アトレティコ2022冬の補強ポイントと最新移籍情報まとめ!噂の獲得候補・放出する退団選手リストも調査!

アトレティコ・マドリードファンの皆さん、こんにちは。

 

昨シーズンは最終節まで優勝争いが続きましたが、見事7シーズンぶり11回目のラ・リーガ制覇を成し遂げました。

これまでは“4-4-2”のフォーメーションを採用していましたが、シーズン途中から“3-1-4-2”のフォーメーションも起用し、元々アトレティコの特徴であった堅守に加え、得点数の増加に見られるように、攻撃面でも大きな効果がもたらされました。

 

今シーズンもリーガ連覇をはじめ、CLや他のタイトル獲得を目指すべく、かつてのエースであったグリーズマンバルセロナから復帰し、その他デ・パウルマテウス・クーニャをはじめ、攻撃陣の補強に成功しました。

しかし、守備陣の補強は行われず、その影響からか昨年までの堅守がやや崩壊しつつあります。

第16節ホームでのマジョルカ戦で1-2で敗れて以降、リーグ戦4連敗を喫し、マドリッドダービーも敗れてしまいました。

 

今シーズン前半は大きく躓いてしまいましたが、シメオネ監督がここからどう盛り返してくれるかも期待したいところですね。

そのためには、この冬の移籍市場の動きは重要になってきます。

ということで、今回は2022年冬のアトレティコ・マドリッド

  • 最新移籍情報と補強ポイント
  • 狙っていると噂の獲得候補選手
  • 放出が予想される退団選手
  • まとめ

の順にお伝えしていきます。

最新移籍情報と補強ポイント

今シーズンのアトレティコ・マドリッドの補強ポイントとしては、

  1. CB
  2. RSB
  3. アンカータイプのMF

の3つが挙げられるでしょう。

 

 

①CB

昨シーズンは25失点と盤石な守備陣を誇っていましたが、今シーズンはすでに昨シーズンに迫る22失点を喫しています。

3バックまたは4バックとシステムを変更することも影響しているかもしれませんが、現在のスカッドでは、かつての守備の強度から遠ざかってしまった印象です。

またサヴィッチフェリペなどもベテランの域に入り、3バック時のビルドアップに貢献できるCBはエルモソ以外は少し不安が残り、対人も強く、ビルドアップも期待できるCBの獲得は必要性が高いと言えるでしょう。

 

 

②RSB

先日、トリッピアーニューカッスルへの移籍が決定しました。

“3-5-2”ではRWBをジョレンテまたはヴルサリコが務めますが、4バック時にジョレンテをRSBで起用するのは少しもったいない気がします。

ヴルサリコとポジションを争うサイドバックの選手を獲得し、システムが変わってもチーム力が落ちないようにしたいところです。

 

 

③アンカータイプのMF

現在のチームでは、コケまたはコントグビアがアンカーを務めますが、コントグビアは3バックの中央に入ることもあり、コケの負担も軽くするためにも、アンカータイプの選手を1枚確保したいところです。

コケをより前目のポジションで起用することが出来れば、攻撃の厚みを増すことも期待できますので、アンカーを務められる人材がいれば良いかもしれません。

あと、欲を言えば、前線にポストプレーヤーのFWがいないので、獲得出来れば1枚確保したいところですが、来シーズン開幕前でも大丈夫でしょう。

 

 

 

狙っていると噂の獲得候補選手

ウィリアム・サリバ(マルセイユ/フランス)

ポジション:CB、RSB

生年月日:2001年3月24日(20歳)

今シーズンのリーグアンで最少失点(15点/19試合)を誇るマルセイユ守備陣の主力として活躍しているCBです。

アーセナルからレンタルで加入し、ここまでリーグ戦17試合に先発出場しています。

リーチの長さを生かしたボール奪取力の高さと対人の強さ、ビルドアップの技術も高いものを持っています。

 

