レアルソシエダ2024夏の最新移籍情報まとめ!補強ポイントや狙ってると噂の獲得候補・退団選手リストも調査!

ラ・レアル”ファンの皆さん、こんにちは。

 

久保ダビド・シルバオヤルサバルとの魅惑的なコンビネーションだけでなく、中盤のハイプレスとパスワークで、ファンを魅了させるサッカーを展開し、2013-14シーズン以来となるチャンピオンズリーグ出場権獲得を成し遂げた22-23シーズン

2023年夏の移籍市場ではアマリ・トラオレティアニーアンドレ・シルヴァザハリャンなどを獲得し、各ポジションごとに実力者を加えていきましたが、2023-24シーズン開幕直前に、攻撃の大黒柱ダビド・シルバが前十字靭帯損傷という大怪我により、現役引退を発表するという衝撃的なニュースもありました。

 

そんな中迎えた23-24シーズンですが、リーグ戦、チャンピオンズリーグ、国王杯の過密日程の中でも、イマノル監督が浸透させてきたハイプレスと堅守の強度の高いスタイルで、リーグ戦で大きく順位を落とすことはありませんでした。

ただこれまで悩みの種となってきた得点力不足はより顕著になり、新戦力もほとんど結果を出すことが出来ませんでした。

 

結局リーグ戦では6位フィニッシュでヨーロッパリーグ出場権獲得、またチャンピオンズリーグでもグループステージを突破し、決勝トーナメント1回戦でパリ・サンジェルマンに敗れたものの、まずまずの成績を収めました。

ただラ・リーガでは上位戦線にほとんど絡むことが出来ず、チームのスタイルも浸透している中で、この夏の移籍市場で明白となっている課題を埋める補強を行い、2024-25シーズンこそは再びリーグ戦上位進出をうかがいたいですね。

 

ということで今回は、就任6シーズン目を迎えようとしているイノマル監督の下、チームスタイルが成熟し、再び上位争いに食い込もうと目論むレアル・ソシエダの2024年夏

  • 最新移籍情報と補強ポイント
  • 狙っていると噂の獲得候補選手
  • 退団が予想される選手
  • まとめ

の順でお伝えしていきます。

 

他に気になるチームはありますか?

プレミアリーグ(イングランド)

 

ブンデスリーガ(ドイツ)

 

リーガエスパニョーラ(スペイン)

 

セリエA(イタリア)

 

リーグアン(フランス)

 

最新移籍情報と補強ポイント

最新移籍情報

〈加入〉

pos. 選手名 年齢 前所属 移籍形態(移籍金)
DF セルヒオ・ゴメス 23 マンチェスター・シティ 完全移籍(900万€、6年契約)
ハビ・ロペス 22 アラベス 完全移籍(700万€、6年契約)
MF ルカ・スチッチ 21 ザルツブルク 完全移籍(5年契約)

 

〈退団〉

pos. 選手名 年齢 移籍先 移籍形態(移籍金)
DF キーラン・ティアニー 27 アーセナル ローン契約満了
ハビ・ガラン 29 アトレティコ・マドリード ローン契約満了
ロビン・ル・ノルマン 27 アトレティコ・マドリード 完全移籍(3450万€、5年契約)
FW アンドレ・シルバ 28 ライプツィヒ ローン契約満了
  ヨン・カリカブル 21 ラシン・サンタンデール ローン(25年6月末まで)

 

 

補強ポイント

レアル・ソシエダの2024年夏の移籍市場での補強ポイントとして、

  1. 得点力アップ
  2. DFラインの整備
  3. CMF

が挙げられるでしょう。

 

 

得点力アップ

まず、補強ポイントの筆頭に挙げられるのは、得点力アップになるでしょう。

 

23-24シーズンのラ・リーガでの総得点数は、22-23シーズンと同じく51得点となり、リーグ全体では7位となりました。

さらに深刻なのは、22-23シーズンはセルロート(現ビジャレアル)が12得点を上げたのに対し、チーム内に二桁得点以上記録した選手がおらず、特にCF陣の不振に苦しめられました。

 

終盤戦にかけて、オヤルサバルのCF起用や、2024年冬の移籍市場で獲得したベッカーの活躍もあり、なんとか巻き返しはしたものの、システムの再構築も含め、最優先課題になるでしょう。

 

 

DFラインの整備

次に補強ポイントに挙げられるのは、DFラインの整備になるでしょう。

 

