3試合の出場でしたが、元々ウィングの選手だったこともあり、RSBでも起用されました。

 

23-24シーズンは、ラ・リーガ第3節オサスナ戦で途中出場して以降、CBとしてスタメンで起用され始め、第8節ベティス戦以降13試合連続でスタメン起用されています。

スペインとコロンビアの二重国籍を持つモスケラは、2023年3月にはコロンビアU-20代表からのオファーもありましたが、手続きが間に合わず、代表辞退となりました。

 

そして23-24シーズンのこの活躍により、スペイン代表招集に向けて期待の声も高くなり、今後の成長にも注目が集まります。

そんなバレンシア期待の逸材であるモスケラに対して、アタランタは獲得に向けて動向に注目しているようです。

 

現在は4バックのCBとして起用されていますが、カバーリング範囲の広さもあり、3バックでも対応できるでしょうし、何よりも強度の高さを出した守備はアタランタでも上手くマッチすることでしょう。

現在の市場価値は1000万ユーロ(約16億円:TransferMarkt調べ)と、23-24シーズン開幕当初の200万ユーロから大きく上昇していますが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

CMF

ジョーダン・ジェームズ(バーミンガム/ウェールズ代表)

生年月日:2004年7月2日(19歳)
ポジション:CMF、DMF

身長190㎝の屈強なフィジカルと推進力を前面に出した攻め上がりを見せ、強烈なミドルシュートでゴールを狙い、巧みなテクニックで狭い局面でも突破していきます。

 

ウェールズ代表では、カタールW杯後の2023年3月にデビューを果たし、ここまで8試合に出場し、ボランチの定位置確保に向けて、評価を高めつつあります。

バーミンガムの下部組織で育ち、2021年11月に17歳4ヵ月でトップチームデビューを果たすと、21-22シーズンはチャンピオンシップ20試合に出場しました。

 

22-23シーズンは、途中出場がメインとなり、リーグ戦33試合に出場しましたが、得点とアシストは共にありませんでした。

23-24シーズンは、ここまで(1/15現在)リーグ戦25試合に出場し、6得点を上げ、キャリアハイを大きく更新しています。

 

これまでクラブや代表では、ボランチでの起用がメインとなり、フィジカルを活かした当たりの強さや精度の高いパスを前線に供給するなど、攻守にわたり安定したプレーを見せていました。

23-24シーズンは、2列目などより高い位置での起用も多くなり、持ち前の攻撃センスがより開花した印象を受けます。

 

クラブでも代表でも主力として成長し続けているジェームズに対して、アタランタは獲得に向けてアプローチを図っているようです。

現在の市場価値は380万ユーロ(約6億円:TransferMarkt調べ)となっており、400~450万ユーロ(約6億4000万円~7億2000万円)程度での移籍金で交渉がまとまると予想されています。

アタランタ加入後の起用法にも注目ですが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

 

退団が予想される選手

次に、退団が予想される選手を取り上げます。

 

マルコ・カルネセッキ(イタリア代表)

生年月日:2000年7月1日(23歳)
ポジション:GK
移籍先候補:インテル、ローマ

身長190㎝を超える恵まれた体格と身体能力の高さや反射神経の良さを活かしたセービングだけでなく、ビルドアップ力にも定評があるイタリア期待の若手GKです。

 

イタリアU-21代表では正守護神として活躍し、2023年3月にはイタリア代表にも初招集され、今後の飛躍も大きく注目されています。

アタランタの下部組織から、2019年7月にトップチームに昇格し、トラーパニクレモネーゼとセリエBに武者修行に駆り出されました。

 

2021-22シーズンのセリエBでは、正GKとしてリーグ戦36試合に出場し、クレモネーゼのセリエA昇格に大きく貢献しました。

自身初のセリエAとなった22-23シーズンはクレモネーゼでプレーし、開幕は肩の怪我で出遅れたものの、復帰後は正GKに定着し、リーグ戦27試合に出場し、イタリア代表にも初招集されました。

 

アタランタに復帰した23-24シーズンは、セリエA第20節終了時点で10試合に出場し、第16節からは5試合連続で正GKとして起用されるなどこれまでの正GKムッソを脅かしています。

アタランタの正GKに着実に近づいているカルネセッキですが、イタリア代表にも招集される期待の若手GKに対して、インテルローマといった国内のビッグクラブも獲得に関心を示しています。

 

アタランタは、シーズン開幕当初は2500万ユーロ(約39億5000万円)程度のオファーがあれば、売却を容認する姿勢を示していましたが、徐々に出場機会を増やしており、移籍金を吊り上げてくるかもしれません。

