サウサンプトン2024夏の最新移籍情報まとめ!補強ポイントや狙ってると噂の獲得候補・退団選手リストも調査!

セインツファンの皆さん、こんにちは。

 

イングランド南部を代表する古豪サウサンプトン

かつて李忠成吉田麻也南野拓実といった日本人選手も在籍し、近年はファン・ダイク(リバプール)やホイビュア(トッテナム)など、サウサンプトンでの活躍を経てステップアップを果たした選手も多くいます。

 

プレミアリーグでもトップクラスの育成力を誇るサウサンプトンですが、22-23シーズンは開幕から降格圏に低迷し、リーグ最下位に終わり、12シーズンぶりのチャンピオンシップ降格となってしまいました。

チーム生え抜きのウォード=プラウズだけでなく、ラヴィアリブラメントなどの若手を放出したものの、1年でのプレミアリーグ復帰を目指して臨んだ23-24シーズンのチャンピオンシップでは上位争いを繰り広げ、リーグ戦4位でフィニッシュしました。

 

そして昇格プレーオフでは、ウェスト・ブロムウィッチリーズを破り、見事1年でのプレミアリーグ復帰を果たしました。

昇格組として臨む24-25シーズンは、若手だけでなく中堅やベテランと上手く融合し、ネームバリューは低いものの、上位クラブと渡り合えるチーム力の底上げを期待したいですね。

 

ということで今回は、1年でのプレミアリーグ復帰を果たし、再びプレミアリーグの常連組として、リーグ定着を狙う古豪サウサンプトンの2024年夏

  • 最新移籍情報と補強ポイント
  • 狙っていると噂の獲得候補選手
  • 退団が予想される選手
  • まとめ

の順でお伝えしていきます。

 

他に気になるチームはありますか?

プレミアリーグ(イングランド)

 

ブンデスリーガ(ドイツ)

 

リーガエスパニョーラ(スペイン)

 

セリエA(イタリア)

 

リーグアン(フランス)

 

最新移籍情報と補強ポイント

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最新移籍情報

〈加入〉

pos. 選手名 年齢 前所属 移籍形態(移籍金)
DF テイラー・ハーウッド=べリス 22 マンチェスター・シティ 完全移籍(4年契約)
ロニー・エドワーズ 21 ピーターバラ 完全移籍(4年契約)
ネイサン・ウッド 22 スウォンジー 完全移籍(4年契約)
チャーリー・テイラー 30 バーンリー 完全移籍(フリー、2年契約)
菅原 由勢 24 AZ 完全移籍(700万€、4年契約)
MF アダム・ララーナ 36 ブライトン 完全移籍(フリー、1年契約)
  松木 玖生 21 FC東京 完全移籍(4年契約)
FW 高岡 伶颯※ 17 日章学園高 完全移籍
  ベン・ブレレトン・ディアス 25 ビジャレアル 完全移籍(4年契約)

※2025年3月に加入内定

 

アダム・ララーナ(ブライトン/元イングランド代表)

生年月日:1988年5月10日(36歳)
ポジション:OMF、LMF、CMF

巧みなボールタッチや左右両足問わずパス精度の高さを持ち、豊富な運動量やポジショニングセンスの高さを活かして、前線に顔を出し、チャンスメイクしていく、経験豊富な攻撃的MFです。

ブライトンでは選手兼コーチとしてチームを支え、リーダーシップの高さも発揮し、厚い信頼を寄せられていました。

 

サウサンプトンの下部組織で育ち、2006年8月にトップチームデビューを果たすと、チームの主軸として活躍し、13-14シーズンはリーグ戦全38試合に出場し、9得点6アシストを記録しました。

2014年7月にリバプールに加入すると、2019-20シーズンまでの在籍6シーズンで公式戦178試合に出場し、チャンピオンズリーグ制覇やプレミアリーグ制覇を経験しています。

 