これまでラ・レアルの守備の要として活躍してきたル・ノルマンは、2024年夏の移籍市場でアトレティコ・マドリードへの移籍が有力視されており、スベルディアや生え抜きのパチェコも控えているものの、CBの補強に動いてくることでしょう。

また23-24シーズンに新戦力を2人も迎えたLSBは、ティアニーはローン期間終了により退団となる見通しで、ハビ・ガランは買取か再ローンでの残留が微妙な状況となっており、再び新戦力獲得に動いてくると思われます。

 

 

CMF

最後に補強ポイントに挙げられるのは、CMFになるでしょう。

 

スビメンディミケル・メリーノブライス・メンデスの不動の中盤トリオのうち、誰か一人でも抜けると中盤のクオリティーと強度が下がってしまうのは否めません。

トゥリエンテスザハリャンなども中盤で起用されることもありますが、この3人に匹敵するクオリティーを持つCMFの獲得も目指したいところです。

 

 

 

狙っていると噂の獲得候補選手

では、挙げられた補強ポイントに沿って、狙っていると噂の獲得候補選手を取り上げます。

 

得点力アップ

ボルハ・マジョラル(ヘタフェ/元スペインU-21代表)

生年月日:1997年4月5日(27歳)
ポジション:CF

幅広くピッチを駆け回り、得点感覚と嗅覚の高さを武器に、得点を量産していくレアル・マドリードの下部組織出身のストライカーです。

ずば抜けた身体能力の高さはないものの、得点パターンも様々で、味方との連携で多くの得点機会に関与していきます。

 

レアル・マドリードの下部組織で育ち、2015年10月にトップチームデビューを果たしましたが、出場機会を得ることは出来ず、年々ローン移籍を繰り返していました。

ヴォルフスブルクレバンテローマでのプレーを経て、2022年1月に加入したヘタフェでは21-22シーズンの後半戦でリーグ戦18試合で6得点を上げ、翌シーズンには完全移籍で加入しました。

ヘタフェではエースとして不動の地位を築き、23-24シーズンはリーグ戦27試合で15得点を上げ、ラ・リーガでスペイン人最多得点者に送られる『サラ賞』を獲得しています。

 

2024年3月に左ひざの半月板損傷により離脱してしまい、シーズン終了となってしまいましたが、これがなければ得点王獲得、もしくはEURO2024の代表入りも十分狙えたでしょう。

そんなマジョラルに対して、レアル・ソシエダロベルト・オラべSDはかねてから注目し、この夏の移籍市場での獲得に本格的に動いていくようです。

 

ヘタフェは移籍金として1500~2000万ユーロ(約26~34億8000万円)を要求する姿勢のようですが、レアル・ソシエダサディクの売却額でその埋め合わせを行いたいと考えているとみられます。

ラ・リーガで結果を残しているストライカーを獲得し、長年悩まされてきた得点力不足解消となるのか、今後の動向に注目です。

 

 

鈴木 唯人(ブレンビー/日本代表)

生年月日:2001年10月25日(22歳)
ポジション:CF、OMF

ファーストタッチの巧さと、技術の高さと推進力の強さを前面に出したドリブルで相手ゴールに迫っていくアタッカーです。

メインはCFとしつつも、2列目や両ウィングなど、攻撃的なポジションならどこでも対応でき、ストライカーだけでなく司令塔としての働きも見せます。

 

市立船橋高から2020年に清水エスパルスに加入し主軸として活躍すると、2023年1月にはストラスブールにローン移籍で加入し、23-24シーズンからはデンマークを代表する名門クラブの1つであるブレンビーに完全移籍で加入しました。

シーズン開幕当初はベンチスタートが続いたものの、後半戦に差し掛かるにつれスタメンで結果を残し、デンマーク・ス―ペルリーガ上位ラウンドでは10試合全てにスタメン起用され、4得点6アシストと攻撃の軸としてチームを牽引しました。

チームは惜しくもデンマークリーグの優勝を逃したものの、優勝がかかった終盤戦の活躍により、欧州各国の強豪クラブが鈴木獲得に関心を示すようになりました。

 

鈴木ブレンビーとの契約は2027年6月末まで残っており、移籍金は1500~2000万ユーロ(約25億~33億3000万円)が見込まれています。

鈴木獲得には、リバプールミラントッテナムシュツットガルトアヤックスなどが関心を示していると報じられていますが、そこにレアル・ソシエダも加わってきたようです。

レアル・ソシエダとしては、あくまでもマジョラルを最優先ターゲットにしているものの、マジョラル獲得を逃した場合の代替候補として、鈴木をリストアップしているようです。

