ウェストハム2022冬の補強ポイントと最新移籍情報まとめ!噂の獲得候補・退団選手リストも調査!

ハマーズファンの皆さん、こんにちは。

 

今回は、創設125年目を迎えた古豪ウェストハム・ユナイテッドを取り上げます。

昨シーズンは、19-20シーズンでの16位からジャンプアップし、クラブ歴代最高順位である6位でフィニッシュし、EL出場権を獲得しました。

19-20シーズン途中から就任したモイーズ監督の堅守速攻やパワープレーを前面に出したサッカーがウェストハムの選手たちにも上手くハマり、結果に結びついた形ですね。

 

そして今シーズンは、昨シーズンの勢いそのままに開幕から好調を維持し、第11節でリバプール、そして第15節でチェルシーを破り、現在プレミアリーグ5位につけています。

ELでもグループリーグ首位突破を果たし、優勝候補に推す声も上がっています。

しかし、リーグ戦での格上との対戦では勝負強さを見せてくるものの、下位との対戦では取りこぼしが多く、前半戦不調だったトッテナムマンチェスター・ユナイテッドも調子を取り戻しつつあり、4~8位の間の勝ち点差はわずか4ptしかなく、カップ戦出場権獲得のために落とせない試合が続いていきます。

 

ということで、今回は今シーズンTOP5入りでのフィニッシュを目指すウェストハム2022年冬

  • 最新移籍情報と補強ポイント
  • 狙っていると噂の獲得候補選手
  • 放出が予想される退団選手
  • まとめ

の順でお伝えしていきます。

最新移籍情報と補強ポイント

現在のウェストハムのフォーメーションは“4-2-3-1”が採用されています。

補強ポイントとして挙げられるのは以下の2点、

  1. CB
  2. CF

 

①CB

オグボンナが前十字靭帯の損傷により離脱し、今シーズン中の復帰は難しいとされています。

加えて昨年の12月はズマがハムストリングの負傷で離脱していました。

ズマは先日のマンチェスター・ユナイテッド戦では復帰していましたが、ズマドーソンディオプとCBの枚数は少なく、補強の緊急性が高いポジションであると言えます。

 

 

②CF

今シーズンはアントニオがフィジカルお化けぶりを存分に発揮していますが、アントニオのようなポストプレイヤータイプ、また1トップを務められるストライカーは現チームには在籍しておらず、FW全体としても、枚数をもう少し加えたいところです。

 

 

それ以外のポジションは、現時点の補強の必要性はないでしょう。

GKはベテランのファビアンスキが安定したパフォーマンスを見せており、今シーズン終了後満了する契約をさらに1年延長するのではないかとみられています。

控えにもPSGからレンタルで加入したアレオラもいますので、問題ないでしょう。

中盤は、今シーズン躍進の原動力となっているライスソウチェクの強力なダブルボランチが君臨しています。

ライスには多くのビッククラブからの移籍話も上がっていますが、高額な取引になるため、獲得に慎重になっていまるようです。

前線の二列目も、ランシーニボーウェンフォルナレスベンラーマなど人材は豊富ですので、現時点では大丈夫でしょう。

 

 

 

狙っていると噂の獲得候補選手

ジェームス・ターコウスキー(バーンリー/イングランド代表)

ポジション:CB、DMF

生年月日:1992年11月19日(29歳)

ボックス内での対人技術の高さと空中戦の強さを武器とする、イングランド代表のCBです。

16-17シーズンから6シーズン連続でプレミアリーグ残留を果たしているバーンリーの中心的な存在で、2018年にはイングランド代表にも招集されました。

今シーズンも主力として活躍していますが、バーンリーは現在最下位に沈んでいます。

またバーンリーとの契約は今シーズン終了までとなっており、契約延長には至っていません。

ターコウスキー獲得にはニューカッスルレスターエヴァートンなどが関心を示しているようです。

バーンリーも残留に向けて守備の要を放出することは考えられないと思いますが、移籍金が生じるラストチャンスとして移籍に踏み切る可能性もあります。

ぜひウェストハムへの加入を期待したいですね。

 

 

ナサニエル・フィリップス(リバプール/イングランド)

ポジション:CB

生年月日:1997年3月21日(24歳)

昨シーズン、CBの負傷離脱が続出したリバプールでは救世主的な役割を果たしたものの、今シーズンは序列が下がり、リーグ戦の出場はまだありません。

出場機会を求めて移籍希望を出し、プレミアリーグの多くのクラブが獲得に乗り出しています。

ウェストハムのCB人材難の状況では、確実に出場機会を得ることは出来るでしょう。

また、故障者が出たから獲得したという短期的なものではなく、将来のDFリーダーとしての長期的な獲得の意味合いも強い人材ともいえます。

移籍金は1500万ポンド(約23億円)とされています。

 