2013年11月にデビューを果たしたイングランド代表でも34試合のキャリアを誇り、2014年ブラジルW杯やEURO2016にも出場しました。

2020年7月にブライトンに加入し、在籍4シーズンで104試合に出場し、23-24シーズンも公式戦30試合に出場し、故障者続出の苦しい状況の中でもチームを支えてきましたが、2024年6月末での契約満了に伴い、ブライトンを退団することをリーグ最終節の前に明言しました。

またララーナは、「まだタンクには(エネルギーが)少し残っていると思う」と現役続行を宣言し、23-24シーズン終了後に移籍先を探していました。

 

そんな中、6月14日に10シーズンぶりに古巣サウサンプトンへの復帰が発表されました。

サウサンプトンでも、ブライトン在籍時と同様、若手に経験を還元する役目やチームでの繋ぎ役といった働きが期待されています。

キャリアの終盤に入っているララーナですが、プロキャリアをスタートさせた古巣でどんなパフォーマンスを見せてくれるのか、注目です。

 

 

〈退団〉

pos. 選手名 年齢 移籍先 移籍形態(移籍金)
DF リャンコ 27 アトレチコ・ミネイロ 完全移籍
ドゥイエ・チャレタ=ツァル 27 リヨン 完全移籍(3年契約)
ロマン・ペロー 26 ベティス 完全移籍(5年契約)
MF スチュワート・アームストロング 32 未定 契約満了
  松木 玖生 21 ギョズテペ ローン(25年6月末まで)
FW チェ・アダムス 28 トリノ 完全移籍(フリー、3年契約)

 

 

補強ポイント

サウサンプトンの2024年夏の移籍市場での補強ポイントとして、

  1. CF
  2. DFラインの整備
  3. CMF

が挙げられるでしょう。

 

 

CF

まず補強ポイントに挙げられるのは、CFではないでしょうか。

 

23-24シーズンのチャンピオンシップでチーム2位の15得点を上げ、CFのレギュラーとして活躍したチェ・アダムスは契約満了により退団となる見通しで、新たなCF獲得が望まれます。

23-24シーズンは、リーグ全体で2位の21得点を上げたアダム・アームストロングをはじめ、両ウィングからの攻撃が力を発揮し、新シーズンもウィングの攻撃力を活かせるCFを獲得したいところです。

 

 

DFラインの整備

次に補強ポイントに挙げられるのは、DFラインの整備になるでしょう。

 

23-24シーズンのチャンピオンシップの上位5クラブのうち、最少のレスター(41失点)と比べて、サウサンプトンは最多の63失点となり、プレミアリーグを戦い抜く上で守備陣の整備が課題となっています。

23-24シーズンはリーグ戦では4バックで戦ってきましたが、昇格プレーオフでは3バックとより守備的なシステムで勝利に徹してきました。

 

24-25シーズンは4バックか3バックか、どちらで戦うかは分かりませんが、CBまた両SB問わず、陣容を整えておきたいところでしょう。

 

 

CMF

最後に補強ポイントに挙げられるのは、CMFです。

 

インサイドハーフのレギュラーとして活躍し、23-24シーズンのチャンピオンシップで42試合に出場し、5得点7アシストを記録したスチュワート・アームストロングが契約満了により退団となってしまいました。

チームには、アイルランド代表MFスモールボーンや、ナイジェリア代表MFアリボなどの実力者も控え、この夏の移籍市場では経験豊かなベテランのララーナを獲得していますが、22-23シーズンまで在籍していたウォード=プラウズのような、チームの軸となるCMFを獲得したいところです。

 

 

 

狙っていると噂の獲得候補選手

では、挙げられた補強ポイントに沿って、狙っていると噂の獲得候補選手を取り上げます。

 

CF

ダニー・イングス(ウェストハム/元イングランド代表)

生年月日:1992年7月23日(31歳)
ポジション:CF、ST

スペースへの抜け出しの巧さだけでなく、プレス強度の高さなど献身的かつエネルギッシュな働きも見せる経験豊かなストライカーです。

プレミアリーグでは200試合以上出場し、幾多の困難も経験しつつ、その経験値の多さから頼れるベテランとして存在感を出しています。

 