 

これまでU-23日本代表では中心的な存在であり、パリ・オリンピック出場も期待されていたものの、クラブ事情や移籍の見通しもあるため、代表入りとはなりませんでした。

それでも欧州強豪クラブから注目を集める鈴木を獲得し、同世代との久保との日本人コンビ誕生となるのか、今後の動向に注目です。

 

 

DFラインの整備

ミカ・マルモル(ラス・パルマス/元スペインU-20代表)

生年月日:2001年7月1日(23歳)
ポジション:CB、LSB

身長181㎝とCBとしては比較的小柄ながらも、カバーリング範囲の広さや読みの鋭さを武器に、安定した守備対応を見せるスペイン期待の左利きの若手CBです。

バルセロナのカンテラ出身ということもあり、足元の技術の高さには定評があり、左足からの正確なパスやフィードだけでなく、推進力のあるドリブルなど、攻撃面での貢献度の高さも光ります。

 

バルセロナのカンテラで育ち、2022年5月にはトップチームデビューを飾ったものの、トップチームではこの1試合の出場にとどまり、主にバルセロナBでプレーしてきました。

2022年8月にFCアンドラにフリーで加入すると、22-23シーズンのラ・リーガ2部で37試合に出場し、チームの主軸として活躍しました。

 

この活躍により、2023年8月には昇格組のラス・パルマスに3年契約で加入し、ラ・リーガで36試合に出場し、CBのレギュラーとして活躍しました。

23-24シーズンのラ・リーガでは、DFの中で3位のパス成功数(2259本)を記録しただけでなく、守備面でもチームトップクラスのタックル成功数やデュエル勝利数を記録しています。

 

実質ラ・リーガ1年目となった23-24シーズンで、攻守にわたり高いスタッツを残したマルモルに対して、ラ・リーガの強豪クラブからの関心が多く寄せられています。

現時点ではジローナからの関心が強いと報じられていますが、ル・ノルマン退団となっても、その穴を埋められる存在として、レアル・ソシエダも動向に注目していることでしょう。

安定した守備対応はもちろんのこと、ビルドアップでの貢献度の高さも計算できるマルモルを獲得出来れば、ラ・レアルのサッカーにさらに磨きがかかっていきますが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

セルヒオ・ゴメス(マンチェスター・シティ/元スペインU-21代表)

生年月日:2000年9月4日(23歳)
ポジション:LSB、LMF、CMF

足元の技術の高さや戦術眼の高さを駆使し、ドリブル突破や正確なクロスで左サイドからチャンスメイクしていく攻撃的なLSBです。

左サイドなら、LSBだけでなく、サイドハーフやウィングでも対応できるユーティリティ性も持っています。

 

バルセロナの下部組織出身で、2018年1月にドルトムントに加入し、ウエスカへのレンタル移籍を経て、2021年7月にアンデルレヒトに加入しました。

当時アンデルレヒトを率いていたヴァンサン・コンパニ監督(現バイエルン・ミュンヘン)によって、攻撃的な位置からLSBにコンバートされると、リーグ戦34試合で5得点12アシストと持ち前の攻撃性能を爆発させる活躍を見せました。

2022年8月にマンチェスター・シティに加入し、ジンチェンコが抜けた穴を埋める活躍も期待されていましたが、懸念されていた守備強度の不足に加え、リコ・ルイスの台頭もあり、22-23シーズンはリーグ戦12試合の出場にとどまっています。

 

23-24シーズンも序列は変わらず、公式戦15試合の出場にとどまり、アケグバルディオルなどを脅かす活躍を見せることは出来ませんでした。

マンチェスター・シティで定位置確保に苦しむセルヒオ・ゴメスに対して、レアル・ソシエダ以外にもローマミランなどが獲得に関心を示していました。

しかし他クラブがローンでの獲得を打診してきたのに対し、レアル・ソシエダは完全移籍のオファーを提示し、移籍金900万ユーロ(約15億円)での獲得に近づいているようです。

 

サイドバックだけでなく中盤にも対応し、ビルドアップ能力の高さや攻撃性能の高さは評価されているセルヒオ・ゴメスはスペインの地で真価を発揮することが出来るのか、今後の動向に注目です。

 

 

CMF

カルロス・ソレール(パリ・サンジェルマン/元スペイン代表)

