アストン・ヴィラ2022冬の補強ポイントと最新移籍情報まとめ!噂の獲得候補・退団選手リストも調査!

ヴィランズの皆さん、こんにちは。

 

冬の移籍期間ももうすぐで終了ですね。今回は、今シーズンの冬の移籍市場で積極的な補強を進めているアストン・ヴィラを取り上げます。

リーグやFAカップの制覇の経験も多い、バーミンガムを本拠地とする国内屈指の名門クラブで、イギリス王室のウィリアム王子も熱狂的なファンとして有名ですね。

 

昨シーズンは、前半戦リバプールに7点を奪って勝利するなど、上位陣に食い込む活躍を見せたものの、終盤戦は失速し、プレミアリーグ11位でフィニッシュしました。

今シーズンは開幕前にチームのエースであるグリーリッシュをイギリス史上最高額の移籍金である1億ポンド(約152億円)でマンチェスター・シティに放出し、新たなサイクルを開始するとともに、TOP10フィニッシュまたCL出場権獲得を目標に進みだしていきました。

 

しかし、第7節トッテナム戦での敗戦以降、リーグ戦5連敗を喫し、第11節終了時点で3勝1分け7敗の16位に沈み、2018年から指揮を執るディーン・スミス監督を解任し、スティーブン・ジェラード監督が就任しました。

ジェラード監督が指揮を執り始めた第12節以降、リーグ戦10試合で5勝1分け4敗の成績を収め、順位は11位まで上げてきました。

そして、冬の移籍期間に入り、バルセロナからコウチーニョエヴァートンからディーニュアーセナルからチャンバースを獲得し、積極的な補強を行っています。後半戦の巻き返しに期待したいですね。

 

ということで、今回はアストン・ヴィラの2022年冬の移籍市場での

  • 最新移籍情報と補強ポイント
  • 狙っていると噂の獲得候補選手
  • 放出が予想される退団選手
  • まとめ

の順でお伝えしていきます。

最新移籍情報と補強ポイント

今シーズン、スミス監督時は“5-3-2”のフォーメーションを採用していましたが、ジェラード監督が就任してからは“4-3-3”のフォーメーションが採用されています。

 

特にここ最近、補強ポイントとして挙げられているのが、中盤最終ラインです。

中盤は、ドウグラス・ルイスマッギンジェイコブ・ラムジーが主に起用されていますが、12月にナカンバがヒザの手術により長期離脱することになり、選手層は薄い状態といえます。

ここ最近流れてくる移籍ニュースからも、ヴィラの補強ポイントが中盤であることが伝わります。

 

同じく最終ラインも右からキャッシュコンサミングスターゲットが主に起用されていますが、選手層の薄さは否めないポジションでした。

しかし、冬の移籍市場ではディーニュチャンバースを獲得し、選手層を厚くすることに成功しましたが、最終期限ギリギリまで動きがあるかもしれません。

 

前線は開幕前に、ブエンディアベイリーイングスを獲得し、ベルトラン・トラオレやワトキンスもいます。

さらにコウチーニョを獲得したことで強力な攻撃陣を形成することに成功しました。

GKはエミリアーノ・マルティネスが不動の正GKとして定着し、バックアッパーにオルセンも獲得したので、補強の必要性はないでしょう。

 

 

 

狙っていると噂の獲得候補選手

フェリペ・コウチーニョ(バルセロナ/ブラジル代表)

ポジション:WG、OMF

生年月日:1992年6月12日(29歳)

2022.1.7 今シーズン終了までのレンタル移籍(買取オプション付き)が決定

かつて、リバプールでチームメイトだったジェラード監督と再びタッグを組むことになりました。2018年にバルセロナに移籍後、なかなか移籍金に見合った活躍を見せることが出来ず、今シーズンもリーグ戦12試合に出場していましたが、うち先発出場は5試合のみで、放出候補として挙げられていました。

アストン・ヴィラ加入後のデビュー戦となった第22節ホームのマンチェスター・ユナイテッド戦では、後半途中に投入後、同点ゴールを決め、ヴィランズを沸かせていました。

続くエヴァートン戦では3トップの左で先発出場も果たし、今後のアストン・ヴィラでの活躍に期待を持たせるプレーを見せています。

バルセロナでの鬱憤をぜひヴィラでのプレーで吐き出してもらいたいですね。

 