 

ドゥイェ・チャレタ・ツァル(マルセイユ/フランス代表)

ポジション:CB

生年月日:1996年9月16日(25歳)

192cm89kgという体格を武器とした対人の強さに加え、足元の技術の高さやフィード精度の高さも備えた万能タイプのセンターバックです。

昨シーズンの冬の移籍市場では、リバプールからの強い関心が伝えられましたが、結局残留しました。

今シーズンは、ここまでリーグ戦11試合に先発出場し、リーグアン最少失点を誇るマルセイユの堅守に貢献しています。

昨シーズンからウェストハムチャレタ・ツァルの動向に注目しており、市場価値は1600万ユーロ(約21億円)とされています。

この状況を受けて獲得に向けた動きが一気に加速するかもしれません。

 

 

ジェシー・リンガード(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド代表)

ポジション:OMF、WG

生年月日:1992年12月15日(29歳)

昨シーズンの冬の移籍市場で、出場機会を失っていたマンチェスター・ユナイテッドからレンタル移籍で加入後、リーグ戦16試合で9得点5アシストと本領発揮し、完全移籍が期待されていましたが、実現せず、マンチェスター・ユナイテッドに復帰していました。

しかし、復帰した今シーズンも出場機会を得ることは出来ず、スールシャールからラングニックに監督が代わっても状況は変わらず、ここまでリーグ戦には9試合に途中出場し、先発出場はありません。

 

今シーズン終了後に契約満了を迎え、退団を明言していますが、出場機会を増やすために移籍する可能性が高いでしょう。

ウェストハムだけでなく、ニューカッスルトッテナムにもリンガード獲得に関心を示しています。

昨シーズンから大きくシステム変更しておらず、ウェストハムに再び加入すれば、すぐにフィットできると思いますが、ランシーニボーウェンなど好調を維持している選手たちも多く、すぐにポジション奪取とはいかないかもしれません。

しかし、チームを活性化させる移籍であることに間違いはありません。どうなるでしょうか。

 

 

ガブリエル・バルボッザ(フラメンゴ/ブラジル代表)

ポジション:CF、WG

生年月日:1996年8月30日(25歳)

2016年にインテルに加入し、将来が嘱望されていたもののわずか1年半で母国に復帰し、最初の欧州挑戦は失敗に終わりました。

しかし、フラメンゴ加入後、2018年と2019年に国内リーグで得点王に輝き、ブラジル代表にも復帰し、昨年行われたコパ・アメリカにも出場しました。

二度目の欧州挑戦を視野に入れつつ、アーセナルニューカッスルエヴァートンなどプレミアリーグのクラブが獲得に関心を示しているようです。

ウェストハムに加入すれば、1トップとしてアントニオとはまた違った存在感を出してくれることでしょう。

“ガビゴル”はどんな決断を下すのでしょうか。

ちなみに、移籍金は3000万ポンド(約45億円)といわれています。

 

 

パトリック・シック(レバークーゼン/チェコ代表)

ポジション:CF、ST

生年月日:1996年1月24日(26歳)

昨年行われたEURO2020の得点王となり、今シーズンもブンデスリーガで17試合18得点と高い得点感覚を誇る、今乗りに乗っているストライカーです。

191㎝の身長を生かしたフィジカルの強さだけでなく、鋭い動き出しも武器としています。

この活躍から、ウェストハム以外にも、マンチェスター・シティトッテナムアーセナルエヴァートンなどがシック獲得に関心を示しているようですが、シック自身は「レバークーゼンでCLに出たい」とコメントしています。

そのレバークーゼンは現在ブンデスリーガ3位に位置していますが、7位までの勝ち点差が4ptと少なく、激しいCL出場権獲得争いが予想されます。

仮にCL出場権を獲得出来なければ、移籍に向けた動きが加速することでしょう。

 

 

 

放出が予想される退団選手

① DF イッサ・ディオプ

生年月日:1997年1月9日(25歳)

移籍先候補:ニューカッスル

2018年にトゥールーズから当時のクラブ史上最高額となる2200万ポンドの移籍金でウェストハムに加入し、加入した18-19シーズンは33試合、翌シーズンは32試合とレギュラーに定着し、今後のウェストハムの最終ラインの要として期待されていましたが、モイーズ監督がシーズン途中から就任した20-21シーズンは18試合、今シーズンはオグボンナズマの負傷離脱時は先発出場していたものの、ここまでリーグ戦8試合の出場にとどまり、CB陣の中では、4番手の序列まで下がってしまいました。