生年月日:1997年1月2日(27歳)
ポジション:CMF、RMF、OMF

二列目や中盤ではどこでもプレー可能なユーティリティ性を持ち、高い技術と献身性でチームに貢献してきた攻撃的MFです。

バレンシア在籍時は2シーズン連続で二桁得点を記録するなど得点力の高さもありますが、守備面でも持ち前の献身性や運動量を活かし、粘り強い守備対応を見せます。

 

バレンシアの下部組織出身で、2016-17シーズンで19歳でトップチームデビューを果たすと、一気に主力の座に上り詰め、在籍約6シーズンで公式戦通算226試合に出場し、36得点31アシストを記録、チームの攻撃を担う活躍を見せてきました。

2022年夏の移籍市場終了間際に、パリ・サンジェルマンに移籍金1800万ユーロ(約25億円)の5年契約で加入しましたが、中盤の厚い選手層に阻まれ、22-23シーズンはリーグ・アン26試合で、3得点3アシストにとどまりました。

 

23-24シーズンは、22-23シーズンより少ないリーグ・アン24試合の出場にとどまり、本来のトップ下やセカンドトップでの起用ではなく、不慣れなサイドバックでの起用もあり、チーム内でも苦しい状況に置かれています。

 

PSGでの序列も低いままのソレールに対しては、レアル・ソシエダビジャレアルといったラ・リーガ勢だけでなく、同胞のウナイ・エメリ監督率いるアストン・ヴィラブライトンといったプレミア勢も関心を示しているようです。

レアル・ソシエダとしても、ミケル・メリーノに移籍の噂があり、その穴を埋めるべく、バレンシア在籍時から注目していたソレール獲得に動きだすとみられ、所属するパリ・サンジェルマンもソレールのキャリアにおいて、スペイン復帰が最善の選択だと理解しており、完全移籍かローンかがまとまれば、ラ・リーガ復帰へと進んでいくことでしょう。

 

レアル・ソシエダ不動の中盤トリオはなかなか代えの利かない存在であり、ソレール加入が実現すれば、大きなプラスになることでしょう。

PSGではバレンシア時代の輝きを見せることは出来ていませんが、レアル・ソシエダ加入でその輝きを少しでも取り戻すことが出来るのか、今後の動向に注目です。

 

 

 

退団が予想される選手

次に、退団が予想される選手を取り上げます。

 

キーラン・ティアニー(スコットランド代表)

生年月日:1997年6月5日(27歳)
ポジション:LSB、CB、LMF
移籍先候補:セルティック、アストン・ヴィラ

スピードと豊富な運動量に定評があり、直線的なドリブルで左サイドを一気に駆け上がり、ドリブルやパスなどでチャンスメイクしていきます。

守備面でも粘り強い対人守備を見せ、カバーリング範囲も広く、攻守において高いパフォーマンスを誇るスコットランド代表のLSBです。

 

2019年夏にセルティックからアーセナルに加入し、20-21シーズンはリーグ戦27試合に出場し、LSBのレギュラーに定着しました。

21-22シーズンもLSBのレギュラーとしてリーグ戦22試合に出場しましたが、左ヒザの手術により、4月から全休し、22-23シーズンはジンチェンコの加入や、富安のLSBでの起用もあり、序列は大きく低下してしまいました。

アーセナルアルテタ監督が求める偽SBの役割上手く果たすことが出来ず、チーム内で苦しい状況に置かれたティアニーは出場機会の確保のために、2023年夏の移籍市場終了間際にシーズン終了までのローンでレアル・ソシエダ加入しました。

 

23-24シーズンは、ハムストリングの故障により2度の戦線離脱はあったものの、万全な状態であればLSBのファーストチョイスとなり、「ソシエダに来て僕も自信を取り戻せた。」とスペインでの充実ぶりをアピールしていました。

ただ期待されていた働きぶりを見せるには至らず、ティアニーのローン契約には買取オプションが付されていなかったため、契約満了によりアーセナルに復帰し、ソシエダは完全移籍での獲得に向けての交渉も行わない見通しとなっています。

 

そしてアーセナルティアニー放出に向けて動いているとされ、移籍先には古巣のセルティックや、恩師ウナイ・エメリ監督率いるアストン・ヴィラなどが挙がっています。

怪我さえなければもう少しアピールできたかもしれませんが、ティアニーは24-25シーズン、どこでプレーすることになるのか、今後の動向に注目です。

 

 

ロビン・ル・ノルマン(スペイン代表)