 

ルーカス・ディーニュ(エヴァートン/フランス代表)

ポジション:LSB

生年月日:1993年7月20日(28歳)

2022.1.13 2500万ポンド(約39億円)で獲得決定

開幕からエヴァートンのLSBのレギュラーとしてプレーしていましたが、第14節のリバプール戦後に、戦術に関する不満を露わにしたところ、ベニテス監督との確執が表面化し、それ以降エヴァートンでの出場機会がありませんでした。

ディーニュ獲得には、チルウェルが怪我により今シーズン絶望になったチェルシーマンチェスター・シティが名乗りを上げていましたが、ヴィラが獲得レースに勝利しました。

加入後、早速リーグ戦2試合連続LSBとして先発フル出場を果たしています。

実力と経験あるサイドバックの加入は最終ラインをより強固にすることでしょう。

 

 

ロビン・オルセン(ローマ/スウェーデン代表)

ポジション:GK

生年月日:1990年1月8日(32歳)

2022.1.18 今シーズン終了までのレンタル移籍(買取オプション付き)が決定

経験豊かなスウェーデン代表のGKです。

2018年にローマに加入後、2018-19シーズンは公式戦35試合に出場し、その後はカリアリにレンタル移籍し、昨シーズンはエヴァートンにレンタル移籍していました。

今シーズン前半戦はチャンピオンシップのシェフィールド・ユナイテッドにレンタル移籍し、11試合に先発出場していました。

現在、正GKはエミリアーノ・マルティネスが務めていますが、控えのスティアーは第4節チェルシー戦で先発出場したのみ、3失点を喫しています。

経験あるバックアッパーの獲得により、GKの安定感もより増したことでしょう。

早速第23節エヴァートン戦ではベンチ入りしています。

 

 

カラム・チャンバース(アーセナル/イングランド代表)

ポジション:CB、RSB、DMF

生年月日:1995年1月20日(27歳)

2022,1.27 2025年6月末までの3年半契約での獲得決定

高い期待をかけられアーセナルに加入したものの、なかなかその期待に応えることは出来ず、今シーズンは開幕2試合は先発出場したものの、富安ホワイトの加入により、それ以降は出場機会は無い状態でした。

そんな中、ヴィラへの加入が発表され、契約期間は2025年6月末までの3年半と発表されています。

CBだけでなく、RSBやDMFもこなせるマルチロール性もあり、選手層の薄い最終ラインに厚みを加える存在になるでしょう。

もちろん出場機会も増えると思うので、ぜひヴィラの最終ラインに大きく貢献して欲しいですね。

 

 

ジョー・ゴメス(リバプール/イングランド代表)

ポジション:CB、SB

生年月日:1997年5月23日(24歳)

昨シーズン、左ひざの怪我により長期離脱し、今シーズン戦列復帰したものの、現状はCB4番手の位置づけで、kここまでリーグ戦での先発出場はなく、途中出場4試合のみの出場となっており、ナサニエル・フィリップスと同様、移籍の噂が出ています。

ジョー・ゴメスの獲得には、ヴィラをはじめ、レアル・マドリッドも獲得に乗り出しているようです。

今年行われるカタールW杯のメンバー入りを目指すためにも、出場機会を増やしアピールしたいところです。

リバプールは放出に否定的ですし、チャンバース獲得で、最終ラインの補強は一応行いましたが、ゴメス獲得となればさらに強固なDF陣を形成することになるでしょう。

 

 

イヴ・ビスマ(ブライトン/マリ代表)

ポジション:CMF、DMF

生年月日:1996年8月30日(25歳)

高いボール奪取力、推進力のあるドリブル、精度の高いパスなど、中盤の選手に求められる水準以上の能力を持ち、ポゼッションサッカーを展開するブライトンの主軸として活躍する、マリ代表のCMFです。

コウチーニョディーニュ獲得後の第3のターゲットとして、名前があがりましたが、移籍金として5000万ポンド(約78億円)を要求されたようです。

ドウグラス・ルイスと屈強なボランチコンビを組めば、相手に脅威を与えることでしょう。

ジェイコブ・ラムジーを前線で使う選択肢もありますし、さらに攻撃的なオプションも増えます。

高額な移籍金ではありますが、獲得に期待したいですね。

 