ボーンマスの下部組織で育ち、2010年12月にトップチームデビューを果たすと、2011年8月には下部組織時代から指導を受けてきたエディ・ハウ監督(現ニューカッスル)が率いていたバーンリーに加入しました。

バーンリー加入後はチームのストライカーとして活躍し、2013-14シーズンのチャンピオンシップでは21得点を上げ、プレミアリーグ昇格に大きく貢献し、2014-15シーズンはプレミアリーグでも11得点を上げ、2015年7月にリバプールに加入しました。

 

リバプールでは怪我にも苦しみ、期待された働きを見せることは出来ませんでしたが、2018年8月にサウサンプトンに加入すると、2019-20シーズンでリーグ戦22得点とキャリアハイを更新し、復活を果たしました。

サウサンプトン退団後は、アストン・ヴィラで1シーズン半プレーし、2023年冬の移籍市場でウェストハムに加入し、アントニオの控えという立ち位置でリーグ戦17試合で2得点を上げています。

 

しかし、23-24シーズンはリーグ戦でのスタメン起用はわずか3試合のみにとどまり、アントニオ離脱時もボーウェンが1トップに入るなど、チーム内での序列も低くなっています。

イングスウェストハムとの契約は2025年6月末までと残り1年を切り、ウェストハムは500~600万ポンド(約10~12億1000万円)のオファーが提示されれば、売却に応じる姿勢のようです。

 

ここ数シーズンはなかなか結果を残せていないものの、イングスのプレミアリーグでの経験値の高さと献身的なプレーは大きく評価されています。

プレミアリーグで幾多のクラブを渡り歩いてきた流浪のストライカーは、キャリアハイを叩き出したサウサンプトンで輝けるのか、今後の動向に注目です。

 

 

ジャック・クラーク(サンダーランド/元イングランドU-20代表)

生年月日:2000年11月23日(23歳)
ポジション:LWG、RWG、LMF

スピードと巧みなドリブルテクニックを駆使し、緩急に富んだドリブル突破から、カットインからのシュートやサイドからのクロスでチャンスメイクしていくイングランド期待のアタッカーです。

23-24シーズンのチャンピオンシップでは、リーグ全体トップのドリブル成功数(148回)を記録し、イングランドでも有数のドリブラーとして名を上げています。

 

リーズの下部組織で育ち、2018年10月にマルセロ・ビエルサ監督の下、17歳10ヵ月でトップチームデビューを果たし、2018-19シーズンはチャンピオンシップで22試合に出場しました。

2019年7月にはトッテナムに4年契約の完全移籍で加入したものの、トッテナムでは在籍3シーズンで公式戦わずか4試合の出場にとどまり、プレミアリーグでの出場はありませんでした。

クイーンズ・パーク・レンジャーズストークへのローン移籍を経て、2022年1月にサンダーランドに加入し、在籍2シーズン半で公式戦112試合に出場し、27得点22アシストを記録しています。

 

ドリブル技術の高さもさることながら、22-23シーズンのリーグ戦9得点から、23-24シーズンはリーグ戦15得点と大きく得点力も上がっています。

サンダーランド加入後、着実に成長を遂げているクラークに対して、サウサンプトンだけでなく、ウェストハムといったプレミアリーグ勢が関心を示しているようです。

 

純粋なCFではないものの、ウィングからの破壊力を高める上で、クラークの加入は大きくプラスに働くことでしょう。

サウサンプトンでの成長と飛躍に期待したい若手有望株ですが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

アルマンド・ブロヤ(チェルシー/アルバニア代表)

生年月日:2001年9月10日(22歳)
ポジション:CF

191㎝の高身長を生かしたポストプレー、裏への抜け出し、サイドに流れての推進力のあるドリブル突破、パンチ力のあるシュートなど多彩なプレースタイルを見せる万能型のストライカーです。

 

2020年9月に18歳でアルバニア代表デビューを果たすと、代表では主軸メンバーとして活躍し、EURO2024にも2試合出場しました。

チェルシーの下部組織で育ち、2020年3月にトップチームデビューを果たすと、フィテッセへのローン移籍を経て、2021年8月にサウサンプトンにローン移籍で加入しました。