今シーズンのこの活躍により、来シーズンはアーセナルに復帰する可能性もありますが、現在のアーセナルのDFラインでレギュラーを奪取できるかどうかは微妙です。

アルテタ監督は、サリバの素質を認めつつも、素行面を問題視しています。

アーセナルに復帰するよりも、確実にレギュラーを張ることが出来るクラブへ移籍する方が、サリバのキャリアにもプラスになるのではないでしょうか。

3バックの右にも、4バックにも対応できますし、シメオネが求めている選手像に合致すると思います。

アトレティコに加入し、世界有数のCBとしてさらなる成長を遂げて欲しいですね。

 

 

マティアス・ギンター(ボルシアMG/ドイツ代表)

ポジション:CB、RSB、DMF

生年月日:1994年1月19日(27歳)

先日、自身のインスタグラムで、今シーズン終了後に満了する契約を延長せず、ボルシアMGを退団することを明らかにしました。

これを受けて、インテルバイエルン・ミュンヘンをはじめ多くのクラブとの争奪戦が繰り広げられています。

フィジカル、スピード、ディフェンス力、パス精度などDFとして求められる高い水準の能力を備えるバランスがとれた選手であり、3バックにも4バックにも対応できるので、アトレティコに加入すれば、DFラインにとって大きな補強と言えるでしょう。

 

 

ゼキ・チェリク(リール/トルコ代表)

ポジション:RSB

生年月日:1997年2月17日(24歳)

高い精度のキック力と積極的なオーバーラップが武器のSBです。

昨シーズンのリールのリーグアン優勝に大きく貢献し、今シーズンもリーグ戦15試合に出場しています。

トリッピアーが抜けたRSBの補強候補として、アトレティコは今シーズン開幕前からチェックしてきたようです。

攻撃性は申し分ないものの、守備面では不用意なファウルを犯すことも多く、まだ改善の余地があるようですが、多くのクラブから注目を集める存在となっています。

 

 

ナウエル・モリーナ(ウディネーゼ/アルゼンチン代表)

ポジション:RSB、LSB、RMF

生年月日:1998年4月6日(23歳)

スピードを生かした攻撃参加や、高い守備力を武器とするRSBです。

昨シーズンにウディネーゼに加入し、リーグ戦29試合に出場、今シーズンもここまで17試合に出場し、主力として活躍しています。

アルゼンチン代表でも昨年行われたコパアメリカやW杯予選にも招集され、代表に定着しつつあります。

所属するウディネーゼとは2026年夏まで契約を結んでおり、移籍金は2000万ユーロ(約26億円)といわれています。

シメオネ監督が求める選手像に合致するところもあり、アルゼンチンの選手特有の粘り強い守備の上手さもより引き出せるのではないでしょうか。

 

 

モハメド・カマラ(ザルツブルク/マリ代表)

ポジション:CMF、DMF

生年月日:2000年1月6日(22歳)

近年、有望な若手選手を多く輩出し、CLでもベスト16に進出するなど躍進を遂げているザルツブルクで活躍している22歳のCMFです。

CLではグループリーグ6試合すべてに先発出場しています。

ザルツブルクではアンカーとしてプレーし、相手に対する速い寄せ、高いボール奪取力、豊富な運動量、前線へのパス精度の高さなどが評価されています。

“3-1-4-2”の1のアンカーとして、ハマりそうな選手です。CLベスト16も控えているので、この冬での加入は難しそうですが、アトレティコに加入して、大きく成長して欲しいですね。

 

 

 

放出が予想される退団選手

① DF キーラン・トリッピアー

生年月日:1990年9月19日(31歳)

2022.1.7 ニューカッスルへの完全移籍が決定

サウジアラビア政府系ファンドに買収され豊富な資金力を得たニューカッスルの補強第一号として、先日獲得が発表されました。

契約は2年半、移籍金は1200万ポンド(約19億円)にボーナスが付いたものとみられています。

トリッピアー自身にとっては、3シーズンぶりの母国復帰、しかもバーンリー時代に指導を受けたハウ監督と再びタッグを組むことになりました。

ニューカッスルは現在プレミアリーグ最下位に沈み、守備陣の再建が課題となっていますので、残留に大きく貢献して欲しいですね。

 

 

② DF レナン・ロディ

生年月日:1998年4月8日(23歳)