生年月日:1996年11月11日(27歳)
ポジション:CB
移籍先候補:アトレティコ・マドリード

研ぎ澄まされた戦術眼とハードタックルで相手の攻撃の芽を摘み取り、空中戦の強さだけでなく、パス成功率も高く、ロングフィードやパスでビルドアップ面でも大きく貢献します。

2023年6月にはスペイン国籍を取得し、スペイン代表に招集されると、CBの主軸として活躍し、EURO2024でも活躍しています。

 

2016年7月に母国フランスのブレストからレアル・ソシエダに加入し、2シーズンをBチームで過ごした後、2018-19シーズンにトップチームデビューを果たし、翌2019-20シーズンからは主力として定着し始めました。

21-22シーズンはラ・リーガで36試合フル出場という鉄人ぶりを発揮し、22-23シーズンもラ・リーガで33試合に出場し、安定したパフォーマンスを見せ、レアル・ソシエダのディフェンスリーダーとしての地位を確立しています。

23-24シーズンは過密日程の中でも、公式戦43試合に出場し、引き続きディフェンスリーダーとして安定したパフォーマンスを見せました。

 

近年のソシエダの躍進に大きく貢献しただけでなく、スペイン代表でもレギュラーとして活躍するなど、大きく飛躍を遂げたル・ノルマンに対しては多くのビッグクラブがこれまで関心を寄せてきました。

そんな中、アトレティコ・マドリードへの移籍が決定的となっており、既に個人合意に達し、クラブ間での合意を待つのみだと報じられています。

移籍金は3000万ユーロ(約52億円)とされており、アトレティコ・マドリードにおけるDF史上最高額の移籍金になるとのことです。

 

正式発表はEURO2024終了後になるとみられていますが、ル・ノルマンが抜けるとなるとDFラインをイチから整備しなければなりません。

ル・ノルマンのこれからの飛躍や、ソシエダのDFラインをどのように整備していくのかも含め、今後の動向に注目です。

 

 

ミケル・メリーノ(スペイン代表)

生年月日:1996年6月22日(28歳)
ポジション:CMF、DMF
移籍先候補:アーセナル、アトレティコ・マドリード、バルセロナ

広い視野と左足から放たれる高精度のパスを武器とし、アグレッシブな守備も見せるボックス・トゥ・ボックス型のMFです。

カタールW杯のスペイン代表入りは逃したものの、EURO2024では代表メンバー入りを果たし、準々決勝のドイツ戦ではチームを勝利に導く決勝ゴールを上げました。

 

オサスナの下部組織出身で、2014年8月にトップチームデビューを果たし、在籍2シーズンで公式戦67試合に出場し、主力として活躍しました。

その後、ドルトムントニューカッスルでのプレーを経て、2018年7月にレアル・ソシエダに加入し、在籍6シーズンで公式戦242試合に出場し、27得点30アシストを記録しています。

21-22シーズンから3シーズン連続でリーグ戦30試合以上に出場し、欧州カップ戦でもスタメン出場するなど、中盤の主軸として不動の地位を築いています。

 

しかしメリーノソシエダとの契約は2025年6月末までと契約満了まで1年を切り、フリーでの退団を避けるため、この夏の移籍市場での退団の可能性も出てきています。

当初メリーノには6500万ユーロ(約113億8000万円)の高額な契約解除金が設定されていましたが、契約期間も残り1年を切り、ソシエダは移籍金の減額に応じる姿勢のようです。

 

移籍先候補には、アーセナルアトレティコ・マドリードバルセロナなどが挙げられており、いずれも24-25シーズンのチャンピオンズリーグに出場するため、移籍には前向きな姿勢のようです。

スビメンディブライス・メンデスと共に、ソシエダの不動の中盤トリオとして活躍してきたメリーノはこの夏チームを去ることになるのか、今後の動向に注目です。

 

 

久保 建英(日本代表)

生年月日:2001年6月4日(23歳)
ポジション:RWG、OMF、LWG
移籍先候補:リバプール、レアル・マドリード、トッテナム

右サイドから、スピードとテクニックに溢れた切れ味鋭いドリブルで相手ゴールに迫り、精度の高い左足のキックでチャンスメイクしていく日本の至宝です。

攻撃面だけでなく、守備面でも献身的な働きを見せ、ラ・リーガで上位争いの常連になっているレアル・ソシエダにおいて不可欠な戦力となっています。

 