21-22シーズン、サウサンプトン公式戦34試合に出場し、8得点を記録し、多くのクラブの注目を集める存在となりました。

 

22-23シーズンはチェルシーに復帰したものの、2022年12月に右ひざの前十字靭帯断裂という大怪我を負い、復帰後もなかなか出場機会を得ることが出来ませんでした。

23-24シーズンの後半戦はフラムに半年間のローンに駆り出されたものの、リーグ戦8試合の途中出場にとどまり、無得点に終わっています。

23-24シーズン後半戦やEURO2024での活躍で市場価値を高め、この夏の移籍市場での売却も計画していたチェルシーにとっては誤算となったものの、将来性の高さもあり、再びローンでの放出に動いているようです。

 

そんな中、21-22シーズンに在籍し、主軸として活躍したサウサンプトンが再びブロヤのローンでの獲得に動いているようです。

ここ2シーズンは大怪我の影響もあり結果を残せなかったブロヤは、サウサンプトンで復活のキッカケを掴むことは出来るのか、今後の動向に注目です。

 

 

DFラインの整備

菅原 由勢(AZ/日本代表) ← 加入決定

生年月日:2000年6月28日(24歳)
ポジション:RSB、RWG、CB

豊富な運動量を活かし、右サイドを絶やすことなく駆け上がり、右足からの正確なクロスや積極的な攻撃参加を見せる、日本代表の攻撃的サイドバックです。

日本代表では、カタールW杯後にRSBのレギュラーとして先発起用されはじめ、毎熊晟矢(AZ)と日本代表のRSBのハイレベルな定位置争いを繰り広げています。

 

2020年7月に名古屋グランパスからAZに完全移籍で加入し、20-21シーズンからRSBの定位置を確保し、21-22シーズンはリーグ戦33試合で1得点4アシストを記録しました。

22-23シーズンはリーグ戦31試合で3得点8アシストを記録し、攻撃性能の高さだけでなく、対人守備の強さにも磨きをかけ、カンファレンスリーグベスト4進出にも貢献しました。

23-24シーズンもRSBのレギュラーとして、リーグ戦30試合に出場し、4得点7アシストを記録し、引き続きチームの主軸として活躍しました。

 

オランダでは国内リーグ屈指の攻撃的RSBの評価を確立してきた菅原ですが、AZとの契約は2025年6月末までと残り1年を切っています。

菅原獲得には、インテルブライトンエバートンヴォルフスブルクなどが移籍先候補に挙げられ、AZ菅原退団に備え、毎熊晟矢セレッソ大阪から獲得するなど、この夏の移籍市場での移籍に向けて動いています。

 

そんな中、7月上旬に菅原サウサンプトンへの加入が決定的になったと報じられ、メディカルチェックを済ませた後、正式発表を待つのみだとされています。

菅原加入が実現すれば、ウォーカー=ピータースを脅かす存在になるだけでなく、3バックでも4バックにも対応できる運動量と攻撃性能の高さで大きくチームに貢献してくれることでしょう。

三笘薫(ブライトン)とのマッチアップの実現にも注目が集まりますが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

セップ・ファン・デン・ベルフ(リバプール/元オランダU-21代表)

生年月日:2001年12月20日(22歳)
ポジション:CB、RSB

広い視野やポジショニングセンスの高さ、読みの鋭さを武器に、相手のプレーの先を読み、未然にピンチを防いでいくオランダ期待の若手CBです。

スピードや対人守備の強さは標準以上のものを兼ね備え、足元の技術の高さやパス精度の高さもあり、攻守両面で活躍する万能型CBです。

 

オランダのズヴォレの下部組織で育ち、16歳でトップチームデビューを果たし、その後2019年7月に17歳でリバプールに引き抜かれました。

リバプール加入後、2019年9月にはユルゲン・クロップ監督の下、カップ戦での出場を果たしますが、それ以降はトップチームでの起用はなく、21-22シーズンはプレストン、22-23シーズンはシャルケにローン移籍しました。