 

ロドリゴ・ベンタンクール(ユベントス/ウルグアイ代表)

ポジション:CMF、DMF

生年月日:1997年6月25日(24歳)

精度の高いパスを供給するだけでなく、高い守備力も誇る、ウルグアイ代表のCMFです。

2017年にユベントスに加入後、主力としてプレーして、今シーズンもここまでリーグ戦19試合に出場していますが、ユベントスベンタンクール獲得に2100万ポンド(約32億円)を求めているようです。

ヴィラの他にも、トッテナムベンタンクール獲得に乗り出したとの報道もありました。

期限ギリギリまで動きがありそうですね。

ヴィラへの加入が実現すれば、チーム内にレジスタタイプはいないだけに貴重な存在となるでしょう。

 

 

グレン・カマラ(レンジャーズ/フィンランド代表)

ポジション:CMF、DMF

生年月日:1995年10月28日(26歳)

ジェラード監督が今シーズン途中まで率いていたレンジャーズの主軸として活躍している守備的MFです。

身体能力を生かした高い守備力と縦への推進力のあるドリブルを武器に、ジェラード監督の下でも、高い評価を得て起用されていました。

今シーズンはここまでリーグ戦20試合、ELに5試合出場しています。

市場価格は600万ユーロ(約8億円)とされており、名前が挙がっている獲得候補との交渉が上手くいかなければ、獲得に本腰を入れることでしょう。

ジェラード監督就任前から、ヴィラはカマラに関心を示しており、ジェラード監督の存在もあり、移籍に向けての動きがあるかもしれません。

 

 

ルイス・スアレス(アトレティコ・マドリッド/ウルグアイ代表)

ポジション:CF、WG、ST

生年月日:1987年1月24日(35歳)

コウチーニョと同様、リバプールのチームメイトだった世界トップクラスのストライカーです。

35歳になりましたが、得点感覚は衰え知らず、アトレティコ・マドリッドのエースとして、今シーズンも20試合で7得点を記録しています。

しかし、スアレスアトレティコとの契約は今シーズン終了までとなっており、多くのクラブがスアレス獲得に関心を示しています。

ブラジルや中東、MLSのクラブがオファーがあったものの、それを断り、ジェラード監督と共にプレーすることを希望しているとの報道もありました。

スアレスの経験も若い選手たちに大きな影響を与えると思われ、獲得したら、面白い存在となりそうです。

 

 

 

放出が予想される退団選手

① DF アクセル・トゥアンゼベ

生年月日:1997年11月14日(24歳)

2022.1.6 マンチェスター・ユナイテッドからのローン移籍終了、ナポリへレンタル移籍

開幕前、チャンピオンシップ在籍時の18-19シーズン以来2度目のヴィラへのレンタル移籍が発表されました。

前回の在籍時は、公式戦35試合に出場しましたが、今シーズンはリーグ戦9試合の出場にとどまっていました。シーズン序盤、スミス監督采配時は5バックの一角として起用されていましたが、ジェラード監督が就任してからは途中出場2試合のみとなっていました。

レンタル元のマンチェスター・ユナイテッドトゥアンゼベとのレンタル移籍を打ち切り、ナポリに再レンタルさせました。

ナポリでの出場は現時点ではありませんが、ヴィラへのレンタル移籍と同時に23年6月末までの契約延長も発表されており、ユナイテッドからの期待も高い存在です。

新天地での活躍に期待したいですね。

 

 

② FW アンワル・エル・ガジ

生年月日:1995年5月3日(26歳)

2022.1.13 エヴァートンに今シーズン終了までのレンタル移籍決定

チャンピオンシップ在籍時の18-19シーズンにアヤックスから加入し、そのシーズンで31試合5得点6アシストを記録し、プレミアリーグ昇格に大きく貢献しました。

プレミアリーグ昇格後も、ヴィラの攻撃の中核として活躍してきましたが、今シーズンはリーグ戦9試合の出場にとどまっていました。

ここ最近の大型補強により、押し出されてしまった感じです。

そんな中、エヴァートンへの今シーズン終了までのレンタル移籍が決定しました。

エヴァートンも降格圏内に近い順位にいますので、少しでもチームを押し上げる活躍をしてほしいですね。

 