移籍先候補:バルセロナ

攻撃性が高いLSBとして期待が高いものの、“3-1-4-2”のシステムでのLWBのファーストチョイスはカラスコまたはレマルであり、4バックのLSBではまだ活路があるものの、守備重視で行く場合は、エルモソがLSBに入るなど、システム変更の影響を大きく受けている選手の一人です。

そんな中、ジョルディ・アルバの競争相手として、バルセロナが獲得に乗り出しているようです。

完全移籍の場合は移籍金2000万ユーロ(約25億9000万円)の支払いが要求されるようですが、レンタルでの獲得の可能性もあります。

レナン・ロディの攻撃的なオーバーラップは、見る人を引き付けるものを持っていますので、ぜひ活躍しているところを見てみたいですね。

 

 

③ MF エクトル・エレーラ

生年月日:1990年4月19日(31歳)

移籍先候補:ローマ、ポルト、ウエストハム

2019年にポルトから加入したものの、なかなか出場機会を得ることは出来ず、昨シーズンはリーグ戦16試合、今シーズンもリーグ戦9試合の出場にとどまっています。

デ・パウルの加入により、インサイドハーフでの序列も下がっているようです。

アトレティコとの契約は今シーズン終了までとなっていますが、契約延長の動きは見られず、シーズン終了後にフリーになりますので、移籍金を得るために、移籍に動くかもしれません。

中盤の強化が補強ポイントであるローマが開幕前に続いて移籍先候補に挙がっている他、ポルトへの復帰やウエストハムなども移籍先候補に挙がっています。

 

 

④ FW ジョアン・フェリックス

生年月日:1999年11月10日(22歳)

移籍先候補:リバプール、ニューカッスル

2019年にベンフィカからクラブ史上最高額となる1億2600万ユーロ(約162億3000万円)の移籍金で加入したものの、今シーズンは第19節終了時点でリーグ戦11試合うち先発出場は4試合のみと、十分な出場機会を得ることは出来ていません。

度重なる負傷離脱や、グリーズマンの加入、またシステムの変更などが影響しているようです。

ジョアン・フェリックスのポテンシャルは認めているものの、ハードワークを要求するシメオネのスタイルに合わず、関係悪化も噂されました。

シメオネ監督はジョアン・フェリックスの移籍について「全てに対してオープンだ」と述べ、移籍の可能性を否定しませんでしたので、まだ22歳と若いだけに、今後の動向に注目です。

 

2022年冬の移籍決定情報

加入選手

DF

  • ヘイニウド・マンダーヴァ (←リール)

 

MF

  • ダニエル・ヴァス (←バレンシア)

 

 

退団選手

DF

  • キーラン・トリッピアー (→ ニューカッスル)

 

FW

  • イヴァン・シャポニッチ (→スロヴァン・ブラチスラヴァ)

 

 

 

まとめ

いかがでしたか。

 

今回は『アトレティコ2022冬の補強ポイントと最新移籍情報まとめ!噂の獲得候補・放出する退団選手リストも調査!』と題してお伝え致しました。

 

シメオネ監督が就任して以降、CL準優勝を2度、EL優勝を2度成し遂げるなど、欧州でも屈指のビッククラブに成長し、国内でもレアル・マドリッドバルセロナに並ぶ実力をつけてきました。

しかし、今シーズンは10年目を迎えたシメオネ体制の転換点かもしれません。

3バックまた4バックを相手によって使い分け、選手の持ち味を最大限に引き出すシメオネの手腕が後半戦上手くいけば、さらなる長期政権を築き上げることでしょう。

 

優れたモチベーターとして、メトロポリターノのファンを盛り上げるシメオネの手腕に期待しているファンも多くいることでしょう。

後半戦のアトレティコの巻き返し、また新たなアトレティコの姿を見せてくれることに期待していきましょう。

 

他に気になるチームはありますか?

プレミアリーグ(イングランド)

 

ブンデスリーガ(ドイツ)

 

リーガエスパニョーラ(スペイン)

 

セリエA(イタリア)

 

リーグアン(フランス)

いつもありがとうございます!

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