22-23シーズンにローンで加入したシャルケでは、ブンデスリーガで9試合に出場し、23-24シーズンはマインツにローンで加入し、リーグ戦33試合に出場し、大きく経験を積んでいます。

 

出場試合数も大きく増やし、充実したシーズンを送ったファン・デン・ベルフですが、一旦ローン契約満了によりリバプールに復帰しています。

オランダ人のスロット監督が就任し、新体制となったリバプールで出場機会を増やすことも期待されているファン・デン・ベルフですが、リバプール退団を希望しており、この夏の移籍市場での退団の可能性が高くなっています。

 

移籍先候補には、サウサンプトン以外にも、23-24シーズンのローン先だったマインツやヴォルフスブルクアヤックスなどが挙げられ、移籍金は1500万ユーロ(約25億5000万円)前後とみられているようです。

既にハーウッド=べリスエドワーズウッドと20代前半のCBが揃い、そこに22歳のファン・デン・ベルフが加われば、さらに楽しみですね。

ドイツで結果を残してきたファン・デン・ベルフは、24-25シーズン、多くの若手を成長させてきたサウサンプトンに加入し、プレミアリーグで結果を残すことになるのか、今後の動向に注目です。

 

 

CMF

マット・オライリー(セルティック/デンマーク代表)

生年月日:2000年11月21日(23歳)
ポジション:CMF、OMF、DMF

足元の技術の高さや視野の広さを駆使し、中盤でボールをコントロールし、前線に正確なパスを供給していくデンマーク代表の司令塔です。

身長189㎝のサイズや運動量を活かし、デュエルの強さや献身的なプレスなど、守備面での貢献度も高く、攻守において高いパフォーマンスを見せます。

 

イングランドで生まれ、フラムの下部組織で育ち、2020年1月にトップチームデビューを果たすと、その後は3部のMKドンズに加入しプレーしました。

2022年1月にセルティックに加入すると、加入してすぐにインサイドハーフの定位置を確保し、22-23シーズンから2シーズン連続でリーグ戦30試合以上に出場しています。

またスコティッシュ・プレミアリーグで22-23シーズンは12アシスト、23-24シーズンは13アシストを記録し、2シーズン連続でリーグのアシスト王に輝いています。

 

セルティックで主軸としての地位を確立しているオライリーに対しては、サウサンプトンをはじめ、アトレティコ・マドリードインテルアタランタなど国外のクラブからの関心も強くなっています。

セルティックの要求額は、2023年夏にジョタ(現アル・イテハド)に支払われたクラブ最高額の2500万ポンド(約45億円)以上とされているようです。

サウサンプトンラッセル・マーティン監督はかつてMKドンズを率い、オライリーと共闘したことや、ファン・ダイク(リバプール)をはじめ、サウサンプトンセルティックとの間で多くの取引を成立させてきた良好な関係もあり、他クラブと比べて多くのアドバンテージがあるでしょう。

 

オライリー加入が実現すれば、ウォード=プラウズ(現ウェストハム)のように、チームの軸となるCMFとしての活躍が期待されることでしょう。

多くのクラブとの争奪戦を制し、サウサンプトンで更なる飛躍を遂げることになるのか、今後の動向に注目です。

 

 

 

退団が予想される選手

次に、退団が予想される選手を取り上げます。

 

カイル・ウォーカー=ピータース(元イングランド代表)

生年月日:1997年4月13日(27歳)
ポジション:RSB、LSB
移籍先候補:ウェストハム、トッテナム

スピードに乗り、推進力の強いドリブル突破で一気にサイドを攻め上がっていく積極的な攻撃参加が魅力のサイドバックです。

守備面でも、身体能力の高さを活かしたアグレッシブな対人守備を見せ、左右両サイドに対応できるユーティリティ性もあります。

 