こうした状況を受け、ニューカッスルディオプの獲得に関心を示しているとの報道もありました。中堅クラブで出場機会は限られていますが、実力者であることに変わりなく、最終ラインのテコ入れが課題となっているチーム事情にマッチした人材ということで、名前が挙がったようです。

しかし、今ディオプが抜けたら大変なことになりますが、CBを補強することが出来れば、放出に動くかもしれません。

 

 

② DF アルトゥール・マスアク

生年月日:1993年11月7日(28歳)

移籍先候補:フェネルバフチェ

積極的に攻撃参加し、高いドリブル技術に定評がある左サイドバックです。

今シーズンは第15節チェルシー戦で決勝点となるゴールを奪いましたが、軽く前へ蹴り出した左足でのキックがそのままゴールマウスへ向かい、GKメンディの反応も間に合わずゴールインしました。

意図的にゴールを狙ったのか、それとも偶然だったのか分かりませんが、試合後SNSで、「クロスだったのかシュートだったのか? ヒント:僕もみんなと同じくらい驚いたよ」と投稿していました。

しかし、LSBのレギュラーはクレスウェルマスアクは控えの位置づけです。

LMFとしてもプレーできますが、ボーウェンフォルナレスと同じような運動量はなく、モイーズ監督が求めているプレースタイルとは少し異なるのかもしれません。

今シーズンはリーグ戦11試合の出場にとどまっています。

フェネルバフチェマスアクの獲得に乗り出しているとの噂もありますが、攻撃的なサイドバックを求めているクラブが他にも獲得に乗り出すかもしれません。

 

 

③ MF デグラン・ライス

生年月日:1999年1月14日(23歳)

移籍先候補:マンチェスター・シティ、チェルシー、マンチェスター・ユナイテッド

近年のウェストハムの躍進の原動力であり、育成力に長けるウェストハムのアカデミーの中でも最高傑作とも言われています。

鋭い読みで素早く攻撃の芽を摘み取るだけでなく、精度の高いパスで攻撃を組み立て、オフェンス面でも、ディフェンス面でも高水準に達している、より完成されたCMFへと成長していっています。

イングランド代表でもレギュラーとして定着し、世界屈指のCMFとの声も上がっています。

当然のことですが、ビッククラブからの移籍の噂は絶えません。

マンチェスター・ユナイテッドマンチェスター・シティチェルシーなどがライス獲得に動いていると言われていますが、移籍金としてウェストハムは1億ポンド(約115億円)を要求する姿勢のようです。

ウェストハムがCL出場権を獲得出来れば残留すると思いますが、もしEL出場権も逃すようなことがあれば移籍に動く可能性もあるでしょう。

いずれにせよ、クラブの歴史に残るビックディールになりそうです。

 

 

④ FW ジャレッド・ボーウェン

生年月日:1996年12月20日(25歳)

移籍先候補:リバプール

右サイドでスピード溢れるドリブルを仕掛けるだけでなく、前線からのハイプレスや豊富な運動量、鋭い飛び出しからのダイレクトプレーも、今シーズンのウェストハムで輝いています。

今シーズンはここまでリーグ戦23試合で6得点7アシストを記録し、2列目に欠かせない存在となっています。

そんな中、開幕前にはリバプールボーウェン獲得に動くとの報道もあり、クロップ監督もボーウェンを高く評価しているようですが、ジョッタに近い役割でしょうか。

もしリバプールに加入すれば、すぐにフィットしそうな感じですね。

しかし、ウェストハムで充実したシーズンを送っているだけに、今すぐには移籍に動く可能性少ないと思いますが、近いうちにステップアップの移籍に動くかもしれません。

 

 

 

まとめ

いかがでしたか。

 

今回は『ウェストハム2022冬の補強ポイントと最新移籍情報まとめ!噂の獲得候補・退団選手リストも調査!』と題してお伝えしました。

 

今シーズンの出だしは、強豪相手に勝利し、ELでも強さを見せつけていたものの、中盤戦にかけて、少し疲れが見え始めてきました。

リーグ戦かELか、どちらに重きを置くのか、今後のチームの方向性も見ものですね。

いずれにせよ、ウェストハムにとって歴史的な一年になれば良いと思います。

 

3年目を迎えるモイーズ監督と新たに3年契約を結び、堅守速攻やパワープレーといったチームのスタイルはさらに円熟していくことでしょう。

上位陣をかき回すだけでなく、食い込んでいく存在になっていって欲しいですね。

 

他に気になるチームはありますか?

プレミアリーグ(イングランド)

 

ブンデスリーガ(ドイツ)

 

リーガエスパニョーラ(スペイン)

 

セリエA(イタリア)

 

リーグアン(フランス)

いつもありがとうございます!

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