 

③ MF ドウグラス・ルイス

生年月日:1998年5月9日(23歳)

移籍先候補:アーセナル

2019年にアストン・ヴィラに加入後、豊富な運動量と、フィジカルを生かした高いボール奪取能力を武器に中盤の主軸として活躍してきました。

過去2シーズンはリーグ戦30試合以上出場し、今シーズンもここまでリーグ戦17試合に出場しています。

そんな中、中盤の補強が課題のアーセナルドウグラス・ルイスの獲得に関心を示しているようです。

対人の強さだけでなく、アシスト能力の高さも評価されており、アーセナルにとっては理想の存在かもしれません。

もちろんヴィラにとっても不可欠な存在と言えますが、ベンタンクール獲得のためにドウグラス・ルイスを売却するのではないかとの噂もあります。

 

 

④ MF アシュリー・ヤング

生年月日:1985年7月9日(36歳)

移籍先候補:ニューカッスル、ワトフォード

マンチェスター・ユナイテッドインテルなどを経て、10年ぶりの古巣復帰となったベテランです。

やはり、年齢による衰えもあるのか、今シーズン、リーグ戦12試合に出場、うち先発出場は7試合となっています。

5バック採用時はLWB、4バックの時にはLSBとして起用されていますが、この冬の移籍期間でディーニュを獲得したこともあり、LSBでの出場機会は少なくなることでしょう。

とはいえ、ヤングの経験を高く評価しているチームも多く、現在降格圏内に沈むニューカッスルワトフォードヤング獲得に関心を示しているようです。

 

 

⑤ MF マハムード・ハッサン “トレゼゲ”

生年月日:1994年10月1日(27歳)

移籍先候補:ガラダサライ

ここ最近の大型補強の煽りを最も受けている選手かもしれません。

2019年にカスムパシャからヴィラに加入後、19-20シーズンはリーグ戦34試合で6得点と主力として活躍しましたが、昨シーズンは21試合、今シーズンは途中出場の1試合のみの出場となっています。

ガラダサライトレゼゲ獲得に関心を示しているとの報道もありました。

ヴィラ加入前も獲得オファーを提示したようですが、移籍金で折り合いがつかなかったようです。

現在はアフリカ・ネーションズカップ参加により離脱していますが、復帰しても残念ながら出場機会を得るのは難しいかもしれません。

 

2022年冬の移籍決定情報

加入選手

GK

  • ロビン・オルセン (←ローマ)

 

DF

  • カルム・チャンバース (←アーセナル)
  • リュカ・ディーニュ (←エバートン)

 

MF

  • フィリペ・コウチーニョ (←バルセロナ)

 

 

退団選手

GK

  • ジェッド・スティアー (→ルートン)

 

DF

  • アクセル・トゥアンゼベ (→マンチェスター・ユナイテッド)
  • マット・ターゲット (→ニューカッスル)

 

MF

  • アンワル・エル・ガジ (→エバートン)
  • トレゼゲ (→イスタンブール・バシャクシェヒル)
  • ジェイデン・フィロジェン=ビデイス (→ストーク・シティ)

 

FW

  • キャメロン・アーチャー (→プレストン)
  • キーナン・デーヴィス (→ノッティンガム・フォレスト)

 

 

 

まとめ

いかがでしたか。

 

今回は、『アストン・ヴィラ2022冬の補強ポイントと最新移籍情報まとめ!噂の獲得候補・退団選手リストも調査!』と題してお伝えしました。

 

開幕前のグリーリッシュの売却益を元に、夏から冬にかけて積極的な補強を行い、ジェラード監督の下、攻撃的なチームに生まれ変わろうとしています。間違いなく、この冬のプレミアリーグでの移籍市場の主役はアストン・ヴィラだと言えるでしょう。

適材適所の補強を行い、シーズン後半戦の巻き返し、また来シーズンに向けて期待を高める戦いぶりを見せてほしいですね。

 

他に気になるチームはありますか?

プレミアリーグ(イングランド)

 

ブンデスリーガ(ドイツ)

 

リーガエスパニョーラ(スペイン)

 

セリエA(イタリア)

 

リーグアン(フランス)

いつもありがとうございます

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