いよいよ正GK定着に向けて動きだしてきましたが、まだ確実に正GKの座を手にしているわけではなく、この状況に付け入り、獲得に動いてくるクラブも出てくることでしょう。

 

23-24シーズン後半戦、そしてこれからのアタランタ、もしくはアッズーリの正守護神としての活躍にも期待したいですが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

ホセ・ルイス・パロミーノ(元アルゼンチン代表)

生年月日:1990年1月5日(34歳)
ポジション:CB
移籍先候補:オリンピアコス、サレルニターナ

アルゼンチン出身ということもあり、フィジカルの強さと闘志を前面に出し、泥臭くボールを奪っていくファイタータイプのCBです。

利き足の左足から、精度の高いパスを前線に供給するなど、攻撃面でも貢献度の高い働きを見せます。

 

母国アルゼンチンの名門サン・ロレンソの下部組織で育ち、2009年9月にトップチームデビューを果たし、その後アルヘンティノスメツルドゴレツと渡り歩き、2017年7月にアタランタに加入しました。

アタランタでは、加入1年目から3バックの一角として活躍し、2018-19シーズンから4シーズン連続でリーグ戦30試合以上に出場しています。

 

イエローカードの多さはあるものの、闘志と強度を前面に出した守備でアタランタの躍進を支え、在籍6シーズン半で公式戦224試合(1/16現在)に出場しています。

しかし22-23シーズンは、ドーピング陽性反応による暫定出場停止処分により、11月中旬まで復帰することが出来ず、シーズン後半戦はハムストリングの負傷で離脱し、リーグ戦15試合の出場にとどまりました。

 

23-24シーズンもハムストリングの負傷をはじめ、コンディション不良により満足にプレーすることが出来ず、リーグ戦3試合の出場にとどまり、スタメン起用はありません。

アタランタとの契約も2024年6月末までとなり、フリーでの退団を避けるためにこの冬での退団の可能性も取り沙汰されています。

 

現時点で移籍先として、サレルニターナオリンピアコスが上げられていますが、近年の躍進を支えてきたファイターはどうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

ジョルジオ・スカルヴィーニ(イタリア代表)

生年月日:2003年12月11日(20歳)
ポジション:CB、DMF
移籍先候補:マンチェスター・ユナイテッド、レアル・マドリード、インテル

両足遜色なく精度の高いパスを供給でき、194㎝の身長を活かした空中戦の強さだけでなく、水準以上のスピードも持つ、次世代のイタリア代表のディフェンスリーダー候補です。

 

2022年6月に18歳6ヵ月でアッズーリデビューを果たすと、EURO予選やネーションズリーグなどでスタメン起用される試合もあり、EURO2024でのブレイクも期待されます。

アタランタの下部組織で育ち、2021年10月にトップチームデビューを果たし、21-22シーズンはリーグ戦18試合に出場しました。

 

翌22-23シーズンは3バックの中央として起用され、リーグ戦32試合に出場し、次世代のDFリーダーとして、着実に成長し続けています。

DFながら高い得点力を有し、ビルドアップ能力の高さもあることから、ガスペリーニ監督も「新たなバストーニ(インテル)になり得る逸材」と高く評価しています。

 

23-24シーズンも、3バックの中心として厚い信頼を寄せられ、セリエA第20節終了時点でリーグ戦18試合、ヨーロッパリーグ4試合に出場しています。

着実に実力を付け、ワールドクラスへの階段を上がっているスカルヴィーニですが、育成して高く売るアタランタの新たな注目銘柄として、各ビッククラブの注目を集めています。

 

現時点ではインテルマンチェスター・ユナイテッドレアル・マドリードなどが主な移籍先として挙げられていますが、今後はより多くのクラブが争奪戦に参戦してくることでしょう。

スカルヴィーニアタランタは、2028年6月末までの長期契約を結んでおり、現在の市場価値は4000万ユーロ(約63億8000万円:TransferMarkt調べ)となっています。

 

アタランタとしては、ホイルンド並みのオファーが届かないと簡単には放出しないと思われますが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

トゥーン・コープマイネルス(オランダ代表)

生年月日:1998年2月28日(25歳)
ポジション:DMF、CMF、OMF
移籍先候補:ユベントス

豊富な運動量と球際の強さを誇るだけでなく、左足から精度の高いパスを供給し、攻撃の組み立てに関与し、攻守にわたる活躍を見せる万能型のCMFです。

 