バルセロナの下部組織から、FC東京横浜F・マリノスでのプレーを経て、2019年7月にレアル・マドリードに完全移籍で加入しました。

しかしトップチームでの公式戦出場はなく、マジョルカビジャレアルヘタフェでのローン移籍を経て、2022年7月にレアル・ソシエダに完全移籍で加入しました。

22-23シーズンはダビド・シルバオヤルサバルらとともに魅惑のコンビネーションを見せ、リーグ戦35試合で9得点4アシストを上げ、レアル・ソシエダの4位フィニッシュ、そしてチャンピオンズリーグ出場権獲得に大きく貢献しました。

 

23-24シーズンも開幕から好調ぶりをキープし、リーグ戦開幕7試合で5得点1アシストを記録し、9月のラ・リーガ月間最優秀選手に選出されるという、日本人初の快挙を成し遂げました。

しかし2024年1月のアジアカップでの代表招集による離脱から復帰後は、ベンチスタートの試合も多く、前半戦ほどの活躍を見せるのは至りませんでした。

 

それでもレアル・ソシエダの中では、ミケル・メリーノスビメンディと並び、チームトップの5000万ユーロ(約87億6000万円:TransferMarkt調べ)の市場価値が付き、チームの中心的な存在となっています。

ラ・リーガでもトップクラスの選手となった久保に対して、サラーの後継者候補としてリバプールが獲得に乗り出している他、古巣のレアル・マドリードトッテナムなども関心を示しているようです。

 

日本が誇る至宝は、この夏の移籍市場でビッグクラブへの加入となるのか、今後の動向に注目です。

 

 

ウマル・サディク(ナイジェリア代表)

生年月日:1997年2月2日(27歳)
ポジション:CF
移籍先候補:ヘタフェ、アラベス、バレンシア、セビージャ、ボローニャ

190㎝を超える身長とフィジカルの強さや身体能力を武器に、爆発的な突破で相手ゴールに迫っていくナイジェリア代表のストライカーです。

足元の技術の高さもあり、ポストプレーヤーとしても機能し、味方との連携からチャンスメイクしていきます。

 

2015年11月に18歳でローマでプロデビューを果たし、その後イタリア、オランダ、スコットランド、セルビアと渡り歩き、2020年10月にアルメリアに加入しました。

アルメリアでは2シーズンに渡りプレーし、ラ・リーガ2部で20-21シーズンは20得点、21-22シーズンは18得点を上げ、チームのエースとして活躍しました。

 

その活躍が評価され、2022年夏に総額2500万ユーロ(約42億4000万円)のクラブ史上最高額の移籍金でレアル・ソシエダが獲得しました。

しかし、加入1年目となった22-23シーズンは開幕早々に前十字靭帯断裂の大怪我を負い、ほぼ全休となってしまいました。

23-24シーズンは大怪我から復帰し、開幕からプレーしたものの、ことごとく決定機を外し、ファンのブーイングを浴びてしまいました。

 

この状況を受け、サディクソシエダからの退団を希望しており、新天地での巻き返しを図りたいようです。

移籍先にはヘタフェアラベスバレンシアセビージャといったラ・リーガ勢を中心に、ボローニャも獲得候補に挙げられています。

クラブ史上最高額を投じて獲得したサディクは、本来のパフォーマンスを発揮することが出来ず、このままチームを去ることになってしまうのか、今後の動向に注目です。

 

 

 

まとめ

いかがでしたか。

 

今回は、2024年夏のレアル・ソシエダの最新移籍情報と補強ポイント狙っていると噂の獲得候補選手退団が噂される選手を取り上げました。

 

23-24シーズンは過密日程の中、最低限のノルマともいえるヨーロッパリーグ出場権獲得と結果を残したものの、新戦力の不発や故障者の続出に泣かされた印象が強いシーズンとなってしまいました。

そしてこれまでもチームを支えてきた主力選手の引き抜きの噂は絶えなかったものの、この夏の移籍市場ではそれが現実になってしまう可能性も高く、チームとして正念場を迎えるシーズンとなるでしょう。

 

チームのカラーとなっているハイプレスと堅守を維持することは出来るのか、またこれまで苦しめられてきた得点力不足は解消することが出来るのか。

2024年夏の移籍市場でのレアル・ソシエダの動向に注目ですね。

 

 

他に気になるチームはありますか?

プレミアリーグ(イングランド)

 

ブンデスリーガ(ドイツ)

 

リーガエスパニョーラ(スペイン)

 

セリエA(イタリア)

 

リーグアン(フランス)

いつもありがとうございます!

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