トッテナムの下部組織で育ち、2017年8月に20歳でトップチームデビューを果たしました。

トッテナムでは定位置を確保することが出来ませんでしたが、2020年1月にサウサンプトンに加入するとRSBの定位置を確保し、主軸として活躍しています。

23-24シーズンはチャンピオンシップで43試合にスタメン出場し、昇格プレーオフも3試合全てにフル出場し、RSBだけでなくLSBや攻撃的な高い位置など、様々なポジションで起用されました。

 

サウサンプトンで定位置を確保し、24-25シーズンも主力としての活躍も期待されているウォーカー=ピータースですが、サウサンプトンとの契約は2025年6月末までと、残り1年を切ろうとしています。

その能力の高さやユーティリティ性も評価され、多くのプレミアリーグのクラブも獲得に関心を示し、下部組織を過ごしたトッテナムウェストハムなどが獲得に関心を示しているようです。

 

菅原サウサンプトン加入となれば、ウォーカー=ピータースがポジション争いのライバルの第一候補になりますが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

チェ・アダムス(スコットランド代表)

生年月日:1996年7月13日(28歳)
ポジション:CF、RWG、LWG
移籍先候補:ノッティンガム・フォレスト、ウォルバーハンプトン、アル・シャバフ

身長179㎝とCFとしては小柄ながらも、身体能力の高さやフィジカルの強さを活かし、パワーを前面に出して相手ゴールに迫っていく典型的な9番タイプのストライカーです。

ポストプレーヤーとして攻撃の起点となるだけでなく、前線から献身的にプレスを仕掛けるなど、得点以外での貢献度の高さも光ります。

 

イングランド9部相当のユナイテッドカントリーリーグでキャリアをスタートし、2014年11月に当時3部に所属していたシェフィールド・ユナイテッドに加入しました。

2015-16シーズンはリーグ1(3部相当)で36試合で11得点を上げ、2016年夏にチャンピオンシップのバーミンガムに移籍すると、2018-19シーズンにはリーグ戦46試合でキャリアハイの22得点を上げました。

2019年7月にサウサンプトンに移籍し、9部リーグからプレミアリーグ挑戦と叩き上げ、22-23シーズンまでの4シーズンでリーグ戦25得点を上げました。

 

チャンピオンシップ降格となり、1年でのプレミアリーグ復帰を目指した23-24シーズンは、チャンピオンシップ40試合に出場し、サウサンプトン加入後最多の15得点を上げ、プレミアリーグ復帰に大きく貢献しました。

しかし、チェ・アダムスサウサンプトンとの契約は2024年6月末で満了し、退団の正式発表はないものの現在無所属の状態となっています。

 

アダムスの移籍先候補には、ノッティンガム・フォレストウォルバーハンプトンといったプレミア勢だけでなく、サウジアラビアのアル・シャバフも挙げられています。

サウサンプトンのCFの補強状況次第ではありますが、5シーズンにわたりチームを救ってきたアダムスはここでチームを去ることになるのか、今後の動向に注目です。

 

 

 

まとめ

いかがでしたか。

 

今回は、2024年夏のサウサンプトンの最新移籍情報と補強ポイント狙っていると噂の獲得候補選手退団が噂される選手を取り上げました。

 

この夏の移籍市場では、若手の獲得だけでなく、ララーナのような経験豊かなベテランも獲得し、チーム力を底上げを図る動きを見せています。24-25シーズンはこういった中堅とベテラン勢の働きにも注目ですね。

 

また日本人選手に関しては、菅原の獲得が有力視されているだけでなく、即戦力ではないものの、期待の若手として日章学園高校からU-17日本代表FW高岡伶颯の加入も内定しており、日本からの注目もますます集まってくることでしょう。

育成型クラブの代表格であるサウサンプトンからどんな逸材が出てくるのか、また日本人選手がどこまで活躍できるのか。

 

24-25シーズンのパフォーマンスに期待を寄せつつ、2024年夏の移籍市場でのサウサンプトンの動向にも注目ですね。

 

他に気になるチームはありますか?

プレミアリーグ(イングランド)

 

ブンデスリーガ(ドイツ)

 

リーガエスパニョーラ(スペイン)

 

セリエA(イタリア)

 

リーグアン(フランス)

いつもありがとうございます!

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