オランダ代表では20試合で2得点を記録しており、2022年カタールW杯では全5試合に出場し、EURO2024の出場も期待されています。

母国オランダのAZの下部組織で育ち、2017年10月にトップチームデビューを果たすと、在籍約4シーズンで154試合に出場し、43得点17アシストを記録しました。

 

AZではキャプテンを務めるだけでなく、2019-20、2020-21シーズンの2シーズン連続で、リーグ戦二桁得点を記録するなど、攻守にわたり大きく貢献し、チームを牽引してきました。

2021年8月にアタランタに加入後も、AZ時代と変わらないパフォーマンスを見せ、同胞のデ・ローンと共にボランチのコンビを組み、チームを支えています。

 

2022-23シーズンのセリエAでは、低い位置から正確なパスを供給するだけでなく、豊富な運動量で高い位置まで攻め上がり、多くの得点に関与し、33試合に出場し、10得点4アシストを記録しました。

2023-24シーズンも安定したパフォーマンスを見せ続け、セリエA第20節終了時点でリーグ戦19試合で5得点3アシストを記録しています。

 

アタランタで主軸として活躍しているコープマイネルスに対して、ユベントスが獲得に向けて強い関心を示し続けています。

ポグバファジョーリが出場停止となり、CMFの補強がメインテーマとなっているユベントスは、コープマイネルスを獲得候補リストの上位に置いていますが、財政面で獲得は厳しいとされていました。

 

しかしチーム内の有望な若手を高額な移籍金で売却することが出来れば、その資金を使ってコープマイネルス獲得に動いてくるかもしれません。

攻守両面において欠かせない存在となっているコープマイネルスの退団は避けたいところですが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

ルイス・ムリエル(元コロンビア代表)

生年月日:1991年4月16日(32歳)
ポジション:CF、ST
移籍先候補:グレミオ、リーベルプレート

決して大柄ではないものの、相手を背負うプレーをすることもあり、スペースへの抜け出しやシュートの巧さなどが光るコロンビア出身のストライカーです。

決定力の高さもあり、途中出場でもジョーカー的な役割を果たし、相手に大きな脅威となってきました。

 

2010年7月にウディネーゼに加入して以降、レッチェサンプドリアフィオレンティーナとセリエAで多くのクラブを渡り歩いてきました。

2019年7月にセビージャからアタランタに加入して以降、在籍4シーズン半で公式戦182試合に出場し、68得点28アシストを記録しています。

 

特に20-21シーズンは、リーグ戦出場36試合のうち、スタメン起用は半分以下の16試合でしたが、リーグ3位の22得点を上げ、少ない時間でもしっかり結果を残してきました。

ここ数シーズンは得点数こそ二桁に届いていないものの、頼れるジョーカーやバックアッパーとして、起用された試合では得点だけでなくチャンスメイクにも大きく関与する活躍を見せています。

 

しかし23-24シーズンは、リーグ戦16試合に出場しているものの、スタメン出場はわずか2試合にとどまっており、FW陣ではルックマンデ・ケテラエールスカマッカに次ぐ序列となっています。

さらにムリエルアタランタとの契約は2024年6月末までとなっており、この冬での移籍の可能性も取り沙汰されています。

 

現時点では、移籍先候補としてグレミオリーベルプレートなどが上げられており、南米への復帰が有力視されています。

ヨーロッパリーグでは既に4得点を上げており、シーズン後半戦にかけてムリエルの働きがカギを握る試合が多くなってきますが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

 

まとめ

いかがでしたか。

 

今回は、2024年冬のアタランタの最新移籍情報と補強ポイント狙っていると噂の獲得候補選手退団が噂される選手を取り上げました。

 

多くのクラブが財政難で苦しむ中、絶えず新たな原石を見出し、選手売却益を中心に、8年連続で黒字決算を出しているアタランタ

ガスペリーニ監督も、現地メディアのインタビューでビッグクラブとの経済格差に言及しつつ、「トップに留まり続けるには、競争力のある選手と契約し続ける必要がある。」とコメントしています。

 

2023年夏の移籍市場でも若手ストライカーのホイルンドを放出したものの、チームを支えてきたベテランや中堅どころの選手や、獲得した新戦力や若手の原石がその穴を感じさせない働きぶりを見せています。

今後もアタランタがどんな原石を発掘し、セリエAまた欧州に驚きを与えてくれるのかにも注目しつつ、23-24シーズンの後半戦での戦いぶりにも注目ですね。

 

他に気になるチームはありますか?

プレミアリーグ(イングランド)

 

ブンデスリーガ(ドイツ)

 

リーガエスパニョーラ(スペイン)

 

セリエA(イタリア)

 

リーグアン(フランス)

いつもありがとうございます!

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